JP2012076358A - プリンタ、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】RFIDタグに記録された制御情報の読取精度を向上させることが可能なプリンタを提供する。
【解決手段】 本実施形態のプリンタ(100)は、RFIDタグ(202)に記録されている制御情報をアンテナ(102A,102B)を介して読み取るRFIDリーダ(101)と、RFIDリーダ(101)で読み取った制御情報に応じた印刷動作を行う印刷手段(11)と、を有している。また、RFIDリーダ(101)とアンテナ(102A,102B)とは、プリンタ(100)内部に配置されており、アンテナ(102A,102B)は、芯管(201)の回転軸に対して平行となるように配置されており、RFIDタグ(202)は、芯管(201)の回転軸に対して平行となるように芯管(201)の内側に配置されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、プリンタに関する。
近年、透過センサ、反射センサ等の複数のセンサを搭載し、記録媒体の種類に応じて印刷時に使用するセンサを手動で設定するプリンタがある。透過センサや反射センサは、記録媒体の位置を感知するセンサであり、透過センサは、記録媒体間のギャップ(すき間)を感知し、記録媒体の頭出し位置を検出する。また、反射センサは、記録媒体の裏面のマークを感知し、記録媒体の頭出し位置を検出する。
しかし、上記のプリンタは、記録媒体の種類を変更する度に、印刷時に使用するセンサをその都度手動で設定する必要がある。ユーザによっては、センサの存在認識がなく、印刷に使用する記録媒体の種類に応じたセンサを設定しない場合もあり、この場合は、エラーが発生し、ブザー音が鳴ったり、エラーが表示されたりすることになる。
また、印刷に使用する記録媒体の種類を変更した場合は、センサしきい値もその都度手動で調整する必要がある。センサしきい値調整は、記録媒体に応じた印刷位置の調整である。しかし、センサしきい値を手動で調整した場合は、記録媒体を無駄に使用してしまう場合も発生する。
また、記録媒体のサイズについても手動でその都度設定する必要があり、記録媒体のサイズの設定が不適切な場合は、白ページが出力されることになる。
このようなことから、印刷に使用する記録媒体の種類に応じてプリンタにその都度手動で設定していた各種制御情報(センサ種別、センサしきい値、記録媒体のサイズなどの情報)をプリンタに設定しなくとも、記録媒体の印刷を行うことが可能な仕組みの開発が必要視されることになる。
なお、本発明よりも先に出願された技術文献として、例えば、特許文献1(特開2007-299232号公報)には、対象物の側面に取り付けられたランダムな方向を向いたRFIDとリーダ・ライタのアンテナとの間でリードライトの通信を行う技術について開示されている。
特開2007−299232号公報
上記特許文献1は、対象物に取り付けられたRFIDタグ3とリードライトの通信を行うアンテナ21からの電磁波6を、回転する反射板28にてRFID3に向けて反射させ、アンテナ21とRFIDタグ3との間でリードライトの通信を行うことにしている。
上述したプリンタにおいてもRFIDタグに各種制御情報(センサ種別、センサしきい値、記録媒体のサイズなどの情報)を記録し、そのRFIDタグに記録した制御情報をRFIDリーダで読み取り、そのRFIDリーダで読み取った制御情報を基に記録媒体の印刷を行うことも可能と考えられる。
この場合、プリンタ内部には、RFIDリーダやアンテナを配置し、記録媒体側にRFIDタグを配置することになる。そして、記録媒体をプリンタに正しくセットした際に、その記録媒体に配置したRFIDタグに記録されている制御情報をRFIDリーダで読み取り、そのRFIDリーダで読み取った制御情報を基に記録媒体の印刷を行うことになる。
しかし、プリンタ内部には、様々な部品が搭載されており、RFIDリーダやアンテナをプリンタ内部に配置する場所にも制約がかかることになる。また、記録媒体もプリンタに正しくセットする必要があるため、RFIDタグを記録媒体に配置する場所にも制約がかかることになる。特に、ラベルプリンタなどに使用する記録媒体は、通常、芯管にロール状に巻回した状態(ロール状態)でプリンタにセットされるため、RFIDタグを配置する位置が更に限定されることになる。
従って、FRIDリーダ、アンテナ、RFIDタグの配置関係によっては、RFIDタグに記録された制御情報の読取精度が低下してしまう状況も想定される。従って、上述した仕組みをなし得るためには、RFIDタグに記録された制御情報の読取精度を向上させる必要がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、RFIDタグに記録された制御情報の読取精度を向上させることが可能なプリンタ、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
<プリンタ>
本発明にかかるプリンタは、
芯管にロール状に巻回された記録媒体を搬送し、該搬送した記録媒体に画像を印刷するプリンタであって、
前記芯管の内側にRFIDタグが設けられており、前記RFIDタグには、前記記録媒体を前記プリンタで印刷する際に使用する前記記録媒体に応じた制御情報が記録されており、
前記RFIDタグに記録されている前記制御情報をアンテナを介して読み取るRFIDリーダと、
前記RFIDリーダで読み取った前記制御情報に応じた印刷動作を行う印刷手段と、を有し、
前記RFIDリーダと前記アンテナとは、前記プリンタ内部に配置されており、
前記アンテナは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように配置されており、
前記RFIDタグは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように前記芯管の内側に配置されていることを特徴とする。
<制御方法>
本発明にかかる制御方法は、
芯管にロール状に巻回された記録媒体を搬送し、該搬送した記録媒体に画像を印刷するプリンタで行う制御方法であって、
前記芯管の内側にRFIDタグが設けられており、前記RFIDタグには、前記記録媒体を前記プリンタで印刷する際に使用する前記記録媒体に応じた制御情報が記録されており、
前記RFIDタグに記録されている前記制御情報をアンテナを介してRFIDリーダで読み取る読取工程と、
前記読取工程で読み取った前記制御情報に応じた印刷動作を行う印刷工程と、を有し、
前記RFIDリーダと前記アンテナとは、前記プリンタ内部に配置されており、
前記アンテナは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように配置されており、
前記RFIDタグは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように前記芯管の内側に配置されていることを特徴とする。
<プログラム>
本発明にかかるプログラムは、
芯管にロール状に巻回された記録媒体を搬送し、該搬送した記録媒体に画像を印刷するプリンタのコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記芯管の内側にRFIDタグが設けられており、前記RFIDタグには、前記記録媒体を前記プリンタで印刷する際に使用する前記記録媒体に応じた制御情報が記録されており、
前記RFIDタグに記録されている前記制御情報をアンテナを介してRFIDリーダで読み取る読取処理と、
前記読取処理で読み取った前記制御情報に応じた印刷動作を行う印刷処理と、を、前記コンピュータに実行させ、
前記RFIDリーダと前記アンテナとは、前記プリンタ内部に配置されており、
前記アンテナは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように配置されており、
前記RFIDタグは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように前記芯管の内側に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、RFIDタグに記録された制御情報の読取精度を向上させることができる。
本実施形態のプリンタ100の構成例を示す図である。 RFIDタグ202に制御情報を記録する際の一例を示す図である。 RFIDタグ202とアンテナ102A,102Bとの配置関係例を示す図である。 芯管201の内壁201Aに平坦面201Bを形成した例を示す図である。 芯管201の内壁201Aに凸部201Cを形成した例を示す図である。 本実施形態のプリンタ100の構成例を示す図である。 本実施形態のプリンタ100の処理動作例を示す第1の図である。 本実施形態のプリンタ100の処理動作例を示す第2の図である。 第2の実施形態のプリンタ100の処理動作例を示す第1の図である。 第2の実施形態のプリンタ100の処理動作例を示す第2の図である。
<本実施形態のプリンタ100の概要>
まず、図6を参照しながら、本実施形態のプリンタ100の概要について説明する。
本実施形態のプリンタ100は、芯管201にロール状に巻回された記録媒体200を搬送し、該搬送した記録媒体200に画像を印刷するプリンタ100である。
本実施形態のプリンタ100は、芯管201の内側にRFIDタグ202が設けられており、そのRFIDタグ202には、記録媒体200をプリンタ100で印刷する際に使用する記録媒体200に応じた制御情報が記録されている。
本実施形態のプリンタ100は、RFIDタグ202に記録されている制御情報をアンテナ102A,102Bを介して読み取るRFIDリーダ(RFIDリーダ・ライタ101に相当)と、RFIDリーダ101で読み取った制御情報に応じた印刷動作を行う印刷手段(制御部11に相当)と、を有している。また、RFIDリーダ101とアンテナ102A,102Bとは、プリンタ100内部に配置されており、アンテナ102A,102Bは、芯管201の回転軸に対して平行となるように配置されており、RFIDタグ202は、芯管201の回転軸に対して平行となるように芯管201の内側に配置されている。
本実施形態のプリンタ100において、アンテナ102A,102Bは、芯管201の回転軸に対して平行となるように配置されており、RFIDタグ202は、芯管201の回転軸に対して平行となるように芯管201の内側に配置されているため、RFIDタグ202とアンテナ102A,102Bとが平行な状態にすることができる。その結果、RFIDタグ202に記録された制御情報の読取精度を向上させることができる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態のプリンタ100について詳細に説明する。
<プリンタ100の構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態のプリンタ100の構成例について説明する。図1は、トップカバー1を開いた状態のプリンタ100の内部構成例を示し、図1(a)は、プリンタ100にロール紙200を取り付けた状態を示し、図1(b)は、プリンタ100からロール紙200を取り外した状態を示す。
本実施形態のプリンタ100は、図1(a)に示すように、プリンタ100内部の底面に、RFIDリーダ・ライタ101を有している。また、図1(b)に示すように、プリンタ100内部の底面及び背面となる位置にRFIDリーダ・ライタ101用のアンテナ102A,102Bを有している。なお、アンテナ102A,102Bは、底面、背面の少なくとも一方に配置されていれば良い。但し、アンテナ102A,102Bは、芯管201の回転軸に対して平行となるように配置されている必要がある。
また、本実施形態のプリンタ100に取り付けられるロール紙200の芯管201の内側には、RFIDタグ202を有している。
RFIDタグ202には、プリンタ100に設定する制御情報が記録されている。制御情報は、印刷時に使用するセンサ種別(透過センサ、反射センサ)、センサしきい値、ロール紙200の用紙サイズなどの情報である。制御情報は、図2に示すように、FRIDリーダ・ライタ300によりRFIDタグ202に記録し、その制御情報を記録したRFIDタグ202を、ロール紙200の芯管201の内側に配置する。
ロール紙200の芯管201は、図3に示すように、円筒形状になっている。このため、芯管201の内壁に沿ってRFIDタグ202を配置すると、RFIDタグ202が芯管201の内壁に沿って湾曲した状態になってしまう。RFIDタグ202が芯管201の内壁に沿って湾曲した状態になると、RFIDタグ202の面とアンテナ102A,102Bの面とが平行な状態にならず、RFIDリーダ・ライタ101は、アンテナ102A,102Bを介してRFIDタグ202に記録されている制御情報を読み取ることが困難になる。このため、図3に示すように、芯管201内に水平板203を配置し、その水平板203上にRFIDタグ202を配置することにしている。但し、水平板203は、RFIDタグ202のアンテナ102A,102Bと対向する面が芯管201の回転軸に対して平行となるように芯管201の内側に配置する。これにより、RFIDタグ202の面とアンテナ102A,102Bの面とが平行な状態にすることができる。その結果、RFIDリーダ・ライタ101は、アンテナ102A,102Bを介してRFIDタグ202に記録されている制御情報を読み取ることが容易になる。なお、水平板203の材料は特に限定せず、水平な状態を構成することが可能であれば、様々な材料で構成することが可能である。但し、水平板203は、通信に支障をきたさない材料で構成することが好ましい。また、図3に示す構成は、一例であり、RFIDタグ202の面とアンテナ102A,102Bの面とが平行な状態にすることが可能であれば、あらゆる形態が適用可能である。
例えば、図4に示すように、芯管201の内壁201Aに平坦面201Bを形成し、その平坦面201BにRFIDタグ202を貼り付けるようにすることも可能である。但し、平坦面201Bは、芯管201の回転軸に対して平行となるように形成されている。図4(a)は、芯管201の断面構成例を示し、図4(b)は、芯管201の内壁201Aに平坦面201Bを形成した部分の拡大構成例を示す。この図4に示すような構成でも、RFIDタグ202を水平状態で芯管201の内側に配置できるため、RFIDタグ202の面とアンテナ102A,102Bの面とが平行な状態にすることができる。但し、図4の構成にするためには、平坦面201Bを形成する必要があるため、芯管201の壁面が厚いことが前提となる。
また、図5に示すように、芯管201の内壁201Aに凸部201Cを形成し、その凸部201Cの上面にRFIDタグ202を貼り付けるようにすることも可能である。但し、凸部201Cの上面は、芯管201の回転軸に対して平行となるように形成されている。図5(a)は、芯管201の断面構成例を示し、図5(b)は、芯管201の内壁201Aに凸部201Cを形成した部分の拡大構成例を示す。この図5に示すような構成でも、RFIDタグ202を水平状態で芯管201の内側に配置できるため、RFIDタグ202の面とアンテナ102A,102Bの面とが平行な状態にすることができる。但し、図5の構成にするためには、凸部201Cを形成する必要があるため、芯管201の開口幅αがある程度の長さがあることが前提となる。
また、RFIDタグ202の隅に孔を設け、その孔と芯管201とを糸などの線で結び、RFIDタグ202を水平状態で芯管201の内側に配置することも可能である。
<プリンタ100の内部構成例>
次に、図6を参照しながら、本実施形態のプリンタ100の内部構成例について説明する。
本実施形態のプリンタ100は、制御部11と、記憶部12と、RFIDリーダ・ライタ101と、アンテナ102A,102Bと、ロール紙200と、を有して構成する。
制御部11は、プリンタ100を制御するものである。記憶部12は、各種情報を記憶するものである。RFIDリーダ・ライタ101は、アンテナ102A,102Bを介してロール紙200の芯管201内に配置されたRFIDタグ202の制御情報を読み取る。アンテナ102A,102Bは、RFIDタグ202と通信を行う。ロール紙200は、プリンタ100から取り外し可能になっており、芯管201内にRFIDタグ202を有している。
本実施形態のプリンタ100は、ロール紙200を交換し、その交換したロール紙200の種類に応じた印刷動作を行うことになる。このため、ロール紙200の種類に応じた印刷動作に必要な制御情報(センサ種別、センサしきい値、ロール紙200の用紙サイズなどの情報)をRFIDタグ202に記録し、そのRFIDタグ202をロール紙200の芯管201の内側に配置する。そして、プリンタ100は、プリンタ100に取り付けられたロール紙200に配置されたRFIDタグ202の制御情報をアンテナ102A,102Bを介してRFIDリーダ・ライタ101で読み取り、そのRFIDリーダ・ライタ101で読み取った制御情報を基に印刷動作を行う。これにより、RFIDタグ202から読み取った制御情報を基に印刷動作を行うため、センサ種別の設定や、センサしきい値の設定や、ロール紙200の用紙サイズの設定などを手動で行うことなく、ロール紙200の種類に応じた印刷動作を行うことができる。
<プリンタ100の処理動作例>
次に、図7、図8を参照しながら、本実施形態のプリンタ100の処理動作例について説明する。
本実施形態のプリンタ100は、プリンタ100の電源が投入された時や、プリンタ100のトップカバー1が閉じた時に、図7に示す処理動作を開始する。まず、RFIDリーダ・ライタ101は、RFIDタグ202に記録された制御情報(センサ種別、センサしきい値、ロール紙200の用紙サイズなどの情報)をアンテナ102A,102Bを介して読み取る(ステップA1)。制御部11は、RFIDリーダ・ライタ101で読み取った制御情報を記憶部12に記憶する(ステップA2)。これにより、プリンタ100は、プリンタ100に取り付けられたロール紙200に応じた制御情報を記憶部12に記憶することができる。
本実施形態のプリンタ100において印刷動作を開始する時は、図8に示す処理動作を開始する。まず、制御部11は、記憶部12を参照し(ステップB1)、記憶部12に記憶した制御情報(センサ種別、センサしきい値、ロール紙200の用紙サイズなどの情報)を基に、センサ種別、センサしきい値、ロール紙200の用紙サイズを設定し(ステップB2,B3,B4)、印刷動作を開始する(ステップB5)。これにより、RFIDタグ202から読み取った制御情報を基に印刷動作を行うため、センサ種別の設定や、センサしきい値の設定や、ロール紙200の用紙サイズの設定などを手動で行うことなく、ロール紙200の種類に応じた印刷動作を行うことができる。
<本実施形態のプリンタ100の作用・効果>
このように、本実施形態のプリンタ100において、アンテナ102A,102Bは、ロール紙200の芯管201の回転軸に対して平行となるように配置されており、RFIDタグ202は、ロール紙200の芯管201の回転軸に対して平行となるように芯管201の内側に配置されているため、RFIDタグ202とアンテナ102A,102Bとが平行な状態にすることができる。その結果、RFIDタグ202に記録された制御情報の読取精度を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、ロール紙200の芯管201内にRFIDタグ202を水平に配置し、RFIDタグ202とアンテナ102A,102Bとが平行な状態になるようにした。しかし、プリンタ100にロール紙200を取り付けた状態によっては、芯管201内のRFIDタグ202とアンテナ102A,102Bとが平行な状態になっていない場合もある。
このため、第2の実施形態では、ロール紙200を回転させ、芯管201内のRFIDタグ202とアンテナ102A,102Bとが平行になる状態が確実に来るようにしている。これにより、RFIDタグ202に記録された制御情報の読取精度を更に向上させることができる。以下、第2の実施形態について詳細に説明する。
<RFIDタグの読取処理動作例>
まず、図9を参照しながら、RFIDタグの読取処理動作例について説明する。なお、以下の処理動作では、プリンタ100内に1つのアンテナ102Aが配置している場合を例に説明する。また、芯管201を1回転させるために必要な回転量を予め記憶部102に記憶しておく。
本実施形態のプリンタ100は、プリンタ100の電源が投入された時や、プリンタ100のトップカバー1が閉じた時に、図9に示す処理動作を開始する。
まず、制御部101は、芯管201を回転させ、ロール紙200をフィードする(ステップC1)。芯管201を回転させることで、芯管201内に配置したRFIDタグ202も回転し、RFIDタグ202をアンテナ102Aに対して平行な状態にさせることができる。例えば、アンテナ102Aがプリンタ100内で重力方向に対して水平(0°)に配置されているとする。この場合、芯管201を回転させることで、芯管201内に配置したRFIDタグ202も回転し、RFIDタグ202の表面が重力方向に対して水平(0°)になった場合に、RFIDタグ202がアンテナ102Aに対して平行な状態になる(1回目)。更に、芯管201を回転させ、芯管201内に配置したRFIDタグ202の表面が重力方向に対して水平(180°)になった場合に、RFIDタグ202がアンテナ102Aに対して平行な状態になる(2回目)。このため、芯管201を1回転させることで、RFIDタグ202をアンテナ102Aに対して平行な状態を2回構築することができる。
制御部101は、記憶部102に記憶した回転量だけ芯管201を回転させた場合に、1回転フィードを終了し(ステップC2)、芯管201を逆回転させ、ロール紙200をバックフィードする(ステップC3)。芯管201を逆回転させることで、芯管201内に配置したRFIDタグ202も逆回転し、ロール紙200をフィードした時と同様に、RFIDタグ202をアンテナ102Aに対して平行な状態にさせることができる。
このように、本実施形態のプリンタ100は、芯管201を回転させることで、芯管201内に配置したRFIDタグ202をアンテナ102Aに対して平行な状態にさせることができる。その結果、RFIDタグ202に記録された制御情報の読取精度を更に高めることができる。
なお、図9の処理動作では、記憶部102に記憶した回転量だけ芯管201を回転させた場合に、1回転フィードを終了し(ステップC2)、芯管201を逆回転させ、ロール紙200をバックフィードすることにした(ステップC3,C4)。しかし、図10に示すように、ロール紙200をフィードした後に(ステップD1)、RFIDタグ202に記録されている制御情報を読み取り、記憶部102に記憶した場合に(ステップD2)、フィードを終了し(ステップD3)、芯管201を逆回転させ、ロール紙200をバックフィードすることも可能である(ステップD4,D5)。また、図9に示す処理動作を1回行っても、RFIDタグ202に記録されている制御情報を読み取ることが出来なかった場合は、図9に示す処理動作を規定回数行い、その規定回数行っても、RFIDタグ202に記録されている制御情報を読み取ることができなかった場合は、エラー報知を行うようにすることも可能である。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上記実施形態では、センサ種別(透過センサ、反射センサ)、センサしきい値、ロール紙200の用紙サイズなどの情報をRFIDタグ202に制御情報として記録することにした。しかし、制御情報は、上記情報に限定せず、様々な情報を制御情報としてRFIDタグ202に記録することが可能である。例えば、印刷方式(熱転写方式、感熱方式)、印刷濃度、印刷速度などの情報を制御情報としてRFIDタグ202に記録することも可能である。これにより、ロール紙200を交換するだけで、プリンタやプリンタと接続されたPCからの設定を行わずに、ロール紙200に応じた印刷動作を行うことができる。
また、プリンタ100側で印刷枚数をカウントしておき、残用紙枚数などの情報をRFIDタグ202に記録することで、ロール紙200が交換された時も、ロール紙200の残用紙枚数を把握することができる。更に、芯管201に別の記録媒体を巻き付けた時も、その記録媒体の情報をRFIDタグ202に記録することで、芯管201を再利用し、資源の有効活用を図ることができる。
また、上述した本実施形態におけるプリンタ100を構成する各装置における制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。なお、リムーバブル記録媒体としては、フロッピー(登録商標)ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、MO(Magneto optical)ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどが挙げられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送することになる。また、ネットワークを介して、コンピュータに有線で転送することになる。
また、本実施形態におけるプリンタ100は、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
100 プリンタ
11 制御部
12 記憶部
101 RFIDリーダ・ライタ
102A、102B アンテナ
200 ロール紙
201 芯管
201A 内壁
201B 平坦面
201C 凸部
202 RFIDタグ

Claims (9)

  1. 芯管にロール状に巻回された記録媒体を搬送し、該搬送した記録媒体に画像を印刷するプリンタであって、
    前記芯管の内側にRFIDタグが設けられており、前記RFIDタグには、前記記録媒体を前記プリンタで印刷する際に使用する前記記録媒体に応じた制御情報が記録されており、
    前記RFIDタグに記録されている前記制御情報をアンテナを介して読み取るRFIDリーダと、
    前記RFIDリーダで読み取った前記制御情報に応じた印刷動作を行う印刷手段と、を有し、
    前記RFIDリーダと前記アンテナとは、前記プリンタ内部に配置されており、
    前記アンテナは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように配置されており、
    前記RFIDタグは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように前記芯管の内側に配置されていることを特徴とするプリンタ。
  2. 水平板上に前記RFIDタグを配置し、前記RFIDタグの前記アンテナと対向する面が前記芯管の回転軸に対して平行となるように前記水平板が前記芯管の内側に配置されていることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記芯管の内壁に平坦面を有し、前記平坦面が前記芯管の回転軸に対して平行となるように形成されており、前記平坦面に前記RFIDタグを配置し、前記RFIDタグの前記アンテナと対向する面が前記芯管の回転軸に対して平行となることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  4. 前記芯管の内壁から突出した凸部を有し、前記凸部の前記アンテナと対向する上面が前記芯管の回転軸に対して平行となるように形成されており、前記上面に前記RFIDタグを配置し、前記RFIDタグの前記アンテナと対向する面が前記芯管の回転軸に対して平行となることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  5. 前記芯管を回転させ、前記芯管にロール状に巻回された前記記録媒体を搬送する搬送手段を有し、
    前記RFIDリーダは、前記搬送手段により回転させた前記芯管の内側に配置されている前記RFIDタグに記録されている前記制御情報を、前記アンテナを介して読み取ることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のプリンタ。
  6. 前記搬送手段により前記芯管を順回転させ、前記芯管に巻回された前記記録媒体をフィードさせながら、前記RFIDタグに記録されている前記制御情報を前記アンテナを介して前記RFIDリーダで読み取るように制御する第1の制御手段と、
    前記搬送手段により前記芯管を逆回転させ、前記芯管に巻回された前記記録媒体をバックフィードさせながら、前記RFIDタグに記録されている前記制御情報を前記アンテナを介して前記RFIDリーダで読み取るように制御する第2の制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項5記載のプリンタ。
  7. 前記第1の制御手段は、前記制御情報を前記RFIDリーダで読み取った場合は、前記制御情報の読み取りを停止し、前記芯管を逆回転させ、前記芯管に巻回された前記記録媒体をバックフィードさせることを特徴とする請求項6記載のプリンタ。
  8. 芯管にロール状に巻回された記録媒体を搬送し、該搬送した記録媒体に画像を印刷するプリンタで行う制御方法であって、
    前記芯管の内側にRFIDタグが設けられており、前記RFIDタグには、前記記録媒体を前記プリンタで印刷する際に使用する前記記録媒体に応じた制御情報が記録されており、
    前記RFIDタグに記録されている前記制御情報をアンテナを介してRFIDリーダで読み取る読取工程と、
    前記読取工程で読み取った前記制御情報に応じた印刷動作を行う印刷工程と、を有し、
    前記RFIDリーダと前記アンテナとは、前記プリンタ内部に配置されており、
    前記アンテナは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように配置されており、
    前記RFIDタグは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように前記芯管の内側に配置されていることを特徴とする制御方法。
  9. 芯管にロール状に巻回された記録媒体を搬送し、該搬送した記録媒体に画像を印刷するプリンタのコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記芯管の内側にRFIDタグが設けられており、前記RFIDタグには、前記記録媒体を前記プリンタで印刷する際に使用する前記記録媒体に応じた制御情報が記録されており、
    前記RFIDタグに記録されている前記制御情報をアンテナを介してRFIDリーダで読み取る読取処理と、
    前記読取処理で読み取った前記制御情報に応じた印刷動作を行う印刷処理と、を、前記コンピュータに実行させ、
    前記RFIDリーダと前記アンテナとは、前記プリンタ内部に配置されており、
    前記アンテナは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように配置されており、
    前記RFIDタグは、前記芯管の回転軸に対して平行となるように前記芯管の内側に配置されていることを特徴とするプログラム。
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