JP2007244109A - 定電圧回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】容量の小さいコンデンサを用いても所定時間の瞬断に耐えられる、小型の低電圧回路を提供すること。
【解決手段】所定の電圧を負荷に出力する直流電源と、この直流電源に接続されて電流を供給され電圧を昇圧し一定電流を出力する昇圧定電流充電回路と、この昇圧定電流充電回路の出力を供給されるバックアップコンデンサと、前記直流電源の電源出力電圧が所定の電圧より低くなったとき、前記負荷に前記バックアップコンデンサの電圧を出力する切替回路と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、航空機などにおいて瞬断時にも一定電圧を供給する定電圧装置に関する。
従来、航空機において電圧が瞬間的にゼロボルトになる等の所定の規格(非特許文献1参照)が定められているが、このような場合でも一定電圧を出力できるバックアップ装置が必要である。
このような瞬断時にエネルギーを供給するバックアップ回路を有する定電圧回路としては、コンデンサバンク方式と常時昇圧方式が知られている。しかし、前者の装置では、動作入力電圧の幅が狭いので大容量のコンデンサが必要となり定電圧装置が大型化してしまうという問題があった。
また、後者の常時昇圧方式では、動作電圧幅が広く取れるので、コンデンサの容量を減らせるが、一方で昇圧回路として付加電力を供給できる能力が必要となり、やはり装置が大型化してしまうという問題があった。
なお、電源電圧がバックアップコンデンサの端子電圧より高いときには、定電流回路により充電を行い、電源電圧がコンデンサの端子電圧より低くなったときには、ダイオードを介してこのコンデンサのエネルギーを出力する充電制御回路は知られている(特許文献1)。
米国規格、MIL−STD−704A Cat.B 実開平6−5346号公報
本発明は上記のような従来の問題点にかんがみてなされたもので、容量の小さいコンデンサを用いても所定時間の瞬断に耐えられる、小型の低電圧回路を提供することを目的とする。
本発明の請求項1によれば、所定の電圧を負荷に出力する直流電源と、この直流電源に接続されて電流を供給され電圧を昇圧し一定電流を出力する昇圧定電流充電回路と、この昇圧定電流充電回路の出力を供給されるバックアップコンデンサと、前記直流電源の電源出力電圧が所定の電圧より低くなったとき、前記負荷に前記バックアップコンデンサの電圧を出力する切替回路と、を有することを特徴とする定電圧回路を提供する。
本発明の請求項3によれば、所定の電圧を負荷に出力する直流電源と、この直流電源に接続されて電流を供給され電圧を昇圧し一定電流を出力する昇圧定電流充電回路と、この昇圧定電流充電回路の出力を供給されるバックアップコンデンサと、前記直流電源の電源出力電圧が前記バックアップコンデンサの充電出力電圧より低くなったとき、前記負荷に前記バックアップコンデンサの電圧を出力する切替回路と、を有することを特徴とする定電圧回路を提供する。
本発明によれば、容量の小さいコンデンサを用いても所定時間の瞬断に耐えられる、小型の定電圧回路が得られる効果がある。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1に本発明の一実施形態の全体構成例を示す。この定電圧回路10は、航空機に用いられる28ボルトの直流電圧を出力する直流電源11と、この直流電源11の出力電圧を入力とする昇圧定電流充電回路12と、この昇圧定電流充電回路12の出力電流を供給されるバックアップコンデンサ13と、直流電源11の出力電圧を検知し、所定の電圧より低下したとき、バックアップコンデンサ13の出力電圧を出力する切替回路14とから成っている。
この定電圧回路10の出力端子15a,15bには、DC/DCコンバータ16を含む負荷17が接続されている。負荷17の入力電圧範囲は直流16Vから50Vで、消費電力は25Wである。
定電圧回路10の切替回路14は、直流電源11の出力電圧を検知する制御回路18と、この制御回路18により開閉され、バックアップコンデンサ13の正の出力端子に一端を接続され出力電圧を供給、切断するスイッチSWと、前記直流電源11の正の出力端子にそのアノードを接続されたダイオードCR1と、このダイオードCR1のカソードにそのカソードを接続されアノードを前記スイッチSWの他端に接続されたダイオードCR2とから成る。
次に、この定電圧回路の動作を図2に示す波形図を用いて説明する。負荷17に含まれるDC/DCコンバータ16の動作電圧範囲を16Vから50Vとする。直流電源11の電源出力電圧は通常、28Vである。この電源出力電圧は、ダイオードCR1を介して負荷17に供給されている。
この状態で、直流電源の出力電圧28Vを、負荷17に含まれるDC/DCコンバータ16の動作電圧範囲内のできるだけ高い電圧に昇圧し、一定電流としてバックアップコンデンサ13に充電する。このとき、バックアップコンデンサ13の出力電圧は例えば50Vとなる。一方、切替回路14のスイッチSWはオープン状態となっている。
この状態で図2(a)に示すよう時刻t1〜t2の時間だけ、直流電源11の出力電圧がゼロボルトになったとする。制御回路18は、例えば直流電源11の出力電圧を所定の電圧と比較する比較回路を有しており、時刻t1における直流電源11の出力電圧の降下は制御回路18により検知され、制御回路18はスイッチSWをクローズ状態とする。するとバックアップコンデンサ13からダイオードCR2を介してエネルギーが負荷17に含まれるDC/DCコンバータに出力される。したがって、図2(d)に示すように、時点t1の直後には負荷17に含まれるDC/DCコンバータ16の正出力端子には、バックアップコンデンサ13の出力電圧である50Vが印加されるが、時刻t1から時間が経つにつれて出力電圧が下がり、時刻t2で入力電圧が28Vに復帰する。この間、DC/DCコンバータ16の動作電圧範囲を超えることがないので、負荷17に安定電圧を供給できる。通常、負荷の最低動作電圧は直流16Vであり瞬断のとき、上記非特許文献1の特性によると最大200msの間、入力電流の供給ができなくなる。
すなわち、航空機における上記規格によれば、DC/DCコンバータ16の動作電圧範囲を超える時刻t1から時刻t2までの瞬断最長時間は、最大で200ミリ秒となっている。そのため、この時間内に、出力端子15aからの出力電圧がDC/DCコンバータ16の動作電圧範囲外まで低下することがないようにすればよい。例えばバックアップ電圧を25Wとすると、バックアップコンデンサ13の容量は10mF程度あればよいことになる。
時刻t2では、出力端子15aの出力電圧は16V程度となり、DC/DCコンバータ16の動作電圧範囲内にあることになる。時刻t2において、再び直流電源11から28Vの直流電圧が出力されると、図2(c)に示すように、制御回路18によりこの電圧復帰は検知され、スイッチSWは再びオープン状態となる。そして、昇圧定電流充電回路12からバックアップコンデンサ13が充電されその充電出力電圧は図2(b)に示すように漸次上昇し、50Vに到達することになる。DC/DCコンバータ16の入力電圧は、図2(d)に示すように、瞬断の開始時点t1で28Vから50Vになり、その後バックアップコンデンサ13が放電するので、出力電圧が下がってくる。瞬断終了時点t2の後では、再び直流電源11から28V電圧が印加されるので、DC/DCコンバータ16の入力電圧は28Vとなる。
なお、バックアップコンデンサ13の必要な容量をC、負荷電力をP、停止時間をt、定常電圧をVA、最低電圧をVBとすると、C=2・P・t/(VA−VB)となる。
ここで、昇圧することなく、通常状態でのバックアップコンデンサ量を計算すると、P=25W,t=200ms、VA=28V,VB=16Vとなり、これを上記式に代入すると、必要なコンデンサ容量Cは、69.4mFとなる。
本方式により、昇圧することでVA=50Vとすれば必要なコンデンサ量は8.7mFとなり約1/8に出来る。
したがって、直流電源11の出力電圧をそのまま使用する場合はコンデンサが大型化してしまう。定常電圧を上げることができれば、バックアップコンデンサ13の容量Cを小さくすることが可能となる。
上記の式において、P,t、VBは既に決まっているので、コンデンサCの容量を減らすためには、定常電圧VAをできるだけ高くするすなわち、昇圧定電流充電回路12の出力電圧はコンデンサ13の出力電圧と同じにすることが望ましいので、昇圧定電流充電回路12の出力電圧はDC/DCコンバータ16の動作電圧の上限近くまで(VAを28Vから50Vまで)上げることができる。
そのとき、直流電源28の出力電圧と昇圧定電流充電回路12の出力電圧の差(上記の場合、28Vと50Vとしている)が大きいほど、バックアップコンデンサ13の容量を小さくすることが可能となる。
上記実施形態では、直流電源11の出力電圧が時刻t1で直ちにゼロボルトになる場合について説明したが、実際には、ゼロボルトになるまでに過渡的な状態があり、出力電圧が下がり始め所定の電圧に達したときにスイッチSWを切り替えるようにすればよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で種々変形して実施可能である。
本発明一実施形態による定電圧回路の全体構成を示す図。 本発明一実施形態の定電圧回路の動作を説明するための図。
符号の説明
10・・・定電圧回路、
11・・・直流電源、
12・・・昇圧定電流充電回路、
13・・・バックアップコンデンサ、
14・・・切替回路、
15a,15b・・・出力端子、
16・・・DC/DCコンバータ、
17・・・負荷、
18・・・制御回路、
SW・・・スイッチ、
CR1,CR2・・・ダイオード。

Claims (3)

  1. 所定の電圧を負荷に出力する直流電源と、
    この直流電源に接続されて電流を供給され電圧を昇圧し一定電流を出力する昇圧定電流充電回路と、
    この昇圧定電流充電回路の出力を供給されるバックアップコンデンサと、
    前記直流電源の電源出力電圧が所定の電圧より低くなったとき、前記負荷に前記バックアップコンデンサの電圧を出力する切替回路と、
    を有することを特徴とする定電圧回路。
  2. 前記切替回路は、スイッチと、前記直流電源の電源出力電圧と所定の電圧を比較し前記スイッチを制御する制御回路とを有することを特徴とする請求項1記載の定電圧回路。
  3. 所定の電圧を負荷に出力する直流電源と、
    この直流電源に接続されて電流を供給され電圧を昇圧し一定電流を出力する昇圧定電流充電回路と、
    この昇圧定電流充電回路の出力を供給されるバックアップコンデンサと、
    前記直流電源の電源出力電圧が前記バックアップコンデンサの充電出力電圧より低くなったとき、前記負荷に前記バックアップコンデンサの電圧を出力する切替回路と、を有することを特徴とする定電圧回路。
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