JP2012072925A - 空気調和システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空調運転中にエアフィルターを自動的に清掃するときに一度に全ての室内ユニットがエアフィルターの自動清掃を開始せず、室内ユニットを一台ずつ順番に空調運転を停止して清掃を行うことで、室温を急激に変化させることなく、常に快適な温度を保つことを目的とする。
【選択図】 図7
Description
室内ユニットに付された機械番号順に一定時間間隔で清掃動作を開始する機構を設けることとした。
以下、第一の実施形態を図面を用いて説明する。
図2は清掃装置の平面図、図3は清掃装置の側面図である。
清掃装置4は、フィルタ3に沿って移動して当該フィルタ3の清掃を行う清掃部9と、この清掃部9を駆動する駆動部を備えている。駆動部は清掃部の略中央部に推進軸(軸)10を備え、支持体13両端にレール12a,12bを備えている。推進軸10は多角形断面を有し、一端を支持体13に設けた軸受14に軸支され、片端は移動用モータ(モータ)15に接続されている。
清掃部9は、回転ブラシ20と、静止ブラシ21と、回転ブラシ20及び静止ブラシ21とを保持する、ブラシ保持ケース22と、回転ブラシ20の回動を制御するレバー23と、フィルタ3から回収された塵埃を溜める集塵容器24と、ばね体(図示せず)とをユニット化して構成されている。
掃除用刷毛25は、フィルタ3に接触して当該フィルタ3に捕集された塵埃を回収するものであり、ナイロン(登録商標)製の多数の毛で構成されている。掃除用刷毛25は、長い毛(図示せず)の列と、その片側にそれより若干短い毛(図示せず)の列を設けることで、清掃時のフィルタ3との摺動抵抗が少なく、しかもフィルタ3から塵埃を確実に回収できる機能を有する。掃除用刷毛25根元部はゴム性部材(図示せず)により支えられ
ている。また、毛に限らず、塵埃を吸着するもの等でもよい。
前記長い毛の列と前記短い毛の列の進行方向に対する前後相違による効果の差はないため、特に前記長い毛の列と前記短い毛の列の取り付け位置を限定するものではない。
塵埃戻り防止ブラシ26は、回転ブラシ20の円弧面に取り付けられ、円弧状に形成されている。この塵埃戻り防止ブラシ26の円弧は、円弧状に構成された静止ブラシ21とほぼ同一半径及び、中心点となっており、回転ブラシ20が回動すると静止ブラシ21と塵埃戻り防止ブラシ26とが接触するように形成されている。
滑り台部22bは清掃時の反進行方向側の側面に配置され、清掃時に掃除用刷毛25を通過してフィルタ3から落下した塵埃を集塵容器24に確実に落とすことができ、床面に塵埃が落下することを防止することができる。
集塵容器24の形状は、塵埃が溢れ出る事がないよう、進行方向の短手幅よりも高さを大きく取っている。これにより、塵埃収納量を増大することができる。
図5aは、図1のA−A断面視図であり、清掃部9の待機時の状態(清掃装置4の機能停止時の状態)を示す図である。
支持体13は清掃部9の待機位置に対応して凹凸を設けており、清掃部9は回転ブラシ20の回動を制御するレバー23を備える。レバー23は、二股状に形成された第1のレバー部23a及び第2のレバー部23bを有して回動可能にブラシ保持ケース22に支持されている。第2のレバー部23bは第1のレバー部23aよりも進行方向側に設けられ
ている。
清掃装置4の動作が開始されると、駆動部の移動用モータ15が始動して、推進軸10が回転され、この推進軸の回転がウォームギア16に伝達される。ウォームギア16がウォームギア抑え17で保持されているので、清掃部9は、図5bの矢印の往路進行方向に移動し始める。
清掃部9が移動を始めると、第一凹部13a内で開放されていた第1のレバー部23aが第一突起13bの角部に当接されることにより、第1のレバー部23aが反時計方向に回動され、これに伴い回転ブラシ20が反時計方向に回動し、掃除用刷毛25及び塵埃戻り防止ブラシ26がフィルタ3の方向(反時計方向)に回転して起上る。また、レバー23の回動に伴って、第2のレバー部23bも起上り、第一突起13bに隣接した第二凹部13c内に入る。
図5bから更に移動されると、第二凹部13c内で解放されていた第2のレバー部23bがフィルタ3角部に当接されることにより、第2のレバー部23bが反時計方向に回動され、これに伴い回転ブラシ20が反時計方向に回動し、掃除用刷毛25及び塵埃戻り防止ブラシ26がフィルタ3の方向(反時計方向)に回転して起上る。これにより、掃除用刷毛25がフィルタ3に対して略直角となるように起上り、フィルタ3を清掃することができる状態となると共に、第2のレバー部23bがフィルタ3表面を摺動する状態となる。
清掃部9が更に移動されると、掃除用刷毛25の先端がフィルタ3に対して反進行方向に変形され、フィルタ3に捕集された塵埃を効率よく清掃して、掃除用刷毛25に捕集することができる。
清掃部9が、折返し地点に至ると、フィルタ3のレバー23当接面に接していた第2のレバー部23bは、フィルタ3との干渉がなくなり解放される。これによって、レバー23は、ばね体(図示せず)の回転力により、時計方向に回転され、回転ブラシ20も共に時計方向に回転される。
また、回転ブラシ20の回転により、掃除用刷毛25が、塵埃戻り防止ブラシ26よりも遅れて、静止ブラシ21に擦りながら回転動作される。
ここで掃除用刷毛25が、静止ブラシ21の毛の向きと反対側に変形されるので、掃除用刷毛25に付着した塵埃のほとんどは、静止ブラシ21に渡されることなく、掃除用刷毛25と共に集塵容器24内に回収される。
このように、往路と復路においてフィルタを半分ずつ清掃するように、フィルタ3A側の清掃部9とフィルタ3B側の清掃部9を進行方向に対して前後対称に設けることで、回転ブラシ20の回転トルクを低減することができ、移動用モータ15の負荷も低減することができる。
清掃部9がフィルタ3の清掃を行う際、ファン2の運転を停止する構成となっており、フィルタ3で捕集した塵埃が清掃中に筐体内部に再び吸い込まれる恐れがない。
更に、清掃部9が待機状態でフィルタ3の外側に位置しているため、吸込グリル7開口部から見えず、空気調和機運転中に、集塵容器24に捕集した塵埃が再飛散することがなく、美観を損ねることがない。
以下、第二の実施形態を図面を用いて説明する。
403は図6の伝送線70を使用して全ての室内ユニットの清掃動作状態を取得する制御である。
404は空調運転中に常時監視する分岐条件であり、空調運転積算時間がリモコンから設定された清掃開始設定時間を経過したことを検出する制御であり、空調運転積算時間がリモコンから設定された清掃開始設定時間まで経過していなければ401に移行し、空調運転積算時間がリモコンから設定された清掃開始設定時間を経過していれば405へ移行する。
以下、第三の実施形態を図面を用いて説明する。
図10は一部屋に室内ユニットを4台接続した場合に、清掃開始設定時間に全ての室内ユニットの空調運転を停止した場合の室温遷移図である。
50bは運転積算時間がリモコンから設定された清掃開始設定時間を越えた時であり、室内ユニットの機械番号による清掃遅延を行わないため、複数の室内ユニットが同時に空調運転を停止する。空調運転が停止するため、室温が急激に変化し、不快と感じる温度領域へ遷移している。
2 ファン
3 フィルタ
4 清掃装置
5 化粧パネル
6 吊ボルト
7 吸込グリル
8 吹出口
9 清掃部
10 推進軸(軸)
11 枠
12a,12b レール
13 支持体
13a 第一凹部
13b 第一突起
13c 第二凹部
14 軸受
15 移動用モータ(モータ)
16 ウォームギア
17 ウォームギア抑え
18 ラック
19 キャスタ
20 回転ブラシ
21 静止ブラシ
22 ブラシ保持ケース
22a 回転軸穴
22b 滑り台部(傾斜部)
22c 回転抑制部
23 レバー
23a 第1のレバー部
23b 第2のレバー部
24 集塵容器
25 掃除用刷毛(塵埃除去部)
26 塵埃戻り防止ブラシ
70,80 伝送線
100 室外ユニット
110 室内ユニット
111 機械番号判別回路
120 リモコン
Claims (2)
- 室内空気吸込口に設置されたエアフィルターを一定の空調運転積算時間経過後に自動的に清掃する機構を備えた室内ユニットを有する空気調和システムにおいて、
複数台の室内ユニットが、時間差を持って順次清掃動作を行うことを特徴とした空気調和システム。 - 請求項1において、
複数台の室内ユニットがエアフィルターの清掃動作の状態を通信にて伝達し、他室内ユニットがエアフィルターの清掃動作を実施している場合には、エアフィルターの清掃動作の開始を遅延することで、複数台の室内ユニットが、時間差を持って清掃動作を行うことを特徴とする空気調和システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010216330A JP2012072925A (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 空気調和システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010216330A JP2012072925A (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 空気調和システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012072925A true JP2012072925A (ja) | 2012-04-12 |
Family
ID=46169289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010216330A Pending JP2012072925A (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 空気調和システム |
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