JP2012082601A - 間仕切り壁及び間仕切り壁の施工方法 - Google Patents

間仕切り壁及び間仕切り壁の施工方法 Download PDF

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淳一 加藤
Katsuya Soeda
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Abstract

【課題】パネル同士を異なる見込方向に連設することができるとともに、施工性の良い間仕切り壁を提供する。
【解決手段】パネル11と、前記パネル11の上部を支持する上レール16と、前記パネル11の下部を支持する下レール17と、前記下レール17及び前記パネル11の下縁部を覆う巾木25と、前記パネル11と略等しい見込幅で形成され、前記上レール16及び前記下レール17の分岐部10a又は屈折部10bに固定されることで隣り合う前記パネル11を異なる見込み方向に連結可能な中柱40と、を備えた。前記巾木25は、裏面に設けられた嵌合部26,27によって前記下レール17の側面に設けられた被嵌合部20,22に装着される。前記中柱40は、底面40aが前記嵌合部26,27及び前記被嵌合部20,22よりも上に配置されるように前記下レール17に固定されるようにした。
【選択図】図13

Description

この発明は、間仕切り壁及び間仕切り壁の施工方法に関し、特に、上下レールでパネルを支持する間仕切り壁及び間仕切り壁の施工方法に関するものである。
従来、建物内の内部空間を仕切るための内壁として間仕切り壁が使用されている。このような間仕切り壁は、通常、複数のパネルを任意の数だけ連設可能に形成されており、これによって部屋の大きさやスタイルに応じたパーティションを作れるように形成されている。
例えば、特許文献1には、天井と床とに上下に略平行に配設された上レールと下レールとの間にパネルを支持させた間仕切壁が開示されている。この発明においては、上レールがパネルの上端部を挿入させて支持するとともに、下レールがパネルの下端部を接合させて支持し、この上レール及び下レールの間に複数のパネルを連設するようになっている。
また、特許文献2には、支柱およびパネルからなり、支柱を介してパネルを連設した間仕切りが開示されている。
特開2008−8058号公報 特開平08−291570号公報
ところで、こうした間仕切り壁は、部屋を仕切ることで間取りを変化させるために使用されるが、上記した特許文献1記載の間仕切壁は、パネルを一直線に連設したものであるため、間取りのバリエーションが限られてしまうという問題があった。
一方、特許文献2記載の間仕切り壁は、平面視L字またはT字状の壁を作ることは可能であるものの、何もない空間に支柱を設置して、その間にパネルを配置するものであり、壁設置場所の位置決めが困難であり、施工性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、パネル同士を異なる見込方向に連設することができるとともに、施工性の良い間仕切り壁を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載の間仕切り壁は、パネルと、前記パネルの上部を支持する上レールと、前記パネルの下部を支持する下レールと、前記下レール及び前記パネルの下縁部を覆う巾木と、前記パネルと略等しい見込幅で形成され、前記上レール及び前記下レールの分岐部又は屈折部に固定されることで隣り合う前記パネルを異なる見込み方向に連結可能な中柱と、を備え、前記巾木は、裏面に設けられた嵌合部によって前記下レールの側面に設けられた被嵌合部に装着され、前記中柱は、底面が前記嵌合部及び前記被嵌合部よりも上に配置されるように前記下レールに固定されることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記中柱を前記上レールに固定するための上固定金具と、前記中柱を前記下レールに固定するための下固定金具と、を備え、前記上固定金具及び前記下固定金具は、前記中柱の内側に固定されて使用されることを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記中柱の下端部には切欠きが形成されるとともに、前記下レールの上面には前記切欠きに嵌入される突条が形成され、更に、前記突条は溝を形成し、前記下固定金具は、前記溝の間に配置されて前記下レールに固定されることを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項2又は3に記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記下固定金具は、上下方向に延びる長孔を介して前記中柱にねじ止めされることで、前記中柱に対しての上下位置を調整可能となっており、前記下固定金具を前記中柱に対して上位置にねじ止めしたときには、前記下固定金具が前記切欠きに入り込むように形成され、前記下固定金具を前記中柱に対して下位置にねじ止めしたときには、前記下固定金具が前記下レールに固定可能であることを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項2〜4のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記上固定金具の側部からは、ガイド片が下方に延設されており、このガイド片は、前記中柱の中空部の内周に沿うように設けられていることを特徴とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1〜5のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記巾木は、前記中柱の下部を覆うように設けられ、前記中柱の下部を覆う部分には前記嵌合部が設けられていないことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
請求項7に記載の間仕切り壁の施工方法は、パネルの上部を支持する上レールとパネルの下部を支持する下レールとを平行に配置し、この上レール及び下レールに沿って複数のパネルを連結するとともに、前記上レール及び前記下レールの分岐部又は屈折部に中柱を固定することで、隣り合うパネルを異なる見込み方向に連結可能とした間仕切り壁の施工方法であって、前記中柱を前記下レールに固定するための下固定金具を備え、この下固定金具は、上下方向に延びる長孔を介して前記中柱にねじ止めされることで、前記中柱に対しての上下位置を調整可能となっており、前記中柱の下端部には切欠きが形成されるとともに、前記下レールの上面には前記切欠きに嵌入される突条が形成されており、前記下固定金具を前記中柱に対しての上位置にねじ止めすることで、前記下固定金具が前記切欠きに入り込むように仮止めするステップと、前記中柱の切欠きに前記突条を嵌入させるように、前記中柱を前記下レールの上に載置するステップと、前記下固定金具の仮止めを緩めるステップと、前記下固定金具を前記下レールに当接するまで下方向にスライドさせるステップと、前記下固定金具を前記中柱及び前記下レールにねじ止めして固定するステップと、を備えることを特徴とする。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
請求項8に記載の間仕切り壁の施工方法は、パネルの上部を支持する上レールとパネルの下部を支持する下レールとを平行に配置し、この上レール及び下レールに沿って複数のパネルを連結するとともに、前記上レール及び前記下レールの分岐部又は屈折部に中柱を固定することで、隣り合うパネルを異なる見込み方向に連結可能とした間仕切り壁の施工方法であって、前記中柱を前記上レールに固定するための上固定金具を備え、この上固定金具は、前記中柱の中空部に挿入されるガイド片が下方に延設されたものであり、前記上レールに前記上固定金具を取り付けた後に、前記上固定金具のガイド片に沿って前記中柱を前記上レールに嵌め込み、前記上固定金具と前記中柱とを固定することを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、隣り合うパネルを異なる見込み方向に連結可能な中柱を備えているため、パネル同士を異なる見込方向に連設することができる。
また、この中柱は上レール及び下レールの分岐部又は屈折部に固定されるため、この中柱を位置決めに使用することができ、施工性が良い。
また、この中柱はパネルと略等しい見込幅で形成されているため、壁面に凹凸ができず、納まりの良い間仕切り壁を提供できる。
また、中柱は、底面が巾木の取付位置(嵌合部及び被嵌合部)よりも上に配置されるように下レールに固定されるため、中柱に加工を施さなくても中柱が巾木の取り付けに影響しない。よって、加工コストを削減できるとともに、見栄えも施工性も良い間仕切り壁を得ることができる。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、前記中柱を前記上レールに固定するための上固定金具及び前記中柱を前記下レールに固定するための下固定金具が、前記中柱の内側に固定されて使用される。このため、中柱の取り付けが容易であるとともに、固定金具が外部に露出せず、意匠性が良い。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、前記中柱の下端部には切欠きが形成されるとともに、前記下レールの上面には前記切欠きに嵌入される突条が形成され、更に、前記突条の溝の間に配置されるように、前記中柱を前記下レールに固定するための下固定金具が設けられている。このため、切欠きに突条が嵌入されることで容易かつ確実に中柱を取り付けることができる。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、前記下固定金具を前記中柱に対して上位置にねじ止めしたときには、前記下固定金具が前記切欠きに入り込むように形成され、前記下固定金具を前記中柱に対して下位置にねじ止めしたときには、前記下固定金具が前記下レールに固定可能となっている。このため、下固定金具を中柱に対して上位置にねじ止めしたときには、下固定金具が中柱の底面から突出しないようになっており、この位置に下固定金具を仮止めすれば、この下固定金具が、中柱の切欠きに下レールの突条が嵌入する際に邪魔になることがない。そして、中柱の切欠きに下レールの突条を嵌入させたのちに仮止めを解除して下位置に移動させれば、この下固定金具を介して中柱と下レールとを固定することができる。
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、前記中柱は、前記上固定金具の側部からは、ガイド片が下方に延設されており、このガイド片は、前記中柱の中空部の内周に沿うように設けられている。このため、上レールに取り付けた上固定金具のガイド片に沿って中柱を取り付けることができ、中柱がガイド片に案内されるので、中柱の施工性を高めることができる。
また、請求項6に記載の発明は上記の通りであり、前記巾木は、前記中柱の下部を覆うように設けられている。このため、パネルだけでなく中柱の下部も巾木で覆うことができ、見栄えが良い。しかも、中柱の下部を覆う部分には嵌合部が設けられていないため、中柱に加工を施さなくても、嵌合部が取り付けの邪魔になることがない。
また、請求項7に記載の発明は上記の通りであり、下固定金具を中柱に対しての上位置に仮止めし、中柱を下レールの上に載置した後で下固定金具を下レールに当接するまで下方向にスライドさせ、下固定金具を中柱及び下レールにねじ止めして固定する。このため、中柱の切欠きに下レールの突条が嵌入する際には、下固定金具が中柱の底面から突出しないようになっており、下固定金具が邪魔になることがない。そして、中柱の切欠きに下レールの突条を嵌入させたのちに仮止めを解除して下位置に移動させれば、この下固定金具を介して中柱と下レールとを固定することができる。
また、請求項8に記載の発明は上記の通りであり、上レールに上固定金具を取り付けた後に、上固定金具のガイド片に沿って中柱を上レールに嵌め込み、上固定金具と中柱とを固定する。このため、中柱を取り付ける際に、先に上固定金具を上レールに取り付け、この上固定金具のガイド片に沿って中柱を取り付けることができるので、中柱の施工性を高めることができる。
間仕切り壁の縦断面図である。 間仕切り壁の屈折部を示す横断面図である。 間仕切り壁の分岐部を示す横断面図である。 中柱の(a)平面図、(b)正面図(平面図のA視図)、(c)側面図(平面図のB視図)である。 第1取付柱材の(a)平面図、(b)正面図(平面図のA視図)、(c)側面図(平面図のB視図)である。 第2取付柱材の(a)平面図、(b)正面図(平面図のA視図)、(c)側面図(平面図のB視図)である。 上固定金具の(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図である。 下固定金具の(a)正面図、(b)側面図である。 中柱の上レールに取り付ける様子を示す説明図であって、(a)取り付け前の状態を示す図、(b)取り付け後の状態を示す図である。 中柱の下レールに取り付ける様子を示す説明図であって、(a)取り付け前の状態を示す図、(b)取り付け後の状態を示す図である。 中柱のレールに取り付けた後の状態を示す横断面図である。 中柱に第1取付柱材を取り付ける様子を示す説明図である。 中柱の下部に巾木を取り付けた状態を示す説明図である。 間仕切り壁の屈折部における巾木の取付方法を説明する図であって、第1の取付方法に係る横断面図である。 図14で示す第1の取付方法で使用される巾木(突き付け側)の(a)側面図、(b)正面図、(c)平面図である。 図14で示す第1の取付方法で使用される巾木(通し側)の(a)側面図、(b)正面図、(c)平面図である。 間仕切り壁の屈折部における巾木の取付方法を説明する図であって、第2の取付方法に係る横断面図である。 図17で示す第2の取付方法で使用される巾木の(a)側面図、(b)正面図、(c)平面図である。 間仕切り壁の屈折部における巾木の取付方法を説明する図であって、第3の取付方法に係る横断面図である。 図19で示す第3の取付方法で使用される巾木(突き付け側)の(a)側面図、(b)背面図、(c)平面図である。 間仕切り壁の屈折部における巾木の取付方法を説明する図であって、第4の取付方法に係る横断面図である。 図21で示す第4の取付方法で使用される巾木(突き付け側)の(a)側面図、(b)背面図、(c)平面図である。 間仕切り壁に棚部や引き戸部を設けた例を示す横断面図である。 変形例に係る上固定金具の(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図である。 別の変形例に係る上固定金具の(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図である。 間仕切り壁の屈折部における部材の構成例を示す分解図である。 間仕切り壁の分岐部における部材の構成例を示す分解図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係る間仕切り壁10は、図1に示すように、パネル11の上部を支持する上レール16と、パネル11の下部を支持する下レール17とを平行に配置し、この上レール16及び下レール17に沿って複数のパネル11を連結して構成されるものである。図1に示すように、下レール17の側面には巾木25が取り付けられており、下レール17及びパネル11の下縁部を覆うように形成されている。また、複数のパネル11は接合部材31を用いて互いに接合されている。
ここで、上レール16及び下レール17は、直線的に設けられるのみならず、別方向から延設されたレールを突き合わせて分岐部10aや屈折部10bを形成可能となっており、図2及び図3に示すように、この分岐部10aや屈折部10bに中柱40が固定されることで隣り合うパネル11が異なる見込み方向に連結可能となっている。なお、これらのパネル11は直接的に中柱40に連結されるのではなく、図2及び図3に示すように、第1取付柱材47、第2取付柱材52、幅調整部材46を介して連結されており、これにより幅等を調節して収まりが良くなるように形成されている。
上レール16は、パネル11の上端部を挿入して支持するものであり、図1に示すように、断面コ字状の内側に形成された保持溝16aを下方に向けて開放させており、この保持溝16aにパネル11の上端部が挿入されて保持される。この上レール16は、上部が天井70にビス等の固定手段を用いて固定される。
下レール17は、パネル11の下端部を載置して支持するものであり、図1に示すように、上下に略平行に配置された上板部18及び底板部21と、これら上板部18及び底板部21を繋ぐ二本の柱脚部23とを有している。この下レール17は、底板部21が面ファスナー24にて固着されて床71に固定される。
この下レール17の上板部18の上面には、図1に示すように、後述するパネル11の嵌合溝13aに嵌入される2本の突条19が上方に向けて立設されている。この2本の突条19は、パネル11の見込方向に沿って平行に設けられており、この2本の突条19の間に溝を形成している。
また、この下レール17の上板部18の縁部は、下方に折り曲げられて下垂部20を形成しており、また、この下レール17の底板部21の縁部は、上方に折り曲げられて起立部22を形成している。これらの下垂部20及び起立部22は、後述するように、巾木25を取り付けるための被嵌合部として使用される。
パネル11は、間仕切り壁10の壁面を構成する部材であって、図1及び図2に示すように、上枠部材12と、下枠部材13と、左右の縦枠部材14とを矩形に枠組みした枠体の内部に芯材11bを格納し、表裏両面に表装板11aを張設したものである。
このパネル11の下枠部材13の下面には、図1に示すように、見込方向に沿って嵌合溝13aが形成されており、この嵌合溝13aの両側からは下方に突出した被挟持部13bが形成されている。嵌合溝13aは、下レール17の上面に形成された二本の突条19が嵌合するためのものである。また、この嵌合溝13aの両側に設けられた被挟持部13bは、下端が離反方向に延設されており、下レール17の上板部18の端部と重ね合わされて、巾木25の挟持部26で挟持されるものである。
巾木25は、下レール17及びパネル11の下縁部を覆うように下レール17の側面に装着されることで、間仕切り壁10の床71からの立ち上がり部をカバーするものである。この巾木25は、図1に示すように、表面側には表装材29が貼設されて意匠性を高めており、裏面側には前記下レール17の側面に設けられた被嵌合部20,22と嵌合するための嵌合部26,27が設けられている。この巾木25の嵌合部26,27は、水平方向に突出して形成され、上部に設けられた挟持部26と、下部に設けられた係合部27と、の2つの筋状突起で構成されている。
この巾木25は、図1に示すように、挟持部26が下レール17の下垂部20に係合し、係合部27が下レール17の起立部22に係合することで、下レール17に装着される。このとき、挟持部26は、パネル11の下端の被挟持部13bと下レール17の上板部18の端部とを重ね合わせた状態で上下方向から挟み込む。
接合部材31は、パネル11や第1取付柱材47、第2取付柱材52、幅調整部材46を連結するためのものであり、図2に示すように、縦方向に挟持溝31aを形成した部材である。この接合部材31は、隣接して設けられた部材(パネル11とパネル11、パネル11と幅調整部材46、第1取付柱材47と第2取付柱材52、パネル11と第1取付柱材47)の重ね合わせた結合部14aを挟持溝31aで挟み込むことで、これらの部材を連結する。
中柱40は、図2及び図3に示すように、上レール16及び下レール17の分岐部10a又は屈折部10bに固定されることで隣り合うパネル11を異なる見込み方向に連結するためのものであり、図4に示すように、パネル11と略等しい見込幅で形成された中空の四角柱状部材である。この中柱40は、後述する上固定金具54を介して上レール16に固定されるものであり、この中柱40の上部には上固定金具54とねじで連結するための長孔(上固定孔41)が穿設されている。また、この中柱40は、後述する下固定金具59を介して下レール17に固定されるものであり、この中柱40の下部には下固定金具59とねじで連結するための長孔(下固定孔42)が穿設されている。また、この中柱40の下端部には切欠き43が形成されている。この切欠き43は、後述するように、下レール17の2本の突条19に嵌合するためのものである。
第1取付柱材47は、図2及び図3に示すように、中柱40に隣接するように連結される部材であり、中柱40に対してねじで固定されるものである。この第1取付柱材47の中柱40と隣接する側には、図5に示すように、上部に上ねじ逃げ部50が切欠かれて形成され、下部に下ねじ逃げ部51が大きめの長孔として形成されている。上ねじ逃げ部50は、第1取付柱材47を中柱40に取り付ける際に、中柱40と上固定金具54とを固定するねじ頭が当たらないようによけるためのものである。同様に、下ねじ逃げ部51は、中柱40と下固定金具59とを固定するねじ頭が当たらないようによけるためのものである。一方、中柱40と隣接する側の逆側には、後述する第2取付柱材52と連結するための係合部49が形成されている。この係合部49は、第1取付柱材47と第2取付柱材52とを連結したときに、後述する第2取付柱材52の係合部53と重ね合わされて接合部材31により挟持されるものである。
第2取付柱材52は、図2及び図3に示すように、第1取付柱材47に隣接するように連結される部材であり、上述したように、接合部材31により第1取付柱材47に連結される。この第2取付柱材52の第1取付柱材47と隣接する側には、図6に示すように、第1取付柱材47と連結するための係合部53が形成されており、接合部材31の挟持溝31aで挟持可能に形成されている。
幅調整部材46は、伸縮可能に組み合わされた断面略コ字状のカバー材46aと、このカバー材46aの内部に圧縮可能に充填された充填材46bと、で形成され(図26及び図27参照)、幅方向に伸縮可能に形成した壁状部材である。この幅調整部材46は、図2及び図3に示すように、一端が第2取付柱材52に連結され、他端がパネル11に連結されて使用される。これにより、パネル11の幅と希望の壁長とがうまく適合しない場合でも、この幅調整部材46で壁長を調節することができる。
なお、上記説明においては、中柱40、第1取付柱材47、第2取付柱材52、幅調整部材46、パネル11の順で連結することとしているが、これに限らない。所望の壁長とするために、例えば第2取付柱材52及び幅調整部材46を設けず、第1取付柱材47とパネル11とを接合部材31で連結することとしてもよい。
ここで、中柱40を上レール16に固定するための上固定金具54は、図7に示すように、側面視コ字状の部材であり、上板55の両端側部から下方に垂直にガイド片57が延設されている。上板55にはねじ孔56が穿設されており、このねじ孔56を貫通するように締結されたねじにより、上固定金具54は上レール16及び天井70に固定される。また、ガイド片57には、ねじ孔58が穿設されており、このねじ孔58を貫通するように締結されたねじにより、上固定金具54は中柱40の内側に固定される。このとき、ガイド片57は、後述するように、中柱40の中空部の内周に沿うように中柱40の内側に固定される。
また、中柱40を下レール17に固定するための下固定金具59は、図8に示すように、側面視L字状の部材であり、下板60と、この下板60の端部から垂直上方に立設形成された立設部62と、からなる。下板60にはねじ孔61が穿設されており、このねじ孔61を貫通するように締結されたねじにより、下固定金具59は下レール17に固定される。また、立設部62にはねじ孔63が穿設されており、このねじ孔63を貫通するように締結されたねじにより、下固定金具59は中柱40の内側に固定される。
この下固定金具59は、後述するように、上下方向に延びる長孔で形成された下固定孔42を介して中柱40にねじ止め固定されるものであり、この長孔に沿ってねじの固定位置を上下動させることにより、中柱40に対しての上下位置を調整可能に形成されている。具体的には、この下固定金具59を中柱40に対して上位置にねじ止めしたときには、下固定金具59の下板60が中柱40の切欠き43に入り込むように形成されており、また、下固定金具59を中柱40に対して下位置にねじ止めしたときには、下固定金具59の下板60を下レール17の上面に当接させてねじで固定することができるように形成されている。
なお、本実施形態においては、中柱40に長孔で形成した下固定孔42を設け、この長孔によって下固定金具59の上下位置を調整可能に形成しているが、これに限らず、下固定金具59のねじ孔63を長孔で形成し、この長孔によって下固定金具59の上下位置を調整可能に形成してもよい。
次に、上記したような間仕切り壁10の施工方法について説明する。特に、中柱40の設置に焦点をあてて説明する。
本実施形態に係る間仕切り壁10を施工する際には、まず、天井70に上レール16をビス等の固定手段にて固定し、また、床71に下レール17を面ファスナー24にて固定する。このとき、上レール16及び下レール17で分岐部10aを形成し、間仕切り壁10をT字状に配置する場合には、通し側の上レール16及び下レール17の側面に対して、突き付け側の上レール16及び下レール17の端部を突き当てる形でレールを配置する(図11等参照)。また、上レール16及び下レール17で屈折部10bを形成し、間仕切り壁10をL字状に配置する場合には、通し側の上レール16及び下レール17の端部側面に対して、突き付け側の上レール16及び下レール17の端部を突き当てる形でレールを配置する(図14等参照)。
次に、上記した分岐部10aや屈折部10bに中柱40を固定する。
詳しくは、まず、上固定金具54を予め上レール16に取り付けるとともに、下固定金具59を予め中柱40に取り付ける。このとき、図10に示すように、下固定金具59は、上下方向に延びる長孔で形成された下固定孔42を介して中柱40にねじ止めされるため、中柱40に対しての上下位置を調整可能となっているが、下レール17に固定する前の状態においては、図10(a)に示すように、中柱40に対して上位置となるように下固定ねじ45でねじ止めすることで、下板60が中柱40の切欠き43に入り込むように仮止めする。これにより、下固定金具59が中柱40の底面40aから突出しないようになっており、後述するように下レール17の上に中柱40を載置する際に下固定金具59が邪魔にならないように形成されている。
その後、図9(a)に示すように、上レール16に取り付けた上固定金具54のガイド片57に沿って中柱40を上レール16に嵌め込む。すなわち、中柱40を傾けた状態でガイド片57の下端にまで中柱40の上端を移動させ、ガイド片57を中柱40の中空に挿入し、ガイド片57に中柱40の内周を沿わせて中柱40を垂直に立ち上げる。そして、上固定金具54のねじ孔58と中柱40の上固定孔41とを上固定ねじ44で貫通して締結し、上固定金具54と中柱40とを固定する。
このとき、中柱40の下端部は、図10(b)に示すように、下レール17の上面に載置されることとなる。そして、中柱40の下端部には切欠き43が形成されているため、この切欠き43に下レール17上面の2本の突条19が嵌入する。このように中柱40が下レール17の上面に載置されたら、下固定ねじ45による仮止めを緩めて、中柱40に予め固定した下固定金具59を下固定孔42に沿って下方にスライドさせる。そして、下固定金具59の下板60が下レール17の上板部18に当接するまで下方に移動させ、下固定金具59の下板60が下レール17の上板部18に当接したら、下固定ねじ45を締め直して本締めするとともに、下固定金具59の下板60と下レール17の上板部18とをねじで締結する。これにより、下固定金具59は、2本の突条19の間に配置されて前記下レール17に固定される。
なお、本実施形態においては、中柱40を下レール17に固定する下固定金具59は1つとし、中柱40の一側面においてのみ取り付けている。これは、中柱40の目的が主に位置出しであり、強度補強を主な目的とはしていないためである。しかしながら、T字状の分岐部10aに中柱40を固定する際には、中柱40の両側面に下固定金具59を取り付け、強度アップを図ることとしてもよい。
以上のように中柱40を上レール16及び下レール17へ固定することで、図11に示すように、この中柱40を基準としてパネル11等を配置すればよいため、分岐部10aや屈折部10bでパネル等がずれてしまうなどの問題が起きず、施工性が良いものとなっている。すなわち、上記のような中柱40の固定が完了したら、図12に示すように、第1取付柱材47を見込方向に沿って配置し、更に必要に応じて第2取付柱材52や幅調整部材46を配置し、パネル11を連結すれば、T字状やL字状に分岐あるいは屈折させて、パネル11を配置することができる。
なお、中柱40と下固定金具59とを固定する下固定ねじ45の頭部は、図12が示すように、第1取付柱材47によって覆われ、外部に露出せず、見栄えが良い。このとき、下固定ねじ45の頭部と相対する第1取付柱材47の側面には、下ねじ逃げ部51が形成されているため、下固定ねじ45の頭部と第1取付柱材47とが干渉することもない。
同様に、中柱40と上固定金具54とを固定する上固定ねじ44の頭部も、第1取付柱材47によって覆われ、外部に露出せず、見栄えが良い。そして、上固定ねじ44の頭部と相対する第1取付柱材47の側面には、上ねじ逃げ部50が形成されているため、上固定ねじ44の頭部と第1取付柱材47とが干渉することもない。
パネル11の配置が完了したら、次に巾木25を取り付ける。巾木25は、壁長などに合わせて施工現場で適切な幅に切断して使用すればよい。この巾木25は、図13に示すように、嵌合部26,27を下レール17の被嵌合部20,22に嵌合させることで、下レール17に装着される。このとき、図13に示すように、中柱40の底面40aは、嵌合部26,27及び被嵌合部20,22よりも上に配置されているため、中柱40が巾木25の取り付けに影響しないように形成されている。
次に、L字状に形成された屈折部10bにおける巾木25の取り付けに関して説明する。ここで、本実施形態に係る巾木25の取り付けに関しては、例えば図14に示すように、通し側の下レール17’の端部が、この通し側の下レール17’の側面に突き当たるように配置された突き付け側の下レール17’’の側面と連続するため、この突き付け側の下レール17’’の側面全体を巾木25で覆うためには、被嵌合部20,22が形成されていない通し側の下レール17’の端部をも巾木25で覆う必要がある。また、屈折部10bに角部ができるため、安全性の面からこの角部をカバーするのが望ましい。
上記したような点を踏まえ、本実施形態においては、以下の4つの取付方法について説明する。
まず、第1の取付方法は、図14〜図16に示すものであり、下レール17の外側面を完全に覆うように巾木25を配置する。このとき、突き付け側の下レール17’’の側面を覆う巾木25(B)は、その裏面に長手方向全長に渡って嵌合部26,27が設けられるのではなく、図15に示すように、両端部には嵌合部26,27が設けられていない平坦端部28が形成されており、通し側の下レール17’の端部に当接する位置には嵌合部26,27が設けられていない。このため、巾木25で中柱40の下部を覆うことができるとともに、この中柱40の下部を覆う部分に嵌合部26,27が設けられておらず、通し側の下レール17’の端部に嵌合部26,27が当たって邪魔になることがない。
そして、通し側の下レール17’の側面を覆う巾木25(A)も、突き付け側の下レール17’’の側面を覆う巾木25(B)も、図15及び図16に示すように、表面端部の表装材29が切削されて表装切削部30が形成されており、図14に示すように、この表装切削部30にコーナーカバー64を取り付けることで屈折部10bの角部をカバーするように形成されている。
なお、本実施形態に係る巾木25は、左右対称で形成されており、このため、平坦端部28や表装切削部30も巾木25の両端に形成されている。これにより、中左右いずれに中柱40が配置されても対応できるようになっている。なお、柱40が配置されない側に平坦端部28や表装切削部30が設けられている場合は、この平坦端部28や表装切削部30が設けられた端部をカットして使用すればよい。この点は、後述する他の取付方法に係る巾木25についても同様である。
また、第2の取付方法は、図17及び図18に示すものであり、この取付方法においては、屈折部10bの角部には巾木25を設けず、屈折部10bの角部全体をコーナーカバー64で覆うようにしている。このため、通し側の下レール17’の端部と当接する位置に巾木25を設ける必要がないため、図18に示すような巾木25(C)のみで対応できる。この巾木25(C)は、第1の取付方法とは異なり、平坦端部28や表装切削部30を設けるための加工が必要ない点で有利である。ただし、下レール17に直接コーナーカバー64を取り付けることができないため、下レール17に取り付けたカバー金具65を介してコーナーカバー64を取り付けることとなるので、カバー金具65を新たに用意する必要がある。このカバー金具65は、コーナー隅部を覆う形状で形成される。
また、第3の取付方法は、図19及び図20に示すものであり、突き付け側の下レール17’’の側面を覆う巾木25(D)の両端部に平坦端部28を形成している点では第1の取付方法と同様である。しかしながら、この取付方法においては、巾木25(C)及び巾木25(D)の両端に表装切削部30を形成せず、表装材29の上に直接コーナーカバー64を接着材等で取り付けている。
また、第4の取付方法は、図21及び図22に示すものであり、図21に示すように、屈折部10bの角部の一部を残すように巾木25を設けている。突き付け側の下レール17’’の側面を覆う巾木25(E)の両端部には、図22に示すように、平坦端部28が形成されており、この平坦端部28が、通し側の下レール17’の端部に当接する。このとき、平坦端部28で下レール17’の端部をすべて覆うのではなく、角付近を残すように配置されている。同様に、通し側の下レール17’の側面を覆う巾木25(C)も、角付近を残すように配置されている。そして、この巾木25が設けられていない角付近にコーナーカバー64を取り付けている。なお、コーナーカバー64が取り付けられる通し側の下レール17’の角は、上板部18と底板部21との間に隙間があるため、コーナーカバー64との接着面が確保できない。このため、この上板部18と底板部21との隙間に詰め物などを充填し、この詰め物に対してコーナーカバー64を接着して取り付けるようにしている。
なお、上記したように、L字状に形成された屈折部10bにおいて、下レール17には巾木25が配置され、角部はコーナーカバー64で保護される。一方、上レール16においては、通し側の上レール16の端部を覆うように小口キャップ32が取り付けられる(図26参照)。この小口キャップ32は、上固定金具54と共締めされることによって上レール16に固定される。
以上のように巾木25等を取り付ければ、間仕切り壁10が完成する。本実施形態に係る間仕切り壁10を使用すれば、例えば図23に示すように、略平行に配置したパネル11の内側に棚板支持具67を取り付け、この棚板支持具67の上に架け渡すように棚板66を配置すれば、棚を形成することもできる。この棚板支持具67は、第2取付柱材などの金属部に取り付けることが望ましく、金属製のパネルを別途設けて、この金属製のパネルに棚板支持具67を取り付けてもよい。また、この棚の前方に引き戸68を取り付ければ、クローゼットとして使用することもでき、単に壁を形成するのみならず、生活環境に合わせて室内空間を改装することができる。
なお、上記した説明においては、両端のガイド片57が同じ長さで形成された上固定金具54を例に説明したが、これに限らず、図24に示すように、一方のガイド片57が長く形成された上固定金具54を使用してもよい。また、図25に示すように、ガイド片57の端部57aを内側に屈折させて、中柱40に挿入し易く形成した上固定金具54を使用してもよい。
また、上記した説明においては、T字やL字にパネル11を連設したが、十字状にパネル11を連設してもよい。
また、上記した説明においては、四角柱状の中柱40を使用したが、これに限らず、四角柱以外の多角柱状の中柱や、円筒状の中柱を使用してもよい。また、パネルの連設方向についても、直交する方向に連設するのみならず、中柱を中心に任意の方向に連設してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、隣り合うパネル11を異なる見込み方向に連結可能な中柱40を備えているため、パネル11同士を異なる見込方向に連設することができる。
また、この中柱40は上レール16及び下レール17の分岐部10a又は屈折部10bに固定されるため、この中柱40を位置決めに使用することができ、施工性が良い。
また、この中柱40はパネル11と略等しい見込幅で形成されているため、壁面に凹凸ができず、納まりの良い間仕切り壁10を提供できる。
また、中柱40は、底面40aが巾木25の取付位置(嵌合部26,27及び被嵌合部20,22)よりも上に配置されるように下レール17に固定されるため、中柱40に加工を施さなくても中柱40と巾木25とが干渉しない。よって、加工コストを削減できるとともに、見栄えも施工性も良い間仕切り壁10を得ることができる。
また、中柱40を上レール16に固定するための上固定金具54及び中柱40を下レール17に固定するための下固定金具59が、中柱40の内側に固定されて使用される。このため、中柱40の取り付けが容易であるとともに、固定金具54,59が外部に露出せず、意匠性が良い。
また、中柱40の下端部には切欠き43が形成されるとともに、下レール17の上面には切欠き43に嵌入される2本の突条19が形成され、更に、この2本の突条19の間に配置されるように、下固定金具59が設けられている。このため、切欠き43に突条19が嵌入されることで容易かつ確実に中柱40を取り付けることができる。
また、間仕切り壁10を一度設置した後に、分岐部10aと屈折部10bとを相互に変更することもでき、リフォーム等にも対応できる。例えば、L字状の屈折部10bをT字状の分岐部10aに変更する場合には、巾木25やコーナーカバー64を一度取り外した後に、通し側の上レール16の端部に新たな上レール16を繋ぎ合せるとともに、通し側の下レール17の端部に新たな下レール17を繋ぎ合せて、この新たなレールに沿って第1取付柱材47、第2取付柱材52、幅調整部材46、パネル11などを配設し、再度巾木25を取り付ければよい。
10 間仕切り壁
10a 分岐部
10b 屈折部
11 パネル
11a 表装板
11b 芯材
12 上枠部材
13 下枠部材
13a 嵌合溝
13b 被挟持部
14 縦枠部材
14a 結合部
16 上レール
16a 保持溝
17 下レール
18 上板部
19 突条
20 下垂部(被嵌合部)
21 底板部
22 起立部(被嵌合部)
23 柱脚部
24 面ファスナー
25 巾木
26 挟持部(嵌合部)
27 係合部(嵌合部)
28 平坦端部
29 表装材
30 表装切削部
31 接合部材
31a挟持溝
32 小口キャップ
40 中柱
40a 底面
41 上固定孔
42 下固定孔(長孔)
43 切欠き
44 上固定ねじ
45 下固定ねじ
46 幅調整部材
46a カバー材
46b 充填材
47 第1取付柱材
50 上ねじ逃げ部
51 下ねじ逃げ部
52 第2取付柱材
54 上固定金具
55 上板
57 ガイド片
59 下固定金具
60 下板
62 立設部
64 コーナーカバー
65 カバー金具
66 棚板
67 棚板支持具
68 引き戸
70 天井
71 床

Claims (8)

  1. パネルと、
    前記パネルの上部を支持する上レールと、
    前記パネルの下部を支持する下レールと、
    前記下レール及び前記パネルの下縁部を覆う巾木と、
    前記パネルと略等しい見込幅で形成され、前記上レール及び前記下レールの分岐部又は屈折部に固定されることで隣り合う前記パネルを異なる見込み方向に連結可能な中柱と、
    を備え、
    前記巾木は、裏面に設けられた嵌合部によって前記下レールの側面に設けられた被嵌合部に装着され、
    前記中柱は、底面が前記嵌合部及び前記被嵌合部よりも上に配置されるように前記下レールに固定されることを特徴とする、間仕切り壁。
  2. 前記中柱を前記上レールに固定するための上固定金具と、
    前記中柱を前記下レールに固定するための下固定金具と、
    を備え、
    前記上固定金具及び前記下固定金具は、前記中柱の内側に固定されて使用されることを特徴とする、請求項1記載の間仕切り壁。
  3. 前記中柱の下端部には切欠きが形成されるとともに、前記下レールの上面には前記切欠きに嵌入される突条が形成され、
    更に、前記突条は溝を形成し、前記下固定金具は、前記溝の間に配置されて前記下レールに固定されることを特徴とする、請求項2記載の間仕切り壁。
  4. 前記下固定金具は、上下方向に延びる長孔を介して前記中柱にねじ止めされることで、前記中柱に対しての上下位置を調整可能となっており、
    前記下固定金具を前記中柱に対して上位置にねじ止めしたときには、前記下固定金具が前記切欠きに入り込むように形成され、
    前記下固定金具を前記中柱に対して下位置にねじ止めしたときには、前記下固定金具が前記下レールに固定可能であることを特徴とする、請求項2又は3記載の間仕切り壁。
  5. 前記上固定金具の側部からは、ガイド片が下方に延設されており、このガイド片は、前記中柱の中空部の内周に沿うように設けられていることを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の間仕切り壁。
  6. 前記巾木は、前記中柱の下部を覆うように設けられ、前記中柱の下部を覆う部分には前記嵌合部が設けられていないことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の間仕切り壁。
  7. パネルの上部を支持する上レールとパネルの下部を支持する下レールとを平行に配置し、この上レール及び下レールに沿って複数のパネルを連結するとともに、前記上レール及び前記下レールの分岐部又は屈折部に中柱を固定することで、隣り合うパネルを異なる見込み方向に連結可能とした間仕切り壁の施工方法であって、
    前記中柱を前記下レールに固定するための下固定金具を備え、この下固定金具は、上下方向に延びる長孔を介して前記中柱にねじ止めされることで、前記中柱に対しての上下位置を調整可能となっており、
    前記中柱の下端部には切欠きが形成されるとともに、前記下レールの上面には前記切欠きに嵌入される突条が形成されており、
    前記下固定金具を前記中柱に対しての上位置にねじ止めすることで、前記下固定金具が前記切欠きに入り込むように仮止めするステップと、
    前記中柱の切欠きに前記突条を嵌入させるように、前記中柱を前記下レールの上に載置するステップと、
    前記下固定金具の仮止めを緩めるステップと、
    前記下固定金具を前記下レールに当接するまで下方向にスライドさせるステップと、
    前記下固定金具を前記中柱及び前記下レールにねじ止めして固定するステップと、
    を備えることを特徴とする、間仕切り壁の施工方法。
  8. パネルの上部を支持する上レールとパネルの下部を支持する下レールとを平行に配置し、この上レール及び下レールに沿って複数のパネルを連結するとともに、前記上レール及び前記下レールの分岐部又は屈折部に中柱を固定することで、隣り合うパネルを異なる見込み方向に連結可能とした間仕切り壁の施工方法であって、
    前記中柱を前記上レールに固定するための上固定金具を備え、この上固定金具は、前記中柱の中空部に挿入されるガイド片が下方に延設されたものであり、
    前記上レールに前記上固定金具を取り付けた後に、前記上固定金具のガイド片に沿って前記中柱を前記上レールに嵌め込み、前記上固定金具と前記中柱とを固定することを特徴とする、間仕切り壁の施工方法。
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