JP2012073436A - トナー収容体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トナーシール71は、筐体51に支持される弾性層75を有している。弾性層75には、連通口58と連通する第1シール開口74Aが形成されている。また、トナーシール71は、シャッタ73の移動時にシャッタ73が摺擦する摺擦層77を有している。摺擦層77には、第1シール開口74Aと連通する第2シール開口74Bが形成されている。そして、トナーシール71は、弾性層75と摺擦層77との間に、弾性層75および摺擦層77よりも硬い硬質層76を有している。
【選択図】図6
Description
1.カラープリンタ
図1に示されるカラープリンタ1は、タンデム型のカラープリンタである。カラープリンタ1は、本体ケーシング2を備えている。本体ケーシング2内には、ドロワユニット3が装着されている。本体ケーシング2の正面には、フロントカバー4が開閉可能に設けられている。そして、ドロワユニット3は、フロントカバー4を開けた状態で、本体ケーシング2内の収容位置(図1に示される位置)と本体ケーシング2外の引出位置との間で水平方向に移動させることができる。ドロワユニット3は、引出位置において、その一部が本体ケーシング2内に残り、ドロワユニット3に装着される後述の4つのトナーカートリッジ11の上方が開放される。
2.現像器
ドロワユニット3は、図1に示されるように、平面視で四角枠状をなすドロワフレーム31を備えている。4つの感光ドラム5、4つの帯電器6および4つの現像器7は、ドロワフレーム31における左右方向に対向する両側板により、その左右両側から挟まれた状態で一括して保持されている。
3.シャッタ駆動部材
図2,3に示されるように、仕切壁42上には、シャッタ駆動部材46が前後方向に移動可能に配置されている。シャッタ駆動部材46は、仕切壁42にほぼ沿うように現像室41側に向けて円弧状に凸湾曲した板状をなしている。また、シャッタ駆動部材46は左右方向に長く延び、その左右方向の両端部は、仕切壁42の左右方向の両端縁よりもそれぞれ外側にはみ出ている。そして、そのシャッタ駆動部材46における仕切壁42からはみ出た部分の下面には、ラックギヤ47が形成されている。また、シャッタ駆動部材46の上面には、後述の各シャッタ駆動用開口88と対応する位置に、シャッタ駆動用突起48が形成されている。
4.現像側シャッタ
シャッタ駆動部材46上には、現像側シャッタ49が設けられている。現像側シャッタ49は、樹脂フィルムからなり、矩形シート状をなしている。現像側シャッタ49には、各シャッタ駆動用突起48と対応する位置に、矩形状の挿通孔50が形成されている。現像側シャッタ49は、各挿通孔50にシャッタ駆動用突起48が挿通されることにより、シャッタ駆動部材46に位置決めされて、シャッタ駆動部材46にその上面に沿って湾曲した状態に取り付けられている。
5.トナーカートリッジ
(1)筐体
図4,5に示されるように、トナーカートリッジ11は、本体の一例としての樹脂製の筐体51を備えている。筐体51は、左右方向に延びる中空の略半円柱状に形成され、内部にトナーを収容している。具体的には、筐体51は、内部にトナーを収容する空間が形成され、左右に長い略長方形状の上面52と、上面52の前端縁に接続され、下方に向けて凸湾曲する断面略半円弧状の円弧面53と、円弧面53の後端縁から後方に向けて上面52と平行に延びる固定面54と、上面52の後端縁と固定面54の後端縁とに跨がる後面55と、上面52、円弧面53、固定面54および後面55の各左端縁間に跨がる左側面56と、上面52、円弧面53、固定面54および後面55の各右端縁間に跨がる右側面57とを有する外形をなしている。
(2)トナーシール
トナーシール71は、各連通口58に対応して設けられている。トナーシール71は、左右方向に長い矩形状のシール開口74を有している。トナーシール71は、連通口58とシール開口74とが対向して連通するように位置合わせされて、筐体51の円弧面53に貼着され、連通口58の周囲を取り囲んでいる。
(3)シャッタカバー
図4,5に示されるように、シャッタカバー72は、金属薄板からなり、筐体51の円弧面53に沿って湾曲している。シャッタカバー72の左右方向の幅は、円弧面53の左右方向の幅よりも少し小さく、シャッタカバー72は、円弧面53における右側端部の所定幅の部分を除く全域を被覆している。
(4)シャッタ
シャッタ73は、樹脂フィルムからなり、筐体51の円弧面53に沿って湾曲している。シャッタ73の円弧面53に沿う方向の寸法は、トナーシール71の円弧面53に沿う方向の寸法よりも大きく、シャッタ73の左右方向の寸法(幅)は、シャッタカバー72の左右方向の寸法(幅)よりも少し小さい。
6.駆動伝達機構
ドロワフレーム31内には、各シャッタ駆動部材46に対応して、シャッタ駆動部材46に駆動力を伝達するための駆動伝達機構が設けられている。駆動伝達機構は、図2,3に示されるように、シャッタ駆動部材46の各ラックギヤ47に噛合するピニオンギヤ91と、2つのピニオンギヤ91を連結する連結軸92とを備えている。
7.シャッタの開閉
トナーカートリッジ11がドロワユニット3から離脱した状態で、シャッタ73は、閉塞位置に位置している。また、図3に示されるように、シャッタ駆動部材46は、仕切壁42の連通口43と対向する位置に配置され、連通口43は、現像側シャッタ49により閉塞されている。
8.作用効果
(1)作用効果1
以上のように、トナーカートリッジ11は、内部にトナーを収容する筐体51を備えている。筐体51には、その内外を連通する連通口58が形成されている。この連通口58を開閉するために、シャッタ73が設けられている。すなわち、シャッタ73は、連通口58を開放する開放位置と連通口58を閉塞する閉塞位置とに移動可能に設けられている。シャッタ73が閉塞位置に位置する状態において、筐体51とシャッタ73との間には、トナーシール71が介在される。
(2)作用効果2
硬質層76は、可撓性かつ非伸縮性を有するフィルムからなる。硬質層76の可撓性により、トナーシール71によるシール性を確保できながら、硬質層76の非伸縮性により、摺擦層77の伸長変形を防止できる。
(3)作用効果3
硬質層76は、弾性層75における摺擦層77と対向する面の全域および摺擦層77における弾性層75と対向する面の全域に接している。そのため、摺擦層77の全域でその伸長変形を防止でき、シャッタ73の閉方向の移動時に、摺擦層77の表面の全域で段差が生じることを防止できる。
(4)作用効果4
硬質層76は、第2シール開口74Bの閉方向の下流側端縁よりも閉方向の上流側に突出する突出部79を有している。そのため、シャッタ73の閉方向の移動時に、第2シール開口74Bの後端縁
付近で摺擦層77の表面に段差が生じることを確実に防止することができる。
9.変形例
(1)第1変形例
硬質層76は、弾性層75における摺擦層77と対向する面の全域および摺擦層77における弾性層75と対向する面の全域に接していなくてもよく、たとえば、弾性層75における第1シール開口74Aの全周を取り囲む第1環状部分と摺擦層77における第2シール開口74Bの全周を取り囲む第2環状部分との間に介在され、その第1環状部分および第2環状部分の全域に接していてもよい。
(2)第2変形例
図12,13に示されるトナーシール101は、図6,7に示されるトナーシール71に代えて用いることができる。以下では、トナーシール101の構成について、トナーシール71の構成との相違点についてのみ説明する。なお、図12,13において、図6,7に示される各部に相当する部分については、それらの各部と同一の参照符号が付されている。
(3)第3変形例
図14,15に示されるトナーシール111は、図6,7に示されるトナーシール71に代えて用いることができる。以下では、トナーシール111の構成について、トナーシール71の構成との相違点についてのみ説明する。なお、図14,15において、図6,7に示される各部に相当する部分については、それらの各部と同一の参照符号が付されている。
(4)第4変形例
図16,17に示されるトナーシール121は、図6,7に示されるトナーシール71に代えて用いることができる。以下では、トナーシール121の構成について、トナーシール71の構成との相違点についてのみ説明する。なお、図16,17において、図6,7に示される各部に相当する部分については、それらの各部と同一の参照符号が付されている。
(5)第5変形例
図18,19に示されるトナーシール131は、図6,7に示されるトナーシール71に代えて用いることができる。以下では、トナーシール131の構成について、トナーシール71の構成との相違点についてのみ説明する。なお、図18,19において、図6,7に示される各部に相当する部分については、それらの各部と同一の参照符号が付されている。
(4)その他
前述の実施形態では、トナーカートリッジ11がトナー収容体の一例であるとした。しかしながら、トナーシール71,101,111,121,131の構成がフレームシール44に適用される場合、そのフレームシール44がシールの一例となり得る。この場合、現像フレーム8が本体の一例となり、現像側シャッタ49がシャッタの一例となる。そして、シャッタ73が開放位置に位置する状態での現像側シャッタ49の位置(現像フレーム8の連通口43と対向しない位置)が開放位置の一例となり、シャッタ73が閉塞位置に位置する状態での現像側シャッタ49の位置(連通口43に対向する位置)が閉塞位置の一例となる。
11 トナーカートリッジ
43 連通口
44 フレームシール
45 シール開口
49 現像側シャッタ
58 連通口
71 トナーシール
73 シャッタ
74 シール開口
74A 第1シール開口
74B 第2シール開口
75 弾性層
76 硬質層
77 摺擦層
79 突出部
101 トナーシール
102 硬質層
103 連通口
111 トナーシール
112 硬質層
113 第1下流側部分
114 第2下流側部分
121 トナーシール
122 硬質層
123 コ字状部分
124 コ字状部分
131 トナーシール
132 硬質層
Claims (8)
- 内部にトナーを収容し、内外を連通する連通口を有する本体と、
前記連通口を開放する開放位置と前記連通口を閉塞する閉塞位置との間で、前記閉塞位置から前記開放位置に向かう開方向および前記開放位置から前記閉塞位置に向かう閉方向に移動可能に設けられたシャッタと、
前記シャッタが前記閉塞位置に位置する状態で、前記本体と前記シャッタとの間に介在され、前記連通口を取り囲むシールとを備え、
前記シールは、前記本体に支持され、前記連通口と連通する第1シール開口を有する弾性層と、前記シャッタの移動時に前記シャッタが摺擦し、前記第1シール開口と連通する第2シール開口を有する摺擦層と、前記弾性層と前記摺擦層との間に介在され、前記弾性層および前記摺擦層よりも硬い硬質層とを含む、トナー収容体。 - 前記硬質層は、可撓性かつ非伸縮性を有するフィルムからなる、請求項1に記載のトナー収容体。
- 前記硬質層は、前記開放位置に位置する前記シャッタにおける前記閉方向の下流側端縁よりも前記閉方向の下流側に配置されている、請求項1または2に記載のトナー収容体。
- 前記硬質層は、前記弾性層における前記第1シール開口よりも前記閉方向の下流側の第1下流側部分と前記摺擦層における前記第2シール開口よりも前記閉方向の下流側の第2下流側部分との間に介在され、前記第1下流側部分および前記第2下流側部分に接している、請求項3に記載のトナー収容体。
- 前記硬質層は、前記弾性層における前記第1シール開口を前記閉方向の下流側および前記閉方向と直交する幅方向の両側から取り囲む第1コ字状部分と前記摺擦層における前記第2シール開口を前記閉方向の下流側および前記幅方向の両側から取り囲む第2コ字状部分との間に介在され、前記第1コ字状部分および前記第2コ字状部分に接している、請求項4に記載のトナー収容体。
- 前記硬質層は、前記弾性層における前記第1シール開口の全周を取り囲む第1環状部分と前記摺擦層における前記第2シール開口の全周を取り囲む第2環状部分との間に介在され、前記第1環状部分および前記第2環状部分に接している、請求項5に記載のトナー収容体。
- 前記硬質層は、前記弾性層における前記摺擦層と対向する面の全域および前記摺擦層における前記弾性層と対向する面の全域に接している、請求項6に記載のトナー収容体。
- 前記硬質層は、前記第2シール開口の前記閉方向の下流側端縁よりも前記閉方向の上流側に突出する突出部を有している、請求項4〜7のいずれか一項に記載のトナー収容体。
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