JP2012077222A - 紫外線硬化型インクジェット用インク組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る紫外線硬化型インクジェット用インク組成物は、アルミニウム粒子の表面にテトラエトキシシランが化学的に結合した構造を有する被膜を備えたアルミニウム顔料(A)と、フェノキシエチル(メタ)アクリレート(B)と、を含有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明に係る紫外線硬化型インクジェット用インク組成物の一態様は、
アルミニウム粒子の表面にテトラエトキシシランが化学的に結合した構造を有する被膜を備えたアルミニウム顔料(A)と、
フェノキシエチル(メタ)アクリレート(B)と、
を含有することを特徴とする。
適用例1の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物において、前記フェノキシエチル(メタ)アクリレート(B)が、インク組成物の総質量に対して、10質量%以上70質量%以下含まれることができる。
適用例1または適用例2の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物において、さらに、下記一般式(1)で示されるモノマー(C)を含有することができる。
CH2=CR1−COO−R2−O−CH=CH−R3 …(1)
(式(1)中、R1は、水素原子またはメチル基を表す。R2は、炭素数2〜20の2価の有機残基を表す。R3は、水素原子または炭素数1〜11の1価の有機残基を表す。)
適用例3の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物において、前記モノマー(C)が、(メタ)アクリル酸2−(2−ビニロキシエトキシ)エチルであることができる。
適用例3または適用例4の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物において、前記モノマー(C)が、インク組成物の総質量に対して、10質量%以上70質量%以下含まれることができる。
適用例1ないし適用例5のいずれか一例の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物において、さらに、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを含有することができる。
適用例6に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物において、前記ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートが、インク組成物の総質量に対して、5質量%以上含まれることができる。
適用例1ないし適用例7のいずれか一例の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物において、さらに、光重合開始剤を含有することができる。
適用例1ないし適用例8のいずれか一例の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物において、前記アルミニウム粒子は、5nm以上30nm以下の平均厚みを有し、且つ、0.5μm以上3μm以下の50%平均粒子径を有する平板状粒子であることができる。
適用例1ないし適用例9のいずれか一例の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物において、前記被膜の厚さは、0.5nm以上10nm以下であることができる。
適用例1ないし適用例10のいずれか一例の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物において、前記アルミニウム顔料(A)は、前記被膜の表面にさらにポリカルボン酸およびその塩から選択される少なくとも1種を有することができる。
本発明の一実施形態に係る紫外線硬化型インクジェット用インク組成物(以下、単に「紫外線硬化型インク組成物」ともいう)は、アルミニウム粒子の表面にテトラエトキシシランが化学的に結合した構造を有する被膜を備えたアルミニウム顔料(A)と、フェノキシエチル(メタ)アクリレート(B)と、を含有することを特徴とする。
本実施の形態で用いられるアルミニウム顔料(A)は、アルミニウム粒子の表面にテトラエトキシシランが化学的に結合した構造を有する被膜(以下、単に「シリカ被膜」ともいう)を備えている。なお、本明細書中において、「化学的に結合した」とは、アルミニウム粒子の表面に存在する水酸基と、テトラエトキシシランと、が加水分解反応により結合したことを意味する。
CV値=粒度分布の標準偏差/粒子径の平均値×100 …(2)
ここで、得られるCV値は、好ましくは60以下であり、より好ましくは50以下であり、特に好ましくは40以下である。CV値が60以下の平板状粒子を選択することで、印字安定性に優れるという効果が得られる。
本実施の形態に係る紫外線硬化型インク組成物は、フェノキシエチル(メタ)アクリレート(B)を含有する。フェノキシエチル(メタ)アクリレート(B)は、柔軟性や伸張耐久性に優れた画像を記録媒体上に記録する目的で添加されるモノマーである。
本実施の形態に係る紫外線硬化型インク組成物は、下記一般式(1)で示されるモノマー(C)を含有してもよい。
CH2=CR1−COO−R2−O−CH=CH−R3 …(1)
(式(1)中、R1は、水素原子またはメチル基を表す。R2は、炭素数2〜20の2価の有機残基を表す。R3は、水素原子または炭素数1〜11の1価の有機残基を表す。)
本実施の形態に係る紫外線硬化型インク組成物は、前記フェノキシエチル(メタ)アクリレート(B)および前記モノマー(C)以外のその他のモノマーを含有してもよい。その他のモノマーとしては、従来公知の、単官能、2官能および3官能以上の多官能モノマーおよびオリゴマーが使用可能である。前記モノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸およびマレイン酸等の不飽和カルボン酸やそれらの塩またはエステル、ウレタン、アミドおよびその無水物、アクリロニトリル、スチレン、種々の不飽和ポリエステル、不飽和ポリエーテル、不飽和ポリアミド、ならびに不飽和ウレタンが挙げられる。また、前記オリゴマーとしては、例えば、直鎖アクリルオリゴマー等の上記のモノマーから形成されるオリゴマー、エポキシ(メタ)アクリレート、オキセタン(メタ)アクリレート、脂肪族ウレタン(メタ)アクリレート、芳香族ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレートが挙げられる。
本実施の形態に係る紫外線硬化型インク組成物は、光重合開始剤を含有してもよい。光重合開始剤は、紫外線照射によってラジカルやカチオン等の活性種を発生し、上記モノマーの重合反応を開始させるものであれば特に制限されない。光重合開始剤としては、光ラジカル重合開始剤や光カチオン重合開始剤を使用することができるが、光ラジカル重合開始剤を使用することが好ましい。
本実施の形態に係る紫外線硬化型インク組成物は、アルミニウム顔料(A)の分散性をより良好なものとする観点から、分散剤をさらに含有してもよい。分散剤としては、特に限定されないが、例えば、高分子分散剤等の顔料分散液を調製するのに慣用されている分散剤が挙げられる。その具体例としては、ポリオキシアルキレンポリアルキレンポリアミン、ビニル系ポリマーおよびコポリマー、アクリル系ポリマーおよびコポリマー、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリウレタン、アミノ系ポリマー、含珪素ポリマー、含硫黄ポリマー、含フッ素ポリマー、およびエポキシ樹脂のうち1種以上を主成分とするものが挙げられる。高分子分散剤の市販品として、味の素ファインテクノ株式会社製のアジスパーシリーズ、アベシア社から入手可能なソルスパーズシリーズ(Solsperse 36000等)、BYKChemie社製のディスパービックシリーズ、楠本化成株式会社製のディスパロンシリーズが挙げられる。
本実施の形態に係る紫外線硬化型インク組成物は、レベリング作用により印刷物表面が平滑になり、さらに擦過性が向上するという有利な効果が得られるため、スリップ剤をさらに含有してもよい。スリップ剤としては、特に限定されないが、例えば、シリコーン系界面活性剤として、ポリエステル変性シリコーンやポリエーテル変性シリコーンを用いることができ、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサンまたはポリエステル変性ポリジメチルシロキサンを用いることが好ましい。具体例としては、BYK−347、BYK−348、BYK−UV3500、3510、3530、3570(ビックケミー・ジャパン社製)が挙げられる。
本実施の形態に係る紫外線硬化型インク組成物は、上記に挙げた添加剤以外の添加剤(成分)を含有してもよい。このような成分としては、特に制限されないが、例えば従来公知の、重合促進剤、重合禁止剤、浸透促進剤、湿潤剤(保湿剤)、その他の添加剤が挙げられる。上記のその他の添加剤として、例えば従来公知の、定着剤、防黴剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、増粘剤が挙げられる。
2.1.被記録媒体
本実施の形態に係る紫外線硬化型インク組成物は、後述するインクジェット記録方法によって、被記録媒体上に吐出されること等により、記録物が得られる。この被記録媒体としては、例えば、吸収性または非吸収性の被記録媒体が挙げられる。本実施の形態に係る紫外線硬化型インク組成物を用いるインクジェット記録方法は、水溶性インクの浸透が困難な非吸収性被記録媒体から、水溶性インクの浸透が容易な吸収性被記録媒体まで、様々な吸収性能を持つ被記録媒体に幅広く適用できる。ただし、当該インク組成物を非吸収性の被記録媒体に適用した場合は、紫外線を照射し硬化させた後に乾燥工程を設けること等が必要となる場合がある。
本実施の形態に係る紫外線硬化型インク組成物は、インクジェット記録方法に適用することができる。かかるインクジェット記録方法は、被記録媒体上に、上記インク組成物を吐出する吐出工程と、上記吐出工程により吐出されたインク組成物に紫外線を照射して上記インク組成物を硬化する硬化工程と、を含む。このようにして、被記録媒体上で硬化したインク組成物により塗膜(硬化膜)が形成される。
上記吐出工程においては、従来公知のインクジェット記録装置を用いることができる。インク組成物の粘度を好ましくは20mPa・s以下、より好ましくは3〜15mPa・sとすることで、良好な吐出安定性が実現される。20℃において20mPa・sを超えるような粘度の高いインク組成物は、ヘッドおよび/またはインク組成物を加熱して見かけ上の粘度を下げて吐出してもよい。
次に、上記硬化工程においては、被記録媒体上に吐出されたインク組成物が、紫外線照射によって硬化する。これは、インク組成物中に含まれる光重合開始剤が紫外線照射により分解して、ラジカルやカチオン等の活性種を発生し、モノマーの重合反応がその活性種の機能によって促進されることによるものである。あるいは、紫外線照射によって、光重合性の化合物の重合反応が開始するためである。このとき、インク組成物において光重合開始剤と共に増感色素が存在すると、系中の増感色素が活性放射線を吸収して励起状態となり、光重合開始剤と接触することによって光重合開始剤の分解を促進させ、より高感度の硬化反応を達成させることができる。
以下、本発明の実施形態を実施例および比較例によってさらに具体的に説明するが、本実施形態はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
3.1.1.アルミニウム粒子分散液の調製
膜厚100μmのPETフィルム上に、セルロースアセテートブチレート(ブチル化率35〜39%、関東化学株式会社製)3.0質量%およびジエチレングリコールジエチルエーテル(日本乳化剤株式会社製)97質量%からなる樹脂層塗工液をバーコート法によって均一に塗布し、60℃、10分間乾燥することで、PETフィルム上に樹脂層薄膜を形成した。次いで、真空蒸着装置(「VE−1010型真空蒸着装置」、株式会社真空デバイス製)を用いて、前記の樹脂層上に平均膜厚20nmのアルミニウム蒸着層を形成した。次いで、前記方法にて形成した積層体を、ジエチレングリコールジエチルエーテル中、VS−150超音波分散機(アズワン株式会社製)を用いて、剥離・微細化・分散処理を同時に行い、積算の超音波分散処理時間が12時間であるアルミニウム粒子分散液を作製した。得られたアルミニウム粒子分散液を、開き目5μmのSUSメッシュフィルターにて濾過処理を行い、粗大粒子を除去した。さらに、濾液を丸底フラスコに入れ、ロータリーエバポレーターを用いてジエチレングリコールジエチルエーテルを留去した。これにより、アルミニウム粒子分散液を濃縮し、その後、そのアルミニウム粒子分散液の濃度調整を行い、5質量%のアルミニウム粒子分散液(以下、「原分散液」ともいう)を得た。
次いで、得られた原分散液5.0gをビーカーに投入し、これにシリカ原料であるTEOS0.57g、塩基性触媒である1mol/Lアンモニア水0.1gを添加して、7日間室温で撹拌することにより加水分解反応させた。このようにして、アルミニウム粒子の表面にシリカ被膜を形成させたアルミニウム顔料(A)の分散液を得た。なお、アルミニウム顔料(A)の50%平均粒子径(R50)をフロー式粒子像分析装置(シスメックス株式会社製、型式「FPIA−3000S」)を用いて測定したところ、1.9μmであった。
得られたアルミニウム顔料(A)の分散液を遠心分離(12,000rpm、60分間)し、溶媒を除去した。その後、その除去した溶媒と同量のジエチレングリコールジエチルエーテルを添加して十分に撹拌した。さらに、これを遠心分離(12,000rpm、60分間)して溶媒を除去し、アクリル酸2−(2−ビニロキシエトキシ)エチル(株式会社日本触媒製、商品名「VEEA」)を添加して溶媒を置換し、十分に撹拌することにより、固形分10質量%のアルミニウム顔料分散液1を得た。
アルミニウム顔料分散液2は、「3.1.2.シリカ被膜形成工程」を省略したこと以外は上記「3.1.アルミニウム顔料分散液1の調製」と同様にして調製した。すなわち、アルミニウム顔料分散液2中のアルミニウム粒子の表面には、シリカ被膜が形成されていない。
アルミニウム顔料分散液3は、アトマイズ法により得られたアルミニウム粉末を用いて作製した。まず、アルミニウム地金を溶解炉において融解させ、900℃の温度で保持した後、アルミニウム溶湯をアトマイズ機に付属した坩堝に流し込み、ガスアトマイズ法によりアルミニウム急冷凝固粉末(平均粒径;約10μm)を得た。なお、平均粒子径は、レーザー回折式粒度分布測定法を用いて測定した。次いで、得られたアルミニウム急冷凝固粉末をボールミルで擂り潰すことにより、平板状アルミニウム粒子を得た。最後に、得られた平板状アルミニウム粒子とアクリル酸2−(2−ビニロキシエトキシ)エチル(株式会社日本触媒製、略称名「VEEA」)とを混合して十分に撹拌することにより、固形分10質量%のアルミニウム顔料分散液3を得た。
3.4.1.走査型電子顕微鏡(SEM)による観察
「3.1.アルミニウム顔料分散液1の調製」で得られたアルミニウム顔料(A)を印画紙(「PM写真用紙(光沢)型番:KA450PSK」、セイコーエプソン株式会社製)に載置して、室温で1日間乾燥させた。そして、走査型電子顕微鏡(株式会社日立ハイテクノロジーズ製、型式「S−4700」)を用いて、アルミニウム顔料(A)の表面を観察した。そのSEM画像を図1に示す。図1によれば、記録媒体上に平板状アルミニウム顔料が重なるように配置されていることが確認できた。これにより、「3.1.アルミニウム顔料分散液1の調製」で得られたアルミニウム顔料(A)の形状が、平板状の形状であることが示された。
「3.1.アルミニウム顔料分散液1の調製」で得られたアルミニウム顔料(A)について、透過型電子顕微鏡(フィリップス社製、型式「TecnaiG2f30」)を用いてその断面を観察した。そのTEM画像を図2ないし図4に示す。図2では、アルミニウム顔料(A)が複数重なり合っている様子が確認できた。図3は、図2の(a)領域を拡大した画像である。図3によれば、アルミニウム顔料(A)の表面には、約4.5nmの厚みを有するシリカ被膜が形成されていることが確認できた。なお、図3から、アルミニウム層とシリカ被膜との間に、約4.5nmの厚みを有する層が形成されていることも確認できた。この層は、酸化アルミニウムを有する層であると考えられる。該層は、アルミニウム粒子の表面に存在する水酸基とTEOSとが加水分解反応した後に生じたものと、TEOSと未反応のアルミニウム粒子表面に存在する水酸基に由来するものと、が考えられる。また、図4は、図3とは異なる領域を示したTEM画像である。図4の(b)領域は、アルミニウム顔料(A)の端部を示しており、端部においてもシリカ被膜が良好に形成されていることが確認できた。
表1に記載の組成(質量%)となるように、モノマー、重合禁止剤、スリップ剤、光重合開始剤、必要に応じて界面活性剤を混合し完全に溶解させた後、これにアルミニウム顔料分散液1〜3のいずれかを表1に記載の濃度となるように撹拌しながら滴下した。滴下終了後、常温で1時間混合撹拌し、さらに5μmのメンブランフィルターで濾過して、各紫外線硬化型インク組成物を得た。但し、アルミニウム顔料分散液3を使用する場合には、メンブランフィルターで濾過する工程を省略した。
・アクリル酸2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチル(株式会社日本触媒製、商品名「VEEA」)
・フェノキシエチルアクリレート(大阪有機化学工業株式会社製、商品名「V#192」)
・ジシクロペンテニルアクリレート(日立化成工業株式会社製、商品名「FA511ASL」)
・ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレート(日立化成工業株式会社製、商品名「FA512AS」)
・ベンジルメタクリレート(共栄社化学株式会社製、商品名「ライトエステルBZ」)
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(新中村化学工業株式会社製、商品名「A−DPH」)
・アミノアクリレート(ダイセルサイテック株式会社製、商品名「EBECRYL7100」)
・ジメチロールトリシクロデカンジアクリレート(サートマー社製、商品名「SR833」)
・IRGACURE 819(BASFジャパン株式会社製、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド、光重合開始剤)
・Speedcure TPO(Lambson社製、ジフェニル−2,4,6−トリメチルベンゾイルホスフィンオキサイド、光重合開始剤)
・Speedcure DETX(Lambson社製、2,4−ジエチルチオキサンテン−9−オン、光重合開始剤)
・BYK−UV3500(ビックケミー・ジャパン株式会社製、ポリエーテル変性アクリル基を有するポリジメチルシロキサン、スリップ剤)
・p−メトキシフェノール(関東化学株式会社製、商品名「MEHQ」、重合禁止剤)
・ポリスターOM(日油株式会社製、高分子ポリカルボン酸ナトリウム)
3.6.1.評価サンプルの作製
インクジェットプリンターPX−G5000(セイコーエプソン株式会社製)を用いて、上記の紫外線硬化型インク組成物をそれぞれのノズル列に充填した。常温、常圧下でPETフィルム上に、インクのドット径が中ドットでインク塗膜の膜厚が2μmとなるようなA4ベタパターン画像を記録すると同時に、キャリッジの横に搭載した紫外線照射装置内のUV−LEDから波長395nmの紫外線を照射してA4ベタパターン画像の硬化処理を行った。以上のようにして、PETフィルム上にA4ベタパターン画像が記録された評価サンプルを作製した。
上記のように、PETフィルム上に記録されたベタパターン画像の硬化処理を行うに際し、タックフリー時における照射エネルギーを求めることにより硬化性を評価した。照射エネルギー[mJ/cm2]は、光源から照射される被照射表面における照射強度[mW/cm2]を測定し、これと照射継続時間[s]との積から求めた。照射強度の測定は、紫外線強度計「UM−10」、受光部「UM−400」(いずれもコニカミノルタセンシング社製)を用いて行った。また、タックフリーといえるか否かは、下記の条件で判断した。すなわち、綿棒にインクが付着するか否か、または被記録媒体上のインク硬化物に擦り傷が付くか否かで判断した。その際、使用した綿棒は、ジョンソン・エンド・ジョンソン社製のジョンソン綿棒であった。擦る回数は往復10回とし、擦る強さは100g荷重とした。また、硬化性評価時のインク塗膜(硬化膜)の膜厚は2μmとした。評価基準は下記の通りである。評価基準のうち「AA」および「A」が実用上許容される基準である。評価結果を下記表1に併せて示す。
「AA」:タックフリー時の照射エネルギー 800mJ/cm2未満
「A」 :タックフリー時の照射エネルギー 800mJ/cm2以上1200mJ/cm2未満
「B」 :タックフリー時の照射エネルギー 1200mJ/cm2以上1600mJ/cm2未満
「C」 :タックフリー時の照射エネルギー 1600mJ/cm2以上
なお、タックフリー時の照射エネルギーで硬化性を評価するという本項目は、硬化したか否か自体を評価する試験ではなく、硬化性の良好さの目安を示すものである(あくまで綿棒で擦った時に所定の状態を示すか否かである。)。擦った時に傷などが付かない状態であっても完全に硬化したとは限らず、また、傷が付くとしても多少は硬化している場合もある。
「3.6.1.評価サンプルの作製」で記録された画像について、光沢度計(コニカミノルタ社製、型式「MULTI Gloss 268」)を用いて、60°の光沢度を測定した。得られた画像の光沢度の評価基準は、以下の通りである。評価基準のうち「A」が実用上許容される基準である。評価結果を下記表1に併せて示す。
「A」:光沢度300以上(クリアな金属光沢)
「B」:光沢度250以上300未満(つや消しの金属光沢)
「C」:光沢度250未満(金属光沢なし)
「3.6.1.評価サンプルの作製」で記録された画像について、吐出欠陥(ノズル抜け)の有無を目視観察し、下記の評価基準に従って吐出安定性を評価した。なお、「ノズル抜け」とは、通常プリントヘッドについているノズルから吐出されるはずのインクがノズルの詰まりによって吐出されず、印刷結果に影響を与えることをいう。吐出安定性の評価基準は、以下の通りである。評価基準のうち「A」および「B」が実用上許容される基準である。評価結果を下記表1に併せて示す。なお、参考までに各インク組成物の20℃における粘度を下記表1に併せて示しておいた。
「A」:吐出欠陥(ノズル抜け)の発生が認められない。
「B」:ベタ画像の一部が埋まっていない個所がある。
「C」:ベタ画像の複数箇所が埋まっていない。
前記紫外線硬化型インク組成物をサンプル瓶に入れ、完全に密閉した。このサンプル瓶を60℃で7日間保存した後、20℃に戻したときの粘度を測定した。保存前の20℃における粘度と保存後の20℃における粘度との粘度変化率(Δη)を求めることにより、保存安定性を評価した。粘度の測定は、サンプル瓶を20℃の恒温槽に1時間入れた後、粘弾性試験機MCR−300(Pysica社製)により測定した。保存安定性の評価基準は、以下の通りである。評価基準のうち「AA」、「A」および「B」が実用上許容される基準である。評価結果を下記表1に併せて示す。
「AA」:60℃7日保存前後での粘度変化率 Δη=5%未満
「A」 :60℃7日保存前後での粘度変化率 Δη=5%以上10%未満
「B」 :60℃7日保存前後での粘度変化率 Δη=10%以上15%未満
「C」 :60℃7日保存前後での粘度変化率 Δη=15%以上20%未満
「D」 :60℃7日保存前後での粘度変化率 Δη=20%以上
表1に示すように、実施例1〜実施例11の紫外線硬化型インク組成物によれば、硬化性および光沢性に優れており、インクジェット方式の記録装置で問題なく吐出することができた。また、保存安定性も良好であった。
Claims (11)
- アルミニウム粒子の表面にテトラエトキシシランが化学的に結合した構造を有する被膜を備えたアルミニウム顔料(A)と、
フェノキシエチル(メタ)アクリレート(B)と、
を含有することを特徴とする、紫外線硬化型インクジェット用インク組成物。 - 前記フェノキシエチル(メタ)アクリレート(B)が、インク組成物の総質量に対して、10質量%以上70質量%以下含まれる、請求項1に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物。
- さらに、下記一般式(1)で示されるモノマー(C)を含有する、請求項1または請求項2に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物。
CH2=CR1−COO−R2−O−CH=CH−R3 …(1)
(式(1)中、R1は、水素原子またはメチル基を表す。R2は、炭素数2〜20の2価の有機残基を表す。R3は、水素原子または炭素数1〜11の1価の有機残基を表す。) - 前記モノマー(C)が、(メタ)アクリル酸2−(2−ビニロキシエトキシ)エチルである、請求項3に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物。
- 前記モノマー(C)が、インク組成物の総質量に対して、10質量%以上70質量%以下含まれる、請求項3または請求項4に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物。
- さらに、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを含有する、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物。
- 前記ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートが、インク組成物の総質量に対して、5質量%以上含まれる、請求項6に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物。
- さらに、光重合開始剤を含有する、請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物。
- 前記アルミニウム粒子は、5nm以上30nm以下の平均厚みを有し、且つ、0.5μm以上3μm以下の50%平均粒子径を有する平板状粒子である、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物。
- 前記被膜の厚さは、0.5nm以上10nm以下である、請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物。
- 前記アルミニウム顔料(A)は、前記被膜の表面にさらにポリカルボン酸およびその塩から選択される少なくとも1種を有する、請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物。
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