JP2012084618A - ワークの分割方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】梨地面を有する保持テープを介してでもワークの内部に改質層を形成して分割をすることができるワークの分割方法を提供すること。
【解決手段】裏面に保持テープTが貼り付けられた半導体ウェーハ10において、保持テープTの梨地形成面T1上に、保持テープTの屈折率に近い屈折率を持つ塗布部材13を塗布して平坦化し、その後、パルスレーザービームLBを塗布部材13側から半導体ウェーハ10内部の予め設定された集光点Pへ集光するように出射させる。これにより、パルスレーザービームを十分に集光させることができ、半導体ウェーハ10内に改質層14を形成することが可能となる。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体ウェーハなどのワークを分割するワークの分割方法に関するものである。
半導体デバイス製造工程においては、半導体ウェーハや光デバイスウェーハなどのワークの表面に格子状に形成されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域に半導体デバイスや光デバイスなどの回路が形成される。そして、分割予定ラインに沿ってワークを切断して回路が形成された領域を分割することにより、個々の半導体チップが製造される。
ワークに形成された分割予定ラインに沿って分割する方法として、ワークに対して透過性を有する波長のパルスレーザービームを用いるレーザー加工方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このレーザー加工方法(分割方法)は、ワークの一方の面側からワークの内部に集光点を合わせてワークに対して透過性を有するレーザービームを照射し、ワークの内部に分割予定ストリートに沿って改質層を連続的に形成する。そして、この改質層が形成されることによって強度が低下した分割予定ラインに沿って外力を加えることにより、ワークを半導体チップに分割するものである。
この様なワークを半導体チップに分割する工程において改質層を形成する場合に、(1)ストリート幅の狭いワークに対して改質層を形成するために回路が形成されていない裏面側からレーザービームを照射する必要がある場合があること、(2)改質層を形成した割れやすい状態のワークをハンドリングすることは難しく、改質層形成後にテープの貼替え工程を行うことを避けたいこと、(3)分割した半導体チップをピックアップする工程においてはチップの回路が形成されている表面側が露出している必要があること、を鑑みるとワークの裏面に貼着されたダイシングテープ越しにレーザービームを照射してワークの内部に改質層を形成することが望まれる場合がある。
特許第3408805号公報
しかしながら、分割予定ラインに沿って外力を与える方法の一種であるテープ拡張工程やハンドリング工程の観点から、保持テープ(ダイシングテープ)の基材フィルム側表面(粘着面と反対側の表面)は摩擦係数を下げるために梨地に形成されている場合がある。そうすると、空気と保持テープとのレーザービームに対する屈折率が大きく異なることから梨地の凹凸で光が散乱しワーク内にレーザービームが十分集光できずに所望の改質層の形成ができないという問題があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、梨地面を有する保持テープ越しでもワークの内部に改質層を形成して分割をすることができるワークの分割方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、分割予定ラインによって区画された表面側の領域にデバイスが形成され、露出面が梨地に形成されたテープが裏面側に貼着されたワークに、該テープの露出面側から該テープ及びワークを透過する波長のレーザービームを照射して該分割予定ラインに沿って改質領域を形成し、該改質領域に外力を加えることによってワークを分割するワークの分割方法であって、液状樹脂を該テープの露出面に塗布して該テープの露出面を平坦化する平坦化工程と、該平坦化工程の後に、該液状樹脂が塗布された該テープの露出面側から該液状樹脂及び該テープ及びワークを透過する波長の該レーザービームをワークの内部に集光点を合わせて照射し、ワークの内部に改質領域を形成する改質層を形成する改質層形成工程と、該改質層形成工程の後に、ワークに外力を加えることによって、ワークの内部に形成された該改質層を基点としてワークを分割する分割工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、表面が梨地面である保持テープを介してレーザービームを入射させても、ワーク内部の所望の位置に改質層を精度よく形成でき、確実にワークを分割することができるワークの分割方法を実現できる。
図1は、本発明の実施の形態に係るワークの分割方法における半導体ウェーハと保持テープとを貼り付けた構成を示す斜視図である。 図2は、半導体ウェーハの内部に改質層を形成するためのレーザー加工装置の主要部の構成を説明する概略斜視図である。 図3は、塗布装置を構成する保持テーブルの収納位置を説明する概略斜視図である。 図4は、レーザー加工装置の概略断面図である。 図5は、比較例のレーザービームの集光状態を示す拡大断面図である。 図6は、本実施の形態におけるレーザービームの集光状態を示す拡大断面図である。 図7は、本実施の形態におけるワークの分割工程を示す断面説明図である。 図8は、実験例における保持テープを塗布部材で平坦化し、加工を行ったサンプル1の加工を施した箇所の断面の撮像画像を示す図である。 図9は、実験例における保持テープの上に塗布部材を塗布せず、加工を行ったサンプル2の加工を施した箇所の断面の撮像画像を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態であるワークの分割方法について図面を参照して説明する。本実施の形態に係るワークの分割方法は、分割対象のワークに対して先ず、ワーク裏面にテープとしての保持テープを貼り付けた後、ワーク裏面側からパルスレーザービームを照射し、ワークの内部に改質層を形成するものである。その後、改質層が形成されて強度が低下したワークに外力を加えることにより、ワークを分割するものである。
先ず、本実施の形態に係るワークの分割方法の説明に先駆けて、保持テープによるワークの保持構造および加工に用いる装置について説明する。
(ワークの保持構造)
図1は、ワークの一例である半導体ウェーハ10に保持テープTを貼り合わせた状態を示している。図1に示すように、本実施の形態で分割対象とする半導体ウェーハ10は、略円板形状を有する。図1に示すように、半導体ウェーハ10は、例えば、環状フレームFの内側開口部を覆うように外周部が装着された保持テープTの粘着面T2(図6参照)に裏面(デバイス12が形成されていない)側が貼着され、表面(デバイス12が形成された)側が露出した状態で扱われる。保護テープTが貼着されずに露出する側の半導体ウェーハ10の表面は、図1中に示すように互いに直交する分割予定ラインL(L1,L2)によって格子状に区画されており、これら区画された領域内にデバイス12が形成された構成となっている。
なお、保持テープTは、例えばポリ塩化ビニルやポリオレフィンなどの伸張可能な合成樹脂シートからなり、これらの本実施の形態におけるレーザービームの波長(1064nm)に対する屈折率は1.4〜1.7である。また、この保持テープTにおける半導体ウェーハ10を貼り付けた粘着面T2と反対側の面は、梨地が形成された梨地形成面T1であり、梨地としての微細な凹凸部11が形成されている(図6参照)。
なお、ワークの具体例は、特に限定されるものではなく、例えばシリコン(Si)やガリウムヒ素(GaAs)などの半導体ウェーハ、チップ実装用としてウェーハの裏面に設けられるDAF(Die Attach Film)等の粘着部材、あるいは半導体製品のパッケージ、セラミック、ガラス、サファイア(Al)系の無機材料基板、LCDドライバー等の各種電子部品、さらにはμmオーダーの加工位置精度が要求される各種加工材料が挙げられる。
図2は、レーザー加工装置1を示している。本実施の形態では、このレーザー加工装置1を用いて、上記した半導体ウェーハ10の裏面に貼り付けた保持テープTの梨地形成面T1側を入射面とし、デバイス12を区画している格子状の分割予定ラインLのそれぞれに沿うように保持テープT越しの裏面側からパルスレーザービームを照射することで、半導体ウェーハ10の内部に分割予定ラインLに沿った改質層を形成する。また、本実施の形態のレーザー加工装置1は、塗布装置100が一体に組み込まれた構成となっており、レーザー加工に先立って半導体ウェーハ10の裏面に貼り付けた保持テープTの梨地形成面T1に液体樹脂でなる塗布部材を塗布し、保持テープTの梨地形成面T1側を平坦化する。
(塗布装置)
先ず、塗布装置100の構成について説明する。図3は、塗布装置100を構成する保持テーブル120の収納位置を説明する概略斜視図であり、筐体110の一部を切り欠いて筐体110の内部を示している。図2および図3に示すように、塗布装置100は、半導体ウェーハ10の表面(デバイス12が形成された表面)側を下にするように半導体ウェーハ10を保持するための保持テーブル120と、保持テーブル120によって保持された半導体ウェーハ10の裏面側の保持テープT上に塗布部材を供給するための塗布部材供給手段140とを備える。
保持テーブル120は、半導体ウェーハ10に応じた大きさのチャックテーブルを主体とするものであり、上面である保持面121の周囲に配設されたクランプ122によって環状フレームF(図1参照)を固定し、保持面121上で半導体ウェーハ10を吸引保持する(保持面121には図示しない吸引口が複数開口しており、図示しない吸引手段に繋がっている。)。なお、図2および図4に示すように、保持面121は、周縁部を除く内側領域が凹んだ構造となっている。このため、半導体ウェーハ10のデバイス12は、凹んだ領域の底面121Aに直接触れることがないため、デバイス12側が損傷されることを防止できる。この保持テーブル120に対し、半導体ウェーハ10は、図示しない搬入出手段によって保持テープTを上にして搬入され、保持面121上に載置されて吸引保持される。
このように保持面121上で半導体ウェーハ10を保持する保持テーブル120は、円筒状の回転部130の上端に同軸的に配設されている。この回転部130は、内部に配設された図示しないパルスモータなどを含み、鉛直方向(Z軸方向)に沿った回転軸として回転自在な構成となっている。さらに、保持テーブル120は、この回転部130を介して図示しない昇降部によりZ軸方向へ上下動自在に支持されており、保持面121は、図2に示すように筐体110の上面高さとなる塗布位置と、図3に示すように塗布位置から下降して筐体110の内部に収納された収納位置とに選択的に位置付けられる。ここで、筐体110は、上下動自在な保持テーブル120を収容し得る大きさの上方開口の箱形状を有し、回転部130や図示しない昇降部は、この筐体110内に収容されている。
塗布部材供給手段140は、図3に示すように、筐体110上面の開口近傍に配設されて鉛直方向を回転軸とする回転を自在に行う支軸141と、この支軸141の上端側に一端が連結されたアーム142と、このアーム142の他端側に噴出口が下を向くようにして設けられたノズル143とを備え、この他に、塗布部材供給源やこの塗布部材供給源からの塗布部材をノズル143に導くパイプなどを含む。この塗布部材供給手段140は、後述する塗布工程において支軸141の回転によってアーム142が回動し、塗布位置に位置付けられた保持面121の中心近傍上方にノズル143が移動するようになっており、ノズル143から塗布部材を噴出して保持面121上の保持テープTの梨地形成面T1上に供給する。
また、この塗布装置100は、レーザー加工後の塗布部材を洗浄して除去するための洗浄装置としても機能し、収納位置に位置付けられた保持面121上の保持テープTの梨地形成面T1側に例えば洗浄用の水(洗浄水)を噴出する洗浄水供給ノズル150およびエアー供給源からのエアーを噴出するエアーノズル160を備えている。
(レーザー加工装置)
そして、以上のように構成される塗布装置100が一体に組み込まれたレーザー加工装置1は、図2に示すように、半導体ウェーハ10を保持するための保持テーブル2と、この保持テーブル2をX軸方向(加工送り方向)およびY軸方向(割り出し送り方向)に移動させるための保持テーブル駆動手段4と、保持テーブル2によって保持された半導体ウェーハ10の裏面側に貼り付けた保持テープT(塗布部材を含む)越しにパルスレーザービームを照射するためのレーザー照射手段5とを備える。
図2および図4に示すように、保持テーブル2は、塗布装置100の保持テーブル120と同様に、半導体ウェーハ10に応じた大きさのチャックテーブルを主体とするものであり、上面である保持面21の周囲に配設されたクランプ22によって環状フレームFを固定するようになっている。また、図4に示すように、吸引手段23によって保持面21上に載置された半導体ウェーハ10の周縁部が吸引保持されるようになっている。なお、保持面21は、図2および図4に示すように、周縁部を除く内側領域が凹んだ構造となっている。このため、半導体ウェーハ10のデバイス12は、凹んだ領域の底面21Aに直接触れないため、損傷されないようになっている。半導体ウェーハ10は、保持テーブル2に対して、保持テープTの梨地形成面T1(塗布部材を含む)を上にして搬入され、保持面21上に載置されて吸引保持される。
ここで、保持テーブル2には、塗布装置100によって保持テープTの梨地形成面T1に塗布部材が塗布された半導体ウェーハ10が搬入される。図2に示すように、塗布装置100の保持テーブル120とレーザー加工装置1の保持テーブル2との間の半導体ウェーハ10の搬送は、搬送手段6によって行われる。搬送手段6は、一般に使用されている搬送手段と同一の構成でよく、例えば一対の案内レール61の間に平行に延設されたボールネジ62やこのボールネジ62を回転駆動するパルスモータ63、案内レール61に摺動自在に係合し、パルスモータ63の駆動によって保持テーブル120の上方と保持テーブル2の上方との間を案内レール61に沿って移動する移動ブロック64、移動ブロック64の下端に取り付けられ、環状フレームFを吸引保持する搬送パッド651を上下方向に昇降自在に保持する保持手段65等を備える。
以上のように、保持面21上で半導体ウェーハ10を保持する保持テーブル2は、円筒部材3の上端に設けられ、円筒部材3内に配設された図示しないパルスモータによって鉛直軸を軸中心として回転自在な構成となっている。
保持テーブル駆動手段4は、2段の滑動ブロック41,42を備え、保持テーブル2は、円筒部材3を介してこれら2段の滑動ブロック41,42の上に搭載されている。また、保持テーブル駆動手段4は、ボールネジ431やパルスモータ432などで構成された割り出し送り手段43を備え、滑動ブロック41は、この割り出し送り手段43によってY軸方向への移動が自在である。そして、割り出し送り手段43が駆動して滑動ブロック41が移動し、後述するレーザー照射手段5に対して保持テーブル2がY軸方向に移動することで、滑動ブロック41に搭載された保持テーブル2とレーザー照射手段5とをY軸方向に沿って相対的に移動させる。
さらに、保持テーブル駆動手段4は、ボールネジ441やパルスモータ442などで構成された加工送り手段44を備え、滑動ブロック42は、この加工送り手段44によってX軸方向への移動が自在である。そして、加工送り手段44が駆動して滑動ブロック42が移動し、レーザー照射手段5に対して保持テーブル2がX軸方向に移動することで、滑動ブロック42に搭載された保持テーブル2とレーザー照射手段5とをX軸方向に沿って相対的に移動させる。
また、割り出し送り手段43に対しては、保持テーブル2の割り出し送り量を検出するための割り出し送り量検出手段45が付設されている。割り出し送り量検出手段45は、Y軸方向に沿って配設されたリニアスケールや、滑動ブロック41に配設されて滑動ブロック41とともに移動することでリニアスケールを読み取る読み取りヘッドなどで構成される。同様に、加工送り手段44に対しては、保持テーブル2の加工送り量を検出するための加工送り量検出手段46が付設されている。この加工送り量検出手段46は、X軸方向に沿って配設されたリニアスケールや、滑動ブロック42に配設されて滑動ブロック42とともに移動することでリニアスケールを読み取る読み取りヘッドなどで構成される。
レーザー照射手段5は、レーザー照射ユニット51と、保持テーブル2の上方でレーザー照射ユニット51を支持する支持部材53とを備える。
レーザー照射ユニット51は、保持面21上の半導体ウェーハ10に対してパルスレーザービームを照射し、分割予定ラインLに沿って改質層を形成するためのものであり、その下端部に保持面21上の半導体ウェーハ10の裏面(保持テープTと塗布部材を含む)側と対向するように配設された集光器52を具備している。集光器52は、レーザー照射ユニット51の内部に配設されたパルスレーザー発振手段によって発振されるパルスレーザービームを保持面21上の半導体ウェーハ10側に向けて集光させるための集光レンズが内部に配設されたものである。パルスレーザー発振手段は、例えばYAGレーザー発振器やYVO4レーザー発振器からなり、集光器52の鉛直下方に位置付けられる半導体ウェーハ10の裏面11側から、半導体ウェーハ10を透過する所定波長(例えば1064nm)のパルスレーザーを発振する。
なお、支持部材53は、レーザー照射ユニット51をZ軸方向に移動自在に支持しており、集光器52に内蔵された集光レンズを保持面21に対して垂直に移動させることができる。このように、レーザー照射手段5は、集光レンズによって集光されるパルスレーザービームの集光点位置(Z方向の位置)の調整が可能な構成とされている。
以上のように構成されるレーザー加工装置1は、レーザー加工装置1を構成する各部の動作を制御してレーザー加工装置1を統括的に制御する制御手段7を備える。制御手段7は、レーザー加工装置1の動作に必要な各種データを保持するメモリを内蔵したマイクロコンピュータなどで構成され、この制御手段7の制御のもと、レーザー加工装置1は、保持工程、平坦化工程および改質層形成工程を実施する。
ここで、本実施の形態のワークの分割方法において上記したレーザー加工装置1が行うレーザー加工の概要について、比較例と対比しながら説明する。図5は、塗布部材を設けない比較例を説明する説明図であり、保持テープTが貼り付けられた半導体ウェーハ10の断面を示すとともに、内部に照射されるパルスレーザービームLBの光路を一点鎖線で示している。一方、図6は、半導体ウェーハ10に保持テープTが貼り付けられ、保持テープTの上を塗布部材13で平坦化した本実施の形態の断面を示している。
本実施の形態では、分割対象とする半導体ウェーハ10に貼り付けられた保持テープTの梨地形成面T1に凹凸部11が形成されている。ここで、空気と保持テープTとでは、パルスレーザービームLBに対する屈折率が異なる。このため、半導体ウェーハ10に対して裏面11側からパルスレーザービームLBを照射すると、パルスレーザービームLBの光路は、空気と保持テープTとの界面において屈折する。このとき、図5に示すように、保持テープTの凹凸部11に直接パルスレーザービームLBを照射してしまうと、その照射領域内で梨地形成面T1の高さがばらついているため図5中に破線E2で囲って示すように、パルスレーザービームLBが十分に集光されないという問題が生じる。
これに対し、本実施の形態のワークの分割方法では、図6に示すように、レーザー加工に先立って保持テープTの梨地形成面T1に塗布部材13を塗布して梨地形成面T1を平坦化するようになっている(後述する塗布工程)。塗布部材としては、屈折率が保持テープTの屈折率と大きく異なるものは適切ではなく、保持テープTの屈折率に近いものがよい。本実施の形態では、保持テープTと塗布部材13とが屈折率の近いものであるため、保持テープTの梨地形成面T1と塗布部材13との界面におけるパルスレーザービームの屈折の度合いを小さくすることができるので、図6中に破線E1で囲って示すように、半導体ウェーハ10内部の所定の深さ位置として予め設定される集光点Pにパルスレーザービームを十分に集光させることが可能となる。したがって、集光点Pを中心として改質層14を確実に形成することができる。
塗布部材13の具体的な材料としては、例えばポリイミド、光学プラスチック、PVA(Poly Vinyl Alcohol)等の液状樹脂が挙げられる。なお、塗布部材13のパルスレーザービームLBに対する屈折率は、保持テープTのパルスレーザービームLBに対する屈折率(1.4〜1.7程度)に近い材料を選択することが好ましい。
なお、本実施の形態のレーザー加工で用いるパルスレーザービームLBに対する空気(0℃,1気圧)の屈折率は、約1.0である。したがって、保持テープTの屈折率が1.4〜1.7程度であることを踏まえると、大体1.0以上2.0未満の屈折率を持つ塗布部材13を採用することで加工精度を向上させることができると考えられる(加工に用いるレーザービームの波長に対する空気の屈折率と使用している保持テープTの屈折率との差よりも、塗布部材13の屈折率と使用している保持テープTとの屈折率との差の方が小さくなる様な屈折率である塗布部材13であれば良い。)。もちろん、保持テープTおよび塗布部材13の屈折率が使用している保持テープTの屈折率に近づくほど加工性の向上が期待できる。
[ワークの分割方法]
次に、本実施の形態におけるワークの分割方法の具体的な工程について説明する。本実施の形態におけるワークの分割方法では、先ず、以上のように構成されるレーザー加工装置1によって保持工程、平坦化工程および改質層形成工程を順に実施する。続いて、塗布部材13の洗浄工程、分割工程を実施し、分割予定ラインL(L1,L2)のそれぞれに沿ってワークである半導体ウェーハ10を分割する。
(保持工程)
保持工程に先立ち、塗布装置100において図示しない昇降部が保持テーブル120を塗布位置に位置付けるとともに、図示しない搬入出手段が保持テープTを上にした状態で半導体ウェーハ10を保持テーブル120に搬入し、保持面121上に載置する。そして、保持テープTの周縁部が装着された環状フレームFを、クランプ122で保持させる。
(平坦化工程)
続く平坦化工程では、塗布部材供給手段140が駆動し、支軸141を回転させることによってアーム142を回動させ、保持面121の中心近傍上方にノズル143を移動させる。ノズル143から所定量の塗布部材13を噴出させることで保持テープTの梨地形成面T1上に液状樹脂でなる塗布部材13を供給する。続いて、図示しない昇降部が駆動して保持テーブル120を下降させ、保持テーブル120を収納位置に位置付ける。その後、回転部130が駆動し、保持テーブル120を所定の回転速度で所定の時間回転させることで、遠心力によって保持テープTの梨地形成面T1上に塗布部材13を広げる。保持テーブル120の回転速度および回転時間は、塗布部材13の膜厚に応じて適宜設定する。膜厚についても適宜設定できるが、保持テープTの梨地形成面T1の凹凸部11を平坦化するために必要な最小限の膜厚であることが望ましい。なお、通常用いる保持テープTの梨時形成面T1の凹凸部11の段差の程度を考慮すると、塗布部材13の膜厚は0.5〜10μmが好ましく、より好ましくは0.5〜7μm、さらに好ましくは0.5〜5μmである。塗布部材13の膜厚は、上記範囲よりも薄すぎると凹凸部11を平坦化しきれず、上記範囲よりも厚すぎると塗布部材13を構成する樹脂がパルスレーザービームを吸収してしまうため好ましくない。
(改質層形成工程)
改質層形成工程に先立ち、塗布装置100では、図示しない昇降部が保持テーブル120を塗布位置に位置付ける。続いて、搬送手段6が駆動し、保持面121上の半導体ウェーハ10を保持テーブル2へと搬送して保持テープT上の塗布部材13が上になるように載置する。この状態で、環状フレームFをクランプ22で保持する。また、図4に示すように、保持テーブル2の吸引手段23が駆動し、保持面21上で半導体ウェーハ10を直接吸引保持する。その後、円筒部材3内に配設された図示しないパルスモータが駆動し、保持面21上の半導体ウェーハ10の向きを、その表面の互いに直交するうちの一方の分割予定ラインLがX軸方向に沿う向きに調整する。そして、改質層形成工程では、保持テーブル駆動手段4が駆動して保持テーブル2をX軸方向および/またはY軸方向に移動させ、直交するうちの一方の分割予定ラインの1つを加工対象の分割予定ラインとして集光器52の鉛直下方に位置付ける。
なお、これに先立ち、半導体ウェーハ10の表面の分割予定ラインを検出する必要があるが、半導体ウェーハ10は、デバイス12を形成した面が下方を向くように装着される。したがって、例えば半導体ウェーハ10がシリコンウェーハの場合には、シリコンウェーハを透過する赤外線を用いた赤外線カメラ(図示省略する)を用いる。この赤外線カメラでは、保持面21上の半導体ウェーハ10に赤外線を透過させて分割予定ラインLが形成された表面側を撮像し、得られた画像データにパターンマッチングなどの画像処理を施すことで分割予定ラインLを検出する。このように、赤外線カメラなどで梨地形成面T1越しにパターンを撮像する場合も、保持テープT上が塗布部材で平坦化されているため、梨地形成面T1による影響で撮像した画像がぼやけてしまうのを緩和することが出来る。そして、このように分割予定ラインLを検出することで集光器52の鉛直下方に加工対象の分割予定ラインLを位置付ける。ただし、ここでは、半導体ウェーハ10の表面に設定された分割予定ラインLが検出できればよく、半導体ウェーハ10の種類に応じて例えば可視光のカメラ等を適宜選択して用いることとしてもよい。
続いて、パルスレーザービームの集光点が半導体ウェーハ10内部の所定の深さ位置となるように予め設定されたZ方向の位置に支持部材53を移動させ、半導体ウェーハ10内部の所定の深さ位置P(図6参照)に集光レンズの集光点を合わせる。そして、保持テーブル2をX軸方向に加工送りしながらレーザー照射ユニット51によって順次パルスレーザービームLBを照射する。これにより、パルスレーザービームLBが半導体ウェーハ10内部の所定の深さ位置Pに集光された状態で分割予定ラインLに沿って照射され、この結果、図6に示すように、半導体ウェーハ10の内部に加工対象の分割予定ラインLに沿って改質層14が形成される。
その後は、順次隣接する分割予定ラインLを集光器52の鉛直下方に位置付けて加工対象を移しながら、分割予定ラインLのそれぞれに沿って改質層14を形成する。直交する一方の分割予定ライン全てに改質層14を形成したならば、保持テーブル2を90度回転させることで他方の分割予定ラインLがX軸方向に沿うように半導体ウェーハ10の姿勢を変更する。そして、他方の分割予定ラインLを順次集光器52の鉛直下方に位置付けて加工対象を移しながら、この他方の分割予定ラインLのそれぞれに沿って改質層14を形成する。
ここで、改質層とは、密度や屈折率、機械的強度、あるいはその他の物理的特性が周囲とは異なる状態となった領域のことをいう。例えば、溶融処理領域、クラック領域、絶縁破壊領域、屈折率変化領域等が挙げられ、これらが混在した領域を含む。
以上説明した改質層形成工程により、半導体ウェーハ10の内部には、分割予定ラインLのそれぞれに沿って改質層14が形成されていく。
(塗布部材除去工程)
塗布部材13としてPVAなどの水溶性の材料を用いる場合には、塗布部材除去工程をレーザー加工装置1に組み付けられた塗布装置100で実施することが可能である。すなわち、塗布装置100は洗浄装置としての機能を有しており、改質層14が形成されて半導体ウェーハ10に保持テープTが貼られた状態で、保持テーブル120に搬入することで塗布部材除去工程を塗布装置100で実施することが可能である。
このように分割前の塗布部材除去工程を行う場合は、改質層形成工程後の半導体ウェーハ10を塗布装置100の保持テーブル120の保持面121上に塗布部材13側を上にして載置する。続いて、保持テーブル120の図示しない吸引手段が駆動し、かつ環状フレームFをクランプ122で固定し、保持面121上で半導体ウェーハ10の表面側を吸引保持する。そして、図示しない昇降部を駆動させて保持テーブル120を下降させ、保持テーブル120を収納位置に位置付ける。また、このように収納位置に位置付けた保持テーブル120の保持面121上方に洗浄水供給ノズル150およびエアーノズル160を位置付ける。その後、回転部130を駆動して保持テーブル120を回転させるとともに、洗浄水供給ノズル150およびエアーノズル160から洗浄水およびエアーを保持テープT上に噴出させる。これにより、保持テープTにおける梨地形成面T1側が洗浄され、梨地形成面T1から塗布部材13が除去される。
(分割工程)
分割工程では、半導体ウェーハ10に外力を加え、改質層14を基点として半導体ウェーハ10を分割する。この分割工程は、周知の分割装置によって実施される。ここで、分割装置は、半導体ウェーハ10に貼着された保持テープTの終端を引き伸ばして保持テープTを拡張させることにより、半導体ウェーハ10に対して放射状に引張力を作用させるものである。
分割工程に先立ち、図示しない分割装置を構成する分割用テーブルによって改質層14が形成された半導体ウェーハ10を保持する。この分割用テーブルは、上面である保持面上で半導体ウェーハ10をその裏面に貼着された保持テープTを介して支持するものであり、この分割用テーブル上に、半導体ウェーハ10は、表面を上にして搬入される。そして、分割工程では、分割装置によって図7中に矢印A1、A2に示す方向に保持テープTを拡張させることで半導体ウェーハ10に外力を加え、改質層14が形成されたことで強度が低下している分割予定ラインLに沿って半導体ウェーハ10を破断し、チップ10aに分割する。この結果、半導体ウェーハ10は、個々のデバイスに分離(個片化)される。なお、この際に、保持テープTは、保持面に対して梨地形成面T1で接触するため滑り性が確保でき、保持テープTの全域が伸張して半導体ウェーハ10の分割を良好に行うことができる。
(実験例)
次に、保持テープTの梨地形成面T1の上に塗布部材13を塗布した場合と、塗布しない場合の改質層の形成状態を比較した実験例について説明する。
先ず、この実験例では、厚さ725μmのシリコンウェーハWの表面に厚さ90μmのPVC(ポリ塩化ビニル)からなる保持テープTの粘着面T2側を貼り合わせた。そして、保持テープの梨地形成面側にPVA(Poly Vinyl Alcohol)でなる塗布部材をスピンコートして1.0μmの厚みに形成したサンプル1と、塗布部材を設けないサンプル2とを用意した。そして、それぞれのサンプル1、2に対して保持テープ越しにシリコンウェーハへ向けてパルスレーザービームを照射して改質層の形成を試みた。ここで、パルスレーザービームは、一本の分割予定ラインに対して焦点位置を深さ方向にズラしながら複数回走査して照射した。
この結果、図8に示すように、塗布部材で平坦化したサンプル1では、シリコンウェーハの内部に複数の改質層を確認することができたが、図9に示すように、塗布部材を設けないサンプル2では、シリコンウェーハの内部に改質層を殆ど確認することができなかった。このように、保持テープの梨地形成面上に塗布部材をスピンコートして平坦化を行うことにより、保持テープ越しに改質層を良好に形成できることが判った。
以上説明したように、本実施の形態では、パルスレーザービームLBに対する屈折率が保持テープTの屈折率に近い塗布部材13を梨地形成面T1の上に塗布して平坦化することとした。そして、このように平坦化した面側からパルスレーザービームLBを照射して半導体ウェーハ10の内部に分割予定ラインLに沿った改質層14を形成した。これによれば、パルスレーザービームLBを半導体ウェーハ10内部の集光点Pに十分集光させることができ、半導体ウェーハ10の内部に改質層14を形成するレーザー加工を行い、形成した改質層14を基点として半導体ウェーハ10を分割することができる。
なお、本実施形態ではデバイス12を保護するために、中央が窪んだ保持テーブル120と保持テーブル2を使用したが、多孔質シートをワークの表面側とテーブルの保持面の間に挟んで吸引保持したり、研削時にワークの表面側に貼着されていた研削保護テープをはがさずにそのままの状態でワークをテーブルに保持してデバイス12を保護しても良い。もちろん、通常の保持テーブルに直接デバイス12を保持しても問題がない場合はその様にしても良い。
以上のように、本発明のワークの分割方法は、パルスレーザービームの入射面に凹凸が存在する保持テープが貼り付けられたワークであっても、ワークの内部に改質層を形成するレーザー加工を行ってワークを分割するのに適している。
1 レーザー加工装置
100 塗布装置
140 塗布部材供給手段
5 レーザー照射手段
10 半導体ウェーハ
11 凹凸部
12 デバイス
13 塗布部材
14 改質層
10a チップ
L(L1,L2) 分割予定ライン
P 集光点
T 保持テープ
T1 梨地形成面
T2 粘着面

Claims (1)

  1. 分割予定ラインによって区画された表面側の領域にデバイスが形成され、露出面が梨地に形成されたテープが裏面側に貼着されたワークに、該テープの露出面側から該テープ及びワークを透過する波長のレーザービームを照射して該分割予定ラインに沿って改質領域を形成し、該改質領域に外力を加えることによってワークを分割するワークの分割方法であって、
    液状樹脂を該テープの露出面に塗布して該テープの露出面を平坦化する平坦化工程と、
    該平坦化工程の後に、該液状樹脂が塗布された該テープの露出面側から該液状樹脂及び該テープ及びワークを透過する波長の該レーザービームをワークの内部に集光点を合わせて照射し、ワークの内部に改質領域を形成する改質層を形成する改質層形成工程と、
    該改質層形成工程の後に、ワークに外力を加えることによって、ワークの内部に形成された該改質層を基点としてワークを分割する分割工程と、
    を含むことを特徴とするワークの分割方法。
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