JP2012089187A - メモリセル、半導体メモリ、システムおよびデータ書き込み方法 - Google Patents

メモリセル、半導体メモリ、システムおよびデータ書き込み方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 メモリセルに形成される第1および第2磁気トンネル接合素子を、簡易に互いに逆の抵抗状態に設定する。
【解決手段】 第1磁気トンネル接合素子は、第1電圧線と接続ノードとの間に配置され、固定層が接続ノードに接続され、フリー層が第1電圧線に接続されている。第2磁気トンネル接合素子は、第2電圧線と接続ノードとの間に配置され、固定層が第2電圧線に接続され、フリー層が接続ノードに接続されている。選択トランジスタは、第3電圧線と接続ノードとの間に配置され、ゲートが第4電圧線に接続されている。第1および第2電圧線と第3電圧線とを互いに反対レベルの電圧に設定することで、第1および第2磁気トンネル接合素子の抵抗状態を互いに逆の状態に設定できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気トンネル接合素子の抵抗値に応じて論理を記憶するメモリセル、メモリセルを有する半導体メモリ、半導体メモリを有するシステムおよびメモリセルへのデータ書き込み方法に関する。
磁気抵抗効果素子の抵抗値に応じてデータの論理を記憶する半導体メモリとして、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM;Magnetic Random Access Memory)が知られている。MRAMのメモリセルに形成される磁気抵抗効果素子の1つとして、トンネル絶縁膜を介して積層された2つの強磁性層を有する磁気トンネル接合(MTJ;Magnetic Tunnel Junction)素子がある。磁気トンネル接合素子の抵抗値は、2つの強磁性層の磁化方向の向きが平行のときに低くなり、2つの強磁性層の磁化方向の向きが反平行のときに高くなる。MRAMの読み出し動作では、メモリセルに保持されている論理は、磁気トンネル接合素子の抵抗値を電気的にモニタすることで判定される。この種のMRAMとして、MTJ素子に直接電流を流すことでメモリセルにデータを書き込むスピン注入型のMRAMが知られている。
一方、データの読み出しマージンを向上するために、互いに逆の論理が書き込まれる一対のMTJ素子を含むメモリセルを用いた、いわゆる配線電流磁場書き込み型のMRAMが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この種のMRAMでは、MTJ素子の一端は、一方向に延在する一対の書き込みワード線にそれぞれ接続され、書き込みワード線に交差する方向に延在するディジット線は、MTJ素子上に配線される。そして、書き込み動作では、一対の書き込みワード線に互いに逆向きの電流が流され、ディジット線に電流が流されることにより、MTJ素子の周囲に合成磁界がそれぞれ生じ、相補の論理が一対のMTJ素子に書き込まれる。
国際公開WO2007−49353号公報
上述したように、スピン注入型のMRAMの書き込み動作では、データの論理は、MTJ素子に直接電流を流すことでメモリセルに書き込まれる。しかしながら、スピン注入型のMRAMでは、一対のMTJ素子を用いてメモリセルを形成する手法は提案されていない。
本発明の一形態では、メモリセルは、第1電圧線と接続ノードとの間に配置され、固定層が接続ノードに接続され、フリー層が第1電圧線に接続される第1磁気トンネル接合素子と、第2電圧線と接続ノードとの間に配置され、固定層が第2電圧線に接続され、フリー層が接続ノードに接続される第2磁気トンネル接合素子と、第3電圧線と接続ノードとの間に配置され、ゲートが第4電圧線に接続される選択トランジスタとを有している。
第1および第2電圧線と第3電圧線とを互いに反対レベルの電圧に設定することで、第1および第2磁気トンネル接合素子の抵抗状態を互いに逆の状態に設定でき、メモリセルにデータを簡易に書き込みできる。
一実施形態におけるメモリセルの例を示している。 図1に示したメモリセルの断面構造の例を示している。 図1に示したメモリセルを有する半導体メモリの例を示している。 図3に示した半導体メモリの書き込み動作時のメモリセルの状態を示している。 図3に示した半導体メモリの書き込み動作の例を示している。 図3に示した半導体メモリの読み出し動作時のメモリセルの状態を示している。 図3に示した半導体メモリの読み出し動作時のデータの論理の判定方法の例を示している。 図3に示した半導体メモリの読み出し動作の例を示している。 別の実施形態における半導体メモリの例を示している。 上述した半導体メモリが搭載されるシステムの例を示している。
以下、実施形態を図面を用いて説明する。以下の説明では、信号または電圧が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。
図1は、一実施形態におけるメモリセルMCの例を示している。例えば、メモリセルMCは、不揮発性半導体メモリの一種であるスピン注入型のMRAMに形成される。メモリセルMCは、磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2および選択トランジスタSTを有している。各磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2は、トンネル絶縁膜TLを介して積層された2つの強磁性層(固定層PLと自由層FL)を有している。図1および以降の図の磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2では、矢印の先端側に自由層FLが配置されることを示す。
各磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2の電気抵抗は、固定層PLと自由層FLの磁化方向が平行のときに低く(パラレル状態)、固定層PLと自由層FLの磁化方向が反平行のときに高い(アンチパラレル状態)。例えば、パラレル状態は論理0と定義され、アンチパラレル状態は論理1と定義される。
磁気トンネル接合素子MTJ1は、電圧線BL1と接続ノードCNとの間に配置され、固定層PLが接続ノードCNに接続され、フリー層FLが電圧線BL1に接続されている。磁気トンネル接合素子MTJ2は、電圧線BL2と接続ノードCNとの間に配置され、固定層PLが電圧線BL2に接続され、フリー層FLが接続ノードCNに接続されている。選択トランジスタSTは、電圧線SLと接続ノードCNとの間に配置され、ゲートが電圧線WLに接続されている。なお、図1では、1つのメモリセルMCを示しているが、複数のメモリセルMCを電圧線SLと電圧線BL1、BL2との間に接続してもよい。このとき、各メモリセルMCは、互いに異なる電圧線WLに接続される。
図1に示すメモリセルMCの書き込み動作では、互いに逆の論理が磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2に書き込まれる。例えば、磁気トンネル接合素子MTJ1が高抵抗状態で磁気トンネル接合素子MTJ2が低抵抗状態のとき、メモリセルMCは論理1を保持していると定義する。磁気トンネル接合素子MTJ1が低抵抗状態で磁気トンネル接合素子MTJ2が高抵抗状態のとき、メモリセルMCは論理0を保持していると定義する。なお、論理の定義は上記と逆でもよい。
メモリセルMCへの論理1の書き込み動作では、電圧線SLがハイレベル(書き込み電圧)に設定され、電圧線BL1、BL2がロウレベルに設定され、選択トランジスタSTがハイレベル(選択電圧)に設定される。これにより、磁気トンネル接合素子MTJ1には固定層PLから自由層FLに向けて電流が流れ、磁気トンネル接合素子MTJ1は高抵抗状態に設定される。磁気トンネル接合素子MTJ2には自由層FLから固定層PLに向けて電流が流れ、磁気トンネル接合素子MTJ2は低抵抗状態に設定される。すなわち、メモリセルMCに論理1が書き込まれる。
一方、メモリセルMCへの論理0の書き込み動作では、電圧線SLがロウレベルに設定され、電圧線BL1、BL2がハイレベル(書き込み電圧)に設定され、選択トランジスタSTがハイレベル(選択電圧)に設定される。これにより、磁気トンネル接合素子MTJ1には自由層FLから固定層PLに向けて電流が流れ、磁気トンネル接合素子MTJ1は低抵抗状態に設定される。磁気トンネル接合素子MTJ2には固定層PLから自由層FLに向けて電流が流れ、磁気トンネル接合素子MTJ2は高抵抗状態に設定される。すなわち、メモリセルMCに論理0が書き込まれる。
このように、磁気トンネル接合素子MTJ1の固定層PLと磁気トンネル接合素子MTJ2の自由層FLとを接続ノードCNに接続することにより、電圧線SLと電圧線BL1、BL2とを互いに逆の電圧に設定することで、メモリセルMCにデータの論理を容易に書き込みできる。この結果、メモリセルMCに接続される電圧線WL、BL1、BL2、SLを駆動するドライバを簡易にできる。
もし、磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2の両方の固定層PL(または両方の自由層FL)が接続ノードCNに接続されるとき、書き込み動作は、電圧線BL1、BL2を互いに逆の電圧に設定して実行する必要がある。しかし、電圧線SLと電圧線BL1、BL2との間に複数のメモリセルMCが接続されるとき、複数のメモリセルMCに同じデータが書き込まれてしまう。これを防止するために、図1に示すように、磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2は互いに逆向きに接続ノードCNに接続し、選択トランジスタSTを介して電圧線SLに接続する必要がある。これにより、書き込み動作時に、選択トランジスタSTを介して磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2に書き込み電流を選択的に流すことができ、着目するメモリセルMCに選択的にデータを書き込みできる。
メモリセルMCの読み出し動作では、電圧線BL1がハイレベル(読み出し電圧)に設定され、電圧線BL2がロウレベルに設定され、選択トランジスタSTがハイレベル(選択電圧)に設定される。これにより、磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2の抵抗状態に応じて分圧された電圧が、接続ノードCNに生成される。なお、読み出し電圧は、磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2に流れる電流が書き込み電流を超えないように設定される。例えば、読み出し電圧は書き込み電圧より低い。
磁気トンネル接合素子MTJ1が高抵抗状態で、磁気トンネル接合素子MTJ2が低抵抗状態のときに、分圧された電圧は相対的に低い。磁気トンネル接合素子MTJ1が低抵抗状態で、磁気トンネル接合素子MTJ2が高抵抗状態のときに、分圧された電圧は相対的に高い。接続ノードCNの電圧は、選択トランジスタSTを介して電圧線SLに伝達される。そして、電圧線SLの電圧をモニタすることにより、メモリセルMCに保持されているデータの論理が読み出される。例えば、電圧線SLの電圧が読み出し電圧の半分の値より低いとき、メモリセルMCに論理1が保持されていることが判定される。電圧線SLの電圧が読み出し電圧の半分の値より高いとき、メモリセルMCに論理0が保持されていることが判定される。
図2は、メモリセルMCの断面構造の例を示している。メモリセルMCは、半導体基板SUBに設けられる選択トランジスタST上に形成される。例えば、半導体基板SUBはp形基板であり、選択トランジスタSTはnMOSトランジスタである。選択トランジスタSTは、ソースSCをプラグコンタクトPC1を介して電圧線SLに接続し、ドレインDRをプラグコンタクトPC2(接続ノードCN)に接続している。特に限定されないが、電圧線WLはポリシリコン配線層POLYを用いて形成され、電圧線SLは第1金属配線層M1を用いて形成される。
各磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2は、第2金属配線層M2と第3金属配線層M3の間に、固定層PL、トンネル絶縁膜TLおよび自由層FLを順に積層して形成される。電圧線BL1は、第3金属配線層M3を用いて形成され、磁気トンネル接合素子MTJ1の自由層FLに接続される。磁気トンネル接合素子MTJ1の固定層PLは、第2金属配線層M2に形成される配線W2を介して接続ノードCNに接続される。
電圧線BL2は、第2金属配線層M2を用いて形成され、磁気トンネル接合素子MTJ2の固定層PLに接続される。磁気トンネル接合素子MTJ2の自由層FLは、第3金属配線層M3に形成される配線W3およびプラグコンタクトPC3を介して接続ノードCNに接続される。
この実施形態では、電圧線BL1、BL2は、異なる配線層M3、M2にそれぞれ形成される。これにより、磁気トンネル接合素子MTJ1の固定層PLと磁気トンネル接合素子MTJ2の自由層FLとを接続ノードCNに接続するときにも、磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2の断面構造を同じにできる。還元すれば、磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2を同じ製造工程を用いて製造できる。この結果、メモリセルMCの製造工程が複雑になることを防止できる。
図3は、図1に示したメモリセルMCを有する半導体メモリMEMの例を示している。半導体メモリMEMは、メモリセルアレイARY、ワード線ドライバWLDRV、ビット線ドライバBLDRV、ソース線ドライバSLDRVおよびセンスアンプSAを有している。なお、以降の説明では、電圧線BL1、BL2はビット線BL1、BL2と称し、電圧線SLはソース線SLと称し、電圧線WLはワード線WLと称する。
メモリセルアレイARYは、マトリックス状に配置された複数のメモリセルMCを有している。図3の横方向に並ぶメモリセルMCは、1つおきに同じワード線WL(WL0、WL1、...、WLn−1、WLn)に接続されている。図3の縦方向に並ぶメモリセルMCは、共通のソース線SL(SL0、SL1、...、SLm−1、SLm)および共通のビット線BL1(BL10、BL11、...、BL1m−1、BLm)、BL2(BL20、BL21、...、BL2m−1、BL2m)に接続されている。特に限定されないが、メモリセルアレイARYは、n+1本のワード線WLと、m+1本のソース線SLと、m+1本のビット線対BL1、BL2とを有している。なお、m+1本は偶数である。
ワード線ドライバWLDRVは、書き込み動作時および読み出し動作時に、アドレス信号ADに応じて、ワード線WLのいずれかをハイレベルに活性化し、他のワード線WLをロウレベルに非活性化する。書き込み動作の例は、図4および図5に示し、読み出し動作の例は、図6から図8に示す。
ビット線ドライバBLDRVは、書き込み動作時に、ビット線BL1、BL2を、書き込みデータDIの論理に応じてロウレベル(例えば、接地電圧)またはハイレベル(書き込み電圧)に設定する。例えば、書き込みデータDIのビット数は”m+1”の半分である。ビット線ドライバBLDRVは、読み出し動作時に、ビット線BL1をハイレベル(読み出し電圧)に設定し、ビット線BL2をロウレベル(例えば、接地電圧)に設定する。なお、ワード線WLはメモリセルMCの1つおきに接続される。このため、ビット線ドライバBLDRVは、活性化されるワード線WLによりアクセスされるメモリセルMCに接続されるビット線(アクセスビット線)BL1、BL2を駆動し、それ以外のビット線(非アクセスビット線)BL1、BL2の駆動を停止してもよい。例えば、非アクセスビット線BL1、BL2は、接地電圧に設定される。
ソース線ドライバSLDRVは、書き込み動作時に、書き込みデータDIの論理に応じて、対応するソース線SLをロウレベル(例えば、接地電圧)またはハイレベル(書き込み電圧)に設定する。なお、ソース線ドライバSLDRVは、ビット線ドライバBLDRVと同様に、活性化されるワード線WLによりアクセスされるメモリセルMCに接続されるソース線(アクセスソース線)SLを駆動し、それ以外のソース線(非アクセスソース線)SLの駆動を停止してもよい。例えば、非アクセスソース線SLは、接地電圧に設定される。
ソース線ドライバSLDRVは、読み出し動作時に、アクセスソース線SLをフローティング状態に設定し、非アクセスソース線SLをリファレンス電圧に設定する。読み出し動作時に、アクセスソース線SLは、メモリセルMCに保持されているデータの論理に応じた電圧が生成される読み出しソース線SLとして機能する。読み出し動作時に、非アクセスソース線SLは、リファレンス電圧が供給されるリファレンスソース線SLとして機能する。例えば、リファレンス電圧は、ビット線BL1に設定される読み出し電圧の半分の値である。
センスアンプSAは、読み出し動作時にフローティング状態に設定される読み出しソース線SLと、リファレンス電圧に設定されるリファレンスソース線SLとに接続されている。例えば、センスアンプSAは、差動入力タイプであり、偶数番号のソース線SLをマイナス入力端子で受け、奇数番号のソース線SLをプラス入力端子で受ける。
センスアンプSAは、読み出し動作時に動作し、読み出しソース線SLとリファレンスソース線SLとの電圧を比較する。そして、センスアンプSAは、活性化されたワード線WLに接続されているメモリセルMCに保持されているデータの論理を判定し、判定した値を読み出しデータDOとして出力する。例えば、読み出しデータDOのビット数は、書き込みデータDIと同様に、”m+1”の半分である。
図4は、図3に示した半導体メモリMEMの書き込み動作時のメモリセルMCの状態を示している。この例では、図3に示したワード線WL2に接続されるメモリセルMCにデータが書き込まれる。ソース線SLは、偶数番号のソース線SL(SL0、SL2等)のいずれかである。ビット線BL1、BL2は、偶数番号のビット線BL1、BL2(BL10、BL20、BL1m−1、BL2m−1等)のいずれかである。
メモリセルMCに論理1が書き込まれるとき、ソース線SLは書き込み電圧VWRに設定され、ビット線BL1、BL2は接地電圧GNDに設定される。ワード線WL2がハイレベル(例えば、外部電源電圧VDD)に活性化されると、選択トランジスタSTがオンする。これにより、磁気トンネル接合素子MTJ1を介してソース線SLからビット線BL1に電流IC1が流れ、磁気トンネル接合素子MTJ2を介してソース線SLからビット線BL2に電流IC2が流れる。電流IC1は、磁気トンネル接合素子MTJ1を固定層PLから自由層FLに向けて流れるため、磁気トンネル接合素子MTJ1は高抵抗状態RHになる。電流IC2は、磁気トンネル接合素子MTJ2を自由層FLから固定層PLに向けて流れるため、磁気トンネル接合素子MTJ2は低抵抗状態RLになる。すなわち、メモリセルMCに論理1が書き込まれる。
一方、メモリセルMCに論理0が書き込まれるとき、ソース線SLは接地電圧GNDに設定され、ビット線BL1、BL2は書き込み電圧VWRに設定される。ワード線WL2がハイレベル(例えば、外部電源電圧VDD)に活性化されると、選択トランジスタSTがオンする。これにより、磁気トンネル接合素子MTJ1を介してビット線BL1からソース線SLに電流IC1が流れ、磁気トンネル接合素子MTJ2を介してビット線BL2からソース線SLに電流IC2が流れる。電流IC1は、磁気トンネル接合素子MTJ1を自由層FLから固定層PLに向けて流れるため、磁気トンネル接合素子MTJ1は低抵抗状態RLになる。電流IC2は、磁気トンネル接合素子MTJ2を固定層PLから自由層FLに向けて流れるため、磁気トンネル接合素子MTJ2は高抵抗状態RHになる。すなわち、メモリセルMCに論理0が書き込まれる。
図5は、図3に示した半導体メモリMEMの書き込み動作の例を示している。この例においても、図4と同様に、図3に示したワード線WL2に接続されるメモリセルMCにデータが書き込まれる。
まず、半導体メモリMEMの外部端子に書き込みコマンドWR、アドレス信号ADおよび書き込みデータDIが供給される(図5(a))。図3に示したビット線ドライバBLDRVおよびソース線ドライバSLDRVは、アドレス信号ADに応じてワード線WL2が選択されることを認識する。そして、ビット線ドライバBLDRVは、偶数番号のビット線対BL1、BL2を、書き込みデータDIの論理に応じて書き込み電圧VWRまたはロウレベルに設定する(図5(b))。ビット線ドライバBLDRVは、奇数番号のビット線対BL1、BL2をロウレベルに設定する(図5(c))。ソース線ドライバSLDRVは、偶数番号のソース線SLを、書き込みデータDIの論理に応じてロウレベルまたは書き込み電圧VWRに設定する(図5(d))。ソース線ドライバSLDRVは、奇数番号のソース線SLをロウレベルに設定する(図5(e))。
次に、図3に示したワード線ドライバWLDRVは、アドレス信号ADに応じてワード線WL2をハイレベルに活性化し、他のワード線WLをロウレベルに非活性化する(図5(f))。これにより、ワード線WL2に接続されているメモリセルMCにデータが書き込まれる。メモリセルMCにデータが書き込まれた後、ワード線ドライバWLDRVは、ワード線WL2をロウレベルに非活性化する(図5(g))。この後、ビット線ドライバBLDRVは、ビット線BL1、BL2をロウレベルにリセットする(図5(h))。ソース線ドライバSLDRVは、ソース線SLをロウレベルにリセットする(図5(i))。そして、書き込み動作が完了する。
図6は、図3に示した半導体メモリMEMの読み出し動作時のメモリセルMCの状態を示している。この例では、図3に示したワード線WL2に接続されるメモリセルMCからデータが読み出される。データが読み出されるアクセスソース線SLは、偶数番号のソース線SL(SL0、SL2等)のいずれかである。リファレンス電圧が供給されるリファレンスソース線SLは、奇数番号のソース線SL(SL1、SL3等)のいずれかである。ビット線BL1、BL2は、偶数番号のビット線BL1、BL2(BL10、BL20、BL1m−1、BL2m−1等)のいずれかである。
読み出し動作では、ビット線BL1が読み出し電圧VRD(正の電圧)に設定され、ビット線BL2が接地電圧GNDに設定される。アクセスソース線SLはフローティング状態FLTに設定され、リファレンスソース線SLは読み出し電圧VRDの半分の値VRD/2に設定される。ビット線BL1、BL2がハイレベルおよびロウレベルにそれぞれ設定されることにより、磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2の抵抗状態に応じて、接続ノードCNに分圧電圧が生成される。なお、上述したように、読み出し電圧VRDは、読み出し動作時に磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2に流れる電流が書き込み電流を超えないように、書き込み電圧より低い値に設定される。
ワード線WL2がハイレベル(例えば、外部電源電圧VDD)に活性化されると、選択トランジスタSTはオンし、接続ノードCNの電圧がアクセスソース線SLに伝達される。ここで、アクセスソース線SLの電圧を接続ノードCNの電圧と等しくするために、ワード線WL2の活性化電圧は、接続ノードCNの最大電圧に選択トランジスタSTの閾値電圧を加えた値より高く設定される。センスアンプSAは、アクセスソース線SLの電圧が、リファレンス電圧VRD/2より高いか低いかを判定し、判定結果を読み出しデータDOとして出力する。
メモリセルMCに論理1が保持されているとき、センスアンプSAのマイナス入力に接続されるアクセスソース線SLの電圧は、リファレンス電圧VRD/2より低くなるため、論理1の読み出しデータDOが出力される。メモリセルMCに論理0が保持されているとき、アクセスソース線SLの電圧は、リファレンス電圧VRD/2より高くなるため、論理0の読み出しデータDOが出力される。
なお、奇数番号のソース線SLに接続されるメモリセルMCからデータが読み出されるとき、リファレンス電圧はセンスアンプSAのプラス入力に供給される。このため、奇数番号のソース線SLに接続されるメモリセルMCからデータが読み出されるとき、センスアンプSAは判定した論理を反転して、読み出しデータDOとして出力する。あるいは、奇数番号のソース線SLに接続されるメモリセルMCからデータが読み出されるとき、ビット線BL1を接地電圧GNDに設定し、ビット線BL2を読み出し電圧VRDに設定してもよい。さらに、奇数番号のソース線SLに接続されるメモリセルMCにデータを書き込むときに、書き込みデータDIと逆の論理を書き込んでもよい。
図7は、図3に示した半導体メモリMEMの読み出し動作時のデータの論理の判定方法の例を示している。この実施形態では、メモリセルMCに書き込まれる論理に応じて、磁気トンネル接合素子MTJ1、MTJ2の抵抗状態が互いに逆になる。このため、メモリセルMCに論理1が保持されているとき(MTJ1=RH、MTJ2=RL)、接続ノードCNの電圧VSIGはリファレンス電圧VRD/2より低くなる。メモリセルMCに論理0が保持されているとき(MTJ1=RL、MTJ2=RH)、接続ノードCNの電圧VSIGはリファレンス電圧VRD/2より高くなる。
図8は、図3に示した半導体メモリMEMの読み出し動作の例を示している。この例では、図3に示したワード線WL2に接続されるメモリセルMCからデータが読み出される。
まず、半導体メモリMEMの外部端子に読み出しコマンドRDおよびアドレス信号ADが供給される(図8(a))。図3に示したソース線ドライバSLDRVは、アドレス信号ADに応じてワード線WL2が選択されることを認識する。ソース線ドライバSLDRVは、偶数番号のソース線SLをフローティング状態に設定し、奇数番号のソース線SLをリファレンス電圧VRD/2に設定する(図8(b、c))。なお、例えば、図3に示したワード線WL3に接続されるメモリセルMCからデータが読み出されるとき、偶数番号のソース線SLはリファレンス電圧VRD/2に設定され、奇数番号のソース線SLはフローティング状態に設定される。
ビット線ドライバBLDRVは、ビット線BL1を読み出し電圧VRDに設定し、ビット線BL2をロウレベルに設定する(図8(d、e))。これにより、メモリセルMCに保持されている論理に応じて、接続ノードCNに電圧が発生する(図8(f))。
次に、図3に示したワード線ドライバWLDRVは、アドレス信号ADに応じてワード線WL2をハイレベルに活性化し、他のワード線WLをロウレベルに非活性化する(図8(g))。ワード線WL2の活性化により、接続ノードCNと偶数番号のソース線SLとが接続され、接続ノードCNの電圧が偶数番号のソース線SLに伝達される(図8(h))。すなわち、偶数番号のソース線SLのソース線SLの電圧は、メモリセルMCに保持されている論理に応じて上昇する。
次に、図3に示したセンスアンプSAが動作し、偶数番号のソース線SLの電圧を奇数番号のソース線SLのリファレンス電圧VRD/2と比較し、比較結果に応じて、論理0または論理1の読み出しデータDOを出力する(図8(i))。読み出しデータDOは、半導体メモリMEMのデータ端子から出力される。
この後、ビット線ドライバBLDRVは、ビット線BL1をロウレベルにリセットする(図8(j))。ソース線ドライバSLDRVは、ソース線SLをロウレベルにリセットする(図8(k、l))。ワード線WL2が活性化されているため、接続ノードCNの電圧は、偶数番号のソース線SLの電圧の低下とともにロウレベルに変化する(図8(m))。次に、ワード線ドライバWLDRVは、ワード線WL2をロウレベルに非活性化する(図8(n))。そして、センスアンプSAが停止し、書き込み動作が完了する。
以上、この実施形態では、書き込み動作時に、ソース線SLとビット線BL1、BL2とを互いに逆レベルの電圧に設定することで、メモリセルMCにデータを容易に書き込みできる。この際、ソース線SLと接続ノードCNとを選択トランジスタSTを介して接続することで、ビット線BL1、BL2に複数のメモリセルMCが接続されるときにも、着目するメモリセルMCに選択的にデータを書き込みできる。
図9は、別の実施形態における半導体メモリの例を示している。上述した実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明は省略する。例えば、半導体メモリMEMは、スピン注入型のMRAMである。この実施形態では、各ワード線WLは、図9の横方向に並ぶ全てメモリセルMCに接続されている。センスアンプSAは、各ソース線SLに接続されている。センスアンプのマイナス入力は各ソース線SLに接続され、センスアンプSAのプラス入力は専用のリファレンス電圧線VRD/2に接続されている。
すなわち、この実施形態では、1回の書き込み動作において、mビットの書き込みデータDIが半導体メモリMEMに供給され、メモリセルMCに書き込まれる。1回の読み出し動作において、mビットの読み出しデータDOがメモリセルMCから読み出され、半導体メモリMEMから出力される。書き込み動作は、図4と同様に実施され、読み出し動作は、図6と同様に実施される。以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
図10は、上述した半導体メモリMEMが搭載されるシステムSYSの例を示している。システムSYS(ユーザシステム)は、例えば、携帯機器等のマイクロコンピュータシステムの少なくとも一部を含んでいる。システムSYSの形態は、シリコン基板上に複数のマクロが集積されたシステムオンチップSoC、あるいはパッケージ基板上に複数のチップが搭載されたシステムインパッケージSiPのいずれでもよい。
例えば、システムSYSは、CPU、ROMおよび周辺回路PERIと、上述した半導体メモリMEMのいずれかとを有している。CPU、ROM、周辺回路PERIおよび半導体メモリMEMは、システムバスSBUSにより互いに接続されている。ROMは、CPUにより実行されるプログラムを格納している。CPUは、ROMにアクセスするとともに、半導体メモリMEMにアクセスし、システム全体の動作を制御する。なお、CPPUにより実行されるプログラムが半導体メモリMEMに格納されるとき、ROMは不要である。周辺回路PERIは、システムSYSに接続される入力装置および出力装置の少なくともいずれかを制御する。半導体メモリMEMは、CPUからのアクセス要求に応じて、書き込み動作および読み出し動作を実行する。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物に拠ることも可能である。
AD‥アドレス信号;ARY‥メモリセルアレイ;BL1、BL2‥ビット線;BLDRV‥ビット線ドライバ;VDD‥外部電源電圧;DI‥書き込みデータ;DO‥読み出しデータ;DR‥ドレイン;FL‥自由層;FLT‥フローティング状態;IC1、IC2‥電流;M1‥第1金属配線層;M2‥第2金属配線層;M3‥第3金属配線層;MC‥メモリセル;MEM‥半導体メモリ;MTJ1、MTJ2‥磁気トンネル接合素子;PC1、PC2、PC3‥プラグコンタクト;PERI‥周辺回路;PL‥固定層;POLY‥ポリシリコン配線層;RH‥高抵抗状態;RL‥低抵抗状態;SA‥センスアンプ;SBUS‥システムバス;SC‥ソース;SL‥ソース線;SLDRV‥ソース線ドライバ;ST‥選択トランジスタ;SUB‥半導体基板;SYS‥システム;TL‥トンネル絶縁膜;VRD‥読み出し電圧;VWR‥書き込み電圧;W2、W3‥配線;WL‥ワード線;WLDRV‥ワード線ドライバ

Claims (6)

  1. 第1電圧線と接続ノードとの間に配置され、固定層が前記接続ノードに接続され、フリー層が前記第1電圧線に接続される第1磁気トンネル接合素子と、
    第2電圧線と前記接続ノードとの間に配置され、固定層が前記第2電圧線に接続され、フリー層が前記接続ノードに接続される第2磁気トンネル接合素子と、
    第3電圧線と前記接続ノードとの間に配置され、ゲートが第4電圧線に接続される選択トランジスタと
    を備えていることを特徴とするメモリセル。
  2. 第1電圧線と接続ノードとの間に配置され、固定層が前記接続ノードに接続され、フリー層が前記第1電圧線に接続される第1磁気トンネル接合素子と、
    第2電圧線と前記接続ノードとの間に配置され、固定層が前記第2電圧線に接続され、フリー層が前記接続ノードに接続される第2磁気トンネル接合素子と、
    第3電圧線と前記接続ノードとの間に配置され、ゲートが第4電圧線に接続される選択トランジスタと
    を含む少なくとも1つのメモリセルと、
    書き込み動作時に、前記メモリセルに書き込む論理に応じて、前記第1電圧線および前記第2電圧線をハイレベルである書き込み電圧に設定し、または前記第1電圧線および前記第2電圧線をロウレベルに設定する第1ドライバと、
    書き込み動作時に、前記メモリセルに書き込む論理に応じて、前記第3電圧線を前記第1電圧線および前記第2電圧線と反対のレベルに設定する第2ドライバと、
    書き込み動作時に、前記選択トランジスタをオンするために前記第4電圧線を駆動する第3ドライバと、
    を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  3. 前記第3電圧線に接続されるセンスアンプを備え、
    前記第1ドライバは、読み出し動作時に、前記第1電圧線および前記第2電圧線の一方をハイレベルである読み出し電圧に設定し、前記第1電圧線および前記第2電圧線の他方をロウレベルに設定し、
    前記第2ドライバは、読み出し動作時に、前記第3電圧線の駆動を停止し、
    前記第3ドライバは、読み出し動作時に、前記選択トランジスタをオンするために前記第4電圧線を駆動し、
    前記センスアンプは、前記選択トランジスタを介して前記接続ノードから前記第3電圧線に伝達される電圧を前記読み出し電圧の半分の値を有するリファレンス電圧と比較することで、前記メモリセルに保持されている論理を判定すること
    を特徴とする請求項2記載の半導体メモリ。
  4. 一対の前記メモリセルを含むメモリセル対を備え、
    前記メモリセル対の前記メモリセルは、接続される前記第4電圧線が互いに異なり、接続される前記第3電圧線が互いに異なり、
    前記センスアンプは、前記メモリセル対に接続された一対の前記第3電圧線に接続され、
    前記第2ドライバは、読み出し動作時に、前記メモリセル対のうちデータが読み出される前記メモリセルに接続される前記第3電圧線の駆動を停止し、前記メモリセル対のうちデータが読み出されない前記メモリセルに接続される前記第3電圧線を前記リファレンス電圧に設定し、
    前記第3ドライバは、読み出し動作時に、前記メモリセル対のうちデータが読み出される前記メモリセルに接続される第4電圧線を駆動し、前記メモリセル対のうちデータが読み出されない前記メモリセルに接続される第4電圧線の駆動を停止すること
    を特徴とする請求項3記載の半導体メモリ。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項記載の半導体メモリと、
    前記半導体メモリのアクセスを制御するコントローラと
    を備えていることを特徴とするシステム。
  6. 第1電圧線と接続ノードとの間に配置され、固定層が前記接続ノードに接続され、フリー層が前記第1電圧線に接続される第1磁気トンネル接合素子と、
    第2電圧線と前記接続ノードとの間に配置され、固定層が前記第2電圧線に接続され、フリー層が前記接続ノードに接続される第2磁気トンネル接合素子と、
    第3電圧線と前記接続ノードとの間に配置され、ゲートが第4電圧線に接続される選択トランジスタと
    を含むメモリセルへのデータ書き込み方法であって、
    前記メモリセルに書き込む論理に応じて、前記第1電圧線および前記第2電圧線をハイレベルである書き込み電圧に設定し、または前記第1電圧線および前記第2電圧線をロウレベルに設定し、
    前記メモリセルに書き込む論理に応じて、前記第3電圧線を前記第1電圧線および前記第2電圧線と反対のレベルに設定し、
    前記選択トランジスタをオンするために前記第4電圧線を駆動し、
    前記第1磁気トンネル接合素子および前記第2磁気トンネル接合素子の一方と他方とを高抵抗状態と低抵抗状態とにそれぞれ設定することで、前記メモリセルにデータの論理を書き込むこと
    を特徴とするデータ書き込み方法。
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