JP5402873B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置の一例では、感光ドラムおよび現像ローラを保持するプロセスカートリッジが装置本体に着脱可能に設けられ、トナーを収容したトナーカートリッジがそのプロセスカートリッジに装着される。
プロセスカートリッジにおいて、感光ドラムおよび現像ローラは、互いに周面が接した状態で配置されている。プロセスカートリッジには、現像ローラに対して感光ドラムと反対側に、トナーカートリッジの外形に応じて湾曲した仕切壁が設けられている。仕切壁に対して感光ドラムおよび現像ローラと反対側には、トナーカートリッジを収容するカートリッジ収容部が形成されている。カートリッジ収容部には、シャッタが仕切壁に沿って移動可能に設けられている。また、仕切壁には、フレーム側通過口が貫通して形成されている。仕切壁におけるシャッタとの対向面にはフレーム側通過口の周囲を取り囲む環状のフレームシールが貼着されている。
トナーカートリッジは、トナーが収容される内側筐体と、この内側筐体を回動可能に収容する外側筐体とを備えている。内側筐体の周壁には、内側通過口が形成されている。内側筐体の外周面には、内側通過口の周囲を取り囲むようにトナーシールが配置されている。外側筐体の周壁には、内側通過口に対応して、外側通過口が形成されている。内側通過口に外側筐体の内周面が対向することにより、内側通過口が外側筐体により閉塞される。
カートリッジ収容部へのトナーカートリッジの装着時には、トナーカートリッジは、内側通過口が外側筐体により閉塞された状態で、カートリッジ収容部の上方からカートリッジ収容部内に向けて移動される。トナーカートリッジがカートリッジ収容部内に配置されると、トナーカートリッジが仕切壁に向けて押圧される。そして、シャッタおよび内側筐体が一体となって移動されて、内側通過口が外側通過口を通してフレーム側通過口と対向し、内側筐体と外側筐体との間および外側筐体と仕切壁との間がそれぞれトナーシールおよびフレームシールによりシールされた状態で、現像ローラが収容されている空間とトナーカートリッジ内(内側筐体内)とが連通する。
特開2008−275874号公報
トナーシールおよびフレームシールのシール圧を上げると、トナーシールおよびフレームシールによるシール性が高くなる反面、シャッタおよび内側筐体を移動させるために必要なトルクが大きくなる。そのため、トナーシールおよびフレームシールのシール圧は、シャッタおよび内側筐体を移動させるために必要なトルクの大きさが過大とならないように考慮しつつ決定しなければならず、そのトルクの大きさが過大となる程度にまでトナーシールおよびフレームシールを圧縮することはできない。それゆえ、トナーカートリッジと仕切壁との間の間隔が大きく、これがトナーカートリッジ内と現像ローラが収容されている空間との間でのトナーの良好な循環を阻害する原因の1つとなっている。
本発明の目的は、シャッタを移動させるためのトルクを低減することができ、かつ、トナーカートリッジ内と現像フレーム内との間でトナーを良好に循環させることができる、画像形成装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明は、画像形成装置であって、装置本体と、前記装置本体内に収容された収容位置と前記装置本体外に引き出された引出位置とに移動可能に設けられる保持部材と、前記保持部材に保持され、現像開口が形成された現像フレームと、前記現像フレームに対して着脱可能に構成され、前記現像フレームに装着された状態で前記現像開口と対向する位置にカートリッジ開口を有するトナーカートリッジと、前記カートリッジ開口を開放する開放位置と前記カートリッジ開口を閉塞する閉塞位置とに移動可能に設けられたシャッタと、前記現像フレームと前記トナーカートリッジとの間に介在され、前記カートリッジ開口の周囲を取り囲むシール部材と、前記装置本体に設けられ、前記シャッタが前記開放位置に位置する状態で、前記シール部材の圧縮量が相対的に小さい第1位置から前記シール部材の圧縮量が相対的に大きい第2位置に移動させるための作用を前記トナーカートリッジに付与する作用部材とを備え、前記作用部材は、前記保持部材に設けられており、前記保持部材が前記引出位置に位置する状態で前記作用を前記トナーカートリッジに付与可能であることを特徴としている。
本発明によれば、保持部材は、装置本体内に収容された収容位置と装置本体外に引き出された引出位置とに移動可能である。保持部材には、現像フレームが保持されている。現像フレームには、現像開口が形成されている。トナーカートリッジには、カートリッジ開口が形成されている。トナーカートリッジが現像フレームに装着された状態で、カートリッジ開口が現像開口に対向する。カートリッジ開口を開閉するために、シャッタが移動可能に設けられている。言い換えれば、カートリッジ開口を開放する開放位置とカートリッジ開口を閉塞する閉塞位置とに移動可能なシャッタが設けられている。現像フレームとトナーカートリッジとの間には、シール部材が介在され、このシール部材により、カートリッジ開口の周囲が取り囲まれて、現像フレームとトナーカートリッジとの間がシールされる。
そして、トナーカートリッジが現像フレームに装着されて、シャッタが閉塞位置から開放位置に移動された後、保持部材が引出位置に位置する状態で、トナーカートリッジは、作用部材から受ける作用により、シール部材の圧縮量が相対的に小さい第1位置からその圧縮量が相対的に大きい第2位置に移動される。そのため、シャッタが閉塞位置から開放位置に移動される時点では、トナーカートリッジが第1位置に配置されており、シール部材の圧縮量が小さいので、シャッタを移動させるためのトルクが小さくてすむ。また、トナーカートリッジが第2位置に移動された後は、トナーカートリッジと現像フレームとの間の間隔が小さいので、トナーカートリッジ内と現像フレーム内との間でトナーを良好に循環させることができる。
よって、シャッタを移動させるためのトルクを低減することができ、かつ、トナーカートリッジ内と現像フレーム内との間でトナーを良好に循環させることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るカラープリンタの断面図である。 図2は、図1に示されるカラープリンタの斜視図であり、ドロワユニットが引出位置に位置する状態を示す。 図3は、図1に示されるドロワユニットの斜視図であり、操作部材の操作による移動が許容された状態を示す。 図4は、図1に示されるドロワユニットの斜視図であり、規制部材により操作部材の操作による移動が規制された状態を示す。 図5は、図3に示される押圧レバーの斜視図である。 図6は、図3に示されるドロワユニットの要部の断面図およびこれに装着されるトナーカートリッジの左側面図である。 図7は、図3に示されるドロワユニットの一部の断面およびトナーボックスの左側面を示す図である。 図8は、図6に示されるトナーボックスの分解斜視図である。 図9は、図6に示されるトナーボックスの左側面およびドロワユニットの断面を示す図であり、シャッタが閉塞位置に位置し、トナーボックスが第1位置に位置する状態を示す。 図10は、図6に示されるトナーボックスの左側面およびドロワユニットの断面を示す図であり、シャッタが開放位置に位置し、トナーボックスが第1位置に位置する状態を示す。 図11は、図6に示されるトナーボックスの左側面およびドロワユニットの断面を示す図であり、シャッタが開放位置に位置し、トナーボックスが第2位置に位置する状態を示す。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
1.カラープリンタの構成
図1に示されるように、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1は、タンデム型のカラープリンタである。カラープリンタ1は、図1,2に示されるように、装置本体の一例としての本体ケーシング2を備えている。本体ケーシング2内には、ドロワユニット3が装着されている。本体ケーシング2の前面には、フロントカバー4が開閉可能に設けられている。そして、ドロワユニット3は、フロントカバー4を開けた状態で、本体ケーシング2内の収容位置(図1に示される位置)と本体ケーシング2外の引出位置(図2に示される位置)との間で水平方向に移動させることができる。
なお、フロントカバー4が設けられている側(図1における右側)をカラープリンタ1の前側(正面側)とする。また、カラープリンタ1の上下左右に関しては、カラープリンタ1を前側から見たときを基準とする。また、ドロワユニット3およびこれに装着されるトナーカートリッジ11については、特に言及がない限り、本体ケーシング2に装着された状態での方向を基準として説明する。図2では、フロントカバー4および後述の排紙トレイ18の図示が省略されている。
ドロワユニット3には、図1に示されるように、4つの感光ドラム5がそれぞれ左右方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に保持されている。4つの感光ドラム5は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色用として設けられ、前側からブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの順に前後方向に等間隔で並列に配置されている。
また、ドロワユニット3には、4つの帯電器6が保持されている。4つの帯電器6は、それぞれ感光ドラム5に対応して設けられ、その対応する感光ドラム5の後上方に配置されている。帯電器6は、たとえば、ワイヤおよびグリッドを備えるスコロトロン型帯電器である。
さらに、ドロワユニット3には、4つの現像器7が保持されている。4つの現像器7は、それぞれ感光ドラム5に対応して設けられ、その対応する感光ドラム5の前上方に配置されている。各現像器7は、現像フレーム8と、現像フレーム8に収容される現像ローラ9とを備えている。現像ローラ9は、左右方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられ、感光ドラム5に接触するように配置されている。
また、ドロワユニット3には、4つのクリーナ10が保持されている。4つのクリーナ10は、それぞれ感光ドラム5に対応して設けられ、その対応する感光ドラム5の後方に配置されている。クリーナ10は、感光ドラム5の表面に付着している紙粉などを除去する。
そして、ドロワユニット3において、各現像器7の上部には、トナーを収容するトナーカートリッジ11を装着するためのスペース12が設けられている。トナーカートリッジ11は、ドロワユニット3が引出位置に引き出された状態で、ドロワユニット3の上方から各現像器7の上方のスペース12に装着される。現像器7には、トナーカートリッジ11からトナーが供給される。
本体ケーシング2内において、ドロワユニット3の上方には、各色に対応した4本のレーザビームを出射する露光器13が配置されている。
感光ドラム5の回転に伴って、感光ドラム5の表面は、帯電器6からの放電によって一様に帯電された後、露光器13からのレーザビームにより選択的に露光される。この露光によって、感光ドラム5の表面から電荷が選択的に除去され、感光ドラム5の表面に静電潜像が形成される。静電潜像が現像ローラ9に対向すると、現像ローラ9から静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光ドラム5の表面にトナー像が形成される。
なお、露光器13に代えて、4つのLEDアレイが各感光ドラム5に対応して設けられてもよい。
本体ケーシング2の底部には、用紙Pを収容する給紙カセット14が配置されている。給紙カセット14に収容されている用紙Pは、各種ローラにより、搬送ベルト15上に搬送される。搬送ベルト15は、4つの感光ドラム5に下方から対向して配置されている。感光ドラム5に対して搬送ベルト15の上側部分を挟んで対向する各位置には、転写ローラ16が配置されている。搬送ベルト15上に搬送された用紙Pは、搬送ベルト15の走行により、搬送ベルト15と各感光ドラム5との間を順次に通過する。そして、感光ドラム5の表面上のトナー像は、用紙Pと対向したときに、用紙Pに転写される。
搬送ベルト15に対して用紙Pの搬送方向における下流側には、定着器17が設けられている。トナー像が転写された用紙Pは、定着器17に搬送される。定着器17では、加熱および加圧により、トナー像が用紙Pに定着される。トナー像が定着した用紙Pは、各種ローラにより、本体ケーシング2の上面の排紙トレイ18に排出される。
2.ドロワユニット
(1)ドロワフレーム
図3,4に示されるように、ドロワユニット3は、保持部材の一例としてのドロワフレーム31を備えている。ドロワフレーム31は、左右方向に間隔を空けて対向する1対の側板32,33と、側板32,33の各前端部間に架設されるフロントビーム134と、側板32,33の各後端部間に架設されるリヤビーム135とを備え、全体として、平面視で四角枠状をなしている。
4つの感光ドラム5、4つの帯電器6、4つの現像器7および4つのクリーナ10(図1参照)は、側板32,33により、その左右両側から挟まれた状態で一括して保持されている。そして、側板32,33の間において、各現像器7の上方にトナーカートリッジ11を装着するためのスペース12が設けられている。言い換えれば、側板32,33は、各4つの感光ドラム5、帯電器6、現像器7およびクリーナ10を保持するとともに、トナーカートリッジ11を装着するためのスペース12を確保する間隔を左右方向に空けて、左右方向において互いに対向している。
(2)操作部材
左側の側板32の右側には、各スペース12に対応して、操作部材302が備えられている。操作部材302は、側面視略1/4扇形状の本体部304と、本体部304から延びる板状の操作片305とを一体的に有している。
本体部304には、その扇形状の中心付近に、左右方向に延びる揺動軸が回転可能に挿通されている。揺動軸の左端部は、側板32に相対回転不能に支持されている。これにより、本体部304は、揺動軸を介して側板32に揺動可能に支持されている。そして、本体部304の揺動により、操作部材302は、本体部304における扇形状の一方の半径をなす半径部分307がドロワユニット3の上方に突出して延び上がる第1姿勢と、当該半径部分307が側板32の上端縁に沿って揺動軸の前方に延びる第2姿勢(図3,4に示される姿勢)とに変位可能である。
以下、操作部材302の構成についての説明は、操作部材302が第2姿勢をなす状態に基づく。
操作片305は、本体部304の半径部分307の前側部分から左右両側および前側に張り出すように形成されている。
本体部304における扇形状の円弧をなす円弧部分308の下半分の部分には、ギヤ歯309が形成されている。また、本体部304の右側面には、円弧部分308の上半分の部分において開放され、後方に延びて屈曲し、後上方に延びる溝310が形成されている。
(3)押圧レバー
ドロワユニット3には、押圧部材の一例としての押圧レバー303がさらに備えられている。
押圧レバー303は、図5に示されるように、四角枠状をなしている。そして、押圧レバー303は、図3,4に示されるように、ドロワユニット3のドロワフレーム31の上端部の周囲を取り囲むように設けられ、ドロワフレーム31により、相対的に前方に位置する非押圧位置と相対的に後方に位置する押圧位置との間で移動可能に保持されている。
具体的には、押圧レバー303は、ドロワフレーム31の側板32,33に対して外側から対向する側部311,312と、側部311,312の各前端部を連結し、ドロワフレーム31のフロントビーム134に対して外側(前側)から対向する前部313と、側部311,312の各後端部を連結し、ドロワフレーム31のリヤビーム135に対して外側(後側)から対向する後部314とを備えている。
側部311,312には、前後方向に等間隔を空けて、4つの溝の一例としての押圧用溝315が形成されている。各押圧用溝315は、側部311,312の上端縁から下方に延びる受入部316と、受入部316の下端部から前方に延び、前下方に屈曲して少し延びた後、さらに前方に屈曲して延びる押圧部317とを有している。
また、左側の側部311には、各押圧用溝315の前端部の上方に、規制部材318が一体的に形成されている。規制部材318は、側部311の上端縁から上方に延びる支持部319と、支持部319の上端部から後方に延びる矩形板状の対向部320とを備えている。
そして図3,4に示されるように、、ドロワフレーム31の側板32,33には、各押圧用溝315と対向する部分に切欠321が形成されている。各押圧用溝315は、切欠321を介してドロワフレーム31内に臨んでいる。また、各規制部材318は、側板32に形成された切欠321を介してドロワフレーム31内に臨んでいる。
(4)現像フレーム
図3に示されるように、現像フレーム8は、前後方向に等間隔で配置され、側板32,33間に架設されている。トナーカートリッジ11を装着するための各スペース12は、現像フレーム8によって区切られている。
現像フレーム8には、図6に示されるように、現像ローラ9を収容する現像室41が形成されている。現像室41は、感光ドラム5側が開放されており、この現像室41における開放側の端部に、現像ローラ9が配置されている。
現像フレーム8は、現像室41とトナーカートリッジ11を装着するためのスペース12との間に、現像室41側に向けて円弧状に凸湾曲した板状の仕切壁42を有している。この仕切壁42により、現像フレーム8内が現像室41とその上方のスペース12とに仕切られている。仕切壁42の周方向の中央部には、スペース12にトナーカートリッジ11が装着された状態で、そのトナーカートリッジ11に形成されている3つの連通口58(図8参照)と対向する位置に、3つの現像開口の一例としての矩形状の開口43が形成されている。
(5)シャッタ駆動部材
仕切壁42の上方には、図6に示されるように、後述するシャッタ73を駆動するためのシャッタ駆動部材44が移動可能に配置されている。
シャッタ駆動部材44は、仕切壁42にほぼ沿うように現像室41側に向けて円弧状に凸湾曲した板状をなしている。シャッタ駆動部材44の下面には、ラックギヤ45が形成されている。シャッタ駆動部材44の上面には、後述する各シャッタ駆動用開口88と対応する位置に、シャッタ駆動用突起46が形成されている。
3.トナーカートリッジ
(1)筐体
図6,7,8に示されるように、トナーカートリッジ11は、内部にトナーを収容する樹脂製の筐体51を備えている。筐体51は、図6に示されるように、左右方向に延びる中空の略半円柱状に形成されている。具体的には、筐体51は、内部にトナーを収容する空間が形成され、左右に長い略長方形状の上面52と、上面52の前端縁に接続され、下方に向けて凸湾曲する断面略半円弧状の外周面の一例としての円弧面53と、円弧面53の後端縁から後方に向けて上面52と平行に延びる固定面54と、上面52の後端縁と固定面54の後端縁とに跨がる後面55と、上面52、円弧面53、固定面54および後面55の各左端縁間に跨がる左側面56と、上面52、円弧面53、固定面54および後面55の各右端縁間に跨がる右側面57とを有する形状をなしている。
円弧面53には、図8に示されるように、その最下端よりも少し後方の部分に、筐体51の内外を連通する3つのカートリッジ開口の一例としての連通口58が形成されている。3つの連通口58は、左右方向に間隔を空けて並べて形成され、それぞれ左右方向に長い長方形状をなしている。
また、円弧面53には、各連通口58の左右両側に、円弧面53の周方向に延びる細長い溝状の逃がし用溝59が形成されている。
円弧面53の前端部には、図6に示されるように、複数の位置決め用突起60が左右方向に間隔を空けて形成されている。各位置決め用突起60は、前方に延び、屈曲して上方に延びる鉤状をなしている。
左側面56には、図6〜8に示されるように、円柱状のボス61が突設されている。このボス61には、図6,7に示されるように、駆動力発生ギヤ62が回動可能に保持されている。
また、左側面56には、駆動力発生ギヤ62の前方に、円柱状の被押圧突起322が突出して形成されている。また、左側面56には、後上端部に、円柱状の支持突起323が突出して形成されている。
なお、図示されないが、筐体51の右側面57の後上端部にも、円柱状の支持突起323が突出して形成されている。また、図8では、駆動力発生ギヤ62および被押圧突起322の図示が省略されている。
トナーカートリッジ11は、図8に示されるように、筐体51の円弧面53に貼着されるシール部材の一例としてのトナーシール71と、円弧面53を覆うように設けられるシャッタカバー72と、円弧面53とシャッタカバー72との間に設けられるシャッタ73とをさらに備えている。
(2)トナーシール
トナーシール71は、各連通口58に対応して設けられている。トナーシール71は、連通口58に対応した開口74を有するシート状に形成されている。そして、トナーシール71は、連通口58と開口74とが対向して連通するように位置合わせされて、筐体51の円弧面53に貼着され、連通口58の周囲を取り囲んでいる。
(3)シャッタカバー
シャッタカバー72は、樹脂フィルムからなり、筐体51の円弧面53に沿って湾曲している。シャッタカバー72の左右方向の幅は、円弧面53の左右方向の幅とほぼ等しく、シャッタカバー72は、円弧面53を左右方向のほぼ全幅にわたって被覆している。
シャッタカバー72の前端部には、図8に示されるように、複数の位置決め用開口80が左右方向に間隔を空けて形成されている。各位置決め用開口80には、筐体51の円弧面53に形成された位置決め用突起60が係合している。
また、シャッタカバー72の後端部は、筐体51の固定面54に沿うように折り曲げられている。このシャッタカバー72の後端部には、図8に示されるように、複数のビス挿通孔81が左右方向に間隔を空けて形成されている。そして、各位置決め用開口80と位置決め用突起60とが係合され、図6に示されるように、各ビス挿通孔81にビス82が挿通されて、各ビス82の先端部が筐体51の固定面54にねじ込まれることにより、シャッタカバー72が筐体51に取り付けられている。
また、シャッタカバー72には、図7に示されるように、各トナーシール71と対向する位置に、トナー流通用開口83が形成されている。トナー流通用開口83は、左右方向に長い長方形状をなし、その開口面積が連通口58の開口面積よりも大きく、連通口58の全域を露出させるように形成されている。
さらに、シャッタカバー72には、筐体51の各逃がし用溝59と対向する位置に、前後方向(シャッタカバー72の周方向)に長く延びるガイド用開口85が形成されている。ガイド用開口85の前後方向の長さは、逃がし用溝59の前後方向の長さ以上である。また、ガイド用開口85の左右方向の幅は、逃がし用溝59の左右方向の幅以上である。そして、ガイド用開口85は、逃がし用溝59の全体と対向している。
(4)シャッタ
シャッタ73は、樹脂フィルムからなり、図8に示されるように、筐体51の円弧面53に沿って湾曲している。シャッタ73の左右方向の幅は、シャッタカバー72の左右方向の幅よりも少し小さい。また、シャッタ73は、円弧面53に沿う方向において、トナーシール71の円弧面53に沿う方向の幅よりも大きく、シャッタ73が後述する開放位置と閉塞位置との間で移動されたときに、シャッタ73が筐体51の固定面54および位置決め用突起60に当接しないような幅を有している。
シャッタ73には、筐体51の各逃がし用溝59と対向する位置に、2つのシャッタ駆動用開口88がシャッタ73の周方向に間隔を開けて形成されている。シャッタ73が開放位置および閉塞位置のいずれに位置している状態においても、すべてのシャッタ駆動用開口88が逃がし用溝59と対向し、シャッタカバー72のガイド用開口85と対向して連通するように、その各位置における2つのシャッタ駆動用開口88の間隔が決められている。
そして、シャッタ73は、筐体51の円弧面53とシャッタカバー72との間に挟まれて、それらにより保持された状態で、開放位置と閉塞位置との間で移動される。
開放位置において、シャッタ73の後端部は、トナーシール71の前端部とシャッタカバー72との間に挟まれる。そのため、筐体51の連通口58およびトナーシール71の開口74が互いに連通した状態で開放され、筐体51の内外が連通する。
一方、閉塞位置は、開放位置に対して後側の位置である。閉塞位置において、シャッタ73の後端縁は、トナー流通用開口83の後端縁よりもわずかに後側に位置する。そのため、筐体51の連通口58およびトナーシール71の開口74の全域がシャッタ73により覆われ、筐体51の内外がシャッタ73により遮断される。このとき、トナーシール71は、シャッタ73と筐体51の円弧面53との間に挟まれる。
4.駆動伝達機構
ドロワフレーム31内には、各シャッタ駆動部材44に対応して、トナーカートリッジ11に設けられた駆動力発生ギヤ62が発生する駆動力をシャッタ駆動部材44のラックギヤ45に伝達するための駆動伝達機構91が設けられている。駆動伝達機構91は、図6に示されるように、トナーカートリッジ11がスペース12に装着された状態で駆動力発生ギヤ62が噛合する第1伝達ギヤ92と、第1伝達ギヤ92に噛合する第2伝達ギヤ93と、第2伝達ギヤ93およびラックギヤ45に噛合する第3伝達ギヤ94とを備えている。第1伝達ギヤ92、第2伝達ギヤ93および第3伝達ギヤ94は、ドロワフレーム31の左側の側板32に回転可能に保持されている。
駆動力発生ギヤ62が回転されると、この駆動力発生ギヤ62から第1伝達ギヤ92に回転力が与えられ、第1伝達ギヤ92が回転する。第1伝達ギヤ92に与えられた回転力は、第2伝達ギヤ93および第3伝達ギヤ94を介して、ラックギヤ45に伝達される。これにより、シャッタ駆動部材44が仕切壁42に沿って前後方向に移動し、次に述べるように、シャッタ駆動部材44とともにシャッタ73が開放位置と閉塞位置との間で移動する。したがって、駆動力発生ギヤ62、第1伝達ギヤ92、第2伝達ギヤ93、第3伝達ギヤ94およびラックギヤ45は、シャッタ73を開放位置から閉塞位置に移動させるための駆動機構(ギヤトレイン)を構成している。
5.トナーカートリッジの着脱
(1)現像カートリッジの装着
トナーカートリッジ11は、ドロワユニット3(ドロワフレーム31)が本体ケーシング2外の引出位置(図2参照)に引き出された状態で、図7に示されるように、ドロワフレーム31内の各スペース12(図3参照)に対して上方から着脱される。なお、このスペース12に対するトナーカートリッジ11の装着は、現像器7に対するトナーカートリッジ11の装着とも考えられる。
トナーカートリッジ11がドロワユニット3から離脱した状態で、シャッタ73は、閉塞位置に位置している。
トナーカートリッジ11がスペース12に装着されるときには、そのスペース12に対応する操作部材302が第1姿勢とされる。また、押圧レバー303が非押圧位置に配置される。その状態で、支持突起323が溝310にその上方から差し込まれる。また、図9に示されるように、被押圧突起322が押圧用溝315にその上方から差し込まれる。支持突起323が溝310の最深部に到達すると、支持突起323のそれ以上の移動が規制される。その結果、トナーカートリッジ11の下方への移動が規制される。
この状態で、被押圧突起322は、押圧用溝315の受入部316内に配置される。操作部材302のギヤ歯309は、駆動力発生ギヤ62の上方に配置され、駆動力発生ギヤ62と噛合していない。また、シャッタ駆動用突起46とシャッタ駆動用開口88(図8参照)との係合により、シャッタ73とシャッタ駆動部材44との結合が達成されている。
その後、操作部材302が第1姿勢から図10に示される第2姿勢に変位される。操作部材302の変位に伴って、ギヤ歯309が左側から見て時計回りに回転する。この回転の途中で、ギヤ歯309は、駆動力発生ギヤ62と噛合し、その噛合後のギヤ歯309の回転により、駆動力発生ギヤ62が左側から見て反時計回りに回転する。駆動力発生ギヤ62の回転により、駆動力発生ギヤ62から回転力が発生する。この回転力が第1伝達ギヤ92および第2伝達ギヤ93を介して第3伝達ギヤ94に伝達されて、第3伝達ギヤ94が左側から見て時計回りに回転する。第3伝達ギヤ94の回転に伴って、シャッタ駆動部材44が開口43と対向する位置から開口43と対向しない位置まで前方に移動する。このシャッタ駆動部材44の移動に伴って、シャッタ73は、シャッタ駆動部材44と一体的に閉塞位置から前方に移動し、開放位置に配置される。
操作部材302が第2姿勢をなす状態では、操作片305がトナーカートリッジ11の筐体51の上面52に上方から対向する。
その後、押圧レバー303が非押圧位置から後方の押圧位置に移動される。この押圧レバー303の移動に伴い、被押圧突起322が押圧用溝315内を受入部316から押圧部317へ移動する。図11に示されるように、被押圧突起322が押圧部317の前端部に達すると、押圧レバー303のそれ以上の移動が規制される。押圧部317の前端部は、受入部316の最深部(下端部)よりも下方に位置しているので、被押圧突起322は、受入部316から押圧部317を前端部に移動するにつれて、押圧用溝315から下方に押圧される力を受ける。この押圧力により、トナーカートリッジ11は、仕切壁42に対して相対的に近い第2位置に配置される。
図10に示されるように、仕切壁42上には、シール部材の一例としての環状のフレームシール102が各開口43の周囲を取り囲むように配置されている。トナーカートリッジ11が第2位置に配置されると、トナーシール71におけるトナー流通用開口83を介して外側に突出する部分がフレームシール102に対して前上方から圧接(押圧)される。これにより、図11に示されるように、トナーシール71およびフレームシール102が圧縮された状態となり、仕切壁42とシャッタカバー72との間がトナーシール71およびフレームシー102により良好にシールされた状態で、トナーシール71の開口74と開口43とがフレームシール102の開口部分を介して連通する。
また、この状態において、図4に示されるように、規制部材318の対向部320は、操作片305の前左端部に上方から対向する。これにより、操作片305の上方への移動が規制され、トナーカートリッジ11が第2位置に位置する状態で、操作部材302が第2姿勢から第1姿勢に変位されることが防止される。
この後、ドロワユニット3が引出位置から本体ケーシング2内の収容位置に移動されて、フロントカバー4(図1参照)が閉じられると、カラープリンタ1における画像形成動作を開始することができる。
(2)トナーカートリッジの離脱
トナーカートリッジ11がドロワユニット3から取り外されるときには、前述したトナーカートリッジ11の装着時とは逆の動作が行われる。
まず、トナーカートリッジ11がドロワユニット3から取り外されるときには、フロントカバー4が開かれて、ドロワユニット3が収容位置から引出位置に引き出される。次に、押圧レバー303が押圧位置から被押圧位置に移動される。これにより、押圧レバー303からトナーカートリッジ11への押圧力の入力がなくなり、トナーカートリッジ11は、トナーシール71およびフレームシール102の復元力により、第2位置から仕切壁42に対して相対的に離れた第1位置に移動する。
その後、操作部材302が第2姿勢から第1姿勢に変位される。この変位に伴って、ギヤ歯309が左側から見て反時計回りに回転する。この回転の途中で、ギヤ歯309は、駆動力発生ギヤ62と噛合し、その噛合後のギヤ歯309の回転により、駆動力発生ギヤ62が左側から見て時計回りに回転する。駆動力発生ギヤ62の回転により、駆動力発生ギヤ62から回転力が発生する。この回転力が第1伝達ギヤ92および第2伝達ギヤ93を介して第3伝達ギヤ94に伝達されて、第3伝達ギヤ94が左側から見て反時計回りに回転する。第3伝達ギヤ94の回転に伴って、シャッタ駆動部材44が開口43と対向しない位置から開口43と対向する位置まで前方に移動する。このシャッタ駆動部材44の移動に伴って、シャッタ73は、シャッタ駆動部材44と一体的に開放位置から後方に移動し、閉塞位置に配置される。
その後、トナーカートリッジ11がスペース12から上方に取り出される。トナーカートリッジ11がドロワユニット3から取り外された状態では、シャッタ73が閉塞位置に配置されているので、その取り出されたトナーカートリッジ11の筐体51内からトナーがこぼれるおそれはない。
6.作用効果
(1)作用効果1
ドロワフレーム31(ドロワユニット3)は、本体ケーシング2内に収容された収容位置と本体ケーシング2外に引き出された引出位置とに移動可能である。ドロワフレーム31には、現像フレーム8が保持されている。現像フレーム8には、開口43が形成されている。トナーカートリッジ11には、連通口58が形成されている。トナーカートリッジ11が現像フレーム8に装着された状態で、連通口58が開口43に対向する。連通口58を開閉するために、シャッタ73が移動可能に設けられている。言い換えれば、連通口58を開放する開放位置と連通口58を閉塞する閉塞位置とに移動可能なシャッタ73が設けられている。現像フレーム8とトナーカートリッジ11との間には、トナーシール71およびフレームシール102が介在され、これらのトナーシール71およびフレームシール102により、連通口58の周囲が取り囲まれて、現像フレーム8とトナーカートリッジ11との間がシールされる。
そして、トナーカートリッジ11が現像フレーム8に装着されて、シャッタ73が閉塞位置から開放位置に移動された後、ドロワフレーム31(ドロワユニット3)が引出位置に位置する状態で、トナーカートリッジ11は、トナーシール71およびフレームシール102の圧縮量が相対的に小さい第1位置からその圧縮量が相対的に大きい第2位置に移動される。そのため、シャッタ73が閉塞位置から開放位置に移動される時点では、トナーカートリッジ11が第1位置に配置されており、トナーシール71およびフレームシール102の圧縮量が小さいので、シャッタ73を移動させるためのトルクが小さくてすむ。また、トナーカートリッジ11が第2位置に移動された後は、トナーカートリッジ11と現像フレーム8との間の間隔が小さいので、トナーカートリッジ11内と現像フレーム8内との間でトナーを良好に循環させることができる。また、画像形成時のモータ(本体ケーシング2内に配置される各部の駆動源)などによる振動が現像フレーム8および/またはトナーカートリッジ11に生じても、現像フレーム8とトナーカートリッジ11との間からトナーが漏れるおそれがない。
よって、シャッタ73を移動させるためのトルクを低減することができ、かつ、トナーカートリッジ11内と現像フレーム8内との間でトナーを良好に循環させることができる。
(2)作用効果2
トナーカートリッジ11を第1位置から第2位置に移動させるための作用は、押圧レバー303が非押圧位置から押圧位置に移動されることにより、押圧レバー303からトナーカートリッジ11に与えられる。この押圧レバー303の非押圧位置と押圧位置との間での移動方向は、前後方向であり、ドロワフレーム31の移動方向と同じである。したがって、ドロワフレーム31が引出位置に位置する状態で、押圧レバー303が移動されるときに、ドロワフレーム31に下向きの力が加わらない。その結果、カラープリンタ1の転倒を防止することができる。
(3)作用効果3
より具体的には、トナーカートリッジ11には、左右方向に延びる被押圧突起322が形成されている。押圧レバー303は、左右方向と直交する平面に沿って非押圧位置と押圧位置との間で移動可能に設けられている。押圧レバー303は、押圧用溝315を有している。押圧用溝315には、前後方向に延び、非押圧位置で被押圧突起322を受け入れる受入部316と、受入部316よりも下方位置し、押圧位置で被押圧突起322が配置される押圧部317とが形成されている。トナーカートリッジ11がドロワフレーム31に保持された後、押圧レバー303が押圧位置に移動されると、押圧部316により被押圧突起322が押圧されて、トナーカートリッジ11が第1位置から第2位置に移動される。
このように、押圧レバー303を非押圧位置から押圧位置に移動させることにより、トナーカートリッジ11を第1位置から第2位置に容易に移動させることができる。
(4)作用効果4
ドロワフレーム31には、シャッタ73を開放位置と閉塞位置との間で移動させるために操作される操作部材302が設けられている。この操作部材302を操作することにより、シャッタ73を開放位置と閉塞位置との間で移動させることができる。また、このような操作部材302をトナーカートリッジ11側に設けた構成と比較して、操作部材302を操作しやすく、複数のトナーカートリッジ11に対してシャッタ73を移動させるための力を同時に作用させることが容易である。
(5)作用効果5
そして、トナーカートリッジ11が第2位置に位置する状態では、規制部材318により操作部材302の操作が規制される。そのため、トナーカートリッジ11が第2位置に位置する状態、つまりシャッタ73を移動させるために必要な駆動トルクが大きい状態で、シャッタ73が開放位置と閉塞位置との間で移動されることを防止できる。
(6)作用効果6
トナーカートリッジ11の筐体51は、円弧面53を有している。トナーカートリッジ11およびシャッタ73は、円弧面53に沿う周方向に相対的に移動可能に設けられている。これにより、シャッタ73を開放位置と閉塞位置との間で移動させるために必要なスペースを最小限に抑えることができる。
7.変形例
本発明は、カラープリンタに限らず、モノクロプリンタに適用することも可能である。
1 カラープリンタ
2 本体ケーシング
3 ドロワユニット
8 現像フレーム
11 トナーカートリッジ
31 ドロワフレーム
43 開口
53 円弧面
58 連通口
71 トナーシール
73 シャッタ
102 フレームシール
302 操作部材
303 押圧レバー
315 押圧用溝
316 受入部
317 押圧部
318 規制部材
322 被押圧突起

Claims (6)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体内に収容された収容位置と前記装置本体外に引き出された引出位置とに移動可能に設けられる保持部材と、
    前記保持部材に保持され、現像開口が形成された現像フレームと、
    前記現像フレームに対して着脱可能に構成され、前記現像フレームに装着された状態で前記現像開口と対向する位置にカートリッジ開口を有するトナーカートリッジと、
    前記カートリッジ開口を開放する開放位置と前記カートリッジ開口を閉塞する閉塞位置とに移動可能に設けられたシャッタと、
    前記現像フレームと前記トナーカートリッジとの間に介在され、前記カートリッジ開口の周囲を取り囲むシール部材と、
    前記装置本体に設けられ、前記シャッタが前記開放位置に位置する状態で、前記シール部材の圧縮量が相対的に小さい第1位置から前記シール部材の圧縮量が相対的に大きい第2位置に移動させるための作用を前記トナーカートリッジに付与する作用部材とを備え、
    前記作用部材は、前記保持部材に設けられており、前記保持部材が前記引出位置に位置する状態で前記作用を前記トナーカートリッジに付与可能である、画像形成装置。
  2. 前記作用部材は、前記トナーカートリッジに前記作用としての押圧力を付与する押圧位置と、前記トナーカートリッジに前記作用としての押圧力を付与しない非押圧位置との間で移動可能に設けられており、
    前記作用部材の移動方向は、前記保持部材の移動方向と同じ方向である、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記トナーカートリッジには、前記作用部材の移動方向と直交する直交方向に延びる被押圧突起が形成されており、
    前記作用部材は、前記移動方向に沿って延び、前記非押圧位置で前記被押圧突起を受け入れる受入部と、前記受入部よりも前記トナーカートリッジの移動方向の下流側に位置し、前記押圧位置で前記被押圧突起が配置される押圧部とが形成された溝を有し、前記作用として前記押圧位置で前記押圧部により前記被押圧突起を押圧する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記保持部材に設けられ、前記シャッタを前記開放位置と前記閉塞位置との間で移動させるために操作される操作部材を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記トナーカートリッジが前記第2位置に位置する状態で、前記操作部材の操作による移動を規制する規制部材を備える、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記トナーカートリッジは、円周状の外周面を有し、
    前記トナーカートリッジおよび前記シャッタは、前記トナーカートリッジの前記外周面に沿う周方向に相対的に移動可能に設けられている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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