JP2012076538A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動モータに過剰に電流が流れることに起因して電動モータが故障することを抑制する技術を提供する。
【解決手段】電動モータへ実際に供給される実電流を検出するモータ電流検出部と、操舵トルクに応じて定められた目標電流とモータ電流検出部にて検出された実電流とに基づいてフィードバック制御を行い第1の目標値を算出する第1の制御部と、操舵トルクに応じて定められた目標電圧が予め定められた所定範囲内である場合にはこの目標電圧を、所定範囲外である場合には予め定められた所定値を出力する電圧制限部316を有し、電圧制限部316からの出力値に基づいて第2の目標値を算出する第2の制御部300と、第1の目標値または第2の目標値に基づいて電動モータの駆動を制御するモータ駆動制御部と、モータ電流検出部の異常を把握しない場合には第1の目標値に基づき、異常を把握した場合には第2の目標値に基づくように目標値を切り替える切替部と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
近年、電動モータの動力にて車両のドライバの操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置において、電動モータに実際に流れた電流を検出する機器の動作が正常でなくなった場合でも操舵力をアシストできるようにした技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置は、以下のように構成されている。すなわち、モータの駆動に用いられる指令電圧のレベルを求める制御手段と、制御手段で求めたレベルの電圧を用いてモータを駆動するモータ駆動手段と、モータに流れる電流を検出する電流検出手段と、を備え、制御手段は、モータに供給すべき電流の量を示す指令電流値とモータのロータの角速度とに基づき指令電圧のレベルを求めるフィードフォワード(オープンループ)制御手段と、指令電流値と電流検出手段で検出された電流値との差に比例積分演算を施して指令電圧のレベルを求めるフィードバック制御手段と、フィードバック制御手段で求めた指令電圧のレベルと、フィードフォワード制御手段で求めた指令電圧のレベルとを切り替えて出力する指令電圧選択手段とを備えている。そして、指令電圧選択手段は、電流検出手段が正常に動作しているときにはフィードバック制御手段で求めた指令電圧のレベルを出力し、電流検出手段が故障したときにはフィードフォワード制御手段で求めた指令電圧のレベルを出力する。
特開2008−220155号公報
フィードバック制御においては、電動モータに電流が過剰に流れた場合に、電流値を小さくする制御が行われるが、フィードフォワード制御においては電動モータに実際に流れている電流値を考慮せずに目標電圧(指令電圧のレベル)が決定されるので電流が長期間過剰に流れるおそれがある。それゆえ、電流検出手段が故障したときに行われるフィードフォワード制御時においても、電動モータに過剰に電流が流れることに起因して電動モータが故障することを抑制することが望ましい。
かかる目的のもと、本発明は、ステアリングホイールに操舵補助力を与える電動モータと、前記電動モータへ実際に供給される実電流を検出する電流検出部と、操舵トルクに応じて定められた目標電流と前記電流検出部にて検出された実電流とに基づいてフィードバック制御を行い前記電動モータの駆動を制御するための第1の目標値を算出する第1の算出手段と、操舵トルクに応じて定められた目標電圧が予め定められた所定範囲内である場合には当該目標電圧を、当該所定範囲外である場合には予め定められた所定値を出力する電圧制限手段を有し、当該電圧制限手段からの出力値に基づいて電動モータの駆動を制御するための第2の目標値を算出する第2の算出手段と、前記第1の算出手段にて算出された前記第1の目標値または前記第2の算出手段にて算出された前記第2の目標値に基づいて前記電動モータの駆動を制御するモータ駆動制御手段と、前記電流検出部の異常を把握しない場合には前記モータ駆動制御手段は前記第1の目標値に基づき、異常を把握した場合には前記モータ駆動制御手段は前記第2の目標値に基づくように目標値を切り替える切替手段と、を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置である。
ここで、前記第2の算出手段は、前記電動モータの回転速度に応じた補正電圧を算出する補正電圧算出手段をさらに備え、前記電圧制限手段からの出力値と当該補正電圧算出手段が算出した補正電圧とに基づいて前記第2の目標値を算出するとよい。
また、前記補正電圧算出手段は、前記電動モータに発生する逆起電圧と同等の電圧を前記補正電圧として算出するとよい。
また、前記第2の算出手段は、前記電動モータの角速度が予め定められた所定範囲内である場合には当該角速度を、当該所定範囲外である場合には予め定められた所定値を出力する角速度制限手段をさらに有し、前記補正電圧算出手段は、前記角速度制限手段からの出力値と前記電動モータの誘起電圧係数とに基づいて前記補正電圧を算出するとよい。
本発明によれば、電動モータに過剰に電流が流れることに起因して電動モータが故障することを抑制することができる。
実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の概略構成を示す図である。 制御装置の概略構成図である。 第1の制御部の概略構成図である。 第2の制御部の概略構成図である。 操舵トルクとベース電圧との関係を示すグラフである。 車速と車速係数との関係を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る電動パワーステアリング装置100の概略構成を示す図である。
電動パワーステアリング装置100(以下、単に「ステアリング装置100」と称する場合もある。)は、乗り物の進行方向を任意に変えるためのかじ取り装置であり、本実施の形態においては自動車に適用した構成を例示している。
ステアリング装置100は、ドライバが操作する車輪(ホイール)状のステアリングホイール(ハンドル)101と、ステアリングホイール101に一体的に設けられたステアリングシャフト102とを備えている。また、ステアリング装置100は、ステアリングシャフト102と自在継手103aを介して連結された上部連結シャフト103と、この上部連結シャフト103と自在継手103bを介して連結された下部連結シャフト108とを備えている。下部連結シャフト108は、ステアリングホイール101の回転に連動して回転する。
また、ステアリング装置100は、転動輪としての左右の前輪150のそれぞれに連結されたタイロッド104と、タイロッド104に連結されたラック軸105とを備えている。また、ステアリング装置100は、ラック軸105に形成されたラック歯105aとともにラック・ピニオン機構を構成するピニオン106aを備えている。ピニオン106aは、ピニオンシャフト106の下端部に形成されている。
また、ステアリング装置100は、ピニオンシャフト106を収納するステアリングギアボックス107を有している。ピニオンシャフト106は、ステアリングギアボックス107にてトーションバーを介して下部連結シャフト108と連結されている。ステアリングギアボックス107の内部には、下部連結シャフト108とピニオンシャフト106との相対角度に基づいて、言い換えればトーションバーの捩れ量に基づいてステアリングホイール101の操舵トルクTを検出するトルクセンサ109が設けられている。
また、ステアリング装置100は、ステアリングギアボックス107に支持された電動モータ110と、電動モータ110の駆動力を減速してピニオンシャフト106に伝達する減速機構111とを有している。本実施の形態に係る電動モータ110は、3相ブラシレスモータである。
そして、ステアリング装置100は、電動モータ110の作動を制御する制御装置10を備えている。制御装置10には、上述したトルクセンサ109の出力値、自動車の移動速度である車速Vcを検出する車速センサ170の出力値が入力される。
以上のように構成されたステアリング装置100は、ステアリングホイール101に加えられた操舵トルクTをトルクセンサ109にて検出し、その検出トルクに応じて制御装置10が電動モータ110を駆動制御し、電動モータ110の発生トルクをピニオンシャフト106に伝達する。これにより、電動モータ110の発生トルクが、ステアリングホイール101に加える運転者の操舵力をアシストする。
次に、制御装置10について説明する。
制御装置10は、電動モータ110の制御を行う際の演算処理を行うCPU11と、CPU11にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM12と、CPU11の作業用メモリ等として用いられるRAM13と、後述するオフセット値が記憶されるEEPROM(Electrically Erasable & Programmable Read Only Memory)14と、を備えている。
制御装置10には、上述したトルクセンサ109にて検出された操舵トルクTが出力信号に変換されたトルク信号Tdと、車速センサ170にて検出された車速Vcが出力信号に変換された車速信号vなどが入力される。
図2は、ステアリング装置100の制御装置10の概略構成図である。
制御装置10は、トルク信号Tdに基づいて目標補助トルクを算出すると共に、この目標補助トルクを電動モータ110が供給するのに必要となる目標電流を算出し、算出した目標電流と電動モータ110に実際に流れる実電流とに基づいてフィードバック制御を行い、目標電圧Vmを算出し、出力する第1の制御部200を有している。また、制御装置10は、トルク信号Tdに基づいて目標補助トルクを算出すると共に、この目標補助トルクを電動モータ110が供給するのに必要となる目標電圧Vmを算出し、出力する第2の制御部300を有している。
また、制御装置10は、第1の算出手段の一例としての第1の制御部200が出力する目標電圧Vm(第1の目標値)または第2の算出手段の一例としての第2の制御部300が出力する目標電圧Vm(第2の目標値)に基づいて電動モータ110をPWM(パルス幅変調)駆動するためのPWM信号を生成し、生成したPWM信号を出力するPWM信号生成部60と、電動モータ110を駆動させるモータ駆動部32とを有している。これら、PWM信号生成部60およびモータ駆動部32が、第1の制御部200にて算出された目標電圧Vmまたは第2の制御部300にて算出された目標電圧Vmに基づいて電動モータ110の駆動を制御するモータ駆動制御手段の一例として機能する。
また、制御装置10は、電動モータ110に実際に流れる実電流に応じた値を出力するモータ電流検出部33と、モータ電流検出部33からの出力値に基づいてこのモータ電流検出部33に異常が生じているか否かを診断する異常診断部34と、を有している。また、制御装置10は、異常診断部34の診断結果を基にPWM信号生成部60への入力を第1の制御部200からの出力値か第2の制御部300からの出力値かを切り替える切替手段の一例としての切替部35を有している。
また、制御装置10は、電動モータ110の回転角度(以下、「モータ角度θ」と称する場合もある。)を算出するモータ角度算出部36と、モータ角度算出部36で算出されたモータ角度θに基づいて電動モータ110の角速度(以下、「モータ角速度ω」と称する場合もある。)を算出するモータ角速度算出部37と、を有している。
第1の制御部200および第2の制御部300については後で詳述する。
モータ駆動部32は、所謂インバータであり、例えば、スイッチング素子として6個の独立したトランジスタ(FET)を備え、6個の内の3個のトランジスタは電源の正極側ラインと各相の電気コイルとの間に接続され、他の3個のトランジスタは各相の電気コイルと電源の負極側(アース)ラインと接続されている。そして、6個の中から選択した2個のトランジスタのゲートを駆動してこれらのトランジスタをスイッチング動作させることにより、電動モータ110の駆動を制御する。
モータ電流検出部33は、電動モータ110の3相の内の少なくとも2相に実際に流れる電流を検出する。例えば、モータ電流検出部33は、電動モータ110のU相に実際に流れる電流であるU相実電流を検出するためのU相電流検出部と、電動モータ110のW相に実際に流れる電流であるW相実電流を検出するためのW相電流検出部と、を有している。これらU相電流検出部およびW相電流検出部は、それぞれ電動モータ110のU相、W相に接続されたいわゆるシャント抵抗の両端に生じる電圧から、各相に流れるモータ電流の値を検出してモータ電流信号Imsを出力する。
異常診断部34は、モータ電流検出部33で検出された電流値が正常範囲内にあるか否かを調べ、モータ電流検出部33が正常に作動しているか、異常が生じているかを診断する。例えば、モータ電流検出部33が電動モータ110の2相に実際に流れる電流を検出する装置である場合には、異常診断部34は、これら2相の電流値の両方が正常範囲内にあるときには「正常」と診断し、1相以上の電流値が正常範囲外にあるときには「異常」と診断する。そして、異常診断部34は、診断結果を示す制御信号を切替部35に対して出力する。
切替部35は、異常診断部34の診断結果に応じてPWM信号生成部60への出力値を切り替える。具体的には、切替部35は、異常診断部34にて正常と診断されたときには第1の制御部200からの出力値を選択してこの出力値をPWM信号生成部60へ出力し、異常診断部34にて異常と診断されたときには第2の制御部300からの出力値をPWM信号生成部60への出力値とする。
なお、異常診断部34は、モータ電流検出部33が「異常」と診断した場合にのみ異常検出信号を出力し、切替部35は、異常診断部34から異常検出信号を取得していない状態では第1の制御部200からの出力値をPWM信号生成部60へ出力し、異常検出信号を取得したら第2の制御部300からの出力値をPWM信号生成部60へ出力するように切り替えてもよい。
モータ角度算出部36は、電動モータ110に設けられたレゾルバの出力信号に基づいてモータ角度θを算出する。このモータ角度θは、電動モータ110のU相電機子巻線の位置を基準とするロータ(界磁)の角度である。モータ角速度算出部37は、モータ角度算出部36で算出されたモータ角度θに基づいてモータ角速度ωを算出する。これらモータ角度θおよびモータ角速度ωの符号は、以下のように定められる。つまり、前輪150側から受ける力を零として、ユーザがステアリングホイール101を操舵トルクTの符号がプラスとなるように回転させたときに電動モータ110が回転する方向をモータ角度θおよびモータ角速度ωのプラス方向とする。
次に、第1の制御部200について詳述する。
図3は、第1の制御部200の概略構成図である。
第1の制御部200は、トルク信号Tdに基づいて目標補助トルクを算出し、この目標補助トルクを電動モータ110が供給するのに必要となる目標電流を算出する目標電流算出部20と、目標電流算出部20が算出した目標電流に基づいてフィードバック制御を行うフィードバック(F/B)制御部40とを有している。
目標電流算出部20は、目標電流を設定する上で基準となるベース電流を算出するベース電流算出部21と、電動モータ110の慣性モーメントを打ち消すための電流を算出するイナーシャ補償電流算出部22と、モータの回転を制限する電流を算出するダンパー補償電流算出部23とを備えている。また、目標電流算出部20は、ベース電流算出部21、イナーシャ補償電流算出部22、ダンパー補償電流算出部23などからの出力に基づいて目標電流を決定する目標電流決定部25を備えている。さらに、目標電流算出部20は、トルク信号Tdの位相補償を行う位相補償部26を備えている。
なお、目標電流算出部20には、トルク信号Tdと、車速信号vと、モータ角速度算出部37が算出したモータ角速度ωとが入力される。なお、制御装置10には、車速センサ170、トルクセンサ109などからの信号がアナログ信号として入力されるので、図示しないA/D変換部によりアナログ信号をデジタル信号に変換し、目標電流算出部20に取り込んでいる。
ベース電流算出部21は、位相補償部26にてトルク信号Tdが位相補償されたトルク信号Tsと、車速センサ170からの車速信号vとに基づいてベース電流を算出し、このベース電流の情報を含むベース電流信号Imbを出力する。なお、ベース電流算出部21は、例えば、予め経験則に基づいて作成しROM12に記憶しておいた、トルク信号Tsおよび車速信号vとベース電流との対応を示すマップに、検出されたトルク信号Tsおよび車速信号vを代入することによりベース電流を算出する。
イナーシャ補償電流算出部22は、トルク信号Tdと車速信号vとに基づいて電動モータ110およびシステムの慣性モーメントを打ち消すためのイナーシャ補償電流を算出し、この電流の情報を含むイナーシャ補償電流信号Isを出力する。なお、イナーシャ補償電流算出部22は、例えば、予め経験則に基づいて作成しROM12に記憶しておいた、トルク信号Tdおよび車速信号vとイナーシャ補償電流との対応を示すマップに、検出されたトルク信号Tdおよび車速信号vを代入することによりイナーシャ補償電流を算出する。
ダンパー補償電流算出部23は、トルク信号Tdと、車速信号vと、モータ角速度ωとに基づいて、電動モータ110の回転を制限するダンパー補償電流を算出し、この電流の情報を含むダンパー補償電流信号Idを出力する。なお、ダンパー補償電流算出部23は、例えば、予め経験則に基づいて作成しROM12に記憶しておいた、トルク信号Td、車速信号vおよびモータ角速度ωと、ダンパー補償電流との対応を示すマップに、検出されたトルク信号Tdと車速信号vとモータ角速度ωとを代入することによりダンパー補償電流を算出する。
目標電流決定部25は、ベース電流算出部21から出力されたベース電流信号Imb、イナーシャ補償電流算出部22から出力されたイナーシャ補償電流信号Isおよびダンパー補償電流算出部23から出力されたダンパー補償電流信号Idに基づいて最終的な目標電流を決定し、この電流の情報を含む目標電流信号ITを出力する。目標電流決定部25は、例えば、ベース電流に、イナーシャ補償電流を加算するとともにダンパー補償電流を減算して得た補償電流を、予め経験則に基づいて作成しROM12に記憶しておいた、補償電流と最終的な目標電流との対応を示すマップに代入することにより最終的な目標電流を算出する。
フィードバック制御部40は、目標電流算出部20にて算出された目標電流とモータ電流検出部33にて検出された実電流との偏差を求める偏差演算部41と、その偏差がゼロとなるようにフィードバック処理を行うフィードバック(F/B)処理部42と、を有している。
偏差演算部41は、目標電流算出部20からの出力値である目標電流信号ITとモータ電流検出部33からの出力値であるモータ電流信号Imsとの偏差の値を偏差信号41aとして出力する。
フィードバック(F/B)処理部42は、目標電流と実電流とが一致するようにフィードバック制御を行い、目標電圧Vmを算出する。例えば、入力された偏差信号41aに対して、比例要素で比例処理した信号を出力し、積分要素で積分処理した信号を出力し、加算演算部でこれらの信号を加算して目標電圧Vmを変換した出力信号を生成・出力する。
次に、第2の制御部300について詳述する。
第2の制御部300は、操舵トルクTおよび車速Vcに応じて定められた仮の目標電圧と、電動モータ110の逆起電圧Veと同等の補正電圧Vaとに基づいて、電動モータ110に印加する目標電圧Vmを決定する。
ここで、電動モータ110が回転駆動すると逆起電圧Veが発生するので、電動モータ110がアシスト方向に回転している場合には印加電圧の一部が相殺され、逆起電圧Veの分電動モータ110に流れる電流が低下する。他方、電動モータ110がアシスト方向とは反対方向に回転している場合には印加電圧に逆起電圧Veがプラスされ、逆起電圧Veの分電動モータ110に流れる電流が増加する。そこで、本実施の形態に係る第2の制御部300においては、電動モータ110の逆起電圧Veを考慮して、電動モータ110に印加する目標電圧Vmを決定する。
図4は、第2の制御部300の概略構成図である。
第2の制御部300は、トルクセンサ109にて検出された操舵トルクT、言い換えればトルク信号Tdを絶対値化する絶対値算出部311と、絶対値算出部311にて絶対値化された操舵トルクTに基づいて、電動モータ110に印加する目標電圧Vmを設定する上で基準となるベース電圧Vbを算出するベース電圧算出部312とを備えている。また、第2の制御部300は、トルクセンサ109からの出力信号に基づいて操舵トルクTの符号を抽出する符号抽出部313と、車速センサ170にて検出された車速Vc、言い換えれば車速信号vに応じた車速係数Kvを算出する車速係数算出部314とを備えている。また、第2の制御部300は、ベース電圧算出部312にて算出されたベース電圧Vbと、車速係数算出部314にて算出された車速係数Kvとを乗算する第1の乗算部315を備えている。また、第2の制御部300は、第1の乗算部315にて乗算された乗算値(Vb×Kv)が予め定められた上限値Vmax以上である場合に、その乗算値を上限値Vmaxで制限する電圧制限手段の一例としての電圧制限部316と、電圧制限部316からの出力と符号抽出部313にて抽出された符号とを乗算する第2の乗算部317と、を備えている。
図5は、操舵トルクTとベース電圧Vbとの関係を示すグラフである。
ベース電圧算出部312は、例えば、予めROM12に記憶しておいた、図5に示されたグラフに対応するマップに、絶対値算出部311にて絶対値化されたトルク信号Tdを代入することによりベース電圧Vbを算出する。
符号抽出部313は、トルク信号Tdに基づいて操舵トルクTの符号を抽出し、抽出した符号と同符号の「+1」または「−1」を第2の乗算部317に出力する。
図6は、車速Vcと車速係数Kvとの関係を示すグラフである。
車速係数算出部314は、例えば、予めROM12に記憶しておいた、図6に示されたグラフに対応するマップに、車速センサ170から出力される車速信号vを代入することにより車速係数Kvを算出する。
電圧制限部316は、ベース電圧算出部312にて算出されたベース電圧Vbと、車速係数算出部314にて算出された車速係数Kvとの乗算値(Vb×Kv)が予め定められた上限値Vmax以上である場合にはその上限値Vmaxを第2の乗算部317に出力し、上限値Vmax未満である場合にはその乗算値(Vb×Kv)を第2の乗算部317に出力する。上限値Vmaxは、電動モータ110に長時間継続して流れると電動モータ110が過剰に発熱してしまう値の電流を流すこととなる電圧値に設定されている。これにより、第2の制御部300からの出力値を基に電動モータ110の駆動が制御されても発熱に起因して電動モータ110が故障することが抑制される。つまり、電圧制限部316にて、電動モータ110の発熱に起因する故障を生じさせてしまう電圧が制限され、電動モータ110に長時間流れても電動モータ110が過剰に発熱しない値の電流を流すこととなる電圧値が出力されるので、電動モータ110が発熱に起因して故障することが抑制される。
第2の制御部300は、電動モータ110の逆起電圧Ve分を補正するための補正電圧Vaを算出する補正電圧算出手段の一例としての補正電圧算出部320をさらに備えている。また、第2の制御部300は、モータ角速度算出部37にて算出されたモータ角速度ωが予め定められた所定範囲内である場合にはモータ角速度算出部37からの出力値を補正電圧算出部320へ出力し、モータ角速度算出部37から出力されたモータ角速度ωが予め定められた値を超える場合にはそのモータ角速度ωを制限して補正電圧算出部320へ出力する角速度制限手段の一例としての角速度制限部321を備えている。また、第2の制御部300は、第2の乗算部317から出力された電圧と、補正電圧算出部320にて算出された補正電圧Vaとに基づいて目標電圧Vmを決定する目標電圧決定部330を備えている。
角速度制限部321は、モータ角速度算出部37にて算出されたモータ角速度ωが上限値ωmax以上である場合にはその上限値ωmaxをモータ角速度ωとして補正電圧算出部320に出力し、他方、モータ角速度算出部37から出力されたモータ角速度ωが下限値ωmin以下である場合にはその下限値ωminをモータ角速度ωとして補正電圧算出部320に出力する。そして、角速度制限部321は、モータ角速度算出部37から出力されたモータ角速度ωが上限値ωmax未満であり、かつ下限値ωminを超えている場合にはモータ角速度算出部37にて算出されたモータ角速度ωを補正電圧算出部320に出力する。
補正電圧算出部320は、角速度制限部321から出力されたモータ角速度ωと予め定められた誘起電圧係数Keとを乗算することにより、電動モータ110に生じる逆起電圧Veと同等の補正電圧Vaを算出する(Va=Ke×ω)。
目標電圧決定部330は、第2の乗算部317から出力された電圧と、補正電圧算出部320にて算出された補正電圧Vaとを加算することにより目標電圧Vmを算出し、算出した目標電圧Vmを出力する。つまり、目標電圧決定部330は、ユーザがステアリングホイール101を操舵トルクTの符号がプラスとなるように回転させた場合であって、電動モータ110がアシスト方向に回転している場合には、モータ角速度算出部37にて算出されたモータ角速度ωの符号がプラスとなり、操舵トルクTおよび車速Vcに応じて定められた仮の目標電圧に、逆起電圧Veと同等の電圧値を加えた目標電圧Vmを出力する。他方、ユーザがステアリングホイール101を操舵トルクTの符号がプラスとなるように回転させた場合であって、電動モータ110がアシスト方向とは反対方向に回転している場合には、モータ角速度算出部37にて算出されたモータ角速度ωの符号がマイナスとなり、操舵トルクTおよび車速Vcに応じて定められた仮の目標電圧から、逆起電圧Veと同等の電圧値を差し引いた目標電圧Vmを出力する。一方、目標電圧決定部330は、ユーザがステアリングホイール101を操舵トルクTの符号がマイナスとなるように回転させた場合であって、電動モータ110がアシスト方向に回転している場合には、モータ角速度算出部37にて算出されたモータ角速度ωの符号がマイナスとなり、操舵トルクTおよび車速Vcに応じて定められた仮の目標電圧から、逆起電圧Veと同等の電圧値を差し引いた目標電圧Vmを出力する。他方、ユーザがステアリングホイール101を操舵トルクTの符号がマイナスとなるように回転させた場合であって、電動モータ110がアシスト方向とは反対方向に回転している場合には、モータ角速度算出部37にて算出されたモータ角速度ωの符号がプラスとなり、操舵トルクTおよび車速Vcに応じて定められた仮の目標電圧に、逆起電圧Veと同等の電圧値を加えた目標電圧Vmを出力する。これにより、電動モータ110がアシスト方向に回転している場合には、逆起電圧Veが生じることに起因して電動モータ110に流れる電流が低下してアシスト量が不足することが抑制される。他方、電動モータ110がアシスト方向とは反対方向に回転している場合には、逆起電圧Veが生じることに起因して電動モータ110に流れる電流が増加してアシスト量が必要以上に大きくなることが抑制される。
なお、角速度制限部321が用いる上限値ωmaxは、ユーザが高速でステアリングホイール101を回転させたとしても、アシスト量が必要以上に大きくならないようにするために設定するとよい。これにより、例えば高速操舵時に、ステアリングホイール101の必要操作力が小さくなり過ぎてステアリングホイール101が過剰に回されることが抑制される。
以上のように構成されたステアリング装置100は以下のように作用する。
すなわち、モータ電流検出部33が正常に作動している場合、異常診断部34は正常と診断し、切替部35は、第1の制御部200からの出力値を選択してこの出力値をPWM信号生成部60へ出力する。かかる場合、電動モータ110はフィードバック制御され、高精度で電動モータ110の出力が制御される。
一方、モータ電流検出部33に異常が生じている場合、異常診断部34は異常と診断し、切替部35は、第2の制御部300からの出力値を選択してこの出力値をPWM信号生成部60へ出力する。かかる場合、電動モータ110はフィードフォワード制御される。そして、本実施の形態に係る第2の制御部300においては、電圧制限部316にて、操舵トルクTおよび車速Vcに応じて定められた目標電圧が制限されるので、モータ電流検出部33に異常が生じた後に長時間使用されても、電動モータ110が発熱に起因して故障することが抑制される。ここで、モータ電流検出部33が正常に作動している場合に行われるフィードバック制御においては、電流が過剰に流れた場合に、電流値を小さくする制御が行われるが、フィードフォワード制御においては電動モータ110に実際に流れている電流値を考慮せずに目標電圧Vmが決定されるので電流が長期間過剰に流れるおそれがある。しかしながら、本実施の形態に係る第2の制御部300においては、電圧制限部316にて目標電圧が制限されるので、電動モータ110に過剰な電流が長期間流れることが抑制され、電動モータ110が発熱に起因して故障することが抑制される。
また、本実施の形態に係る第2の制御部300においては、電動モータ110に生じる逆起電圧Veを考慮して最終的に電動モータ110に印加する目標電圧Vmが決定されるので、アシスト量が足りないことやアシスト量が多すぎることが抑制される。目標電圧を制限する電圧制限部316を備える本実施の形態に係る第2の制御部300においては、逆起電圧Veを考慮しないと、特に高速操舵時にアシスト量が不足してしまうが、逆起電圧Veを考慮し、逆起電圧Veと同等の補正電圧Vaを加えることでアシスト量が不足してしまうことが抑制される。すなわち、ステアリングホイール101の操舵速度が変わったとしても、操舵に必要な力を一定に保つことが可能となる。さらに、本実施の形態に係る第2の制御部300においては、角速度制限部321にて補正電圧Vaを算出する基礎となるモータ角速度ωが所定範囲内に制限されるので、高速操舵されたとしても、ステアリングホイール101の必要操作力が小さくなり過ぎてステアリングホイール101が過剰に回されることが抑制される。
以上説明したように、本実施の形態に係るステアリング装置100によれば、モータ電流検出部33に異常が生じている場合に行われる電動モータ110のフィードフォワード制御時においても、電動モータ110の発熱に起因する故障の抑制と、アシスト不足の抑制とを両立させることができる。
10…制御装置、20…目標電流算出部、32…モータ駆動部、33…モータ電流検出部、34…異常診断部、35…切替部、40…F/B制御部、60…PWM信号生成部、100…電動パワーステアリング装置、101…ステアリングホイール(ハンドル)、110…電動モータ、200…第1の制御部、300…第2の制御部

Claims (4)

  1. ステアリングホイールに操舵補助力を与える電動モータと、
    前記電動モータへ実際に供給される実電流を検出する電流検出部と、
    操舵トルクに応じて定められた目標電流と前記電流検出部にて検出された実電流とに基づいてフィードバック制御を行い前記電動モータの駆動を制御するための第1の目標値を算出する第1の算出手段と、
    操舵トルクに応じて定められた目標電圧が予め定められた所定範囲内である場合には当該目標電圧を、当該所定範囲外である場合には予め定められた所定値を出力する電圧制限手段を有し、当該電圧制限手段からの出力値に基づいて電動モータの駆動を制御するための第2の目標値を算出する第2の算出手段と、
    前記第1の算出手段にて算出された前記第1の目標値または前記第2の算出手段にて算出された前記第2の目標値に基づいて前記電動モータの駆動を制御するモータ駆動制御手段と、
    前記電流検出部の異常を把握しない場合には前記モータ駆動制御手段は前記第1の目標値に基づき、異常を把握した場合には前記モータ駆動制御手段は前記第2の目標値に基づくように目標値を切り替える切替手段と、
    を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記第2の算出手段は、前記電動モータの回転速度に応じた補正電圧を算出する補正電圧算出手段をさらに備え、前記電圧制限手段からの出力値と当該補正電圧算出手段が算出した補正電圧とに基づいて前記第2の目標値を算出することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記補正電圧算出手段は、前記電動モータに発生する逆起電圧と同等の電圧を前記補正電圧として算出することを特徴とする請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記第2の算出手段は、前記電動モータの角速度が予め定められた所定範囲内である場合には当該角速度を、当該所定範囲外である場合には予め定められた所定値を出力する角速度制限手段をさらに有し、
    前記補正電圧算出手段は、前記角速度制限手段からの出力値と前記電動モータの誘起電圧係数とに基づいて前記補正電圧を算出することを特徴とする請求項2または3に記載の電動パワーステアリング装置。
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