JP2012054262A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体モジュールが組み込まれて成る半導体装置の搭載容易性の向上を図る。
【解決手段】半導体装置100は、筐体5内に配設された複数の半導体モジュール7と、トランスミッション200のスタッドボルト1を貫通させるブッシュ10とを備える。半導体モジュール7と筐体5の押さえ板6との間には、半導体装置100の筐体5がトランスミッション200に固定されたときに、半導体モジュール7をトランスミッション200に圧着させるバネ8が配設される。
【選択図】図1
【解決手段】半導体装置100は、筐体5内に配設された複数の半導体モジュール7と、トランスミッション200のスタッドボルト1を貫通させるブッシュ10とを備える。半導体モジュール7と筐体5の押さえ板6との間には、半導体装置100の筐体5がトランスミッション200に固定されたときに、半導体モジュール7をトランスミッション200に圧着させるバネ8が配設される。
【選択図】図1
Description
本発明は、筐体内に半導体モジュールが組み込まれた構造を有する半導体装置に関する。
パワー半導体装置を高機能化したインテリジェント・パワー・モジュール(IPM)として、パワー半導体素子を複数搭載したものが存在する。一般にそのようなIPMは、パワー半導体素子の冷却のための放熱板(ベース板)を備えており(例えば下記の特許文献1)、実使用時にはベース板が外部の冷却器にネジで締め付け固定される。
また、個別にモールドされた複数の半導体モジュールを同一の放熱板に搭載させて一体化したIPMもある(例えば下記の特許文献2)。さらに、ベース板を用いずに個別の半導体モジュール上に制御基板を実装させることにより、冷却フィンへの取り付け容易化を図ったIPMも存在する(例えば下記の特許文献3)。
一方、例えば自動車の制御システムにおいては、システムの各要素をサブシステム化しての統合制御システムが検討されている(例えば下記の特許文献4)。またそのような統合制御システムでは、制御系(電装系)と制御対象(機構系)を一体化(モジュール化)する「機電一体化」が検討されている(例えば下記の特許文献5)。
IPMが高い冷却性能を維持するためには、ベース板が冷却器に接する面(取り付け面)を平面化する必要がある。しかしIPMが複数の半導体素子を搭載するなどして大型化すると、取り付け面の面積も大きくする必要があるため、平面化処理を必要とする面積が増すことによる加工の困難化や、取り付け可能な冷却器に制限が加わることによる取り付け自由度の低下が問題となる。
特許文献3のように、個々の半導体モジュール上に制御基板を実装すれば、その取り付け自由度は向上する。しかし複数の半導体モジュールを用いてIPMを構成する場合には、複数の半導体モジュールを個々に冷却器にネジ止めする必要があり、組立工程数が増加する。特許文献3には、組み立て工程数(ネジの締め付け点数)の増加を抑えるために複数の半導体モジュールを結合させて一体化した例も示されているが、その場合はベース板を用いたIPMと同様に、冷却器への取り付け面の面積が大きくなり、取り付け自由度を損なう結果となる。
また、自動車システムの機電一体化においては、インバータ等のパワー半導体装置をエンジンやトランスミッション等の機構系と一体化させることが検討されている。エンジンの冷却水やトランスミッションの冷却油の温度は、現状のパワー半導体装置の許容温度よりも高くなることも多く、その場合には冷却手段の共用化が困難である。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、半導体モジュールが組み込まれて成る半導体装置の搭載容易性の向上を図ることを目的としている。
本発明に係る半導体装置は、筐体内に配設された複数の半導体モジュールと、前記筐体を所定の外部装置に固定させるための固定部材と、前記固定部材から延在する押さえ部材と、前記押さえ部材と各前記半導体モジュールとの間に配設され、前記筐体が前記固定部材を介して前記外部装置に固定されて前記押さえ部材が位置決めされたときに、前記半導体モジュールのそれぞれを前記外部装置に圧着させる複数の荷重印加部材とを備えるものである。
本発明の半導体装置によれば、外部装置に固定されたときに、複数の半導体モジュールがそれぞれ荷重印加部材によって外部装置に圧着されるため、半導体モジュールの数が多い場合においても確実に半導体モジュールを外部装置に当接させることができる。つまり搭載容易性の高い半導体装置が得られる。これにより、半導体モジュールの熱を外部装置に効率よく放熱させることができ、半導体装置と外部装置とで冷却機構の共用化が容易になる。
<実施の形態1>
図1は、本発明に係る半導体装置100の構成、並びに、それをトランスミッション200に取り付ける場合の取り付け構造を示す図である。
図1は、本発明に係る半導体装置100の構成、並びに、それをトランスミッション200に取り付ける場合の取り付け構造を示す図である。
図1に示すように、トランスミッション200は、駆動部4およびその冷却機構である冷却油路3を備えており、冷却油路3および駆動部4はトランスミッションケース2内に配設されている。トランスミッションケース2の表面には、半導体装置100を固定するためのスタッドボルト1が設けられている。
半導体装置100は、複数の半導体モジュール7が筐体5内に実装された構成を有している。半導体モジュール7は、半導体装置100がトランスミッション200に装着されたときトランスミッションケース2に当接できるように、半導体装置100の下面側に露出している。図示は省略するが、各半導体モジュール7の電極はそれぞれ筐体5が有するバスバー(電極板)に接続されている。また半導体装置100内には、半導体モジュール7の制御基板も搭載されており、半導体モジュール7の電極はそれにも接続されている。
筐体5には、半導体装置100をトランスミッション200のトランスミッションケース2に対応する位置にブッシュ10(固定部材)が一体形成されている。また筐体5は、ブッシュ10から延在する押さえ板6を備えている。この押さえ板6は、半導体装置100の筐体5がブッシュ10を介してトランスミッション200に固定されることで位置決めされ、半導体モジュール7をトランスミッションケース2側へ押し当てるように機能する。さらに、押さえ板6と各半導体モジュール7との間には、トランスミッションケース2に圧着させるための弾性部材8(荷重印加部材)が配設される。弾性部材8は、押さえ板6から半導体モジュール7に対して荷重を加えるものであればよいが、本実施の形態ではバネを用いる。
図1の如く、本実施の形態のトランスミッションケース2における半導体装置100の取り付け面は、異なる向きの2つの平面を含んでいる。半導体装置100の半導体モジュール7は、それぞれがトランスミッション200の取り付け面に対して平行な姿勢で筐体5内に実装される。
半導体装置100をトランスミッション200に取り付けは、半導体装置100の下面側からスタッドボルト1をブッシュ10に通し、半導体装置100の上面側に貫通したスタッドボルト1にナット11を装着して、半導体装置100の筐体5をトランスミッション200にネジ止め固定することによって行われる。つまりトランスミッション200のスタッドボルト1、半導体装置100のブッシュ10、およびナット11は、それぞれ半導体装置100の筐体5をトランスミッション200に固定するための固定部材として機能する。
半導体装置100がトランスミッション200に装着された状態では、筐体5内の半導体モジュール7は、押さえ板6とバネ8によってトランスミッションケース2へと押し当てられる。
トランスミッションケース2の表面における半導体モジュール7と接する部分には、例えばシリコングリスなど、半導体モジュール7とトランスミッションケース2との隙間を埋めて放熱を補助する充填材9(熱伝導充填材)が予め塗布される。充填材9は、半導体モジュール7とトランスミッションケース2との間の隙間に均一に充填する観点から、流動性を有するものが好ましい。但し、沿面距離を必要とする領域に充填材9が進入して沿面距離が不充分になることが懸念される場合は、それを防止するために固化するものを用いてもよい。
本実施の形態に係る半導体装置100は、冷却油路3を備えるトランスミッションケース2に固定されることにより、半導体モジュール7をトランスミッションケース2に圧着させることができる。従って、トランスミッション200と半導体装置100とでの冷却機構の共有化を図ることができ、システムの組立工程の削減および軽量化が可能になる。
特に、耐熱性および熱伝導率の高いワイドバンドギャップ半導体を用いた半導体モジュール7を採用すれば、他の装置(本実施の形態ではトランスミッション200)と冷却機構の供用化が容易になる。つまり冷却油路3の温度が比較的高くなっても、ワイドバンドギャップ半導体を用いた半導体モジュール7であれば、信頼性の高い動作が可能であるので、システムの機電一体化が容易になる。ワイドバンドギャップ半導体としては、例えば炭化珪素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)系材料、ダイヤモンドなどがある。
また本実施の形態では、筐体5内の複数の半導体モジュール7が、それぞれ個別のバネ8によってトランスミッションケース2へ押し当てられるため、半導体装置100が搭載する半導体モジュール7の個数が増えた場合でも、半導体モジュール7のそれぞれを確実にトランスミッションケース2に密着させることができる。
複数の半導体モジュール7は、同一のベース板に固定されるのではないので、それぞれを個別の姿勢(向き)で筐体5内に実装できる。よって半導体モジュール7ごとに取り付け面の高さや角度が異なる場合にも対応でき、高い取り付け自由度が得られる。また複数の半導体モジュール7が、同一の筐体5内に配設されることで一体化されているため、半導体モジュール7の数が増えても、組み立て工程数(ネジの締め付け点数)の増加は抑えられる。
ここで、半導体モジュール7の放熱性を確保するためには、半導体装置100がトランスミッション200に固定されたとき、半導体モジュール7が、押さえ板6およびバネ8から充分な荷重をもってトランスミッションケース2に圧着されることが重要である。そのためにはブッシュ10の高さ(寸法)およびそれに応じて決定される押さえ板6の位置、並びにバネ8の長さを適切に設定する必要がある。
半導体装置100がトランスミッション200に装着されたときにバネ8が半導体モジュール7に与える荷重Fは、バネ8の自由長X0、トランスミッション200への取り付け後の長さX1、バネ8のバネ係数Kより、
F=K(X0−X1) …(1)
となる。この荷重Fが、想定される外乱(振動・熱変化)により半導体モジュール7がトランスミッションケース2から離れないための最低限必要な荷重FMIN以上となるように、ブッシュ10の高さおよびバネ8の長さが調整されていればよい。
F=K(X0−X1) …(1)
となる。この荷重Fが、想定される外乱(振動・熱変化)により半導体モジュール7がトランスミッションケース2から離れないための最低限必要な荷重FMIN以上となるように、ブッシュ10の高さおよびバネ8の長さが調整されていればよい。
なお、本実施の形態では、半導体装置100の冷却機構としてトランスミッション200の駆動部4の冷却油路3を利用する例を示したが、トランスミッションケース2内において、半導体装置100の取り付け位置の近傍に、冷却油路3とは別の半導体装置100用の冷却機構(例えば冷却水路)を設けてもよい。これにより冷却油路3の温度が高くなった場合でも、半導体装置100を効率的に冷却することができる。また半導体装置100の取り付け先は、トランスミッションに限らず、エンジンやその他の制御装置等であってもよい。
また本実施の形態では、半導体装置100を、向きの異なる複数の面から成る取り付け面に固定する例を示したが、もちろん単一の平面から成る取り付け面に対しても容易に取り付け可能である。その場合、複数の半導体モジュール7は全て同じ姿勢で筐体5内に実装されていればよく、押さえ板6の形状も平坦でよい。
<実施の形態2>
以下の各実施の形態では、半導体装置100に内蔵される半導体モジュール7の構造およびその周辺構造の好ましい実施例を示す。半導体装置100の全体構成は実施の形態1(図1)と同様であるので、以下ではその説明は省略する。
以下の各実施の形態では、半導体装置100に内蔵される半導体モジュール7の構造およびその周辺構造の好ましい実施例を示す。半導体装置100の全体構成は実施の形態1(図1)と同様であるので、以下ではその説明は省略する。
図2は、本発明の実施の形態2に係る半導体装置100の半導体モジュール7の構成を示す図である。本実施の形態では、半導体モジュール7の電極12に、電極12の一部が複数回屈曲して成るベンド部12aを設ける。
半導体装置100がトランスミッション200に取り付けられ、半導体モジュール7にバネ8による荷重が印加されると、筐体5のバスバーまたは制御基板に接続した電極12に応力が加わる。またトランスミッション200への取り付け後に、外乱に起因する応力も電極12に発生する可能性がある。電極12のベンド部12aは、上記の応力を緩和することができる。
<実施の形態3>
図3は、本発明の実施の形態3に係る半導体装置100の半導体モジュール7の構成を示す図である。本実施の形態の半導体モジュール7の電極12は、メス型コネクタ13に挿入されることによって、バスバーあるいは制御基板との接続が成されている。
図3は、本発明の実施の形態3に係る半導体装置100の半導体モジュール7の構成を示す図である。本実施の形態の半導体モジュール7の電極12は、メス型コネクタ13に挿入されることによって、バスバーあるいは制御基板との接続が成されている。
メス型コネクタ13はその内側に設けられた凸部13aを用いたロック機構を有している。電極12には貫通穴12bが設けられており、電極12がメス型コネクタ13に挿入されたとき、ロック機構の凸部13aが電極12の貫通穴12bに入り込むことにより、電極12がメス型コネクタ13から抜け落ちることが防止される。貫通穴12bにおいて、電極12の長さ方向の径は、ロック機構の凸部13aよりも大きく形成されている。
半導体装置100がトランスミッション200に取り付けられ、半導体モジュール7にバネ8による荷重が印加されると、半導体モジュール7の位置がずれ、それによりバスバーまたは制御基板に接続した電極12に応力が加わることが考えられる。また外乱に起因して半導体モジュール7の位置がずれる可能性もある。
本実施の形態のように、電極12をメス型コネクタ13に挿入することによって、電極12とバスバーあるいは制御基板との接続を成す方法をとれば、半導体モジュール7の位置ずれが生じてもそれに応じて電極12がメス型コネクタ13内をスライドし、電極12に大きな応力が加わることを防止できる。
また電極12の貫通穴12bにおいて、当該電極12の長さ方向の径がロック機構の凸部13aより大きく形成されているため、電極12は、ロック機構の凸部13aが貫通穴12b内に入り込んだ状態で、メス型コネクタ13内をスライドできる。つまりメス型コネクタ13のロック機構を機能させつつ、電極12をメス型コネクタ13内でスライドさせて応力を緩和することができる。
<実施の形態4>
図4は、本発明の実施の形態4に係る半導体装置100の半導体モジュール7の構成を示す図である。本実施の形態では、半導体モジュール7の側面の電極12よりも低い位置(トランスミッション200への対向面に近い位置)に、返り部7a(フランジ)を設けている。
図4は、本発明の実施の形態4に係る半導体装置100の半導体モジュール7の構成を示す図である。本実施の形態では、半導体モジュール7の側面の電極12よりも低い位置(トランスミッション200への対向面に近い位置)に、返り部7a(フランジ)を設けている。
半導体装置100をトランスミッション200に取り付ける際、電極12が突出する半導体モジュール7の側面と筐体5との間に、半導体装置100の取り付け面(トランスミッションケース2の表面)に塗布された充填材9が流入すると、電極12と他の要素との沿面距離が小さくなって問題となる場合がある。半導体モジュール7が返り部7aを有することにより、半導体モジュール7の側面と筐体5との間に充填材9が流入することが防止される。
<実施の形態5>
図5は、本発明の実施の形態5に係る半導体装置100の半導体モジュール7の構成を示す図である。本実施の形態では、半導体モジュール7の上面(バネ8が当接する面)に、バネ8を保持する返りを有するバネ保持部7bを設けている。
図5は、本発明の実施の形態5に係る半導体装置100の半導体モジュール7の構成を示す図である。本実施の形態では、半導体モジュール7の上面(バネ8が当接する面)に、バネ8を保持する返りを有するバネ保持部7bを設けている。
本実施の形態によれば、半導体モジュール7の上面に対するバネ8の位置ずれまたはバネ8の脱落を防止でき、バネ8から半導体モジュール7へ適正な荷重を確実に与えることが可能になる。
<実施の形態6>
図6は、本発明の実施の形態6に係る半導体装置100における半導体モジュール7の実装部分の構成を示す図である。本実施の形態では、半導体モジュール7の上方の押さえ板6に、バネ8を保持する返りを有するバネ保持部7bを設けている。
図6は、本発明の実施の形態6に係る半導体装置100における半導体モジュール7の実装部分の構成を示す図である。本実施の形態では、半導体モジュール7の上方の押さえ板6に、バネ8を保持する返りを有するバネ保持部7bを設けている。
本実施の形態によれば、押さえ板6に対するバネ8の位置ずれまたはバネ8の脱落を防止できるため、バネ8を半導体モジュール7の上面の適切な位置に確実に当接させ、バネ8から半導体モジュール7へ適正な荷重を与えることが可能になる。
<実施の形態7>
図7は、本発明の実施の形態7に係る半導体装置100の半導体モジュール7の構成を示す図である。
図7は、本発明の実施の形態7に係る半導体装置100の半導体モジュール7の構成を示す図である。
本実施の形態では、半導体モジュール7に制御基板20を固定可能な柱状の突起部7c(基板保持部)を設けている。制御基板20は、図7のように半導体モジュール7の突起部7cにネジ21を用いて固定でき、このとき突起部7cは半導体モジュール7と制御基板20との間隔を保つスペーサとしても機能する。また、複数の半導体モジュール7の制御基板20間は、フレキシブルワイヤ22を用いて接続させる。
なお図示は省略するが、バネ8は、図7の断面には現れない部分で、実施の形態1(図1)と同様に半導体モジュール7上に配設される。
本実施の形態によれば、半導体装置100をトランスミッション200に装着したときの応力および外乱により発生した応力が、半導体モジュール7と制御基板20との間、および複数の制御基板20間に加わることを抑制できる。
100 半導体装置、200 トランスミッション、1 スタッドボルト、2 トランスミッションケース、3 冷却油路、4 駆動部、5 筐体、6 押さえ板、7 半導体モジュール、7a 返り部、7b バネ保持部、7c 突起部、8 バネ、9 充填材、10 ブッシュ、11 ナット、12 電極、12a ベンド部、12b 貫通穴、13 メス型コネクタ、13a ロック機構、16 バネ保持部、20 制御基板、21 ネジ、22 フレキシブルワイヤ。
Claims (18)
- 筐体内に配設された複数の半導体モジュールと、
前記筐体を所定の外部装置に固定させるための固定部材と、
前記固定部材から延在する押さえ部材と、
前記押さえ部材と各前記半導体モジュールとの間に配設され、前記筐体が前記固定部材を介して前記外部装置に固定されて前記押さえ部材が位置決めされたときに、前記半導体モジュールのそれぞれを前記外部装置に圧着させる複数の荷重印加部材とを備える
ことを特徴とする半導体装置。 - 前記固定部材の寸法に応じて、前記押さえ部材の前記位置決めの位置が調整可能である
請求項1記載の半導体装置。 - 前記荷重印加部材は、弾性部材である
請求項1または請求項2記載の半導体装置。 - 前記弾性部材は、バネである
請求項3記載の半導体装置。 - 前記半導体モジュールは、当該半導体モジュールから突出した電極を有し、
前記電極は、当該電極に加わった応力を緩和する応力緩和機構を備える
請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の半導体装置。 - 応力緩和機構は、前記電極が複数回屈曲して成るベンド部である
請求項5記載の半導体装置。 - 前記電極は、前記筐体内においてバスバーまたは前記半導体モジュールの制御基板に接続されている
請求項5または請求項6記載の半導体装置。 - 前記半導体モジュールは、当該半導体モジュールから突出した電極を有し、
前記電極は、前記筐体内においてメス型コネクタに挿入されている
請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の半導体装置。 - 前記電極には貫通穴が形成されており、
前記メス型コネクタは、前記貫通孔に入り込む凸部を有するロック機構を備え、
前記凸部が前記貫通穴に入り込んだ状態で前記電極が前記メス型コネクタ内をスライド可能なように、前記貫通穴は前記凸部よりも大きい径に形成されている
請求項8記載の半導体装置。 - 前記電極は、前記メス型コネクタを介して、バスバーまたは前記半導体モジュールの制御基板に接続されている
請求項8または請求項9記載の半導体装置。 - 前記半導体モジュールは、
当該半導体モジュールから突出した電極と、
前記電極よりも前記外部装置への対向面に近い位置において当該半導体モジュールの側面から突出したフランジを備える
請求項1から請求項10のいずれか一つに記載の半導体装置。 - 前記半導体モジュールは、
前記荷重印加部材を保持する保持部を備える
請求項1から請求項11のいずれか一つに記載の半導体装置。 - 前記押さえ部材は、
前記荷重印加部材を保持する保持部を備える
請求項1から請求項11のいずれか一つに記載の半導体装置。 - 前記半導体モジュールは、
当該半導体モジュールの制御基板が搭載された基板保持部を備え、
前記制御基板間が、柔軟性のある配線によって接続されている
請求項1から請求項13のいずれか一つに記載の半導体装置。 - 前記半導体モジュールのうち少なくとも1つは、前記外部装置への対向面の向きが他の半導体モジュールと異なっている
請求項1から請求項14のいずれか一つに記載の半導体装置。 - 前記筐体が前記外部装置に固定され、
前記半導体モジュールと前記外部装置との間に、硬化した熱伝導充填材が介在している
請求項1から請求項15のいずれか一つに記載の半導体装置。 - 前記筐体が前記外部装置に固定され、
前記外部装置が、前記半導体モジュールの熱を放熱可能な冷却機構を有している
請求項1から請求項16のいずれか一つに記載の半導体装置。 - 前記半導体モジュールが有する半導体チップが、ワイドバンドギャップ半導体を用いて形成されている
請求項1から請求項17のいずれか一つに記載の半導体装置。
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