JP2012088060A - 影響係数取得方法 - Google Patents
影響係数取得方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012088060A JP2012088060A JP2010232353A JP2010232353A JP2012088060A JP 2012088060 A JP2012088060 A JP 2012088060A JP 2010232353 A JP2010232353 A JP 2010232353A JP 2010232353 A JP2010232353 A JP 2010232353A JP 2012088060 A JP2012088060 A JP 2012088060A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- data
- rotating body
- cutting
- influence coefficient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Testing Of Balance (AREA)
Abstract
【解決手段】互いに異なる条件で得られた回転体の第1および第2の振動データと、第1および第2の切削対象部におけるバランス変化に対する回転体の振動変化を示す基本影響係数とに基づいて、第1および第2の切削対象部に対応する第1および第2のアンバランスデータを算出し、当該データに基づいて回転体を切削してバランス修正を行う(ステップS1、S2、S4)。バランス修正の過程で得た振動データと切削のデータとに基づいて、新たな影響係数を算出する(ステップS9)。
【選択図】図3
Description
(1)試し錘の取り付けおよび取り外しをするため、その分、時間がかかる。
(2)試し錘の取付方法として、接着やネジ止めがあるが、接着の場合は接着剤の質量を把握できず、ネジ止めの場合は、回転中にネジが緩むとネジや試し錘が飛散する。
(A)回転体を第1の回転速度で回転させた状態で、回転体を支持する支持体の振動を計測しつつ回転体の回転角を計測し、該振動と回転角に基づいて第1の振動データを生成し、回転体を第2の回転速度で回転させた状態で、前記支持体の振動を計測しつつ回転体の回転角を計測し、該振動と回転角に基づいて第2の振動データを生成し、
(B)前記(A)で生成した第1および第2の振動データと、回転体における第1および第2の切削対象部におけるバランス変化に対する回転体の振動変化を示す基本影響係数とに基づいて、第1および第2の切削対象部にそれぞれ対応する第1および第2のアンバランスデータを算出し、
(C)第1のアンバランスデータに基づいて第1の切削対象部を切削し、第2のアンバランスデータに基づいて第2の切削対象部を切削し、
(D)前記(A)〜(C)を繰り返し、
(E)前記(C)を設定回数だけ行ったら、回転体を第1の回転速度で回転させた状態で、回転体を支持する支持体の振動を計測しつつ回転体の回転角を計測し、該振動と回転角に基づいて第1の振動データを生成し、回転体を第2の回転速度で回転させた状態で、前記支持体の振動を計測しつつ回転体の回転角を計測し、該振動と回転角に基づいて第2の振動データを生成し、
(F)前記(A)と前記(E)で生成した各振動データと前記(C)で行った切削のデータとに基づいて、新たな影響係数を算出する、ことを特徴とする影響係数取得方法が提供される。
第1および第2の振動センサを、それぞれ、前記回転体を支持する支持体における互いに異なる箇所に取り付けておき、
(A)回転体を回転させた状態で、前記支持体の振動を第1および第2の振動センサにより計測しつつ回転体の回転角を計測し、第1の振動センサが計測した前記振動と前記回転角とに基づいて第1の振動データを生成し、第2の振動センサが計測した前記振動と前記回転角とに基づいて第2の振動データを生成し、
(B)前記(A)で生成した第1および第2の振動データと、回転体における第1および第2の切削対象部におけるバランス変化に対する回転体の振動変化を示す基本影響係数とに基づいて、第1および第2の切削対象部にそれぞれ対応する第1および第2のアンバランスデータを算出し、
(C)第1のアンバランスデータに基づいて第1の切削対象部を切削し、第2のアンバランスデータに基づいて第2の切削対象部を切削し、
(D)前記(A)〜(C)を繰り返し、
(E)前記(C)を設定回数だけ行ったら、回転体を回転させた状態で、前記支持体の振動を第1および第2の振動センサにより計測しつつ回転体の回転角を計測し、第1の振動センサが計測した前記振動と前記回転角とに基づいて第1の振動データを生成し、第2の振動センサが計測した前記振動と前記回転角とに基づいて第2の振動データを生成し、
(F)前記(A)と前記(E)で生成した各振動データと前記(C)で行った切削のデータとに基づいて、新たな影響係数を算出する、ことを特徴とする影響係数取得方法が提供される。
(G)前記(F)の後、前記(E)で生成した第1および第2の振動データと前記新たな影響係数とに基づいて、第1および第2の切削対象部にそれぞれ対応する第1および第2のアンバランスデータを算出し、
(H)前記(G)で算出した第1のアンバランスデータに基づいて第1の切削対象部を切削し、前記(G)で算出した第2のアンバランスデータに基づいて第2の切削対象部を切削する。
また、このようなバランス修正の過程で得た振動データと切削のデータとに基づいて、新たな影響係数を算出するので、当該影響係数は、バランス修正を行っている回転機械の特性を高精度に反映したものになる。従って、試し錘を使用することなく、高精度な影響係数を取得できる。
振動データを複素数で表す。図2(B)は、複素数で表した振動データを示す。図2(B)のように、1次振動の振幅の大きさ(絶対値)をRとし、上述の位相θを偏角として、振動データは複素数で表わされる。演算器9は、振動センサ5からの振動信号と角度センサ7からの回転角信号から、複素数の振動データを生成する(以下、同様)。
さらに、ステップS1において、第1の回転速度と異なる第2の回転速度で回転機械の回転体13を回転させ、この状態で、振動センサ5が、回転体13を支持する支持体3の振動を計測しながら、角度センサ7が回転角を計測する。このように計測した振動と回転角に基づいて、演算器9が、第2の振動データa2,nを生成する。なお、ここで述べた第2の回転速度と、以下において述べる各第2の回転速度とは同じ速度である。
[数2]のΔMTbは、次の式(3)で表わされる。
ΔMTb=ATb(cosθTb+jsinθTb) ・・・(3)
ここで、jは虚数単位であり、ATbは、第1の切削対象部13aに取り付けた試し錘の質量と、第1の切削対象部13aにおいて当該試し錘を取り付けた位置と回転体13の中心軸Cとの距離との積であり、θTbは、回転体13において当該試し錘を取り付けた周方向位置を示す位相である。
同様に、[数2]のΔMTdは、次の式(4)で表わされる。
ΔMTd=ATd(cosθTd+jsinθTd) ・・・(4)
ここで、jは虚数単位であり、ATdは、第2の切削対象部13bに取り付けた試し錘の質量と、第2の切削対象部13bにおいて当該試し錘を取り付けた位置と回転体13の中心軸Cとの距離との積であり、θTdは、回転体13において当該試し錘を取り付けた周方向位置を示す位相である。
または、ステップS2で算出した第1のアンバランスデータUbが示すアンバランス量と、ステップS2で算出した第2のアンバランスデータUdが示すアンバランス量とのうち大きい方の値がしきい値以下であるかを判断する。
または、ステップS2で算出した第1のアンバランスデータUbが示すアンバランス量が、第1のアンバランスデータ用のしきい値以下であり、かつ、ステップS2で算出した第2のアンバランスデータUdが示すアンバランス量が、第2のアンバランスデータ用のしきい値以下であるかを判断する。この場合、好ましくは、第1のアンバランスデータ用のしきい値は、第2のアンバランスデータ用のしきい値と異なるのがよい。
第1のアンバランスデータUbを次式(5)で表す。
Ub=Ab(cosθb+jsinθb) ・・・(5)
ここで、jは虚数単位であり、Abはアンバランス量を示す。Abはxとyの積で表わすことができ、この場合、xは、回転体13の中心軸CからステップS4での切削位置(図1(B)における一点鎖線L1上の位置)までの半径方向距離であり、yは、ステップS4で切削する質量である。一方、θbは、前記切削位置の周方向位置を示す。従って、ステップS4において、切削工具11aは、xとθbが示す半径方向位置と周方向位置に位置決めされた状態で、切削質量がyになるまで軸方向に移動する。この時、位置制御部11cは、切削対象部13aの密度と、必要であれば切削対象部13aの形状とに基づいて、切削工具11aを軸方向に移動させる距離(yに相当)を算出し、該距離に基づいて駆動機構11bを制御する。
さらに、ステップS6において、第2の回転速度で回転機械の回転体13を回転させ、この状態で、振動センサ5が、回転体13を支持する支持体3の振動を計測しながら、角度センサ7が回転角を計測する。このように計測した振動と回転角に基づいて、演算器9が、第2の振動データa2,nを生成する。
ステップS8の判断が、YESである場合には、図3の処理を終了して当該回転機械を出荷する。一方、ステップS8の判断がNOである場合には、ステップS9へ進む。
a1,p−a1,q=α1,b×(−ΔMbpq)+α1,d×(−ΔMdpq) ・・・(6)
a1,r−a1,s=α1,b×(−ΔMbrs)+α1,d×(−ΔMdrs) ・・・(7)
a2,p−a2,q=α2,b×(−ΔMbpq)+α2,d×(−ΔMdpq) ・・・(8)
a2,r−a2,s=α2,b×(−ΔMbrs)+α2,d×(−ΔMdrs) ・・・(9)
また、上式(6)〜(9)において、p、q、r、sは、ステップS5で使用した前記設定回数以下の値である。pはqより大きく、rはsよりも大きい。また、p≠rとq≠sとの少なくとも一方が成り立つ。なお、振動データaの添え字qまたはsが0の場合は、当該振動データは、ステップS1で生成した振動データである。好ましくは、前記設定回数は2であり、pは2であり、rは1であり、qとsは0である。
ΔMbpq=ΣAbi(cosθbi+jsinθbi) ・・・(10)
ここで、jは虚数単位であり、bは、第1の切削対象部13aにおける切削データであることを示し、Σは、iに関する総和を示し、iは、qより大きくp以下である各整数である。また、式(10)において、Abiは、i回目のステップS4で第1の切削対象部13aを切削した質量と、第1の切削対象部13aにおいて当該切削を行った位置と回転体13の中心軸Cとの距離との積であり、θbiは、i回目のステップS4で第1の切削対象部13aを切削した周方向位置を示す位相である。ただし、i=0は、ステップS4が未実施であることを示すので、i=0の場合、Abi=0である。
ΔMdpq=ΣAdi(cosθdi+jsinθdi) ・・・(11)
ここで、jは虚数単位であり、dは、第2の切削対象部13bにおける切削データであることを示し、Σは、iに関する総和を示し、iは、qより大きくp以下である各整数である。また、式(11)において、Adiは、i回目のステップS4で第2の切削対象部13bを切削した質量と、第2の切削対象部13bにおいて当該切削を行った位置と回転体13の中心軸Cとの距離との積であり、θdiは、i回目のステップS4で第2の切削対象部13bを切削した周方向位置を示す位相である。ただし、i=0は、ステップS4が未実施であることを示すので、i=0の場合、Adi=0である。
ΔMbrs=ΣAbi(cosθbi+jsinθbi) ・・・(12)
ここで、jは虚数単位であり、bは、第1の切削対象部13aにおける切削データであることを示し、Σは、iに関する総和を示し、iは、sより大きくr以下である各整数である。また、式(12)において、Abiは、i回目のステップS4で第1の切削対象部13aを切削した質量と、第1の切削対象部13aにおいて当該切削を行った位置と回転体13の中心軸Cとの距離との積であり、θbiは、i回目のステップS4で第1の切削対象部13aを切削した周方向位置を示す位相である。ただし、i=0は、ステップS4が未実施であることを示すので、i=0の場合、Abi=0である。
ΔMdrs=ΣAdi(cosθdi+jsinθdi) ・・・(13)
ここで、jは虚数単位であり、dは、第2の切削対象部13bにおける切削データであることを示し、Σは、iに関する総和を示し、iは、sより大きくr以下である各整数である。また、式(13)において、Adiは、i回目のステップS4で第2の切削対象部13bを切削した質量と、第2の切削対象部13bにおいて当該切削を行った位置と回転体13の中心軸Cとの距離との積であり、θdiは、i回目のステップS4で第2の切削対象部13bを切削した周方向位置を示す位相である。ただし、i=0は、ステップS4が未実施であることを示すので、i=0の場合、Adi=0である。
さらに、ステップS11において、ステップS10で算出した第2のアンバランスデータUdが示す切削位置と切削量に基づいて、回転体13の第2の切削対象部13bを切削する。この切削は、上述したステップS4の切削と同様に行われる。
図4(A)は、上述の実施形態による影響係数取得装置10を、回転機械としての過給機20に適用した場合を示す。
アンバランスデータUdは、アンバランスが存在する周方向位置(複素数Udの偏角に相当)とアンバランス量(複素数Udの絶対値に相当)とからなるベクトルと見なせるので、アンバランスデータUdを、それぞれ、アンバランスが存在する周方向位置(ベクトルの向き)とアンバランス量(ベクトルの大きさ)とからなる複数のベクトル成分に分解することができる。
例えば、上述の実施形態では、第1の回転速度で回転体13を回転させた状態で振動と回転角を計測し、該振動と回転角に基づいて第1の振動データa1,nを生成し、さらに、第2の回転速度で回転体13を回転させた状態で振動と回転角を計測し、該振動と回転角に基づいて第2の振動データa2,nを生成したが、代わりに、図5のように、支持体3における別々の箇所に、それぞれ、第1および第2の振動センサ5a,5bを取り付けておいてもよい。この場合、次のように行う。
ステップS1とステップS6の各々において、回転機械の回転体13を回転させ、この状態で、前記回転体13を支持する支持体3の振動を第1および第2の振動センサ5a,5bにより計測するとともに、角度センサ7により回転体13の回転角を計測する。第1の振動センサ5aで計測した振動と角度センサ7により計測した回転角とに基づいて演算器9により第1の振動データa1,nを生成し、第2の振動センサ5bで計測した振動と角度センサ7により計測した回転角とに基づいて演算器9により第2の振動データa2,nを生成する。この場合、振動データaの添え字1は、当該振動データが第1の振動センサ5aで計測した振動に基づいて生成されたことを示し、振動データaの添え字2は、当該振動データが第2の振動センサ5bで計測した振動に基づいて生成されたことを示し、振動データaの添え字nは、上述と同じである。
ただし、この場合、上述の[数2]において、a10は、試し錘を回転体13に取り付けずに、上述のように、回転体13を回転させた状態で第1の振動センサ5aが計測した振動に基づいて生成した振動データであり、a20は、試し錘を回転体13に取り付けずに、上述のように、回転体13を回転させた状態で第2の振動センサ5bが計測した振動に基づいて生成した振動データであり、a1bは、第1および第2の切削対象部13a、13bのうち第1の切削対象部13aにのみ試し錘を取り付け、上述のように、回転体13を回転させた状態で第1の振動センサ5aが計測した振動に基づいて生成した振動データであり、a1dは、第1および第2の切削対象部13a、13bのうち第2の切削対象部13bにのみ試し錘を取り付け、上述のように、回転体13を回転させた状態で第1の振動センサ5aが計測した振動と回転角に基づいて生成した振動データであり、a2bは、第1および第2の切削対象部13a、13bのうち第1の切削対象部13aに試し錘を取り付け、上述のように、回転体13を回転させた状態で第2の振動センサ5bが計測した振動に基づいて生成した振動データであり、a2dは、第1および第2の切削対象部13a、13bのうち第2の切削対象部13bにのみ試し錘を取り付け、上述のように、回転体13を回転させた状態で第2の振動センサ5bが計測した振動と回転角に基づいて生成した振動データである。
上述では、切削対象部13a,13bの切削は、軸方向に行われたが、半径方向に行われてもよい。
上述では、基本影響係数を、試し錘を用いて回転体13にバランス変化を与えることで取得したが、基本影響係数を、回転体13を切削することで回転体13にバランス変化を与えることで取得ししてもよい。
Claims (5)
- 回転機械に設けられている回転体のバランス変化に対する回転体の振動変化を示す影響係数を取得する影響係数取得方法であって、
(A)回転体を第1の回転速度で回転させた状態で、回転体を支持する支持体の振動を計測しつつ回転体の回転角を計測し、該振動と回転角に基づいて第1の振動データを生成し、回転体を第2の回転速度で回転させた状態で、前記支持体の振動を計測しつつ回転体の回転角を計測し、該振動と回転角に基づいて第2の振動データを生成し、
(B)前記(A)で生成した第1および第2の振動データと、回転体における第1および第2の切削対象部におけるバランス変化に対する回転体の振動変化を示す基本影響係数とに基づいて、第1および第2の切削対象部にそれぞれ対応する第1および第2のアンバランスデータを算出し、
(C)第1のアンバランスデータに基づいて第1の切削対象部を切削し、第2のアンバランスデータに基づいて第2の切削対象部を切削し、
(D)前記(A)〜(C)を繰り返し、
(E)前記(C)を設定回数だけ行ったら、回転体を第1の回転速度で回転させた状態で、回転体を支持する支持体の振動を計測しつつ回転体の回転角を計測し、該振動と回転角に基づいて第1の振動データを生成し、回転体を第2の回転速度で回転させた状態で、前記支持体の振動を計測しつつ回転体の回転角を計測し、該振動と回転角に基づいて第2の振動データを生成し、
(F)前記(A)と前記(E)で生成した各振動データと前記(C)で行った切削のデータとに基づいて、新たな影響係数を算出する、ことを特徴とする影響係数取得方法。 - 回転機械に設けられている回転体のバランス変化に対する回転体の振動変化を示す影響係数を取得する影響係数取得方法であって、
第1および第2の振動センサを、それぞれ、前記回転体を支持する支持体における互いに異なる箇所に取り付けておき、
(A)回転体を回転させた状態で、前記支持体の振動を第1および第2の振動センサにより計測しつつ回転体の回転角を計測し、第1の振動センサが計測した前記振動と前記回転角とに基づいて第1の振動データを生成し、第2の振動センサが計測した前記振動と前記回転角とに基づいて第2の振動データを生成し、
(B)前記(A)で生成した第1および第2の振動データと、回転体における第1および第2の切削対象部におけるバランス変化に対する回転体の振動変化を示す基本影響係数とに基づいて、第1および第2の切削対象部にそれぞれ対応する第1および第2のアンバランスデータを算出し、
(C)第1のアンバランスデータに基づいて第1の切削対象部を切削し、第2のアンバランスデータに基づいて第2の切削対象部を切削し、
(D)前記(A)〜(C)を繰り返し、
(E)前記(C)を設定回数だけ行ったら、回転体を回転させた状態で、前記支持体の振動を第1および第2の振動センサにより計測しつつ回転体の回転角を計測し、第1の振動センサが計測した前記振動と前記回転角とに基づいて第1の振動データを生成し、第2の振動センサが計測した前記振動と前記回転角とに基づいて第2の振動データを生成し、
(F)前記(A)と前記(E)で生成した各振動データと前記(C)で行った切削のデータとに基づいて、新たな影響係数を算出する、ことを特徴とする影響係数取得方法。 - (G)前記(F)の後、前記(E)で生成した第1および第2の振動データと前記新たな影響係数とに基づいて、第1および第2の切削対象部にそれぞれ対応する第1および第2のアンバランスデータを算出し、
(H)前記(G)で算出した第1のアンバランスデータに基づいて第1の切削対象部を切削し、前記(G)で算出した第2のアンバランスデータに基づいて第2の切削対象部を切削する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の影響係数取得方法。 - 前記(E)の後であって、前記(F)の前に、前記(E)で生成した第1および第2の振動データと基本影響係数とに基づいて、第1および第2の切削対象部にそれぞれ対応する第1および第2のアンバランスデータを算出し、該第1および第2のアンバランスデータにより示されるアンバランス量がしきい値より大きい場合に、前記(F)を行う、ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の影響係数取得方法。
- 前記(D)では、前記(B)で算出する第1および第2のアンバランスデータにより示されるアンバランス量がしきい値以下になるまで、または、前記(C)を前記設定回数だけ行うまで、前記(A)〜(C)を繰り返す、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の影響係数取得方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010232353A JP5622178B2 (ja) | 2010-10-15 | 2010-10-15 | 影響係数取得方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010232353A JP5622178B2 (ja) | 2010-10-15 | 2010-10-15 | 影響係数取得方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012088060A true JP2012088060A (ja) | 2012-05-10 |
JP5622178B2 JP5622178B2 (ja) | 2014-11-12 |
Family
ID=46259839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010232353A Active JP5622178B2 (ja) | 2010-10-15 | 2010-10-15 | 影響係数取得方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5622178B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014182128A (ja) * | 2013-03-20 | 2014-09-29 | Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi | 動釣り合い検知装置 |
CN104101467A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-10-15 | 国家电网公司 | 汽轮发电机组现场动平衡一次加准系统及方法 |
CN112082696A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-12-15 | 华北电力科学研究院有限责任公司 | 旋转机械动平衡方法及装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04142432A (ja) * | 1990-10-04 | 1992-05-15 | Nissan Motor Co Ltd | 回転体の重量アンバランス修正方法 |
JPH09280250A (ja) * | 1996-04-08 | 1997-10-28 | Ebara Corp | バランサ兼オーバスピン装置 |
JP2000310576A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-11-07 | Baladyne Corp | バランスをとる方法と装置 |
JP2008102049A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Hitachi Ltd | バランス修正装置 |
JP2010281743A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Ihi Corp | 影響係数取得方法 |
JP2012063257A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Ihi Corp | 影響係数取得方法と装置 |
-
2010
- 2010-10-15 JP JP2010232353A patent/JP5622178B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04142432A (ja) * | 1990-10-04 | 1992-05-15 | Nissan Motor Co Ltd | 回転体の重量アンバランス修正方法 |
JPH09280250A (ja) * | 1996-04-08 | 1997-10-28 | Ebara Corp | バランサ兼オーバスピン装置 |
JP2000310576A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-11-07 | Baladyne Corp | バランスをとる方法と装置 |
JP2008102049A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Hitachi Ltd | バランス修正装置 |
JP2010281743A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Ihi Corp | 影響係数取得方法 |
JP2012063257A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Ihi Corp | 影響係数取得方法と装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014182128A (ja) * | 2013-03-20 | 2014-09-29 | Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi | 動釣り合い検知装置 |
CN104101467A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-10-15 | 国家电网公司 | 汽轮发电机组现场动平衡一次加准系统及方法 |
CN112082696A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-12-15 | 华北电力科学研究院有限责任公司 | 旋转机械动平衡方法及装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5622178B2 (ja) | 2014-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5622177B2 (ja) | 影響係数取得方法 | |
CN102292189B (zh) | 工作机械中的主轴的动刚性测量装置及动刚性测量方法 | |
CN102052911B (zh) | 用于确定风力涡轮机转子的角位置的系统和方法 | |
JP5521951B2 (ja) | 回転体のアンバランス修正方法及びアンバランス修正量演算装置 | |
JPH0830669B2 (ja) | 回転子の釣合をとる方法 | |
JP2011112514A (ja) | バランス修正装置と方法 | |
CN102928222B (zh) | 一种滑动轴承动力特性系数试验识别方法 | |
CN111475903A (zh) | 基于多偏置误差同步补偿的大型高速回转装备多级零部件动力学特性逐级测调和分配方法 | |
CN110319922A (zh) | 基于叶尖定时原理的叶片扭转振动位移测量方法 | |
JP5622178B2 (ja) | 影響係数取得方法 | |
JP5428550B2 (ja) | 影響係数取得方法 | |
JP2010048588A (ja) | 回転体のアンバランス量算出方法及び装置 | |
US8261616B2 (en) | Method for testing rotors | |
JP5621970B2 (ja) | 影響係数取得方法と装置 | |
JP5262392B2 (ja) | 回転機械支持装置及びその設計方法 | |
KR100905397B1 (ko) | 주기적 회전진동을 이용한 동적 발란싱 장치 및 방법 | |
JP2003302305A (ja) | 不釣合い修正方法および装置 | |
JP5459533B2 (ja) | アンバランス計測方法と装置 | |
JP2012037409A (ja) | バランス修正装置と方法 | |
JP5645066B2 (ja) | 影響係数取得方法と装置 | |
JP5459595B2 (ja) | アンバランス測定方法 | |
JP5660295B2 (ja) | 回転体のアンバランス修正加工方法 | |
JP2012073121A (ja) | 影響係数補正方法及び補正機能付き単体バランス装置 | |
JP6502185B2 (ja) | 垂直軸風車の動的アンバランス修正方法と、この修正方法を実施するための垂直軸風車の動的不釣り合いの測定装置 | |
JP5428728B2 (ja) | バランス修正用加工データの演算装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130827 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140901 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5622178 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140914 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |