JP2012065497A - 電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した電圧を供給することができる電源回路を提供する。
【解決手段】本発明に関する電源装置は、スイッチング電源と、スイッチング電源の出力電圧により動作する電源装置と、電源装置における電流の時間変化に基づいた補正信号を発信する補正信号回路と、補正信号に基づいてスイッチング電源の出力電圧を制御する電圧制御回路とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スイッチング電源回路に関するものである。
スイッチング電源は、出力起動の際に負荷装置に大きな電流が急に流れるのを防止するために出力電圧を徐々に上げるソフトスタート機能を設けている。
上記のソフトスタート機能は、スイッチング電源のコンデンサにIC回路が付加されており、スイッチング電源が電源装置に対して入力電圧の出力を開始すると、IC回路がコンデンサの充電を開始し、スイッチング電源の出力電圧を徐々に大きくする機能である。
しかしソフトスタート機能は、スイッチング電源の出力を入力源とする電源装置が接続している状態で、スイッチング電源の出力電圧をソフトスタート機能により徐々に上げている最中に電源装置が入力動作開始電圧に到達し、起動を開始する場合がある。電源装置の起動電流がスイッチング電源の出力から供給されるわけだが、ソフトスタート機能動作中のスイッチング電源は電源装置の起動時に必要な出力電力を供給できずに出力電圧の瞬時低下を発生させてしまう。それは、ソフトスタート機能によりスイッチング電源は出力を徐々に立ち上げる様にスイッチング電源のデューティ比を制御している為、電源装置の起動電流が流れた際に必要となるデューティ比に調整することができないためである。
特許文献1には、入力電源電圧と所定の閾値電圧を比較する電圧比較手段を設け、入力電源電圧が閾値電圧以下となったことを検出した場合、一旦電源装置を停止する電源装置が記載されている。そして上記電源装置は、入力電源電圧が閾値以上に復帰した場合に、電源装置の再起動を行う。
特開2001−314085
特許文献1に記載の電源装置は、閾値電圧以下の入力電源電圧を検出する度に、電源装置を停止し、閾値電圧以上に入力電源電圧が復帰した場合に再起動する。しかし上記の電源装置は、検出した入力電源電圧の値に基づいては再起動を繰り返す行う必要があるため、負荷側の安定動作を損なってしまうという問題点があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決する電源装置を提供することにある。
本発明に関する電源装置は、スイッチング電源と、スイッチング電源の出力電圧により動作する電源装置と、電源装置における電流の時間変化に基づいた補正信号を発信する補正信号回路と、補正信号に基づいてスイッチング電源の出力電圧を制御する電圧制御回路とを備えている。
本発明によれば、安定した電圧を供給することができる。
第1の実施形態の構成を示すブロック図。 第2の実施形態の構成を示すブロック図。 第2の実施形態の動作を詳細に示す波形図。 第3の実施形態の構成を示すブロック図。 第3の実施形態の動作を詳細に示す波形図。 第3の実施形態の動作を詳細に示す波形図。 第3の実施形態の動作を詳細に示す波形図。 第4の実施形態の構成を示すブロック図。
〔第1の実施形態〕以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
〔構造の説明〕図1は、本実施形態における電源回路1の構成図である。
電源回路1は、スイッチング電源2、電圧制御回路3、電源装置4、補正信号回路5とを備えている。
スイッチング電源2は、電源装置4と電気的に接続しており、出力電圧を電源装置4に供給している。またスイッチング電源2は、出力電圧を一定の電圧精度を保つために、電圧制御回路3を備えている。補正信号回路5は、スイッチング電源2の電圧制御回路3と電源装置4の間に電気的に接続して設けられている。
電源装置4は、起動時や定常状態において大きな電流変化を生じた場合、電流変化に伴う補正信号を補正信号回路5に出力する。なお補正信号は、電源装置4と接続している負荷などに対して出力する電圧や、電源装置4内に流れる信号に基づいて出力される。
補正信号回路5は、電源装置4の電流変化に応じた補正信号を入力し、さらに所定の補正を行った補正信号を電圧制御回路3に出力する。
電圧制御回路3は、補正信号回路5から入力された補正信号に基づいて、スイッチング電源2が電源装置4に出力する電圧の制御を行う。
〔作用の説明〕本実施形態における作用について説明する。電源回路1は、起動時や定常状態において電源装置4に大きな電流変化が起きると、補正信号回路5は、電源装置4における電流変化に伴う補正信号を電圧制御回路3に出力する。電圧制御回路3は、入力された補正信号に基づいてスイッチング電源2が電源装置4に出力する電圧制御を行う。
〔効果の説明〕次に、本実施形態における効果について説明する。
上記構成により電源回路1は、電源装置4で発生した電流急変による装置の影響を防止することができ、安定した電圧を供給することができる。例えば同じ入力電源に別系統で接続された他の負荷の変動による電圧低下の影響や、コネクタ接点の接触不良による瞬断等などにより電流急変が起こったとしても、安定した電圧を供給することができる。
また本実施形態における電源回路1は、電源装置4の電流が急峻に変化した場合に変動電圧を抑えるために大容量のコンデンサをスイッチング電源2に設ける必要がない。そのため、電源回路1の小型化を実現することが出来る。
また本実施形態の電源回路1は、電流変化に伴うフィードバック機能においてスイッチング電源2の出力電圧ではなく、電源装置4の電流変化に応じた補正信号を利用している。スイッチング電源2の出力電圧をモニタリングしながら電圧制御を行う場合、電源装置4で起きる電流の変化に対しては即座に対応することができない。しかし本実施形態における電源回路1のスイッチング電源2は、電源装置4から入力された補正信号に応じて、出力電圧の制御を行っているため、出力電圧の補正を即座に行なうことができる。
〔第2の実施形態〕次に、第2の実施形態について説明する。
〔構造の説明〕図2は、本実施形態における電源回路1の構成図である。
本実施形態では、補正信号回路5が反転素子6とコンデンサ7とを直列接続して構成されており、さらに抵抗8を備えている。それ以外の構造、接続関係は、第1の実施形態と同様である。つまり、第2の実施形態に関する電源回路1は、スイッチング電源2、電圧制御回路3、電源装置4とを備えている。
本実施形態における抵抗8は、スイッチング電源2と電源装置4とのあいだに、電圧降下成分として設けられている。
電源装置4は、起動時や定常状態において大きな電流変化を生じた場合、電流変化に伴う補正信号を補正信号回路5に出力する。補正信号は、電源装置4と接続している負荷などに対して出力する電圧や電流、また電源装置4内に流れる信号や電流に基づいて出力される。
補正信号回路5は、電圧制御回路3と電源装置4との間に設けられており、反転素子6とコンデンサ7とで構成されている。
反転素子6は、電源装置4とコンデンサ7との間に形成されている。反転素子6は、電源装置4から補正信号を入力すると、補正信号の位相を反転させてコンデンサ7に出力する。
コンデンサ7は、反転素子6とスイッチング電源2との間に形成されている。コンデンサ7は、反転素子6から入力された補正信号の交流成分を抽出しパルス信号として補正信号を生成し、電圧制御回路3に出力する。
〔動作の説明〕次に本実施形態の動作について、図3のタイムチャートを用いて説明する。なお、スイッチング電源2は、内部で設定された出力電圧を電源装置4に供給している。
電源装置4は大きな電流変化fが起きると、電流変化fに応じて補正信号aを反転素子6に出力する。
反転素子6は、電源装置4から入力された補正信号aの位相を反転し、補正信号bとする。そして、反転素子6は、補正信号bをコンデンサ7に出力する。
コンデンサ7は、反転素子6から入力された補正信号bの交流成分を抽出して、補正信号cとする。コンデンサ7は、補正信号cを電圧制御回路3に出力する。
電圧制御回路3は、入力された補正信号cに基づいて、スイッチング電源2の出力電圧を制御する補正信号dを出力する。例えば電源装置4の大きな電流変化が流れた場合、電圧制御回路3は、補正信号cをパルス信号として補正信号cが入力された期間においてスイッチング電源2の出力電圧を上昇させようと補正信号dを出力する。
上記の動作により、スイッチング電源2から電源装置4に出力する電圧は補正され、電源装置4には出力電圧から抵抗8にて発生する電圧降下分を引いた出力が入力される。
〔効果の説明〕
次に、本実施形態における効果について説明する。
起動時や定常状態において大きな電流変化fを生じると、電源装置4はスイッチング電源2に電流変化fに伴う補正信号aを出力する。補正信号aは、反転素子6において位相が反転されて補正信号bとなり、コンデンサ7において交流成分を抽出して補正信号cとなる。電源制御回路3は、補正信号dを出力してスイッチング電源2から電源装置4に出力する電圧を制御する。
上記構成では、例えば電源装置4において電流fのような急激な電流の増加などの変化が起きた場合、反転素子6が補正信号aを反転させるため、電圧制御回路3は一時的に電源装置4における電圧が減ったと認識し、スイッチング電源2の出力電圧を増加させることができる。
そのため電源装置4で発生した電流急変が起きた場合においても、安定した電圧を供給することができる。例えば同じ入力電源に別系統で接続された他の負荷の変動による電圧低下の影響や、コネクタ接点の接触不良による瞬断等などによる電流急変が起こったとしても、安定した電圧を供給することができる。
また本実施形態の電源回路1は、電流変化に伴うフィードバック機能においてスイッチング電源2の出力電圧ではなく、電源装置4の電流変化に応じた補正信号を利用している。スイッチング電源2の出力電圧をモニタリングしながら電圧制御を行う場合、電源装置4で起きる電流の変化に対しては即座に対応することができない。しかし本実施形態における電源回路1のスイッチング電源2は、電源装置4から入力された補正信号に応じて、出力電圧の制御を行っているため、出力電圧の補正を即座に行なうことができる。
また本実施形態における電源回路1は、第1の実施形態と同様に電源装置4の電流が急峻に変化した場合に変動電圧を抑えるために大容量のコンデンサをスイッチング電源2に設ける必要がない。補正信号の交流成分を抽出するコンデンサ7は小さな容量でよいため、電源回路1の小型化を実現することが出来る。
〔第3の実施形態〕
次に、図4を用いて第3の実施形態について説明を行う。
〔構造の説明〕本実施形態が第2の実施形態と異なる点は、図4に示すように、パルス幅調整部9とソフトスタート機能部10と三角波発信部11を設けている点である。それ以外の構造、接続関係は、第1の実施形態と同様である。つまり、第3の実施形態に関する電源回路1は、スイッチング電源2、電圧制御回路3、電源装置4とを備えている。
ソフトスタート機能部10は、直流電圧に基づく定電流源12と、定電流源12とアースとの間に、ソフトスタート用コンデンサ13を設けている。ソフトスタート機能部10は、コンデンサ7を介して電源装置4と接続している。またソフトスタート機能部10は、パルス幅調整部9と接続している。
なお、本実施形態では、コンデンサ7とパルス幅調整部9とソフトスタート機能部10と三角波発信部11とで補正信号回路5を形成している。
パルス幅調整部9は、ソフトスタート機能部10と三角波発信部11と接続している。パルス幅調整部9は、ソフトスタート機能部10から入力される電圧信号Vssと、三角波発信部11から入力される三角波信号に基づいてパルス信号を生成し、電圧制御回路3にパルス信号を出力する。
〔動作の説明〕次に、本実施形態の動作について説明を行う。
ソフトスタート機能部10は、ソフトスタート用コンデンサ13に対して徐々に充電を行うことで、ソフトスタート用コンデンサ13における電圧Vssを徐々に増加させる。そのため定電流源12からパルス幅調整部9に流れる電圧信号Vssは、図5に示すように、徐々に増加する。
パルス幅調整部9は、ソフトスタート機能部10から入力される電圧信号Vssと三角波発信部11から入力される三角波との比較を行うことで、パルス信号を生成する。詳しく説明すると、図5に示すように、パルス幅調整部9は、電圧信号Vssと三角波との比較を行い、三角波のほうが低電圧である期間の信号を出力してパルス信号を生成する。
図5に示すように、パルス幅調整部9が生成するパルス信号は、ソフトスタート用コンデンサ13が徐々に充電されて電圧信号Vssの値が増加していくに伴い、パルス信号の幅であるデューティ比も徐々に増加する。
スイッチング電源2が電源装置4に出力する電圧の大きさは、パルス幅調整部9が電圧制御回路3に出力するパルス信号のデューティ比により制御される。そのため、パルス信号のデューティ比が大きくなるに従い、スイッチング電源2が電源装置4に対して出力する電圧の値は大きくなる。つまりソフトスタート用コンデンサ13が徐々に充電されるに伴い、スイッチング電源2が出力する電圧も大きくなる。
ここで本実施形態における電源回路1のソフトスタート機能部10は、電源装置4とコンデンサ7を介して接続している。そのため、ソフトスタート機能部10は、コンデンサ7を介して、電源装置4が出力する補正信号を入力する。
図6に示すように、電源装置4は、起動時や定常状態において大きな電流変化f1が起きると、電流変化f1に応じた補正信号a1をコンデンサ7に出力する。
コンデンサ7は、電源装置4から入力された補正信号a1の交流成分を抽出して、補正信号b1とする。コンデンサ7は、補正信号b1をソフトスタート機能部10に出力する。
コンデンサ7から出力された補正信号b1は、ソフトスタート機能部10がパルス幅調整部9に出力する電圧信号Vssに合流する。つまり、電圧値が徐々に増加する信号である電圧信号Vssに、補正信号b1が加わる。そのため、電圧信号Vssは、徐々に増加した信号ではあるが、補正信号b1が加わった期間:t1において、電圧信号は一時的に増加する。
パルス幅調整部9は、ソフトスタート機能部10から入力する電圧信号Vssが一時的に増加する。そのため、図7に示デューティ圧信号Vssと三角波との比較を行うことで生成するパルス信号のデューティ比も、補正信号b1が加わった期間:t1において一時的に大きい値となる。
その結果、電圧制御回路3がパルス幅調整部9から入力するパルス信号のデューティ比も、補正信号b1が加わった期間:t1において一時的に大きな値となり、電源装置4に出力する電圧も一時的に増加する。つまり、電源装置4が大きな電流変化f1を起した場合、その電流変化f1が起きている期間:t1において電源装置4は大きな電圧を入力する。
〔効果の説明〕次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態における電源回路1は、起動時や定常状態において大きな電流変化f1を生じると、電源装置4は電流変化に伴う補正信号a1を出力する。補正信号a1は、コンデンサ7において交流成分を抽出して補正信号b1を生成する。ソフトスタート機能部10は、補正信号b1を入力した時間:t1において、パルス幅調整部9が生成するパルス信号のデューティ比も増加する。その結果、スイッチング電源2が電源装置4に出力する電圧も、上記時間:t1において増加する。
そのため電源装置4において電流急変f1が起きた場合においても、その電流急変f1に応じて安定した電圧を供給することができる。例えば同じ入力電源に別系統で接続された他の負荷の変動による電圧低下の影響や、コネクタ接点の接触不良による瞬断等などによる電流急変が起こったとしても、安定した電圧を供給することができる。
また本実施形態の電源回路1は、電流変化に伴うフィードバック機能においてスイッチング電源2の出力電圧ではなく、電源装置4の電流変化に応じた補正信号を利用している。スイッチング電源2の出力電圧をモニタリングしながら電圧制御を行う場合、電源装置4で起きる電流の変化に対しては即座に対応することができない。しかし本実施形態における電源回路1のスイッチング電源2は、電源装置4から入力された補正信号に応じて、出力電圧の制御を行っているため、出力電圧の補正を即座に行なうことができる。
また本実施形態の電源回路1は、電源装置4の電流が急峻に変化した場合に、変動電圧を抑えるために大容量のコンデンサをスイッチング電源2に設ける必要がない。補正信号の交流成分を抽出するコンデンサ7、およびソフトスタート機能部10のコンデンサ13はともに小さな容量でよいため、電源回路1の小型化を実現することが出来る。
〔第4の実施形態〕次に、第4の実施形態について、図8を用いて説明を行う。
〔構造の説明〕図8に示すように、第1の実施形態と異なる点は、負荷装置17と電流検出回路14と、電流比較器15と、電流比較器15の基準電圧16を設けている点である。それ以外の構造、接続関係は、第1の実施形態と同様である。つまり、第4の実施形態に関する電源回路1は、スイッチング電源2、電圧制御回路3、電源装置4、コンデンサ7、抵抗8とを備えている。
つまり、本実施形態における電源回路1では、電流検出回路14と電流比較器15と基準電圧16とコンデンサ7とで補正信号回路5を形成している。
電流検出回路14は、電源装置4と、電源装置4が電流を供給する負荷装置17との間に設けられている。電流検出回路14は、電源装置4が負荷装置17に供給する電流を検出し、電流比較器15に補正信号を出力する。
電流比較器15は、基準電圧16を備えている。電流比較器15は、電流検出回路14において検出された電流が、基準電圧16により定められる所定の電流値を超えているかどうか比較を行う。電流検出回路14は、コンデンサ7を介して、電圧制御回路3と接続している。
〔[動作の説明〕次に本実施形態の動作について説明する。なおスイッチング電源2は、内部で設定された出力電圧を電源装置4に供給する。
電源装置4は、スイッチング電源2から入力された電圧に基づき、負荷装置17に対して電流供給を行う。
電流検出回路14は、電源装置4が負荷装置17に供給する電流を検出する。電流検出回路14が検出した電流は、電流比較器15において電流比較器15が具備する基準電圧16により定められる電流値と比較する。
電流比較器15は、電流検出回路14により検出された電流が、基準電圧16により定められる電流値を超えた場合、その電流の変化時間のあいだコンデンサ7を介して電圧制御回路3に補正信号を出力する。
コンデンサ7は、電流比較器15から入力された補正信号の交流成分を抽出して、電圧制御回路3に出力する。
電圧制御回路3は、コンデンサ7を介して電流比較器15から入力された補正信号に基づいて、スイッチング電源2が電源装置4に出力する電圧を調整する。
〔効果の説明〕
次に、本実施形態における効果について説明する。
本実施形態における電源回路1は、電源装置4が負荷装置17に出力する電流を電流検出器14により検出し、電流比較器15にて基準電圧16により定められる所定の電流値と比較する。そして電源装置4が負荷装置17に出力する電流が、基準電圧16により定められる所定の電流値を超えている場合、電流の変化時間のあいだの補正信号を電圧制御回路3にコンデンサ7を介して出力する。
上記構成により電源回路1は、電源装置4で発生した電流急変が負荷装置17に与える影響を防ぐことができ、安定した電流を負荷装置17に供給することができる。例えば同じ入力電源に別系統で接続された他の負荷の変動による電圧低下の影響や、コネクタ接点の接触不良による瞬断等などによる電流急変が起こったとしても、安定した電圧を供給することができる。
また本実施形態の電源回路1は、電流変化に伴うフィードバック機能においてスイッチング電源2の出力電圧ではなく、電源装置4の電流変化に応じた補正信号を利用している。スイッチング電源2の出力電圧をモニタリングしながら電圧制御を行う場合、電源装置4で起きる電流の変化に対しては即座に対応することができない。しかし本実施形態における電源回路1のスイッチング電源2は、電源装置4が負荷装置17に出力する電流に応じて補正信号を生成する。そして補正信号に応じて、スイッチング電源2は、出力電圧の制御を行っているため、出力電圧の補正を即座に行なうことができる。
1 電源回路
2 スイッチング電源
3 電圧制御回路
4 電源装置
5 補正信号回路
6 反転素子
7 コンデンサ
8 抵抗
9 パルス幅調整部
10 ソフトスタート機能部
11 三角波発信部
12 定電流源
13 ソフトスタート用コンデンサ
14 電流検出回路
15 電流比較器
16 基準電圧
17 負荷装置

Claims (9)

  1. スイッチング電源と
    前記スイッチング電源の出力電圧に基づいて動作する電源装置と
    前記電源装置における電流の時間変化に基づいて補正信号を出力する補正信号回路とを備え、
    前記スイッチング電源は、前記補正信号に基づいて前記スイッチング電源の出力電圧を制御する電圧制御回路を設けていることを特徴とする電源回路。
  2. 前記補正信号は、前記電源装置における電流の時間変化に基づいたパルス信号であることを特徴とした請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記パルス信号が入力された時間において、前記スイッチング電源は出力電圧を制御することを特徴とする請求項2記載の電源回路。
  4. 前記補正信号回路は、反転素子とコンデンサとで構成されており、
    前記反転素子は、前記電源装置と前記コンデンサの間に設けられており、
    前記コンデンサは、前記反転素子と前記電圧制御回路の間に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の電源回路。
  5. 前記反転素子は、前記電源装置から入力された補正信号の位相を反転させ、前記コンデンサに出力し、
    前記コンデンサは、前記反転素子から入力された補正信号の交流成分を抽出した補正信号を生成し、前記補正信号を前記電圧制御回路に出力することを特徴とする請求項4に記載の電源回路。
  6. 前記補正信号回路から発信された補正信号は、ソフトスタート機能部を介して前記電圧制御回路に出力することを特徴とする請求項1乃至5に記載の電源回路。
  7. 前記ソフトスタート機能部を介して出力される補正信号と三角波とに基づいて、前記補正信号のパルス幅を調整するパルス幅調整部を設けていることを特徴とする請求項6に記載の電源回路。
  8. 前記電源装置が電流を出力している負荷装置を備え、
    前記補正信号回路は、前記電源装置と前記負荷装置との間の電流を検出する電流検出回路と、前記電流検出回路が検出した電流値と基準電圧により定められる電流値との比較を行う電流比較器と、コンデンサとで構成されており
    前記電圧制御回路は、前記コンデンサから入力される補正信号に基づいて前記スイッチング電源の出力電圧を制御することを特徴と請求項1乃至3に記載の電源回路。
  9. 前記補正信号は、
    前記電流検出回路において検出された電流値が
    前記基準電圧から設定される電流値を超えた時間において前記電圧制御回路に出力されることを特徴とする請求項8に記載の電源装置。
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