JP2012082783A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】起動初期、回転子鉄心に内蔵された永久磁石よって回転子鉄心が磁化され、その磁気吸引力によって回転鉄心が主軸受側に吸引され、クリアランスが無い状態で回転子が起動しても、摩擦係数を小さく抑えることで入力の増加を抑えた密閉型電動圧縮機を実現する。
【解決手段】回転子鉄心142と主軸受126の間にスラストボールベアリング160を配置することで、回転子鉄心142が、内蔵された永久磁石144によって磁化され、主軸受126側に吸引され、主軸受126との間のクリアランスが無い状態で回転子140が起動しても摩擦係数を小さく抑え、圧縮機の入力増加を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍冷蔵装置等に使用される密閉型電動圧縮機に関するものである。
従来、この種の密閉型電動圧縮機は、効率向上を目的に電動要素として誘導電動機でなく、回転子に永久磁石を内蔵した同期電動機を採用し、入力を低減したものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、この種の密閉型電動圧縮機は、電動要素として誘導電動機を採用し、効率向上を目的に回転子と主軸受の間にスラストボールベアリングを採用し、摺動ロスを低減したものがある。(例えば、特許文献2参照)。
図9は、特許文献1に記載された従来の密閉型電動圧縮機の縦断面図、図10は、同従来の密閉型電動圧縮機の運転停止時の要部断面拡大図、図11は、同従来の密閉型電動圧縮機の運転時の要部断面拡大図を示すものである。
図9に示すように、密閉容器1内には、電動要素2と、この電動要素2により回転駆動される圧縮要素4がそれぞれ収納され、底部にオイル6を貯留している。圧縮要素4は、電動要素2の上部に一体に配設され、複数のコイルばね8により、密閉容器1内に弾性的に支持されている。圧縮要素4は、主軸部10とツバ部12を介して形成された偏心軸部14を備えたシャフト16と、圧縮室20を形成するシリンダブロック22と、シリンダブロック22に設けられ、かつ主軸部10を支持する主軸受26と、圧縮室20内で往復運動するピストン28と、ピストン28と偏心軸部14を連結するコンロッド30を備え、レシプロ式圧縮機を形成している。
シリンダブロック22は、剛性のある鋳物等の磁性体でできている。
シャフト16は、一端が密閉容器1内に貯留したオイル6内に浸漬する給油機構32と、主軸部10の給油機構32によって汲み上げられたオイル6の一部を上端面34に供給する給油溝38を有している。
電動要素2は、回転子40の回転子鉄心42に磁気エネルギーの大きい希土類の永久磁石44を内蔵し、誘導電動機として始動するもので、同期回転数近くで同期運転に移行する同期電動機である。
この電動要素2は、シリンダブロック22の下方に固定された固定子46と主軸部10に回転子鉄心42を焼嵌め等で固定された回転子40から構成されている。回転子40の磁気中心48は、固定子46の磁気中心50より圧縮要素4側にわずかにずらして組まれている。
主軸受26の上端には、回転子40とシャフト16の重力荷重を受けるスラスト面52が形成され、スラスト面52は、シャフト16のツバ部12と接してスラストすべり軸受を形成している。
回転子鉄心42に設けられた凹部状のカウンターボア54内において、ボア底面56と主軸受26の下端における主軸受下面58の間には、微小なクリアランスLが設けてある。
以上のように構成された密閉型電動圧縮機について、以下その動作を説明する。
停止状態においては、図10に示すように、回転子40と固定子46は、それぞれの磁気中心48、50の位置が一致していない状態にある。
そして、電動要素2の固定子46に外部電源(図示せず)より通電がされると、回転子40は、始動時に誘導電動機として始動し、回転を始める。さらに、回転子40が加速されて最大トルクを超えると、瞬時に同期速度に引き込まれ、同期電動機として定常運転を継続する。
この時、回転子40の磁気中心48と固定子46の磁気中心50は、図11に示す如く一致するように下向きの力F1が働くため、シャフト16は、回転子40側に引っぱられる。これに伴い、ボア底面56と主軸受下面58との間に所定のクリアランスLが確保され、またシャフト16は、ツバ部12とスラスト面52で回転子40とシャフト16の重力荷重と下向きの力F1を受け、スラストすべり軸受として働き、正常に回転する。
回転子40が回転すると、これに伴ってシャフト16が回転し、偏芯軸部14の運動がコンロッド30を介してピストン28に伝わることで、ピストン28は、圧縮室20内で往復運動を行い、圧縮要素4が所定の圧縮動作を行う。このときシャフト16の給油機構32は、オイル6を汲み上げ、各摺動部(図示せず)を潤滑する。
図12は、特許文献2に記載された従来の密閉型電動圧縮機の縦断面図、図13は、同従来の密閉型電動圧縮機のスラストボールベアリングの拡大図を示すものである。
図12、図13に示すように、密閉容器60内には、電動要素61と、この電動要素61により回転駆動される圧縮要素62がそれぞれ収納され、また、底部にオイル63を貯留している。
圧縮要素62は、電動要素61の下部に一体に配設され、複数のコイルばね64により密閉容器60内に弾性的に支持されている。圧縮要素62は、主軸部65とツバ部66を介して形成された偏心軸部67を備えるシャフト68と、圧縮室69を形成するシリンダブロック70と、シリンダブロック70に設けられ、かつ主軸部65を支持する主軸受71と、圧縮室69内で往復運動するピストン73と、ピストン73と偏心軸部67を連結するコンロッド74を備え、レシプロ式圧縮機を構成している。
偏芯軸部67の下端部75は、遠心ポンプを構成する給油コーン76が取付けられ、一端が密閉容器60内に貯留したオイル63に浸漬する給油機構77を設けている。また、主軸部65に、給油機構77によって汲み上げられたオイル63の一部を主軸受71の上端面79に供給する給油溝80を有している。
電動要素61は、回転子81の回転子鉄心82の外周側に均等に配置されたスロット83にアルミバー84を入れ、両端をアルミニウムの短絡環85、短絡環86で短絡したかご形に構成された誘導電動機であり、シリンダブロック70の上方に固定された固定子87と、主軸部65に回転子鉄心82を焼嵌め等で固定された回転子81から構成されている。
主軸受71の上端面79と回転子鉄心82に設けられた凹部状のカウンターボア88内のボア天面89との間には、回転子81とシャフト68との重力荷重を受けるスラストボールベアリング90が配設されている。
図13に示すように、スラストボールベアリング90は、複数のボール91と、ボール91を保持するナイロン等の樹脂で成型された保持器93と、ボール91の上下に各々配設された上レース94および下レース95を有している。
以上のように構成された密閉型電動圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素61の固定子87に外部電源(図示せず)より通電がされると、回転子81はアルミバー84に電流が流れ、誘導電動機として始動し、回転する。このときシャフト68と回転子81の重力加重は、常時スラストボールベアリング90で受けられるとともに、シャフト68の回転時は、ボール91が上レース94と下レース95の間で転がり、スラスト転がり軸受として働き、正常に回転する。
そして、回転子81の回転に伴ってシャフト68が回転し、偏芯軸部67の運動がコンロッド74を介してピストン73に伝わることで、ピストン73は、圧縮室69内で往復運動を行い、圧縮要素62が所定の圧縮動作を行う。このとき給油コーン76の給油機構77は、オイル63を汲み上げ、各摺動部(図示せず)を潤滑する。
特表2008−538596号公報 米国特許第4632644号明細書
しかしながら、上記特許文献1の構成では、固定子46に外部電源より通電されて固定子46に電流が流れ、回転子40が回転すると、回転子40の磁気中心48は、固定子46の磁気中心50に下向きの力F1で引き寄せられるため、図11に示すようにボア底面56と主軸受下面58との間にクリアランスLが確保され、シャフト16は、ツバ部12とスラスト面52において、回転子40とシャフト16の重力荷重と、下向きの力F1を受け、スラストすべり軸受として働き、正常に回転する。
しかし、運転停止時は、固定子46に外部電源より通電されず、電流が流れないため、図10に示すように、回転子40の磁気中心48は、固定子46の磁気中心50側に引き寄せられず、ボア底面56と主軸受下面58の間のクリアランスLが小さく近接し、また回転子40の回転子鉄心42に磁気エネルギーの大きい希土類の永久磁石44が内蔵されて回転子鉄心42が磁化されているため、図10に示すように、回転子40が、上方の磁性体でできた主軸受26側に磁気吸引力で吸引される。
そのため、起動初期は、ボア底面56と主軸受下面58の接した状態で回転子40が回転し始めるため、摩擦係数が増加し、起動時に入力が増加するという課題を有していた。
また長期間断続運転をした密閉型電動圧縮機を解体調査すると、ボア底面56と主軸受下面58が摺動し、摩耗が発生していた。
さらに、上記特許文献2の構成は、スラストボールベアリング90が回転子鉄心82と主軸受71との間に配設されている点においては、本発明の密閉型電動圧縮機の構成と同一構成であるが、後述する三点において構成が異なり、本発明の目的と異なっている。
一つ目の点は、従来の構成の電動要素61が誘導電動機あるのに対し、本発明の構成の
電動要素は、同期電動機を対称にしている。
二つ目の点は、従来の構成の電動要素61の配置が、圧縮要素62を電動要素61の下部に一体に配設した構成であるのに対し、本発明の電動要素の配置は、その逆の圧縮要素を電動要素の上部に一体に配設している。
三つ目の点は、従来の構成は、スラストボールベアリング90が常時回転子81とシャフト68の重力荷重を受けるスラスト転がり軸受として機能しているのに対し、本発明の構成は、起動時回転子鉄心の磁気吸引力によって、回転子と主軸受が吸引されている起動時のみ、スラストボールベアリングを、スラスト転がり軸受として機能させている。
本発明は、上記従来の課題を解決するのもで、同期電動機を搭載し、かつ信頼性の高い密閉型電動圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するめに、本発明の密閉型電動圧縮機は、回転子鉄心と主軸受の間にスラストボールベアリングを配設したものである。
これによって運転停止時、回転子鉄心に内蔵された永久磁石よって回転子鉄心が磁化され、その磁気吸引力によって回転子が主軸受側に吸引され、回転子鉄心と主軸受との間のクリアランスが無い状態で回転子が起動しても、回転子鉄心と主軸受との間に配置したスラストボールベアリングにより、回転方向の摺動面積を減少して摩擦係数を小さくし、入力の増加を抑えることができる。
また、本発明の密閉型電動圧縮機は、主軸受の下端に下部スラスト面を形成し、回転子鉄心と主軸受との間にスラストワッシャーを配置したものである。
これによって運転停止時、回転子鉄心と主軸受の間のクリアランスが無い状態で回転子が起動しても、回転子鉄心と主軸受との間にスラストワッシャーを配置していることにより、スラストワッシャーと主軸受の下部スラスト面を、スラストすべり軸受として作用させ、摩擦係数を小さくして入力の増加を抑えることができる。
本発明の密閉型電動圧縮機は、起動初期、回転子鉄心に内蔵された永久磁石よって回転子鉄心が磁化され、その磁気吸引力によって回転鉄心が主軸受側に吸引されて回転子鉄心と主軸受とのクリアランスが無い状態で回転子が起動しても、摩擦係数を小さく抑えることができ、入力の増加を抑えた高効率で信頼性の高い密閉型電動圧縮機を提供することができる。
本発明の実施の形態1における密閉型電動圧縮機の縦断面図 同実施の形態1における密閉型電動圧縮機の運転停止時の要部断面図 同実施の形態1における密閉型電動圧縮機の運転時の要部断面図 同実施の形態1における密閉型電動圧縮機に設けられたスラストボールベアリングの分解斜視図 本発明の実施の形態2における密閉型電動圧縮機の縦断面図 同実施の形態2における密閉型電動圧縮機の運転停止時の要部断面図 同実施の形態2における密閉型電動圧縮機の運転時の要部断面図 同実施の形態2における密閉型電動圧縮機に設けられたスラストワッシャーと回転子の配置構成を示す説明図 従来の密閉型電動圧縮機の縦断面図 従来の密閉型電動圧縮機の運転停止時の要部断面図 従来の密閉型電動圧縮機の運転時の要部断面図 異なる従来の密閉型電動圧縮機の縦断面図 同従来の密閉型電動圧縮機のスラストボールベアリングの拡大図
第1の発明は、密閉容器内にオイルを貯溜するとともに、固定子と回転子とを備えた電動要素と、前記電動要素の上部に配置され、かつ前記電動要素により駆動される圧縮要素を収納し、前記電動要素を、前記回転子の回転子鉄心に永久磁石を内蔵した同期電動機とし、前記圧縮要素を、主軸部と、ツバ部を介して形成された偏芯軸部を備え、かつ前記回転子鉄心を前記主軸部に焼嵌め固定したシャフトと、円筒形の圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記シリンダブロックに形成され、かつ前記シャフトの前記主軸部を軸支して前記回転子と前記シャフトとの重力荷重を受けるスラスト面を有する主軸受を備えた構成とし、さらに、前記回転子鉄心と前記主軸受との間に、スラストボールベアリングを配設した密閉型電動圧縮機である。
かかる構成とすることにより、運転停止時、回転子鉄心に内蔵された永久磁石よって回転子鉄心が磁化され、その磁気吸引力によって回転鉄心が主軸受側に吸引された結果、回転子鉄心と主軸受との間のクリアランスが無い状態で回転子が起動しても、回転子鉄心と主軸受との間にスラストボールベアリングを配置したことにより、回転方向の摺動面積が減り、摩擦係数が小さくなるので、入力の増加を抑えることができ、高効率で信頼性の高い密閉型電動圧縮機を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記主軸受の少なくとも一部を、回転子鉄心に設けた凹部状のカウンターボア内に配置したものである。
かかる構成とすることにより、回転子鉄心のカウンターボア内は永久磁石に囲まれ、磁化された回転子鉄心の磁気吸引力がさらに強くなった状態となり、回転鉄心が、主軸受側に強く引き寄せられる。
しかしながら、固定子鉄心と主軸受との間にスラストボールベアリングを配置したことにより、回転方向の摺動面積が減り、摩擦係数を小さくして入力の増加を抑えることができるため、高効率で信頼性の高い密閉型電動圧縮機を提供することができる。
また、主軸受の一部を、カウンターボア内に入り込ませたことにより、圧縮要素と電動要素の高さを低く抑えることができるため、第1の発明の効果に加えてコンパクトな密閉型電動圧縮機を提供することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記スラストボールベアリングのボールを、非磁性体としたものである。
かかる構成とすることにより、非磁性体のボールを使用することで、同期電動機の固定子鉄心に内蔵された希土類の永久磁石によってボールが磁化されなくなり、ボールとレースの間に鉄粉などのゴミを呼び込みにくくすることができる。その結果、第1または第2の発明の効果に加えて、さらに信頼性の高い密閉型電動圧縮機を提供できると共に、鉄損が減り効率の高い密閉型電動圧縮機を提供することができる。
第4の発明は、密閉容器内にオイルを貯溜するとともに、固定子と回転子とを備えた電動要素と、前記電動要素の上部に配置され、かつ前記電動要素により駆動される圧縮要素
を収納し、前記電動要素を、前記回転子の回転子鉄心に永久磁石を内蔵した同期電動機とし、前記圧縮要素を、主軸部と、ツバ部を介して形成された偏芯軸部を備え、かつ前記回転子鉄心を前記主軸部に焼嵌め固定したシャフトと、円筒形の圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記シリンダブロックに形成され、かつ前記シャフトの前記主軸部を軸支して前記回転子の重力荷重を受けるスラスト面を有する主軸受を備えた構成とし、さらに、前記主軸受の下端に下部スラスト面を形成し、前記回転子鉄心と前記主軸受の下端部との間に、スラストワッシャーを配設した密閉型電動圧縮機である。
かかる構成とすることにより、運転停止時、回転子鉄心に内蔵された永久磁石よって回転子鉄心が磁化され、その磁気吸引力によって回転鉄心が主軸受側に吸引された結果、回転子鉄心と主軸受との間のクリアランスが無い状態で回転子が起動しても、回転子鉄心と主軸受の下部スラスト面との間にスラストワッシャーを配置したことにより、スラストワッシャーと主軸受の下部スラスト面がスラストすべり軸受として作用する。
したがって、摩擦係数が小さくなり、入力の増加を抑えることができるため、高効率で信頼性の高い密閉型電動圧縮機を提供することができる。
また、前記スラストワッシャーは、プレスで成型可能であり、安価に作成でき、スラストワッシャーのみの簡素な構成で起動時の入力低減構成が実現できるため、生産性を向上させることができる。
第5の発明は、第4の発明において、前記スラストワッシャーに回り止め突起を形成したものである。
かかる構成とすることにより、スラストワッシャーは、回転子鉄心の磁気吸引力で吸着され、固定されるだけでなく、回り止め突起によって確実に回転子鉄心に固定され、回転子と共に確実に回転する。その結果、主軸受の下部スラスト面との間でスラストすべり軸受として作用し、摩擦係数を小さくする。したがって、第4の発明に記載の効果に加えて、さらに確実に入力の増加を抑えることができる。
第6の発明は、第4または第5の発明において、前記スラストワッシャーを非磁性体としたものである。
かかる構成とすることにより、同期電動機の固定子鉄心に内蔵した希土類の永久磁石によってスラストワッシャーが磁化されることがなく、スラストワッシャーと主軸受の下部スラスト面との間に、鉄粉などの異物を呼び込みにくくすることができる。その結果、第4または第5の発明の効果に加えて、さらに、信頼性の高い密閉型電動圧縮機を提供することができると共に、鉄損が減り、効率の高い密閉型電動圧縮機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型電動圧縮機の縦断面図、図2は同実施の形態1における密閉型電動圧縮機の運転停止時の要部断面拡大図、図3は同実施の形態1における密閉型電動圧縮機の運転時の要部断面拡大図、図4は同実施の形態1における密閉型電動圧縮機に設けられたスラストボールベアリングの分解斜視図である。
図1において、密閉容器101内には、電動要素102とこの電動要素102により回
転駆動される圧縮要素104がそれぞれ収納され、底部にオイル106を貯留している。
圧縮要素104は、電動要素102の上部に一体に組み立てられ、複数のコイルばね108により密閉容器101内に弾性的に支持されている。圧縮要素104は、主軸部110と、ツバ部112を介して形成された偏心軸部114を備えたシャフト116と、圧縮室120を形成するシリンダブロック122と、シリンダブロック122に設けられ、かつ主軸部110を支持する主軸受126と、圧縮室120内で往復運動するピストン128と、ピストン128と偏心軸部114を連結するコンロッド130を備え、レシプロ式圧縮機を形成している。
シリンダブロック122は、剛性のある鋳物の磁性体で形成されている。
シャフト116は、一端に、密閉容器101内に貯留したオイル106に浸漬する給油機構132を備え、また、主軸部110には、給油機構132によって汲み上げられたオイル106の一部を、上端面134に供給する給油溝138を有している。
電動要素102は、回転子140の回転子鉄心142に磁気エネルギーの大きい希土類の永久磁石144を内蔵し、かつ誘導電動機として始動した後、同期回転数近くで同期運転に移行する同期電動機であり、シリンダブロック122の下方に固定された固定子146と、主軸部110に回転子鉄心142を焼嵌め等で固定した回転子140とから構成されている。
回転子140の磁気中心148は、固定子146の磁気中心150より圧縮要素104側にわずかにずらして組まれている。
主軸受126の上端には、回転子140とシャフト116の重力荷重を受けるスラスト面152が形成され、スラスト面152は、シャフト116のツバ部112と接してスラストすべり軸受を形成している。
回転子鉄心142には、凹部状のカウンターボア154が設けられ、主軸受126の下端部が挿入状態で配置されている。このカウンターボア154内のボア底面156と、主軸受126の下端の主軸受下面158との間には、スラストボールベアリング160が配設されている。その結果、後述する電動要素102の回転時には、主軸受下面158とスラストボールベアリング160の間に、微小なクリアランスM(図3)が形成される。
スラストボールベアリング160は、図4に示すように、複数のボール162と、ボール162を保持するナイロン等の樹脂で成型された保持器164と、ボール162の上下に各々配設された上レース168および下レース170を有している。ボール162は、非磁性体材料、例えばセラミクスにて形成されている。
以上のように構成された密閉型電動圧縮機について、以下、その動作、作用を説明する。
電動要素102の固定子146に外部電源(図示せず)より通電がされると、回転子140は、始動時に誘導電動機として始動し、回転を始める。そして、回転子140が加速され、最大トルクを超えると瞬時に同期速度に引き込まれ、同期電動機として定常運転を継続する。
この時、回転子140と固定子146の間において、図2の状態から図3に示すように、固定子146に電流が流れて磁界が発生し、回転子140の磁気中心148と固定子1
46の磁気中心150が一致するように回転子140に下向きの力F2が作用する。
その結果、シャフト116は、回転子140側に引っぱられ、主軸受下面158とスラストボールベアリング160の間に微小なクリアランスM(図3)が確保される。そして、シャフト116は、ツバ部112とスラスト面152において回転子140とシャフト116の重力荷重と下向きの力F2を受け、スラストすべり軸受として働き、正常に回転する。
回転子140が回転すると、これに伴ってシャフト116が回転し、偏心軸部114の運動が、コンロッド130を介してピストン128に伝わる。その結果、ピストン128は、圧縮室120内で往復運動を行い、圧縮要素104が、所定の圧縮動作を行う。この時、シャフト116の給油機構132は、オイル106を汲み上げ、各摺動部(図示せず)を潤滑する。
運転停止時、図2に示すように回転子鉄心142は、内部に内蔵された永久磁石144によって磁化されているため、その磁気吸引力によって主軸受126側に吸引され、回転子鉄心142と主軸受126との間のクリアランスMが形成されていない状態にある。
この状態で回転子140を起動すると、回転子鉄心142と主軸受下面158の間にスラストボールベアリング160が配置されていることから、回転方向の摺動面積が減り、摩擦係数が小さい状態で回転子140が回転し、その結果、電動要素102の入力の増加を抑えることができ、高効率で信頼性の高い密閉型電動圧縮機を提供することができる。
また、カウンターボア154内は、永久磁石144に囲まれているため、磁気吸引力がさらに強くなっている。主軸受126が、カウンターボア154内に配置されている本実施の形態1の構成は、回転子鉄心142が、主軸受126側へさらに強く吸引されている。
かかる構成においても、回転子鉄心142と主軸受126の間にスラストボールベアリング160が配置されているため、回転方向の摺動面積が減り、摩擦係数が小さくなるので、電動要素102の入力の増加を抑えることができ、高効率で信頼性の高い密閉型圧縮機を提供することができる。
また、主軸受126の下部をカウンターボア154内に入り込む構成とすることにより、圧縮要素104と電動要素102の高さを低く抑えることができ、コンパクトな密閉型電動圧縮機を提供することができる。
一方、スラストボールベアリング160のボール162は、非磁性体材料、例えばセラミクスにて形成されているので、同期電動機の回転子鉄心142に内蔵した希土類の永久磁石によって、ボール162が磁化されることもない。
その結果、ボール162と上レース168および下レース170の間に、鉄粉などの異物・ゴミを呼び込みにくくすることができ、信頼性の高い密閉型電動圧縮機を提供することができ、また、ボール162が非磁性体材料であることから、鉄損が減り、効率の高い密閉型電動圧縮機を提供することができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における密閉電動型圧縮機の縦断面図、図6は、同実施の形態2における密閉型電動圧縮機の運転停止時の要部断面図、図7は、同実施の形態に2おける密閉型電動圧縮機の運転時の要部断面図、図8は、同実施の形態2における密閉
電動型圧縮機に設けられたスラストワッシャーと回転子の配置構成を示す説明図である。
図5において、密閉容器201内には、電動要素202とこの電動要素202により回転駆動される圧縮要素204がそれぞれ収納され、底部にオイル206を貯留している。
圧縮要素204は、電動要素202の上部に一体に組み立てられ、複数のコイルばね208により密閉容器201内に弾性的に支持されている。圧縮要素204は、主軸部210と、ツバ部212を介して形成された偏心軸部214を備えたシャフト216と、圧縮室220を形成するシリンダブロック222と、シリンダブロック222に設けられ、かつ主軸部210を支持する主軸受226と、圧縮室220内で往復運動するピストン228と、ピストン228と偏心軸部214を連結するコンロッド230を備え、レシプロ式圧縮機を形成している。
シリンダブロック222は、剛性のある鋳物等の磁性体で形成されている。
シャフト216は、一端に、密閉容器201内に貯留したオイル206に浸漬する給油機構232を備え、また、主軸部210には、給油機構232によって汲み上げられたオイル206の一部を、上端面234に供給する給油溝238を有している。
電動要素202は、回転子240の回転子鉄心242に磁気エネルギーの大きい希土類の永久磁石244を内蔵し、かつ誘導電動機として始動した後、同期回転数近くで同期運転に移行する同期電動機であり、シリンダブロック222の下方に固定された固定子246と、主軸部210に回転子鉄心242を焼嵌め等で固定した回転子240とから構成されている。
回転子240の磁気中心248は、固定子246の磁気中心250より圧縮要素204側にわずかにずらして組まれている。
主軸受226の上端には、回転子240とシャフト216の重力荷重を受けるスラスト面252が形成され、スラスト面252は、シャフト216のツバ部212と接してスラストすべり軸受を形成している。
回転子鉄心242には、凹部状のカウンターボア254が設けられ、主軸受226の下端部が挿入状態で配置されている。このカウンターボア254内のボア底面256と、主軸受226の下端に形成された下部スラスト面258との間には、SUS等の非磁性体金属でプレス成型されたスラストワッシャー262が配設されている。
電動要素202の停止状態においては、主軸受226の下部スラスト面258とスラストワッシャー262は、接触している状態にあり、後述する電動要素202の回転時には、下部スラスト面258とスラストワッシャー262の間に、微小なクリアランスN(図7)が形成される。
スラストワッシャー262は、リング形状に形成され、直径方向において180°の位置に凸形状の回り止め突起264、266が形成されている。この回り止め突起264、266は、カウンターボア254内のボア底面256に形成された二つの凹溝274、276に嵌合し、回り止め機能を形成している。
以上のように構成された密閉型電動圧縮機について、以下、その動作、作用を説明する。
電動要素202の固定子246に外部電源(図示せず)より通電がされると、回転子240は、始動時に誘導電動機として始動し、回転を始める。そして、回転子240が加速され、最大トルクを超えると瞬時に同期速度に引き込まれ、同期電動機として定常運転を継続する。
この時、回転子240と固定子246の間において、図6の状態から図7に示すように、固定子246に電流が流れて磁界が発生し、回転子240の磁気中心248と固定子246の磁気中心250が一致するように回転子240に下向きの力F3が作用する。
その結果、シャフト216は、回転子240側に引っぱられ、下部スラスト面258とスラストワッシャー262の間に微小なクリアランスN(図7)が確保される。そして、シャフト216は、ツバ部212とスラスト面252において回転子240とシャフト216の重力荷重と下向きの力F3を受け、スラストすべり軸受として働き、正常に回転する。
回転子240が回転すると、これに伴ってシャフト216が回転し、偏心軸部214の運動が、コンロッド230を介してピストン228に伝わる。その結果、ピストン228は、圧縮室220内で往復運動を行い、圧縮要素204が、所定の圧縮動作を行う。この時シャフト216の給油機構232は、オイル206を汲み上げ、各摺動部(図示せず)を潤滑する。
運転停止時、図6に示すように回転子鉄心242は、内部に内蔵された永久磁石244よって磁化されているため、その磁気吸引力によって主軸受226側に吸引され、回転子鉄心242と主軸受226との間のクリアランスNが形成されていない状態にある。
この状態で回転子240を起動すると、回転子鉄心242と下部スラスト面258の間にスラストワッシャー262が配設されていることから、下部スラスト面260とスラストワッシャー262はスラストすべり軸受として働く。その結果、回転方向の摺動面積が減り、摩擦係数が小さい状態で回転子240が回転する。したがって、入力の増加を抑えることができ、実施の形態1と同様に、高効率で信頼性の高い密閉型電動圧縮機を提供することができる。
また、プレスで成型された安価なスラストワッシャー262のみで起動時の入力低減が可能となるため、入力低減構成が簡素な構成で実現でき、生産性を向上させることができる。
さらに、スラストワッシャー262には、回転子鉄心242の凹溝274、276に嵌合し、回り止めを行う二つの回り止め突起264、266を設けているため、非磁性体金属製のスラストワッシャー262を確実に回転子鉄心242に固定することができ、その結果、回転子240と共に確実に回転する。したがって、主軸受226の下端の下部スラスト面258との間でスラストすべり軸受けとして働き、摩擦係数を小さくして電動要素202の入力の増加を確実に抑えることができる。
また、非磁性体のスラストワッシャー262であるため、スラストワッシャー262は、同期電動機の回転子鉄心242に内蔵した希土類の永久磁石によって磁化されることがない。
その結果、スラストワッシャー262と主軸受226の下部スラスト面258との間に、鉄粉などの異物・ゴミを呼び込みにくくすることができ、信頼性の高い圧縮機を提供することができ、また、スラストワッシャー262が非磁性体金属製であることから、鉄損
が減り、効率の高い密閉型電動圧縮機を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる密閉型電動圧縮機は、電動要素に同期電動機を使用し、回転子鉄心と主軸受との間にスラストボールベアリングを配設したことで、入力の低減をはかることができるもので、自販機、冷凍ショーケース、除湿機などの用途にも適用することができる。
101 密閉容器
102 電動要素
104 圧縮要素
106 オイル
110 主軸部
112 ツバ部
114 偏心軸部
116 シャフト
120 圧縮室
122 シリンダブロック
126 主軸受
140 回転子
142 回転子鉄心
144 永久磁石
146 固定子
152 スラスト面
154 カウンターボア
160 スラストボールベアリング
162 ボール
201 密閉容器
202 電動要素
204 圧縮要素
206 オイル
210 主軸部
212 ツバ部
214 偏心軸部
216 シャフト
220 圧縮室
222 シリンダブロック
226 主軸受
240 回転子
242 回転子鉄心
244 永久磁石
246 固定子
252 スラスト面
254 カウンターボア
258 下部スラスト面
262 スラストワッシャー
264 回り止め突起
266 回り止め突起

Claims (6)

  1. 密閉容器内にオイルを貯溜するとともに、固定子と回転子とを備えた電動要素と、前記電動要素の上部に配置され、かつ前記電動要素により駆動される圧縮要素を収納し、前記電動要素を、前記回転子の回転子鉄心に永久磁石を内蔵した同期電動機とし、前記圧縮要素を、主軸部と、ツバ部を介して形成された偏芯軸部を備え、かつ前記回転子鉄心を前記主軸部に焼嵌め固定したシャフトと、円筒形の圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記シリンダブロックに形成され、かつ前記シャフトの前記主軸部を軸支して前記回転子と前記シャフトとの重力荷重を受けるスラスト面を有する主軸受を備えた構成とし、さらに、前記回転子鉄心と前記主軸受との間に、スラストボールベアリングを配設した密閉型電動圧縮機。
  2. 前記主軸受の少なくとも一部を、回転子鉄心に設けた凹部状のカウンターボア内に配置した請求項1に記載の密閉型電動圧縮機。
  3. 前記スラストボールベアリングのボールを、非磁性体とした請求項1または2に記載の密閉型電動圧縮機。
  4. 密閉容器内にオイルを貯溜するとともに、固定子と回転子とを備えた電動要素と、前記電動要素の上部に配置され、かつ前記電動要素により駆動される圧縮要素を収納し、前記電動要素を、前記回転子の回転子鉄心に永久磁石を内蔵した同期電動機とし、前記圧縮要素を、主軸部と、ツバ部を介して形成された偏芯軸部を備え、かつ前記回転子鉄心を前記主軸部に焼嵌め固定したシャフトと、円筒形の圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記シリンダブロックに形成され、かつ前記シャフトの前記主軸部を軸支して前記回転子の重力荷重を受けるスラスト面を有する主軸受を備えた構成とし、さらに、前記主軸受の下端に下部スラスト面を形成し、前記回転子鉄心と前記主軸受の下端部との間に、スラストワッシャーを配設した密閉型電動圧縮機。
  5. 前記スラストワッシャーに回り止め突起を形成した請求項4記載の密閉型電動圧縮機。
  6. 前記スラストワッシャーを非磁性体とした請求項4または5に記載の密閉型電動圧縮機。
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