JP2012071005A - シートバックフレーム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シートバックフレームは、フレーム本体と、フレーム本体の少なくとも一側部に固定され、アームレストを支持するアームレスト用ブラケットとを備えている。アームレスト用ブラケットは、アームレストを回動自在に支持するブラケット本体と、ブラケット本体の後端部上部に形成され、フレーム本体に固定される上側固定部と、ブラケット本体の後端部下部に形成され、フレーム本体に固定される下側固定部と、ブラケット本体における上側固定部及び下側固定部の間に形成され、フレーム本体に固定される中間固定部とを有する。
【選択図】図2
Description
そこで、本発明の課題は、大型のアームレストを安定して保持することのできるシートバックフレームを提供することである。
フレーム本体と、
前記フレーム本体の少なくとも一側部に固定され、アームレストを支持するアームレスト用ブラケットとを備え、
前記アームレスト用ブラケットは、
前記アームレストを回動自在に支持するブラケット本体と、
前記ブラケット本体の後端部上部に形成され、前記フレーム本体に固定される上側固定部と、
前記ブラケット本体の後端部下部に形成され、前記フレーム本体に固定される下側固定部と、
前記ブラケット本体における前記上側固定部及び前記下側固定部の間に形成され、前記フレーム本体に固定される中間固定部とを有することを特徴としている。
前記ブラケット本体における前記中間固定部の前方には、前記アームレストを回動自在に支持するための軸受け部が設けられていて、
前記ブラケット本体には、前記中間固定部と、前記軸受け部との間には前後方向に延びる補強部が形成されていることを特徴としている。
前記ブラケット本体は、当該ブラケット本体の上端部に形成され、上側固定部に連続して前後方向に延在する上側フランジと、前記ブラケット本体の下端部に形成され、下側固定部に連続して前後方向に延在する下側フランジとを備えていることを特徴としている。
前記上側フランジ及び前記下側フランジは、後端部がその前側部分よりも幅広に形成されていることを特徴としている。
また、上側フランジ及び下側フランジにおける前端部の乗員側への突出量を後端部よりも小さくすることができるので、乗員側への空間を有効に使用することができ、設計自由度を高めることができる。さらに、上側フランジ及び下側フランジにおける前端部の重量も後端部よりも小さくなるため、上側固定部及び下側固定部の保持力を向上させることができる。
上下フレーム51,52のうち、左側の上下フレーム51の下端部には、連結部7が固定されていて、この連結部7が回動自在にクッションシートフレーム2に連結されている。
そして、ブラケット本体81には、中間固定部813と、軸受け部814との間に補強部としての前後方向に延びるビード817が形成されている。
また、図5に示すように、連結部材82におけるブラケット本体81側の端部は、当該ブラケット本体81の先端部における外側(左側)に取り付けられている。これにより、連結部材82全体が先端部に向かって外側に傾くことになる。
そして、連結部材82におけるブラケット本体81側の端部は、その内側が溶接されて、ブラケット本体81の先端部に固定されている(図3,5における斜線部S5が溶接位置)。内側に溶接ビードが形成されているので、ブラケット本体81の外側に取り付けられたアームレストの軌跡上に溶接ビードがはみ出すことが防止される。これにより、アームレストの動作がスムーズなものとなる。
また、上下フレーム51,52が前方に張り出すように湾曲しているから、上下フレーム51,52の剛性が向上している。なお、上下フレーム51,52が前方に張り出すよう円弧状又は長円弧状に湾曲していてもよい。
サイドフレーム7にも、サイドフレーム7の内側(右側)に突出した位置決め用突起73が形成されている。位置決め用突起73と位置決め用突起63が、対称である。
なお、取付孔64に取り付けられる部品としてエアバッグやアームレストを挙げたが、他の種類の部品が取付孔64に取り付けられるものとしてもよい。
取付孔64に取り付けられた部品(例えば、エアバッグやアームレスト)の配線やハーネス等が、取付孔64に通されて所定の箇所まで配索されていてもよい。サイドフレーム6のうち中間部523の前側の領域が広いスペースであり、その広いスペースに取付孔64が形成されているから、配索の作業性も向上することが可能となる。
また、上側固定部811に連続して前後方向に延在する上側フランジ818と、下側固定部812に連続して前後方向に延在する下側フランジ819とがブラケット本体81に設けられているので、これら上側フランジ818と下側フランジ819とによってブラケット本体81の剛性をより高めることができる。
そして、上側フランジ818及び下側フランジ819の後端部がその前側部分よりも幅広に形成されているので、上側固定部811及び下側固定部812に連続する部分の剛性を高めることができる。
また、上側フランジ818及び下側フランジ819における前端部の乗員側への突出量を後端部よりも小さくすることができるので、乗員側への空間を有効に使用することができ、設計自由度を高めることができる。さらに、上側フランジ818及び下側フランジ819における前端部の重量も後端部よりも小さくなるため、上側固定部811及び下側固定部812の保持力を向上させることができる。
さらに、連結部材82の断面形状が円形状であるので、連結部材82の外周面が曲面となる。したがって、シートバックフレーム3にシートバッドを取り付ける際に、連結部材82がシートパッドに引っかかることを防止することができ、スムーズな取り付けが可能となる。
また、本実施形態では、一対の上下フレーム51にのみアームレスト用ブラケット8が取り付けられた場合を例示して説明しているが、一対の上下フレーム51,52の両方にアームレスト用ブラケット8を取り付けることも可能である。
スプリング係合部514は、上下フレーム52bに設けられているのではなく、サイドフレーム6Bの内側(左側)の面の後部に設けられている。
また、サイドフレーム6Bの後縁が前に凹んだ分だけサイドフレーム6Bを小型化することができる。
2 クッションシートフレーム
3 シートバックフレーム
4 シートレール
5 フレーム本体
7 連結部
8 アームレスト用ブラケット
10 スプリング部材
51,52 上下フレーム
53 上部フレーム
81 ブラケット本体
82 連結部材
811 上側固定部
812 下側固定部
813 中間固定部
814 軸受け部
817 ビード(補強部)
818 上側フランジ
819 下側フランジ
Claims (4)
- フレーム本体と、
前記フレーム本体の少なくとも一側部に固定され、アームレストを支持するアームレスト用ブラケットとを備え、
前記アームレスト用ブラケットは、
前記アームレストを回動自在に支持するブラケット本体と、
前記ブラケット本体の後端部上部に形成され、前記フレーム本体に固定される上側固定部と、
前記ブラケット本体の後端部下部に形成され、前記フレーム本体に固定される下側固定部と、
前記ブラケット本体における前記上側固定部及び前記下側固定部の間に形成され、前記フレーム本体に固定される中間固定部とを有するシートバックフレーム。 - 請求項1記載のシートバックフレームにおいて、
前記ブラケット本体における前記中間固定部の前方には、前記アームレストを回動自在に支持するための軸受け部が設けられていて、
前記ブラケット本体には、前記中間固定部と、前記軸受け部との間には前後方向に延びる補強部が形成されていることを特徴とするシートバックフレーム。 - 請求項1又は2記載のシートバックフレームにおいて、
前記ブラケット本体は、当該ブラケット本体の上端部に形成され、上側固定部に連続して前後方向に延在する上側フランジと、前記ブラケット本体の下端部に形成され、下側固定部に連続して前後方向に延在する下側フランジとを備えていることを特徴とするシートバックフレーム。 - 請求項3記載のシートバックフレームにおいて、
前記上側フランジ及び前記下側フランジは、後端部がその前側部分よりも幅広に形成されていることを特徴とするシートバックフレーム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010219201A JP2012071005A (ja) | 2010-09-29 | 2010-09-29 | シートバックフレーム |
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JP2010219201A JP2012071005A (ja) | 2010-09-29 | 2010-09-29 | シートバックフレーム |
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-
2010
- 2010-09-29 JP JP2010219201A patent/JP2012071005A/ja not_active Ceased
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