JP6466057B2 - 医用画像診断装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、医用画像診断装置に関する。
X線診断装置は、例えば、血管内の治療の際に被検体を撮影することで、医師等の術者(以下、「操作者」と称す)による血管とステント等との位置関係の観察を支援する。このような血管内の治療中、X線診断装置は、被検体の特定部位に対して特定の方向から比較的長時間X線を照射する。
このため、X線診断装置によるX線画像撮影時に、被検体の表面が被曝するX線量を皮膚被曝線量として管理するDTS(Dose Tracking System)がある。例えば、DTSは、X線診断装置による照射条件から被検体の被曝量を算出する。また、DTSは、擬似的な人体モデルを被検体の身体情報に基づいて生成し、人体モデルに被曝量を関連付けてモニタに表示する。
また近年、X線診断装置による治療とX線CT装置によるCT検査とが併用される場合がある。例えば、X線診断装置によって撮影が行われた後、X線CT装置が、被検体を撮影してCT像を生成する。X線診断装置による皮膚被曝線量は、DTSによって管理されるが、X線CT装置では体内被曝を重視するので、X線CT装置による皮膚被曝線量は考慮されない。
特開2000−152924号公報
本発明が解決しようとする課題は、X線被曝量の積算値が高い領域への更なるX線被曝を低減することができる医用画像診断装置を提供することである。
実施形態の医用画像診断装置は、特定部と、設定部と、制御部と、再構成部とを備える。特定部は、X線画像の撮影のための第1の撮影においてX線が照射された被検体の部位と、前記第1の撮影におけるX線の皮膚被曝線量の積算値とを関連付けた被曝量情報を参照して、前記被検体の撮影領域において皮膚被曝線量の積算値が所定の閾値以上である前記第1の撮影における高被曝領域を特定する。設定部は、フルスキャンを行うスキャン範囲を設定したスキャン条件であり、かつ、前記第1の撮影における高被曝領域に向かって直接照射されるX線の照射量が前記第1の撮影における高被曝領域以外の領域に対して低減されるスキャン条件を、CTスキャンである第2の撮影のスキャン条件として設定する。制御部は、X線を照射するX線管とX線を検出するX線検出器とを支持する支持部を回転させて、前記第2の撮影のスキャン条件で、前記X線管からX線を照射させて前記X線検出器が検出したX線のデータを収集する。再構成部は、前記制御部の制御により収集された前記X線のデータを用いて、断層像を再構成する。前記設定部は、前記第2の撮影のスキャン条件として、前記第1の撮影における高被曝領域に対向する位置にある対向領域に向かって直接照射されるX線の照射量が、前記第1の撮影における高被曝領域以外の領域に対して低減されるスキャン条件、及び、前記対向領域に向かって直接照射されるX線の照射量が、前記第1の撮影における高被曝領域以外の領域に対して増加されるスキャン条件のいずれか一方を設定することを特徴とする。
図1は、第1の実施形態に係るX線循環器診断システムの構成例を示す図である。 図2は、X線診断装置により撮影された被検体Pの被曝量の管理用に表示される画面の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係るスキャン条件を説明するための図である。 図4は、第1の実施形態に係る管電流の制御の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係るX線CT装置による処理の手順を示すフローチャートである。 図6は、第2の実施形態に係るレファレンス検出器を説明するための図である。 図7は、第2の実施形態に係るスキャン条件を説明するための図である。 図8は、第2の実施形態に係る管電流の制御の一例を示す図である。 図9は、第2の実施形態に係る管電流の制御の一例を示す図である。 図10は、第2の実施形態に係る管電流の制御の一例を示す図である。 図11は、第2の実施形態に係るX線CT装置による処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、第3の実施形態に係るX線診断システム制御装置の構成例を示す図である。 図13は、第3の実施形態に係るスキャン条件を説明するための図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る医用画像診断装置を説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、医用画像診断装置を有するシステムの一例として、X線循環器診断システム10を説明する。図1は、第1の実施形態に係るX線循環器診断システム10の構成例を示す図である。第1の実施形態に係るX線循環器診断システム10は、モニタ20と、寝台30と、線量管理装置80と、Cアーム保持装置40と、X線診断システム制御装置50と、CT装置ガントリ60と、CTシステム制御装置70とを有する。なお、被検体Pは、X線循環器診断システム10には含めない。また、以下の説明では、Cアーム保持装置40とX線診断システム制御装置50とを統合してX線診断装置200と称し、CT装置ガントリ60とCTシステム制御装置70とを統合してX線CT装置300と称する場合がある。
このようなX線循環器診断システム10では、X線診断装置200による治療と、X線CT装置300によるCT検査とが併用される。例えば、医師等の術者(以下、「操作者」と称す)は、例えば、X線診断装置200により撮影される狭窄部位のX線画像(透視画像)を参照しながら、カテーテルによる血管内インターベンション治療を行う。そして、操作者は、例えば、X線CT装置300により撮影されたX線CT画像(断層像)を用いて、治療の効果を評価する。或いは、操作者は、例えば、X線CT装置300により撮影されたX線CT画像(断層像)を用いて治療部位の特定を行う。そして、操作者は、X線診断装置200により撮影される狭窄部位のX線画像(透視画像)を参照しながら、カテーテルによる血管内インターベンション治療を行う。
次に、X線循環器診断システム10が有する各部について説明する。モニタ20は、例えばX線診断装置200により撮影された透視画像などのX線画像や、X線CT装置300により撮影された断層像データに基づく断層像を表示する。寝台30は、被検体Pが載置される天板31を有し、垂直方向及び水平方向に移動可能である。また、寝台30は、天板31を長手方向、又は、長手方向及び短手方向に移動可能である。寝台30は、自装置や天板31を移動して、X線診断装置200の撮影領域や、X線CT装置300の撮影領域に、被検体Pを移動させる。なお、X線循環器診断システム10において、寝台30は、X線診断装置200とX線CT装置300とで共有される。
線量管理装置80は、X線診断装置200による撮影において被検体Pが被曝した線量を、皮膚被曝線量(被曝量)で管理する。例えば、線量管理装置80は、操作部81と、出力部82と、人体モデル生成部83と、データ生成部84とを有する。なお、線量管理装置80のことを、DTS(Dose Tracking System)と呼ぶ場合がある。
操作部81は、被検体Pが被曝した線量の管理を行う操作者から、各種指示を受付ける。例えば、操作部81は、被検体Pが被曝した線量の表示指示を操作者から受付ける。具体的には、操作部81は、被検体Pが被曝した1分間当たりの線量の表示指示を操作者から受付ける。また、操作部81は、撮影時において、被検体Pが被曝した線量の総量の表示指示を操作者から受付ける。出力部82は、例えばモニタであり、データ生成部84により生成された被曝量の分布を表示する。
人体モデル生成部83は、操作部81から入力された被検体Pの個人情報(性別、年齢、身長、体重、大まかな体系分類等)やX線画像データ記憶部52に格納されたX線画像に付帯する付帯情報に基づいて、被検体P又は診断対象部位の人体モデルを生成する。なお、人体モデル生成部83は、楕円や球等によって被検体P等を近似的に表す人体モデルを生成してもよいし、人体等を忠実に表現する人体モデルを生成してもよい。また、人体モデル生成部83は、被検体Pの身体情報に基づいて、複数の人間身体断層プロファイルから当該被検体Pに最も近いプロファイルを自動的に選択し、当該選択されたプロファイルを使って全身の人体モデルを作成する。
データ生成部84は、人体モデル生成部83によって生成された人体モデルと、X線診断装置200から得られる撮影条件とに基づいて被曝量を算出し、被検体Pについての被曝量の分布を生成する。例えば、データ生成部84は、X線画像データ収集部55から得られる撮影条件と、Cアーム制御部54から得られるCアーム41の位置、寝台30の位置、X線検出器43の位置から得られる各種情報(SID、X線管42とX線検出器43とを結ぶ軸と被検体Pの体軸又は任意の基準軸とのなす角度等)に基づいて、人体モデルの画素ごとの被曝量を求め、被曝量の分布を生成する。
図2を用いてX線診断装置200により撮影された被検体Pの被曝量の管理用に表示される画面を説明する。図2は、X線診断装置200により撮影された被検体Pの被曝量の管理用に表示される画面の一例を示す図である。例えば、図2に示す画面領域2aには、X線診断装置200によるX線画像データ撮影時における撮影条件が表示される。また、例えば、図2に示す画面領域2bには、X線診断装置200による撮影時における被検体Pの1分間当たりの被曝量の値が表示される。また、例えば、図2に示す画面領域2cには、X線診断装置200による撮影時における被検体Pの被曝量の総量(時間積分値)の値が表示される。
また、線量管理装置80は、被曝量と、人体モデル上の部位とを対応付けた情報を生成し、モニタ20に表示させる。具体的には、線量管理装置80は、図2に示す画面領域2dに、人体モデル上の画素ごとに、被曝量に応じた色調を割当てた画像データを表示させる。なお、以下では、被曝量と人体モデル上の部位とを対応付けた情報のことを「被曝量情報」と呼ぶ。
図1に戻り、Cアーム保持装置40は、Cアーム41を支持する。Cアーム41は、X線管42及びX線検出器43を対向して支持する。X線管42は、X線を照射する。X線検出器43は、X線管42から照射され、被検体Pを透過したX線を検出する。X線管42及びX線検出器43の対は、幾何学的な回転中心の周りに回転するように構成されている。
X線診断システム制御装置50は、Cアーム保持装置40を制御し、被検体PのX線画像データを収集する。例えば、X線診断システム制御装置50は、操作部51と、X線画像データ記憶部52と、制御部53と、Cアーム制御部54と、X線画像データ収集部55と、表示制御部56と、画像再構成部57と備える。
操作部51は、コントロールパネル、フットスイッチ、ジョイスティック等であり、X線診断装置200に対する各種操作の入力を操作者から受付ける。例えば、操作部51は、被検体P内の観察対象を画面中央に移動させるための寝台30に対する操作を操作者から受付ける。これにより、制御部53は、寝台30を操作者の操作に応じて移動させる。また、操作部51は、Cアーム41を回転させる操作を操作者から受付ける。これにより、Cアーム制御部54は、Cアーム41を操作者の操作に応じて回転させる。また、操作部51は、撮影条件の設定を操作者から受付ける。例えば、操作部51は、心臓冠状動脈を観察対象に設定する操作を操作者から受付ける。また、例えば、操作部51は、SID(Source-Isocenter Distance)、FOV(Field Of View)等の情報を操作者から受付ける。なお、SIDやFOV等の値は、X線診断装置200が事前に保持してもよい。また、操作部51は、X線画像データの収集指示を操作者から受付ける。
X線画像データ記憶部52は、X線画像データなどを記憶する。制御部53は、操作部51の指示に基づいて、X線診断システム制御装置50の全体制御を行う。Cアーム制御部54は、X線画像データ収集部55による制御の下、Cアーム41の回転などを制御する。
X線画像データ収集部55は、操作者から操作部51を介してX線画像データの収集指示を受け付けると、X線管42、X線検出器43、及びCアーム制御部54を制御し、X線画像データを収集する。ここで、X線画像データ収集部55は、被検体Pに照射したX線がX線検出器43において投影される画像を収集する。X線画像データ収集部55は、収集したX線画像データを、表示制御部56に送る。また、X線画像データ収集部55は、3次元画像データなどの画像データを収集する。例えば、X線画像データ収集部55は、3次元画像データの収集指示を受け付けると、X線管42、X線検出器43、及びCアーム制御部54を制御し、3次元画像データを収集する。X線画像データ収集部55は、収集した3次元画像データをX線画像データ記憶部52に格納する。
画像再構成部57は、Cアーム41を回転させることで得られる複数方向からのX線画像データを、逆投影処理などを用いた再構成処理を行うことで、断層像データを生成する。そして、画像再構成部57は、再構成した断層像データをX線画像データ記憶部52に格納する。なお、本実施形態においては、X線診断システム制御装置50は、画像再構成部57を有さずに構成されてもよい。
表示制御部56は、X線画像データ収集部55が収集したX線画像データや、画像再構成部57で生成された断層像データに基づく断層像をモニタ20に表示させる。
CT装置ガントリ60は、回転フレーム64と、データ収集部63とを内蔵する。回転フレーム64は、後述するX線管61とX線検出器62とを被検体Pの周囲で回転可能に支持する。回転フレーム64は、X線管61とX線検出器62とを被検体Pを挟んで対向支持し、被検体Pを中心とした円軌道にて高速に回転する円環状のフレームである。
X線管61は、図示しない高電圧発生部によって印加される所定の管電圧と管電流に基づいてX線を発生し、被検体Pの周囲を回転移動しながら、寝台30に載置される被検体Pに向けてこのX線を照射する。X線検出器62は、回動可能な支持体によってX線管61に対向する位置に支持されており、被検体Pを透過したX線ビームのX線量を検出する。言い換えると、X線検出器62は、被検体Pを透過したX線の強度を検出する。このX線検出器62は、複数のX線検出チャネルを2次元マトリクス状に配置した複数チャネルおよび複数列の多列化した検出器の構成とされている。検出された透過X線量のデータは、データ収集部63に出力される。
データ収集部63は、X線検出器62で検出されたX線の強度を示すデータを収集する。データ収集部63は、収集した透過X線量のデータに対して増幅処理やA/D(Analog to Digital)変換処理等を施して投影データを生成し、生成した投影データをCTシステム制御装置70に出力する。
CTシステム制御装置70は、断層像データ記憶部71と、操作部72と、制御部73と、撮影制御部74と、前処理部75と、画像再構成部76と、表示制御部77と、特定部78と、設定部79とを備える。断層像データ記憶部71は、断層像データ等を記憶する。操作部72は、操作者の入力を受付ける。例えば、操作部72は、キーボードやマウス等であり、操作者の入力に対する信号を撮影制御部74に出力する。制御部73は、操作部72の指示に基づいて、CTシステム制御装置70の全体制御を行う。
撮影制御部74は、CT装置ガントリ60の各部の動作制御を行う。例えば、撮影制御部74は、後述する設定部79によって設定されたスキャン条件で、支持体の回転動作の制御、X線管61の動作制御、X線検出器62の動作制御、およびデータ収集部63の動作制御などを実行する。
前処理部75は、データ収集部63から送信されてきた投影データに対して、対数変換処理と、オフセット補正、感度補正及びビームハードニング補正等の補正処理とを行なって、補正済みの投影データを生成する。以下では、前処理部75が生成する補正済みの投影データを再構成用投影データと記載する。
画像再構成部76は、CT装置ガントリ60により収集されたデータに基づく画像データの生成処理や各種の画像処理を行う。例えば、画像再構成部76は、再構成領域サイズ、再構成マトリクスサイズ、および関心部位を抽出するための閾値等の所定の再構成パラメータに基づいて、前処理部75から送信されてきた再構成用投影データを再構成処理し、所定のスライス分の断層像データ(X線CT画像データ)を生成する。画像再構成部76は、生成した断層像データに基づく断層像を、表示制御部77に出力する。また画像再構成部76は、データ収集部63から送信されてきた再構成用投影データおよび生成した断層像データを断層像データ記憶部71に記憶させる。
表示制御部77は、画像再構成部76で生成された断層像データに基づく断層像をモニタ20に表示させる。
かかる構成において、第1の実施形態に係るX線循環器診断システム10では、カテーテルによる血管内インターベンション治療の際に、X線診断装置200は、狭窄部位のX線画像(透視画像)を撮影する。そして、X線CT装置300は、例えば、X線診断装置200を用いて血管内インターベンション治療が行われた治療部位の断層像を撮影する。従来のX線CT装置では、体内被曝を重視しており、X線CT画像データの撮像時における皮膚被曝線量は考慮されていない。このため、従来のX線CT装置では、X線CT画像データの撮影の際に、X線による皮膚被曝線量が高い領域(高被曝領域)に、更にX線が照射されることになる。
そこで、X線被曝量の積算値が高い領域への更なるX線被曝を低減するため、第1の実施形態に係るX線CT装置300は、特定部78と設定部79との制御により、以下の処理を行う。すなわち、第1の実施形態に係る特定部78は、X線画像の撮影のためにX線が照射された被検体Pの部位と、X線の被曝量の積算値とを関連付けた被曝量情報を参照して、被検体Pの撮影領域において被曝量の積算値が所定の閾値以上である高被曝領域を特定する。そして、第1の実施形態に係る設定部79は、撮影領域の断層の画像化が可能なスキャン条件であり、かつ、高被曝領域に対するX線が照射されないスキャン条件、或いは、撮影領域の断層の画像化が可能であり、高被曝領域に対するX線の照射量が高被曝領域以外に対して低減されるスキャン条件を設定する。
以下では、第1の実施形態に係る特定部78と設定部79との処理動作の一例について説明する。図3は、第1の実施形態に係るスキャン条件を説明するための図である。図3に示すように、天板31上には被検体Pが載置されている。図3に示す例では、被検体Pの背腹方向をY軸方向で示し、被検体Pの左右方向をX軸方向で示す。また、図3中に示す3aは、回転フレーム64の回転中心3aを示す。X線管61は、この回転中心3aを中心にした円軌道3d上を回転して被検体PにX線を照射する。
また、図3中に示す3bは、X線診断装置200により照射されたX線の皮膚被曝線量の高い領域である高被曝領域3bである。第1の実施形態に係る特定部78は、例えば、線量管理装置80から被曝量情報を取得し、被検体Pの撮影領域において被曝量の積算値が所定の閾値以上である高被曝領域3bを特定する。続いて、特定部78は、高被曝領域3bの中心3cを特定する。
第1の実施形態に係る設定部79は、撮影領域の断層の画像化が可能なスキャン条件であり、かつ、高被曝領域に向かってX線が直接照射されないスキャン条件を設定する。言い換えると、第1の実施形態に係る設定部79は、撮影領域の断層の画像化が可能なスキャン条件であり、かつ、被検体Pに照射されるX線であって当該被検体Pを透過前のX線が、高被曝領域に対して照射されないスキャン条件を設定する。例えば、設定部79は、回転中心3aを中心にした円軌道3d上であって、中心3cと対向する位置を、スキャン範囲の中心(ω0)に設定する。ここで、X線管61がω0に位置するX線管61の角度(回転角度)を「0度(360度)」と定義する。また、説明の便宜上、図3中に示すω0の位置を中心に時計回り方向を「+」方向と呼び、ω0の位置を中心に反時計回り方向を「−」方向と呼ぶ。以下では、X線管61が「+」方向に回転して断層像の撮影が行われるものとして説明する。
続いて、設定部79は、例えば、ω0を中心とした「180度+ファン角」のスキャン範囲を設定する。すなわち、設定部79は、ハーフ再構成用のスキャン範囲を設定する。図3に示す例では、ω1の位置からω2の位置までX線管61を回転移動させるスキャン範囲を設定する。
そして、設定部79は、設定したスキャン範囲での管電流の強さを設定する。図4は、第1の実施形態に係る管電流の制御の一例を示す図である。図4において、縦軸は、管電流を示し、横軸は、X線管61の回転角度を示す。また、説明の便宜上、X線管61の回転角度は、図3に示したスキャン範囲と同様であるものとする。すなわち、図3に示した高被曝領域3bの中心3cと対向する円軌道3d上の位置を回転角度0度とする。また、ここでは、ファン角が40度であるものとする。設定部79は、X線管61の回転角度が−110度の位置から+110度の位置まで、一定の管電流(I)でハーフスキャンを行うスキャン条件を設定する。
また、図4に示す例では、設定部79がスキャン範囲として設定した回転角度−110度〜+110度の範囲を4aとして示し、高被曝領域3bに対応する回転角度の範囲を4bとして示す。図4に示すように、設定部79は、4b以外の回転角度の範囲で、ハーフスキャンのスキャン範囲となる回転角度となる4aを設定する。なお、上記の条件を満たすのであれば、第1の実施形態に係る設定部79は、高被曝領域3bの重心や、高被曝領域3bにおいて操作者が設定した点もしくは範囲に基づいてハーフ再構成用のスキャン条件を設定してもよい。すなわち、X線CT装置300によれば、高被曝領域3bへの更なるX線の照射を軽減できる。これにより、画像再構成部76は、CT装置ガントリ60により収集されたデータを用いて画像再構成を行う。なお、画像再構成部76は、X―Y平面の1枚の断層像データを再構成する場合であってもよいし、体軸方向に沿って複数枚の断層像データを再構成する場合であってもよい。また、画像再構成部76は、複数枚の断層像データを一つのボリュームデータとして生成してもよい。
図5は、第1の実施形態に係るX線CT装置300による処理の手順を示すフローチャートである。図5に示すように、特定部78は、スキャン要求を受付けたか否かを判定する(ステップS101)。ここで、特定部78は、スキャン要求を受付けたと判定した場合(ステップS101、Yes)、線量管理装置80から被曝量情報を取得する(ステップS102)。なお、特定部78は、スキャン要求を受付けたと判定しなかった場合(ステップS101、No)、ステップS101の判定処理を繰り返す。
そして、特定部78は、取得した被曝量情報を用いて、皮膚被曝線量が高い、高被曝領域を特定する(ステップS103)。続いて、特定部78は、特定した高被曝領域の中心を決定する(ステップS104)。
設定部79は、X線CT装置300の回転中心に対して、高被曝領域の中心と対向する位置を決定して(ステップS105)、ハーフスキャン範囲を設定する(ステップS106)。撮影制御部74は、設定部79によって設定されたスキャン条件でCTスキャンを実行するように、X線管61の動作制御、X線検出器62の動作制御及びデータ収集部63の動作制御を実行する(ステップS107)。画像再構成部76は、CT装置ガントリ60により収集されたデータを用いて画像再構成を行う(ステップS108)。
上述したように、第1の実施形態に係るX線CT装置300は、X線画像の撮影のためにX線が照射された被検体Pの部位と、X線の被曝量の積算値とを関連付けた被曝量情報を参照して、被検体Pの撮影領域において被曝量の積算値が所定の閾値以上である高被曝領域を特定する。また、X線CT装置300は、撮影領域の断層の画像化が可能なスキャン条件であり、かつ、高被曝領域に対するX線が照射されないスキャン条件を設定する。これにより、第1の実施形態に係るX線CT装置300によれば、X線被曝量の積算値が高い領域への更なるX線被曝を低減することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、ハーフ再構成を行うスキャン条件を設定する場合について説明した。このようにハーフ再構成を行うスキャン条件で収集されたX線検出データを用いて再構成されたX線CT画像は、フル再構成を行うスキャン条件で再構成されたX線CT画像と比較して画質が悪い。このため、X線CT画像は、フル再構成されることが望ましい。ところが、フル再構成を行う場合、高被曝領域にもX線を照射することになる。そこで、第2の実施形態では、高被曝領域へのX線照射量を低減するように、X線の変調を行う場合について説明する。
第2の実施形態に係るX線循環器診断システム10の構成は、CT装置ガントリ60において、レファレンス検出器133が備えられる点を除いて、第1の実施形態に係るX線循環器診断システム10の構成と同様である。このレファレンス検出器133が検出したX線の強度を示すデータは、X線管61から照射されるX線の強度の変調に伴う、ビュー(X線の照射方向)ごとのX線強度のばらつきを補正するために用いられる。図6は、第2の実施形態にて設置されるレファレンス検出器133を説明するための図である。
図6は、第2の実施形態に係るレファレンス検出器133を説明するための図である。図6に示すように、第2の実施形態に係るX線CT装置300では、CT装置ガントリ60において、レファレンス検出器133は、X線管61の近傍に設けられ、X線管61から照射直後のX線の強度を検出する。なお、レファレンス検出器133が設置される位置は、X線管61の近傍に限定されるものではなく、例えば、X線が被検体Pや障害物に照射されない位置であり、かつ、X線の強度を検出可能な位置であれば、任意に変更可能である。
ここで、レファレンス検出器133は、X線検出器62と同様に、データ収集部63にX線の強度を検出したデータを出力し、データ収集部63は、レファレンス検出器133の検出結果をレファレンスデータとしてCTシステム制御装置70に送信する。そして、前処理部75は、各ビューで撮影された投影データを、該当するビューにおいてレファレンス検出器133が検出したレファレンスデータに基づいて補正する。すなわち、前処理部75は、X線の強度を変調させた場合に、全てのビューで画質のばらつきを補正した投影データを生成する。続いて、画像再構成部76は、前処理部75が生成した再構成用投影データを逆投影処理することで、X線CT画像を再構成する。
かかる構成のもと、第2の実施形態では、フル再構成を行うスキャン条件が設定される。続いて、第2の実施形態において、フル再構成を行うスキャン条件の設定について説明する。第2の実施形態に係る設定部79は、撮影領域の断層の画像化が可能であり、高被曝領域に向かって直接照射されるX線の照射量が高被曝領域以外に対して低減されるスキャン条件を設定する。言い換えると、第2の実施形態に係る設定部79は、撮影領域の断層の画像化が可能であり、被検体Pを透過前のX線の高被曝領域に対する照射量が高被曝領域以外に対して低減されるスキャン条件を設定する。例えば、設定部79は、フルスキャンを行うスキャン範囲を設定し、かつ、高被曝領域に対するX線の照射量が高被曝領域以外の領域に対して低減されるスキャン条件を設定する。
図7は、第2の実施形態に係るスキャン条件を説明するための図である。図7に示すように、天板31上には被検体Pが載置されている。図7に示す例では、被検体Pの背腹方向をY軸方向で示し、被検体Pの左右方向をX軸方向で示す。また、図7中に示す7aは、回転フレーム64の回転中心7aを示す。そして、X線管61は、この回転中心7aを中心にした円軌道7d上を回転して被検体PにX線を照射する。
また、図7中に示す7bは、皮膚被曝線量の高い領域である高被曝領域7bである。第2の実施形態に係る特定部78は、線量管理装置80から被曝量情報を取得し、高被曝領域7bを特定する。例えば、特定部78は、線量管理装置80から被曝量情報を取得し、被検体Pの撮影領域において被曝量の積算値が所定の閾値以上である高被曝領域7bを特定する。続いて、特定部78は、高被曝領域7bの中心7cを特定する。
第2の実施形態に係る設定部79は、フルスキャンを行うスキャン範囲を設定し、かつ、高被曝領域7bに対するX線の照射量が高被曝領域7b以外の領域に対して低減されるスキャン条件を設定する。例えば、設定部79は、回転中心7aを中心にした円軌道7d上であって、中心7cと対向する位置を、スキャン範囲の中心(ω0)に設定する。なお、図7中に示す7eは、回転角度ω0の位置における照射範囲の中心を示す。
続いて、設定部79は、例えば、ω0を中心とした「360度」のスキャン範囲を設定する。すなわち、設定部79は、フル再構成用のスキャン範囲を設定する。図7に示す例では、ω0の位置から360度、X線管61を回転移動させるスキャン範囲を設定する。
また、設定部79は、高被曝領域に対するX線の照射量が高被曝領域以外に対して低減されるスキャン条件を設定する。例えば、設定部79は、高被曝領域の両端に照射範囲の中心が位置する場合のX線管61の回転角度を特定する。図7に示す例では、設定部79は、高被曝領域7bの両端に照射範囲の中心が位置する場合のX線管61の回転角度として、ω1及びω2を特定する。そして、特定した回転角度ω1の位置からω2の位置までのスキャン範囲におけるX線の照射量を低減する条件を設定する。
そして、設定部79は、回転角度ω1の位置と対向する位置ω3、及び、回転角度ω2の位置と対向する位置ω4を特定する。そして、設定部79は、回転角度ω3の位置からω4の位置までのスキャン範囲におけるX線の照射量を設定する。ここで、設定部79は、回転角度ω3の位置からω4の位置までのスキャン範囲におけるX線の照射量として、以下に説明する、第1条件、第2条件、或いは第3条件を設定する。例えば、設定部79は、第1条件として、回転角度ω3の位置からω4の位置までのスキャン範囲におけるX線の照射量を、回転角度ω1の位置からω2の位置までのスキャン範囲以外と同じ照射量でX線を照射する条件を設定する。或いは、設定部79は、第2条件として、回転角度ω3の位置からω4の位置までのスキャン範囲におけるX線の照射量を、回転角度ω1の位置からω2の位置までのスキャン範囲と同様に低下させる条件を設定する。或いは、設定部79は、第3条件として、回転角度ω3の位置からω4の位置までのスキャン範囲におけるX線の照射量を、回転角度ω1の位置からω2の位置までのスキャン範囲以外よりも更に増加させる条件を設定する。以下では、図8〜図10を用いて、フルスキャン範囲のX線の照射量について説明する。
図8〜図10は、第2の実施形態に係る管電流の制御の一例を示す図である。図8〜図10において、縦軸は、管電流を示し、横軸は、X線管61の回転角度を示す。また、説明の便宜上、X線管61の回転角度は、図7に示したスキャン範囲と同様であるものとする。すなわち、図7に示した高被曝領域7bの中心7cと対向する円軌道7d上の位置を回転角度0度とする。
図8では、第1条件について説明する。設定部79は、回転角度ω0の位置からω1の位置まで、管電流をIに維持する条件を設定する。そして、設定部79は、回転角度ω1の位置からω2の位置までの間、管電流をIからIまで低下させ、回転角度ω1の位置からω2の位置までのほぼ全ての間、管電流をIに維持した後、再び管電流をIからIまで増加させる条件を設定する。そして、設定部79は、回転角度ω2の位置からω0の位置まで、管電流をIに維持する条件を設定する。
このように、設定部79は、フルスキャンを行うスキャン範囲を設定し、かつ、高被曝領域7bに向かって直接照射されるX線の照射量が高被曝領域以外の領域に対して低減されるスキャン条件を設定する。すなわち、第1条件によれば、高被曝領域への更なるX線の照射を軽減できる。
図9では、第2条件について説明する。設定部79は、回転角度ω0の位置からω4の位置までの間、ほぼ全ての間の管電流をIに維持した後、管電流をIからIまで増加させる条件を設定する。また、設定部79は、回転角度ω4の位置からω1の位置まで、管電流をIに維持する条件を設定する。そして、設定部79は、回転角度ω1の位置からω2の位置までの間、管電流をIからIまで低下させ、回転角度ω1の位置からω2の位置までのほぼ全ての間、管電流をIに維持した後、再び管電流をIからIまで増加させる条件を設定する。続いて、設定部79は、回転角度ω2の位置からω3の位置まで、管電流をIに維持する条件を設定する。そして、設定部79は、回転角度ω3の位置からω0の位置までの間、管電流をIからIまで低下させた後、回転角度ω3の位置からω0の位置までのほぼ全ての間、管電流をIに維持する条件を設定する。
高被曝領域に対向する領域にX線を照射した場合に、透過X線により、高被曝領域にX線被曝が生じる。第2条件は、かかる透過X線の影響を考慮したものである。すなわち、第2条件では、高被曝領域に対向する領域のX線の照射量も低下させる。設定部79は、高被曝領域7bに対向する位置にある対向領域に向かって直接照射されるX線の照射量が、高被曝領域7b以外の領域に対して低減されるスキャン条件を設定する。この結果、第2条件によれば、高被曝領域への更なるX線の照射をより軽減できる。
図10では、第3条件について説明する。設定部79は、回転角度ω0の位置からω4の位置までの間、ほぼ全ての間の管電流を、管電流Iよりも高いIに維持した後、再び管電流をIからIまで低下させる条件を設定する。また、設定部79は、回転角度ω4の位置からω1の位置まで、管電流をIに維持する条件を設定する。そして、設定部79は、回転角度ω1の位置からω2の位置までの間、管電流をIからIまで低下させ、回転角度ω1の位置からω2の位置までのほぼ全ての間、管電流をIに維持した後、再び管電流をIからIまで増加させる条件を設定する。続いて、設定部79は、回転角度ω2の位置からω3の位置まで、管電流をIに維持する条件を設定する。そして、設定部79は、回転角度ω3の位置からω0の位置までの間、管電流をIからIまで増加させた後、回転角度ω3の位置からω0の位置までのほぼ全ての間、管電流をIに維持する条件を設定する。
第2条件では、高被曝領域に対向する領域のX線の照射量も低下させるので、画質が低下する。このため、第3条件では、画質を向上させるため、高被曝領域に対向する領域のX線の照射量を増加させる。すなわち、設定部79は、高被曝領域7bに対向する位置にある対向領域に向かって直接照射されるX線の照射量が、高被曝領域7b以外の領域に対して増加されるスキャン条件を設定する。この結果、第3条件によれば、高被曝領域への更なるX線の照射を軽減しつつ、高被曝領域の画質を向上させることができる。
また、設定部79は、例えば、第1条件、第2条件、或いは第3条件のいずれかの条件の指定を利用者から受付けた場合に、指定された条件を設定する。かかる場合、モニタ20には、例えば、第1条件として「標準モード」、第2条件として「被曝量低減モード」、第3条件として「画質優先モード」等の選択領域が表示される。そして、設定部79は、操作部72を介して利用者がいずれかの選択領域を指定した場合、指定された選択領域に対応する条件を設定する。このように、第2の実施形態に係る設定部79は、医療従事者の判断に基づいて、被曝量と要求される画質とのトレードオフを考慮された、スキャン条件を設定することが可能である。
図11は、第2の実施形態に係るX線CT装置300による処理の手順を示すフローチャートである。図11に示すように、特定部78は、スキャン要求を受付けたか否かを判定する(ステップS201)。ここで、特定部78は、スキャン要求を受付けたと判定した場合(ステップS201、Yes)、線量管理装置80から被曝量情報を取得する(ステップS202)。なお、特定部78は、スキャン要求を受付けたと判定しなかった場合(ステップS201、No)、ステップS201の判定処理を繰り返す。
そして、特定部78は、取得した被曝量情報を用いて、皮膚被曝線量が高い、高被曝領域を特定する(ステップS203)。設定部79は、特定した高被曝領域のX線量を低減するようにスキャン条件を設定する(ステップS204)。そして、設定部79は、フルスキャン範囲のX線照射条件を設定する(ステップS205)。例えば、設定部79は、第1条件から第3条件のいずれかを設定する。撮影制御部74は、設定部79によって設定されたスキャン条件でCTスキャンを実行するように、X線管61の動作制御、X線検出器62の動作制御及びデータ収集部63の動作制御を実行する(ステップS206)。画像再構成部76は、CT装置ガントリ60により収集されたデータを用いて画像再構成を行う(ステップS207)。
上述したように、第2の実施形態に係るX線CT装置300は、フルスキャンを行うスキャン範囲を設定し、かつ、高被曝領域に対するX線の照射量が高被曝領域以外の領域に対して低減されるスキャン条件を設定する。これにより、第2の実施形態に係るX線CT装置300によれば、被曝量の積算値が高い被検体Pの領域へのX線の照射量を低減することができる。
また、第2の実施形態に係るX線CT装置300は、高被曝領域と対向する領域に照射するX線の照射量として、第1条件、第2条件、或いは第3条件を設定する。例えば、第2の実施形態に係るX線CT装置300は、第2条件として、高被曝領域に対向する位置にある対向領域に対するX線の照射量が、高被曝領域以外の領域に対して低減されるスキャン条件を設定する。これにより、第2の実施形態に係るX線CT装置300によれば、高被曝領域へのX線の照射をより更に軽減することができる。
また、例えば、第2の実施形態に係るX線CT装置300は、第3条件として、高被曝領域に対向する位置にある対向領域に対するX線の照射量が、高被曝領域以外の領域に対して増加されるスキャン条件を設定する。これにより、第2の実施形態に係るX線CT装置300によれば、高被曝領域へのX線の照射を軽減しつつ、高被曝領域の画質を向上させることができる。
また、設定部79は、例えば、第1条件、第2条件、或いは第3条件のいずれかの条件の指定を利用者から受付けた場合に、指定された条件を設定するものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、設定部79は、第1条件、第2条件、或いは第3条件の選択を、高被曝領域の被曝量に応じて、自動的に設定するようにしてもよい。ここで、高被曝領域であるか否かの判定に用いた閾値を「第1の閾値」とした場合、設定部79は、高被曝領域における被曝量に対して、第1の閾値より値の大きい「第2の閾値」と、第2の閾値より値の大きい「第3の閾値」とを設定する。そして、設定部79は、高被曝領域の被曝量が第1の閾値以上かつ第2の閾値未満の場合に、スキャン条件として第3条件を設定する。また、設定部79は、高被曝領域の被曝量が第2の閾値以上かつ第3の閾値未満の場合に、スキャン条件として第1条件を設定する。また、設定部79は、高被曝領域の被曝量が第3の閾値以上の場合に、スキャン条件として第2条件を設定する。このように、第2の実施形態に係る設定部79は、高被曝領域の被曝量に応じて、第1条件、第2条件、或いは第3条件からスキャン条件を適宜設定することが可能である。
(第3の実施形態)
上述した実施形態においては、X線CT装置300が、例えば、X線診断装置200を用いて血管内インターベンション治療が行われた治療部位の断層像を撮影する際に、ハーフ再構成又はフル再構成を行うスキャン条件を設定する場合について説明した。しかし、上述したように、X線診断装置200は、Cアーム41を回転させることで、3次元のデータを生成することが可能である。このため、第1の実施形態及び第2の実施形態で説明した内容は、X線診断装置200においても適用可能である。
すなわち、X線診断装置200は、高被曝領域へのX線の照射量を低減させるように断層像を撮影するスキャン条件を設定してもよいものである。そこで、第3の実施形態として、X線診断装置200が、高被曝領域へのX線の照射量を低減させるようにスキャン条件を設定する場合を説明する。
第3の実施形態に係るX線循環器診断システム10の構成は、X線診断システム制御装置50の構成が異なる点を除いて、第1の実施形態に係るX線循環器診断システム10の構成と同様である。図12は、第3の実施形態に係るX線診断システム制御装置50の構成例を示す図である。図12に示すように、第3の実施形態に係るX線診断システム制御装置50は、操作部51と、X線画像データ記憶部52と、制御部53と、Cアーム制御部54と、X線画像データ収集部55と、表示制御部56と、画像再構成部57と、特定部58と、設定部59とを備える。なお、特定部58が有する機能は、第1の実施形態に係る特定部78が有する機能と同様であり、設定部59が有する機能は、第1の実施形態に係る設定部79が有する機能と同様である。
図13は、第3の実施形態に係るスキャン条件を説明するための図である。図13に示すように、天板31上には被検体Pが載置されている。図13に示す例では、被検体Pの背腹方向をY軸方向で示し、被検体Pの左右方向をX軸方向で示す。また、図13中に示す12aは、Cアーム41の回転中心12aを示す。X線管42は、この回転中心12aを中心にした円軌道上を回転して被検体PにX線を照射する。
また、図13中に示す12bは、過去の撮影時に、X線診断装置200により照射されたX線の皮膚被曝線量の高い領域である高被曝領域12bである。第3の実施形態に係る特定部58は、例えば、線量管理装置80から被曝量情報を取得し、被検体Pの撮影領域において被曝量の積算値が所定の閾値以上である高被曝領域12bを特定する。続いて、特定部58は、高被曝領域12bの中心12cを特定する。なお、特定部58は、高被曝領域12bの重心を特定するようにしてもよい。或いは、特定部58は、人体モデルにて操作者によって設定された点を中心又は重心として用いてもよい。
第3の実施形態に係る設定部59は、撮影領域の断層の画像化が可能なスキャン条件であり、かつ、高被曝領域に向かってX線が直接照射されないスキャン条件を設定する。言い換えると、第3の実施形態に係る設定部59は、撮影領域の断層の画像化が可能なスキャン条件であり、かつ、被検体Pに照射されるX線であって当該被検体Pを透過前のX線が、高被曝領域に対して照射されないスキャン条件を設定する。例えば、設定部59は、回転中心12aを中心にした円軌道上であって、中心12cと対向する位置を、スキャン範囲の中心(ω0)に設定する。ここで、X線管42がω0に位置するX線管42の角度(回転角度)を「0度(360度)」と定義する。また、説明の便宜上、図13中に示すω0の位置を中心に時計回り方向を「+」方向と呼び、ω0の位置を中心に反時計回り方向を「−」方向と呼ぶ。以下では、X線管42が「+」方向に回転して断層像の撮影が行われるものとして説明する。
続いて、設定部59は、例えば、ω0を中心とした「180度」のスキャン範囲を設定する。すなわち、設定部59は、ハーフ再構成用のスキャン範囲を設定する。図13に示す例では、ω1の位置からω2の位置までX線管42を回転移動させるスキャン範囲を設定する。このスキャン範囲の設定により、第3の実施形態に係るX線診断装置200は、高被曝領域へのX線の照射量を低減させることができる。
なお、第3の実施形態では、Cアーム41が360度回転可能ではない場合を前提にハーフ再構成を行うスキャン条件の設定を行う場合について説明したが、Cアーム41が360度回転可能である場合には、第2の実施形態で説明した内容と同様に、フル再構成を行うスキャン条件を設定するようにしてもよい。かかる場合、設定部59は、高被曝領域のX線照射量を低減させたスキャン条件を設定する。すなわち、設定部59は、第2の実施形態と同様に、高被曝領域と対向する領域のX線照射量を、被曝量と要求される画質とに応じて、第1条件〜第3条件を適宜選択して設定する。
(その他の実施形態)
上記第1〜第3の実施形態では、X線診断装置200と、X線CT装置300とを有するX線循環器診断システム10において、高被曝領域に応じたスキャン条件を設定する場合について説明した。しかし、上述した第1〜第3の実施形態で説明したスキャン条件の設定は、X線診断装置200が単独で使用される場合や、X線CT装置300が単独で使用される場合にも適用可能である。
また、設定部59及び設定部79は、高被曝領域が複数ある場合には、高被曝領域ごとにX線照射量を低減させたスキャン条件を設定するようにしてもよい。また、フル再構成を行う場合、設定部59及び設定部79は、更に、第2の実施形態と同様に、高被曝領域ごとに、高被曝領域と対向する領域のX線照射量を、被曝量と要求される画質とに応じて、第1条件〜第3条件を適宜選択して設定するようにしてもよい。
また、線量管理装置80が、特定部78と、設定部79とを備えるようにしてもよい。かかる場合、線量管理装置80は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続する外部の装置(X線診断装置、X線CT装置及び画像サーバ装置等)から再構成条件がハーフ再構成又はフル再構成であるかを示す情報を取得する。そして、線量管理装置80は、再構成条件に応じたスキャン条件を設定し、設定した条件を外部の装置に通知する。これによって、外部の装置は、高被曝領域への更なるX線被曝を低減することができる。
なお、図示した各構成部は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のごとく構成されていることを要しない。例えば、X線診断装置200と線量管理装置80とがX線診断装置として統合されてもよい。
さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、或いは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上述べた少なくとも一つの実施形態の医用画像診断装置によれば、X線被曝量の積算値が高い領域への更なるX線被曝を低減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 X線循環器診断システム
70 CTシステム制御装置
74 撮影制御部
76 画像再構成部
78 特定部
79 設定部

Claims (1)

  1. X線画像の撮影のための第1の撮影においてX線が照射された被検体の部位と、前記第1の撮影におけるX線の皮膚被曝線量の積算値とを関連付けた被曝量情報を参照して、前記被検体の撮影領域において皮膚被曝線量の積算値が所定の閾値以上である前記第1の撮影における高被曝領域を特定する特定部と、
    フルスキャンを行うスキャン範囲を設定したスキャン条件であり、かつ、前記第1の撮影における高被曝領域に向かって直接照射されるX線の照射量が前記第1の撮影における高被曝領域以外の領域に対して低減されるスキャン条件を、CTスキャンである第2の撮影のスキャン条件として設定する設定部と、
    X線を照射するX線管とX線を検出するX線検出器とを支持する支持部を回転させて、前記第2の撮影のスキャン条件で、前記X線管からX線を照射させて前記X線検出器が検出したX線のデータを収集する制御部と、
    前記制御部の制御により収集された前記X線のデータを用いて、断層像を再構成する再構成部と
    を備え
    前記設定部は、前記第2の撮影のスキャン条件として、前記第1の撮影における高被曝領域に対向する位置にある対向領域に向かって直接照射されるX線の照射量が、前記第1の撮影における高被曝領域以外の領域に対して低減されるスキャン条件、及び、前記対向領域に向かって直接照射されるX線の照射量が、前記第1の撮影における高被曝領域以外の領域に対して増加されるスキャン条件のいずれか一方を設定することを特徴とする、医用画像診断装置。
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