JP2012081101A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】再構成画像における空間分解能と再構成時間とのバランスを最適化することができるX線CT装置を提供する。
【解決手段】スキャン1回転当りのビュー数を多くして収集された投影データをビュー方向に圧縮してビュー密度を減らすビュー圧縮手段と、設定された再構成領域DFOVの一部の領域、例えば中心部WF1に対しては、上記ビュー圧縮手段により第1圧縮率α1で圧縮された投影データを用いて画像再構成し、再構成領域DFOVから上記一部の領域を除いた他の領域、例えば周辺部WF2,WF3に対しては、上記ビュー圧縮手段により上記第1圧縮率よりも小さい第2圧縮率α2で圧縮された投影データまたはビュー圧縮されていない元の投影データを用いて画像再構成する画像再構成手段とを備える構成とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、X線CT(Computed Tomography)装置に関し、特に、再構成画像の画質と再構成時間とのバランス(balance)の最適化の技術に関する。
X線CT装置では、被検体にビュー(view)角度を変えながらX線を照射して投影データ(data)を収集し、その複数ビューの投影データを逆投影することにより画像を再構成している(例えば、特許文献1,図6参照)。
特開2006−320631公報
ところで、再構成画像を見ると、撮像中心すなわちアイソセンタ(iso-center)に近い中央部では空間分解能は高く見える。一方、アイソセンタから離れた外側、例えばアイソセンタから15〜20〔cm〕より外側になると、空間分解能が不足して見えることがある。これは、次のような理由による。
一般的に、再構成画像における空間分解能は、逆投影に用いることができる投影データの量が多いほど高くなる。そして、この逆投影に用いることができる投影データの量は、データ収集系の幾何学的な位置関係に依存しており、アイソセンタから離れる画素ほど減少してゆく。アイソセンタから離れた外側に構造の細かい組織が存在すると、その位置での空間分解能が間に合わず、空間分解能が不足して見える。
これに対処する1つの方法としては、ビュー密度、すなわちガントリ(gantry)1回転当りのビュー数を増やす方法が考えられる。このようにすれば、1画素あたりに逆投影できる投影データの量が多くなり、アイソセンタから離れた外側においても十分な空間分解能が得られるようになる。
しかしながら、ビュー密度をいたずらに増大させると、逆投影に用いる投影データの量が増えて再構成の計算に掛かる時間が長くなり、被検体や撮影技師にストレス(stress)を与え、また検査効率を低下させることになる。
このような事情により、再構成画像の空間分解能と再構成時間とのバランスの最適化が可能なX線CT装置が望まれている。
第1の観点の発明は、被写体を挟むように対向して配置されているX線源および検出器と、該X線源および検出器を前記被写体の周りに回転させて、前記被写体の複数ビューの投影データを収集するデータ収集手段と、該データ収集手段により収集された投影データを用いて、断層面内の再構成領域を画像再構成する画像再構成手段とを備えているX線CT装置であって、前記データ収集手段により収集された投影データをビュー方向に圧縮してビュー密度を減らすビュー圧縮手段をさらに備えており、前記画像再構成手段が、前記再構成領域の一部の領域に対しては、前記ビュー圧縮手段により第1圧縮率で圧縮された投影データを用いて画像再構成し、前記再構成領域から前記一部の領域を除いた他の領域に対しては、前記ビュー圧縮手段により前記第1圧縮率よりも小さい第2圧縮率で圧縮された投影データおよび/または前記データ収集手段により収集された元の投影データを用いて画像再構成するX線CT装置を提供する。
ここで、「ビュー密度」とは、投影データに対応するビューの回転角度方向の密度であり、例えばX線源1回転当りに収集される投影データのビュー数とすることができる。
第2の観点の発明は、前記一部の領域が、前記再構成領域とアイソセンタを含む所定領域との重複領域である上記第1の観点のX線CT装置を提供する。
第3の観点の発明は、前記所定領域が、前記アイソセンタを中心とする円領域である上記第2の観点のX線CT装置を提供する。
第4の観点の発明は、前記円領域の直径が、10cm以上、40cm以下である上記第3の観点のX線CT装置を提供する。
第5の観点の発明は、前記投影データ収集手段による投影データ収集中に前記X線源のX線焦点を振動させてビュー密度を実質的に増大させる機能のオンオフ、前記X線焦点の大きさ、および前記画像再構成手段による画像再構成に用いる再構成関数の鮮鋭度のうち少なくとも1つに基づいて、前記第1圧縮率を決定する圧縮率決定手段をさらに備えている上記第1の観点から第4の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
第6の観点の発明は、前記投影データ収集手段による投影データ収集中に前記X線源のX線焦点を振動させてビュー密度を実質的に増大させる機能のオンオフ(on/off)、前記X線焦点の大きさ、および前記画像再構成手段による画像再構成に用いる再構成関数の鮮鋭度のうち少なくとも1つに基づいて、前記一部の領域のサイズ(size)を決定する領域サイズ決定手段をさらに備えている上記第1の観点から第4の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
第7の観点の発明は、前記画像再構成手段が、前記第1圧縮率により圧縮された投影データを用いて前記再構成領域の第1画像を再構成する第1再構成手段と、再構成された前記第1画像における画素値に基づいて、前記再構成領域における関心領域を設定する関心領域設定手段と、前記第2圧縮率により圧縮された投影データまたは前記元の投影データを用いて前記関心領域の画像を再構成する第2再構成手段と、前記第1画像に前記関心領域の画像を合成して前記再構成領域の第2画像を生成する画像合成手段とを有している上記第1の観点のX線CT装置を提供する。
第8の観点の発明は、前記関心領域設定手段が、前記第1画像における画素値の大小または画素値の空間的な変化量の大小に基づいて、前記関心領域を設定する上記第7の観点のX線CT装置を提供する。
第9の観点の発明は、前記画像再構成手段が、前記第1圧縮率により圧縮された投影データを用いて前記再構成領域の第1画像を再構成する第1再構成手段と、再構成された前記第1画像上で操作者により指定された領域を、前記再構成領域における関心領域に設定する関心領域設定手段と、前記第2圧縮率により圧縮された投影データまたは前記元の投影データを用いて前記関心領域の画像を再構成する第2再構成手段と、前記第1画像に前記関心領域の画像を合成して前記再構成領域の第2画像を生成する画像合成手段とを有している上記第1の観点のX線CT装置を提供する。
第10の観点の発明は、前記関心領域設定手段が、アイソセンタを含む所定領域より外側に前記関心領域を設定する上記第7の観点から第9の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
第11の観点の発明は、前記投影データの収集における前記X線源1回転当りのビュー数は、1500以上である上記第1の観点から第10の観点のいずれか一つの観点のX線CT装置を提供する。
上記観点の発明によれば、再構成領域において、空間分解能をより高くする必要性が低い領域に対しては、ビュー密度の低い投影データを用いて画像再構成し、その必要性が高い領域に対しては、ビュー密度の高い投影データを用いて画像再構成することができ、再構成画像の空間分解能と再構成時間とのバランスを最適化することができる。
第一実施形態にかかるX線CT装置の構成ブロック(block)図である。 第一実施形態によるX線CT装置の動作の流れを示すフローチャート(flowchart)である。 ビュー圧縮なしの投影データの状態を説明するための概念図である。 圧縮率=2でのビュー圧縮を説明するための概念図である。 圧縮率=1.5でのビュー圧縮を説明するための概念図である。 第一実施形態における、画像再構成に用いる投影データのビュー圧縮の圧縮率を定める基準領域を示す図である。 第一実施形態における、再構成領域を画像再構成に用いる投影データの圧縮率別に分割する領域分割の第1例を示す図である。 第一実施形態における、再構成領域を画像再構成に用いる投影データの圧縮率別に分割する領域分割の第2例を示す図である。 スキャン(scan)計画で設定された各種条件に応じてビュー圧縮の圧縮率を調整する際の、各種条件と圧縮率の大きさとの対応関係を示す図である。 スキャン計画で設定された各種条件に応じてビュー圧縮済みの投影データを用いて画像再構成する領域の大きさを調整する際の、各種条件とその領域の大きさとの対応関係を示す図である。 第二実施形態によるX線CT装置の動作の流れを示すフローチャートである。 第二実施形態における、再構成領域を画像再構成に用いる投影データの圧縮率別に分割する領域分割の例を示す図である。
以下、図を参照して発明の実施形態について説明する。
(第一実施形態)
図1は、第一実施形態にかかるX線CT装置の構成ブロック図である。このX線CT装置100は、操作コンソール(console)1、撮影テーブル(table)10、走査ガントリ20とを具備している。
操作コンソール1は、操作者の入力を受け付ける入力装置2と、画像再構成処理などを実行する中央処理装置3と、走査ガントリ20で取得した投影データを収集するデータ収集バッファ(buffer)5と、投影データから再構成したCT画像を表示するモニタ(monitor)6と、プログラム(program)やデータ、CT画像などを記憶する記憶装置7とを具備している。
撮影テーブル10は、被検体を載置して走査ガントリ20のボア(bore)に対し搬入搬出するクレードル(cradle)12を具備している。クレードル12は、撮影テーブル10に内蔵するモータ(motor)で昇降およびテーブル直線移動される。
走査ガントリ20は、X線管21と、X線コントローラ22と、コリメータ23と、X線検出器24と、データ収集部DAS(Data Acquisition System)25と、被検体の体軸の回りにX線管21などを回転させる回転部コントローラ(controller)26と、制御信号などを操作コンソール1や撮影テーブル10とやり取りする制御コントローラ29とを具備している。
本実施形態におけるX線CT装置の構成は概ね上記の通りである。この構成のX線CT装置において、投影データの収集は例えば次のように行われる。
まず、被検体を走査ガントリ20の回転部15の空洞部に位置させた状態でz方向の位置を固定し、X線管21からのX線ビームを被検体に照射し(X線の投影)、その透過X線をX線検出器24で検出する。そして、この透過X線の検出を、X線管21とX線検出器24を被検体の周囲で回転させて、投影角度すなわちビュー角度を変化させながら360度分の投影データ収集を行う。
検出された各透過X線は、DAS25でディジタル(digital)値に変換されて投影データとしてデータ収集バッファ5を介して操作コンソール1に転送される。この動作を1スキャンとよぶ。本例では、スキャン方式として、コンベンショナルスキャン(conventional
scan)またはアキシャルスキャン(axial scan)を想定するが、ヘリカルスキャン(helical scan)であってもよい。
操作コンソール1は、走査ガントリ20から転送されてくる投影データを中央処理装置3の固定ディスク(disk)HDDに格納するとともに、例えば、所定の再構成関数と重畳演算を行い、逆投影処理により断層像を再構成する。ここで、操作コンソール1は、スキャン処理中に走査ガントリ20から順次転送されてくる投影データからリアルタイム(real
time)に断層像を再構成し、常に最新の断層像をモニタ6に表示させることが可能である。さらに、固定ディスクHDDに格納されている投影データを呼び出して改めて画像再構成を行わせることも可能である。
以下、第一実施形態によるX線CT装置の動作の流れについて説明する。
図2は、第一実施形態によるX線CT装置の動作の流れを示すフローチャートである。このフローチャートに対応するプログラムは、固定ディスク(hard disk)HDD等からなる記憶装置7にインストール(install)されている画像処理プログラムに含まれ、中央処理装置3によって実行されるものである。
ステップ(step)S101では、走査ガントリ20のデータ収集系、すなわちX線管21、X線検出器24、DAS25により、被検体のスカウト像を取得する。例えば、X線管21がクレードル12に載置された被検体の真上または真横に位置するように回転部15の角度位置を固定し、クレードル12を水平移動させながら、被検体に線管21からX線を照射する。このときX線検出器24で得られた被検体の透過X線の検出信号を基に、被検体のサジタル透視像やコロナル透視像を、スカウト像として画像化して取得する。
ステップS102では、ステップS101で取得されたスカウト像を基に、スキャン計画を行う。スキャン計画では、z方向スキャン範囲、再構成領域、スライス(slice)厚、X線管電圧、X線管電流、再構成関数、X線焦点振動機能のオンオフなどを設定する。
再構成領域は、断層面(通常はxy平面と平行な面、あるいは、被検体の体軸に垂直な面)において画像再構成を行う領域であり、ここでは、円領域とする。再構成関数は、操作者が、予め用意された複数の再構成関数の中から1つを選択して設定する。これら複数の再構成関数は、再構成される画像の画質、特に鮮鋭度(空間分解能)がそれぞれ異なっており、操作者が用途や自己の好みに応じて所望のものを選択する。X線焦点振動機能は、X線管21におけるX線焦点の位置を高速に振動させながら投影データを収集する機能であり、ウォブル(Wobble)機能とも呼ばれる。この機能をオンにすると、1ビューに相当する短時間の間に、X線焦点がX線管21における互いに異なる複数の所定位置のそれぞれに位置するときの複数の投影データ、すなわちX線パス(path)が互いに異なる複数の投影データを収集することができ、投影データのビュー数を実質的に増大させることができる。
ステップS103では、ステップS102のスキャン計画で設定された撮影条件を基に、投影データを収集する。すなわち、走査ガントリ20のデータ収集系、例えばX線管21、X線検出器24、DAS25等により、被検体の投影データをスリップリング(slip ring)30経由で収集する。この投影データ収集では、ビュー密度、すなわちX線管21の1回転(360度)当りのビュー数は、一般的なビュー数である1000ビューより大きいビュー数とし、少なくとも1500ビュー以上に設定する。本例では、一般的なビュー数の2倍に相当する、X線管1回転当り2000ビューで投影データを収集するものとする。
ステップS104では、ステップS103で収集された投影データを、第1圧縮率α1と、第1圧縮率α1より小さい第2圧縮率α2とで、それぞれビュー圧縮する。本例では、第1圧縮率α1=2、第2圧縮率α2=1.5とする。
ここで、投影データのビュー圧縮とその圧縮率について説明する。図3,図4は、ビュー圧縮および圧縮率を説明するための概念図である。これらの図において、ISOはアイソセンタ(通常は走査ガントリ20の空洞部の中心)、XKはX線管21の円軌道、XbはX線管21から照射されるファン(fan)状のX線ビーム、SFOVは撮像可能領域である。また、黒丸は、実際の投影データ収集における各ビューに対応したビュー角度に位置するX線管21を表しており、黒丸に隣接して付されている数字は、そのビュー角度位置に対応したビュー番号Viewである。白丸は圧縮後の投影データにおける各ビューに対応したビュー角度に位置するX線管21を概念的に表しており、白丸に隣接して付されている数字は、そのビュー角度位置に対応した圧縮後のビュー番号View’である。
ビュー圧縮する前では、図3に示すように、ビュー番号View=1,2,3,・・・の投影データが、X線管21の1回転当りに2000ビュー分、収集されている。
ビュー圧縮は、実際に収集された投影データを、データ空間上でビュー方向に補間(重み付け加算)、間引き、平均化するなどして、隣接するビューの角度間隔を仮想的に広げ、X線管21の1回転当りのビュー数を実際より少なくした投影データへと変換することをいう。また、圧縮率は、X線管21の1回転当りのビュー数において、ビュー圧縮前である元のビュー数をビュー圧縮後のビュー数で除算した値である。
例えば、圧縮率α=1.5の場合には、図4に示すように、ビュー圧縮後のビュー番号View’=0の投影データは、元のビュー番号View=0の投影データとし、圧縮後のビュー番号View’=1の投影データは、元のビュー番号View=1,2の投影データを平均化した投影データとする。また、圧縮後のビュー番号View’=2の投影データは、元のビュー番号View=3の投影データとし、ビュー圧縮後のビュー番号View’=3の投影データは、元のビュー番号View=4,5の投影データを平均化した投影データとする。このようにして、1.5ビュー分の投影データを1ビュー分の投影データに変換することで、圧縮率α=1.5でのビュー圧縮が完了する。
また例えば、圧縮率α=2の場合には、図5に示すように、ビュー圧縮後のビュー番号View’=0の投影データは、元のビュー番号View=0もしくは1の投影データ、または、これらの投影データを平均化した投影データとする。また、ビュー圧縮後のビュー番号View’=1の投影データは、元のビュー番号View=2もしくは3の投影データ、または、これらの投影データを平均化した投影データとする。このようにして、2ビュー分の投影データを1ビュー分の投影データに変換することで、圧縮率α=2でのビュー圧縮が完了する。
ステップS105では、ステップS102のスキャン計画で設定された再構成領域を、画像再構成に用いる投影データの圧縮率に応じて、複数の領域に分割する。
一般的に、画像再構成する際に逆投影可能な投影データの量は、アイソセンタISOに近い領域ほど多くなり、アイソセンタISOから遠い領域ほど少なくなる。そのため、アイソセンタISOに近い領域では、ビュー密度が通常より多い元の投影データを用いずとも、再構成画像において比較的高い空間分解能が得られる。そこで、このような領域については、ビュー圧縮済みの投影データを用いて画像再構成する。これにより、再構成画像において高い空間分解能を維持しつつ、逆投影する投影データの量を少なくして、画像再構成に要する時間を抑えることができる。一方、アイソセンタISOから遠い領域では、ビュー密度が通常通りの投影データを用いると、再構成画像における空間分解能が不足しがちになる。そこで、このような領域については、ビュー圧縮されていない元の投影データを用いて画像再構成する。これにより、画像再構成に要する時間は通常より長くなるが、逆投影する投影データの量を通常より増やすことができ、空間分解能の不足を防ぐことができる。
本例では、図6に示すように、撮像可能領域SFOVの内側において、アイソセンタISOを中心とする同心円、すなわち直径D1の円C1と、直径D1より大きい直径D2の円C2とを定める。そして、撮像可能領域SFOVのうち、円C1の内側の領域を第1基準領域W1とし、円C1より外側であり円C2より内側である領域を第2基準領域W2とし、円C2より外側である領域を第3基準領域W3とする。
再構成領域DFOVは、上記第1〜第3基準領域W1〜W3に従って分割する。すなわち、再構成領域DFOVと第1基準領域W1との重複領域を第1再構成領域WF1とし、再構成領域DFOVと第2基準領域W2との重複領域を第2再構成領域WF2とし、再構成領域DFOVと第3基準領域W3との重複領域を第3再構成領域WF3とする。なお、第1再構成領域WF1は、発明における「再構成領域の一部の領域」の一例であり、第1基準領域W1は、発明における「所定領域」の一例である。
第1再構成領域WF1は、アイソセンタISOに近い領域なので、この領域の画像再構成には、相対的に高い圧縮率である第1圧縮率α1でビュー圧縮された投影データPD1を用いる。第2再構成領域WF2は、アイソセンタISOからの距離が中間的な領域なので、この領域の画像再構成には、相対的に低い第2圧縮率α2でビュー圧縮された投影データPD2を用いる。また、第3再構成領域WF3は、アイソセンタISOから遠い領域なので、この領域の画像再構成には、ビュー圧縮されていない(圧縮率α=1と考えることができる)、元の投影データPD0が用いる。
なお、撮像可能領域SFOVの直径が50〔cm〕程度であれば、直径D1,D2は、10〔cm〕〜40〔cm〕が適当である。本例では、撮像可能領域SFOVの直径を50〔cm〕とし、直径D1=15〔cm〕、直径D2=30〔cm〕とする。
ここで、再構成領域DFOVの領域分割の例を示す。
例えば、図7に示すように、再構成領域DFOVが、アイソセンタISOを中心FOとする直径D=40〔cm〕の円領域である場合には、再構成領域DFOVは、第1基準領域W1と一致する第1再構成領域WF1と、第2基準領域W2と一致する第2再構成領域WF2と、第3基準領域W3から外側のドーナツ(doughnut)形状である一部の領域を除いた第3再構成領域WF3とに分割する。
また例えば、図8に示すように、再構成領域DFOVが、アイソセンタISOから5〔cm〕離れた位置を中心FOとする直径D=25〔cm〕の円領域である場合には、再構成領域DFOVは、円C1の内側領域から三日月形状である一部の領域が欠けた第1再構成領域WF1と、再構成領域DFOVから第1再構成領域WF1を除いた残りの三日月形状の領域である第2再構成領域WF2とに分割する。
ステップS106では、再構成領域DFOVを、ステップS105で分割された領域ごとに、それぞれ対応する圧縮率でビュー圧縮された投影データまたは元の投影データを用いて画像再構成する。
ステップS107では、ステップS106でそれぞれ再構成された画像を合成して、再構成領域DFOVに対応する合成画像を生成する。
ステップS108では、ステップS107で生成された合成画像を表示する。
このような第一実施形態によれば、再構成領域において、空間分解能をより高くする必要性が低い領域に対しては、ビュー密度の低い投影データを用いて画像再構成し、その必要性が高い領域に対しては、ビュー密度の高い投影データを用いて画像再構成することができ、再構成画像の空間分解能と再構成時間とのバランスを最適化することができる。
(第一変形例)
第一実施形態の第一変形例について説明する。この第一変形例では、第1基準領域W1〜第3基準領域W3の範囲を一定とし、第1および第2圧縮率α1,α2を、スキャン計画で設定された撮影条件を基に調整する。
例えば図9(a)に示すように、設定された再構成関数の鮮鋭度が小さいほど大きくなり、その鮮鋭度が大きいほど小さくなるように、第1および第2圧縮率α1,α2を調整する。再構成関数の鮮鋭度が小さいと、画像再構成に用いる投影データの量を多くしても、再構成領域の全体的な空間分解能は低く抑えられる。そこで、このような場合には、画像再構成に用いる投影データの量が無駄に多くならないよう、第1および第2圧縮率α1,α2を大きくすることにより、画像再構成に用いる投影データの量を減らし、再構成時間の短縮化を図る。
また、図9(b)に示すように、設定された管電流値が大きいほど大きくなり、その管電流値が小さいほど小さくなるように、第1および第2圧縮率α1,α2を調整する。管電流値が大きいと、X線管21のX線焦点のサイズが大きくなり、画像再構成に用いる投影データの量を多くしても、再構成領域の全体的な空間分解能は結果的に低く抑えられる。そこで、このような場合には、画像再構成に用いる投影データの量が無駄に多くならないよう、第1および第2圧縮率α1,α2を大きくすることにより、画像再構成に用いる投影データの量を減らし、再構成時間の短縮化を図る。
また、図9(c)に示すように、X線焦点振動機能がオンに設定されているときには大きく、オフが設定されているときには小さくなるように、第1および第2圧縮率α1,α2を調整する。X線焦点振動機能をオンすると、収集される投影データのビュー密度が実質的に増える。そこで、このような場合には、画像再構成に用いる投影データの量が無駄に多くならないよう、第1および第2圧縮率α1,α2を大きくすることにより、画像再構成に用いる投影データの量を減らし、再構成時間の短縮化を図る。
(第二変形例)
第一実施形態の第二変形例について説明する。この第二変形例では、第1および第2圧縮率α1,α2を一定とし、第1基準領域W1〜第3基準領域W3の範囲を、スキャン計画で設定された撮影条件を基に調整する。
例えば図10(a)に示すように、設定された再構成関数の鮮鋭度が小さいほど大きくなり、その鮮鋭度が大きいほど小さくなるように、第1基準領域W1〜第3基準領域W3の範囲を決定する円C1の直径D1および円C2の直径D2を調整する。再構成関数の鮮鋭度が小さいと、画像再構成に用いる投影データの量を多くしても、再構成領域の全体的な空間分解能は低く抑えられる。そこで、このような場合には、画像再構成に用いる投影データの量が無駄に多くならないよう、各円C1,C2の直径D1,D2を大きくして、高い圧縮率でビュー圧縮された投影データを用いて画像再構成する領域を、アイソセンタから外側に向かって広げることにより、画像再構成に用いる投影データの量を減らし、再構成時間の短縮化を図る。
また、図10(b)に示すように、設定された管電流値が大きいほど大きくなり、その管電流値が小さいほど小さくなるように、第1基準領域W1〜第3基準領域W3の範囲を決定する円C1の直径D1および円C2の直径D2を調整する。管電流値が大きいと、X線管21のX線焦点のサイズが大きくなり、投影データの量を多くしても、再構成領域の全体的な空間分解能は結果的に低く抑えられる。そこで、このような場合には、画像再構成に用いる投影データの量が無駄に多くならないよう、各円C1,C2の直径D1,D2を大きくして、高い圧縮率でビュー圧縮された投影データを用いて画像再構成する領域を、アイソセンタから外側に向かって広げることにより、画像再構成に用いる投影データの量を減らし、再構成時間の短縮化を図る。
また、図10(c)に示すように、X線焦点振動機能がオンに設定されているときには大きく、オフが設定されているときには小さくなるように、第1基準領域W1〜第3基準領域W3の範囲を決定する円C1の直径D1および円C2の直径D2を調整する。X線焦点振動機能をオンすると、収集される投影データのビュー密度が実質的に増える。そこで、このような場合には、画像再構成に用いる投影データの量が無駄に多くならないよう、各円C1,C2の直径D1,D2を大きくして、高い圧縮率で圧縮された投影データを用いて画像再構成する領域を、アイソセンタから外側に向かって広げることにより、画像再構成に用いる投影データの量を減らし、再構成時間の短縮化を図る。
(第二実施形態)
図11は、第二実施形態によるX線CT装置の動作の流れを示すフローチャートである。
ステップS201では、被検体のスカウト像を取得する。
ステップS202では、取得されたスカウト像を基にスキャン計画を行う。
ステップS203では、通常の2倍のビュー数で投影データを収集する。
ステップS204では、収集された投影データを第1圧縮率α1でビュー圧縮する。
ステップS205では、スキャン計画で設定された再構成領域DFOVを、ステップS204でビュー圧縮された圧縮済投影データPD1を用いて画像再構成し、例えば図12に示すような、再構成領域DFOVの第1画像G1を得る。
ステップS206では、第1画像G1における画素値に基づいて、例えば図12に示すような関心領域ROIを設定する。
例えば、画素値が所定の閾値以上、あるいは所定の数値範囲内である画素により構成される領域を関心領域ROIに設定する。ここで、「閾値」や「数値範囲」は、細かい構造を持つことが多い所定の組織、例えば骨部に相当する画素値の下限値や範囲とする。これにより、高い空間分解能が要求される、構造の細かい所定の組織を関心領域ROIとして設定することができる。
また例えば、画素値の空間的な変化量(例えば、近接する画素間の画素値の差分)やばらつき度(例えば、局所領域における画素値の標準偏差)が所定の閾値以上となるような領域を関心領域ROIに設定する。これにより、高い空間分解能が要求される、エッジ成分や細かい構造部分を関心領域ROIとして設定することができる。
なお、関心領域ROIは、例えば、アイソセンタISOを中心とする直径D1の円C1より外側の領域に限定してもよい。アイソセンタISOに近い領域は、元々高い空間分解能で画像再構成されるので、圧縮される前の元の投影データで画像再構成する必要性が低いからである。また、関心領域ROIは、不連続な画素によって構成される領域であってもよい。
ステップS207では、設定された関心領域ROIを、圧縮前の元の投影データPD0を用いて画像再構成する。
ステップS208では、ステップS205で得られた再構成領域DFOVの第1画像G1と、ステップS207で得られた関心領域ROIの画像とを重ねて合成し、第2画像G2を生成する。この合成は、第1画像G1に関心領域ROIの画像を単純に上書きしてもよいし、第1画像G1と関心領域ROIの画像とを重み付け加算してもよい。
ステップS209では、合成画像である第2画像G2を表示する。
このような第二実施形態によれば、空間分解能が低くなる領域すべてではなく、高い空間分解能が要求される部分的な領域のみを、圧縮していない元の投影データまたは低い圧縮率でビュー圧縮された投影データを用いて画像再構成することができ、再構成画像の空間分解能と再構成時間とのバランスを最適化することができる。
なお、発明の実施形態は、上記の実施形態に限定されず、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更・追加等が可能である。
例えば、第二実施形態において、第1画像G1上で操作者が指定した所望の領域を、再構成領域における関心領域ROIに設定してもよい。
また、第二実施形態において、関心領域ROIについては、元の投影データPD0ではなく、第1画像G1のときよりも小さい圧縮率でビュー圧縮された投影データを用いて画像再構成してもよい。
また、第一実施形態において、再構成領域DFOVを、適用する投影データの圧縮率別に分割する際の分割領域の数は、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。また、これらの分割領域は、同心円を境界とする領域である必要はない。特に第1基準領域W1は、円領域でなくてもよく、矩形領域などの多角形領域であってもよい。
また、上記実施形態においては、被写体として人体を想定しているが、もちろん動物や物体であってもよい。
また、発明は、医療用のX線CT装置に限定されず、産業用のX線CT装置にも適用可能である。
1…操作コンソール
2…入力装置
3…中央処理装置
5…データ収集バッファ
6…モニタ
7…記憶装置
10…撮影テーブル
12…クレードル
15…回転部
20…走査ガントリ
21…X線管
22…X線コントローラ
23…コリメータ
24…X線検出器
25…データ収集部DAS
26…回転部コントローラ
29…制御コントローラ
30…スリップリング

Claims (11)

  1. 被写体を挟むように対向して配置されているX線源および検出器と、
    該X線源および検出器を前記被写体の周りに回転させて、前記被写体の複数ビューの投影データを収集するデータ収集手段と、
    該データ収集手段により収集された投影データを用いて、断層面内の再構成領域を画像再構成する画像再構成手段とを備えているX線CT装置であって、
    前記データ収集手段により収集された投影データをビュー方向に圧縮してビュー密度を減らすビュー圧縮手段をさらに備えており、
    前記画像再構成手段は、前記再構成領域の一部の領域に対しては、前記ビュー圧縮手段により第1圧縮率で圧縮された投影データを用いて画像再構成し、前記再構成領域から前記一部の領域を除いた他の領域に対しては、前記ビュー圧縮手段により前記第1圧縮率よりも小さい第2圧縮率で圧縮された投影データおよび/または前記データ収集手段により収集された元の投影データを用いて画像再構成するX線CT装置。
  2. 前記一部の領域は、前記再構成領域とアイソセンタを含む所定領域との重複領域である請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記所定領域は、前記アイソセンタを中心とする円領域である請求項2に記載のX線CT装置。
  4. 前記円領域の直径は、10cm以上、40cm以下である請求項3に記載のX線CT装置。
  5. 前記投影データ収集手段による投影データ収集中に前記X線源のX線焦点を振動させてビュー密度を実質的に増大させる機能のオンオフ、前記X線焦点の大きさ、および前記画像再構成手段による画像再構成に用いる再構成関数の鮮鋭度のうち少なくとも1つに基づいて、前記第1圧縮率を決定する圧縮率決定手段をさらに備えている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  6. 前記投影データ収集手段による投影データ収集中に前記X線源のX線焦点を振動させてビュー密度を実質的に増大させる機能のオンオフ、前記X線焦点の大きさ、および前記画像再構成手段による画像再構成に用いる再構成関数の鮮鋭度のうち少なくとも1つに基づいて、前記一部の領域のサイズを決定する領域サイズ決定手段をさらに備えている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  7. 前記画像再構成手段は、
    前記第1圧縮率により圧縮された投影データを用いて前記再構成領域の第1画像を再構成する第1再構成手段と、
    再構成された前記第1画像における画素値に基づいて、前記再構成領域における関心領域を設定する関心領域設定手段と、
    前記第2圧縮率により圧縮された投影データまたは前記元の投影データを用いて前記関心領域の画像を再構成する第2再構成手段と、
    前記第1画像に前記関心領域の画像を合成して前記再構成領域の第2画像を生成する画像合成手段とを有している請求項1に記載のX線CT装置。
  8. 前記関心領域設定手段は、前記第1画像における画素値の大小または画素値の空間的な変化量の大小に基づいて、前記関心領域を設定する請求項7に記載のX線CT装置。
  9. 前記画像再構成手段は、
    前記第1圧縮率により圧縮された投影データを用いて前記再構成領域の第1画像を再構成する第1再構成手段と、
    再構成された前記第1画像上で操作者により指定された領域を、前記再構成領域における関心領域に設定する関心領域設定手段と、
    前記第2圧縮率により圧縮された投影データまたは前記元の投影データを用いて前記関心領域の画像を再構成する第2再構成手段と、
    前記第1画像に前記関心領域の画像を合成して前記再構成領域の第2画像を生成する画像合成手段とを有している請求項1に記載のX線CT装置。
  10. 前記関心領域設定手段は、アイソセンタを含む所定領域より外側に前記関心領域を設定する請求項7から請求項9のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  11. 前記投影データの収集における前記X線源1回転当りのビュー数は、1500以上である請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のX線CT装置。
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