JP2012071474A - 不良記録素子補償パラメータ決定方法及び装置、並びに画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記録ヘッドと被記録媒体を相対移動させて描画を行う画像形成装置によって出力されるチャート(5)は、一定の階調による均一濃度で被記録媒体上の領域が描画された参照パッチ(6)と、その参照パッチ(6)を描画した複数の記録素子のうち1つ又は複数が非記録状態とされ、かつ、当該非記録位置(8)の近傍の描画部分に補償量を表す不良記録素子補償パラメータの候補値が与えられて補正後の状態が再現された1つ又は複数個の計測パッチ(7_1〜7_6)とを含む。このチャート(5)を光学式読取装置で読み取り、参照パッチ(6)と計測パッチ(7_1〜7_6)の画像差を示す値に記録ヘッドの記録特性を反映した重み付けをして評価値を計算し、参照パッチ(6)に最も近いパラメータ値を最適値として選定する。
【選択図】図2
Description
周囲の描画における画像濃度をDdefaultとしたとき、不吐出補正ノズルにおける画像濃度をDNo Print(>Ddefault)とすることで不吐出補正ノズルの描画濃度を高め、白筋視認性を低減させることができる。これらの画像濃度間の比率を不吐出補正用ノズル画像濃度増幅量Pdensityと定義できる。
周囲の描画におけるドット径をRdefaultとしたとき、不吐出補正ノズルのドット径をRNo Print(>Rdefault)とすることで不吐出補正ノズルの描画濃度を高め、白筋視認性を低減させることができる。これらのドット径間の比率を不吐出補正用ノズルドット径増幅量Pdotと定義できる。
特許文献1では不吐出補正パラメータを、最適値選定用チャートの光学読取装置によるスキャンデータより算出している。特許文献1に開示された計測手順の概要を図31に示す。不吐出による濃度むらに対する補正量Rの算出は以下の手順により実施される。
図1は本発明の第1実施形態に係る不吐出補正方法のフローチャートである。本実施形態による不吐出補正処理は、インクジェット記録装置の不吐出補正に必要な補正パラメータの情報を取得するための「不吐出補正パラメータ作成フロー」と、その補正パラメータを用いて補正処理を実行する「画像出力フロー」に大別される。
本実施形態による不吐出補正処理では、まず、記録ヘッドにおけるインク吐出ノズルのメンテナンスを実施する(ステップS0)。メンテナンス動作としては、例えば、布などによる吐出口の清掃、ブレードを用いたノズル面のワイピング、目詰まりの強制吐出(パージ、予備吐出)、ノズル吸引、洗浄液によるノズル内部の清掃、或いはこれらの適宜の組み合わせなどが挙げられる。所定のメンテナンス動作(ステップS0)を実行した後、これに続いて不吐出補正パラメータの最適値を選定するための計測用チャート(以下、当該計測用チャートを「不吐出補正パラメータ最適値選定用チャート」、或いは単に「最適値選定用チャート」という場合がある。)を出力する(ステップS1)。この出力された最適値選定用チャート(TC1)をスキャナ等の画像読取装置でスキャニングし(ステップS2)、当該チャートのスキャンデータ(DATA2)を得る。このスキャンデータ(DATA2)を数値解析し(ステップS3)、不吐出補正パラメータ(DATA3)を算出する。
次に、上記の不吐出ノズル位置情報(DATA4)及び不吐出補正パラメータ(DATA3)を利用した不吐出補正処理を組み込んだ画像出力フローについて説明する。
図2は、本実施形態による不吐出補正パラメータ最適値選定用チャートの一例を示す模式図である。図2において、符号1はインクジェットプリンタのヘッドモジュール、符号3は被記録媒体としての用紙である。用紙3は、図2の左から右に向かって搬送される。ここでは、シングルパス方式のプリンタを例示した。ヘッドモジュール1には、用紙搬送方向(y方向という。)に対して直交する方向(x方向という。)に所定の記録解像度(例えば、1200dpi)によるドット記録を可能とするノズル配列によって複数のノズルが形成されている。なお、ノズルの配列形態は特に限定されない。
図3は、不吐出補正パラメータ最適値選定用チャートを読み取ったスキャンデータ(読取画像)の解析手順の模式図である。最適値選定用チャートを印刷機で出力し、それをフラットベットスキャナなどの光学式読取装置でスキャニングする。ここで用いるスキャナ(光学式読取装置)は、例えば、RGBカラーフィルターなどの色分解フィルタを備え、読取対象画像の色情報を取得可能なカラースキャナである。シアン(C)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各インク色ごとに、それぞれの記録ヘッドで出力されたチャートを読み取ることにより、カラー読取画像データが取得される。
比較のために、上述の重み関数W(x,y)を用いない解析方法について説明する。図3で説明したとおり、印刷機で出力した最適値選定用チャートを光学式読取装置でスキャニングし、得られたスキャンデータある階調値Gの参照パッチ及び計測パッチの各パッチのスキャンデータをそれぞれSref(x,y),Si meas(x,y,Pi)とする。
しかし、かかる比較例や特許文献1の方法は、下記のような課題が存在している。
課題(2)の解決のために、次のような構成が採用される。すなわち、チャートの読取手段として、色情報の取得が可能なカラー画像読取装置(カラースキャナ)を用い、第1実施形態における評価値Fi(Pi)の演算に代えて、又は、これと組み合わせて、参照パッチと計測パッチの色の差(色差、或いは色度差)によって評価値Fi(Pi)を計算する。
図5に示すように、プリントヘッド2が複数のヘッドモジュール1_j(j=1,2…N)で構成される場合において、各ヘッドモジュール1_j(j=1,2…N)の担当描画領域に第1実施形態で説明した不吐出補正パラメータ最適値選定用チャートを形成し(図5参照)、各々のヘッドモジュール1_j(j=1,2…N)で第1実施形態或いは第2実施形態と同様の解析を実施する。これにより、ヘッドモジュール毎に不吐出補正パラメータが最適化され、図31(b)で説明したような補正結果の視認性ばらつきを克服することができる。
図2で説明した不吐出補正パラメータ最適値選定用チャートにおけるパッチの配列形態に代えて、図6に示すように、参照パッチ6を計測パッチ7_i(i=1,2…6)の並びの中央付近に配置する形態を採用してもよい。
図7は、第5実施形態による最適値選定用チャートの例である。図2に示した最適値選定用チャートでは、同一階調値Gについて、補正パラメータを段階的に異ならせた複数個の計測パッチを形成した例を説明したが、このような複数個の計測パッチを用紙搬送方向に並べる形態に代えて、図7(a)に示すように、不吐出補正パラメータを連続的に変化させることも可能である。不吐出補正パラメータを連続的に変化させて帯状に繋がった1つの計測パッチを形成した場合も、第1実施形態又は第2実施形態と同様に、評価指標Fi(Pi)を計算することができる。第1実施形態及び第2実施形態では各計測パッチの添字iに対応して離散的に計算された評価指数の値が得られるのに対し、第5実施形態では図7(b)に示すように、不吐出補正パラメータの連続的な変化に対応して、各不吐出補正パラメータの値に対してそれぞれ評価指数が計算され、連続的な評価指数のグラフが得られる。これにより、不吐出補正パラメータ計測の分解能を高めることができる。
第1実施形態〜第5実施形態で説明した不吐出補正パラメータ最適値選定手順を複数回繰り返すことにより、最適値の選定精度と分解能を向上させることができる。その手順は以下のようにまとめられる。
第1実施形態〜第6実施形態の各実施形態におけるスキャンデータの解析手順において、計算量を低減するために、各パッチデータの紙面搬送方向(y方向)への積算プロファイルを計算して、一次元データに変換した後、図3と同様の計算手順で解析してもよい。
第1実施形態〜第7実施形態において、スキャンデータに画像回転補正処理を施しても良い。第3実施形態で説明したように、スキャニング時の用紙の置き方(用紙とスキャナの相対角度)、或いは、チャート印刷時におけるプリントヘッドに対する用紙の傾きなどに起因して、計測用チャートのスキャンデータには傾きが生じ得る。
第1実施形態〜第8実施形態におけるスキャンデータ解析手順において、用紙・スキャナ等によるMTF(Modulation Transfer Function)の影響を補正する処理を施すことも有効である。MTFの影響が残存していると、高周波成分のコントラスト劣化を招き、スキャンデータの不吐出補正部の精度劣化を招く。したがって、MTF補正処理を行うことにより、より一層精度の高いパラメータ計測が可能となる。
第1実施形態〜第9実施形態において、スキャンデータに対してVTF処理を施す態様に代えて、ローパスフィルタ(LPF)、バンドパスフィルタ(BPF)、移動平均処理などのフィルタリング、又は計測用チャートの低解像度によるスキャニングなど、視覚特性にとらわれない平滑化処理で代用してもよい。
第1実施形態〜第10実施形態において、VTF処理(又はこれに代わる平滑化処理)と、差分データの作成の順番は、逆でも良い。すなわち、計測パッチデータと参照パッチデータの差分データを計算した後に、この差分データに対してVTF処理(又はこれに代わる平滑化処理)を実施しても、同様の結果が得られる。
第1実施形態〜第11実施形態において、評価指標として、重み付けした差分データの成分の二乗和の平方根(又は、二乗和のまま)を用いる態様に代えて、別の値を評価指標としてもよい。例えば、計測パッチと参照パッチの相関係数、又は、差分データの成分の分散値、又は、差分データの成分の最大値、若しくは、これらの適宜の組み合わせなどから、最適パラメータを決定しても、同様の結果が得られる。
第1実施形態〜第12実施形態では、評価指標の最小値から最適パラメータを決定しているが、評価指標からの最適パラメータ選定手順を以下に示す手順で実施してもよい。
図9で示した2本の回帰直線RL1,RL2の交点から最適値を求める方法に代えて、同様の座標系(又は図9の横軸を「不吐出補正パラメータ」に置換した座標系)におけるプロット点からカーブフィッティングによって近似曲線を求め、その近似曲線から最小値を求めてもよい。なお、評価指標の定義によっては、評価指標が最大値となる点が最適値に対応する場合も有りうる。
第1実施形態〜第13実施形態において、計測用チャートのスキャンに使用する光学式読取装置として、インクジェット印刷機に内蔵されているインラインスキャナを使用することも有益である。このような形態によれば、計測用チャート印刷と平行して、当該チャートの読み取りが可能となり、また、チャートの裁断などの手間も省くことができ、効率的な解析が可能となる。
次に、第1実施形態〜第14実施形態と組み合わせて適用することが望ましい他の不吐出補正技術について説明する。始めに、第15実施形態が解決しようとする補正技術の課題について説明する。
インクジェット描画の分野では、インクジェットヘッドによる高解像度な描画を実現するため、例えば、図10のように、複数のノズルヘッドモジュール301を千鳥状に配置した構造によってヘッド300を構成し、用紙340(被描画媒体)上における記録位置間隔Δxをヘッドモジュール301内のノズル320の間隔Pmよりも狭め、記録解像度を高めるなど、様々な工夫がなされている。図10の例では、用紙340上における記録位置間隔Δxが約Pm/2となるノズル配列(千鳥配列)を有するヘッド300が構成されている。
図15は第15実施形態に係る画像処理方法のフローチャートである。この第15実施形態による画像補正の処理の全体的な流れを概説すると、まず、[1]不吐出補正LUT計測用のテストチャートを出力し、[2]そのテストチャートを解析して不吐出補正LUTを作成し、[3]この作成した不吐出補正LUTを用いて画像データの補正を実行する、という手順となる。図15において、不吐出補正LUT(図15のDATA27)を得るまでの工程を「不吐出補正LUT作成フロー」といい、この不吐出補正LUTを用いて実際に入力画像データの補正処理を行う工程(図15のS30〜S36)を「画像出力フロー」というものとする。
始めに、不吐出補正LUT作成フローについて説明する。本実施形態では、ヘッドにおけるノズル位置と着弾干渉パターンの対応情報が必要となる。このような対応情報は、ヘッドの設計情報やヘッド設置状態などから製作者(装置を設計・製作する者)が判断して、作成する必要がある(ステップS10)。
次に、上記の不吐出ノズル位置情報及び不吐出補正LUTを利用した不吐出補正処理を組み込んだ画像出力フローについて説明する。
第15実施形態では、ヘッドモジュール12上のノズルがライン状に並んでいるものを例に挙げた。本発明の実施に際して、ノズルの配列形態はこれに限定されない。第16実施形態では、ノズルがマトリックス状に配置された例を説明する。図20に第16実施形態に係るヘッドモジュール50のノズル配置例を示す。用紙40の搬送方向をy方向、これと直交する用紙幅方向をx方向とすると、ヘッドモジュール50のノズル配置は、y方向に位置が異なる4行のノズル列を有する。図20の下から最下段を1行目のノズル列と呼び、その上を2行目、その上を3行目、最上段を4行目のノズル列と呼ぶことにする。
(変形例1):第15実施形態及び第16実施形態では、不吐出ノズル前後の画像設定値を高めることで不吐出補正を実施している。このような画像設定値の修正に代えて、又はこれと組み合わせて、不吐出ノズル前後のドット径を大きくすること、又は打滴密度を上げることで不吐出補正を実施するものとしてもよい。また、図15では、N値化処理前の画像データについて補正を施しているが、N値化処理後の画像データ(N値化画像データ)に対して補正を行う態様も可能である。
図24は、本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の構成例を示す図である。このインクジェット記録装置100(「画像形成装置」に相当)は、描画部116の圧胴(描画ドラム170)に保持された記録媒体124(「被記録媒体」に相当、以下、便宜上「用紙」と呼ぶ場合がある。)にインクジェットヘッド172M,172K,172C,172Yから複数色のインクを打滴して所望のカラー画像を形成する圧胴直描方式のインクジェット記録装置であり、インクの打滴前に記録媒体124上に処理液(ここでは凝集処理液)を付与し、処理液とインク液を反応させて記録媒体124上に画像形成を行う2液反応(凝集)方式が適用されたオンデマンドタイプの画像形成装置である。
給紙部112は、記録媒体124を処理液付与部114に供給する機構であり、当該給紙部112には、枚葉紙である記録媒体124が積層されている。給紙部112の給紙トレイ150から記録媒体124が一枚ずつ処理液付与部114に給紙される。
処理液付与部114は、記録媒体124の記録面に処理液を付与する機構である。処理液は、描画部116で付与されるインク中の色材(本例では顔料)を凝集させる色材凝集剤を含んでおり、この処理液とインクとが接触することによって、インクは色材と溶媒との分離が促進される。
描画部116は、描画ドラム170、用紙抑えローラ174、及びインクジェットヘッド172M,172K,172C,172Yを備えている。描画ドラム170は、処理液ドラム154と同様に、その外周面に爪形状の保持手段(グリッパー)171を備える。
乾燥部118は、色材凝集作用により分離された溶媒に含まれる水分を乾燥させる機構であり、乾燥ドラム176、及び溶媒乾燥装置178を備えている。乾燥ドラム176は、処理液ドラム154と同様に、その外周面に爪形状の保持手段(グリッパー)177を備え、この保持手段177によって記録媒体124の先端を保持できるようになっている。
定着部120は、定着ドラム184、ハロゲンヒータ186、定着ローラ188、及びインラインセンサ190(「インラインスキャナ」に相当)で構成される。定着ドラム184は、処理液ドラム154と同様に、その外周面に爪形状の保持手段(グリッパー)185を備え、この保持手段185によって記録媒体124の先端を保持できるようになっている。
定着部120に続いて排紙部122が設けられている。排紙部122は、排出トレイ192を備えており、この排出トレイ192と定着部120の定着ドラム184との間に、これらに対接するように渡し胴194、搬送ベルト196、張架ローラ198が設けられている。記録媒体124は、渡し胴194により搬送ベルト196に送られ、排出トレイ192に排出される。搬送ベルト196による用紙搬送機構の詳細は図示しないが、印刷後の記録媒体124は無端状の搬送ベルト196間に渡されたバー(不図示)のグリッパーによって用紙先端部が保持され、搬送ベルト196の回転によって排出トレイ192の上方に運ばれてくる。
次に、ヘッドの構造について説明する。各ヘッド172M、172K、172C、172Yの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号250によってヘッドを示すものとする。
図28は、インクジェット記録装置100のシステム構成を示すブロック図である。図28に示すように、インクジェット記録装置100は、通信インターフェース270、システムコントローラ272、画像メモリ274、ROM275、モータドライバ276、ヒータドライバ278、プリント制御部280、画像バッファメモリ282、ヘッドドライバ284等を備えている。
図24乃至図28では、インクジェット記録装置100に内蔵されたインラインセンサ190を用いてチャートを読み取り、その読取画像の解析処理装置もインクジェット記録装置100に搭載されている例を説明したが、本発明の実施に際しては、インクジェット印刷機とは別体のオフラインスキャナ等を用いてチャートを読み取り、その読取画像のデータをパソコン等の装置によって解析する構成も可能である。
「被記録媒体」は、記録素子によってドットが記録される媒体の総称であり、印字媒体、記録媒体、被画像形成媒体、受像媒体、被吐出媒体など様々な用語で呼ばれるものが含まれる。本発明の実施に際して、被記録媒体の材質や形状等は、特に限定されず、連続用紙、カット紙、シール用紙、OHPシート等の樹脂シート、フイルム、布、配線パターン等が形成されるプリント基板、ゴムシート、その他材質や形状を問わず、様々な媒体に適用できる。
上述の実施形態では、停止したヘッドに対して被記録媒体を搬送する構成を例示したが、本発明の実施に際しては、停止した被記録媒体に対してヘッドを移動させる構成も可能である。なお、シングルパス方式のフルライン型の記録ヘッドは、通常、被記録媒体の送り方向(搬送方向)と直交する方向に沿って配置されるが、搬送方向と直交する方向に対して、ある所定の角度を持たせた斜め方向に沿ってヘッドを配置する態様もあり得る。
上記実施形態では、記録媒体の全幅に対応する長さのノズル列を有するページワイドのフルライン型ヘッドを用いたインクジェット記録装置を説明したが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、シリアル型(シャトルスキャン型)ヘッドなど、短尺の記録ヘッドを移動させながら、複数回のヘッド走査により画像記録を行うインクジェット記録装置についても本発明を適用可能である。
上記の実施形態では、グラフィック印刷用のインクジェット記録装置への適用を例に説明したが、本発明の適用範囲はこの例に限定されない。例えば、電子回路の配線パターンを描画する配線描画装置、各種デバイスの製造装置、吐出用の機能性液体として樹脂液を用いるレジスト印刷装置、カラーフィルター製造装置、マテリアルデポジション用の材料を用いて微細構造物を形成する微細構造物形成装置など、液状機能性材料を用いて様々な形状やパターンを描画するインクジェットシステムに広く適用できる。
上述の説明では、記録ヘッドを用いる画像形成装置の一例としてインクジェット記録装置を例示したが、本発明の適用範囲はこれに限定されない。インクジェット方式以外では、サーマル素子を記録素子とする記録ヘッドを備えた熱転写記録装置、LED素子を記録素子とする記録ヘッドを備えたLED電子写真プリンタ、LEDライン露光ヘッドを有する銀塩写真方式プリンタなど、ドット記録を行う各種方式の画像形成装置についても本発明を適用することが可能である。
上記に詳述した実施形態の記載等から把握されるとおり、本明細書では発明1〜12及び以下に付記する発明を含む多様な技術思想の開示を含んでいる。また、発明1〜12と付記1〜27の各発明を適宜組み合わせる態様が可能である。
Claims (12)
- 複数の記録素子を有する記録ヘッドと被記録媒体の少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させながら前記複数の記録素子によって前記被記録媒体上に描画を行う画像形成装置における前記複数の記録素子のうち1つ又は複数が記録不能な不良記録素子である場合に当該不良記録素子による描画不良を、当該不良記録素子以外の他の記録素子による描画によって補償するための補償量を表す不良記録素子補償パラメータを決定する不良記録素子補償パラメータ決定方法であって、
前記不良記録素子補償パラメータを決定するために使用する不良記録素子補償パラメータ選定用チャートとして前記画像形成装置によって出力され、一定の階調による均一濃度で前記被記録媒体上の領域が描画された均一画像から成る参照パッチと、
前記参照パッチを描画した複数の記録素子のうち1つ又は複数が非記録状態とされ、かつ、当該非記録状態とされた記録素子による非記録位置の近傍の記録を担う記録素子による描画部分に前記補償量を表す不良記録素子補償パラメータの候補値が与えられて、当該不良記録素子補償パラメータの候補値に応じた補償量による補正後の状態が再現された1つ又は複数個の計測パッチと、が形成された不良記録素子補償パラメータ選定用チャートを光学式読取装置によって読み取るチャート読取工程と、
前記チャート読取工程によって前記光学式読取装置を介して取得された取込画像のデータから前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像の差異を評価するための評価指標となる評価値を算出するにあたり、前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像の差異を示す値に、前記参照パッチを記録したときの前記記録ヘッドの記録特性を反映した重み付けを与えて前記評価値を計算する評価値演算工程と、
前記評価値に基づいて前記不良記録素子補償パラメータの最適値を求める最適値決定処理工程と、を有することを特徴とする不良記録素子補償パラメータ決定方法。 - 請求項1において、
前記重み付けは、前記参照パッチの濃度分布に基づいて決定されることを特徴とする不良記録素子補償パラメータ決定方法。 - 請求項1又は2において、
前記光学読取装置として、色情報の取得が可能なカラー画像読取装置が用いられ、
前記評価値の算出に際して、前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像の差異を示す値として、前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像との色の差が計算されることを特徴とする不良記録素子補償パラメータ決定方法。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記不良記録素子補償パラメータ選定用チャートの出力に先立ち、前記記録ヘッドにおける前記記録素子の記録性能を回復させる回復動作を実施する回復工程と、
前記回復工程の後に前記不良記録素子補償パラメータ選定用チャートの出力を実施するチャート出力工程と、
を含むことを特徴とする不良記録素子補償パラメータ決定方法。 - 複数の記録素子を有する記録ヘッドと被記録媒体の少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させながら前記複数の記録素子によって前記被記録媒体上に描画を行う画像形成装置における前記複数の記録素子のうち1つ又は複数が記録不能な不良記録素子である場合に当該不良記録素子による描画不良を、当該不良記録素子以外の他の記録素子による描画によって補償するための補償量を表す不良記録素子補償パラメータを決定する不良記録素子補償パラメータ決定装置であって、
前記不良記録素子補償パラメータを決定するために使用する不良記録素子補償パラメータ選定用チャートとして前記画像形成装置によって出力され、一定の階調による均一濃度で前記被記録媒体上の領域が描画された均一画像から成る参照パッチと、
前記参照パッチを描画した複数の記録素子のうち1つ又は複数が非記録状態とされ、かつ、当該非記録状態とされた記録素子による非記録位置の近傍の記録を担う記録素子による描画部分に前記補償量を表す不良記録素子補償パラメータの候補値が与えられて、当該不良記録素子補償パラメータの候補値に応じた補償量による補正後の状態が再現された1つ又は複数個の計測パッチと、が形成された不良記録素子補償パラメータ選定用チャートを読み取り、取込画像のデータを生成する光学式読取手段と、
前記光学式読取手段を介して取得された取込画像のデータから前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像の差異を評価するための評価指標となる評価値を算出するにあたり、前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像の差異を示す値に対して、前記参照パッチを記録したときの前記記録ヘッドの記録特性を反映した重み付けを与えて前記評価値を計算する評価値演算手段と、
前記評価値に基づいて前記不良記録素子補償パラメータの最適値を決定する信号処理を行う最適値決定処理手段と、を備えることを特徴とする不良記録素子補償パラメータ決定装置。 - 複数の記録素子を有する記録ヘッドと、前記記録ヘッド及び被記録媒体のうち少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させる搬送手段と、を備え、前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させながら前記複数の記録素子によって前記被記録媒体に描画する画像形成装置であって、
前記複数の記録素子のうち1つ又は複数が記録不能な不良記録素子である場合に当該不良記録素子による描画不良を、当該不良記録素子以外の他の記録素子による描画によって補償するための補償量を表す不良記録素子補償パラメータを決定するために使用する不良記録素子補償パラメータ選定用チャートとして、一定の階調による均一濃度で前記被記録媒体上の領域が描画された均一画像から成る参照パッチと、
前記参照パッチを描画した複数の記録素子のうち1つ又は複数が非記録状態とされ、かつ、当該非記録状態とされた記録素子による非記録位置の近傍の記録を担う記録素子による描画部分に前記補償量を表す不良記録素子補償パラメータの候補値が与えられて、当該不良記録素子補償パラメータの候補値に応じた補償量による補正後の状態が再現された1つ又は複数個の計測パッチと、が形成された不良記録素子補償パラメータ選定用チャートを出力させる描画制御を行うチャート出力制御手段と、
前記不良記録素子補償パラメータ選定用チャートを読み取り、取込画像のデータを生成する光学式読取手段と、
前記光学式読取手段を介して取得された取込画像のデータから前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像の差異を評価するための評価指標となる評価値を算出するにあたり、前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像の差異を示す値に対して、前記参照パッチを記録したときの前記記録ヘッドの記録特性を反映した重み付けを与えて前記評価値を計算する評価値演算手段と、
前記評価値に基づいて前記不良記録素子補償パラメータの最適値を決定する信号処理を行う最適値決定処理手段と、
前記最適値決定処理手段により決定された不良記録素子補償パラメータを記憶しておく不良記録素子補償パラメータ記憶手段と、
前記記録ヘッドの前記複数のノズルのうち、描画に使用できない不良記録素子の位置を示す不良記録素子位置情報を取得する不良記録素子位置情報取得手段と、
前記不良記録素子位置情報を基に前記不良記録素子補償パラメータを適用して、当該不良記録素子による描画不良を、当該不良記録素子以外の他の記録素子による描画によって補償する不良記録素子補償手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6において、
前記参照パッチの取込画像のデータから得られる当該参照パッチの濃度分布に基づいて前記重み付けの値を決定する重み情報生成手段を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6又は7において、
前記光学読取手段として、色情報の取得が可能なカラー画像読取手段が用いられ、
前記評価値の算出に際して、前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像の差異を示す値として、前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像との色の差を計算する色差演算手段を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6乃至8のいずれか1項において、
前記不良記録素子補償パラメータ選定用チャートの出力に先立ち、前記記録ヘッドにおける前記記録素子の記録性能を回復させる回復動作を実施させる回復制御手段を有し、
前記回復動作の後に前記不良記録素子補償パラメータ選定用チャートの出力が行われることを特徴とする画像形成装置。 - 複数の記録素子を有する記録ヘッドと被記録媒体の少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させながら前記複数の記録素子によって前記被記録媒体上に描画を行う画像形成装置における前記複数の記録素子のうち1つ又は複数が記録不能な不良記録素子である場合に当該不良記録素子による描画不良を、当該不良記録素子以外の他の記録素子による描画によって補償するための補償量を表す不良記録素子補償パラメータを決定する不良記録素子補償パラメータ決定方法であって、
前記不良記録素子補償パラメータを決定するために使用する不良記録素子補償パラメータ選定用チャートとして前記画像形成装置によって出力され、一定の階調による均一濃度で前記被記録媒体上の領域が描画された均一画像から成る参照パッチと、
前記参照パッチを描画した複数の記録素子のうち1つ又は複数が非記録状態とされ、かつ、当該非記録状態とされた記録素子による非記録位置の近傍の記録を担う記録素子による描画部分に前記補償量を表す不良記録素子補償パラメータの候補値が与えられて、当該不良記録素子補償パラメータの候補値に応じた補償量による補正後の状態が再現された1つ又は複数個の計測パッチと、が形成された不良記録素子補償パラメータ選定用チャートを、色情報の取得が可能なカラー画像読取装置によって読み取るチャート読取工程と、
前記チャート読取工程によって前記カラー画像読取装置を介して取得された取込画像のデータから前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像の差異を評価するための評価指標となる評価値を算出するにあたり、前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像との色の差を計算して前記評価値を算出する評価値演算工程と、
前記評価値に基づいて前記不良記録素子補償パラメータの最適値を求める最適値決定処理工程と、を有することを特徴とする不良記録素子補償パラメータ決定方法。 - 複数の記録素子を有する記録ヘッドと被記録媒体の少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させながら前記複数の記録素子によって前記被記録媒体上に描画を行う画像形成装置における前記複数の記録素子のうち1つ又は複数が記録不能な不良記録素子である場合に当該不良記録素子による描画不良を、当該不良記録素子以外の他の記録素子による描画によって補償するための補償量を表す不良記録素子補償パラメータを決定する不良記録素子補償パラメータ決定装置であって、
前記不良記録素子補償パラメータを決定するために使用する不良記録素子補償パラメータ選定用チャートとして前記画像形成装置によって出力され、一定の階調による均一濃度で前記被記録媒体上の領域が描画された均一画像から成る参照パッチと、
前記参照パッチを描画した複数の記録素子のうち1つ又は複数が非記録状態とされ、かつ、当該非記録状態とされた記録素子による非記録位置の近傍の記録を担う記録素子による描画部分に前記補償量を表す不良記録素子補償パラメータの候補値が与えられて、当該不良記録素子補償パラメータの候補値に応じた補償量による補正後の状態が再現された1つ又は複数個の計測パッチと、が形成された不良記録素子補償パラメータ選定用チャートを読み取り、当該チャートの色情報を含む取込画像のデータを生成するカラー画像読取手段と、
前記カラー画像読取手段を介して取得された取込画像のデータから前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像との色の差を計算して、前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像の差異を評価するための評価指標となる評価値を算出する評価値演算手段と、
前記評価値に基づいて前記不良記録素子補償パラメータの最適値を決定する信号処理を行う最適値決定処理手段と、
を備えることを特徴とする不良記録素子補償パラメータ決定装置。 - 複数の記録素子を有する記録ヘッドと、前記記録ヘッド及び被記録媒体のうち少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させる搬送手段と、を備え、前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させながら前記複数の記録素子によって前記被記録媒体に描画する画像形成装置であって、
前記複数の記録素子のうち1つ又は複数が記録不能な不良記録素子である場合に当該不良記録素子による描画不良を、当該不良記録素子以外の他の記録素子による描画によって補償するための補償量を表す不良記録素子補償パラメータを決定するために使用する不良記録素子補償パラメータ選定用チャートとして、一定の階調による均一濃度で前記被記録媒体上の領域が描画された均一画像から成る参照パッチと、
前記参照パッチを描画した複数の記録素子のうち1つ又は複数が非記録状態とされ、かつ、当該非記録状態とされた記録素子による非記録位置の近傍の記録を担う記録素子による描画部分に前記補償量を表す不良記録素子補償パラメータの候補値が与えられて、当該不良記録素子補償パラメータの候補値に応じた補償量による補正後の状態が再現された1つ又は複数個の計測パッチと、が形成された不良記録素子補償パラメータ選定用チャートを出力させる描画制御を行うチャート出力制御手段と、
前記不良記録素子補償パラメータ選定用チャートを読み取り、当該チャートの色情報を含む取込画像のデータを生成するカラー画像読取手段と、
前記カラー画像読取手段を介して取得された取込画像のデータから前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像との色の差を計算して、前記参照パッチの取込画像と前記計測パッチの取込画像の差異を評価するための評価指標となる評価値を算出する評価値演算手段と、
前記評価値に基づいて前記不良記録素子補償パラメータの最適値を決定する信号処理を行う最適値決定処理手段と、
前記最適値決定処理手段により決定された不良記録素子補償パラメータを記憶しておく不良記録素子補償パラメータ記憶手段と、
前記記録ヘッドの前記複数のノズルのうち、描画に使用できない不良記録素子の位置を示す不良記録素子位置情報を取得する不良記録素子位置情報取得手段と、
前記不良記録素子位置情報を基に前記不良記録素子補償パラメータを適用して、当該不良記録素子による描画不良を、当該不良記録素子以外の他の記録素子による描画によって補償する不良記録素子補償手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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