JP2015084968A - 医用画像処理装置及び医用画像診断装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図2に、第1実施形態に係る医用画像診断装置としてのX線CT装置の構成例を示す。図1は、第1実施形態に係るX線CT装置1の全体構成を表す。図2は、図1の制御部等と共に、再構成処理部及びレンダリング処理部の構成の概要を表す機能ブロック図である。図2において、図1と同様の部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。以下では、「画像」と「画像データ」は一対一に対応するので、この実施形態においては、これらを同一視する場合がある。
図1に示すように、X線CT装置1は、架台装置10と、寝台装置30と、コンソール装置40とを含んで構成されている。
架台装置10は、被検体Eに対してX線を曝射し、被検体Eを透過した当該X線の検出データ(スキャンデータ)を収集する装置である。架台装置10は、X線発生部11と、X線検出部12と、回転体13と、高電圧発生部14と、架台駆動部15と、X線絞り部16と、絞り駆動部17と、データ収集部18とを有する。
寝台装置30は、撮影対象の被検体Eを載置・移動させる装置である。寝台装置30は、寝台31と寝台駆動部32とを備えている。寝台31は、被検体Eを載置するための寝台天板33と、寝台天板33を支持する基台34とを備えている。寝台天板33は、寝台駆動部32によって被検体Eの体軸方向及び体軸方向に直交する方向に移動することが可能となっている。すなわち、寝台駆動部32は、被検体Eが載置された寝台天板33を、回転体13の開口部13aに対して挿抜させることができる。基台34は、寝台駆動部32によって寝台天板33を上下方向(被検体Eの体軸方向と直交する方向)に移動させることが可能となっている。
コンソール装置40は、X線CT装置1に対する操作入力に用いられる。また、コンソール装置40は、架台装置10によって収集された検出データから被検体Eの内部形態を表すCT画像データ(断層画像データやボリュームデータ)を再構成する機能等を有している。コンソール装置40は、処理部41と、関心領域設定部42と、スキャン制御部44と、表示制御部45と、記憶部46と、表示部47と、操作部48と、制御部49とを含んで構成されている。
次に、この実施形態に係るX線CT装置1の動作について説明する。
図5に、この実施形態に係るX線CT装置1の第1の指定例の動作フローを示す。
X線CT装置1は、予め定められた予備スキャン条件で予備スキャンを開始する。これにより、スキャノ画像を生成するためのデータが取得される。
スキャノ画像生成部41dは、S01にて取得されたデータに基づいてスキャノ画像を生成する。たとえば、このスキャノ画像を用いて、S03のスキャン条件や第1再構成条件又は第2再構成条件を構成する要素を指定するようにしてもよい。
X線CT装置1は、S02で指定されたスキャン条件、又は予め定められたスキャン条件でスキャンを開始する。スキャンが開始されると、X線CT装置1は、被検体Eに対してX線スキャンを行い、複数の断層画像データを作成する。すなわち、X線発生部11は、被検体Eに対してX線を曝射する。X線検出部12は、被検体Eを透過したX線を検出する。X線検出部12で検出されたX線に基づく検出データは、データ収集部18で収集され、処理部41(前処理部41a)に送られる。前処理部41aは、取得された検出データに対して、対数変換処理等の前処理を行い、投影データを作成する。作成された投影データは、制御部49の制御に基づき、再構成処理部41bに送られる。
再構成処理部41bは、通常画像用のボリュームデータを作成する。すなわち、第1再構成処理部411bは、第1再構成条件を用いて、S03にて作成された投影データに基づいて複数の断層画像データを作成し、作成された複数の断層画像データを補間処理することにより通常画像用のボリュームデータを作成する。第1再構成条件は、予め設定された再構成条件であってもよいし、予備スキャンにより得られた画像(図6又は図7のスキャノ画像)を用いて操作部48を介して指定されたものであってもよい。作成された通常画像用のボリュームデータは、制御部49の制御に基づき、レンダリング処理部41cに送られる。
レンダリング処理部41cは、通常画像を生成する。すなわち、第1レンダリング処理部411cは、S04にて作成された通常画像用のボリュームデータに基づいてアキシャル画像を通常画像として生成する。
表示制御部45は、S02にて生成されたスキャノ画像及びS05にて生成されたアキシャル画像を表示部47に表示させる。このとき、表示制御部45は、スキャノ画像及びアキシャル画像のうちの一方の画像における操作部48による指定位置に対応する位置を、他方の画像で認識できるように所定の表示オブジェクトを表示させることが可能である。
X線CT装置1は、関心領域の指定を受け付ける。制御部49は、操作部48を介して、スキャノ画像及びアキシャル画像のうちの一方の画像における関心領域が指定されたか否かを監視する。操作部48を介して関心領域の位置が指定されたとき、X線CT装置1の動作はS08に移行する。
再構成処理部41bは、高精細画像用のボリュームデータを作成する。すなわち、第2再構成処理部412bは、S07にて指定された関心領域Rを含むように設定された第2再構成条件を用いて、S03にて作成された投影データに基づいて複数の断層画像データを作成し、作成された複数の断層画像データを補間処理することにより高精細画像用のボリュームデータを作成する。これにより、第2再構成処理部412bは、S07にて指定された再構成範囲で再構成処理を行うことができる。作成された高精細画像用のボリュームデータは、制御部49の制御に基づき、レンダリング処理部41cに送られる。
レンダリング処理部41cは、高精細画像を生成する。すなわち、第2レンダリング処理部412cは、S08にて作成された高精細画像用のボリュームデータに基づいて、S05にて生成された通常画像と同じ断面位置で同一断面のアキシャル画像を高精細画像として生成する。
表示制御部45は、S05にて生成されたアキシャル画像及びS09にて生成されたアキシャル画像を並べて表示部47に表示させる。このとき、表示制御部45は、双方のアキシャル画像のうちの一方の画像における操作部48による指定位置に対応する位置を、他方の画像で認識できるように所定の表示オブジェクトを表示させることができる。これにより、同じ断面位置における同一断面の通常画像と高精細画像を同時に表示することが可能となる。
制御部49は、S10にて並べて表示された双方のアキシャル画像の一方について異なる断面位置又は異なる断面の向きの画像の生成が指示されたか否かを判断することにより、双方のアキシャル画像の一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたか否かを監視する。双方のアキシャル画像の一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたと判断されたとき(S11:Y)、X線CT装置1の動作は、S12に移行する。双方のアキシャル画像の一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたと判断されなかったとき(S11:N)、X線CT装置1の動作は、S13に移行する。以下、「倍率」は、1より大きい倍率である「拡大率」と、1未満の正の倍率である「縮小率」とを含むものとする。
レンダリング処理部41cは、制御部49からの指示に基づき、変更後の断面位置又は断面の向きが一致するように他方のアキシャル画像を生成する。次に、X線CT装置1の動作がS10に移行し、表示制御部45は、制御部49からの指示に基づき、変更後の断面位置、断面の向き、又は倍率が一致するように双方のアキシャル画像を表示部47に表示させる。
処理を終了するとき(S13:Y)、X線CT装置1は、一連の動作を終了する(エンド)。処理を終了しないとき(S13:N)、X線CT装置1の動作は、S11に移行する。
第2の指定例では、予備スキャンにより取得されたデータに基づいて生成されたスキャノ画像を表示部47に表示させ、この画像において関心領域の指定が行われる。
X線CT装置1は、予め定められた予備スキャン条件で予備スキャンを開始する。これにより、スキャノ画像を生成するためのデータが取得される。
スキャノ画像生成部41dは、S21にて取得されたデータに基づいてスキャノ画像を生成する。表示制御部45は、スキャノ画像生成部41dによって生成されたスキャノ画像を表示部47に表示させる。たとえば、このスキャノ画像を用いて、S24のスキャン条件や第1再構成条件又は第2再構成条件を構成する要素を指定するようにしてもよい。
X線CT装置1は、関心領域の指定を受け付ける。制御部49は、操作部48を介して、スキャノ画像における関心領域が指定されたか否かを監視する。操作部48を介して関心領域の位置が指定されたとき、X線CT装置1の動作はS24に移行する。
X線CT装置1は、S22で指定されたスキャン条件又は予め定められたスキャン条件でスキャンを開始する。スキャンが開始されると、X線CT装置1は、被検体Eに対してX線スキャンを行い、複数の断層画像データを作成する。すなわち、X線発生部11は、被検体Eに対してX線を曝射する。X線検出部12は、被検体Eを透過したX線を検出する。X線検出部12で検出されたX線に基づく検出データは、データ収集部18で収集され、処理部41(前処理部41a)に送られる。前処理部41aは、取得された検出データに対して、対数変換処理等の前処理を行い、投影データを作成する。作成された投影データは、制御部49の制御に基づき、再構成処理部41bに送られる。
再構成処理部41bは、通常画像用のボリュームデータを作成する。すなわち、第1再構成処理部411bは、第1再構成条件を用いて、S24にて作成された投影データに基づいて複数の断層画像データを作成し、作成された複数の断層画像データを補間処理することにより通常画像用のボリュームデータを作成する。第1再構成条件は、予め設定された再構成条件であってもよいし、予備スキャンにより得られた画像(図9に示すスキャノ画像)を用いて操作部48を介して指定されたものであってもよい。作成された通常画像用のボリュームデータは、制御部49の制御に基づき、レンダリング処理部41cに送られる。
再構成処理部41bは、高精細画像用のボリュームデータを作成する。すなわち、第2再構成処理部412bは、S23にて指定された関心領域を含むように設定された第2再構成条件を用いて、S24にて作成された投影データに基づいて複数の断層画像データを作成し、作成された複数の断層画像データを補間処理することにより高精細画像用のボリュームデータを作成する。作成された高精細画像用のボリュームデータは、制御部49の制御に基づき、レンダリング処理部41cに送られる。
レンダリング処理部41cは、通常画像を生成する。すなわち、第1レンダリング処理部411cは、S25にて作成された通常画像用のボリュームデータに基づいて通常画像(たとえば、アキシャル画像)を生成する。
レンダリング処理部41cは、高精細画像を生成する。すなわち、第2レンダリング処理部412cは、S26にて作成された高精細画像用のボリュームデータに基づいて高精細画像を生成する。このとき、第2レンダリング処理部412cは、第1レンダリング処理部411cにより生成された通常画像と同じ断面位置における同一断面の画像(ここでは、アキシャル画像)を生成する。
表示制御部45は、S27及びS28にて生成された双方のアキシャル画像を並べて表示部47に表示させる。このとき、表示制御部45は、双方のアキシャル画像のうちの一方の画像における操作部48による指定位置に対応する位置を、他方の画像で認識できるように所定の表示オブジェクトを表示させることができる。これにより、同じ断面位置における同一断面の通常画像と高精細画像とを同時に表示することが可能となる。なお、S10と同様に、表示制御部45は、高精細画像を構成するピクセルの間引きや、通常画像を構成するピクセルの補間を行うことにより、通常画像と高精細画像とをそれぞれの精度で同時に表示することができる。
制御部49は、S29にて並べて表示された双方のアキシャル画像の一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたか否かを監視する。双方のアキシャル画像の一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたと判断されたとき(S30:Y)、X線CT装置1の動作は、S31に移行する。双方のアキシャル画像の一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたと判断されなかったとき(S30:N)、X線CT装置1の動作は、S32に移行する。
レンダリング処理部41cは、制御部49からの指示に基づき、変更後の断面位置、断面の向き、又は倍率が一致するように他方のアキシャル画像を生成する。次に、X線CT装置1の動作がS29に移行し、表示制御部45は、制御部49からの指示に基づき、変更後の断面位置、断面の向き、又は倍率が一致するように双方のアキシャル画像を表示部47に表示させる。
処理を終了するとき(S32:Y)、X線CT装置1は、一連の動作を終了する(エンド)。処理を終了しないとき(S32:N)、X線CT装置1の動作は、S30に移行する。
この実施形態の作用及び効果について説明する。
第1実施形態では、生成された通常画像及び高精細画像を並べて表示部47に表示させた場合について説明したが、これに限定されるものではない。第2実施形態では、生成された通常画像及び高精細画像を合成することにより得られた合成画像が表示部47に表示される。
図10に示すように、第2実施形態に係るX線CT装置1aは、架台装置10と、寝台装置30と、コンソール装置40aとを含んで構成されている。
次に、この実施形態に係るX線CT装置1aの動作について説明する。
図14に、この実施形態に係るX線CT装置1aの第1の指定例の動作フローを示す。
X線CT装置1aは、予め定められた予備スキャン条件で予備スキャンを開始する。
スキャノ画像生成部41dは、S41にて取得されたデータに基づいてスキャノ画像を生成する。たとえば、このスキャノ画像を用いて、S43のスキャン条件や第1再構成条件又は第2再構成条件を構成する要素を指定するようにしてもよい。
X線CT装置1aは、S42で指定されたスキャン条件又は予め定められたスキャン条件でスキャンを開始し、投影データを作成する。作成された投影データは、制御部49aの制御に基づき、再構成処理部41bに送られる。
再構成処理部41bは、通常画像用のボリュームデータを作成する。すなわち、第1再構成処理部411bは、第1再構成条件を用いて、S43にて作成された投影データに基づいて複数の断層画像データを作成し、作成された複数の断層画像データを補間処理することにより通常画像用のボリュームデータを作成する。作成された通常画像用のボリュームデータは、制御部49aの制御に基づき、レンダリング処理部41cに送られる。
レンダリング処理部41cは、通常画像を生成する。すなわち、第1レンダリング処理部411cは、S44にて作成された通常画像用のボリュームデータに基づいてアキシャル画像を通常画像として生成する。
表示制御部45は、S06と同様に、S42にて生成されたスキャノ画像及びS45にて生成されたアキシャル画像を表示部47に表示させる。
X線CT装置1aは、S07と同様に、関心領域の指定を受け付ける。制御部49aは、操作部48を介して、スキャノ画像及びアキシャル画像のうちの一方の画像における関心領域が指定されたか否かを監視する。操作部48を介して関心領域の位置が指定されたとき、X線CT装置1aの動作はS48に移行する。
再構成処理部41bにおいて、第2再構成処理部412bは、S47にて指定された関心領域を含むように設定された第2再構成条件を用いて、S43にて作成された投影データに基づいて複数の断層画像データを作成し、作成された複数の断層画像データを補間処理することにより高精細画像用のボリュームデータを作成する。作成された高精細画像用のボリュームデータは、制御部49aの制御に基づき、レンダリング処理部41cに送られる。
レンダリング処理部41cは、高精細画像を生成する。すなわち、第2レンダリング処理部412cは、S48にて作成された高精細画像用のボリュームデータに基づいて、S45にて生成された画像と同じ断面位置で同一断面のアキシャル画像を高精細画像として生成する。
合成部41eは、S45にて生成された通常画像とS49にて生成された高精細画像とを合成することにより、上記した合成画像を生成する。
倍率変更部41fは、操作部48を介して指定された倍率で、S50にて生成された合成画像を拡大又は縮小することにより倍率変更画像を生成する。
表示制御部45は、S51にて生成された倍率変更画像を表示部47に表示させる。
制御部49aは、S52にて表示された合成画像を構成する部分通常画像及び高精細画像の一方について異なる断面位置、異なる断面の向き、又は異なる倍率の画像の生成が指示されたか否かを判断することにより、部分通常画像及び高精細画像の一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたか否かを監視する。部分通常画像及び高精細画像の一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたと判断されたとき(S53:Y)、X線CT装置1aの動作は、S54に移行する。部分通常画像及び高精細画像の一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたと判断されなかったとき(S53:N)、X線CT装置1aの動作は、S55に移行する。
レンダリング処理部41cは、制御部49aからの指示に基づき、変更後の断面位置、断面の向き、又は倍率が一致するように他方の画像を生成する。次に、X線CT装置1の動作がS50に移行し、表示制御部45は、制御部49aからの指示に基づき、変更後の断面位置、断面の向き、又は倍率が一致するように部分通常画像及び高精細画像が合成された合成画像を表示部47に表示させる。
処理を終了するとき(S55:Y)、X線CT装置1aは、一連の動作を終了する(エンド)。処理を終了しないとき(S55:N)、X線CT装置1aの動作は、S53に移行する。
X線CT装置1aは、予め定められた予備スキャン条件で予備スキャンを開始する。
スキャノ画像生成部41dは、S61にて取得されたデータに基づいてスキャノ画像を生成する。表示制御部45は、スキャノ画像生成部41dによって生成されたスキャノ画像を表示部47に表示させる。たとえば、このスキャノ画像を用いて、S64のスキャン条件や第1再構成条件又は第2再構成条件を構成する要素を指定するようにしてもよい。
X線CT装置1aは、S23と同様に、関心領域の指定を受け付ける。制御部49aは、操作部48を介して、スキャノ画像における関心領域が指定されたか否かを監視する。操作部48を介して関心領域の位置が指定されたとき、X線CT装置1aの動作はS64に移行する。
X線CT装置1aは、S62で指定されたスキャン条件又は予め定められたスキャン条件でスキャンを開始する。スキャンが開始されると、X線CT装置1aは、投影データを作成する。作成された投影データは、制御部49aの制御に基づき、再構成処理部41bに送られる。
再構成処理部41bは、通常画像用のボリュームデータを作成する。すなわち、第1再構成処理部411bは、第1再構成条件を用いて、S64にて作成された投影データに基づいて複数の断層画像データを作成し、作成された複数の断層画像データを補間処理することにより通常画像用のボリュームデータを作成する。
再構成処理部41bは、高精細画像用のボリュームデータを作成する。すなわち、第2再構成処理部412bは、S63にて指定された関心領域を含むように設定された第2再構成条件を用いて、S64にて作成された投影データに基づいて複数の断層画像データを作成し、作成された複数の断層画像データを補間処理することにより高精細画像用のボリュームデータを作成する。作成された高精細画像用のボリュームデータは、制御部49aの制御に基づき、レンダリング処理部41cに送られる。
レンダリング処理部41cは、通常画像を生成する。すなわち、第1レンダリング処理部411cは、S65にて作成された通常画像用のボリュームデータに基づいて通常画像(たとえば、アキシャル画像)を生成する。
レンダリング処理部41cは、高精細画像を生成する。すなわち、第2レンダリング処理部412cは、S66にて作成された高精細画像用のボリュームデータに基づいて高精細画像を生成する。このとき、第2レンダリング処理部412cは、第1レンダリング処理部411cにより生成された通常画像と同じ断面位置における同一断面の画像(ここでは、アキシャル画像)を生成する。
合成部41eは、S67にて生成された通常画像とS68にて生成された高精細画像とを合成することにより、上記した合成画像を生成する。
倍率変更部41fは、操作部48を介して指定された倍率で、S69にて生成された合成画像を拡大又は縮小することにより倍率変更画像を生成する。
表示制御部45は、S70にて生成された倍率変更画像を表示部47に表示させる。
制御部49は、S71にて表示された合成画像を構成する部分通常画像及び高精細画像の一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたか否かを監視する。部分通常画像及び高精細画像の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたと判断されたとき(S72:Y)、X線CT装置1aの動作は、S73に移行する。部分通常画像及び高精細画像の一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたと判断されなかったとき(S72:N)、X線CT装置1aの動作は、S74に移行する。
レンダリング処理部41cは、制御部49aからの指示に基づき、変更後の断面位置、断面の向き、又は倍率が一致するように他方の画像を生成する。次に、X線CT装置1aの動作がS69に移行し、表示制御部45は、制御部49aからの指示に基づき、変更後の断面位置、断面の向き、又は倍率が一致するように部分通常画像及び高精細画像が合成された合成画像を表示部47に表示させる。
処理を終了するとき(S74:Y)、X線CT装置1aは、一連の動作を終了する(エンド)。処理を終了しないとき(S74:N)、X線CT装置1aの動作は、S72に移行する。
この実施形態の作用及び効果について説明する。
10 架台装置
11 X線発生部
12 X線検出部
13 回転体
14 高電圧発生部
15 架台駆動部
16 X線絞り部
17 絞り駆動部
18 データ収集部
30 寝台装置
32 寝台駆動部
33 寝台天板
34 基台
40、40a コンソール装置
41、410 処理部
41a 前処理部
41b 再構成処理部
41c レンダリング処理部
41d スキャノ画像生成部
41e 合成部
41f 倍率変更部
42 関心領域設定部
44 スキャン制御部
45 表示制御部
46 記憶部
47 表示部
48 操作部
49、49a 制御部
411b 第1再構成処理部
412b 第2再構成処理部
411c 第1レンダリング処理部
412c 第2レンダリング処理部
E 被検体
Claims (12)
- 被検体を医用画像撮影手段によって撮影することにより得られた撮影データを用いて第1再構成処理を行うことにより、第1ボリュームデータを作成する第1再構成処理手段と、
前記撮影データを用いて第2再構成処理を行うことにより、指定された関心領域を含み前記第1ボリュームデータより狭い再構成範囲で、前記第1ボリュームデータより精細な第2ボリュームデータを作成する第2再構成処理手段と、
前記第1ボリュームデータに基づいて第1画像を生成する第1画像生成手段と、
前記第2ボリュームデータに基づいて第2画像を生成する第2画像生成手段と、
前記第1画像及び前記第2画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
を含むことを特徴とする医用画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記第1画像及び前記第2画像を並べて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記第2画像を表示させるとともに、前記第1画像のうち前記第2画像の部分を除く部分第1画像を前記第2画像の周囲に表示させる、
ことを特徴とする請求項1に記載に医用画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記第2画像を構成するピクセルを間引きし、前記第1画像又は前記部分第1画像と前記第2画像とを前記第1画像のピクセルサイズと同じピクセルサイズで表示させる、
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記第1画像又は前記部分第1画像のピクセルを補間し、前記部分第1画像又は前記部分第1画像と前記第2画像とを、前記第2画像のピクセルサイズと同じピクセルサイズで表示させる、
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、指定された倍率で前記部分第1画像と前記第2画像とを拡大又は縮小させて表示させる、
ことを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記第1画像及び前記第2画像は、同じ断面位置における同一断面のMPR画像であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。
- 前記第1画像及び前記第2画像は、同じ断面位置における同一断面のMPR画像であり、
前記第1画像及び前記第2画像のうち一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたとき、前記表示制御手段は、前記第1画像及び前記第2画像の双方の断面位置、断面の向き、又は倍率が一致するように前記第1画像及び前記第2画像を前記表示手段に表示させる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の医用画像処理装置。 - 前記部分第1画像及び前記第2画像は、同じ断面位置における同一断面のMPR画像であり、
前記部分第1画像及び前記第2画像のうち一方の断面位置、断面の向き、又は倍率が変更されたとき、前記表示制御手段は、前記部分第1画像及び前記第2画像の双方の断面位置、断面の向き、又は倍率が一致するように前記部分第1画像及び前記第2画像を前記表示手段に表示させる、
ことを特徴とする請求項6に記載の医用画像処理装置。 - 前記第1ボリュームデータ又は前記第1ボリュームデータに基づく画像における前記関心領域を指定するための指定手段と、
前記指定手段を介して指定された前記関心領域を設定するための関心領域設定手段と、
を含むことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記第1再構成処理手段は、第1再構成スライス厚と第1再構成間隔とを含む第1再構成条件を用いて前記第1再構成処理を行い、
前記第2再構成処理手段は、前記第1再構成スライス厚より薄い第2再構成スライス厚と前記第1再構成間隔より狭い第2再構成間隔とを含む第2再構成条件を用いて前記第2再構成処理を行う、
ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の医用画像処理装置。 - 前記医用画像撮影手段と、
請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の医用画像処理装置と、
を含むことを特徴とする医用画像診断装置。
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