JP2012081959A - タイヤチェーンの引張装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤチェーンにあるレベルの緊張力を維持しながら遊びを許し、かつ、しっかりと装着出来るタイヤチェーンの引張装置を提供する。
【解決手段】タイヤチェーンの引張装置内では、巻取りリール3が、ハウジング2内部において軸を中心に回転可能に支持されており、巻取り方向にプリテンションがかけられ、周辺に沿って配置された歯33を備えるリングギヤ31を有している。このハウジング内に引き込むことのできる引張ケーブル10が巻取りリール3に接続可能であり、ロッキングラッチ6が第1のポジションAにおいて歯33にかみ合うことによって、引張方向への巻取りリールの回転運動をブロックする。巻取りリールのリングギヤ31の周辺には、歯形のない部分30と歯形33のある部分とが交互に入れ替わっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハウジングと、巻取りリールと、これに割当てられているロッキングラッチと、を備えるタイヤチェーンの引張装置に関し、この場合、巻取りリールは、ハウジング内部において軸を中心に回転可能に支持されており、巻取り方向にプリテンションがかけられ、周辺に沿って配置された歯を備えるリングギヤを有し、ハウジング開口部からハウジング内に引き入れることのできる引張ケーブルが巻取りリールに接続可能であり、ロッキングラッチは、第1のポジションにおいてリングギヤの歯にかみ合うことによって、引張方向への巻取りリールの回転運動をブロックする。
引張装置は、タイヤチェーン、特にスノーチェーンにおいて、取付け後に引張ケーブルが巻き戻るのを防止するために用いられる。この引張ケーブルは、少なくとも1本の引張ワイヤであるが、例えば引張チェーンとしても形成することができる。ここで考慮されている引張装置は、まず第1にトラック又は大型車量に用いられるが、基本的に、タイヤを備えるどのような車両にも使用可能である。
出願者の文献1は、冒頭に述べた種類の引張装置を示している。ハウジング開口部からハウジング内に引き込み可能な引張ケーブルは、ハウジング内部において巻取りロールに接続されており、この巻取りローラは、巻取り方向にプリテンションをかけられ、軸を中心に回転可能に支持されている。巻取りローラは、固定接続されているリングギヤを有しており、このリングギヤの中にラッチがかみ合い、ラッチのポジションに応じて、巻取り方向又は逆方向へのリングギヤの動きがブロックされる。
この引張装置は、タイヤへのチェーンの取付けがきつ過ぎると、タイヤチェーンが車両タイヤを損傷してしまうおそれのあることが判明している。例えば、特に車速が速いとタイヤに取り付けられているタイヤチェーンにずれが生じ、タイヤにきつく接触しているチェーンのこのような動きによってタイヤが擦り切れ、損傷するおそれがある。このことは、特に、トラックのタイヤにおいて生じる。というのも、トラックの場合、タイヤの寸法及び重量がより大きく、負荷がより大きいことから、こうした問題は乗用車のタイヤチェーン/スノーチェーンに比べて明らかに顕著である。また、タイヤに取り付けられた状態のチェーンは、タイヤの上にチェーンがしっかりと装着され、横に滑らないようにするため、ある程度の力で保持されている。
欧州特許出願公開第1935674/A1明細書
従って、本発明の課題は、前述の欠点を克服する引張装置を提供することである。詳細には、チェーンの締付けの際に、ある程度の遊びが実現されなければならない。
この課題は、冒頭に述べた種類の引張装置によって解決され、この引張装置の場合、本発明に基づいて、巻取りリールのリングギヤの周辺に少なくとも1つの歯形のない部分が形成されており、この歯形のない部分は、この部分に隣接する歯形と歯形との間に設けられている。
この解決方法により、簡単かつ効果的な方法でこの課題が達成される。歯のないセクションがあるために、巻取りリールは、ブロック状態においても、およそこのセクションの長さに相当する程度の長さを巻き戻すことができる。この戻りが過ぎて、ラッチが歯形セクションに達すると、巻取りリールの回転がブロックされ、それにより引張方向への戻りもブロックされる。結果として、タイヤチェーンは、個々の歯形ピッチに相当するよりも大きな度合いで引張されることができる。この方法により、チェーンを張る場合により大きな遊びが生じるため、タイヤチェーンが損傷を引き起こさない適度に緩くタイヤに装着されることが保証される。さらに、チェーンの動きによるチェーンの僅かなたわみが、チェーンの泥、雪などの汚れに対する自己洗浄効果を生じる。
本発明の有利な発展形態では、歯形部分と歯形のない部分とが交互に設けられ、リングギヤはその周囲に少なくとも2つの歯形のない部分、例えば3つ、4つ、5つ又は6つの歯形のない部分を有し、これらの部分は、それぞれ同数の歯形ピッチを有している同数の歯形部分によって切り離されている。
タイヤチェーンを取り付ける際、ワイヤブロックを簡単に外すことができるようにするため、外側からアクセスできる操作エレメントを設けることができ、この操作エレメントは、アームによってロッキングラッチに作用し、この操作エレメントのアームは、ヒンジによる接続によってロッキングラッチに連結されている。このことにより、引張方向への巻取りリールの回転運動をブロックする第1のポジションと、この運動を解放する第2のポジションとの間で、ロッキングラッチが移動可能になる。この場合、アームは、巻取りリールの範囲外で、巻取りリールの周辺を通る方向に沿って伸び、(巻取りリールの軸方向に見て)ロッキングラッチの下方に配置することができる。ヒンジによる接続は、例えば、開口部とこの開口部にかみ合うホゾとによって形成されているホゾ接合などであり、アーム又はロッキングラッチに設けられている。
代替の方法として、操作エレメントは内側に2つのストップ面を有することが可能であり、これらの2つのストップ面はロッキングラッチのアームと相互に作用し、このアームは2つのストップ面の間に取り付けられ、操作エレメントの動きに応じてストップ面から傾くことができ、この傾斜運動によって、ロッキングラッチは、第1のポジションと第2のポジション(引張方向への動作をブロックするポジション、又は解放するポジション)との間で動作可能となる。
取付けをさらに単純化にするため、ロッキングラッチの第2のポジションによって引張ワイヤの大幅な引込み過ぎをブロックすることができ、この場合、第2のポジションにあるロッキングラッチも同様にリングギヤに作用するが、巻取りリールの巻取り方向への回転運動は、ロッキングラッチが歯形にかみ合うことによりブロックされる。
これに加え、歯車装置のように巻取りリールに接続されているギヤエレメントを有する減速装置を設けることができ、このギヤエレメントは、少なくとも巻取りリールの巻取り方向に対応する方向への回転にブレーキ作用を及ぼし、好ましくは、このギヤエレメントは、巻取りリールのリングリヤ、特に内部リングギヤと相互に作用する歯車である。
さらに、ハウジングに配置されている保持エレメント、特にフックが引張装置に装備されており、この固定手段によって引張装置をタイヤチェーンの外部チェーンにずれないように固定することができる場合は有利である。フックの使用により、引張装置を簡単に外部チェーンのチェーンエレメントに取り付けることができるため、さらに固定が容易になる。
本発明の利点及び有利な実施形態を含めて、本発明に基づく引張装置の制限されない実施例を用い、本発明を以下に詳しく説明する。この引張装置は例えばトラックのタイヤチェーンなどに使用され、添付の図に示されている。
開かれた状態(つまりカバーが取り外されている)で第1のブロック位置にある、第1の実施例による引張装置である。 第2のブロック位置にある図1の開かれた引張装置である。 図1の引張装置の展開図である。 図1及び3のロッキングラッチと操作ボタンとの詳細図である。 図4のロッキングラッチの外面図である。 実施例の引張装置を備えるタイヤチェーンをタイヤに取り付けた図である。 図6のタイヤチェーンのターンフックの斜視図である。 図6のタイヤチェーンのターンフックの側面図である。 図6のタイヤチェーンのガイドフックの斜視図である。 図6のタイヤチェーンのガイドフックの側面図である。 開かれた状態で第1のブロック位置にある、第2の実施例による引張装置である。 図9の引張装置の展開図である。 図9及び10の引張装置のロッキングラッチの内面図である。 図9及び10の引張装置のロッキングラッチの外面図である。 ロッキングラッチと巻取りリールに基づいて図示されている、図9及び10の引張装置の第1のブロック位置である。 図12と同様に図示された、図9及び10の引張装置の第2のブロック位置である。
下記に論じられる実施例に基づく引張装置102によって働くタイヤチェーン101を、タイヤ100に取り付けられた状態で図6に示す。チェーン101のクロスチェーン103は、側面で外部チェーン104によって境界づけられ、保持されている。タイヤに巻き付けた後でチェーン101をロックするため、外部チェーン104の端部が引張ワイヤ10を使って閉じられる。この引張ワイヤ10は、その第1の端部であるエンドピース105が外部チェーン104の端部、例えば外部チェーンのエンドリング106に取り付けられており、引張ロープ10の第2の端部は、引張装置102の中に保持されており、この引張装置は、通常、前出の外部チェーン端部の反対側に位置するタイヤ部分の外部チェーン104に固定されている。引張ワイヤ10は、通常、スチールワイヤであるが、部分的にはチェーンとして実施することもでき、例えば、引張ワイヤのエンドピース105は、エンドフック(図示されていない)を備えるチェーンとして形成することができ、このエンドフックは、外部チェーンのエンドリング106に取り付けられる。引張ワイヤ10は、外部チェーン104の締付けに用いる。このために、引張ワイヤのエンドピース105にはターンフック107が設けられており、一方、引張ワイヤ10は数個のガイドリング108によってエンドリング106の手前にある外部チェーン部分に接続され(同時にホイール中央の周囲を通され)ている。ターンフックはチェーン101を閉じるのに用いられ、このことは、反対側に位置する外部チェーンの端部109、例えばチェーンエレメント又は好ましくはリングにターンフックを取り付けることによって達成される。引張装置1の引張作用によって、外部チェーンの端部が互いに引っ張られ、これにより、チェーン101は、望ましい方法でタイヤ表面に広げられ、クロスチェーン103がタイヤの走行面に広げられる。
引張ワイヤ10は、外部チェーン104を締め付け、チェーンを巻き付けた直後にタイヤ100上のチェーン101を引張するのに用いられる。このために、引張ワイヤ10は、数個のガイドリング108によってエンドリング106の手前にある外部チェーン部分に接続され、この方法でホイール中央の周囲を通されており、引張ワイヤのエンドピース105にはターンフック107が設けられている。
図7a及び7bには、ターンフック107の実施例が図示されており、このターンフックを使って、引張ワイヤ10と、反対側に位置する外部チェーン104の端部109とが連結される。ターンフック107は、例えば、グラスファイバ強化プラスチックから形成されており、引張ワイヤを通す穴を備えるリング状のボディ110と、このボディ110に配置されているフック部分111とを有し、このフック部分を使ってターンフック107を外部リング端部109に取り付けることができる。フック部分111の接合部には、例えば平坦な突起の形で、突出部112が設けられている。フックに取り付けられるリング(又はチェーンエレメント)がフック部分111の中に嵌め込まれ、引張ワイヤによる張力が低下した場合に、この突出部によって、ターンフック107が端部109から外れるのを防止する作用がある。
図8a及び8bには、ガイドリング108の実施例が図示されている。ガイドリング108のリングボディ113には穴が形成されており、この穴に引張ワイヤが通され、リングボディ113に配置されているフックエレメント114によって、外部チェーン104に取り付けることができる(図6を参照)。ガイドリング108は、グラスファイバ強化プラスチックからなる一体形成の構成部品として形成されているのが好ましい。
第1の実施例に基づく引張装置1の構造の概要が図1〜3に示されている。引張装置1は、例えば2つの部品、すなわちハウジング低部2とカバー8とから形成されるハウジングを有しているが、内部構成部品の配置を示すために後者は図1及び2では省略されている。ハウジング部品2及び8は、例えば、リベット(図示されていない)によって互いに固定接続されている。ハウジング、ここではハウジング底面2には、例えばフック21の形態で保持エレメントが設けられており、この保持エレメントは、図示されている実施形態では、ハウジングと一体形成することができる。このフック21により、すでに言及したように、引張装置をタイヤチェーンの外部チェーン(又は場合によりその他の部品)に固定することができ、一般的には外部チェーンのチェーンエレメントにこのフックを直接取り付けることにより、ずれることはないが取り外しのできる固定が可能となる。これらのフック21は、有利な方法では、チェーンへの取付けを簡単にするために、引張装置1の同一の面(ここでは例えば前方)に取り付けられている。例えば、それぞれのフック21は、引張装置1の両翼の上方部分の狭くなっている側に形成されている。すでに言及した引張ワイヤ10はハウジングの開口部22を通っており、引張装置1の内部にある引張ワイヤ10部分は巻取りリール3で巻き取られる。開口部22は、引張ワイヤによる摩耗を防止するためスリーブ20によって強化することができ、ここでは、開口部22が2つに分割されたスリーブ部品によって形成されている。図1では、この引張装置から突出している引張ワイヤ10の部分に符号が付けられているが、巻取りリールの上部エッジの下で巻き取られているワイヤ部分は見えなくなっており、図2及び3では、引張ワイヤは示されていない。
図1及び2に示されている、カバーを取り外した状態の引張装置1の図には、リングギヤ31を備える巻取りリール3と、このリングギヤと相互作用するロッキングラッチ6とが同時に示されており、図示されている実施形態のリングギヤは、「前面」(すなわち、この図では観察者と向かい合う巻取りリール面)に配置されている。ハウジングのもう一方の開口部から出ているボタン51を使って操作可能な操作エレメント5により、必要に応じ、どちらの方向に引張ワイヤ10を解放し、同時にその反対方向への動きをブロックするかを決定することができる。図1には、引張ワイヤ10を引き込むことができるが、ワイヤの引き出しは(引張方向への巻取りリールの回転に応じて)ブロックされ、僅かな長さのワイヤしか引き出すことができないポジションA(「走行モードポジション」)が示され、このポジションは、図6に示されているようなタイヤチェーン101の走行時に使用される。これに対して、図2は、引張ワイヤ10を引き出すことはできるが、ワイヤを引き込む(巻取る)ことはブロックされ、僅かな長さしか引き込むことができないポジションB(「取付けポジション」)を示している。この取付けポジションは、タイヤチェーン101をタイヤ100に巻き付ける際に使用され、必要な長さの引張ワイヤが選択可能であり、タイヤに装着している間、巻取りリールのプリテンションに対して常に引張ワイヤを保持しなくても済むようにする。
図3で分かるように、巻取りリール3は、引張ワイヤ10を巻き取るためのワイヤロールとして用いられるボディ32と、このボディにトルク耐性に接続されているリングギヤ31とを有しており、このリングギヤは、以下に詳しく述べる歯形33を有している。一方がハウジング底面2のセンタピン23に固定され、他方がワイヤロールに固定されているスプリング4(ワイヤロール32内面の凹部40に取り付けられる)によって、ワイヤロール32は巻取り方向にプリテンションがかけられている。このスプリング4は、例えばスパイラルスプリングであり、図では簡略化されて示されている。
再び図1及び2に関して、ハウジング内のラッチ6は、引張装置の一方の翼部分において、リングギヤ31の横隣に配置されている。ラッチ6は、ハウジングの範囲内にガイドスリーブ7を中心として回転可能に支持されており、ハウジング部品2と8との間に固定されている。ラッチ6は2つのポジションA、Bを有し、これらのポジションは、すでに言及したように、それぞれが1つのブロック位置に該当し、操作エレメント5によって調整可能になっている。各ポジションでは、ラッチがリングギヤ31のそれぞれの歯形33にかみ合うエンドポジションを取ることができ、その場合、1種類の歯面(すなわち図1では時計回りに方向づけられた歯面、図2では反時計回りに方向づけられた歯面)による歯形が、その歯面に対応する1つ又は複数の、ラッチ外面の傾斜面61、62、63(図4)を介して相互作用する。ラッチ6により、ワイヤロールの動く方向が決定され、それぞれの反対方向への動きが阻止される。この場合、リングギヤ31の両方の歯面は、ワイヤの動きを選択的に妨げるために用いられる。さらに、図示されている実施形態のように、歯を左右対称にすることができるため、構造がさらに単純化される。
有利な方法では、ラッチが、ワイヤの引き出しをブロックする場合に使用される2つまたは複数の傾斜面61、62を有している。この場合、それぞれの傾斜面は、リングギヤ31のそれぞれ1つの歯面と相互作用する。走行モードポジションにおいて2つ又はそれ以上の傾斜面を使用することにより、力の伝達及び作用力のより良い配分を行うことのできる面が拡大する。このことにより、使用中の引張装置の動作安全性が高まる。
ラッチ6は、スプリングによる保持エレメント67によって、それぞれのポジションA、Bに保持される。この保持エレメントは、同時に、許可されている方向へのリングギヤの動きを保証するために、ラッチ6の必要な遊びを提供している。例えば、保持エレメント67としてスプリング(例えばスパイラススプリング)が設けられており、このスプリングによってボール68がラッチ6の裏面に向かって押し付けられる。ここには、それぞれポジションA、Bに該当する2つのくぼみ64、65(図5)がある。操作エレメント5を用いて、これら2つのポジションの間でラッチ6を切り替えることができる。
引張ワイヤが許可された方向に動く場合、リングギヤ31は、それぞれの歯のポジションにおいて、かみ合っているラッチ6の傾斜面61、62、63をそれぞれ少し持ち上げ、リングギヤ31がさらに回転して、ラッチが次の歯間スペースに達すると、保持エレメント67のスプリング力によってラッチはこの中に急激に戻される。これに対し、リングギヤはそれぞれの傾斜面によってラッチの対応面を支え、それによって反対方向への動きを阻止するため、この反対方向への動きは自動ロック式にブロックされている。
本発明に基づき、巻取りリール3のリングリヤ31は、その全周に歯形を有しているのではなく、1つ又は複数の周辺部分33にのみ歯形を有している。この場合、歯形とは、歯又は歯間スペースによる周辺の構造を意味している。本公開の枠内において、歯とは、それぞれ巻取り方向及び引張方向に方向づけられた歯面を備える、外部へ(すなわち巻取りリールの中心点から外へ)突き出した構造を意味し、歯間スペースとは、それぞれ巻取り方向及び引張方向に方向づけられた歯面を備える、内部へ(すなわち中心点の方へ)落ち込んでいる構造を意味し、直接隣り合う2つの歯は、互いに向かい合う歯の片方部分によってそれぞれ1つの歯間スペースを形成しており、その逆もある。歯又は歯間スペースは、それぞれ歯形のユニットを形成している(「歯形ピッチ」)。
少なくとももう1つの周辺部分30にはリングギヤに歯形がなく、すなわち、この部分は周辺方向を通る構造がない(「滑らか」又は「歯がない」;このことは、軸に対して平行方向への構造を排除していない)。図示されている実施形態では、例えば4つのセクション33に歯が設けられており、これらは「滑らかな」セクション30とは切り離されている。セクション33は、有利な方法では、均等にリングギヤ上に配置されている。従って、歯のあるセクション33間の距離(=「滑らかな」セクション30の幅)は、リングギヤのサイズに左右され得る。この実施例では、それぞれの歯のあるセクション33が、2つの歯形ピッチ、すなわち2つの歯間スペースからできている。一般的に、歯のあるセクション33は1つ又は複数の歯形ピッチを有しており、歯形ピッチの数は、好ましくは、作動ポジションAにおいて使用される(歯面に対応して形成された)傾斜面61、62の数と一致する。
タイヤチェーン101をタイヤに張った後で、本発明に基づく引張装置1が図1に基づく走行モードポジションにされると、引張ワイヤ10は、外部チェーン104が引張されている限り無段階に引き込まれる。このとき、引張装置1の中では、ラッチ6が滑らかなセクション30の上にある。次に引張ワイヤに張力が生じると、巻取りリール3が巻き戻り、ラッチ6は滑らかなセクション30の上を滑って歯のあるセクション33に達し、そこでラッチ6は引張方向への回転をブロックされる。従って、タイヤチェーン101は、個々の歯形のピッチに相当するよりも大きな度合いで引張されることができる。この方法により、外部チェーン104を引張する場合により大きな遊びが生じるため、タイヤチェーン101が損傷を引き起こさない程度に緩くタイヤに装着されることが保証される。それでも、回転運動、すなわち1回転以上の範囲での巻取りリールの巻戻り、又は歯のないセクションの範囲に該当する回転部分以上のリールの巻戻りはブロックされている。
すでに言及したように、操作エレメント5により、2つのポジション間でラッチ6の切替えが行われる。図4に基づき、この操作エレメントは、ボタン51(図1及び2)が取り付けられているプレート52と、アーム53とからなり、これらは一体形成によって湾曲した形状を有している。操作エレメント5は、ハウジング下部2のくぼみ25の中にはめ込まれ、このくぼみは巻取りリール3を取り囲む方向に通っている。操作エレメントの湾曲した形状により、くぼみ25内での往復移動が可能であり、プレート52は内部へのハウジングの開口部を閉じる。アーム53は、ラッチ6の下部に伸び(ラッチの軸に沿って見た場合)、ヒンジ接続によってラッチと連結されている。このために、ラッチ6は突起66(又はホゾ)を有し、これは、アーム53の該当する開口部54と一緒に、例えばホゾ接合を形成しているが、もちろんこれらのエレメントは逆の形にも配置することができるだろう。ボタン51のポジションに応じて、開口部54と突起66とは、ラッチの様々な側に方向づけられ(図4におけるラッチの軸の左又は右)、これによって、ラッチは両方のポジションA及びBのいずれかに調整されることができる(図1及び2を参照)。スライダとして働く操作エレメント5によってラッチポジションを操作するこのような形態は、特に堅牢性が特徴であり、汚れによる損傷のリスクを軽減する。
さらに、図3で分かるように、引張装置は、減速装置として用いられるブレーキエレメント9を有している。ブレーキエレメント9は、引張ケーブルを静かに引き込むために働き、とりわけ、より長いケーブルを引き込む場合に引込み速度が速まることによって使用者が怪我をする危険、例えば指の切断又は(ケーブル先端による)切り傷などの危険を防止する。
ブレーキエレメント9は、歯車37の形態でギヤエレメントを有し、これは巻取りリール3の第2のリングギヤ(「ブレーキリングギヤ」)39と相互に作用する。好ましいのは、このブレーキリングギヤ39が内部リングギヤとして形成されていることであり、ブレーキエレメント9は、その軸が巻取りリールの範囲内において巻取りリールに対し偏心的に支持され、歯車37はブレーキリングギヤにかみ合っている。巻取りリール3の回転は、従って、歯車37の回転に変換される。ブレーキエレメントのボディ38は、ハウジング底面2の凹部24の中で支持されている。ブレーキエレメントは、ある程度の回転速度においてブレーキ作用が生じるという形で、歯車37の回転に対抗する。このブレーキ作用は、どちらの方向へ動く際にも発生するため、引張ワイヤ10が急速に戻る場合にも、急速に引き込まれる場合にもブレーキがかけられる。このブレーキエレメントのさらなる詳細及び実施形態は、冒頭に述べた出願人の文献1を参照することができる。
本発明に基づく引張装置11の第2の実施例を図9〜13に示す。この実施例においては、ロッキングラッチとそれに属するリングギヤが「裏側に」、すなわち、ハウジングの底面部品に対向している巻取りリール面に配置されている。以下に、引張装置の構成部品の概要を述べるが、第1の実施例との違いについて詳しく述べられており、残りは、先に第1の実施形態で述べた説明が該当する。
引張装置11の構造の概要が、図9及び10に示されている。引張装置11は、この場合も、ハウジング底面12とカバー18とからなる2つの部分でできたハウジングを有している(カバー18は図9では取り除かれている)。引張ワイヤ10は、(ここでは一体形成の)スリーブ19によって補強されている開口部26からハウジング内の巻取りリール13に通され、引張装置11の内部にある引張ワイヤ10の部分が巻き取られている。
巻取りリール13は、引張ワイヤ10を巻き取るためのワイヤロール42として働くボディの上にリングギヤ41を有している。ワイヤロール42又は巻取りリール13は、スプリング14によって巻取り方向にプリテンションがかけられている。このスプリング14は、前の実施例のスプリング4と同様に実施されているのが好ましい。前の実施例とは異なり、リングギヤ41は、取り付けられた状態でハウジング底面に対向している巻取りリール面にある。従って、図9においては、リングギヤ41が巻取りリールのボディによって隠されている。さらに、巻取りリール3はブレーキリングギヤ44を有しており、これは、引張装置11に設けられているブレーキエレメント9と相互に作用し、ブレーキエレメントはこの実施形態においても減速装置として用いられる。
巻取りリール13のリングギヤ41は、周辺部分43にのみ歯形を有している。その他の周辺部分40では、リングギヤに歯形はついていない。図示されている実施形態では、例えば、4つのセクション43にそれぞれ3つの歯と4つの歯間スペースとが設けられており、これらは、4つの「滑らかな」セクション40によって分離されている(図11及び12を参照)。セクション43は、有利な方法では、均等にリングギヤ上に配置されている。
ロッキングラッチ16は、ハウジング内の巻取りリール13の横隣に配置されている。このラッチ16は、先の実施例と同様に、ガイドスリーブ17を中心に回転可能に支持されているが、巻取りリールのリングギヤが裏側に配置されているために、外見上は「逆に」方向づけられている。外部からアクセス可能なボタン55を有し、このボタンによって操作可能な操作エレメント15によって、図11及び12に示されている2つのポジションA、Bの間でラッチを調整することができる。
図11aに関して、ラッチは傾斜面を有しており、この傾斜面は、ワイヤの引出しをブロックする際に使用され、リングギヤ41のそれぞれ1つの歯面と相互に作用する。図11bに関して、ラッチ16は2つのくぼみを有しており、これらのくぼみは、スプリングによる保持エレメントと相互に作用し、ポジションA、Bのいずれかにおいて、ラッチをスプリングによって保持するのに用いられる。この形状は、第1の実施形態のラッチ6に対応している(図5を参照)。
図12、13によって分かるように、ラッチ16により2つのポジションA、Bが実現され、これらのポジションはそれぞれ1つのブロックポジションに該当しており、機能原理及び作用において図1及び2のポジションA、Bに一致している。各ポジションでは、ラッチ16がそれぞれリングギヤ41の歯形43にかみ合うエンドポジションを取ることができ、その場合、1種類の歯面による歯形が、その歯面に対応する1つ又は複数の、ラッチ外面の傾斜面61、62、63を介して相互に作用する。ラッチ16により、ワイヤロールの動く方向が決定され、その反対方向への動きが阻止される。この場合、リングギヤ41、詳細には歯のあるセクション43の両方の歯面は、ワイヤの動きを選択的に阻止するために用いられる。さらに、図示されている実施形態のように、歯は左右対称にすることができるため、構造がさらに単純化される。
引張装置11の操作エレメント15は、主にプレート56からなり、その外側にはすでに言及したボタン55(図9)が取り付けられている。操作エレメント15は、そのプレート56によって、引張装置の翼部分に設けられている、ハウジング底面12にある内部スペース27の中に移動可能に支持されており、そこでワイヤスプリング28により操作エレメントのポジションに保持される。プレート56の内側へ向いている面には、各端部にそれぞれストップ面57、58が形成されている。これらのストップ面は、ロッキングラッチ16のアーム29と相互に作用する。操作エレメントは、ボタン55によって左又は右に移動可能であり、この場合、それぞれストップ面57、58のいずれかがアーム29に作用し、ロッキングラッチ16を両方のポジションA及びBのそれぞれに属するポジションに傾ける。
引張装置11から引張ワイヤ10が出ている開口部26は、引張装置11の場合、操作エレメント15及びロッキングラッチ16が収納されている翼部分の反対側に位置する翼部分にあり、これにより、タイヤチェーンを取り扱う際に使用者が引張ワイヤ10によって怪我をする危険性が少なくなる。この種の構造は、もちろん図1〜3の引張装置1の場合にも選択可能であると考えられ、実際に、ロッキングラッチ16と相互作用するリングギヤ41が巻取りリール13の前側又は裏側に配置されているかどうかは、開口部の場所の選択に関係しないことは明らかである。
1 引張装置
2 ハウジング低部
3 巻取りリール
4 スプリング
5 操作エレメント
6 ロッキングラッチ
7 ガイドスリーブ
8 カバー
9 減速装置
10 引張ワイヤ
11 引張装置
12 ハウジング底面
13 巻取りリール
14 スプリング
15 操作エレメント
16 ロッキングラッチ
17 ガイドスリーブ
18 カバー
19 スリーブ
20 スリーブ
21 フック
22 開口部
23 センタピン
24 凹部
25 くぼみ
26 開口部
27 内部スペース
28 ワイヤスプリング
29 アーム
30 滑らかなセクション
31 リングギヤ
32 ワイヤロール
33 歯のあるセクション
37 歯車
38 ボディ
39 リングギヤ
40 凹部
40 滑らかなセクション
41 リングギヤ
42 ワイヤロール
43 歯のあるセクション
44 ブレーキリングギヤ
51 ボタン
52 プレート
53 アーム
54 開口部
55 ボタン
56 プレート
57 ストップ面
58 ストップ面
61 傾斜面
62 傾斜面
63 傾斜面
64 くぼみ
65 くぼみ
66 突起(ホゾ)
67 保持エレメント
68 ボール
100 タイヤ
101 タイヤチェーン
102 引張装置
103 クロスチェーン
104 外部チェーン
105 エンドピース
106 エンドリング
107 ターンフック
108 ガイドリング
109 外部チェーンの端部
110 ボディ
111 フック部分
112 突出部
113 リングボディ
114 フックエレメント
A 第1のポジション
B 第2のポジション

Claims (10)

  1. ハウジング(2、8;12、18)と、巻取りリール(3、13)と、これに割当てられているロッキングラッチ(6、16)と、を備え、前記巻取りリール(3、13)は、前記ハウジング内部において前記巻取りリールの軸を中心に回転可能に支持され、巻取り方向にプリテンションがかけられ、周辺に沿って配置された歯(33、43)を備えるリングギヤ(31、41)を有しており、ハウジング開口部から前記ハウジング内に引き入れることのできる引張ケーブル(10)が前記巻取りリール(3、13)に接続可能であり、前記ロッキングラッチ(6、16)は、第1のポジション(A)において前記リングギヤ(31、41)の前記歯(33、43)にかみ合うことによって、引張方向への前記巻取りリールの回転運動をブロックする、タイヤチェーンの引張装置(1、11)であって、
    前記巻取りリールの前記リングギヤ(31、41)の周辺に少なくとも1つの歯形のない部分(30、40)が形成されており、前記歯形のない部分は、これに隣接する歯形と歯形との間に設けられていることを特徴とする引張装置。
  2. 前記リングギヤ(31、41)が、その周囲に少なくとも2つの歯形なしの部分(30、40)を有しており、該部分は、好ましくは、それぞれ同数の歯形ピッチを有している同数の歯形部分(33、43)によって切り離されていることを特徴とする、請求項1に記載の引張装置。
  3. 外側からアクセスできる操作エレメント(5)が、アーム(53)によって前記ロッキングラッチ(6)に作用し、それによって前記巻取りリールの引張方向への回転運動をブロックする第1のポジション(A)と、この運動を解放する第2のポジション(B)との間で前記ロッキングラッチ(6)が移動可能となり、前記操作エレメントの前記アームが、ヒンジによる接続によって前記ロッキングラッチ(6)に連結されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の引張装置。
  4. 前記アームが、前記巻取りリール(3)の範囲外で、前記巻取りリールの周辺を通る方向に沿って伸び、前記巻取りリールの軸方向に見て前記ロッキングラッチの下部に配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の引張装置。
  5. 前記ヒンジによる接続が、開口部(54)とこの開口部にかみ合うホゾ(66)とによって形成されているホゾ接合であり、前記ロッキングラッチ又は前記アームに設けられていることを特徴とする、請求項3又は4に記載の引張装置。
  6. 外側からアクセスできる操作エレメント(15)が内側に2つのストップ面(57、58)を有し、前記ロッキングラッチ(16)が前記2つのストップ面の間に取り付けられているアーム(29)を有しており、該アームは前記操作エレメントの動きに応じて前記ストップ面から傾くことができ、この傾斜運動によって、前記ロッキングラッチ(16)は、引張方向への前記巻取りリールの回転運動をブロックする前記第1のポジション(A)と、前記回転運動を解放している前記第2のポジション(B)との間で動作可能であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の引張装置。
  7. 前記第2のポジション(B)にある前記ロッキングラッチも、同様に前記リングギヤ(31、41)に作用するが、前記巻取りリールの巻取り方向への回転運動は、前記ロッキングラッチ(6、16)が前記歯形(33、43)にかみ合うことによりブロックされることを特徴とする、請求項3〜6のいずれか一項に記載の引張装置。
  8. 歯車装置のように前記巻取りリール(3、13)に接続されているギヤエレメント(37)を有する減速装置(9)が設けられており、該ギヤエレメントは、少なくとも前記巻取りリール(3、13)の巻取り方向に対応する方向への回転にブレーキ作用を及ぼし、好ましくは、該ギヤエレメント(37)が、前記巻取りリール(3)のリングギヤ(39、44)、特に内部リングギヤと相互に作用する歯車であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の引張装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の引張装置を備える車両ホイール用タイヤチェーン。
  10. 前記引張装置(1、11)に、前記ハウジングに配置されている保持エレメント、特にフック(21)が装備されており、前記タイヤチェーンの外部ケーブル(104)に固定することができることを特徴とする、請求項9に記載のタイヤチェーン。
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