JP2012037555A - トナー収容体 - Google Patents

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JP2012037555A JP2010174484A JP2010174484A JP2012037555A JP 2012037555 A JP2012037555 A JP 2012037555A JP 2010174484 A JP2010174484 A JP 2010174484A JP 2010174484 A JP2010174484 A JP 2010174484A JP 2012037555 A JP2012037555 A JP 2012037555A
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Abstract

【課題】シャッタが開放位置から閉塞位置に移動されるときに、トナーがシャッタに押されて漏れ出ることを防止できる、トナー収容体を提供する。
【解決手段】トナーカートリッジ11は、内部にトナーを収容する筐体51を備えている。筐体51には、その内外を連通する連通口53が形成されている。シャッタ58は、連通口53を開放する開放位置と連通口53を閉塞する閉塞位置とに移動可能に設けられている。シャッタ58が閉塞位置に位置する状態において、筐体51とシャッタ58との間には、トナーシール55が介在される。トナーシール55には、連通口53と連通するシール開口56に対して開放位置から閉塞位置に向かう閉方向の下流側である後方に、シール開口56外に漏れ出るトナーを捕獲するためのトナー捕獲用開口57が形成されている。
【選択図】図7C

Description

本発明は、カラープリンタなどの画像形成装置に装着され、トナーを収容するトナー収容体に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置の一例では、感光ドラムおよび現像装置が備えられ、トナーを収容したトナーボックスが現像装置のケースに装着される。
トナーボックスは、たとえば、円弧状の周面を有する形状をなしている。円弧状の周面には、トナーを現像装置に向けて排出するためのトナー排出口が形成されている。トナー排出口の周囲には、トナーの漏れを防止するためのシール材が設けられている。そして、円弧状の周面の外側には、トナー排出口を開閉するためのシャッタがスライド可能に設けられている。
トナーボックスが現像装置のケースに装着された後、シャッタがスライドされて、トナー排出口が開放される。これにより、トナーボックスと現像装置との間に、トナー排出口を経由するトナー供給経路が形成され、このトナー供給経路を介してトナーボックスから現像装置にトナーが供給される。
画像形成時には、感光ドラムの表面に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像部によりトナー像に現像される。画像形成に伴ってトナーが消費され、トナーボックス内のトナーがなくなると、そのトナーボックスが現像装置のケースから取り外されて、新品のトナーボックスが現像装置のケースに装着される。
トナーボックスが現像装置のケースから取り外される前に、トナー排出口に対向する位置までスライドされて、トナー排出口がシャッタにより閉塞される。この状態で、シャッタがシール材に圧接され、シャッタとトナー排出口の周囲の部分との間がシールされる。これにより、トナーボックスが現像装置のケースから取り外された状態で、トナーボックス内のトナーがトナー排出口から漏出することが防止される。
特開平7−225514号公報
トナー排出口が開放された状態では、トナーボックスと現像装置との間のトナー供給経路上にトナーが存在している。そのため、その状態からシャッタがトナー排出口に対向する位置まで移動されると、トナー供給経路上のトナー中をシャッタが横切る。その結果、シャッタの移動方向における下流側の端面にトナーが載り、そのトナーがシール材を越えて外部に漏れ出るおそれがある。
本発明の目的は、シャッタが開放位置から閉塞位置に移動されるときに、トナーがシャッタに押されて漏れ出ることを防止できる、トナー収容体を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明は、トナー収容体において、内部にトナーを収容し、内外を連通する連通口を有する本体と、前記連通口を開放する開放位置と前記連通口を閉塞する閉塞位置とに移動可能に設けられたシャッタと、前記シャッタが前記閉塞位置に位置する状態で、前記本体と前記シャッタとの間に介在されるシールとを備え、前記シールは、前記連通口と連通するシール開口と、前記シール開口に対して前記開放位置から前記閉塞位置に向かう閉方向の下流側に形成され、前記シール開口外に漏れ出るトナーを捕獲するための捕獲部とを有していることを特徴としている。
本発明によれば、トナー収容体は、内部にトナーを収容する本体を備えている。本体には、その内外を連通する連通口が形成されている。この連通口を開閉するために、シャッタが設けられている。すなわち、シャッタは、連通口を開放する開放位置と連通口を閉塞する閉塞位置とに移動可能に設けられている。シャッタが閉塞位置に位置する状態において、本体とシャッタとの間には、シールが介在される。
シールには、連通口と連通するシール開口が形成されている。また、シールには、シール開口に対して開放位置から閉塞位置に向かう閉方向の下流側に、シール開口外に漏れ出るトナーを捕獲するための捕獲部が形成されている。そのため、シャッタが開放位置から閉塞位置に移動されるときに、シャッタにおける閉方向の下流側の端面に載ったトナー(シャッタにより運ばれるトナー)は、たとえシール開口を越えても、その閉方向の下流側に形成された捕獲部により捕獲される。その結果、トナーがシールを越えて外部に漏れ出すことを防止できる。
図1は、本発明の一実施形態に係るトナーカートリッジが装着されるカラープリンタの断面図である。 図2は、図1に示される感光ドラム、帯電器および現像器の斜視図であり、連通口が閉塞された状態を示す。 図3は、図1に示される感光ドラム、帯電器および現像器の斜視図であり、連通口が開放された状態を示す。 図4は、図1に示されるトナーカートリッジの底面図であり、シャッタが閉塞位置に位置している状態を示す。 図5は、図1に示されるトナーカートリッジの底面図であり、シャッタが開放位置に位置している状態を示す。 図6は、図1に示されるトナーカートリッジの底面図であり、シャッタが開放位置と閉塞位置との間に位置している状態を示す。 図7Aは、図1に示される現像器およびトナーカートリッジの一部の断面図であり、シャッタが開放位置に配置された状態を示す。 図7Bは、図1に示される現像器およびトナーカートリッジの一部の断面図であり、シャッタの後端縁がシール開口内に配置された状態を示す。 図7Cは、図1に示される現像器およびトナーカートリッジの一部の断面図であり、シャッタの後端縁がトナー捕獲用開口内に配置された状態を示す。 図7Dは、図1に示される現像器およびトナーカートリッジの一部の断面図であり、シャッタの後端面がフレームシールおよびトナーシールに当接した状態を示す。 図7Eは、図1に示される現像器およびトナーカートリッジの一部の断面図であり、シャッタが閉塞位置に配置された状態を示す。 図8Aは、第1変形例に係るシールの斜視図である。 図8Bは、図8Aに示されるシールの断面図である。 図9Aは、第2変形例に係るシールの斜視図である。 図9Bは、図9Aに示されるシールの断面図である。 図10Aは、第3変形例に係るシールの斜視図である。 図10Bは、図10Aに示されるシールの平面図である。 図11は、第4変形例に係るシールの平面図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
1.カラープリンタ
図1に示されるカラープリンタ1は、タンデム型のカラープリンタである。カラープリンタ1は、本体ケーシング2を備えている。本体ケーシング2内には、ドロワユニット3が装着されている。本体ケーシング2の前面には、フロントカバー4が開閉可能に設けられている。そして、ドロワユニット3は、フロントカバー4を開けた状態で、本体ケーシング2内の収容位置(図1に示される位置)と本体ケーシング2外の引出位置との間で水平方向に移動させることができる。ドロワユニット3は、引出位置において、その一部が本体ケーシング2内に残り、ドロワユニット3に装着される後述の4つのトナーカートリッジ11の上方が開放される。
なお、フロントカバー4が設けられている側(図1における右側)をカラープリンタ1の前側(正面側)とする。また、カラープリンタ1の上下左右に関しては、カラープリンタ1を前側から見たときを基準とする。また、ドロワユニット3およびこれに装着されるトナーカートリッジ11の前後上下左右については、本体ケーシング2に装着された状態を基準とする。
ドロワユニット3には、4つの感光ドラム5がそれぞれ左右方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に保持されている。4つの感光ドラム5は、それぞれブラック、イエロー、マゼンタおよびシアン用として設けられ、前側からブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの順に前後方向に等間隔で並列に配置されている。
また、ドロワユニット3には、4つの帯電器6が保持されている。4つの帯電器6は、それぞれ感光ドラム5に対応して設けられ、その対応する感光ドラム5の後上方に配置されている。帯電器6は、たとえば、ワイヤおよびグリッドを備えるスコロトロン型帯電器である。
さらに、ドロワユニット3には、4つの現像器7が保持されている。4つの現像器7は、それぞれ感光ドラム5に対応して設けられ、その対応する感光ドラム5の前上方に配置されている。
各現像器7は、現像フレーム8を備えている。現像フレーム8には、現像ローラ9および供給ローラ10が保持されている。
現像ローラ9は、左右方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられ、感光ドラム5に接触するように配置されている。
供給ローラ10は、左右方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられ、現像ローラ9に対して前上方から接触するように配置されている。
ドロワユニット3において、各現像器7の上部には、トナーを収容するトナー収容体の一例としてのトナーカートリッジ11を装着するためのスペース12が設けられている。トナーカートリッジ11は、ドロワユニット3が引出位置に引き出された状態で、ドロワユニット3の上方から各現像器7の上方のスペース12に装着される。現像器7には、トナーカートリッジ11からトナーが供給される。
本体ケーシング2内において、ドロワユニット3の上方には、各色に対応した4本のレーザビームを出射する露光器13が配置されている。
感光ドラム5の回転に伴って、感光ドラム5の表面は、帯電器6からの放電によって一様に帯電された後、露光器13からのレーザビームにより選択的に露光される。この露光によって、感光ドラム5の表面から電荷が選択的に除去され、感光ドラム5の表面に静電潜像が形成される。静電潜像が現像ローラ9に対向すると、現像ローラ9から静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光ドラム5の表面にトナー像が形成される。
なお、露光器13に代えて、4つのLEDアレイが各感光ドラム5に対応して設けられてもよい。
本体ケーシング2の底部には、用紙Pを収容する給紙カセット14が配置されている。給紙カセット14に収容されている用紙Pは、各種ローラにより、搬送ベルト15上に搬送される。搬送ベルト15は、4つの感光ドラム5に下方から対向して配置されている。感光ドラム5に対して搬送ベルト15の上側部分を挟んで対向する各位置には、転写ローラ16が配置されている。搬送ベルト15上に搬送された用紙Pは、搬送ベルト15の走行により、搬送ベルト15と各感光ドラム5との間を順次に通過する。そして、感光ドラム5の表面上のトナー像は、用紙Pと対向したときに、用紙Pに転写される。
搬送ベルト15に対して用紙Pの搬送方向における下流側には、定着器17が設けられている。トナー像が転写された用紙Pは、定着器17に搬送される。定着器17では、加熱および加圧により、トナー像が用紙Pに定着される。トナー像が定着した用紙Pは、各種ローラにより、本体ケーシング2の上面の排紙トレイ18に排出される。
2.現像器
ドロワユニット3は、図1に示されるように、平面視で四角枠状をなすドロワフレーム31を備えている。4つの感光ドラム5、4つの帯電器6および4つの現像器7は、ドロワフレーム31における左右方向に対向する両側板により、その左右両側から挟まれた状態で一括して保持されている。
現像器7の現像フレーム8は、前後方向に等間隔で配置されている。トナーカートリッジ11を装着するためのスペース12は、各現像フレーム8上に設けられている。
現像フレーム8には、現像ローラ9を収容する現像室41が形成されている。現像室41は、感光ドラム5側が開放されており、この現像室41における開放側の端部に、現像ローラ9が配置されている。
現像フレーム8は、図2,3に示されるように、現像室41とトナーカートリッジ11を装着するためのスペース12との間に、現像室41側に向けて円弧状に凸湾曲した板状の仕切壁42を有している。この仕切壁42により、現像フレーム8内が現像室41とその上方のスペース12とに仕切られている。
図3に示されるように、仕切壁42の周方向の中央部には、スペース12にトナーカートリッジ11が装着された状態で、そのトナーカートリッジ11に形成されている3つの連通口53(図5参照)と対向する位置に、3つの矩形状の連通口43が形成されている。
仕切壁42上には、3つのフレームシール44が配置されている。フレームシール44は、各連通口43に対応して設けられ、仕切壁42に貼着されている。フレームシール44は、弾性を有する発泡体からなり、矩形のシート状をなしている。
フレームシール44の中央部には、連通口43と連通する矩形状のシール開口45がフレームシール44を厚さ方向に貫通して形成されている。
また、フレームシール44には、シール開口45に対して後方に間隔を空けた位置に、矩形状のトナー捕獲用開口46がフレームシール44を厚さ方向に貫通して形成されている。トナー捕獲用開口46は、シール開口45と比較して、前後方向の寸法が小さく、幅方向である左右方向の寸法(左端と右端との間の長さ)が大きい。トナー捕獲用開口46内は、フレームシール44の表面に対して一段凹んだ凹部となっている。
3.シャッタ駆動部材
また、仕切壁42上には、図2,3に示されるように、後述のシャッタ58を駆動するためのシャッタ駆動部材47が前後方向に移動可能に配置されている。シャッタ駆動部材47は、仕切壁42にほぼ沿うように現像室41側に向けて円弧状に凸湾曲した板状をなしている。また、シャッタ駆動部材47は左右方向に長く延び、その左右方向の両端部は、仕切壁42の左右方向の両端縁よりもそれぞれ外側にはみ出ている。そして、そのシャッタ駆動部材47における仕切壁42からはみ出た部分の下面には、ラックギヤ48が形成されている。また、シャッタ駆動部材47の上面には、後述の各シャッタ駆動用開口59と対応する位置に、シャッタ駆動用突起49が形成されている。
なお、図2には、シャッタ駆動部材47に後述のシャッタ58が結合された状態が示されている。
4.トナーカートリッジ
(1)筐体
図4〜6に示されるように、トナーカートリッジ11は、内部にトナーを収容する樹脂製の筐体51を備えている。筐体51は、左右方向に延びる中空の略半円柱状をなし、下方に向けて凸湾曲する断面略半円弧状の円弧面52を有している。
円弧面52には、図5に示されるように、その最下端部に対して後方の位置に、筐体51の内外を連通する3つの連通口53が形成されている。3つの連通口53は、左右方向に間隔を空けて並べて形成され、それぞれ左右方向に長い矩形状をなしている。
また、円弧面52には、各連通口53の左右両側に、円弧面52の周方向に延びる細長い溝状の逃がし用溝54が形成されている。
(2)トナーシール
円弧面52には、3つのトナーシール55が貼着されている。トナーシール55は、各連通口53に対応して設けられている。トナーシール55は、弾性を有する発泡体からなり、矩形のシート状をなしている。
トナーシール55の中央部には、連通口53と連通する矩形状のシール開口56がトナーシール55を厚さ方向に貫通して形成されている。
また、トナーシール55には、シール開口56に対して後方に間隔を空けた位置に、矩形状のトナー捕獲用開口57がトナーシール55を厚さ方向に貫通して形成されている。トナー捕獲用開口57は、シール開口56と比較して、前後方向の寸法が小さく、幅方向である左右方向の寸法(左端と右端との間の長さ)が大きい。トナー捕獲用開口57内は、トナーシール55の表面に対して一段凹んだ凹部となっている。
(3)シャッタ
図4〜6に示されるように、円弧面52に対向して、シャッタ58が開放位置と閉塞位置との間で円弧面52に沿って移動可能に設けられている。シャッタ58は、樹脂フィルムからなり、筐体51の円弧面52に沿って湾曲している。シャッタ58の円弧面52に沿う方向の寸法は、トナーシール55の円弧面52に沿う方向の幅よりも大きく、左右方向の寸法(幅)は、円弧面52の左右方向の幅よりも少し小さい。
シャッタ58には、筐体51の各逃がし用溝54と対向する位置に、2つのシャッタ駆動用開口59がシャッタ58の周方向に間隔を開けて形成されている。シャッタ58が開放位置および閉塞位置のいずれに位置している状態においても、すべてのシャッタ駆動用開口59が逃がし用溝54と対向するように、シャッタ58の周方向に並ぶ2つのシャッタ駆動用開口59の間隔が決められている。
図5に示されるように、シャッタ58が開放位置に位置する状態で、シャッタ58の後端縁は、トナーシール55のシール開口56の前端縁より前方に位置する。そのため、筐体51の連通口53およびトナーシール55のシール開口56が互いに連通した状態で開放され、筐体51の内外が連通する。
一方、閉塞位置は、開放位置に対する後方の位置である。図4に示されるように、シャッタ58が閉塞位置に位置する状態で、シャッタ58の後端縁は、トナーシール55のトナー捕獲用開口57よりも後方に位置する。そのため、筐体51の連通口53およびトナーシール55のシール開口56の全域がシャッタ58により覆われ、筐体51の内外がシャッタ58により遮断される。
5.駆動伝達機構
ドロワフレーム31内には、各シャッタ駆動部材47に対応して、シャッタ駆動部材47に駆動力を伝達するための駆動伝達機構が設けられている。
図示されないが、ドロワフレーム31の左側板の外側には、4つの操作レバーが配置されている。各操作レバーは、ドロワフレーム31の左側板を貫通して左右方向に延びる揺動軸に固定されている。各揺動軸は、ドロワフレーム31の左側板に回動可能に支持されている。
そして、駆動伝達機構は、図2,3に示されるように、ドロワフレーム31の内側で揺動軸に固定された第1ギヤ61と、第1ギヤ61に噛合する第2ギヤ62と、第2ギヤ62およびシャッタ駆動部材47の左側のラックギヤ48に噛合するピニオンギヤ63と、シャッタ駆動部材47の右側のラックギヤ48に噛合するピニオンギヤ64と、ピニオンギヤ63,64を連結する連結軸65とを備えている。
操作レバーが操作されて、第1ギヤ61が回転すると、第1ギヤ61から第2ギヤ62に回転力が与えられる。第2ギヤ62に与えられた回転力は、第2ギヤ62からピニオンギヤ63に与えられる。これにより、ピニオンギヤ63,64が回転し、その回転力がピニオンギヤ63,64からラックギヤ48に入力される。これにより、シャッタ駆動部材47が仕切壁42に沿って前後方向に移動し、シャッタ駆動部材47とともにシャッタ58が開放位置と閉塞位置との間で移動する。
6.シャッタの開閉
(1)シャッタの閉塞位置から開放位置への移動
トナーカートリッジ11がドロワユニット3から離脱した状態で、シャッタ58は、閉塞位置に位置している。トナーカートリッジ11がスペース12に装着されると、各シャッタ駆動用突起49がシャッタ駆動用開口59に係合し、シャッタ58とシャッタ駆動部材47との結合が達成される。
トナーカートリッジ11がスペース12に装着された後、シャッタ58を閉塞位置から開放位置に移動させるために、図示されない操作レバーが操作される。この操作により、第1ギヤ61が左側から見て時計回りに回転する。第1ギヤ61の回転は、シャッタ駆動部材47のラックギヤ48に伝達される。これにより、シャッタ駆動部材47が仕切壁42の連通口53と対向する位置から連通口53と対向しない位置まで前方に移動する。このシャッタ駆動部材47の移動に伴って、シャッタ58は、シャッタ駆動部材47と一体的に閉塞位置から前方に移動し、開放位置に配置される。
シャッタ58が開放位置に位置する状態では、図7Aに示されるように、現像器7のフレームシール44とトナーカートリッジ11のトナーシール55とが互いに圧接される。そして、フレームシール44のシール開口45とトナーシール55のシール開口56とが対向し、現像器7の現像室41内とトナーカートリッジ11の筐体51内とが連通口43,53およびシール開口45,56を介して連通する。これにより、現像室41内と筐体51内との間でのトナーの流通が可能となる。また、シャッタ58が開放位置に位置する状態では、トナーシール55のトナー捕獲用開口57がフレームシール44のトナー捕獲用開口46と対向し、現像フレーム8の仕切壁42と筐体51の円弧面52との間に、トナー捕獲用開口46,57に囲まれる空間が形成される。シャッタ58の後端部は、シール開口45,56の前方において、フレームシール44とトナーシール55との間に挟まれている。
(2)シャッタの開放位置から閉塞位置への移動
シャッタ58を開放位置から閉塞位置に移動させるときには、図示されない操作レバーがシャッタ58を閉塞位置から開放位置に移動させるときと逆方向に操作される。この操作により、第1ギヤ61が左側から見て半時計回りに回転する。第1ギヤ61の回転は、シャッタ駆動部材47のラックギヤ48に伝達される。これにより、シャッタ駆動部材47が後方に移動し、このシャッタ駆動部材47の移動に伴って、図7A〜7Eに示されるように、シャッタ58がシャッタ駆動部材47と一体的に開放位置から後方に移動し、シャッタ58が閉塞位置に配置される。
その途中において、シャッタ58の後方への移動により、シャッタ58の後端縁は、図7Bに示されるように、シール開口45,56に囲まれる空間内を通過する。シール開口45,56に囲まれる空間内には、トナーが存在している。そのため、その空間内をシャッタ58の後端縁が通過する(横切る)ときに、シャッタ58の後端面(移動方向における下流側の端面)にトナーが載る。
シャッタ58の後端縁がシール開口45,56に囲まれる空間内に配置される状態において、フレームシール44およびトナーシール55におけるシャッタ58を挟んだ部分は、それぞれ弾性変形により圧縮され、シャッタ58の後端面は、フレームシール44におけるシール開口45の後端面をなす部分およびトナーシール55におけるシール開口56の後端面をなす部分に対向している。そのため、シャッタ58の移動が進むと、シャッタ58の後端面は、フレームシール44とトナーシール55との境界部分に当接する。そして、シャッタ58の後端面に載ったトナーの大半は、シャッタ58の後端縁がフレームシール44とトナーシール55との間に侵入するときに、フレームシール44およびトナーシール55により掻き落とされる。
しかしながら、シャッタ58の後端面に載ったトナーのごく一部は、フレームシール44とトナーシール55との間に進入する。そして、それらの間を、トナーがシャッタ58の後端面に押されて進む。
シャッタ58の後方への移動が進むと、図7Cに示されるように、シャッタ58の後端縁は、トナー捕獲用開口46,57に囲まれる空間内に到達する。すると、シャッタ58の後端面に押されるトナーは、その後端面上からこぼれ落ち、トナー捕獲用開口46,57内に捕獲される。
この状態において、フレームシール44およびトナーシール55におけるシャッタ58を挟んだ部分は、弾性変形により圧縮され、シャッタ58の後端面は、フレームシール44におけるトナー捕獲用開口46の後端面をなす部分およびトナーシール55におけるトナー捕獲用開口57の後端面をなす部分に対向している。そのため、シャッタ58の移動がさらに進むと、シャッタ58の後端面は、フレームシール44とトナーシール55との境界部分に当接する。そして、シャッタ58の後端面上に残っているトナーは、図7Dに示されるように、シャッタ58の後端縁がトナー捕獲用開口46,57を越えてフレームシール44とトナーシール55との間に侵入するときに、フレームシール44およびトナーシール55により掻き落とされる。
その結果、図7Eに示されるように、シャッタ58の後端面上からトナーがなくなり、トナー捕獲用開口46,57の後方において、フレームシール44とトナーシール55との間に、トナーが進入することなく、シャッタ58の後端部が進入する。
7.作用効果
本実施形態では、トナーカートリッジ11がトナー収容体の一例であると考えられる。この場合、筐体51が本体の一例であり、トナーシール55がシールの一例である。また、トナー捕獲用開口57は、開口の一例であって、捕獲部の一例である。
(1−1)作用効果1
トナーカートリッジ11は、内部にトナーを収容する筐体51を備えている。筐体51には、その内外を連通する連通口53が形成されている。この連通口53を開閉するために、シャッタ58が設けられている。すなわち、シャッタ58は、連通口53を開放する開放位置と連通口53を閉塞する閉塞位置とに移動可能に設けられている。シャッタ58が閉塞位置に位置する状態において、筐体51とシャッタ58との間には、トナーシール55が介在される。
トナーシール55には、連通口53と連通するシール開口56が形成されている。また、トナーシール55には、シール開口56に対して開放位置から閉塞位置に向かう閉方向の下流側である後方に、シール開口56外に漏れ出るトナーを捕獲するためのトナー捕獲用開口57が形成されている。そのため、シャッタ58が開放位置から閉塞位置に移動されるときに、シャッタ58における閉方向の下流側の端面である後端面に載ったトナー(シャッタ58により運ばれるトナー)は、たとえシール開口56を越えても、トナー捕獲用開口57により捕獲される。その結果、トナーがトナーシール55を越えて外部に漏れ出すことを防止できる。
(1−2)作用効果2
トナー捕獲用開口57内は、その周囲に対して凹んだ凹部である。そのため、シャッタ58により運ばれるトナーは、トナー捕獲用開口57と対向したときに、トナー捕獲用開口57内にこぼれ落ちる。よって、簡易な構成で、トナーがトナーシール55を越えて外部に漏れ出すことを防止できる。
(1−3)作用効果3
トナーシール55は、弾性変形可能である。そして、シャッタ58における閉方向の下流側の端縁である後端縁がトナー捕獲用開口57内に配置される状態において、トナーシール55の弾性変形により、シャッタ58の後端面がトナー捕獲用開口57における後端縁(トナーシール55におけるシール開口56の後端面をなす部分)と対向する。そのため、シャッタ58からトナー捕獲用開口57にこぼれ落ちずにシャッタ58の端面に残ったトナーは、シャッタ58の閉方向の移動がさらに進むと、トナー捕獲用開口57における後端縁に当接して、その後端縁によりシャッタ58の後端面上から掻き落とされる。その結果、トナーがトナーシール55を越えて外部に漏れ出すことを良好に防止できる。
(1−4)作用効果4
トナー捕獲用開口57の左端と右端との間の長さは、シール開口56の左端と右端との間の長さより大きい。これにより、シャッタ58の後端面に載ったトナーをその左右方向の全幅にわたってトナー捕獲用開口57により捕獲することができる。そのため、トナーがトナーシール55を越えて外部に漏れ出すことをより良好に防止できる。
なお、トナーカートリッジ11に限らず、シャッタ駆動部材47が現像フレーム8の連通口43を開閉可能である場合、シャッタ駆動部材47がシャッタの一例となり、現像器7もトナー収容体の一例となり得る。この場合、シャッタ58が開放位置に位置するときに、そのシャッタ58に結合されているシャッタ駆動部材47の位置が開放位置であり、シャッタ58が閉塞位置に位置するときに、そのシャッタ58に結合されているシャッタ駆動部材47の位置が閉塞位置である。
また、本実施形態では、現像器7がトナー収容体の一例であるとも考えられる。この場合、現像フレーム8が本体の一例であり、フレームシール44がシールの一例である。また、トナー捕獲用開口46は、開口の一例であって、捕獲部の一例である。
現像器7がトナー収容体の一例である場合の前述の構成による作用効果は、以下のとおりである。
(2−1)作用効果1
現像器7は、内部にトナーを収容する現像フレーム8を備えている。現像フレーム8には、その内外を連通する連通口43が形成されている。シャッタ駆動部材47は、連通口43を開放する開放位置と連通口43を閉塞する閉塞位置とに移動可能に設けられている。シャッタ駆動部材47が閉塞位置に位置する状態において、現像フレーム8とシャッタ駆動部材47との間には、フレームシール44が介在される。
フレームシール44には、連通口43と連通するシール開口45が形成されている。また、フレームシール44には、シール開口45に対して開放位置から閉塞位置に向かう閉方向の下流側である後方に、シール開口45外に漏れ出るトナーを捕獲するためのトナー捕獲用開口46が形成されている。そのため、シャッタ駆動部材47が開放位置から閉塞位置に移動されるときに、シャッタ駆動部材47における閉方向の下流側の端面である後端面に載ったトナー(シャッタ駆動部材47により運ばれるトナー)は、たとえシール開口45を越えても、トナー捕獲用開口46により捕獲される。その結果、トナーがフレームシール44を越えて外部に漏れ出すことを防止できる。
(2−2)作用効果2
トナー捕獲用開口46内は、その周囲に対して凹んだ凹部である。そのため、シャッタ駆動部材47により運ばれるトナーは、トナー捕獲用開口46と対向したときに、トナー捕獲用開口46内にこぼれ落ちる。よって、簡易な構成で、トナーがフレームシール44を越えて外部に漏れ出すことを防止できる。
(2−3)作用効果3
フレームシール44は、弾性変形可能である。そして、シャッタ駆動部材47における閉方向の下流側の端縁である後端縁がトナー捕獲用開口46内に配置される状態において、フレームシール44の弾性変形により、シャッタ駆動部材47の後端面がトナー捕獲用開口46における後端縁(フレームシール44におけるシール開口45の後端面をなす部分)と対向する。そのため、シャッタ駆動部材47からトナー捕獲用開口46にこぼれ落ちずにシャッタ駆動部材47の端面に残ったトナーは、シャッタ駆動部材47の閉方向の移動がさらに進むと、トナー捕獲用開口46における後端縁に当接して、その後端縁によりシャッタ駆動部材47の後端面上から掻き落とされる。その結果、トナーがフレームシール44を越えて外部に漏れ出すことを良好に防止できる。
(2−4)作用効果4
トナー捕獲用開口46の左端と右端との間の長さは、シール開口45の左端と右端との間の長さより大きい。これにより、シャッタ駆動部材47の後端面に載ったトナーをその左右方向の全幅にわたってトナー捕獲用開口46により捕獲することができる。そのため、トナーがフレームシール44を越えて外部に漏れ出すことをより良好に防止できる。
8.変形例
(1)第1変形例
フレームシール44およびトナーシール55に代えて、図8A,8Bに示されるシール81が採用されてもよい。
シール81は、現像フレーム8の仕切壁42(図7A参照)または筐体51の円弧面52(図7A参照)に貼着される第1層82と、第1層82上に設けられ、シャッタ58(シャッタ駆動部材47)が摺擦する第2層83との積層構造(2層構造)を有している。
そして、シール81の中央部には、矩形状のシール開口84が第1層82および第2層83をそれらの厚さ方向に貫通して形成されている。シール81がフレームシール44に代えて用いられる場合、シール81が仕切壁42に貼着された状態で、シール開口84は、現像フレーム8の連通口43と対向して連通する。また、シール81がトナーシール55に代えて用いられる場合、シール81が円弧面52に貼着された状態で、シール開口84は、トナーカートリッジ11の筐体51の連通口53と対向して連通する。
また、シール81には、シール開口84に対してシール開口84の長手方向と直交する方向に間隔を空けた位置に、捕獲部の一例としてのトナー捕獲用開口85が形成されている。シール81が仕切壁42または筐体51に貼着された状態で、トナー捕獲用開口85は、シール開口84に対してシャッタ58の開放位置から閉塞位置への移動方向の下流側に間隔を空けた位置に配置される。トナー捕獲用開口85は、第2層83のみを貫通しており、第1層82と反対側に開放され、第1層82側が第1層82により閉塞された開口である。
このシール81がフレームシール44およびトナーシール55に代えて採用されても、前述の作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
また、第1層82を相対的に柔らかい材料で形成し、第2層83を摩擦係数が相対的に小さい材料で形成することにより、シール81とシャッタ58との間からトナー漏れを防止しつつ、シャッタ58の開閉に必要な力を低減することができる。また、第1層82の材料として凹凸の多いスポンジを採用することにより、トナー捕獲用開口85でのトナー捕獲力を高めることができる。
(2)第2変形例
フレームシール44およびトナーシール55に代えて、図9A,9Bに示されるシール81が採用されてもよい。
シール91は、現像フレーム8の仕切壁42(図7A参照)または筐体51の円弧面52(図7A参照)に貼着される第1層92と、第1層92上に設けられ、シャッタ58(シャッタ駆動部材47)が摺擦する第2層93との積層構造(2層構造)を有している。
そして、シール91の中央部には、矩形状のシール開口94が第1層92および第2層93をそれらの厚さ方向に貫通して形成されている。シール91がフレームシール44に代えて用いられる場合、シール91が仕切壁42に貼着された状態で、シール開口94は、現像フレーム8の連通口43と対向して連通する。また、シール91がトナーシール55に代えて用いられる場合、シール91が円弧面52に貼着された状態で、シール開口94は、トナーカートリッジ11の筐体51の連通口53と対向して連通する。
また、シール91には、シール開口94に対してシール開口94の長手方向と直交する方向に間隔を空けた位置に、捕獲部の一例としての第1トナー捕獲用開口95が形成されている。シール91が仕切壁42または筐体51に貼着された状態で、第1トナー捕獲用開口95は、シール開口94に対してシャッタ58の開放位置から閉塞位置への移動方向の下流側に間隔を空けた位置に配置される。
さらに、シール91には、第1トナー捕獲用開口95に対してシール開口94と反対側に間隔を空けて、第2捕獲部の一例としての第2トナー捕獲用開口96が形成されている。
そして、第1トナー捕獲用開口95および第2トナー捕獲用開口96は、第2層93のみを貫通しており、第1層92と反対側に開放され、第1層92側が第1層92により閉塞された開口である。
このシール91がフレームシール44およびトナーシール55に代えて採用された場合、開放位置から閉塞位置に移動するシャッタ58(シャッタ駆動部材47)によりトナーが第1トナー捕獲用開口95を越えて運ばれても、そのトナーは、第2トナー捕獲用開口96により捕獲される。よって、トナーがフレームシール44およびトナーシール55を越えて外部に漏れ出すことを確実に防止できる。
(3)第3変形例
フレームシール44およびトナーシール55において、それぞれトナー捕獲用開口46,57が複数の分割部分に分割して構成されてもよい。また、シール81において、トナー捕獲用開口85が複数の分割部分に分割して構成されてもよい。このシール81の変形例となるシール101は、図10A,10Bに示されている。
シール101は、第1層102と、第1層102上に設けられた第2層103との積層構造(2層構造)を有している。
そして、シール101の中央部には、矩形状のシール開口104が第1層102および第2層103をそれらの厚さ方向に貫通して形成されている。
また、シール101には、3つの矩形状の分割部分105〜107からなる捕獲部の一例としてのトナー捕獲用開口108が形成されている。分割部分105,106は、分割部分107に対して分割部分107の長手方向の両側に分かれて配置されている。分割部分107は、分割部分105,106に対してシール開口104から離れた位置に配置されている。そして、分割部分105,106と分割部分107とは、シャッタ58(シャッタ駆動部材47)が開放位置から閉塞位置に向かう閉方向においてオーバラップしている。また、分割部分105における分割部分107側と反対側の端縁と分割部分106における分割部分107側と反対側の端縁との間の距離は、シール開口104の長手方向の寸法より大きい。
このシール101がフレームシール44およびトナーシール55に代えて採用されても、前述の作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
(4)第4変形例
前述の実施形態では、シャッタ58(シャッタ駆動部材47)が筐体51の円弧面52の周方向に沿って移動する構成を取り上げた。しかしながら、シャッタ58(シャッタ駆動部材47)が円弧面52の周方向に対して傾斜する方向に移動可能な構成とされてもよく、この場合、図11に示されるシール111のように、シール開口112とトナー捕獲用開口113とがシャッタ58(シャッタ駆動部材47)の移動方向に並べて配置されていることが好ましい。
7 現像器
8 現像フレーム
11 トナーカートリッジ
43 連通口
44 フレームシール
45 シール開口
46 トナー捕獲用開口
47 シャッタ駆動部材
51 筐体
53 連通口
55 トナーシール
56 シール開口
57 トナー捕獲用開口
58 シャッタ
81 シール
82 第1層
83 第2層
84 シール開口
85 トナー捕獲用開口
91 シール
92 第1層
93 第2層
94 シール開口
95 第1トナー捕獲用開口
96 第2トナー捕獲用開口
101 シール
102 第1層
103 第2層
104 シール開口
105 分割部分
106 分割部分
107 分割部分
108 トナー捕獲用開口
111 シール
112 シール開口
113 トナー捕獲用開口

Claims (10)

  1. 内部にトナーを収容し、内外を連通する連通口を有する本体と、
    前記連通口を開放する開放位置と前記連通口を閉塞する閉塞位置とに移動可能に設けられたシャッタと、
    前記シャッタが前記閉塞位置に位置する状態で、前記本体と前記シャッタとの間に介在されるシールとを備え、
    前記シールは、前記連通口と連通するシール開口と、前記シール開口に対して前記開放位置から前記閉塞位置に向かう閉方向の下流側に形成され、前記シール開口外に漏れ出るトナーを捕獲するための捕獲部とを有している、トナー収容体。
  2. 前記捕獲部は、その周囲に対して凹んだ凹部である、請求項1に記載のトナー収容体。
  3. 前記捕獲部は、前記シールを貫通して形成された開口を含む、請求項2に記載のトナー収容体。
  4. 前記シールは、第1層と、前記第1層に積層され、その表面が前記シャッタと摺擦する第2層とを備え、
    前記捕獲部は、前記第2層を貫通して形成され、その貫通方向の一方側が前記第1層により閉塞された開口を含む、請求項2に記載のトナー収容体。
  5. 前記シールは、弾性変形可能であり、
    前記シャッタにおける前記閉方向の下流側の端縁が前記捕獲部における前記閉方向の途中部上に配置される状態において、前記シールの弾性変形により、前記シャッタにおける前記閉方向の下流側の端面が前記捕獲部における前記閉方向の下流側の端縁と対向する、請求項2〜4のいずれか一項に記載のトナー収容体。
  6. 前記捕獲部における前記閉方向と直交かつ前記シールの表面に沿う幅方向における一端とその反対側の他端との間の長さは、前記シール開口における前記幅方向における一端とその反対側の他端との間の長さより大きい、請求項1〜5のいずれか一項に記載のトナー収容体。
  7. 前記シールは、前記捕獲部に対して前記閉方向の下流側に形成され、前記トナー捕獲部を越えて漏れ出るトナーを捕獲するための第2捕獲部を有している、請求項1〜6のいずれか一項に記載のトナー収容体。
  8. 前記捕獲部は、複数の分割部分からなり、
    前記複数の分割部分は、前記シール開口に対する前記閉方向の距離が異なる複数の位置に分けて配置され、
    各前記分割部分は、少なくとも他の1つの前記分割部分と前記閉方向においてオーバラップしている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のトナー収容体。
  9. 現像ローラを有する現像器に対して着脱可能に構成されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のトナー収容体。
  10. 前記本体に回転可能に保持された現像ローラを備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載のトナー収容体。
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