JP6073607B2 - X線ct装置、x線ct装置の画像表示プログラム - Google Patents

X線ct装置、x線ct装置の画像表示プログラム Download PDF

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本発明の実施形態は、X線CT装置、及びX線CT装置の画像表示プログラムに関する。
X線CT(Computed Tomography)装置は、X線を利用して被検体をスキャンし、収集されたデータをコンピュータにより処理することで、被検体の内部を画像化する装置である。
具体的には、X線CT装置は、被検体に対してX線を異なる方向から複数回曝射し、被検体を透過したX線をX線検出器にて検出して複数の検出データを収集する。収集された検出データはデータ収集部によりA/D変換された後、コンソール装置に送信される。コンソール装置は、当該検出データに前処理等を施し投影データを作成する。そして、コンソール装置は、投影データに基づく再構成処理を行い、断層画像データを作成する。また、多列のX線検出器を有するX線CT装置により、複数の断層画像データに基づく三次元的なボリュームデータを作成することも可能である。X線CT装置は、断層画像データまたはボリュームデータに基づいてCT画像を作成することができる。
ここで、X線CT装置を用いて行うCT透視(CTF:Computed Tomography Fluoroscopy)という撮影方法がある。CT透視とは、被検体にX線を連続的に照射することにより、被検体の関心部位に関するCT画像をリアルタイムに得る撮影方法である。CT透視により得られるCT画像は、たとえば、生検中に穿刺針の先端と検体を採取する部位との位置関係を確認する場合や、ドレナージ法を行うときのチューブの位置確認等に用いられる。なお、ドレナージ法とは、体腔内に貯まった体液をチューブ等により廃出する方法である。
特開2010−119876号公報
上述の通り、CT透視に用いるCT画像は、リアルタイムに作成されることが要求される。しかし、取得する検出データの量によっては、再構成処理に時間を要し、CT画像をリアルタイムに作成することが困難である。特に、多列のX線検出器を有するX線CT装置は、取得する検出データの量が多くなる。従って、再構成処理により多くの時間を要することから、リアルタイムにCT画像を作成することが更に困難となる。
実施形態は、前述の問題点を解決するためになされたものであり、リアルタイムに所望のCT画像を生成することが可能なX線CT装置及び画像表示プログラムを提供することを目的とする。
実施形態のX線CT装置は、被検体をX線でスキャンし、検出データを取得する。X線CT装置は、作成部と、再構成処理部と、処理部と、表示制御部とを有する。作成部は、予め取得された被検体の画像に対して設定された所望の位置に基づいて、検出データによるCT画像を作成する範囲の画素を示すマスクデータを作成する。再構成処理部は、検出データに基づく投影データに対しマスクデータを適用することで、CT画像を作成する範囲の画素を選択して再構成処理を行い、ボリュームデータを作成する。処理部は、作成された前記ボリュームデータに基づいて、CT画像を生成する。表示制御部は、CT画像を表示部に表示させる。
第1実施形態に係るX線CT装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る表示部の表示画面を示す図である。 第1実施形態に係るバッファメモリを示す模式図である。 第1実施形態に係るマスクデータを示す模式図である。 第1実施形態に係るX線CT装置の動作の概要を示すフローチャートである。 変形例1に係るマスクデータ作成部の構成を示すブロック図である。 変形例1に係るマスクデータを示す模式図である。
(第1実施形態)
図1から図5を参照して、第1実施形態に係るX線CT装置1の構成について説明する。
<装置構成>
図1に示すように、X線CT装置1は、架台装置10と、寝台装置30と、コンソール装置40とを含んで構成されている。
[架台装置]
架台装置10は、被検体Eに対してX線を曝射し、被検体Eを透過した当該X線の検出データを収集する装置である。架台装置10は、X線発生部11と、X線検出部12と、回転体13と、高電圧発生部14と、架台駆動部15と、X線絞り部16と、絞り駆動部17と、データ収集部18とを有する。
X線発生部11は、X線を発生させるX線管球(たとえば、円錐状や角錐状のビームを発生する真空管。図示なし)を含んで構成されている。発生したX線は被検体Eに対して曝射される。X線検出部12は、複数のX線検出素子(図示なし)を含んで構成されている。X線検出部12は、被検体Eを透過したX線の強度分布を示すX線強度分布データ(以下、「検出データ」という場合がある)をX線検出素子で検出し、その検出データを電流信号として出力する。X線検出部12は、たとえば、検出素子が互いに直交する2方向(スライス方向とチャンネル方向)にそれぞれ複数配置された2次元のX線検出器(面検出器)が用いられる。複数のX線検出素子は、たとえば、スライス方向に沿って320列設けられている。このように多列のX線検出器を用いることにより、1回転のスキャンでスライス方向に幅を有する3次元の撮影領域を撮影することができる(ボリュームスキャン)。なお、スライス方向は被検体Eの体軸方向に相当し、チャンネル方向はX線発生部11の回転方向に相当する。
回転体13は、X線発生部11とX線検出部12とを被検体Eを挟んで対向するよう支持する部材である。回転体13は、スライス方向に貫通した開口部13aを有する。架台装置10内において、回転体13は、被検体Eを中心とした円軌道で回転するよう配置されている。
高電圧発生部14は、X線発生部11に対して高電圧を印加する。X線発生部11は、当該高電圧に基づいてX線を発生させる。架台駆動部15は、回転体13を回転駆動させる。X線絞り部16は、所定幅のスリット(開口)を有し、スリットの幅を変えることで、X線発生部11から曝射されたX線のファン角(チャンネル方向の広がり角)とX線のコーン角(スライス方向の広がり角)とを調整する。絞り駆動部17は、X線発生部11で発生したX線が所定の形状となるようX線絞り部16を駆動させる。
データ収集部18(DAS:Data Acquisition System)は、X線検出部12(各X線検出素子)からの検出データを収集する。また、データ収集部18は、収集した検出データ(電流信号)を電圧信号に変換し、この電圧信号を周期的に積分して増幅し、デジタル信号に変換する。そして、データ収集部18は、デジタル信号に変換された検出データをコンソール装置40(処理部42(後述))に送信する。
[寝台装置]
寝台装置30は、撮影対象の被検体Eを載置・移動させる装置である。寝台装置30は、寝台31と寝台駆動部32とを備えている。寝台31は、被検体Eを載置するための寝台天板33と、寝台天板33を支持する基台34とを備えている。寝台天板33は、寝台駆動部32によって被検体Eの体軸方向及び体軸方向に直交する方向に移動することが可能となっている。すなわち、寝台駆動部32は、被検体Eが載置された寝台天板33を、回転体13の開口部13aに対して挿抜させることができる。基台34は、寝台駆動部32によって寝台天板33を上下方向(被検体Eの体軸方向と直交する方向)に移動させることが可能となっている。
[コンソール装置]
コンソール装置40は、X線CT装置1に対する操作入力に用いられる。また、コンソール装置40は、架台装置10によって収集された検出データから被検体Eの内部形態を表すCT画像データ(断層画像データやボリュームデータ)を再構成する機能等を有している。コンソール装置40は、スキャン制御部41と、作成部42と、処理部43と、表示制御部44と、記憶部45と、表示部46と、入力部47と、制御部48とを含んで構成されている。
スキャン制御部41、作成部42、処理部43、表示制御部44及び制御部48は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの図示しない処理装置と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)や、又はHDD(Hard Disc Drive)などの図示しない記憶装置とによって構成されている。記憶装置には、各部の機能を実行するための制御プログラム(たとえば、画像表示プログラム)が記憶されている。CPUなどの処理装置が、記憶装置に記憶されている各プログラムを実行することで各部の機能を実行する。
スキャン制御部41は、スキャンに関する各種動作を制御する。たとえば、スキャン制御部41は、X線発生部11に対して高電圧を印加させるよう高電圧発生部14を制御する。スキャン制御部41は、回転体13を回転駆動させるよう架台駆動部15を制御する。スキャン制御部41は、X線絞り部16を動作させるよう絞り駆動部17を制御する。スキャン制御部41は、寝台31を移動させるよう寝台駆動部32を制御する。
作成部42は、予め取得された被検体Eの画像に対して設定された所望の位置に基づいて、検出データによるCT画像を作成する範囲の画素を示すマスクデータを作成する。本実施形態における作成部42は、設定部42aと、座標変換部42bと、マスクデータ作成部42cとを含んで構成されている。
設定部42aは、表示部46に表示された被検体Eの画像(予め取得された被検体Eの画像)において、入力部47からの指示入力に基づいて所望の位置を設定する。
本実施形態では、被検体Eの画像としてスキャノ像を用いる例について述べる。スキャノ像は、X線発生部11及びX線検出部12をある位置で固定させ、寝台31(寝台天板33)を被検体Eの体軸方向(スライス方向)に移動させながら検出データの収集を行うことにより得られる画像である。通常、スキャノ像は、直交する2方向の画像が撮影される。本実施形態では、図2に示すように、被検体Eの上方から撮影したスキャノ像S1及び側方から撮影したスキャノ像S2が表示部46に表示されているものとする。
また、表示部46には、スキャン条件等により予め設定されている再構成範囲Rが表示される(図2参照)。再構成範囲Rは、再構成処理部43b(後述)で再構成処理する投影データに対応する検出データを取得するためにスキャンを行う範囲を示す。再構成範囲Rは、スキャン条件を調整することにより所望の範囲に変更することが可能である。なお、図2における再構成範囲Rは、3次元の領域を投影した2次元画像として表示部46に表示されている。
術者は、入力部47を用い、再構成範囲R内で任意の線分(図2における破線参照)を入力することにより、観察断面を指定する。観察断面はCT画像として観察したい部位(たとえば、病変部)を含む2次元の断面である。本実施形態では、被検体Eの体軸に対する直交断面であるアキシャル断面Ax、体軸に沿って被検体Eを縦切りした断面であるサジタル断面Sa、体軸に沿って被検体Eを横切りした断面であるコロナル断面Coの3つの観察断面を指定したものとする。
設定部42aは、入力部47からの指示入力に基づいて、入力された観察断面(アキシャル断面Ax、サジタル断面Sa、コロナル断面Co)を所望の位置として設定する。設定された所望の位置は、被検体Eの画像(スキャノ像S1及びスキャノ像S2)上の2次元座標で特定することができる。
なお、予め取得された被検体Eの画像は、スキャノ像に限られない。たとえば、CT透視を行う前に被検体EをX線スキャンして得られるCT画像を用いることもできる(但しスキャノ像を用いるほうが被爆量を低減することができる)。更には、同一被検体に対して過去に取得したCT画像やスキャノ像を用いることも可能である。また、X線CT装置1と座標系を同じくする他のモダリティにより取得された画像(たとえば、MR画像や超音波画像)を用いることも可能である。
また、観察断面は少なくとも一つ指定されればよい。更に、観察断面はアキシャル断面Ax、サジタル断面Sa及びコロナル断面Coに限られない。たとえば、術者は、入力部47を用いて再構成範囲R内における任意の断面(オブリーク断面)を指定することもできる。
また、所望の位置は観察断面に限られない。たとえば、スキャノ像中で特定の臓器を指定した場合、設定部42aは、その臓器を含む範囲を所望の位置として設定する。
また、入力部47からの指示入力によらずに所望の位置を自動で決定することも可能である。たとえば、設定部42aは、スキャノ像をエッジ検出等の処理で解析し、病変部や特定の臓器を含む断面を所望の位置として自動で設定することができる。
座標変換部42bは、被検体Eの画像上の座標における所望の位置をバッファメモリBMに座標変換する。バッファメモリBMは、スキャンで得られる検出データの3次元座標系に対応したメモリ素子を有する。すなわち、バッファメモリBMの座標系と再構成範囲Rの座標系とは一致している。
具体的に、座標変換部42bは、所望の位置の座標(2次元座標)をバッファメモリBMの座標系(3次元座標系)に変換する。たとえば、座標変換部42bは、2次元に投影された再構成範囲Rに設定したアキシャル断面Ax、サジタル断面Sa及びコロナル断面Coの位置(所望の位置)の座標をバッファメモリBMの3次元座標系に変換する(図3参照)。
マスクデータ作成部42cは、バッファメモリBMのメモリ素子のうち、所望の位置に対応するメモリ素子Mに対して第1マスク値MVを設定し、且つそれ以外のメモリ素子Mに対して第1マスク値MVと異なる第2マスク値MVを設定することにより、マスクデータMDを作成する(図4参照)。マスクデータMDは、再構成処理部43bによる再構成処理(詳細は後述)に適用されるデータである。マスクデータMDの座標系とバッファメモリBMの座標系とは一致している。
具体的に、マスクデータ作成部42cは、バッファメモリBMのメモリ素子のうち、アキシャル断面Ax、サジタル断面Sa、コロナル断面Coに対応するメモリ素子Mに対して第1マスク値MVとして「1」を設定する。また、マスクデータ作成部42cは、それ以外のメモリ素子Mに対して第2マスク値MVとして「0」を設定する。作成されたマスクデータMDは、処理部43の記憶装置(図示なし)や記憶部45等に記憶される。
処理部43は、架台装置10(データ収集部18)から送信された検出データに対して各種処理を実行する。処理部43は、前処理部43aと、再構成処理部43bと、レンダリング処理部43cとを含んで構成されている。
前処理部43aは、架台装置10(X線検出部12)で検出された検出データに対して対数変換処理、オフセット補正、感度補正、ビームハードニング補正等の前処理を行い、投影データを作成する。すなわち、検出データと投影データは一対一に対応している。
再構成処理部43bは、前処理部43aで作成された投影データに基づいて再構成処理を行い、CT画像データ(断層画像データやボリュームデータ)を作成する。また、再構成処理部43bは、検出データ(投影データ)に基づいて、前述のスキャノ像S1及びスキャノ像S2を作成する。
ここで、本実施形態における再構成処理部43bは、前処理部43aで作成された投影データ(検出データに基づく投影データ)に対しマスクデータMDを適用することで、CT画像を作成する範囲の画素を選択して再構成処理を行い、ボリュームデータを作成する。CT画像を作成する範囲の画素とは、マスクデータMDのメモリ素子Mに対応する投影データの画素である。すなわち、マスクデータMDは、CT画像を作成する範囲の画素を示すものである。
具体的に、再構成処理部43bは、1回のスキャン(たとえば、1回転のスキャン)における全ビューに対し、一ビューに対応する投影データ毎に、第1マスク値MVが設定されたメモリ素子Mに対応する投影データの画素に対しては、投影データに基づく画素値を算出する。一方、再構成処理部43bは、第2マスク値MVが設定されたメモリ素子Mに対応する投影データの画素に対しては、第2マスク値MVに基づく画素値を書き込む。なお、一ビューは、円軌道における任意の位置から被検体Eに対してX線を曝射した場合に、当該X線が検出されるX線検出部12の領域に対応する範囲(検出データを取得する範囲)である。
たとえば、再構成処理部43bは、一ビューに対応する投影データの画素p(k=1〜n)毎に、対応するマスクデータMDのメモリ素子を特定する。再構成処理部43bは、特定されたメモリ素子に設定されたマスク値を確認する。設定されたマスク値が「1」の場合(投影データの画素pに対応するメモリ素子がメモリ素子Mの場合)、画素pは、CT画像として表示させたい情報(すなわち、所望の位置を示す情報)を有する。この場合、再構成処理部43bは、画素pに対応する投影データに対してバックプロジェクションを行い、投影データに基づく画素値を算出する。画素値は、たとえば、画素pに対応する投影データに対して所定の重み付け係数を掛けることにより算出する。重み付け係数は、スキャン条件や再構成処理の方法により設定される所定のパラメータである。
一方、設定されたマスク値が「0」の場合(投影データの画素pに対応するメモリ素子がメモリ素子Mの場合)、画素pは、所望の位置を示す情報を有していない。この場合、再構成処理部43bは、投影データに対してバックプロジェクションを行う代わりに、第2マスク値MVに基づく値(通常人体に存在しえない任意のCT値等)を書き込む。このように、第2マスク値MVが設定されたメモリ素子Mに対応する投影データの画素pに関しては、投影データに基づく画素値を算出する処理を省くことができる。この一連の処理が「再構成処理」の一例である。
別例として、再構成処理部43bは、一ビューに対応する投影データの画素p毎に、対応するマスクデータMDのメモリ素子を特定する。特定されたメモリ素子がメモリ素子Mの場合、再構成処理部43bは、画素pに対応する投影データに対してバックプロジェクションを行い、投影データに基づく画素値を算出する。また、特定されたメモリ素子がメモリ素子Mの場合、再構成処理部43bは、投影データに対してバックプロジェクションを行う代わりに、第2マスク値MVに基づく値を書き込むことも可能である。この場合、マスク値を確認する処理が不要となる。
この動作を1回のスキャンにおける全ビューに対して行うことで、再構成処理部43bは、1回のスキャンにおけるボリュームデータを作成する。
レンダリング処理部43cは、再構成処理部43bで作成されたボリュームデータに対するレンダリング処理を行う。たとえば、レンダリング処理部43cは、再構成処理部43bで作成されたボリュームデータを任意の方向にレンダリングすることによりMPR(Multi Planar Reconstruction)表示する(すなわち、レンダリング処理部43cは、MPR画像を作成する)。MPR画像としては、たとえば、アキシャル断面AxのCT画像であるアキシャル像、サジタル断面SaのCT画像であるサジタル像、コロナル断面CoのCT画像であるコロナル像がある。或いは、レンダリング処理部43cは、MPR画像として、任意断面のCT画像であるオブリーク像を作成することも可能である。
作成されたMPR画像は、表示制御部44により表示部46に表示される。なお、レンダリング処理部43cにより作成されるMPR画像(表示部46に表示されるMPR画像)は、少なくとも一つあればよい。
このように、ある断面を示すMPR画像を作成する場合、ボリュームデータにおけるその断面以外の画素はMPR画像に寄与しない。よって、MPR画像を作成する場合、取得された検出データに基づく投影データ全ての画素値を算出する必要はない。すなわち、本実施形態の構成によれば、MPR画像に関係が無い投影データに対しては第2マスク値MVを書き込むことでその後の演算(投影データに基づく画素値の算出)を省略することができる。つまり、再構成処理の時間を短縮できる。よって、リアルタイムにCT画像を表示することができる。
表示制御部44は、画像表示に関する各種制御を行う。たとえば、レンダリング処理部43cにより作成されたMPR画像(アキシャル像、サジタル像、コロナル像、オブリーク像)等を表示部46に表示させる制御を行う。表示制御部44がMPR画像を複数表示させることにより、たとえば、穿刺針の穿刺状態(角度、方向性)や穿刺針と注目対象との位置関係をより把握し易くなる。
記憶部45は、RAMやROM等の半導体記憶装置によって構成される。記憶部45は、検出データや投影データ、或いは再構成処理後のCT画像データ等を記憶する。また、本実施形態における記憶部45は、上述の通り、作成部42で作成されたマスクデータMDを記憶する。
表示部46は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等の任意の表示デバイスによって構成される。
入力部47は、コンソール装置40に対する各種操作を行う入力デバイスとして用いられる。入力部47は、たとえばキーボード、マウス、トラックボール、ジョイスティック等により構成される。また、入力部47として、表示部46に表示されたGUI(Graphical User Interface)を用いることも可能である。
制御部48は、架台装置10、寝台装置30およびコンソール装置40の動作を制御することによって、X線CT装置1の全体制御を行う。たとえば、制御部48は、スキャン制御部41を制御することで、架台装置10に対して予備スキャン及びメインスキャンを実行させ、検出データを収集させる。また、制御部48は、作成部42を制御することで、マスクデータMDの作成を行わせる。また、制御部48は、処理部43を制御することで、検出データに対する各種処理(前処理、再構成処理、MPR処理等)を行わせる。或いは、制御部48は、表示制御部44を制御することで、記憶部45に記憶されたCT画像データ等に基づき、CT画像を表示部46に表示させる。
<動作>
次に、図5を参照して、本実施形態に係るX線CT装置1の動作について説明する。
まず、X線CT装置1は、被検体Eに対してX線を曝射し、スキャノ像S1及びスキャノ像S2を作成する(S10)。
設定部42aは、入力部47からの指示入力に基づいて、S10で作成されたスキャノ像S1及びスキャノ像S2に対しアキシャル断面Ax、サジタル断面Sa及びコロナル断面Coを設定する(S11。所望の位置を設定)。
座標変換部42bは、S11で設定されたアキシャル断面Ax、サジタル断面Sa及びコロナル断面CoをバッファメモリBMに座標変換する(S12)。
マスクデータ作成部42cは、S12で得られたバッファメモリBMのメモリ素子のうち、アキシャル断面Ax、サジタル断面Sa及びコロナル断面Coに対応するメモリ素子Mに対して第1マスク値MVを設定する。また、マスクデータ作成部42cは、それ以外のメモリ素子Mに対して第2マスク値MVを設定する。このような設定を行うことにより、マスクデータ作成部42cは、マスクデータMDを作成する(S13)。
その後、X線CT装置1は、被検体Eに対してスキャンを行う。
具体的には、X線発生部11は、被検体Eに対してX線を曝射する。X線検出部12は、被検体Eを透過したX線を検出し、その検出データを取得する(S14)。本実施形態では、1ビュー毎の検出データを取得する。X線検出部12で検出された検出データは、データ収集部18で収集され、処理部43(前処理部43a)に送られる。
前処理部43aは、S14で取得された検出データに対して、対数変換処理、オフセット補正、感度補正、ビームハードニング補正等の前処理を行い、一ビューに対応する投影データを作成する(S15)。作成された投影データは、制御部48の制御に基づき、再構成処理部43bに送られる。
再構成処理部43bは、S15で作成された投影データに対してマスクデータMDを適用し、再構成処理を行う(S16)。具体的には、S15で作成された一ビューの投影データの画素毎に、S13で作成されたマスクデータMDを適用することで、S11で設定された所望の位置に対応する画素pを選択して画素値の算出を行う。一方、再構成処理部43bは、所望の位置に対応しない画素pについては、第2マスク値MVに基づく値を書き込む。
S16の処理を1回のスキャンで得られる全てのビューに対して実行することで、再構成処理部43bは一のボリュームデータを作成する(S17)。
レンダリング処理部43cは、S17で作成されたボリュームデータを所定の位置に応じてレンダリングすることにより、MPR画像を作成する。本実施形態において、レンダリング処理部43cは、ボリュームデータの直交三断面のMPR画像(アキシャル像、サジタル像、コロナル像)を作成する。作成されたMPR画像は、表示制御部44により表示部46に表示される(S18)。
<作用・効果>
本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態のX線CT装置1は、被検体EをX線でスキャンし、検出データを取得する。X線CT装置1は、作成部42と、再構成処理部43bと、表示制御部44とを有する。作成部42は、予め取得された被検体Eの画像に対して設定された所望の位置に基づいて、検出データによるCT画像を作成する範囲の画素を示すマスクデータMDを作成する。再構成処理部43bは、検出データに基づく投影データに対しマスクデータMDを適用することで、CT画像を作成する範囲の画素を選択して再構成処理を行い、ボリュームデータを作成する。表示制御部44は、作成されたボリュームデータに基づいて、CT画像を表示部46に表示させる。
このように、再構成処理部43bは、作成部42で作成されたマスクデータMDを適用することにより、CT画像を作成する範囲の画素に対してのみ投影データに基づく画素値を算出する。逆にいえば、CT画像を作成しない画素に対応する投影データに対しては画素値を算出する処理が不要となる(スキャンにより得られた検出データに基づく投影データ全てに対して算出処理を行う必要がない)。よって、再構成処理にかかる時間を短縮することができる。つまり、本実施形態におけるX線CT装置によれば、リアルタイムに所望のCT画像を生成することが可能となる。よって、CT透視のように取得した検出データに基づいてリアルタイムにCT画像を表示するような手技に有効である。
また、本実施形態におけるX線CT装置1の作成部42は、設定部42aと、座標変換部42bと、マスクデータ作成部42cとを含んで構成されている。設定部42aは、表示部46に表示された被検体Eの画像において、入力部47からの指示入力に基づいて所望の位置を設定する。座標変換部42bは、被検体Eの画像上の座標における所望の位置を、スキャンで得られる検出データの座標系に対応したメモリ素子を有するバッファメモリBMに座標変換する。マスクデータ作成部42cは、バッファメモリBMのメモリ素子のうち、所望の位置に対応するメモリ素子Mに対して第1マスク値MVを設定し、且つそれ以外のメモリ素子Mに対して第1マスク値MVと異なる第2マスク値MVを設定することにより、マスクデータMDを作成する。再構成処理部43bは、スキャンにおける全ビューに対し、一ビューの投影データ毎に、第1マスク値MVが設定されたメモリ素子Mに対応する投影データの画素に対しては、投影データに基づく画素値を算出し、第2マスク値MVが設定されたメモリ素子Mに対応する投影データの画素に対しては、第2マスク値MVに基づく値を書き込むことで、ボリュームデータを作成する。
このように、再構成処理部43bは、各画素に所定のマスク値が設定されたマスクデータMDを用いて、再構成処理を行う投影データの画素を特定することで、CT画像を作成しない画素に対応する投影データに対しては画素値を算出する処理が不要となる。よって、再構成処理にかかる時間を短縮することができる。つまり、本実施形態におけるX線CT装置によれば、リアルタイムに所望のCT画像を生成することが可能となる。
また、本実施形態における予め取得された被検体Eの画像は、スキャンを行う前に取得したスキャノ像(スキャノ像S1及びスキャノ像S2)である。
このように、所望の位置を設定する画像としてスキャノ像を用いることにより、被検体E全体をスキャンしてCT画像を作成する必要がない。つまり、被爆量を低減することができる。
また、本実施形態の構成を画像表示プログラムとして実現することも可能である。この画像表示プログラムは、コンピュータにより、被検体EをX線でスキャンし、検出データを取得するX線CT装置1に対し、作成機能と、再構成処理機能と、表示制御機能とを実行させる。作成機能は、予め取得された被検体Eの画像に対して設定された所望の位置に基づいて、検出データによるCT画像を作成する範囲の画素を示すマスクデータMDを作成する。再構成処理機能は、検出データに基づく投影データに対しマスクデータMDを適用することで、CT画像を作成する範囲の画素を選択して再構成処理を行い、ボリュームデータを作成する。表示制御機能は、作成されたボリュームデータに基づいて、CT画像を表示部46に表示させる。
このような画像表示プログラムにより、投影データに対してマスクデータMDを適用し、CT画像を作成する範囲の画素に対してのみ投影データに基づく画素値を算出する。逆にいえば、CT画像を作成しない画素に対応する投影データに対しては画素値を算出する処理が不要となる(スキャンにより得られた検出データに基づく投影データ全てに対して算出処理を行う必要がない)。よって、再構成処理にかかる時間を短縮することができる。つまり、本実施形態におけるX線CT装置の画像表示プログラムによれば、リアルタイムに所望のCT画像を生成することが可能となる。よって、CT透視のように取得した検出データに基づいてリアルタイムにCT画像を表示するような手技に有効である。
(変形例1)
上記実施形態において、マスクデータ作成部42cは、バッファメモリBMのメモリ素子のうち、所望の位置に対応するメモリ素子Mに対してのみ、第1マスク値MVを設定している。一方、CT画像を作成する場合、所望の位置に対応するメモリ素子Mの周辺の素子(メモリ素子Mの一部。メモリ素子Mとする)の範囲も含めたい場合もある。本変形例では、所望の位置のメモリ素子M周辺のメモリ素子に対応する投影データの画素値を取得する例について述べる。
本変形例において、マスクデータ作成部42cは、変更部421cを有する(図6参照)。変更部421cは、所望の位置に対応するメモリ素子M周辺におけるバッファメモリBMのメモリ素子Mに対し、設定された第2マスク値MVを第1マスク値MVに変更する(所謂、太線化処理)。具体的には、変更部421cは、マスクデータ作成部42cで第2マスク値MVが設定されたメモリ素子Mのうち、予め指定された範囲のメモリ素子Mに対しては、第2マスク値MVを第1マスク値MVに置き換える処理を行い、マスクデータMD´を作成する(図7参照)。このようなマスクデータMD´を再構成処理に用いることで、所望の位置近傍の情報を含んだCT画像を取得することができる。
(変形例2)
マスクデータMDは検査の都度、作成する必要はない。たとえば、被検体Eのある部位に対して定期的に経過観察する場合には、過去に作成したマスクデータMDをそのまま使用して再構成処理を実行することも可能である。この場合、過去の検査と今回の検査で再構成範囲Rの座標系が一致している必要がある。
(変形例3)
また、X線CT装置1は、マスクデータMDを作成する第1モードとマスクデータMDを作成しない第2モードを有することも可能である。たとえば、CT透視を行う場合には、第1モードを選択することにより、作成部42はマスクデータMDを作成する。一方、通常のX線撮影を実行する場合には、第2モードを選択することにより、作成部42は、マスクデータMDの作成は行わない。この場合、再構成処理部43bは、全ての投影データに対して再構成処理を行い、CT画像データを作成する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 X線CT装置
10 架台装置
11 X線発生部
12 X線検出部
13 回転体
13a 開口部
14 高電圧発生部
15 架台駆動部
16 X線絞り部
17 絞り駆動部
18 データ収集部
30 寝台装置
32 寝台駆動部
33 寝台天板
34 基台
40 コンソール装置
41 スキャン制御部
42 作成部
42a 設定部
42b 座標変換部
42c マスクデータ作成部
43 処理部
43a 前処理部
43b 再構成処理部
43c レンダリング処理部
44 表示制御部
45 記憶部
46 表示部
47 入力部
48 制御部
BM バッファメモリ
MD マスクデータ

Claims (6)

  1. 被検体をX線でスキャンし、検出データを取得するX線CT装置であって、
    予め取得された前記被検体の画像に対して設定された所望の位置に基づいて、前記検出データによるCT画像を作成する範囲の画素を示すマスクデータを作成する作成部と、
    前記検出データに基づく投影データに対し前記マスクデータを適用することで、前記CT画像を作成する範囲の画素を選択して再構成処理を行い、ボリュームデータを作成する再構成処理部と、
    作成された前記ボリュームデータに基づいて、前記CT画像を生成する処理部と、
    前記CT画像を表示部に表示させる表示制御部と、
    を有することを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記作成部は、
    前記表示部に表示された前記被検体の画像において、入力部からの指示入力に基づいて前記所望の位置を設定する設定部と、
    前記被検体の画像上の座標における前記所望の位置を、前記スキャンで得られる検出データの座標系に対応したメモリ素子を有するバッファメモリに座標変換する座標変換部と、
    前記メモリ素子のうち、前記所望の位置に対応するメモリ素子に対して第1マスク値を設定し、且つそれ以外のメモリ素子に対して前記第1マスク値と異なる第2マスク値を設定することにより、前記マスクデータを作成するマスクデータ作成部と、
    を有し、
    前記再構成処理部は、前記スキャンにおける全ビューに対し、一ビューに対応する投影データ毎に、前記第1マスク値が設定されたメモリ素子に対応する前記投影データの画素に対しては、前記投影データに基づく画素値を算出し、前記第2マスク値が設定されたメモリ素子に対応する前記投影データの画素に対しては、前記第2マスク値に基づく値を書き込むことで、前記ボリュームデータを作成することを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  3. 前記マスクデータ作成部は、
    前記所望の位置に対応するメモリ素子周辺における前記メモリ素子に対し、設定された前記第2マスク値を前記第1マスク値に変更する変更部を有することを特徴とする請求項2記載のX線CT装置。
  4. 前記予め取得された前記被検体の画像は、前記スキャンを行う前に取得したスキャノ像であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のX線CT装置。
  5. 前記表示制御部は、前記CT画像として、前記所望の位置に対応する前記被検体のアキシャル像、サジタル像、コロナル像及びオブリーク像の少なくとも一つを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のX線CT装置。
  6. 被検体をX線でスキャンし、検出データを取得するX線CT装置に対し、
    コンピュータが、
    予め取得された前記被検体の画像に対して設定された所望の位置に基づいて、前記検出データによるCT画像を作成する範囲の画素を示すマスクデータを作成する作成機能と、
    前記検出データに基づく投影データに対し前記マスクデータを適用することで、前記CT画像を作成する範囲の画素を選択して再構成処理を行い、ボリュームデータを作成する再構成処理機能と、
    作成された前記ボリュームデータに基づいて、前記CT画像を生成する機能と、
    前記CT画像を表示部に表示させる表示制御機能と、
    を実行させることを特徴とするX線CT装置の画像表示プログラム。
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