JP2012079115A - 受付表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】食券の誤購入に対応でき、適切なタイミングに客に料理を提供することができる受付表示装置を提供すること。
【解決手段】券売機2と通信可能で、券売機2で食券9が販売されると、その食券9のメニューが表示されるディスプレー4を有する受付表示装置1では、バーコードリーダー3が、客の食券9から読み取った内容を食券情報としてディスプレー4に送信する。ディスプレー制御部21が、バーコードリーダー3から食券情報を受信すると、ディスプレー4に表示されている食券9のメニュー(購入メニューアイコン30)を注文確定メニュー(確定メニューアイコン31)に表示変更する。厨房の係員は、この表示変更を見ることで、確定メニューアイコン31のメニューの食券9を購入した客が席に着いたことを把握して、そのメニューの調理を開始し、できたての料理を客に提供できる。
【選択図】図6

Description

この発明は、料理提供設備において客から注文を受け付けるための受付表示装置に関する。
受付表示装置に関連して、下記特許文献1では、飲食店に導入されるオーダーエントリーシステムが提案されている。このオーダーエントリーシステムは、券売機と、厨房に設置されたキッチンプリンタと、回線を介して券売機およびキッチンプリンタと通信可能なコントローラとを備えている。
客が券売機で食券を購入すると、その食券の情報がコントローラを介してキッチンプリンタのディスプレーに表示される。そのため、厨房では、券売機で食券が購入されると即座に調理を開始できる。
特開平6−103285号公報
客が食券を購入した後に手洗いや電話等の用事によってなかなか席に着かない場合がある。そのような場合であっても、特許文献1のオーダーエントリーシステムでは、券売機で食券が購入されると即座に調理が開始される。そのため、客の用事が終わるまでに既に調理が完了してしまい、客が席に着いた頃には料理が冷めてしまっている等の不具合が生じる虞がある。
特に、券売機が複数台ある場合には、同じタイミングで食券を購入する客が多く存在する分、各々の客がなかなか席に着かないと、適切なタイミングに客に料理を提供することができないという前述した不具合が生じやすい。
また、客が望まないメニューの食券を間違って購入してしまった場合、特許文献1のオーダーエントリーシステムでは、その食券が購入されると、食券のメニューが間違いであっても、そのメニューについての調理が即座に開始されてしまう。そのため、特許文献1のオーダーエントリーシステムでは、食券の誤購入に対応することが困難であり、食券の誤購入があった場合には、無駄な調理が行われる虞がある。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、食券の誤購入に対応でき、適切なタイミングに客に料理を提供することができる受付表示装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、食券販売機と通信可能で、前記食券販売機で食券が販売されると、その販売された食券のメニューを表示するディスプレーを有する料理提供設備用の受付表示装置であって、前記食券販売機で販売された食券の内容を読み取り、読み取った内容を食券情報として前記ディスプレーに送信する受付手段と、前記受付手段から食券情報を受信すると、前記ディスプレーに表示されている食券のメニューを注文確定メニューに表示変更する表示制御手段と、を有することを特徴とする、受付表示装置である。
請求項2記載の発明は、客の着席場所情報の入力を受け付ける席情報受付手段をさらに備え、前記受付手段は、前記食券情報と、前記席情報受付手段から受信した着席場所情報とを関連付けて前記ディスプレーに送信し、前記表示制御手段は、前記注文確定メニューと前記着席場所情報とを関連付けて前記ディスプレーに表示させることを特徴とする、請求項1記載の受付表示装置である。
請求項3記載の発明は、前記ディスプレーは、前記食券販売機で販売された食券のメニューが表示される第1表示領域と、前記注文確定メニューが表示される第2表示領域と、を有し、前記表示制御手段は、前記食券情報を、前記第1表示領域から削除して、前記注文確定メニューとして前記第2表示領域に表示させることを特徴とする、請求項1または2記載の受付表示装置である。
請求項4記載の発明は、前記注文確定メニューを前記ディスプレーから削除するために操作される操作部を含み、前記表示制御手段は、前記操作部が操作されたことに応じて、前記注文確定メニューを前記ディスプレーから削除することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の受付表示装置である。
請求項1記載の発明によれば、受付表示装置は、食券販売機と通信可能であり、ディスプレーを有している。食券販売機で食券が販売されると、ディスプレーには、その販売された食券のメニューが表示されるので、厨房の係員は、ディスプレーの表示を見て、どのメニューの食券が購入されたのかをリアルタイムで把握することができる。
さらに、この受付表示装置では、受付手段が、客の食券から食券の内容を読み取り、読み取った内容を食券情報としてディスプレーに送信する。そして、表示制御手段が、受付手段から食券情報を受信すると、ディスプレーに表示されている食券のメニューを注文確定メニューに表示変更する。これにより、厨房の係員は、ディスプレーに表示されていたメニューが注文確定メニューに表示変更されたことを見ることで、そのメニューの食券を購入した客が着席場所に着席したことを把握して、そのメニュー(注文確定メニュー)についての調理を開始できる。これにより、できたての料理を客に提供できる。つまり、この受付表示装置では、適切なタイミングに客に料理を提供することができる。
また、食券の誤購入があっても、客が食券を正しいものに変更して、変更後の食券の内容が受付手段に読み取られるまでは、その客についての調理が開始されないので、誤購入された食券のメニューの調理が行われる無駄を無くすことができる。つまり、この受付表示装置では、食券の誤購入に対応できる。
請求項2記載の発明によれば、席情報受付手段が客の着席場所情報の入力を受け付けると、受付手段は、食券情報と、席情報受付手段から受信した着席場所情報とを関連付けてディスプレーに送信する。そして、表示制御手段は、注文確定メニューと着席場所情報とを関連付けてディスプレーに表示させる。そのため、厨房では、どの着席場所でどの注文確定メニューの料理が注文されたのかを、ディスプレーで把握することができる。これにより、完成した料理を注文客の着席場所まで正確に配膳することができる。
請求項3記載の発明によれば、ディスプレーは、食券販売機で販売された食券のメニューが表示される第1表示領域と、注文確定メニューが表示される第2表示領域と、を有している。そして、表示制御手段は、受付手段から受信した食券情報に係るメニューを、第1表示領域から削除して、注文確定メニューとして第2表示領域に表示させる。これにより、厨房の係員は、ディスプレーにおいて、メニューが第1表示領域から第2表示領域に移ったことを見ることで、そのメニューが注文確定メニューに表示変更されたことを確実に把握することができる。
請求項4記載の発明によれば、注文確定メニューの料理が完成した場合に、操作部を操作して当該注文確定メニューをディスプレーから削除することができるので、完成済みの注文確定メニューの料理を間違って再び調理してしまう無駄を無くすことができる。
図1は、飲食店に設けられた注文システムを示す模式図である。 図2は、注文システムの全体の電気的構成を示すブロック図である。 図3は、券売機2において実施される処理の手順を示すフローチャートである。 図4は、バーコードリーダー3において実施される処理の手順を示すフローチャートである。 図5は、ディスプレー4において実施される処理の手順を示すフローチャートである。 図6は、注文システムの運用イメージを示す説明図である。 図7は、変形例に係る注文システムの運用イメージを示す説明図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、飲食店に設けられた注文システムを示す模式図である。
図1を参照して、この発明に係る注文システムは、料理提供設備に導入される。この実施形態では、料理提供設備の一例として、牛丼、カレー等のいわゆるファーストフードを提供する飲食店を想定している。
飲食店内は、破線で示す仕切りAによって、飲食エリアと調理エリア(厨房)とに仕切られている。飲食エリアには、複数のテーブルBとカウンターCとが設けられている。図示していないが、飲食エリアには、座敷が設けられていてもよい。座敷には、たとえば、脚の短い専用のテーブルBが設けられている。座敷以外の各テーブルBの周囲には、それを挟むようにソファーDが配置されている。カウンターCの周囲には、それに沿って並ぶように複数の椅子Eが配置されている。
座敷以外において、1つのテーブルBと、そのテーブルBを両側から挟むように配置された2つのソファーDとが存在するエリアを、テーブル席Fとする。図1では、テーブル席F1、F2、F3という3つのテーブル席Fが設けられている。テーブル席F1、F2、F3のそれぞれの符号の末尾の数字は、それぞれのテーブル席Fに割り当てられた席番号(着席場所情報)である。つまり、テーブル席Fには、「1」、「2」、「3」という席番号がある。
1つの椅子Eと、カウンターCにおいてその椅子Eに一致する部分とが存在するエリアを、カウンター席Gとする。図1では、3つのカウンター席Gが設けられている。この実施形態では、カウンター席Gには、テーブル席F1〜3と異なり、席番号が割り当てられていない。
テーブル席Fおよびカウンター席Gは、まとめて「席」と呼ぶことがある。各席は、客の着席場所である。各テーブル席Fは、一人の客または複数人の客のグループに対応している。各カウンター席Gは、一人の客に対応している。また、図示しないが、前述した座敷においてテーブルBが設けられたエリアは、座敷席とされる。ここでは、座敷席は、テーブル席Fに含まれるものとする。
そして、注文システムは、券売機2(食券販売機)と、バーコードリーダー3(受付手段、席情報受付手段)と、ディスプレー4とで構成されている。バーコードリーダー3およびディスプレー4のまとまりは、受付表示装置1を構成している。受付表示装置1において、バーコードリーダー3とディスプレー4とは通信可能であり、ディスプレー4と券売機2とは通信可能である。
券売機2は、飲食エリアにおいて、飲食店の入口近辺に設置されている。図1では、1台の券売機2が図示されているが、注文システムには、1台の券売機2だけでなく、複数台の券売機2が含まれてもよい。ここでは、券売機2が複数台存在するものとする。
券売機2は、たとえば縦長のボックス形状であり、その正面には、選択ボタン5、硬貨投入口6、紙幣投入口7および投出口8が設けられている。
選択ボタン5は、飲食店で扱われるメニューの数に応じて複数設けられている。飲食店に入店した客は、現金を硬貨投入口6や紙幣投入口7に投入し、所望のメニューの選択ボタン5を押す。すると、そのメニューについての食券9が、投出口8に投出される。投出口8には、釣銭や返却された現金も投出される。
食券9は、たとえば略矩形のカード状である。食券9は、紙製であってもよいし、樹脂製であってもよい。食券9の表面には、この食券9が対応するメニュー(料理の名前)とその値段とが横並びに表示され、これらの下に、メニューを示すバーコードが表示されている。図1に図示された食券9は、380円のうどんの食券9である。
バーコードリーダー3は、券売機2で販売された食券9のバーコードを読み取るためのものである。バーコードリーダー3は、バーコードを読み取ることで、食券9の内容(ここでは、食券9のメニュー)を読み取る。
バーコードリーダー3は、飲食エリアにおいて、席毎(テーブル席Fおよびカウンター席Gのそれぞれ)に設けられている。テーブル席Fに設置されるバーコードリーダー3は、テーブルバーコードリーダー3Aとされ、カウンター席Gに設置されるバーコードリーダー3は、カウンターバーコードリーダー3Bとされる。以下では、バーコードリーダー3という場合には、テーブルバーコードリーダー3Aおよびカウンターバーコードリーダー3Bの両方を指す。
テーブルバーコードリーダー3Aは、テーブル席FのテーブルBの端に設置される。テーブルバーコードリーダー3Aは、テーブルBでの設置面積を小さく抑えることができるように、縦に細長い。テーブルバーコードリーダー3Aの上部において、テーブル席Fの客側に臨む側面には、食券9のバーコードを読み取るためのバーコード読取部10が設けられている。
前述したように各テーブル席Fには席番号(1、2、3のいずれか)が割り当てられているので、各テーブルバーコードリーダー3Aには、そのテーブルバーコードリーダー3Aが設置されたテーブル席Fの席番号が関連付けられている。そのため、たとえば、テーブル席F3のテーブルバーコードリーダー3Aは、席番号3のテーブルバーコードリーダー3Aであると認識される。
カウンターバーコードリーダー3Bは、各カウンター席GにおけるカウンターCの横板Hに設置される。カウンターバーコードリーダー3Bの断面の輪郭は、略直角三角形状をなしている。そのため、カウンターバーコードリーダー3Bは、直交した2つの面を有していて、これらの2つの面において、一方の面が、カウンターCの横板Hに沿い、他方の面が、カウンターCの縦板Iに沿っていて、これらの面をつなぐ傾斜面が、椅子Eに座る客に臨むようになっている。この傾斜面に、バーコード読取部10が設けられている。
テーブルバーコードリーダー3Aおよびカウンターバーコードリーダー3Bは、形状が異なるものの、いずれも、バーコード読取部10において食券9のバーコード(メニュー)を読み取ることができる。券売機2で食券9を購入して、テーブル席Fおよびカウンター席Gのいずれかに着いた客は、食券9を、自分が着いた席のバーコードリーダー3のバーコード読取部10に翳す。すると、バーコード読取部10によって、食券9のバーコードが非接触で読み取られる。
ディスプレー4は、厨房において、調理担当の係員が見やすい位置に設置されている。なお、以下では、特に説明がない場合、係員は、調理担当の係員であるものとする。ディスプレー4には、たとえば横長の矩形状をなす所定の大きさの表示部11が設けられている。表示部11は、たとえばタッチパネル付きの液晶表示器である。表示部11に、必要な情報が目視可能に表示される。表示部11では、右半分の領域が購入メニュー欄X(第1表示領域)とされ、左半分の領域が確定メニュー欄Y(第2表示領域)とされる。券売機2で食券9が販売されると、表示部11には、その販売された食券9のメニューが表示される。表示部11の詳しい表示内容については、以降で説明する。
図2は、注文システムの全体の電気的構成を示すブロック図である。
図2を参照して、注文システムでは、券売機2およびバーコードリーダー3のそれぞれが、ディスプレー4に接続されている。バーコードリーダー3では、各テーブルバーコードリーダー3Aおよび各カウンターバーコードリーダー3Bが、個別にディスプレー4に接続されている。ここで、券売機2およびバーコードリーダー3のそれぞれとディスプレー4とは、通信可能であれば、必ずしも電気ケーブル等の信号線でつながっている必要はない。そのため、券売機2およびバーコードリーダー3のそれぞれとディスプレー4とが無線通信するように構成されていてもよい。
バーコードリーダー3では、テーブルバーコードリーダー3Aおよびカウンターバーコードリーダー3Bのそれぞれに、マイクロコンピュータ等で構成されたバーコードリーダー制御部20が備えられている。バーコードリーダー制御部20は、CPUやメモリ(ROM、RAM)などを含んでいる。バーコードリーダー制御部20は、バーコードリーダー3の動作を制御するためのものである。バーコードリーダー制御部20には、前述したバーコード読取部10が電気的に接続されている。また、各バーコードリーダー3には、図示しないI/F部が設けられており、各バーコードリーダー3のバーコードリーダー制御部20は、このI/F部を介して、ディスプレー4と通信することができる。
ディスプレー4には、マイクロコンピュータ等で構成されたディスプレー制御部21(表示制御手段)が備えられている。ディスプレー制御部21は、CPUやメモリ(ROM、RAM)などを含んでいる。ディスプレー制御部21は、ディスプレー4の動作を制御するためのものである。ディスプレー制御部21には、前述した表示部11が電気的に接続されている。表示部11には、タッチキー22が含まれている。タッチキー22は、表示部11に表示され、ディスプレー4の設定等を変更する場合に係員によって操作される。また、ディスプレー4には、図示しないI/F部が設けられており、ディスプレー制御部21は、このI/F部を介して、各券売機2および各バーコードリーダー3と通信することができる。
各券売機2には、マイクロコンピュータ等で構成された券売機制御部23が備えられている。券売機制御部23は、CPUやメモリ(ROM、RAM)などを含んでいる。券売機制御部23は、券売機2の動作を制御するためのものである。券売機制御部23には、前述した選択ボタン5と、現金処理部24と、発券部25と、記憶部26とが電気的に接続されている。
現金処理部24は、前述した硬貨投入口6や紙幣投入口7(図1参照)に投入された現金を計数したり、選択ボタン5が押されたメニューについて決済したり、釣銭を算出したり、返却する現金や釣銭を投出口8(図1参照)に投出したりするものである。
発券部25は、決済されたメニュー、その値段、および、メニューについてのバーコードを紙片等に印字することで、前述した食券9(図1参照)を発行するものである。
記憶部26は、飲食店で扱われるメニューやその値段等を記憶している。
また、各券売機2には、図示しないI/F部が設けられており、各券売機2の券売機制御部23は、このI/F部を介して、ディスプレー4と通信することができる。
次に、各券売機2、各バーコードリーダー3、および、ディスプレー4で実施される処理を個別に説明する。
図3は、券売機2において実施される処理の手順を示すフローチャートである。
図3を参照して、券売機2において実施される処理について説明する。
券売機2では、待機状態において、券売機制御部23(図2参照)が、客に選択ボタン5(図1参照)が押されることでメニューの選択があったか否かを監視している(ステップS1)。メニュー選択があると(ステップS1でYES)、券売機制御部23は、硬貨投入口6および紙幣投入口7(図1参照)のいずれかに現金投入(入金)があったか否かを確認する(ステップS2)。ここで、券売機制御部23は、現金処理部24(図2参照)が現金を計数したか否かを確認することで、入金があったか否かを確認する。つまり、入金があれば、現金処理部24が現金を計数し、入金がなければ現金処理部24が現金を計数することはない。現金処理部24による現金の計数結果が、入金額となる。
入金があると(ステップS2でYES)、券売機制御部23は、入金額が購入金額以上であるか否かを確認する(ステップS3)。購入金額とは、客が1つの選択ボタン5を押して1つのメニューを選択した場合には、そのメニューの値段であり、客が複数の選択ボタン5を押して複数のメニューを選択した場合には、選択したメニューの値段の合計額である。
入金額が購入金額未満である場合には(ステップS3でNO)、券売機制御部23は、追加入金があったか否かを確認する(ステップS4)。現金処理部24が再び現金を計数した場合には、追加入金があったことになる。入金額が購入金額未満であるにもかかわらず、所定時間経過しても追加入金がない場合には(ステップS4でNO)、客に購入意思がないものとみなし、券売機制御部23は、現金処理部24に対して、投入された現金を投出口8(図1参照)から返却させる(ステップS5)。
入金額が購入金額以上である場合には(ステップS3でYES)、券売機制御部23は、現金処理部24に対して、選択されたメニューについての決済を実行させ、発券部25(図2参照)に対して、決済の済んだメニューの食券9(図1参照)を投出口8に発行させる(ステップS6)。このとき、釣銭があれば、券売機制御部23は、現金処理部24に対して、釣銭を投出口8に投出させる。
また、ステップS6において、券売機制御部23は、今回販売した食券9の内容を示す信号をディスプレー4に送信する。この信号には、食券9の内容、つまり、この食券9のメニューが含まれている。
図4は、バーコードリーダー3において実施される処理の手順を示すフローチャートである。
図4を参照して、各バーコードリーダー3において実施される処理について説明する。
バーコードリーダー3では、待機状態において、バーコードリーダー制御部20(図2参照)が、バーコード読取部10(図1参照)が食券9のバーコードを認識したか否かを監視している(ステップS11)。
券売機2で食券9を購入した客は、その食券9を持って、飲食エリア内のいずれかの席(テーブル席Fまたはカウンター席G)に着く(図1参照)。そして、この客は、自分が着いた席に設置されたバーコードリーダー3のバーコード読取部10(図1参照)に自分の食券9を翳す。
これにより、バーコード読取部10が食券9のバーコードを認識すると(ステップS11でYES)、バーコードリーダー制御部20は、バーコード読取部10によって食券9のバーコードを読み取る(ステップS12)。このとき、バーコードリーダー制御部20は、バーコードから食券9のメニューを読み取る。
ここで、前述したように、テーブルバーコードリーダー3A(図1参照)には、設置されたテーブル席Fの席番号が関連付けられている。そのため、テーブルバーコードリーダー3Aのバーコードリーダー制御部20は、ステップS12で食券9から読み取ったメニュー(食券情報)と、自分が設置されたテーブル席Fの席番号(換言すれば、前述した着席場所情報)とを関連付けた信号をディスプレー4に送信する(ステップS13)。この信号には、メニューと席番号とが含まれている。ここで、テーブルバーコードリーダー3Aを、食券9のバーコードの読み取り(ステップS12)に応じて、その食券9の客の席番号の入力を受け付ける席番号入力装置と、この席番号入力装置から受信した席番号と食券9から読み取ったメニューとを関連付けてディスプレー4に送信する別の装置とに区分して捉えることができる。
一方、カウンターバーコードリーダー3B(図1参照)には、テーブルバーコードリーダー3Aと異なり、席番号が関連付けられていない。そのため、カウンターバーコードリーダー3Bのバーコードリーダー制御部20は、ステップS13において、食券9から読み取ったメニューだけを含んだ信号をディスプレー4に送信する。
図5は、ディスプレー4において実施される処理の手順を示すフローチャートである。図6は、注文システムの運用イメージを示す説明図である。
図5を参照して、ディスプレー4において実施される処理について説明する。この際、図6も併せて参照する。
ディスプレー4では、待機状態において、ディスプレー制御部21(図2参照)が、券売機2から信号を受信したか否かを監視している(ステップS21)。前述したように、券売機2で食券9が購入されると、その食券9のメニューを含む信号が券売機2からディスプレー4に送信される(図3のステップS6参照)。
ディスプレー制御部21は、券売機2から信号を受信すると(ステップS21でYES)、その信号のメニュー(券売機2で販売された食券9のメニュー)を、表示部11の右半分の購入メニュー欄X(図1参照)に表示する(ステップS22)。具体的には、図6(a)を参照して、ディスプレー制御部21は、このメニューを示したアイコン(購入メニューアイコン30)を購入メニュー欄Xに上から表示する。図6(a)では、うどんの食券9が購入されたのに応じて、そのメニューの信号が券売機2からディスプレー4に送信され、ディスプレー4の購入メニュー欄Xに、うどんの購入メニューアイコン30が表示される。このように、券売機2で食券9が販売されると、ディスプレー4には、その販売された食券9のメニューが購入メニューアイコン30として表示されるので、厨房の係員は、購入メニューアイコン30を見て、どのメニューの食券9が購入されたのかをリアルタイムで把握することができる。そのため、購入メニューアイコン30は、厨房の係員に報知される食券9の購入情報であると言える。
購入メニューアイコン30が購入メニュー欄Xに表示された時点で、厨房の係員は、購入メニューアイコン30のメニューについて、調理の下準備(食器の準備等)を始めてもよい。
そして、図5を参照して、ディスプレー制御部21は、バーコードリーダー3から信号を受信したか否かを確認する(ステップS23)。図6(b)を参照して、前述したように、券売機2で食券9を購入した客が所望の席に着いて、その席のバーコードリーダー3のバーコード読取部10に食券9を翳す。すると、この食券9のバーコード(メニュー)がバーコードリーダー3によって読み取られ、このメニューの信号が、バーコードリーダー3からディスプレー4に送信される(図4のステップS13参照)。
具体的には、券売機2でうどんの食券9を購入した客が、自分が着いた席のバーコードリーダー3のバーコード読取部10にうどんの食券9を翳すと、この食券9のバーコードから、この食券のメニュー(うどん)が読み取られて、うどんが購入されたことを示す信号が、バーコードリーダー3からディスプレー4に送信される。ここで、この客が着いた席がテーブル席Fであれば(図1参照)、前述したように、食券9から読み取られたメニューと、このテーブル席Fの席番号とを関連付けた信号が、このテーブル席Fのテーブルバーコードリーダー3Aからディスプレー4に送信される。
図5を参照して、ディスプレー制御部21は、バーコードリーダー3から信号を受信すると(ステップS23でYES)、受信した信号のメニューと同じメニュー(厳密には、同じメニューを示した購入メニューアイコン30)が購入メニュー欄Xにあるか否かを確認する(ステップS24)。具体的には、図6(b)を参照して、うどんの食券9を購入した客が、自分が着いた席のバーコードリーダー3にうどんの食券9を翳した場合、ディスプレー制御部21は、このバーコードリーダー3からの信号を受信したのに応じて、うどんの購入メニューアイコン30が購入メニュー欄Xにあるか否かを確認する。
図5を参照して、バーコードリーダー3から受信した信号のメニューと同じメニュー(同じメニューの購入メニューアイコン30)が購入メニュー欄Xにあれば(ステップS24でYES)、ディスプレー制御部21は、この信号のメニューに席番号が関連付けられているか否かを確認する(ステップS25)。
この信号がテーブルバーコードリーダー3Aから受信した信号であれば、この信号に含まれるメニューには、テーブルバーコードリーダー3Aが設置されたテーブル席Fの席番号が関連付けられている。この場合(ステップS25でYES)、ディスプレー制御部21は、受信した信号のメニューと同じメニューの購入メニューアイコン30を、購入メニュー欄Xから削除する(ステップS26)。同時に、ディスプレー制御部21は、同じメニューを示したアイコン(確定メニューアイコン31)と、席番号を示すアイコン(席番号アイコン32)とを確定メニュー欄Y(図1参照)に表示させる。
具体的には、図6(b)を参照して、席番号3のテーブル席F3(図1参照)のテーブルバーコードリーダー3Aから、うどんのメニューと席番号3とを関連付けた信号がディスプレー4に送信された場合、ディスプレー制御部21は、うどんの購入メニューアイコン30(図6(a)参照)を購入メニュー欄Xから削除する。そして、削除と同時に、ディスプレー制御部21は、うどんの確定メニューアイコン31(図6(b)における上から2番目のうどんの確定メニューアイコン31を参照)を確定メニュー欄Yに表示させ、確定メニュー欄Yにおいて、この確定メニューアイコン31の近く(ここでは、左隣)に、席番号3を示す席番号アイコン32を表示させる。
換言すれば、図5に示すステップS26において、ディスプレー制御部21は、該当するメニューを購入メニュー欄Xから確定メニュー欄Yに移して表示させるとともに、このメニューに関連付けて確定メニュー欄Yに席番号を表示させる。
一方、ディスプレー4が、カウンターバーコードリーダー3Bから信号を受信したのであれば、この信号には、メニューのみが含まれていて、席番号は含まれていない。つまり、このメニューには、席番号が関連付けられていない。この場合(ステップS25でNO)、ディスプレー制御部21は、受信した信号のメニューと同じメニューの購入メニューアイコン30を、購入メニュー欄Xから削除し、同じメニューの確定メニューアイコン31だけを確定メニュー欄Yに表示させる(ステップS27)。つまり、ディスプレー制御部21は、該当するメニューを購入メニュー欄Xから確定メニュー欄Yに移して表示させるものの、ステップS26とは異なり、このメニューに席番号を関連付けて確定メニュー欄Yに表示させることはしない。
具体的には、図6(b)を参照して、いずれかのカウンター席G(図1参照)のカウンターバーコードリーダー3Bから、うどんのメニューの信号がディスプレー4に送信された場合、ディスプレー制御部21は、うどんの購入メニューアイコン30(図6(a)参照)を購入メニュー欄Xから削除する。そして、削除と同時に、ディスプレー制御部21は、うどんの確定メニューアイコン31(図6(b)における一番上のうどんの確定メニューアイコン31を参照)だけを確定メニュー欄Yに表示させる。この確定メニューアイコン31の左隣には、席番号アイコン32は表示されない。
以上のように、ステップS26およびステップS27(図5参照)のいずれにおいても、ディスプレー制御部21は、バーコードリーダー3から受信した信号に含まれる内容であるメニュー(食券情報)を示す購入メニューアイコン30(図6(a)参照)を、購入メニュー欄Xから削除する。その代わり、ディスプレー制御部21は、このメニューを、注文確定メニュー(確定メニューアイコン31)として確定メニュー欄Yに表示させる。言い換えれば、ディスプレー制御部21は、バーコードリーダー3から信号(食券情報)を受信すると、ディスプレー4に表示されている食券9のメニュー(購入メニューアイコン30)を注文確定メニュー(確定メニューアイコン31)に表示変更する。そして、ステップS26では、ディスプレー制御部21は、受信した信号に基づいて、確定メニューアイコン31と席番号(席番号アイコン32)とを関連付けてディスプレー4に表示させる。
券売機2で食券9を購入してから、その食券9をバーコードリーダー3に翳すという一連の流れで見ると、その食券9のメニューが、ディスプレー4において、購入メニューアイコン30(図6(a)参照)および確定メニューアイコン31(図6(b)参照)として2段階で表示される。
厨房の係員は、ディスプレー4に表示されていたメニューが注文確定メニューに表示変更されたこと(確定メニュー欄Yに確定メニューアイコン31が表示されたこと)を見ることで、そのメニューの食券9を購入した客が席に着いたことを把握できる。言い換えれば、このメニューの注文が確定して、このメニューの調理を開始しても構わないことを把握できる。そして、表示変更後に確定メニューアイコン31のメニュー(注文確定メニュー)についての調理を開始することによって、できたての料理を客に提供できる。つまり、この注文システム(受付表示装置1)では、適切なタイミングに客に料理を提供することができる。確定メニューアイコン31は、食券9の注文の受付が確定したこと(注文の受付情報)を厨房の係員に報知するために機能している。
そして、厨房の係員は、ディスプレー4において、前述したようにメニューが購入メニュー欄Xから確定メニュー欄Yに移ったことを見ることで、そのメニューが注文確定メニューに表示変更されたことを確実に把握することができる。
また、食券9の誤購入があっても、客が食券9を正しいものに変更して、変更後の食券9の内容がバーコードリーダー3に読み取られるまでは、変更後の食券9のメニューについての確定メニューアイコン31が表示されないことから、その客のメニューについての調理が開始されない。そのため、誤購入された食券9のメニューの調理が行われる無駄を無くすことができる。つまり、この注文システム(受付表示装置1)では、食券9の誤購入に対応できる。
このように、この注文システム(受付表示装置1)では、効率的な料理提供が可能である。また、係員が各席に出向いて食券9の内容を確認して注文を厨房に伝えに行くという作業を省くことができるので、飲食店における業務効率の向上を図ることができる。
また、ディスプレー制御部21は、前述したように、テーブルバーコードリーダー3Aからの信号を受信すると、その信号に基づいて、注文確定メニュー(確定メニューアイコン31)と席番号(席番号アイコン32)とを関連付けてディスプレー4に表示させる(図5のステップS26)。
そのため、厨房の係員は、ディスプレー4において、関連付けて表示された確定メニューアイコン31と席番号アイコン32とを確認することで、どの席番号の席(この実施形態では、テーブル席F)でどの注文確定メニューが注文されたのかを把握することができる。これにより、完成した料理を注文客の席まで正確に配膳することができる。一方、確定メニューアイコン31に席番号アイコン32が関連付けて表示されていない場合には(確定メニュー欄Yにおける一番上のうどんの確定メニューアイコン31を参照)、この確定メニューアイコン31のメニューの注文客は、カウンター席Gに着いていることが分かる。そのため、料理を間違ってテーブル席Fへ持っていってしまうミスを防止できる。この場合には、カウンターCに料理を持っていってから、カウンターCの椅子Eに座っている客に、誰がこの料理を注文したのかを確認すればよい。
そして、確定メニュー欄Yに表示された確定メニューアイコン31は、前述したタッチキー22(図2参照)となっている。調理が完了すると、係員は、調理を終えたメニューについての確定メニューアイコン31を押す。すると、図5を参照して、ディスプレー制御部21は、確定メニュー欄Yのメニューの選択があったと判断する(ステップS28でYES)。これに伴い、ディスプレー制御部21は、確定メニュー欄Yに消し込みキー33(操作部)を表示させる(ステップS29)。消し込みキー33も、前述したタッチキー22となっている。
具体的には、図6(c)を参照して、確定メニュー欄Yにおける上から2番目のうどんの確定メニューアイコン31について、係員は、うどんの調理を終えると、この確定メニューアイコン31を押す。すると、押された確定メニューアイコン31の表示形態と、この確定メニューアイコン31に関連付けて表示された席番号3の席番号アイコン32の表示形態とが、ともに変化する。ここでは、変更後の表示形態を示すために、押された確定メニューアイコン31と、対応する席番号アイコン32とにハッチングを付している。そして、確定メニューアイコン31が押されるのと同時に、確定メニュー欄Yの下端部に消し込みキー33が表示される。
図5を参照して、ディスプレー制御部21は、表示した消し込みキー33が押されたか否かを監視している(ステップS30)。調理を終えたメニューの料理の配膳が完了した場合、または、配膳担当の係員に対して料理が受け渡された場合に、調理担当の係員は、消し込みキー33を押す。
客の席(図1参照)までの料理の配膳は、配膳担当の係員によって行われてもよいし、厨房と席との間を行き来する搬送装置(図示せず)によって行われてもよい。搬送装置として、料理を載せて移動可能なロボットや車が挙げられる。さらに、厨房と各席との間を結ぶレーンを設け、そのレーン上を移動する搬送容器に料理を載せて席まで搬送してもよい。そして、客の食券9は、料理と引き換えに、係員や搬送装置によって回収される。このような場合、バーコードリーダー3は、各席に配置されず、厨房(または厨房の近く)に配置されて、ケーブル等を介してディスプレー4に接続されていてもよい(図1参照)。そして、この場合のバーコードリーダー3には、その構造に応じて、ハンディタイプのバーコードリーダー3と、据え置きタイプのバーコードリーダー3とがあり、いずれか一方または両方のタイプが選択される。ハンディタイプのバーコードリーダー3は、把持できるグリップ形状であり、その先端部に、食券9のバーコードを読み取るためのバーコード読取部を有しており、係員が、回収した食券9のバーコードにバーコード読取部を翳すことで、食券9のバーコードがバーコード読取部によって読み取られる。据え置きタイプのバーコードリーダー3は、たとえば、ボックス形状であり、その一側面に、食券9の出入口が形成されており、バーコードリーダー3内に、バーコード読取部が内蔵されている。このバーコードリーダー3の場合、係員が、回収した食券9をバーコードリーダー3の出入口に挿入する。これにより、出入口に挿入された食券9のバーコードが、バーコードリーダー3内のバーコード読取部によって読み取られる。
また、席番号の入力については、下記のようないろいろな方法で行ってもよい。たとえば、前述した席番号入力装置(席情報受付手段)を別途設け、当該装置において係員が席番号を手入力してもよいし、前述した搬送用のロボットや車等が食券9を客から受け取るときに席番号を一旦記憶していて、厨房へ戻ってきて当該食券9がバーコードリーダー3によって読み取られるときに、ロボットや車等が記憶している席番号が席番号入力装置で入力されるようにしてもよい。また、この席番号入力装置は、バーコードリーダー3やディスプレー4と一体化していてもよい。また、搬送用のロボットや車等が食券9を客から受け取ったときに当該食券9と席番号と関連付け、その後、バーコードリーダー3で当該食券9を読み取ったときに、ロボットや車等が関連付けている席番号をディスプレー4に送信するようにしてもよい。
そして、消し込みキー33が押されると(ステップS30でYES)、ディスプレー制御部21は、押された確定メニューアイコン31(図6(c)でハッチングが付された確定メニューアイコン31)を確定メニュー欄Yから削除する(ステップS31)。つまり、ディスプレー制御部21は、確定メニュー欄Yにおいて該当するメニューを削除する。この確定メニューアイコン31に関連付けて席番号アイコン32が表示されていた場合には、ディスプレー制御部21は、この確定メニューアイコン31とともに、席番号アイコン32も表示部11から削除する。
また、消し込みキー33が押されると(ステップS30でYES)、ディスプレー制御部21は、消し込みキー33を表示部11から削除する。
以上により、削除された確定メニューアイコン31についての料理の提供が完了したこととなる。つまり、図6(c)で消し込みキー33が押されると、席番号3のテーブル席F3へのうどんの提供が完了したこととなる。
このように、注文確定メニュー(確定メニューアイコン31のメニュー)の料理が完成した場合に、消し込みキー33を操作して当該注文確定メニュー(確定メニューアイコン31)をディスプレー4から削除することができる。これにより、完成済みの注文確定メニューの料理を間違って再び調理してしまう無駄を無くすことができる。
図7は、変形例に係る注文システムの運用イメージを示す説明図である。
前述した実施形態では、ディスプレー4のディスプレー制御部21は、バーコードリーダー3から受信した信号に含まれるメニュー(前述した食券情報に係るメニュー)の購入メニューアイコン30を、購入メニュー欄Xから削除して、代わりに、このメニューを注文確定メニュー(確定メニューアイコン31)として確定メニュー欄Yに表示させる(図6(a)および図6(b)参照)。こうすることで、ディスプレー制御部21は、バーコードリーダー3から受信した信号に基づいて、ディスプレー4に表示されているメニュー(購入メニューアイコン30)を注文確定メニュー(確定メニューアイコン31)に表示変更する。この表示変更を見ていた厨房の係員は、確定メニューアイコン31のメニューについて、客が席に着いて注文が確定したことを把握できる。これにより、注文確定後に調理を開始することで、適切なタイミングに客に料理を提供できるとともに、食券9の誤購入に対応できる。
そして、前述した実施形態の場合と同様の作用効果を得るために、図7に示す別の構成を用いることができる。
図7では、ディスプレー4の表示部11が購入メニュー欄Xおよび確定メニュー欄Y(図6参照)に分かれていない。図7(a)に示すように、券売機2で食券9が購入されると、その食券9のメニューを含む信号が券売機2から送信されてディスプレー4に受信される(図5のステップS21でYES)。そして、この信号のメニューを示す注文メニューアイコン40が表示部11の左上から順に表示される(図5のステップS22)。注文メニューアイコン40は、前述したタッチキー22となっている。
そして、客が、席(図1参照)に着いて、この席のバーコードリーダー3に食券9を翳すと、この食券9のバーコードから、食券9のメニューが読み取られ、このメニューの信号がディスプレー4に送信される(図4のステップS13)。ディスプレー制御部21は、バーコードリーダー3から信号を受信する(図5のステップS23でYES)。ここで、バーコードリーダー3から受信した信号のメニューと同じメニューの注文メニューアイコン40が表示部11にあると(図5のステップS24でYES)、ディスプレー制御部21は、受信した信号のメニューに席番号が関連付けられているかを確認する(図5のステップS25)。
メニューに席番号が関連付けられている場合(図5のステップS25でYES)、この変形例では、ステップS26(図5参照)の処理の代わりに、次の処理を行う。つまり、ディスプレー制御部21は、バーコードリーダー3から受信した信号のメニューと同じ注文メニューアイコン40の表示態様を変更する。図7(b)では、ディスプレー制御部21は、注文メニューアイコン40の表示色を変更することによって、注文メニューアイコン40の表示態様を変更する。図7(b)では、該当する注文メニューアイコン40にハッチングを付すことで、注文メニューアイコン40の表示色が変更された状態を表している。別の例として、注文メニューアイコン40を点灯表示から点滅表示に変更させることで、注文メニューアイコン40の表示態様を変更してもよい。
また、ディスプレー制御部21は、上から2番目の注文メニューアイコン40に示すように、注文メニューアイコン40内に、席番号(ここでは、席番号3)を追加表示させる。注文メニューアイコン40のメニューの料理が完成した場合、この注文メニューアイコン40に関連付けて表示された席番号を確認することによって、完成した料理を注文客の席まで正確に配膳することができる。
メニューに席番号が関連付けられていない場合(図5のステップS25でNO)、この変形例では、ステップS27(図5参照)の処理の代わりに、ディスプレー制御部21は、バーコードリーダー3から受信した信号のメニューと同じ注文メニューアイコン40の表示態様を変更する(一番上の注文メニューアイコン40を参照)。メニューに席番号が関連付けられている場合と異なり、この注文メニューアイコン40に席番号は表示されない。したがって、この注文メニューアイコン40のメニューの料理が完成した場合には、料理をカウンターC(図1参照)の客に配膳すればよい。
メニューに席番号が関連付けられている場合、および、メニューに席番号が関連付けられていない場合のいずれにしても、ディスプレー制御部21は、表示部11において、バーコードリーダー3から受信した信号に含まれる内容のメニューを示す注文メニューアイコン40の表示態様を、注文確定メニューとしての表示態様に変更する。これにより、前述した実施形態と同様に、ディスプレー制御部21は、バーコードリーダー3から受信した信号に基づいて、ディスプレー4に表示されている食券9のメニューを注文確定メニューに表示変更したことになる。ここで、ディスプレー制御部21は、テーブルバーコードリーダー3Aから信号を受信した場合、その信号に基づいて、注文確定メニュー(表示態様が変わった注文メニューアイコン40)と席番号とを関連付けてディスプレー4に表示させる。
厨房の係員は、ディスプレー4において、注文メニューアイコン40の表示態様が変更されたことを見ることで、その注文メニューアイコン40のメニューが注文確定メニューに表示変更されたことを確実に把握できる。つまり、係員は、この注文メニューアイコン40のメニューについての注文が確定したことを把握できる。このことを把握した後、係員は、この注文メニューアイコン40のメニューについての調理を開始する。
そして、このメニューについての調理が完了すると、係員は、このメニューについての注文メニューアイコン40(上から2番目のうどんの注文メニューアイコン40を参照)を押す。これにより、表示部11のメニューが選択されたことになる(図5のステップS28でYES)。
注文メニューアイコン40を押すと、図7(c)に示すように、ディスプレー制御部21は、押された注文メニューアイコン40(上から2番目のうどんの注文メニューアイコン40を参照)の表示態様を再び変更する。図7(c)では、ディスプレー制御部21は、注文メニューアイコン40の表示色を変更する。図7(b)では、注文メニューアイコン40にドットを付すことで、注文メニューアイコン40の表示色が変更された状態を表している。また、ディスプレー制御部21は、前述した消し込みキー33を表示部11の下端部に表示させる(図5のステップS29)。
前述したように、調理を終えたメニューの料理の配膳が完了した場合、または、配膳担当の係員に対して料理が受け渡された場合に、調理担当の係員は、消し込みキー33を押す。
消し込みキー33が押されると(図5のステップS30でYES)、ディスプレー制御部21は、ステップS31の処理の代わりに、押された注文メニューアイコン40(図7(c)においてドットで塗り潰された注文メニューアイコン40)を削除する。これにより、完成済みの注文確定メニュー(注文メニューアイコン40のメニュー)の料理を間違って再び調理してしまう無駄を無くすことができる。
同時に、ディスプレー制御部21は、消し込みキー33を削除する。これにより、削除された注文メニューアイコン40についての料理の提供が完了したこととなる。つまり、図7(c)で消し込みキー33が押されると、席番号3のテーブル席F3へのうどんの提供が完了したこととなる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、読取部10に食券9を翳すと食券9のバーコードを読み取る構成のバーコードリーダー3を例示したが、食券9の出入口を有していて出入口に食券9が挿入されたときに食券9のバーコードを読み取る構成のバーコードリーダー3を用いてもよい。
また、食券9には、バーコードの代わりに、メニューを記憶したICチップが内蔵されていて、このICチップのメニューをバーコードリーダー3が読み取ってディスプレー4に送信してもよい。この場合、バーコードリーダー3は、バーコードを読み取る機能を有していなくてもよい。
また、前述した実施形態では、カウンター席Gに席番号が割り当てられていないが、カウンター席Gに席番号が割り当てられても構わない。そうすれば、ディスプレー4において、カウンター席Gの席番号と確定メニューアイコン31(図7の場合には、表示態様が変更された注文メニューアイコン40)とが関連付けて表示される(図6(b)および図7(b)参照)。これにより、ディスプレー4を見れば、テーブル席Fの場合と同様に、カウンター席Gでも、どのカウンター席Gでどのメニューが注文されたかを把握でき、完成した料理を注文客のカウンター席Gまで正確に配膳することができる。
1 受付表示装置
2 券売機
3 バーコードリーダー
4 ディスプレー
9 食券
21 ディスプレー制御部
33 消し込みキー
F テーブル席
G カウンター席
X 購入メニュー欄
Y 確定メニュー欄

Claims (4)

  1. 食券販売機と通信可能で、前記食券販売機で食券が販売されると、その販売された食券のメニューを表示するディスプレーを有する料理提供設備用の受付表示装置であって、
    前記食券販売機で販売された食券の内容を読み取り、読み取った内容を食券情報として前記ディスプレーに送信する受付手段と、
    前記受付手段から食券情報を受信すると、前記ディスプレーに表示されている食券のメニューを注文確定メニューに表示変更する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする、受付表示装置。
  2. 客の着席場所情報の入力を受け付ける席情報受付手段をさらに備え、
    前記受付手段は、前記食券情報と、前記席情報受付手段から受信した着席場所情報とを関連付けて前記ディスプレーに送信し、
    前記表示制御手段は、前記注文確定メニューと前記着席場所情報とを関連付けて前記ディスプレーに表示させることを特徴とする、請求項1記載の受付表示装置。
  3. 前記ディスプレーは、前記食券販売機で販売された食券のメニューが表示される第1表示領域と、前記注文確定メニューが表示される第2表示領域と、を有し、
    前記表示制御手段は、前記食券情報を、前記第1表示領域から削除して、前記注文確定メニューとして前記第2表示領域に表示させることを特徴とする、請求項1または2記載の受付表示装置。
  4. 前記注文確定メニューを前記ディスプレーから削除するために操作される操作部を含み、
    前記表示制御手段は、前記操作部が操作されたことに応じて、前記注文確定メニューを前記ディスプレーから削除することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の受付表示装置。
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