JP2008145698A - トナー受渡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排出口に受入口を結合する場合に、排出口から受入口に至るトナー受渡経路の周辺に配置されるシールに、シャッタが乗り上げる場合に、シールの上端面に段差ができて隙間を生じ、この隙間よりトナーが落下してしまう。
【解決手段】トナー部本体31をプロセス部供給菅22に対して前後方向で移動させることで、排出口22aと受入口31aとが平面視で重複する結合状態となると、常時は排出口22aを閉鎖しているシャッタ26が受入口22aを開放する構成のトナー受渡装置19であって、前記結合状態にあるときに、排出口22aから受入口31aに至るトナー受渡経路の周囲を被覆するシール50が、トナー部本体31に設けられると共に、シール50は、フェルト層51、シート層52、スポンジ層53の三層構造とし、スポンジ層53およびフェルト層51は弾性変形可能な材料で構成し、シート層52は弾性変形しない硬い材料で構成する。
【選択図】図8

Description

トナーカートリッジおよび現像ローラが配置されるプロセスカートリッジのように、トナーの受渡元となる投入側ケースおよびトナーの受渡先となる受入側ケースを備えるトナー受渡装置に関する。
従来、トナーを蓄えるトナーカートリッジや、現像ローラが配置されるプロセスカートリッジにおいて、トナー漏れを防止するために開口部や現像ローラの周辺部分に、シールが設けられている(例えば特許文献1)。
トナーカートリッジからプロセスカートリッジにトナーを供給する場合、トナーカートリッジに形成された排出口にプロセスカートリッジに形成された受入口を結合して、トナーの供給が行われる。このような結合は、先にプリンタ装置本体に収納されているプロセスカートリッジに、さらにトナーカートリッジを収納する際、つまりプロセスカートリッジに対してトナーカートリッジを一方向に移動してセットする際に、同時に行われる。ここで、排出口および受入口は常時はシャッタにより閉鎖されているが、排出口および受入口の結合状態ではシャッタが開放される。また、排出口から受入口に至る空間からのトナー漏れを防ぐべく、受入口の周囲にはシールが設けられる。
また、プロセスカートリッジからトナーカートリッジに、使用後の廃トナーを排出する場合も同様である。プロセスカートリッジに形成された排出口にトナーカートリッジに形成された受入口を結合して、廃トナーの排出が行われる。この場合も、排出口および受入口は常時はシャッタにより閉鎖されているが、排出口および受入口の結合状態ではシャッタが開放される。また、排出口から受入口に至る空間からのトナー漏れを防ぐべく、受入口の周囲にはシールが設けられる。
特開平9−6212号公報
通常の構成では、下方に開口する排出口が上方に位置し、上方に開口する受入口が下方に位置して、排出口から受入口にトナーを落下させて、トナーの受渡が行われる。このため、受入口からはトナー漏れが発生しないので、結合前に予め受入口のシャッタを開放しておいても差し支えない。一方、排出口は開放すれば直ちにトナーが落下する虞があるので、受入口以外におけるトナーの落下を防止すべく、排出口と受入口との平面視での重複度合いに応じてシャッタを開放する必要がある。
この結合時に、受入口の周囲の配置されるシールに、排出口のシャッタが乗り上げた状態で、このシャッタの開放が行われると、シールの上端面に段差が発生してしまう。
図9には、従来の一般的なトナー受渡部位の構成を図示している。
トナーの受渡元である投入側ケース122には、トナーの排出口122aが下方に開口して形成されている。また、排出口122aを開閉可能とするシャッタ126が、投入側ケース122に移動自在に設けられている。一方、トナーの受渡先である受入側ケース131には、トナーの受入口131aが上方に開口して形成されている。受入口131aの周囲にはシール150が配置されている。このシール150は、排出口122aから受入口131aに至るトナー受渡経路の周囲を被覆して、トナー漏れを防止する手段である。このシール150は通常、スポンジ層153と、そのスポンジ層153の上に配置されるシート層152とからなっている。スポンジ層153は弾性変形可能な合成樹脂製発泡材である。シート層152は殆ど弾性変形しない硬い合成樹脂材であって、スポンジ層153を保護する。
以上構成において、排出口122aと受入口131aとの結合時に、シール150にシャッタ126が乗り上げると、シール150の上端面に段差が発生する。具体的には、シール150の上端面のうち、投入側ケース122に接触している第一部位150aと、シャッタ126に接触している第二部位150bとの間で、上下方向にシャッタ126の厚みの分だけ段差が生じてしまう。そうすると、シート層152は殆ど弾性変形しないため、第一部位150aと第二部位150bとの間に、投入側ケース122にもシャッタ126にも接しない第三部位150cが発生し、この第三部位150cの上方に隙間Cが発生する。そうすると、この隙間Cよりトナー漏れが発生することになる。
シャッタ126の開閉方向が、投入側ケース122に対して受入側ケース131を相対的に移動させる方向(ケース移動方向)と平行である場合は、排出口122aと受入口131aとの結合に際して、シャッタ126の開閉タイミングを適宜調整することで、シール150へのシャッタ126の乗り上げを防止することも可能である。
しかし、シャッタ126の開閉方向が、ケース移動方向と平行でない場合(直交するような場合)は、シャッタ126の開閉タイミングをどのように調整しても、排出口122aと受入口131aとの結合に際して、シャッタ126がシール150を横切ることになって、シール150へのシャッタ126の乗り上げを防止することができない。そうすると、シャッタ126の乗り上げにより、シール150上端面に段差が生じて隙間を発生して、トナー漏れを招くことになる。
つまり、解決しようとする問題点は、排出口に受入口を結合する場合に、排出口から受入口に至るトナー受渡経路の周辺に配置されるシールに、シャッタが乗り上げる場合に、シールの上端面に段差ができて隙間を生じ、この隙間よりトナーが落下してしまう点である。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1に記載のトナー受渡装置は、
下方に開口するトナーの排出口が形成されてトナーの受渡元となる投入側ケースと、
該投入側ケースに移動自在に設けられて前記排出口を開閉可能とするシャッタと、
上方に開口するトナーの受入口が形成されてトナーの受渡先となる受入側ケースと、
を備え、
前記投入側ケースを前記受入側ケースに対して相対的に水平方向で移動させることで、前記排出口と前記受入口とが平面視で重複する結合状態となると、常時は前記排出口を閉鎖している前記シャッタが前記排出口を開放する構成のトナー受渡装置であって、
前記結合状態にあるときに、前記排出口から前記受入口に至るトナー受渡経路の周囲を被覆するシールが、前記受入側ケースに設けられると共に、
該シールは、上層、中層、下層の三層構造とし、
前記下層および前記上層は弾性変形可能な材料で構成し、
前記中層は弾性変形しない硬い材料で構成する。
請求項2に記載のトナー受渡装置は、請求項1において、次の構成としたものである。
前記上層が不織布である。
請求項3に記載のトナー受渡装置は、請求項1または請求項2において、次の構成としたものである。
前記投入側ケースを前記受入側ケースに対して相対的に移動させる方向と、前記シャッタの開閉方向とを、直交させる。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明においては、排出口と受入口とが平面視で重複する結合状態となったときに、シールに、シャッタが乗り上げても、シールの上端面に段差ができて隙間を生じることがないので、トナー漏れが発生しない。
特に、請求項2に記載の発明においては、以上の効果に加えて、
シールとシャッタや投入側ケースとの間の摺動性も確保される。
本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1を用いて、プリンタ(画像形成装置)1の概略構成を説明する。
プリンタ1は、画像形成プロセスに係る装置が収納されたプリンタ本体2と、記録用紙を供給する給紙カセット3と、を備えている。
このプリンタ1内には、フレーム等の間隙内に、記録用紙の搬送経路Rが形成されている。この搬送経路Rは、給紙カセット3から供給された記録用紙を、プリンタ本体2に備える画像形成プロセスに係る装置を経由して搬送させるための経路である。そして、プリンタ本体2には、この搬送経路Rに沿って、記録用紙を搬送するための各種ローラと、画像形成プロセスに係る各手段と、が配置されている。
給紙カセット3内には、搬送経路Rの始端部が位置している。
給紙カセット3には、記録用紙が載置されるフラッパ14と、搬送経路Rの始端部に配置されるピックアップローラ15と、セパレートローラ16と、リタードローラ17とが、備えられている。
セパレートローラ16およびリタードローラ17は、記録用紙を一枚だけ搬送経路Rへと送り出すための手段である。
プリンタ本体2には、搬送経路Rに沿って、搬送に係る各種ローラとして、レジストローラ対4、感光体ドラム5および転写ローラ6、ヒートローラ7およびプレスローラ8、搬送ローラ対9、排出ローラ対10、が備えられている。これらのローラのうち、一部は、画像形成プロセスに係る手段を兼用している。感光体ドラム5は感光手段であり、転写ローラ6は転写手段であり、ヒートローラ7およびプレスローラ8は定着手段である。
また、感光体ドラム5の外周周辺には、この感光体ドラム5の回転方向に沿って、画像形成プロセスに係る手段として、現像ローラ(現像手段)11、帯電器(帯電手段)12、LED(露光手段)13等、が配置されている。このようにして、搬送経路Rに沿って、画像形成プロセスに係る各手段も配置されている。
ここで、画像形成プロセスに係る装置の一部は、プリンタ本体2に対してはめ込み自在の交換部品(カートリッジ)に備えられる構成である。プリンタ1に備えられるカートリッジには、プロセスカートリッジ20とトナーカートリッジ30とがある。
プロセスカートリッジ20には、感光体ドラム5や現像ローラ11等のプロセス装置が備えられている。また、トナーカートリッジ30には、プロセスカートリッジ20に供給するためのトナー(新トナー)が蓄えられると共に、プロセスカートリッジ20から排出されるトナー(廃トナー)が収容される。
図1にはプリンタ1の正面断面図を図示しているが、プロセスカートリッジ20およびトナーカートリッジ30は、プリンタ本体2に対して前後方向で挿脱される。プリンタ本体2のフレーム内には、前後方向で挿入されたプロセスカートリッジ20およびトナーカートリッジ30をそれぞれ支持する受け部が形成されている。
図2、図3を用いて、トナー受渡装置19について説明する。
プロセスカートリッジ20と、トナーカートリッジ30との間では、直接、またはプリンタ本体2に備えられるホッパユニット40を経由して、トナーの受渡が行われる。そこで、プロセスカートリッジ20とトナーカートリッジ30とホッパユニット40とを合わせた全体を、トナー受渡装置19とする。
このホッパユニット40は、プリンタ本体2内の後部に配置されている。
図2、図3において、ホッパユニット40が位置する側が、プリンタ本体2の奥側つまりプリンタ本体2の後側であり、ホッパユニット40よりトナーカートリッジ30に向かう側がプリンタ本体2の手前側つまりプリンタ本体2の前側である。プロセスカートリッジ20およびトナーカートリッジ30は、プリンタ本体2の前側から後側(奥側)へ挿入されて取り付けられ、プリンタ本体2の前側(手前側)へ抜き出されて取り外される。また、プロセスカートリッジ20およびトナーカートリッジ30が並置される方向が、プリンタ本体2の左右方向である。
以下、プロセスカートリッジ20およびトナーカートリッジ30の方向を、プリンタ本体2に取り付けられた状態の姿勢を基準として、記載する。
ホッパユニット40は、ホッパ部本体41と、このホッパ部本体41の後端部より右側に突出するホッパ部供給菅42と、を備えている。相対的に見て、ホッパ部本体41が左側に位置し、ホッパ部供給菅42が右側に位置する。
そして、ホッパ部本体41に、プリンタ本体2に取り付けられたトナーカートリッジ30が結合され、ホッパ部供給菅42に、プリンタ本体2に取り付けられたプロセスカートリッジ20が結合される。また、プリンタ本体2にトナーカートリッジ30およびプロセスカートリッジ20が取り付けられると、プロセスカートリッジ20の前端部より左方に延出するプロセス部供給菅22がトナーカートリッジ30に結合される。このようにして、プロセスカートリッジ20とトナーカートリッジ30とホッパユニット40とが、相互に結合される。
ここで、トナー受渡装置19におけるトナーの受渡は、二通りある。
まず、トナーカートリッジ30からホッパユニット40を経由してプロセスカートリッジ20に向けて、新トナー(感光体ドラム5での使用前のトナー)が供給される。
また、プロセスカートリッジ20からトナーカートリッジ30に向けて、廃トナー(感光体ドラム5での使用後のトナー)が排出される。なお、排出の際に、廃トナーはホッパユニット40を経由しないで、プロセスカートリッジ20からトナーカートリッジ30へ直接受け渡される。
整理すると、トナーカートリッジ30は新トナーの供給元(受渡元)かつ廃トナーの排出先(受渡先)であり、プロセスカートリッジ20は新トナーの供給先(受渡先)かつ廃トナーの(排出元)受渡元となっている。
トナーカートリッジ30について説明する。
トナーカートリッジ30は、トナー部本体31と、このトナー部本体31より後方(ホッパ部本体41側)へ延出するトナー部供給菅32と、を備えている。
トナー部本体31の内部には、新トナーの収容室34と、廃トナーの収容室35とが形成されている。新トナーの収容室34とトナー部供給菅32とは連通接続される共に、新トナーの収容室34からトナー部供給菅32に向けて新トナーを搬送する手段として、スクリュー軸が設けられている。
トナー部供給菅32は、ホッパ部本体41内に挿入される管状部材であり、このホッパ部本体41内に新トナーを供給する。
トナー部供給菅32には、新トナーを外部(ホッパ部本体41側)に出すための排出口32aが形成されると共に、この排出口32aを開閉可能とするシャッタ36が設けられている。
シャッタ36は、トナー部供給菅32の長手方向(前後方向)に沿って移動自在に構成されている。このため、シャッタ36の開閉方向は、トナーカートリッジ30をプリンタ本体2(ホッパ部本体41)に取り付けまたは取り外す際の挿脱方向に対して平行となっている。
排出口32aは、トナー部供給菅32の後端部(先端部)下面を開口して形成されており、下方に開口する開口部となっている。このため、シャッタ36が開放された状態では、トナー部供給菅32内の新トナーが排出口32aより脱落する虞がある。
そこで、トナーカートリッジ30をホッパ部本体41に結合して、排出口32aの直下方に、新トナーの受入先となるホッパ部本体41の受入口41a(後述)が位置する状態で、シャッタ36が開放されるようにしている。詳しくは後述する。
また、トナー部本体31には、外部(プロセス部供給菅22側)から供給される廃トナーを、廃トナーの収容室35内に入れるための受入口31aが形成されている。
この受入口31aは、トナー部本体31の右端部上面を開口して形成されており、上方に開口する開口部となっている。
また、この受入口31aを開閉するためのシャッタ39が、トナー部本体31には設けられている。なお、受入口31aは上方に開口する開口であるので、トナーカートリッジ30の姿勢に変化がなければ、受入口31aを開放しても廃トナーがこぼれる虞はない。また、受入口31aの周囲には、排出口22aと受入口31aとが結合した際のトナー受渡経路を被覆するシール50が設けられている。
ホッパユニット40について、より詳しく説明する。
ホッパユニット40は、ホッパ部本体41と、ホッパ部供給菅42と、を備えている。
ホッパ部本体41の内部には、新トナーの収容室が形成されている。新トナーの収容室とホッパ部供給菅42とは連通接続される共に、新トナーの収容室からトナー部供給菅42に向けて新トナーを搬送する手段として、スクリュー軸が設けられている。
ホッパ部本体41には、このホッパ部本体41とトナーカートリッジ30とが結合された状態で、外部より挿入されるトナー部供給菅32を受け入れる凹部41bが形成されている。加えて、このホッパ部本体41には、当該結合状態において、平面視で排出口32aと重複する位置に受入口41aが形成されている。この受入口41aは、ホッパ部本体41の凹部41bにおいて上方に開口する開口部となっている。排出口31aより受入口41aに投入された新トナーは、ホッパ部本体41の新トナーの収容室に収容される。
また、この受入口41aを開閉するためのシャッタ(図示せず)が、ホッパ部本体41には設けられている。なお、受入口41aは上方に開口する開口部であるので、受入口41aを開放しても新トナーがこぼれる虞はない。また、受入口41aの周囲には、排出口32aと受入口41aとが結合した際のトナー受渡経路を被覆するシール(図示せず)が設けられている。
ホッパ部供給菅42には、新トナーを外部(プロセスカートリッジ20側)に出すための排出口42aが形成されると共に、この排出口42aを開閉可能とするシャッタ46が設けられている。
ここで、ホッパ部供給菅42の先端部(右端部)には、後方に延出するシャッタガイド47が固定されている。そして、シャッタ46が、このシャッタガイド47の延出方向である前後方向に沿って移動自在に支持されている。このため、シャッタ46の開閉方向は、プロセスカートリッジ20をプリンタ本体2(ホッパ部供給菅42)に取り付けまたは取り外す際の挿脱方向に対して平行となっている。
排出口42aは、ホッパ部供給菅42の後端部(先端部)下面を開口して形成されており、下方に開口する開口部となっている。このため、シャッタ46が開放された状態では、ホッパ部供給菅42内の新トナーが排出口42aより脱落する虞がある。
そこで、プロセスカートリッジ20をホッパ部供給菅42に結合して、排出口42aの直下方に、新トナーの受入先となるプロセス部本体21の受入口21bが位置する状態で、シャッタ46が開放されるようにしている。詳しくは後述する。
プロセスカートリッジ20について説明する。
プロセスカートリッジ20は、プロセス部本体21と、このプロセス部本体21の前端部より左方(トナーカートリッジ20の前端部側)へ延出するプロセス部供給菅22と、を備えている。
ここで、プロセス部本体21の内部には、前記現像ローラ11や前記感光体ドラム5が配置されている。そして、ホッパユニット40よりプロセス部本体21内に供給された新トナーが、現像ローラ11により感光体ドラム5に送られ、記録用紙上に転写されなかったトナーが回収されて廃トナーとされる。この廃トナーが、トナーの搬送手段として設けられているスクリュー軸により、プロセス部供給菅22に向けて搬送される。
プロセス部本体21には、外部(ホッパ部供給菅42側)から供給される廃トナーを、このプロセス部本体21の内部に入れるための受入口21aが形成されている。
この受入口21aは、ホッパ部本体21の後端部上面を開口して形成されており、上方に開口する開口部となっている。
また、この受入口21aを開閉するためのシャッタ(図示せず)が、プロセス部本体21には設けられている。なお、受入口21aは上方に開口する開口であるので、プロセスカートリッジ20の姿勢に変化がなければ、受入口21aを開放しても廃トナーがこぼれる虞はない。また、受入口21aの周囲には、排出口42aと受入口21aとが結合した際のトナー受渡経路を被覆するシール(図示せず)が設けられている。
プロセス部供給菅22には、新トナーを外部(ホッパ部本体41側)に出すための排出口22aが形成されると共に、この排出口22aを開閉可能とするシャッタ26が設けられている。
シャッタ26は、プロセス部供給菅22の長手方向(左右方向)に沿って移動自在に構成されている。このため、シャッタ26の開閉方向は、プロセスカートリッジ20をプリンタ本体2(ホッパ部供給菅42)に取り付けまたは取り外す際の挿脱方向に対して垂直となっている。
排出口22aは、プロセス部供給菅22の左端部(先端部)下面を開口して形成されており、下方に開口する開口部となっている。このため、シャッタ26が開放された状態では、プロセス部供給菅22内の新トナーが排出口22aより脱落する虞がある。
そこで、プロセスカートリッジ20およびトナーカートリッジ30が共にプリンタ本体2に取り付けられた状態で、排出口22aの直下方に、廃トナーの受入先となるトナー部本体31の受入口31aが位置する状態で、シャッタ46が開放されるようにしている。詳しくは以下で説明する。
排出口22a・32a・42aをそれぞれ開閉するシャッタ26・36・46の開閉動作について説明する。
排出口22a・32a・42aはすべて、下方に開口する開口部であり、対応するシャッタ26・36・46が開放された状態では、(新または廃)トナーが落下する虞のある開口部である。このため、排出口22a・32a・42aと、それぞれに対応する受入口31a・41b・21aとが、平面視で重複する結合状態となって、排出口22a・32a・42aからのトナーが不適当な場所に落下しない状態で、それぞれに対応するシャッタ26・36・46が開放されることが望ましい。
加えて、シャッタ26・36・46の開放は、特別な開閉駆動手段を不要とするため、プロセスカートリッジ20やトナーカートリッジ30のプリンタ本体2への取り付けに連動して行われるように構成されている。
具体的には、次の構成である。通常は、シャッタ26・36・46により排出口22a・32a・42aがそれぞれ閉じられるように、シャッタ26・36・46を閉位置に移動させる付勢手段(スプリング等)が設けられている。
また、トナーカートリッジ30をホッパ部本体41に取り付けるのに伴って、シャッタ36がホッパ本体41に当接することで押されて、排出口32aを開放する。同じく、プロセスカートリッジ20をホッパ部供給菅42に取り付けるのに伴って、シャッタ46がプロセス部本体21に当接することで押されて、排出口42aを開放する。また、プロセスカートリッジ20がホッパ部供給菅42に既に取り付けられた状態で、トナーカートリッジ30をホッパ部本体41に取り付けるのに伴って、シャッタ26がプロセス部本体21に当接することで押されて、排出口22aを開放する。
このため、排出口22a・32a・42aと受入口31a・41b・21aとの結合が完了(完全重複)しないうちに、シャッタ26・36・46の開放が開始されることになる。
ここで、排出口22a・32a・42aからの不適当な場所へのトナー落下を防止するため、シャッタ26・36・46は、排出口22a・32a・42aと受入口31a・41b・21aとが平面視で重複するに従って、徐々に排出口22a・32a・42aを開放する。具体的には、例えば、排出口22aの半分の領域が受入口31aと平面視で重なる状態となると、排出口22aの当該半分領域のみをシャッタ26が開放する。最終的に、排出口22aの全体が受入口31aと重複すると、シャッタ26は排出口22aの全体を開放する。このため、受入口31a・41b・21aの開口面積は、それぞれに対応する排出口22a・32a・42aの開口面積と同じか、それより大きくされている。
一方、受入口31a・41b・21aはすべて、上方に開口する開口部であり、対応するシャッタが開放された状態で、(新または廃)トナーが落下する虞はない。このため、受入口31a・41b・21aのシャッタは、排出口22a・32a・42aと受入口31a・41b・21aとの結合に先立って予め開放しておいても差し支えない。
特に、排出口22a・32a・42aと受入口31a・41b・21aとの結合に際して、排出口22a・32a・42aのシャッタの開放に先立って、受入口31a・41b・21aのシャッタが開放されるものとなっている。これは、排出口22a・32a・42aのシャッタ26・36・46と、受入口31a・41b・21aのシャッタとが干渉するのを防止するためである。
なお、受入口のシャッタの開放も、排出口のシャッタ26・36・46の開放と同様に(但し開放タイミングは相違するが)、プロセスカートリッジ20やトナーカートリッジ30のプリンタ本体2への取り付けに連動して行われるように構成されている。
図4から図8を用いて、プロセスカートリッジ20に備えるシャッタ26の開放動作について、より詳しく説明する。
図4は、排出口22aがシャッタ26により閉じられた状態の平面図である。
図5、図8は、排出口22aがシャッタ26により一部開放された状態の平面図および正面図である。
図6、図7は、排出口22aがシャッタ26により完全に開放された状態の平面図および正面図である。
シャッタ26は、排出口22aを閉鎖する薄板状の板材である。
このシャッタ26は、プロセスカートリッジ20がプリンタ本体2に既に取り付けられた状態で、トナーカートリッジ30を後からプリンタ本体2に取り付ける際に、この取り付けに連動して開放されるように構成されている。したがって、プリンタ本体2への取り付け順序は、常に、プロセスカートリッジ20が先で、トナーカートリッジ30が後である。
シャッタ26は、プロセス部供給菅22の長手方向(左右方向)に沿って移動自在となるように、プロセス部供給菅22に支持されている。また、排出口22aと受入口31aとを結合して廃トナーの受渡を行う場合を除いて、シャッタ26が常時排出口22aを閉じるように、移動自在のシャッタ26が排出口22aを閉じるように付勢するスプリングも設けられている。
シャッタ26には、このシャッタ26の下方に突出する平面視三角形状の当接部27が固定されている。
この当接部27は、シャッタ26を開放する際に、受入口31aを有するトナーカートリッジ30に当接させる部位である。この当接部27は、トナーカートリッジ30がホッパ本体41に挿入される方向(前後方向)に対して45度傾斜している当接面27aを有している。
一方、トナーカートリッジ30には、シャッタ26の当接部27が当接する部位として、当接部37が設けられている。この当接部37は、トナーカートリッジ30がホッパ本体41に挿入される方向(前後方向)に対して45度傾斜している第一当接面37aと、トナーカートリッジ30がホッパ本体41に挿入される方向(前後方向)に沿う第二当接面37bと、を有している。この当接部37は、受入口31aの後側(トナーカートリッジ30の挿入方向の前側)で、トナー部本体31に設けられている。
そして、トナーカートリッジ30をホッパ本体41に向けて挿入した際には、まず、当接部27の当接面27aと、当接部37の第一当接面37aとが当接する。当接面27aおよび第一当接面37aは45度の傾斜面であるので、トナーカートリッジ30の挿入に伴って第一当接面37aが当接面27aを前後方向で押圧したときに、前後方向で移動できない当接面27aが左右方向に移動する。このようにして、トナーカートリッジ30の挿脱方向が前後方向であるのに対し、シャッタ26の開閉方向は左右方向であっても、この挿脱を利用してシャッタ26を開閉させることができる。
また、トナーカートリッジ30の挿入がさらに進むと、当接面27aは第一当接面37aから外れて第二当接面37bに当接することになる。このとき、排出口22aは完全に開放されている。この第二当接面37bは前後方向の面であるので、三角形状の当接部27の頂点部が第二当接面37bに接するのみとなる。このため、当接部27は、第二当接面37bより左右方向でシャッタ26をさらに開放する向きへは力を受けない。つまり、シャッタ26が排出口22aを開放した状態で、このシャッタ26の左右位置が保たれることになる。
また、トナーカートリッジ30には、受入口31aを開閉するシャッタ39が設けられている。このシャッタ39は左右方向に移動自在で、常時受入口31aを閉鎖するようにスプリングにより付勢されている。そして、トナーカートリッジ30の挿入に伴って、このシャッタ39がプロセス部供給菅22の先端(左端)に当接することで押されて、受入口31aを開放する。シャッタ39による受入口31aの開放は、排出口22aを開閉するシャッタ26の開放に先立って行われる。
図4から図8(特に図7、図8)を用いて、受入口31aの周辺部に配置されるシール50について説明する。
トナー部本体31上で受入口31aの周辺部には、平面視「コ」字状のシール50が設けられている。
このシール50は、排出口22aと受入口31aとが結合された状態において、排出口22aから受入口31aに至る廃トナー受渡経路の周囲をカバーして、廃トナーの外部への脱落を防止する手段である。ここで、排出口22aと受入口31aとは、上下方向で離間しているので、この離間距離をシール50により埋めるのである。
また、このシール50は、排出口22aと受入口31aとの結合状態(平面視完全重複状態)だけでなく、結合の途中状態(平面視一部重複状態)においても、廃トナー受渡経路をカバーして、廃トナーの外部への脱落を防止する。この結合途中状態では、排出口22aと受入口31aとの間にシャッタ26が位置し、このシャッタ26によりシール50の上端面に段差が生じることになる。以下で詳しく説明するが、このシャッタ26によってシール50の上端面に段差が生じても、その段差のためにトナー漏れが発生することがないように、シール50は構成されている。
平面視「コ」字状のシール50は、「コ」字の開口側が左側(トナー部本体31側)に配置されている。つまり、「コ」字の開口側からのトナー漏れは、受入口31aの左側に位置するトナー部本体31の壁面により防止されている。
図7に示すように、シール50は、上下方向で上層(フェルト層51)、中層(シート層52)、下層(スポンジ層53)の三層構造に構成されている。下層であるスポンジ53がトナー部本体31に直接固定され、上層であるフェルト層51がプロセス部供給菅22やシャッタ26に当接する。
ここで、各層51・52・53は、次のような材料で構成されている。
スポンジ層53は、ウレタン等の弾性変形可能な合成樹脂製発泡材で構成されている。
シート層52は、殆ど弾性変形しない硬い合成樹脂材で構成されている。
フェルト層51は、テフロン(登録商標)等の糸により成形された不織布で構成されている。このため、フェルト層51は弾性変形可能となっている。また、フェルト層51の厚みは、少なくともシャッタ26の厚みよりも大きく形成されている。
シール50の全体の厚み(高さ幅)は、プロセス部供給菅22における排出口22aの周辺部と、トナー部本体31における受入口31aの周辺部との離間距離よりも、若干大きく形成されている。そして、排出口22aと受入口31aとの結合時に、シール50が若干撓むことで、トナー受渡経路の周囲を隙間なくカバーし、シール性を確保するものとなっている。なお、シャッタ26がシール50に乗り上げる場合については、以下で詳しく説明する。
図8に示す状態は、前述したように、排出口22aと受入口31aとの結合の途中状態(排出口22aと受入口31aとの平面視一部重複状態)である。このとき、排出口22aがシャッタ26により一部開放された状態にあると共に、シート50の上端面には、プロセス部供給菅22の下面と、シャッタ26の下面とが接触した状態にある。
この状態では、シート50の上端面に、プロセス部供給菅22の下面に接触する第一部位50aと、シャッタ26に接触する第二部位50bとの間で、上下方向に段差が生じる。
しかし、シート50の上層を、不織布で構成したフェルト層51としているので、第二部位50bではシャッタ26の厚みの分だけ潰されるが、この第二部位50bの周辺部は潰されることなくプロセス部供給菅22の下面に接触する。つまり、第二部位50bの周辺部全体が第一部位50aとなって、シート50の上端面の全体が、プロセス部供給菅22もしくはシャッタ26に接触する。このため、プロセス部供給菅22もしくはシャッタ26とシート50の上端面との間に、どこにも隙間が発生しない。
一方、シート50の上層をフェルト層51とせずシート層52のような弾性変形しない材料の層とした場合は、前記上下方向の段差のため、第一部位50aと第二部位50bとが水平方向で離間し、両部位50a・50bの間に、プロセス部供給菅22にもシャッタ26にも接触しない部位を生じてしまう。このように、シート50の上端面上で、プロセス部供給菅22にもシャッタ26にも接触しない部位が存在すると、排出口22aから受入口31aに至るトナー受渡経路の周囲に、シート50により被覆されない隙間が発生すると、トナー漏れが発生する虞がある。
このような不具合の発生が、フェルト層51を上層に配置したシート50においては、防止されている。
また、シート50の上層を、不織布で構成したフェルト層51としているので、シート50と、このシート50の上端に接触するシャッタ26やプロセス部供給菅22との間の摺動性も確保されている。
トナー受渡装置19に備える三箇所のトナー受渡部位P1・P2・P3について説明する。
トナー受渡装置19において、次の三箇所、排出口22aと受入口31aとの間(受渡部位P1)、排出口32aと受入口41aとの間(受渡部位P2)、排出口42aと受入口21aとの間(受渡部位P3)、でトナーの受渡が行われる。
いずれの箇所においても、排出口は受入口の上方に位置し、下方に開口する排出口より、上方に開口する受入口に向けて、トナーを落下させることでトナーの受渡が行われる構成である。
トナーの受渡元となる排出口の形成されるケーシングを投入側ケースとすると、排出口22aの形成されるプロセス部供給菅22、排出口32aの形成されるトナー部供給菅32、排出口42aの形成されるホッパ部供給菅42は、いずれも投入側ケースである。
また、トナーの受渡先となる受入口の形成されるケーシングを受入側ケースとすると、受入口31aの形成されるトナー部本体31、受入口41aの形成されるホッパ部本体41、受入口21aの形成されるプロセス部本体21は、いずれも受入側ケースである。
トナー受渡部位P1・P2・P3において、排出口および受入口には、これらの開口部を開閉可能とするシャッタがそれぞれ設けられている。トナー漏れを防止する点からは、下方に開口する排出口のシャッタの開閉タイミングが重要である。そこで、以下でも、排出口を開閉するシャッタについてのみ説明する。
トナー受渡部位P1・P2・P3において、排出口を開閉するシャッタの開閉方向と、投入側ケースを受入側ケースに対して相対的に移動させる方向(ケースの移動方向)との関係が、平行である場合と、直交する場合とがある。
受渡部位P1は、シャッタの開閉方向とケースの移動方向とが直交する部位である。これに対して、受渡部位P2・P3は、シャッタの開閉方向とケースの移動方向とが平行となる部位である。
シャッタの開閉方向とケースの移動方向とが平行の場合、排出口と受入口の結合に際して、トナー受渡経路の周囲に配置した受入口側のシールに、シャッタを乗り上げなくても、シャッタを開放させることができる。これは、排出口と受入口との接近に応じて、その分、同じ方向に沿って、排出口を覆うシャッタを開いていけばよいためである。これに対して、シャッタの開閉方向とケースの移動方向とが直交する場合(受渡部位P1)は、排出口22aと受入口31aの結合に際して、シャッタ26が必然的に受入口31aの直上を横切ることになり、シール50上にシャッタ26が乗り上げざるを得ない。
このように、シャッタの開閉方向とケースの移動方向とが平行の場合は、排出口のシャッタが受入口周辺のシールに乗り上げることがないので、シールに隙間が生じる虞がなく、トナー漏れが発生しにくい。
加えて、シャッタの開閉方向とケースの移動方向とが平行の場合、トナー受渡経路の周囲に、シャッタの開閉方向に沿ってトナー漏れ防止壁を設けることで、トナー受渡経路のシールを補うことができる。
受渡部位P2においては、トナー部供給菅32の挿入されるホッパ部本体41の凹部41bの内面が、トナー受渡経路の周囲に配置されるトナー漏れ防止壁として機能する。つまり、排出口32aから受入口41aに至るトナー受渡経路の周囲に配置したシールを、さらに凹部41bの内面が覆うことになる。このため、トナー漏れが発生しにくい。
また、受渡部位P3においては、プロセス部本体21上で、受入口21aの左右に、シャッタ46の移動方向(前後方向)に沿ってトナー漏れ防止壁28・28が配置されている。この場合も、排出口42aから受入口21aに至るトナー受渡経路の周囲に配置したシールを、左右のトナー漏れ防止壁28・28が覆うことになる。このため、トナー漏れが発生しにくい。
これに対して、シャッタの開閉方向とケースの移動方向とが直交する場合(受渡部位P1)は、シール50上にシャッタ26が乗り上げざるを得ないため、シール50の上端面に段差が生じてしまう。また、シャッタの開閉方向とケースの移動方向とが異なるため、トナー受渡経路の周囲に、シャッタの開閉方向に沿ってトナー漏れ防止壁を設けることができない。
しかし、前述した三層構造のシール50を用いることで、シャッタ26の乗り上げがあっても、受渡部位P1におけるシール性が保たれるものとなっている。このように、三層構造のシール50を用いる場合は、シャッタの開閉方向とケースの移動方向とが平行でない構成においても、シール性を確保できるメリットがある。
プリンタの正面断面図である。 結合状態にあるプロセスカートリッジおよびトナーカートリッジを示す平面図である。 結合状態よりトナーカートリッジを引き出した際のプロセスカートリッジおよびトナーカートリッジを示す平面図である。 排出口および受入口の非結合状態における当該排出口および受入口の周辺部を示す平面図である。 排出口および受入口の一部結合状態(一部重複状態)における当該排出口および受入口の周辺部を示す平面図である。 排出口および受入口の結合状態(完全重複状態)における当該排出口および受入口の周辺部を示す平面図である。 排出口および受入口の結合状態(完全重複状態)における当該排出口および受入口の周辺部を示す正面図である。 排出口および受入口の一部結合状態(一部重複状態)における当該排出口および受入口の周辺部を示す正面図である。 従来のシールにシャッタが乗り上げた状態を示す図である。
符号の説明
19 トナー受渡装置
20 プロセスカートリッジ
22 プロセス部供給菅(投入側ケース)
22a 排出口
26 シャッタ
30 トナーカートリッジ
31 トナー部本体(受入側ケース)
31a 受入口
50 シール
51 フェルト層
52 シート層
53 スポンジ層

Claims (3)

  1. 下方に開口するトナーの排出口が形成されてトナーの受渡元となる投入側ケースと、
    該投入側ケースに移動自在に設けられて前記排出口を開閉可能とするシャッタと、
    上方に開口するトナーの受入口が形成されてトナーの受渡先となる受入側ケースと、
    を備え、
    前記投入側ケースを前記受入側ケースに対して相対的に水平方向で移動させることで、前記排出口と前記受入口とが平面視で重複する結合状態となると、常時は前記排出口を閉鎖している前記シャッタが前記排出口を開放する構成のトナー受渡装置であって、
    前記結合状態にあるときに、前記排出口から前記受入口に至るトナー受渡経路の周囲を被覆するシールが、前記受入側ケースに設けられると共に、
    該シールは、上層、中層、下層の三層構造とし、
    前記下層および前記上層は弾性変形可能な材料で構成し、
    前記中層は弾性変形しない硬い材料で構成する、
    ことを特徴とするトナー受渡装置。
  2. 前記上層が不織布である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のトナー受渡装置。
  3. 前記投入側ケースを前記受入側ケースに対して相対的に移動させる方向と、前記シャッタの開閉方向とを、直交させる、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトナー受渡装置。
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