JP2012075979A - 塗工装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部34は、塗工開始運転を行う場合、ウエブWを走行させ、給液バルブ32を閉状態にし、ポンプ28の運転を開始し、圧力計37が検出した検出圧力が、設定圧力より高くなると給液バルブ32を開状態にする。
【選択図】 図1
Description
図1に示すように、本実施例の塗工装置10において、バックアップロール14によってウエブWが下から上に搬送され、このバックアップロール14の側方にダイ12が配置されている。ダイ12は、上部ヘッド16と、この上部ヘッド16の下面に取り付けられた下部ヘッド18とから構成され、先端にいくほど先細りとなっている。ダイ12の幅方向の寸法は、ウエブWより幅広に構成されている。下部ヘッド18には、液溜め部20が設けられ、液溜め部20から、ダイ12の先端部に向かってスリット22が設けられている。すなわち、上部ヘッド16と下部ヘッド18との間にスリット22が設けられ、このスリット22の先端部が塗工液の吐出口となる。液溜め部20の下部であって、かつ、幅方向の中心には塗工液入口24が開口している。
次に、塗工装置10の電気的構成について図1に基づいて説明する。
次に、制御部34が、塗工装置10の塗工開始運転を行う塗工開始運転モードと、定常の塗工運転を行う塗工運転モードについて、図2のフローチャートに基づいて説明する。
本実施例の塗工装置10によれば、塗工開始時から、給液配管30内部の圧力が設定圧力より高いため、ウエブWに図10に示すような塗工部分1の始端部における波打ちやかすれなどが発生せず、図8や図9に示すような塗工部分1の始端部が安定した塗工を行うことができる。また、この安定した塗工部分1を従来よりも早く形成できる。例えば、従来は10秒〜1分を要していたが、本実施例では2秒〜3秒で形成することができる。そのため、従来のように乾燥時にウエブWへの不具合等がなく、また、波打ちやかすれなどが発生した不要なウエブWを形成されることがない。
本実施例の塗工装置10の構成について図3に基づいて説明する。
次に、本実施例の塗工装置10の動作状態について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
本実施例の塗工装置10によれば、塗工開始時から、給液配管30内部の圧力が設定圧力より高いため、ウエブWに図10に示すような塗工部分1の始端部における波打ちやかすれなどが発生せず、図8や図9に示すような塗工部分1の始端部が安定した塗工を行うことができる。また、この安定した塗工部分1を、従来よりも早く2秒〜3秒で行うことができる。
上記各実施例では、塗工ヘッドとしてダイ12を用いたが、これに代えて、図2に示すように、ドクターエッジ40を有する塗工ヘッド42に適用してもよい。この場合にも、塗工ヘッド42の塗工液入口24の近傍に給液バルブ32を設ける。
上記各実施例では、ダイ12をバックアップロール14の側方に設けてウエブWに塗工を行ったが、これに代えて、図3に示すように、バックレス型の塗工、すなわち、第1の案内ロール44と第2の案内ロール46との間にウエブWを架け渡し、その中央でダイ12によって塗工液を塗工してもよい。この場合にも、ダイ12の塗工液入口24の近傍に給液バルブ32を設ける
(3)変更例3
上記各実施例では、ダイ12によってウエブWに塗工液を直接塗工したが、これに代えて、図4に示すように、ダイ12によって塗工ロール48に塗工液を塗工し、バックアップロール50に搬送されているウエブWに塗工液を塗工するリバース型の塗工装置10に適用してもよい。この場合にも、ダイ12の塗工液入口24の近傍に給液バルブ32を設ける。
上記実施例では、ウエブWの繋ぎ目39を回避するために塗工を停止及び再開させたが、これに代えて、間欠塗工における塗工の停止及び再開をさせる場合も本実施例を適用してもよい。
12 ダイ
14 バックアップロール
20 液溜め部
22 スリット
24 塗工液入口
26 タンク
28 ポンプ
30 給液配管
32 給液バルブ
34 制御部
37 圧力計
Claims (4)
- 長尺状のウエブに塗工液を塗工する塗工ヘッドと、
前記塗工ヘッドに前記塗工液を圧送するポンプと、
前記ポンプと前記塗工ヘッドとの間に接続された給液配管と、
前記給液配管に設けられた給液バルブと、
前記給液配管中であって、前記ポンプと前記給液バルブとの間に設けられた圧力計と、
塗工開始運転を行う制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記塗工開始運転を行う場合、
前記ウエブを走行させる工程と、
前記給液バルブを閉状態にする工程と、
前記ポンプの運転を開始する工程と、
前記圧力計が検出した検出圧力が、予め定められた設定圧力より高くなると前記給液バルブを開状態にする工程と、
を順番に行うことを特徴とする塗工装置。 - 長尺状のウエブに塗工液を塗工する塗工ヘッドと、
塗工液を貯留するタンクと、
前記塗工ヘッドに前記塗工液を前記タンクから圧送するポンプと、
前記ポンプから延びた塗工液を圧送するための主配管と、
前記主配管から分岐して前記塗工ヘッドに接続されている給液配管と、
前記主配管から分岐して前記タンクに接続されている循環配管と、
前記給液配管に設けられた給液バルブと、
前記循環配管に設けられた循環バルブと、
前記主配管中に設けられた圧力計と、
塗工開始運転を行う制御手段と、
を有し、
前記制御手段が、前記塗工開始運転を行う場合、
前記ウエブを走行させる工程と、
前記給液バルブを閉状態にする工程と、
前記循環バルブを開状態にする工程と、
前記ポンプの運転を開始する工程と、
前記圧力計が検出した検出圧力が、予め定められた設定圧力より高くなると前記給液バルブを開状態にすると共に前記循環バルブを閉状態にする工程と、
を順番に行うことを特徴とする塗工装置。 - 前記制御手段は、
前記ポンプの運転を開始する工程において、前記ポンプを、前記ウエブの走行速度に追従した回転数である塗工回転数の1〜2倍で回転させ、
前記塗工開始運転が終了して塗工運転を行うときは、前記ポンプを前記塗工回転数で回転させる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の塗工装置。 - 前記塗工ヘッドが、ダイ、又は、ドクターエッジを有した塗工ヘッドである、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の塗工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010220885A JP2012075979A (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 塗工装置 |
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JP2010220885A JP2012075979A (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 塗工装置 |
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JP2010220885A Pending JP2012075979A (ja) | 2010-09-30 | 2010-09-30 | 塗工装置 |
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2010
- 2010-09-30 JP JP2010220885A patent/JP2012075979A/ja active Pending
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