JP2012076225A - 画像処理装置 - Google Patents

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【課題】所定のタイミングで画質調整を行い、出力画像を再生成し、再生成前の印刷ジョブを削除し、再生成した出力画像の印刷を新しい印刷ジョブとして実行させると共に、印刷設定が後処理可能条件を満たさない場合に、後処理をキャンセルし印刷を継続するか否かをユーザが選択でき、また、煩わしい操作が少ない画像処理装置の提供。
【解決手段】印刷要求に基づく印刷ジョブが、後処理可能条件を満たさない場合、後処理をキャンセルして印刷を継続するかをユーザに入力させる。継続の入力があった場合、印刷ドライバ1bは、キャンセル情報を保持させると共に、後処理を実行させずに印刷を行わせる。この印刷の完了前に画質調整があると、印刷ドライバ1bは、継続中の印刷ジョブを削除し、新しい出力画像で残りの印刷を行う新印刷ジョブとして、後処理の不実行を指定する印刷ジョブをキャンセル情報に基づいて登録する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画質調整機能及びステープル処理機能等の後処理機能を有する画像処理装置に関する。
複合機(MFP:Multi-functional peripheral)等の印刷装置を用いて印刷を行う場合、例えば、印刷装置が、PDL(Page Description Language)で記述された印刷要求を、クライアント装置であるパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)から受信し、RIP(Raster Image Processor)によりページ毎のビットマップデータを生成し、このビットマップデータに基づき印刷を行う。
また、印刷装置では、感光体や現像剤の劣化や環境条件の変化などの影響を受け継続使用により印刷画質が変化する。したがって、ビットマップデータを生成する前にプロセスコントロールやプロコン等とも呼ばれる画質調整を実行し、得られた補正データに基づいて、ビットマップデータの生成を行っている。
ビットマップデータは、電子ソート機能やRIP−ONCE等により複数部印刷する場合、繰り返し利用される。しかし、このように繰り返し利用すると、時間の経過と共に、感光体の劣化等により印刷画質が変化する。これを解決するため、特許文献1に開示の印刷装置では、ビットマップデータを生成した時に用いた補正データを記憶しておき、該ビットマップに基づく印刷を行う際、印刷時に再度画質調整を実行し新しい補正データを取得し、両補正データが大きく異なる場合、新しい補正データに基づき再度ビットマップデータを生成する。
また、近年の印刷装置には、ステープル処理、パンチ処理、折り処理等の後処理を施すためのフィニッシャが接続されるものもあり、ユーザは、印刷の際それらの処理を実行するようPC等から指定できる。しかしながら、これらの処理の実行には条件がある。例えば、一度にステープル可能な枚数には上限があるため、ステーブル処理を実行するためには一部あたりの印刷枚数は所定枚数以下である必要がある。この条件を満たさない場合は、図6に示すような画面Pを印刷装置の表示部に表示し、印刷を中止するか、ステープル処理をキャンセルして印刷を継続させるかの選択をユーザに行わせる。後者が選択された場合、印刷を継続する。この選択は、1の印刷ジョブ内では有効になっており、そのため、1つの印刷ジョブで複数部数印刷する場合、部数毎に図6の画面Pを表示しユーザに選択させることがないようになっている。
特開2005−22298号公報
現在、ビットマップデータを繰り返し利用して複数部数の印刷を行う際に、所定のタイミングで、例えば、所定の印刷枚数毎に、画質調整を実施し新たに補正データを取得しビットマップデータを再生成し、以後、再生成したビットマップデータを用いて印刷する方法が考えられている。この方法では、ビットマップデータを再生成する際に印刷ジョブを停止し削除し、再生成したビットマップデータでの残りの印刷は新しい印刷ジョブとして行われる。これは印刷装置のハードウェアを動作させるためのPCUに印刷指令を行う「印刷サービス」の開発が容易となるためである。
しかしながら、この構成では、後処理が実行できないような印刷要求が入力された場合、ビットマップデータを再生成する毎にすなわち印刷ジョブ毎に、図6の画面Pの表示を行ったりしてユーザに印刷の継続を問い合わせることとなり、ユーザにとっては煩わしい。
この点に関し、特許文献1には何ら開示も示唆もない。
本発明は、上記問題に鑑み、所定のタイミングで画質調整を行い、印刷用出力画像データを再生成し、該再生成前の印刷ジョブを削除し、再生成後の印刷ジョブを再生成前の印刷ジョブとは別のものとして印刷を実行させると共に、ユーザが設定した印刷設定が後処理可能条件を満たさない場合に、後処理をキャンセルし印刷を継続するか否かをユーザが選択でき、また、煩わしい操作が少ない画像処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、画像処理装置であって、印刷要求に基づいて、印刷用画像データを生成する画像データ生成部と、前記印刷用画像データの生成に用いられる補正データを所定のタイミングで生成する補正データ生成部と、印刷対象の印刷用画像データの指定及び後処理の実行/不実行の指定を含む印刷ジョブを登録するジョブ登録部と、該ジョブ登録部により登録された印刷ジョブが、前記後処理の実行を指定している場合において、当該後処理を実行可能な条件が満たされないとき、当該後処理をキャンセルして印刷を継続するか否かの問い合わせを行いユーザに選択入力させる入力処理部と、を備え、前記印刷要求に基づいて前記ジョブ登録部により登録された印刷ジョブが前記後処理の実行を指定しており前記実行可能な条件を満たさない場合、且つ、前記問い合わせに対し前記継続の選択入力があった場合に、前記後処理がキャンセルされたことを示すキャンセル情報を記憶すると共に、前記後処理を実行せずに印刷を行い、該印刷の完了前に前記補正データ生成部により前記補正データが更新されると、前記ジョブ登録部は、該更新後に当該印刷ジョブを削除し、前記更新された補正データを用いた新しい印刷用画像データで残りの印刷を行う別の印刷ジョブとして、前記後処理の不実行を指定する印刷ジョブを、前記キャンセル情報に基づいて登録することを特徴としたものである。
本発明によれば、印刷用出力画像データを再生成前の印刷ジョブ中において、後処理の実行をキャンセルして印刷を継続することが選択された場合に、再生成後の印刷ジョブにおいて、ユーザに問い合わせることなく、後処理の実行をキャンセルして印刷を継続でき、ユーザの煩わしい操作を低減できる。
本発明の画像処理装置の一例である印刷装置の構成を説明する図である。 図1の印刷装置のソフトウェアブロック図である。 図1及び図2の印刷装置の印刷を行うための具体的な処理について説明する図である。 図1及び図2の印刷装置の印刷を行うための具体的な処理について説明する他の図である。 図1及び図2の印刷装置の印刷を行うための具体的な処理について説明する他の図である。 ユーザが指定した後処理をキャンセルして印刷を継続するか否かを問い合わせる画面の一例を示す図である。
以下、本発明の画像処理装置について、印刷装置として構成した例で説明する。
図1は、本発明の画像処理装置の一例である印刷装置の構成、及び、該印刷装置と外部端末よりなる印刷システムの構成を説明する図である。
図1に示す印刷装置1は、LAN(Local Area Network),WAN(Wide Area Network),インターネット等のネットワークNを介してPC等の外部端末2や、不図示のその他の外部端末と接続されている。印刷装置1とネットワークNとの接続は、有線、無線のいずれでもよい。
印刷装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリ12と、ハードディスクドライブ(HDD)13と、画像形成部14と、後処理部15と、表示部16と、操作部17と、を備えている。
CPU11は、メモリ12に記憶されている様々なプログラムを実行することができる。メモリ12は、印刷装置1における画像処理に用いるプログラム等の各種プログラムを格納する。メモリ12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、VRAM(Video RAM)等から構成される。
HDD13は、印刷装置1が作成するビットマップ画像や一時的に保存したり、後述の後処理可能な条件の情報等の各種情報を保存したりする記憶装置である。記憶装置は、ハードディスクドライブに限られず、情報を保存することができるものであればよく、例えば、RAM、ROM、DRAM、SRAM、VRAM等でもよい。画像形成部14は、ネットワーク2を介して取得されるデータを、コピー用紙、厚紙、OHPフィルムなどの記録媒体上に電子写真方式により画像を形成する装置である。後処理部15は、画像が形成された記録媒体にステープル処理、パンチ処理、製本処理等の後処理をする。表示部16は、液晶表示装置等からなり、各種画面を表示する。操作部17は、テンキーを含むキー群やタッチパネル等からなり、ユーザからの入力操作を受け付ける。
外部端末2は、操作入力を行うキーボードやマウス、画面を表示するディスプレイなどにより構成される。ネットワークNを介して印刷装置1に接続される外部端末2を操作することにより、外部端末2から印刷するデータを印刷装置1に送信し、印刷装置1が記録媒体上に画像を形成することができる。外部端末2から画像形成を行う情報を画像処理装置1に送信して、画像形成を行う場合には、外部端末2が、文書ファイルや画像ファイルなどの印刷する元のデータをPCL等のPDLにより表した印刷要求に変換し、当該印刷要求をネットワーク2を介して印刷装置1に送信する。印刷要求には、印刷するページ数の情報、印刷部数の情報、ステープル処理を行うか否かの情報等の後処理に関する情報が含まれる。
印刷装置1は、外部端末2から印刷要求を受け取ると、RIP等により印刷要求を解析し、ビットマップデータをページ毎に得る。そして、印刷装置1は、ビットマップデータに基づいて、画像形成部14が記録媒体上に画像形成を行う。また、印刷要求内の後処理に関する設定情報に基づいて、画像形成された記録媒体に後処理部15が後処理を施す。なお、ビットマップデータは本発明の印刷用出力画像データの一例であり、他の形式のデータであってもよい。
次に、図1を参照し、図2に基づいて、図1の印刷装置1の印刷を行うための処理について説明する。なお、本発明は、後処理の実行を指定する印刷要求が入力されたときの処理に特徴があるものであるため、後処理の実行が指定されていない印刷要求が入力された場合の図1の印刷装置の動作については、その説明を省略する。
図2は図1の印刷装置1のソフトウェアブロック図である。印刷装置1は、図示するように、プリンタアプリ1a、印刷ドライバ1b、印刷サービス1c、プロセスコントロールユニット(PCU)1d、プロセスコントロールサービス1e、ユーザインタフェース(UI)モジュール1fを備える。なお、各構成部の一部または全部はハードウェアでも実現可能である。
プリンタエミュレーションとも呼ばれるプリンタアプリ1aは、本発明の「画像データ生成部」であり、外部端末2から入力されたPDLデータ等の印刷要求を解釈してページ毎のビットマップデータを生成してHDD13に保存し、さらに、該ビットマップデータを、印刷枚数情報や、印刷部数情報、後処理に関する設定情報と共に印刷ドライバ1bに出力する。
印刷ドライバ1bは、本発明の「ジョブ登録部」であり、プリンタアプリ1aが生成したビットマップデータを印刷する印刷ジョブを印刷サービス1cに登録する。印刷ジョブにより、印刷枚数及び印刷部数の設定、後処理の実行/不実行の設定を含む後処理に関する設定等も指定される。
印刷サービス1cは、印刷ジョブに基づいて、PCU1dに印刷指令を行う。
PCU1dは、印刷装置1の画像形成部14や後処理部15を構成するハードウェアを動作させるためのものである。
プロセスコントロールサービス1eは、本発明の「補正データ生成部」であり、一定時間もしくは一定枚数ごと等の所定のタイミングで画質調整要求を行い、例えば、画質調整用のトナーパッチの反射濃度に基づいて、プリンタアプリ1aがビットマップデータの生成の際に用いる補正データを生成しHDD13に保存する。
UIモジュール1fは、本発明の「入力処理部」であり、表示部16への表示、操作部17へのユーザ入力を処理する。印刷サービス1cは、印刷ドライバ1bが登録した印刷ジョブが後処理の実行を指定しているとき、当該印刷ジョブが後処理可能な条件、例えばステープル処理可能な条件を満たすか否か判定し、満たさない場合、UIモジュール1fに以下のような動作をさせる。すなわち、図6の画面P等を表示し、後処理をキャンセルして印刷を継続するか否かの問い合わせを行いユーザに選択入力させる。
後処理の実行を指定する印刷要求が印刷装置1に入力されると、印刷ドライバ1bは、プリンタアプリ1aが生成したビットマップデータを印刷対象として指定すると共に後処理の実行を指定する印刷ジョブを印刷サービス1cに登録し印刷を行わせる。なお、印刷ジョブは、印刷枚数や印刷枚数も指定する。
印刷サービス1cは、登録された印刷ジョブが後処理の実行を指定しているので、当該印刷ジョブが後処理可能な条件を満たさない場合、後処理をキャンセルして印刷を継続するか否かの問い合わせをUIモジュール1fに行わせユーザに選択入力させる。
そして、上記問い合わせに対し継続の選択入力があった場合、印刷ドライバ1bは、後処理がキャンセルされたことを示すキャンセル情報をHDD13に保持させると共に、印刷サービス1cに後処理を実行せずに印刷を行わせる。
この印刷が完了する前に、累積印刷枚数が所定枚数超えるなどしてプロセスコントロールサービス1eが画質調整を行い補正データを更新すると、印刷ドライバ1bは、該更新後に、継続中であった印刷ジョブを削除し、更新された補正データに基づく新しいビットマップデータをプリンタアプリ1aに生成させる。そして、印刷ドライバ1bは、新しいビットマップデータで残りの印刷を行う新しい印刷ジョブとして、後処理の不実行を指定する印刷ジョブを、HDD13に保持されているキャンセル情報に基づいて、登録する。後処理の実行を指定する印刷要求が入力されているものの、この新しい印刷ジョブに基づく印刷の際に、後処理をキャンセルして印刷を継続するか否かの問い合わせは行われない。
このように印刷装置1では、当初の印刷ジョブで後処理をキャンセルしての印刷の継続が一度選択された場合、新しい印刷ジョブで上記選択を促す問い合わせが行われることがなく、ユーザにとって煩わしくない。なお、本発明と異なりキャンセル情報を保持しない場合、当初の印刷ジョブで後処理をキャンセルしての印刷の継続が一度選択されていたとしても、再生成されたビットマップデータで再生成前の印刷で残った部分の印刷を行う新しい印刷ジョブとして、後処理の実行を指定する印刷ジョブを登録するため、上述の問い合わせが再度行われ、ユーザにとって煩わしい。
続いて、図3乃至図5に基づいて、印刷装置1のより具体的な処理について説明する。
図3は、複数部の印刷を指定し後処理の実行を指定する印刷要求が入力された場合の図2の印刷装置1の処理を説明する図である。
印刷装置1では、N部の印刷を指定すると共に後処理としてのステープル処理の実行を指定する印刷要求が入力されると、図示するように、プリンタアプリ1aが、HDD13に予め記憶されている補正データを用いて、RIPによるビットマップデータの生成を開始し、1ページ目から順に、完了するまで、印刷ドライバ1bに出力する(ステップS1)。ビットマップテータと共に、印刷枚数情報や、印刷部数情報、ステープル処理に関する設定情報も印刷ドライバ1bに送信される。
印刷ドライバ1bは、印刷するビットマップデータと、印刷枚数、印刷部数(N部)、ステープル処理に関する設定等を指定する印刷ジョブを印刷サービス1cに登録する(ステップS2)。登録が完了すると、その旨を知らせる情報が、印刷サービス1cより印刷ドライバ1bに送信される(ステップS3)。
印刷サービス1cは、登録された印刷ジョブに基づく印刷が開始されるようコマンドをPCU1dに送信し(ステップS4)、PCU1dに印刷を開始させる。この送信の際、ステープル処理の実行が指定されていることを示す情報もPCU1dに送信される。
PCU1dは、ステープル処理の実行が指定されている場合、印刷中、印刷枚数をカウントし、一部あたりの印刷枚数が、ステープル処理可能な枚数すなわち後処理を実行可能な条件を満たすか否か判定しており、処理可能枚数を超え上記条件を満たさない場合に、印刷を停止し、ステープル処理可能枚数オーバーによる印刷停止イベントを印刷サービス1cに送信する(ステップS5)。なお、上記ステープル処理可能な枚数等の後処理を実行可能な条件の情報は、例えば、HDD13に記憶されている。また、図示は省略するが、一部あたりの印刷枚数が上記上限枚数を超えない場合、一部(一部数)の印刷が終了する毎に、PCU1dの制御の下、ステープル処理が行われる。
印刷サービス1cは、ステープル処理可能枚数オーバーによる印刷停止イベントを受信すると、ユーザに印刷継続可否の判断を行わせるために、UIモジュール1fにユーザ問い合わせの要求を出す(ステップS6)。要求を受けたUIモジュール1fでは、図6のような画面Pを表示部16に表示し、ステープル処理をキャンセルして印刷を継続するか否かについてのユーザ入力を受ける。
UIモジュール1fは、ユーザがステープル処理をキャンセルして印刷を継続する入力を行った場合、その旨を示す情報を印刷サービス1cに通知する(ステップS7)。
それに対し、印刷サービス1cは、ステープル処理がキャンセルされた旨を示すキャンセル情報を印刷ドライバ1bに送信し(ステップS8)、そのキャンセル情報を保持記憶させると共に、ステープル処理の実行をキャンセルするよう設定し、その後、印刷が再開されるようコマンドをPCU1dに送信し(ステップS9)、PCU1dに印刷を再開させる。このコマンド送信の際、ステープル処理が設定されていないことを示す情報もPCU1dに送信される。
図4は、図3の処理に続く処理であって、ステープル処理をキャンセルして印刷を継続している時に画質調整を行う場合の処理を説明する図である。
印刷再開のコマンドが印刷サービス1cから「PCU1dに送信されると(ステップS9)、PCU1dによる印刷が再開され、該印刷中は、プロセスコントロールサービス1eが、所定のタイミングで、例えば、前回の画質調整を行った時からの累計印刷枚数が所定の印刷枚数となった時に、画質調整要求をPCU1dに送信する(ステップS10)。ここでは、M部目(ただしM<N)の印刷中に画質調整要求が送信されたものとする。
この要求によりPCU1dは、印刷を一時停止し、画質調整モードに入り、プリンタアプリ1aがビットマップデータ生成に用いる新たな補正データを生成させる。また、PCU1dは、画質調整要求に応じて、印刷停止イベントを印刷サービス1cに送信する(ステップS11)。
PCU1dによる画質調整の前後には、プロセスコントロールサービス1eは、印刷ドライバ1bに対し、画質調整開始イベントと、画質調整完了イベントをそれぞれ送信する(ステップS12、S13)。
印刷ドライバ1bは、画像調整完了イベントを受信すると、印刷中であったM部目の印刷が完了するまで印刷を行うよう要求する部完印刷停止要求を印刷サービス1cに行う(ステップS14)。印刷サービス1cは、該要求に沿った印刷が開始されるようコマンドをPCU1dに送信し(ステップS15)、該印刷が完了すると、PCU1dから印刷サービス1cに部完印刷停止イベントが送られる(ステップS16)。
印刷サービス1cは、部完印刷停止イベントを受信すると部完停止完了イベントを印刷ドライバ1bに送出する(ステップS17)。そして、印刷ドライバ1bは、ビットマップデータの再生成を要求する再RIP要求をプリンタアプリ1aに行う(ステップS18)。また、印刷ドライバ1bは、印刷サービス1cが管理していた印刷ジョブを削除させ(ステップS19)、1つの印刷ジョブとして終了させる。印刷が終了している部数の情報は、印刷ドライバ1bにより保持される。
プリンタアプリ1aは、上記再RIP要求に応じて、新しい補正データに基づくビットマップデータを生成し、印刷枚数情報や、印刷部数情報、後処理に関する設定情報と共に、印刷ドライバ1bに送信する(ステップS20)。
印刷ドライバ1bは、プリンタアプリ1aからの各種情報と、キャンセル情報と、印刷が終了している部数の情報とに従って、以下の新しい印刷ジョブを印刷サービス1cに登録する(ステップS21)。すなわち、再生成したビットマップデータに基づく印刷をステープル処理せずに残りの部数(N−M部)分行う印刷ジョブである。該新しい印刷ジョブの登録が完了すると、その旨を知らせる情報が、印刷サービス1cより印刷ドライバ1bに送信される(ステップS22)。
上述のようにM部目の印刷か完了してから印刷を停止するのは、M部目の途中で停止し、再生成したビットマップデータを使用して残りの印刷を行うのは、印刷制御が複雑になるためである。
図5は、図4の処理に続く処理であって、ビットマップデータの再生成後の印刷を行う際の処理を説明する図である。
印刷サービス1cは、図示するように、新しい印刷ジョブの登録完了の旨を知らせる情報を送信すると(ステップS22)、登録された新しい印刷ジョブに基づく印刷が開始されるようコマンドをPCU1dに送信する(ステップS23)。該印刷が全て完了すると、印刷停止イベントがPCU1dから印刷サービス1cに送信され(ステップS24)、それに対し、印刷サービス1cは印刷ドライバ1bにジョブ印刷完了通知を行う(ステップS25)。印刷ドライバ1bは、該通知に応じて、印刷サービス1cに登録した新しい印刷ジョブを削除させ(ステップS26)、プリンタアプリ1aにビットマップデータの消去を要求する(ステップS27)。該要求に応じて、プリンタアプリ1aがビットマップデータを削除する。
このように、ビットマップデータを再生成した後の印刷中に、ステープル処理をキャンセルして継続するか否かの問い合わせが行われることがなく、つまり、本発明による印刷では上記問い合わせは一度だけであり、ユーザの煩雑な操作を軽減できる。また、上記問い合わせのための印刷停止も一度だけであるから、印刷完了までの時間を短縮することができる。
1…画像処理装置(印刷装置)、1a…プリンタアプリ、1b…印刷ドライバ、1c…印刷サービス、1d…PCU、1e…プロセスコントロールサービス、1f…UIモジュール。

Claims (1)

  1. 印刷要求に基づいて、印刷用画像データを生成する画像データ生成部と、前記印刷用画像データの生成に用いられる補正データを所定のタイミングで生成する補正データ生成部と、印刷対象の印刷用画像データの指定及び後処理の実行/不実行の指定を含む印刷ジョブを登録するジョブ登録部と、該ジョブ登録部により登録された印刷ジョブが、前記後処理の実行を指定している場合において、当該後処理を実行可能な条件が満たされないとき、当該後処理をキャンセルして印刷を継続するか否かの問い合わせを行いユーザに選択入力させる入力処理部と、を備え、
    前記印刷要求に基づいて前記ジョブ登録部により登録された印刷ジョブが前記後処理の実行を指定しており前記実行可能な条件を満たさない場合、且つ、前記問い合わせに対し前記継続の選択入力があった場合に、
    前記後処理がキャンセルされたことを示すキャンセル情報を記憶すると共に、前記後処理を実行せずに印刷を行い、
    該印刷の完了前に前記補正データ生成部により前記補正データが更新されると、前記ジョブ登録部は、該更新後に当該印刷ジョブを削除し、前記更新された補正データを用いた新しい印刷用画像データで残りの印刷を行う別の印刷ジョブとして、前記後処理の不実行を指定する印刷ジョブを、前記キャンセル情報に基づいて登録することを特徴とする画像処理装置。
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