JP2012065505A - 電動モーター - Google Patents

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Abstract

【課題】脱調し難いモーターを実現する。
【解決手段】電動モーターであって、歯車形状を有し、回転する軸を中心に半径方向に磁化された回転子20と、前記回転子の半径方向外側に前記回転子と対向するように配置されたコア150であって、前記回転子側に内歯車形状を有する複数の歯151を有するコア150と、前記コアに巻かれて半径方向に磁束を発生させる電磁コイル100と、前記回転子の磁束を検出する磁気センサー300と、前記磁気センサーの出力に応じて前記電磁コイルを駆動するための駆動信号を生成する制御部240と、を備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、電動モーターに関し、特にハイブリッド型ステッピングモーターに関する。
パルス信号に同期して動作するステッピングモーター(ハイブリッドモーター)が広く用いられており、ステッピングモーターでは、このパルス信号を、外部のロジックにより発生させていた。ここで、ステッピングモーターに対し、過大なトルクを発生させ、あるいは高速の駆動パルス信号を加えると、1パルス=1ステップという関係を維持できない状態(脱調した状態)となり、制御が不能となる場合がある。従って、ステッピングモーターは、脱調した状態とならないように駆動制御されることが求められる(例えば特許文献1)。
特開2002−366002号公報
しかし、従来の技術では、ハイブリッドモーターが脱調した状態とならないように駆動制御するため、ハイブリッドモーターを高回転、高トルクで動作させ難いという問題があった。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、脱調し難いハイブリッドモーターを実現することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
電動モーターであって、歯車形状を有し、回転する軸を中心に半径方向に磁化された磁石を有する回転子と、前記回転子の半径方向外側に前記回転子と対向するように配置されたコアであって、前記回転子側に内歯車形状を有する複数の歯を有するコアと、前記コアに巻かれて半径方向に磁束を発生させる電磁コイルと、前記回転子の磁束を検出する磁気センサーと、前記磁気センサーの出力に応じて前記電磁コイルを駆動するための駆動信号を生成する制御部と、を備える、電動モーター。
この適用例によれば、制御部は、前記磁気センサーの出力に応じて前記電磁コイルを駆動するための駆動信号を生成するので、ハイブリッドモーターを高回転、高トルクで動作させても脱調し難くできる。
[適用例2]
適用例1に記載の電動モーターにおいて、前記制御部は、前記磁気センサーの出力を用いて、前記電磁コイルを駆動するためのPWM駆動波形を生成する、電動モーター。
[適用例3]
適用例2に記載の電動モーターにおいて、
前記電磁コイルに電気角2π分のPWM駆動波形が入力されたとき、前記歯車の4ピッチ分前記回転子を回転させる、電動モーター。
この適用例によれば、電動モーターをステッピング動作させることができる。
[適用例4]
適用例1から適用例3のうちのいずれか一つの適用例に記載の電動モーターにおいて、前記電動モーターが2相モーターである場合に、前記2相のうちの第1の相に対応する磁気センサーのみを備え、前記制御部は、前記第1の相に対応した前記磁気センサーの出力の大きさと、前記出力の変化率がプラスかマイナスかと、に基づいて、他相の磁気センサーがあれば出力したであろう出力を算出し、前記磁気センサーの出力及び前記算出した出力とを用いて、前記第1の相及び前記他相の電磁コイルを駆動するための駆動信号を生成する、電動モーター。
この適用例によれば、磁気センサーの数を少なくすることが可能となる。
本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、ハイブリッドモーターの他、ハイブリッドモーターの制御方法等様々な形態で実現することができる。
本実施例にかかるハイブリッドモーターを模式的に示す説明図である。 ステーターを回転軸と垂直な面で切ったときの断面を示す説明図である。 永久磁石200A、200Bを拡大して示す説明図である。 コアと電磁コイルと永久磁石の関係を模式的に示す説明図である。 コアと電磁コイルと永久磁石の動作を模式的に示す説明図である。 正転時におけるタイミングチャートを示す説明図である。 反転時におけるタイミングチャートを示す説明図である。 本実施例のハイブリッドモーターの制御回路ブロックを示す説明図である。 駆動制御部の内部構成と動作を示す説明図である。 PWM部530(図9)の内部構成の一例を示すブロック図である。 ハイブリッドモーターの正転時のPWM部530の動作を示すタイミングチャートである。 ハイブリッドモーターの反転時のPWM部530の動作を示すタイミングチャートである。 励磁区間設定部590の内部構成と動作を示す説明図である。 符号化部の動作とタイミングチャートを示す説明図である。 駆動部の動作状態を示す説明図である。 変形例のハイブリッドモーターのタイミングチャートを示す説明図である。 A相の磁気センサーの出力からB相の演算値を求めた一例を示す説明図である。
図1は、本実施例にかかるハイブリッドモーターを模式的に示す説明図である。ハイブリッドモーター10は、略円筒状のステーター15が外側に配置され、略円筒状のローター20が内側に配置されている。ステーター15は、筐体16と、電磁コイル100A、100Bと、コア150A、150Bと、磁気センサー300A、300Bと、を備える。電磁コイル100A、100Bは、筐体16の内周に沿って配列されている。電磁コイル100Aはコア150Aに巻かれており、電磁コイル100Bはコア150Bに巻かれている。磁気センサー300A、300Bは、ローター20の永久磁石の位相を検出する。磁気センサー300A、300Bは、電磁コイル100A、100Bの各相に1つずつ配置されている。
ローター20は、中心に回転軸230(「シャフト230」とも呼ぶ。)を有し、外周に永久磁石200A、200Bを有している。永久磁石200A、200Bは、略円筒形をしており、永久磁石200Bは、永久磁石200Aを回転軸230の軸方向に平行に移動させた位置に配置されている。永久磁石200A、200Bは、回転軸230の中心から外部に向かう径方向(半径方向、あるいは放射方向)に沿って磁化されている。また、永久磁石200A、200Bと電磁コイル100A、100Bとは、ローター20とステーター15の対向する円筒面に対向して配置されている。ボールベアリング240は、回転軸230と、筐体16との間に配置され、回転軸230を支持するとともに、回転軸230の回転を滑らかにする。
図2は、ステーターを、回転軸と垂直な面で切ったときの断面を示す説明図である。コア150Aは、中心に向けて突き出ており、コア150Aの突き出た部分には、電磁コイル100Aが巻かれている。コア150Aの中心側の先端は、円周方向に円弧状に広がっている。コア150Aの円弧状に広がった部分には、中心側を向く複数の歯151Aが形成されており、歯151Aは円周方向に沿って並んでいる。なお、コア150Bも、コア150Aと同様の構成を有し、中心側を向く複数の歯151Bを有している。コア150Aとコア150Bは、円周方向に沿って、交互に配置されており、歯151A、151Bは、内歯歯車の形状を形成している。磁気センサー300A、300Bは、コア150Aとコア150Bとの間に配置されている。なお、磁気センサー300A、300Bは、各相(A相、B相)につき1つあればよい。磁気センサー300A、300Bとして、例えばホール素子を用いることができる。磁気センサー300A、300Bは、後述する永久磁石200A、200Bの位相を検知するために用いられる。
図3は、永久磁石200A、200Bを拡大して示す説明図である。永久磁石200A、200Bは、表面に凹凸を有しており、外歯歯車の形状を有している。永久磁石200Aは、凸になった部分がN極であり、中心側がS極である。凸になった部分を「歯201A」と呼ぶ。永久磁石200Bは、逆に凸になった部分がS極であり、中心側がN極である。同様に、凸になった部分を「歯201B」と呼ぶ。永久磁石200Aの隣接する歯201Aと歯201Aとの間隔を2πとしたとき、永久磁石200Aの歯201Aと永久磁石200Bの歯201Bとは、π/2ずれるように配置されている。
図4は、コアと、電磁コイルと、永久磁石の関係を模式的に示す説明図である。なお、図2、図3に示すように、コア150A、150Bの先端部や永久磁石200Aは、円弧形状あるいは円筒形状を有しているが、図4では、図面を簡略化するため、直線で表している。コア150Aの歯151Aと、コア150Bの歯151Bと、永久磁石200Aの歯201Aは、同じピッチで形成されている。したがって、コア150Aの歯151Aと、永久磁石200Aの歯201Aとを一致させることができる。また、コア150Aの端の歯151Aの中心とコア150Bの端の歯151Bの中心との間隔は、7π/2である。したがって、コア150Bの歯151Bと永久磁石200Aの歯201Aとは、π/2ずれる。さらに、上述したように、永久磁石200Aと永久磁石200Bとは、π/2ずれるように配置されているので、コア150Aの歯151Aと、永久磁石200Aの歯201Aとが一致しているとき、コア150Bの歯151B(図示せず)と、永久磁石200Bの歯201B(図示せず)とが一致する。
図5は、コアと電磁コイルと永久磁石の動作を模式的に示す説明図である。図5では、4つのコア150A1、150B1、150A2、150B2を示している。図5から明らかなように、コア150A1の歯151A1と永久磁石200Aの歯201Aとが一致するとき、コア150A1に隣接するコア150B1の歯151B1と永久磁石200Aの歯201Aとは、π/2ずれ、さらにコア150B1に隣接するコア150A2の歯151A2と永久磁石200Aの歯201Aとはπずれ、2つの歯201Aの間に歯151A2が位置する。
このハイブリッドモーター10では、1ステップ進むごとに、ローター20(永久磁石200A)が電気角でπ/2移動する。すなわち、図5(A)に示す状態では、コア150A1の歯151A1と永久磁石200Aの歯201Aとが一致している。1ステップ進むと、図5(B)に示すように、永久磁石200Aは図の左方にπ/2移動し、コア150B1の歯151B1と永久磁石200Aの歯201Aとが一致する。さらに1ステップ進むと、図5(C)に示すように、永久磁石200Aは図の左方にπ/2移動し、コア150A2の歯151B1と永久磁石200Aの歯201Aとが一致する。さらに1ステップ進むと、図5(D)に示すように、永久磁石200Aは図の左方にπ/2移動し、コア150B2の歯151B2と永久磁石200Aの歯201Aとが一致する。さらに1ステップ進むと、永久磁石200Aは図の左方にπ/2移動し、コア150A1の歯151A1と永久磁石200Aの歯201Aとが一致する。すなわち、コア150A1、150A2、150B1、150B2と永久磁石200Aとの位置関係は、図5(A)に示す状態に戻る。
図6は、正転時におけるタイミングチャートを示す説明図である。A相逆誘起電圧、B相逆誘起電圧は、ハイブリッドモーター10が回転したときに電磁コイル100A、100Bに誘起する電圧である。A相逆誘起電圧、B相逆誘起電圧の値は−Eg[V]〜+Eg[V]の間である。また、正転時では、B相逆誘起電圧の位相は、A相逆誘起電圧の位相よりもπ/2遅れている。A相磁気センサー出力SSA、B相磁気センサー出力SSBは、磁気センサー300A、300Bの出力である。磁気センサー300A、300Bの出力SSA、SSBは、0[V]〜Vg[V]である。A相磁気センサー出力SSA、B相磁気センサー出力SSBについても同様に、A相磁気センサー出力SSAの位相は、B相磁気センサー出力SSBの位相よりもπ/2遅れている。クロック信号PCLは、後述するPWM駆動回路を駆動するための基準クロック信号である。クロック信号PCLの生成については後述する。クロック信号SDCは、クロック信号PCLを1/Nに分周して得られるクロック信号である。正負符号信号Pa、Pbは、磁気センサー300A、300Bの出力SSA、SSBの正負に対応している。磁気センサー300Aの出力が正のとき、A相正負符号信号Paも正となり、磁気センサー300Aの出力が負のとき、A相正負符号信号Paも負となる。B相正負符号信号Pbについても同様である。A相PWM駆動信号、B相PWM駆動信号は、電磁コイル100A、100Bの駆動信号である。実際には、A相PWM駆動信号にA相正負符号信号Paを掛けた電圧が電磁コイル100Aに印加され、B相PWM駆動信号にB相正負符号信号Pbを掛けた電圧が電磁コイル100Bに印加される。A相励磁電圧、B相励磁電圧は、電磁コイル100A、100Bに印加される電圧である。
図7は反転時におけるタイミングチャートを示す説明図である。反転時は、図6の正転時と以下の点で異なる。正転では、B相逆誘起電圧の位相は、A相逆誘起電圧の位相よりもπ/2遅れているが、反転では、B相逆誘起電圧の位相は、A相逆誘起電圧の位相よりもπ/2進んでいる。同様に、A相磁気センサー出力SSAの位相は、B相磁気センサー出力SSBの位相よりもπ/2進んでいる。また、正転時には、A相磁気センサー出力SSAが極大値のとき、A相逆誘起電圧は正の極大値をとるが、反転時には、A相磁気センサー出力SSAが極大値のとき、A相逆誘起電圧は負の極大値をとる。反転のときは、磁気センサー300Aの出力が正のとき、A相正負符号信号Paは負となり、磁気センサー300Aの出力が負のとき、A相正負符号信号Paは正となる。B相正負符号信号Pbについても同様である。
図8は、本実施例のハイブリッドモーターの制御回路ブロックを示す説明図である。制御回路ブロックは、A相PWM部530A、B相PWM部530Bと、CPU400と、A相駆動部250A、B相駆動部250Bを備える。A相PWM部530Aは、A相駆動制御部を含んでいる。A相PWM部530Aは、A相駆動制御部からの制御信号を受けて、ハイブリッドモーター10のA相用の電磁コイル100Aを駆動する。ハイブリッドモーター10は、A相用の磁気センサー300Aを含んでおり、このA相磁気センサー300Aからの出力SSAを受けて、A相PWM部530Aは制御を行う。B相の制御についても同様である。
図9は、駆動制御部の内部構成と動作を示す説明図である。駆動制御部は、PWM制御部240と、駆動部250とを有している。駆動部250は、複数のスイッチング素子を備えたブリッジ回路である。PWM制御部240は、基本クロック生成回路510と、1/N分周器520と、PWM部530と、正逆方向指示値レジスター540と、乗算器550、552と、符号化部560、562と、AD変換部570、572と、電圧指令値レジスター580と、励磁区間設定部590とを備えている。
基本クロック生成回路510は、所定の周波数を有するクロック信号PCLを発生する回路であり、例えばPLL回路で構成される。分周器520は、このクロック信号PCLの1/Nの周波数を有するクロック信号SDCを発生する。Nの値は所定の一定値に設定される。このNの値は、予めCPU400によって分周器520に設定される。PWM部530は、クロック信号PCL、SDCと、乗算器550、552から供給される乗算値Ma、Mbと、正逆方向指示値レジスター540から供給される正逆方向指示値RIと、符号化部560、562から供給される正負符号信号Pa、Pbと、励磁区間設定部590から供給される励磁区間信号Ea、Ebとに応じて、駆動信号DRVA1、DRVA2、DRVB1、DRVB2を生成する。この動作については後述する。
正逆方向指示値レジスター540内には、ハイブリッドモーター10の回転方向を示す値RIがCPU400によって設定される。本実施例では、正逆方向指示値RIがLレベルのときにハイブリッドモーター10が正転し、Hレベルのときに逆転する。
PWM部530に供給される他の信号Ma、Mb、Pa、Pb、Ea、Ebは以下のように決定される。なお、乗算器550と符号化部560とAD変換部570はA相用の回路であり、乗算器552と符号化部562とAD変換部572はB相用の回路である。これらの回路群の動作は同じなので、以下ではA相用の回路の動作について主に説明する。なお、以下では、A相とB相のパラメータ(後述する励磁区間など)は同じ値に設定されるものとして説明するが、A相とB相のパラメータを互いに異なる値に設定することも可能である。
なお、本明細書において、A相とB相とをまとめて指す場合には、符号の末尾「a」「b」(A相とB相を示すもの)を省略している。例えば、A相とB相の乗算値Ma、Mbを区別する必要が無い場合には、これらを合わせて「乗算値M」と呼ぶ。他の符号についても同様である。
磁気センサー300Aの出力SSAは、AD変換部570に供給される。この磁気センサー300Aの出力SSAのレンジは、例えばGND(接地電位)からVDD(電源電圧)までであり、その中位点(=VDD/2)が出力波形の中位点(正弦波の原点を通る点)である。AD変換部570は、このセンサー出力SSAをAD変換して、センサー出力のデジタル値を生成する。AD変換部570の出力のレンジは、例えばFFh〜0h(語尾の”h”は16進数であることを示す)であり、プラス側の中央値を80hとし、マイナス側の中央値を7Fhとしてそれぞれを波形の中位点に対応させる。
符号化部560は、AD変換後のセンサー出力値のレンジを変換するとともに、センサー出力値の中位点の値を0に設定する。この結果、符号化部560で生成されるセンサー出力値Xaは、正側の所定の範囲(例えば+127〜0)と負側の所定の範囲(例えば0〜−127)の値を取る。但し、符号化部560から乗算器550に供給されるのは、センサー出力値Xaの絶対値であり、その正負符号は正負符号信号PaとしてPWM部530に供給される。
電圧指令値レジスター580は、CPU400によって設定された電圧指令値Yaを格納する。この電圧指令値Yaは、後述する励磁区間信号Eaとともに、ハイブリッドモーター10の印加電圧を設定する値として機能するものである。電圧指令値Yaは、典型的には0〜1.0の値を取るが、1.0よりも大きな値を設定可能としても良い。但し、以下では電圧指令値Yaが0〜1.0の範囲の値を取るものと仮定する。このとき、仮に、非励磁区間を設けずに全区間を励磁区間とするように励磁区間信号Eaを設定した場合には、Ya=0は印加電圧をゼロとすることを意味し、Ya=1.0は印加電圧を最大値とすることを意味する。乗算器550は、符号化部560から出力されたセンサー出力値Xaと、電圧指令値Yaとを乗算して整数化し、その乗算値MaをPWM部530に供給する。
図9(B)〜(E)は、乗算値Maが種々の値を取る場合におけるPWM部530の動作を示している。ここでは、全期間が励磁区間であり非励磁区間が無いものと仮定している。PWM部530は、クロック信号SDCの1周期の間に、デューティがMa/Nであるパルスを1つ発生させる回路である。すなわち、図9(B)〜(E)に示すように、乗算値Maが増加するに従って、駆動信号DRVA1、DRVA2のパルスのデューティが増加する。なお、第1の駆動信号DRVA1は、センサー出力SSAが正のときにのみパルスを発生する信号であり、第2の駆動信号DRVA2はセンサー出力SSAが正のときにのみパルスを発生する信号であるが、図9(B)〜(E)ではこれらを合わせて記載している。また、便宜上、第2の駆動信号DRVA2を負側のパルスとして描いている。
図10は、PWM部530(図9)の内部構成の一例を示すブロック図である。PWM部530は、カウンタ531、532と、EXOR回路533、534と、駆動波形形成部535、536とを備えている。カウンタ531とEXOR回路533と駆動波形形成部535はA相用の回路であり、カウンタ532とEXOR回路534と駆動波形形成部536はB相用の回路である。これらは以下のように動作する。
図11は、ハイブリッドモーターの正転時のPWM部530の動作を示すタイミングチャートである。この図には、2つのクロック信号PCL、SDCと、正逆方向指示値RIと、励磁区間信号Eaと、乗算値Maと、正負符号信号Paと、カウンタ531内のカウント値CM1と、カウンタ531の出力S1と、EXOR回路533の出力S2と、駆動波形形成部535の出力である駆動信号DRVA1、DRVA2とが示されている。カウンタ531は、クロック信号SDCの1期間毎に、クロック信号PCLに同期してカウント値CM1を0までダウンカウントする動作を繰り返す。カウント値CM1の初期値は乗算値Maに設定される。なお、図11では、図示の便宜上、乗算値Maとして負の値も描かれているが、カウンタ531で使用されるのはその絶対値|Ma|である。カウンタ531の出力S1は、カウント値CM1が0で無い場合にはHレベルに設定され、カウント値CM1が0になるとLレベルに立ち下がる。
EXOR回路533は、正負符号信号Paと正逆方向指示値RIとの排他的論理和を示す信号S2を出力する。ハイブリッドモーター10が正転する場合には、正逆方向指示値RIがLレベルである。従って、EXOR回路533の出力S2は、正負符号信号Paと同じ信号となる。駆動波形形成部535は、カウンタ531の出力S1と、EXOR回路533の出力S2から、駆動信号DRVA1、DRVA2を生成する。すなわち、カウンタ531の出力S1のうち、EXOR回路533の出力S2がLレベルの期間の信号を第1の駆動信号DRVA1として出力し、出力S2がHレベルの期間の信号を第2の駆動信号DRVA2として出力する。なお、図7の右端部付近では、励磁区間信号EaがLレベルに立ち下がり、これによって非励磁区間NEPが設定されている。従って、この非励磁区間NEPでは、いずれの駆動信号DRVA1、DRVA2も出力されず、ハイインピーダンス状態に維持される。
上述の説明から理解できるように、カウンタ531は、乗算値Maに基づいてPWM信号を生成するPWM信号生成回路として機能している。また、駆動波形形成部535は、励磁区間信号Eaに応じてPWM信号をマスクするマスク回路として機能している。
図12は、ハイブリッドモーターの反転時のPWM部530の動作を示すタイミングチャートである。ハイブリッドモーター10の反転時には、正逆方向指示値RIがHレベルに設定される。この結果、2つの駆動信号DRVA1、DRVA2が図7から入れ替わっており、この結果、ハイブリッドモーター10が反転することが理解できる。なお、PWM部530のB相用の回路532、534、536も上述と同様に動作する。
図13は、励磁区間設定部590の内部構成と動作を示す説明図である。励磁区間設定部590は、電子可変抵抗器592と、電圧比較器594、596と、OR回路598と、AND回路599とを有している。電子可変抵抗器592の抵抗値Rvは、CPU400によって設定される。電子可変抵抗器592の両端の電圧V1、V2は、電圧比較器594、596の一方の入力端子に与えられている。電圧比較器594、596の他方の入力端子には、磁気センサー300Aの出力SSAが供給されている。なお、図9ではB相用の回路は図示の便宜上省略されている。電圧比較器594、596の出力信号Sp、Snは、OR回路598に入力されている。OR回路598の出力は、励磁区間と非励磁区間とを区別するための励磁区間信号Eaである。
図13(B)は、励磁区間設定部590の動作を示している。電子可変抵抗器592の両端電圧V1、V2は、抵抗値Rvを調整することによって変更される。具体的には、両端電圧V1、V2は、電圧レンジの中央値(=VDD/2)からの差分が等しい値に設定される。磁気センサー300Aの出力SSAが第1の電圧V1よりも高い場合には第1の電圧比較器594の出力SpがHレベルとなり、一方、磁気センサー300Aの出力SSAが第2の電圧V2よりも低い場合には第2の電圧比較器596の出力SnがHレベルとなる。励磁区間信号Eaは、出力信号Sp、Snの論理和を取った信号となる。従って、図13(B)の下部に示すように、励磁区間信号Eaは、励磁区間EPと非励磁区間NEPとを示す信号として使用することができる。励磁区間EPと非励磁区間NEPの設定は、CPU400が可変抵抗値Rvを調整することによって行なわれる。
なお、励磁区間EPと非励磁区間NEPの設定機能は、CPU400以外の他の回路で実現するようにしてもよい。また、外部からの要求(例えばモータの出力要求)に応じて電圧指令値Yaと励磁区間信号Eaの両者の値を調整し、これによって、要求に応じた出力を達成する調整部としての機能についても同様である。
ところで、ハイブリッドモーター10の始動時には、励磁区間EPはなるべく大きく、非励磁区間NEPはなるべく小さくすることが好ましい。この理由は、ハイブリッドモーター10が、位相が非励磁区間NEPの内部に相当する位置で静止している場合には、PWM信号が駆動波形形成部535(図10)でマスクされてしまうので、始動できない可能性があるためである。従って、始動時には、非励磁区間NEPは、その許容範囲の中の最小値とすることが好ましい。なお、非励磁区間NEPの最小値は、ゼロでない値とすることが好ましい。この理由は、非励磁区間NEPの最小値をゼロとすると、磁気センサー300Aの出力SSAの極性(すなわち駆動信号の極性)が反転するタイミングにおいて、駆動部250(図9)内において電流が逆流してしまい、スイッチングトランジスタが損傷する可能性があるからである。
図14は、符号化部の動作とタイミングチャートを示す説明図である。ここでは、A相用の符号化部560(図9)を例にとり説明する。符号化部560は、ADC部570(図9)からADC信号を受取、センサー出力値Xaと正負符号信号Paを生成する。ここで、センサー出力値Xaは、ADC信号を+127〜−128にシフトし、その絶対値を取った値である。また、正負符号信号Paについては、ADC信号の値が0よりも小さい場合に正負符号信号PaをH、ADC信号の値が0よりも大きい場合に正負符号信号PaをLとしている。なお、正負符号信号Paの正負は、逆であってもよい。
図15は、駆動部の動作状態を示す説明図である。なお、A相、B相の構成は同じであるので、A相についてのみ説明する。A相駆動部250Aは、4つのスイッチングトランジスタTr1A〜Tr4Aを有しており、また、上アーム側のスイッチングトランジスタTr1A、Tr3Aには、駆動信号のレベルを調整するためのレベルシフト回路255A、256Aが設けられている。但し、レベルシフト回路255A、256Aは省略可能である。
A相駆動部250Aには、PWM部530(図9)から駆動信号DRVA1、DRVA2が供給される。駆動信号DRVA1、DRVA2は、どちらか一方のみがオンし、同時にはオンしない。駆動信号DRVA1がオン状態になるととともに駆動信号DRVA2がオフ状態になるときに、第1の電流方向IA1に電流が流れる。逆に、駆動信号DRVA1がオフ状態になるととともに駆動信号DRVA2がオン状態になるときに、第2の電流方向IA2に電流が流れる。この結果、ハイブリッドモーター10が駆動信号に応じて駆動される。
以上のように、本実施例では、磁気センサー300A、300Bからの出力信号SSA、SSBを用いて駆動信号DRVA1、DRVA2、DRVB1、DRVB2を生成し、ハイブリッドモーター10を駆動する。ハイブリッドモーター10の回転数やトルクに応じた駆動信号DRVA1、DRVA2、DRVB1、DRVB2を生成することができるので、サーボモーターの様な高トルクで脱調し難いハイブリッドモーターを実現することができる。
[変形例]
図16は、変形例のハイブリッドモーターのタイミングチャートを示す説明図である。この変形例では、磁気センサー300Bを備えておらず、磁気センサーはA相用の磁気センサー300Aのみを備える。本実施例では、B相用の磁気センサー300Bの出力SSBからB相用正負符号信号Pbを生成していたが、この変形例では、クロック信号SDCとA相用正負符号信号PaからB相用正負符号信号Pbを生成する。例えば、Pb=SDC.XOR.PaまたはPb=SDC.XNOR.Paの演算を実行することにより、クロック信号SDCとA相用正負符号信号PaからB相用正負符号信号Pbを生成することができる。この場合、XORを用いた場合を正転とすると、XNORを用いる場合は、反転となる。なおその他の動作については、実施例と同様である。
図17は、A相の磁気センサーの出力からB相の演算値を求めた一例を示す説明図である。ここでは、A相磁気センサー300Aの出力SSAをVDD/2で割り、1を引くことにより、A相磁気センサー300Aの出力SSANの最大値を1、最小値を−1としている。A相磁気センサー300Aの出力をSSAN(−1≦SSAN≦1)とすると、正転の時のB相の演算値SSBNは、SSBN=Δ×√(12−SSAN2)で求めることが出来、反転の時のB相の演算値SSBNは、SSBN=−Δ×√(12−SSAN2)で求めることが出来る。ここで、係数Δは、A相磁気センサー300Aの出力SSANの変化を示す係数であり、出力SSANが増加するとき(変化率がプラス)はΔ=1であり、出力SSANが減少するとき(変化率がマイナス)はΔ=―1である。なお、Δは次の式(1)により算出することが出来る。
Figure 2012065505
磁気センサー300Aは、予め定められた周期毎にデータを出力する。SSANMはM個目のA相磁気センサー300Aの出力SSANを示し、SSANM+1はM+1個目のA相磁気センサー300Aの出力SSANを示している。
この変形例によれば、A相磁気センサー300Aの出力SSANからB相の演算値SSBNを容易に算出することが出来る。その結果、B相用の磁気センサー300Bを備えなくてもよいので、構成部品の数の削減を行うことができる。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10…ハイブリッドモーター
15…ステーター
16…筐体
20…ローター
100A、100B…電磁コイル
150A、150A1、150A2、150B、150B1、150B2…コア
151A、151A1、151A2、151B、151B1、151B2…歯
200A、200B…永久磁石
201A、201B…歯
230…回転軸(シャフト)
240…ボールベアリング
250…駆動部
255A…レベルシフト回路
300A、300B…磁気センサー
400…CPU
510…基本クロック生成回路
520…分周器
531、532…カウンタ
535、536…駆動波形形成部
540…正逆方向指示値レジスター
550、552…乗算器
560、562…符号化部
580…電圧指令値レジスター
590…励磁区間設定部
592…電子可変抵抗器
594…第1の電圧比較器
596…第2の電圧比較器

Claims (4)

  1. 電動モーターであって、
    歯車形状を有し、回転する軸を中心に半径方向に磁化された磁石を有する回転子と、
    前記回転子の半径方向外側に前記回転子と対向するように配置されたコアであって、前記回転子側に内歯車形状を有する複数の歯を有するコアと、
    前記コアに巻かれて半径方向に磁束を発生させる電磁コイルと、
    前記回転子の磁束を検出する磁気センサーと、
    前記磁気センサーの出力に応じて前記電磁コイルを駆動するための駆動信号を生成する制御部と、
    を備える、電動モーター。
  2. 請求項1に記載の電動モーターにおいて、
    前記制御部は、前記磁気センサーの出力を用いて、前記電磁コイルを駆動するためのPWM駆動波形を生成する、電動モーター。
  3. 請求項2に記載の電動モーターにおいて、
    前記電磁コイルに電気角2π分のPWM駆動波形が入力されたとき、前記歯車の4ピッチ分前記回転子を回転させる、電動モーター。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の電動モーターにおいて、
    前記電動モーターが2相モーターである場合に、前記2相のうちの第1の相に対応する磁気センサーのみを備え、
    前記制御部は、前記第1の相に対応した前記磁気センサーの出力の大きさと、前記出力の変化率がプラスかマイナスかと、に基づいて、他相の磁気センサーがあれば出力したであろう出力を算出し、前記磁気センサーの出力及び前記算出した出力とを用いて、前記第1の相及び前記他相の電磁コイルを駆動するための駆動信号を生成する、電動モーター。
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