JP2009118950A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影領域のアイソセンタから離れている領域の空間分解能の良い画像が得られるX線CT装置を実現する。
【解決手段】焦点から発生するX線を撮影領域の周囲から照射して、前記撮影領域を通過したX線をX線検出器により検出することにより、前記撮影領域内の被検体の投影データを収集するスキャン手段と、この投影データの逆投影により断層像を再構成する画像再構成手段を備えたX線CT装置であって、前記画像再構成手段は、前記投影データに対し、前記撮影領域を通過する通過位置に因る前記X線の幅の相違に起因した補正を施す補正手段と、前記補正後の投影データを逆投影する逆投影処理手段とを含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、X線CT(Computed Tomography)装置に関し、特に、焦点から発生するX線を利用したスキャン(scan)によって被検体の投影データ(data)を収集し、この投影データの逆投影により画像を再構成するX線CT装置に関する。
X線CT装置は、焦点から発生するX線を利用したスキャンによって被検体の投影データを収集し、この投影データの逆投影により画像を再構成する。X線としては、例えば、ファンビーム(fan beam)X線やコーンビーム(cone beam)X線等が用いられる。また、スキャンとしては、例えば、アキシャルスキャン(axial scan)やヘリカルスキャン(helical scan)等が行われる(例えば、特許文献1参照)。
アキシャルスキャンまたはヘリカルスキャンにより、投影データは複数ビュー(view)にわたって収集される。ビューごとの投影データは、ビューデータと呼ばれる。ビューデータは、離散的な複数のデータの集まりである。
ビューデータを構成する個々の離散的データは、多チャンネル(channel)X線検出器の個々の検出チャンネルごとに得られる。検出チャンネルごとのデータは、チャンネルデータと呼ばれる。
特開2005−065837号公報(段落番号0114−0124、図2−4)
ところで、上述のようなX線CT装置を用いた断層像撮影においては、例えば肺野領域の撮影など、空間分解能の向上が要求される場合がある。つまり、胸部の撮影をした場合、肺野領域など、撮影領域のアイソセンタ(isocenter)(回転中心)から離れている領域は、アイソセンタから近い領域に比べ、空間分解能が低い傾向があるという問題点があった。
そこで本発明の課題は、特に、撮影領域のアイソセンタから離れている領域の空間分解能の良い画像が得られるX線CT装置を実現することである。
課題を解決するための発明は、第1の観点では、焦点から発生するX線を撮影領域の周囲から照射して、前記撮影領域を通過したX線をX線検出器により検出することにより、前記撮影領域内の被検体の投影データを収集するスキャン手段と、この投影データの逆投影により断層像を再構成する画像再構成手段を備えたX線CT装置であって、前記画像再構成手段は、前記投影データに対し、前記撮影領域を通過する通過位置に因る前記X線の幅の相違に起因した補正を施す補正手段と、前記補正後の投影データを逆投影する逆投影処理手段とを含むことを特徴とするX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第2の観点では、前記補正手段は、前記撮影領域に設定された再構成平面上の画素のうち、より中心から離れた画素に対し、前記画素の生成に寄与する投影データに対してより程度の大きい補正を施すことを特徴とする第1の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第3の観点では、前記補正手段における補正は、投影データを逆投影する逆投影点と、前記逆投影点の逆投影に用いる投影データを収集した際の焦点の位置との直線距離に応じ、前記距離が大きい方がその程度が大きくなるような重みを用いた前記投影データへの重み付け処理であることを特徴とする第2の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第4の観点では、前記重み付け処理は、前記逆投影点に用いる対向データ同士の関係にある2つの投影データに付与する重みの合計が1となるような重みを付与することを特徴とする第3の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第5の観点では、前記重み付け処理手段は、前記距離が大きい方がその程度が大きくなるような重みの前記投影データへの付与を、前記距離を実質的な変数とした関数により算出することにより行うことを特徴とする第4の観点に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第6の観点では、前記補正手段は、前記補正を、全ビューの全投影データに対して行うことを特徴とする第1の観点から第5の観点のいずれか一項に記載のX線CT装置である。
課題を解決するための発明は、第7の観点では、前記スキャン手段は、360度分の投影データを収集するフルスキャンを行うことを特徴とする第1の観点から第8の観点のいずれか一項に記載のX線CT装置である。
本発明のX線CT装置によれば、投影データに対し、前記撮影領域を通過する通過位置に因る前記X線の幅の相違に起因した補正を施すことを可能とするため、特に、撮影領域のアイソセンタから離れている領域の、空間分解能の良い画像を得ることができる。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、本発明は、発明を実施するための最良の形態に限定されるものではない。図1にX線CT装置の模式的構成を示す。本装置は発明を実施するための最良の形態の一例である。本装置の構成によって、X線CT装置に関する発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
本装置は、ガントリ(gantry)100、テーブル(table)200およびオペレータコンソール(operator console)300を有する。ガントリ100は、テーブル200によって支持された被検体10を、X線照射・検出装置110でスキャンして複数ビュー(view)の投影データを収集し、オペレータコンソール300に入力する。
オペレータコンソール300は、ガントリ100から入力された投影データに基づいて画像再構成を行い、再構成画像をディスプレイ(display)302に表示する。画像の再構成は、オペレータ300内のコンピュータ(computer)によって行われる。
オペレータコンソール300は、また、ガントリ100とテーブル200の動作を制御する。それらの制御はオペレータ300内の専用のコンピュータによって行われる。オペレータコンソール300による制御の下で、ガントリ100は所定のスキャン条件でスキャンを行い、テーブル200は所定の部位がスキャンされるように、被検体10の位置決めを行う。位置決めは、内蔵する位置調節機構により、天板202の高さおよび天板上のクレードル(cradle)204の水平移動距離を調節することによって行われる。
クレードル204を停止させた状態でスキャンすることにより、アキシャルスキャン(axial scan)を行うことができる。アキシャルスキャンを所定時間にわたって継続的に行うことにより、シネスキャン(cine scan)を行うことができる。クレードル204を連続的に移動させながら複数回のスキャンを連続的に行うことにより、ヘリカルスキャン(helical scan)を行うことができる。
天板202の高さ調節は、支柱206をベース(base)208への取付部を中心としてスイング(swing)させることによって行われる。支柱206のスイングによって、天板202は垂直方向および水平方向に変位する。クレードル204は天板202上で水平方向に移動して天板202の水平方向の変位を相殺する。スキャン条件によっては、ガントリ100をチルト(tilt)させた状態でスキャンが行われる。ガントリ100のチルトは、内蔵のチルト機構によって行われる。
なお、テーブル200は、図2に示すように、天板202がベース208に対して垂直に昇降する方式のものであってよい。天板202の昇降は内蔵の昇降機構によって行われる。このテーブル200においては、昇降に伴う天板202の水平移動は生じない。
図3に、X線照射・検出装置110の構成を模式的に示す。X線照射・検出装置110は、X線管130の焦点132から放射されたX線134をX線検出器150で検出するようになっている。以下、X線管130の焦点132を単に焦点132ともいう。
X線134は、図示しないアパーチャ(aperture)機構で成形されてコーンビーム(cone beam)またはファンビーム(fan beam)のX線となる。コーンビームおよびファンビームは、それぞれ、本発明における放射状ビームの一例である。
X線検出器150は、コーンビームX線の広がりに対応して2次元的に広がるX線入射面152を有する。X線入射面152は円筒の一部を構成するように湾曲している。円筒の中心軸は焦点132を通る。
X線照射・検出装置110は、アイソセンタOを通る中心軸の周りを回転する。中心軸は、X線検出器150が形成する部分円筒の中心軸に平行である。回転の中心軸の方向をz方向とし、アイソセンタOと焦点132を結ぶ方向をy方向とし、z方向およびy方向に垂直な方向をx方向とする。これらx,y,z軸はz軸を中心軸とする回転座標系の3軸となる。
図4に、X線検出器150のX線入射面152の平面図を模式的に示す。X線入射面152は検出セル(cell)154がx方向とz方向に2次元的に配置されたものとなっている。すなわち、X線入射面152は検出セル154の2次元アレイ(array)となっている。なお、ファンビームX線を用いる場合は、X線入射面152は検出セル154の1次元アレイとしてよい。
個々の検出セル154は、X線検出器150の検出チャンネル(channel)を構成する。これによって、X線検出器150は多チャンネルX線検出器となる。検出セル154は、例えばシンチレータ(scintillator)とフォトダイオード(photo diode)の組合せによって構成される。以下、検出セルを検出チャンネルともいう。
図5に、本装置の動作のフロー(flow)図を示す。本装置の動作はオペレータコンソール300による制御の下で遂行される。図5に示すように、ステップ(step)501でスキャン位置を設定する。スキャン位置の設定は、オペレータにより、オペレータコンソール300を通じて行われる。これによって、被検体10の胸部等についてスキャン位置が設定される。
ステップ502で、スキャンプロトコル(scan protocol)を設定する。スキャンプロトコルの設定は、オペレータにより、オペレータコンソール300を通じて行われる。これによって、X線管の管電圧と管電流、スキャン時間、画像再構成条件等所要の撮影条件が設定される。
ステップ503で、スキャンを行う。スキャンは、オペレータコンソール300による制御の下で、ガントリ100およびテーブル200によって行われ、所定のビュー数の投影データが、所定のスキャン位置について収集される。
ステップ504で、画像再構成を行う。画像再構成は、オペレータコンソール300において行われ、所定のスキャン位置における断層像が得られる。画像再構成は、逆投影法によって行われる。逆投影法としては、例えば、フィルタード・バックプロジェクション(filtered back projection)法等が用いられる。オペレータコンソール300は、本発明における逆投影手段の一例である。
逆投影は、後述のように、チャンネルデータのブラーの影響を小さくする手法を用いて行われる。このため、FOV全体にわたって空間分解能の均一性が良い断層像が得られる。逆投影の詳細については、後にあらためて説明する。
ステップ505で、画像を表示する。画像表示はディスプレイ302によって行われる。表示される画像はチャンネルデータのブラーの影響が少ない画像である。このため、ディスプレイ302には、空間分解能の均一性が良い断層像が表示される。
図6に、チャンネルデータのブラーを模式的に示す。図6に示すように、焦点132と検出チャンネル154は、撮影領域FOV(field of view)400を挟んで互いに対向し、アイソセンタOを中心として1ビュー当たり角度Δθで回転する。
これによって、X線がFOV400を通過する領域は、斜線で示すように、アイソセンタOの付近がくびれた鼓状の領域となり、このような領域の投影が、検出チャンネル154のチャンネルデータとなる。
X線通過領域の幅は、アイソセンタO付近においてX線ビームの1チャンネル当たりの幅に一致するが、アイソセンタOから離れた部分ではそれよりも大きくなる。このようなX線透過領域の幅が大きくなると、空間分解能を低下させるボケ(ブラー:blur)が増加すると考えられる。
FOV400の直径をxとしたとき、焦点132と検出チャンネル154が回転したときの、その両端におけるX線通過領域の幅は次式で与えられる。なお、式中の±の符号は、アイソセンタOを境にして、検出チャンネル154側が正、焦点132側が負である。
Figure 2009118950
ここで、
Figure 2009118950
上式が示すように、X線通過領域の幅は、焦点132側の端のほうが、検出チャンネル154側の端よりも小さくなる。すなわち、FOVの周辺部において、焦点132により近いX線通過領域の投影データのほうがボケ(ブラー)が小さく、空間分解能の観点から逆投影に用いる投影データとして好ましいということができる。
図7に、逆投影の要領を模式的に示す。図7は、焦点1321からのX線によって得られたチャンネルデータと、焦点1322からのX線によって得られたチャンネルデータを、逆投影領域500における逆投影点Aに逆投影する様子を示す。逆投影点Aは、焦点1321と焦点1322を結ぶ逆投影線上にある。以下、チャンネルデータを単にデータともいう。
逆投影に用いられる2つのデータは、対向データ同士の関係にある2つのデータである。対向データとは、同一のX線経路を互いに互いに逆方向に通過する2つのX線によってそれぞれ得られるデータである。
そのようなデータは、1スキャン分の投影データが配列されたビュー・チャンネル平面において、座標(β,γ)と(β+π+2γ,−γ)に存在する。なお、βはビュー角度であり、γは焦点とアイソセンタを結ぶ直線を基準とするチャンネル角度である。
焦点1321はビュー角度βの位置にあり、そこから発生するX線がチャンネル角度γのチャンネルに入射する。これによって、データD(β,γ)が得られる。焦点1322はビュー角度β+π+2γの位置にあり、そこから発生するX線がチャンネル角度−γのチャンネルに入射する。これによって、データD(β+π+2γ,−γ)が得られる。
データD(β,γ)とデータD(β+π+2γ,−γ)は、対向データ対となる。データD(β,γ)は、逆投影点Aがより焦点1321側でよりブラーが小さくなる。データD(β+π+2γ,−γ)は、逆投影点Aがより焦点1322側でブラーが小さくなる。
逆投影点Aには、データD(β,γ)とデータD(β+π+2γ,−γ)が、それぞれ重み付けされて逆投影される。重み付けは、焦点1321から逆投影点Aまでの距離S1と、焦点1322から逆投影点Aまでの距離S2に基づいて行われる。
データD(β,γ)には、
重み係数
Figure 2009118950
が乗じられる。
データD(β+π+2γ,−γ)には、
重み係数
Figure 2009118950
が乗じられる。
ここで、
Figure 2009118950
である。
ただし、X,Yは逆投影点Aの2次元座標であり、X1,Y1およびX2,Y2は、それぞれ、焦点1321および焦点1322の2次元座標である。
このように重み付けすることにより、逆投影される2つのデータの重みは、逆投影線上での逆投影点Aの位置に応じて変化する。両データの重みは逆投影線の中点において均等であるが、焦点1321に近づくほどデータD(β,γ)の重みが増してデータD(β+π+2γ,−γ)の重みが減じ、焦点1322に近づくほどデータD(β+π+2γ,−γ)の重みが増してデータD(β,γ)の重みが減じる。
焦点1321側で重みが増すデータD(β,γ)は、焦点1321側でブラーが小さいデータである。また、焦点1322側で重みが増すデータD(β+π+2γ,−γ)は、焦点1322側でブラーが小さいデータである。
これによって、逆投影線上の全ての逆投影点Aにおいて、ブラーが小さいデータの重みを大きくした逆投影が行われる。このため、逆投影線上の全ての逆投影点Aにおいてブラーの小さい画素値が得られる。
そして、360°フルスキャン分の全てのビューデータについて、この要領で対向データの重み付け逆投影が行われることにより、再構成平面500の全ての逆投影点について、ブラーの小さい画素値が得られる。このため、再構成画像は、周辺部の空間分解能が改善し、全体として空間分解能の均一性の良いものとなる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
上記では、対向データ同士で重み付けを行ったが、再構成平面上でより周辺側の画素に寄与する投影データの、焦点に近い投影データの使用される比率が多くなり、かつ最終的な画像が整合するような他のデータ同士の重み付けを行ってもよい。
また、スキャンは、360°のフルスキャンに限らず、180°+ファン角度分のハーフスキャンでもよい。
さらに、重み係数は、上述のような線形関数に限らず、非線形関数等他の関数であってもよい。また、関数を用いるのではなく、再構成平面の内側から外側に段階的又は連続的に変化する所定の数値を重み係数としてもよい。
また、再構成平面全てについて投影データの重み付けを行うのではなく、例えば空間分解能の向上が要求される周辺部領域のみを選択的に重み付け逆投影してもよい。
発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の構成を示す図である。 発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の構成を示す図である。 X線照射・検出装置の構成を示す図である。 X線検出器のX線入射面の構成を示す図である。 発明を実施するための最良の形態の一例のX線CT装置の動作を示すフロー図である。 チャンネルデータのブラーを模式的に示す図である。 逆投影の要領を模式的に示す図である。
符号の説明
10 : 被検体
100 : ガントリ
110 : X線照射・検出装置
130 : X線管
132 : 焦点
134 : X線
150 : X線検出器
152 : X線入射面
154 : 検出セル
200 : テーブル
202 : 天板
204 : クレードル
206 : 支柱
208 : ベース
300 : オペレータコンソール
302 : ディスプレイ

Claims (7)

  1. 焦点から発生するX線を撮影領域の周囲から照射して、前記撮影領域を通過したX線をX線検出器により検出することにより、前記撮影領域内の被検体の投影データを収集するスキャン手段と、この投影データの逆投影により断層像を再構成する画像再構成手段を備えたX線CT装置であって、
    前記画像再構成手段は、
    前記投影データに対し、前記撮影領域を通過する通過位置に因る前記X線の幅の相違に起因した補正を施す補正手段と、
    前記補正後の投影データを逆投影する逆投影処理手段と
    を含むことを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記補正手段は、前記撮影領域に設定された再構成平面上の画素のうち、より中心から離れた画素に対し、前記画素の生成に寄与する投影データに対してより程度の大きい補正を施すことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記補正手段における補正は、投影データを逆投影する逆投影点と、前記逆投影点の逆投影に用いる投影データを収集した際の焦点の位置との直線距離に応じ、前記距離が大きい方がその程度が大きくなるような重みを用いた前記投影データへの重み付け処理であることを特徴とする請求項2に記載のX線CT装置。
  4. 前記重み付け処理は、前記逆投影点に用いる対向データ同士の関係にある2つの投影データに付与する重みの合計が1となるような重みを付与することを特徴とする請求項3に記載のX線CT装置。
  5. 前記重み付け処理手段は、前記距離が大きい方がその程度が大きくなるような重みの前記投影データへの付与を、前記距離を実質的な変数とした関数により算出することにより行うことを特徴とする請求項4に記載のX線CT装置。
  6. 前記補正手段は、前記補正を、全ビューの全投影データに対して行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のX線CT装置。
  7. 前記スキャン手段は、360度分の投影データを収集するフルスキャンを行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のX線CT装置。
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JP2012081101A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc X線ct装置

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