JP2012062896A - 内燃機関 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 内燃機関(1)は、アクチュエータ(65)と、伝熱抑制部(66,67c)と、を備えている。アクチュエータ(65)は、内燃機関(1)の本体部(4)に装着されていて、圧縮比の変更のために動作する。伝熱抑制部(66,67c)は、本体部(4)の側からアクチュエータ(65)への伝熱を抑制し得るように構成されている。これにより、アクチュエータ(65)の過熱、及びこれによるアクチュエータ(65)における不具合(出力低下等)の発生が効果的に抑制される。
【選択図】 図1
Description
図1及び図2は、本発明の内燃機関の一実施形態であるエンジン1の概略構成を示す側断面図である。図3は、図1及び図2に示されているエンジン1の分解斜視図である。なお、図1は、図3におけるI−I断面図に相当する。また、図2は、図3におけるII−II断面図に相当する。
本実施形態のエンジン1においては、一対の連結機構5が、フレーム40aのシリンダ配列方向ADに沿った両側壁及びその近傍に設けられている。すなわち、一対の連結機構5が、シリンダブロック2を挟んで設けられている。
本実施形態の連結機構5は、カムシャフト51が駆動機構6によって回転駆動されることで、シリンダブロック2とクランクケース4とがシリンダ中心軸CCAに沿って相対的に移動し得るように構成されている。
再び図1ないし図3を参照すると、シリンダブロック2には、ブロック側支持部52が設けられている。このブロック側支持部52は、シリンダブロック2側にてカムシャフト51を回動可能に支持し得るように構成されている。
フレーム40aには、フレーム側支持部54が形成されている。フレーム側支持部54は、開口部53に隣接するように設けられている。すなわち、複数のフレーム側支持部54が、各開口部53の両側に設けられている。
駆動機構6は、クランクケース4のシリンダ配列方向ADにおける略中央部に設けられている。以下、図1及び図3を参照しつつ、本実施形態の駆動機構6の具体的な構成の詳細について説明する。
本発明のウォーム支持シャフトとしての駆動シャフト61は、その回転軸RAdがシリンダ配列方向AD及びシリンダ中心軸CCAと直交するように配置されている。駆動シャフト61は、シリンダ配列方向ADにおける略中央部の軸受部40b、すなわち、直列4気筒における2番目のシリンダ21と3番目のシリンダ21との間の位置に対応する軸受部40bを、貫通するように設けられている。
駆動シャフト61の前記他端部と対向する位置には、本発明のアクチュエータとしてのモータ65が設けられている。モータ65は、圧縮比変更の際に駆動されることで、出力シャフト65aを所定量回転させるように構成されている。このモータ65は、その出力シャフト65aの回転軸が回転軸RAdと同軸となるように設けられている。
図5ないし図7は、図1に示されているエンジン1における圧縮比変化の様子を示す図である。まず、各図を参照しつつ、本エンジン1における圧縮比変更動作について簡単に説明する。
・エンジン1の運転に伴って生じる熱(燃焼熱や摩擦熱等)によって、クランクケース4や駆動シャフト61の温度が上昇する。
なお、上述の実施形態は、上述した通り、出願人が本願の出願時点において最良であると考えた本発明の具体的構成例を単に例示したものにすぎないのであって、本発明はもとより上述の実施形態によって何ら限定されるべきものではない。よって、上述の実施形態に示された具体的構成に対して、本発明の本質的部分を変更しない範囲内において、種々の変形が施され得ることは、当然である。
4…クランクケース 5…連結機構
6…駆動機構 61…駆動シャフト 62a…ウォーム
62b…ウォーム 65…モータ 65a…出力シャフト
66…モータ支持プレート 67…断熱カップリング部 67c…断熱接続プレート
AD…シリンダ配列方向 CCA…シリンダ中心軸
66a…放熱フィン 66b…放熱孔
68…接続部 68d…細径部
611a…放熱フィン 611b…キャビティ 611c…ウイック
611d…作動流体
Claims (6)
- 圧縮比を変更可能に構成された内燃機関において、
当該内燃機関の本体部に装着されていて、圧縮比の変更のために動作するように構成された、アクチュエータと、
前記本体部の側から前記アクチュエータへの伝熱を抑制し得るように構成された、伝熱抑制部と、
を備え、
前記伝熱抑制部は、
前記アクチュエータに設けられていて当該アクチュエータの動作の際に変位する出力シャフトと、前記本体部の側に設けられていて前記出力シャフトの変位に応じて変位する被操作部と、の間に設けられ、
前記被操作部から前記出力シャフトに向かって伝達されようとする熱を外部に向けて放出し得るように構成された放熱部を備えたことを特徴とする、内燃機関。 - 圧縮比を変更可能に構成された内燃機関において、
当該内燃機関の本体部に装着されていて、圧縮比の変更のために動作するように構成された、アクチュエータと、
前記本体部の側から前記アクチュエータへの伝熱を抑制し得るように構成された、伝熱抑制部と、
を備え、
前記伝熱抑制部は、
前記アクチュエータに設けられていて当該アクチュエータの動作の際に変位する出力シャフトと、前記本体部の側に設けられていて前記出力シャフトの変位に応じて変位する被操作部と、の間に設けられ、
前記伝熱抑制部は、
前記被操作部側を冷却し得るように構成された冷却部を備えたことを特徴とする、内燃機関。 - 請求項2に記載の内燃機関であって、
前記冷却部は、
前記被操作部としての円筒歯車の回転軸を構成するウォーム支持シャフトに設けられたヒートパイプを備えたことを特徴とする、内燃機関。 - 請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項に記載の内燃機関において、
前記本体部と前記アクチュエータとの間に設けられていて、前記アクチュエータを支持するように構成された、アクチュエータ支持部をさらに備え、
前記伝熱抑制部は、前記アクチュエータ支持部に設けられたことを特徴とする、内燃機関。 - 請求項4に記載の内燃機関であって、
前記アクチュエータ支持部は、前記本体部を構成する材料よりも熱伝導率の低い材料から構成された断熱プレートを備えたことを特徴とする、内燃機関。 - 請求項4に記載の内燃機関であって、
前記アクチュエータ支持部は、熱を外部に向けて放出し得るように構成された放熱プレートを備えたことを特徴とする、内燃機関。
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