JP2012054151A - 固体電解質電池 - Google Patents

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恭志 餅田
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Takeshi Kanno
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Abstract

【課題】正極層と固体電解質との間に緩衝層としてLiNbO膜が設けられ固体電解質電池であって、電気抵抗値とサイクル特性の両特性が共に満足できる固体電解質電池を提供する。
【解決手段】正極層、負極層、および両極層間でリチウムイオンの伝導を行う固体電解質層を備えた固体電解質電池であって、正極層と固体電解質層との間に、LiNbO膜からなる緩衝層が設けられており、LiNbO膜におけるLiとNbの組成比(Li/Nb比)が、0.8±0.2である固体電解質電池。緩衝層が、非晶質のLiNbO膜からなる固体電解質電池。緩衝層の厚さが、2nm〜1μmである固体電解質電池。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体電解質層を備えた固体電解質電池に関する。
近年、携帯電話やノート型パソコン等の携帯用小型電子機器の電源として、正極層と、負極層と、これら2層の間でのLi(リチウムイオン)伝導を媒介する固体電解質層とを備えた固体電解質電池の開発が行われている。
固体電解質層を使用することにより、従来の有機溶媒系の電解液による不都合、例えば、電解液の漏れによる安全性の問題や、高温時に有機電解液がその沸点を超えて揮発することによる耐熱性の問題などを解消することができる。
しかし、このような固体電解質電池には、固体電解質の正極層側領域にLiが欠乏した層(空乏層)が抵抗層として形成され、電気抵抗値を上昇させるという問題があった(非特許文献1)。
上記の問題の解決につき、本発明者は、正極層と固体電解質層との間に、LiNbOなどのLi伝導性酸化物からなる緩衝層を設けることにより、抵抗層の形成が抑制され、電気抵抗値を低減できることを示した(特願2007−235885)。
また、正極活物質の表面に、LiNbOなどを緩衝層として被覆し、正極活物質と固体電解質とが接触しないようにして、抵抗層の形成を抑制する方法が提案されている(特許文献1)。
再公表特許WO2007/004590号公報
Advanced Materials 2006.18,2226−2229
しかしながら、緩衝層として好ましいとされるLiNbO層を、正極層と固体電解質層との間に設けた固体電解質電池を用いた場合、電気抵抗値は満足できるものの、その一方でサイクル特性が満足できない場合があるという問題が発生していた。
そこで、本発明は、正極活物質と固体電解質との間に緩衝層としてLiNbO膜が設けられた固体電解質電池であって、電気抵抗値とサイクル特性の両特性が共に満足できる固体電解質電池を提供することを課題とする。
本発明者は、最初に、何故、LiNbO膜の緩衝層を備えた固体電解質電池で、未だ電気抵抗値とサイクル特性の両特性が共に満足できない場合があるのか、その原因を突き止めるために、種々の実験と検討を行った。
その結果、LiNbO膜におけるLiとNbの組成比(Li/Nb比)に原因があることが分かった。
即ち、Li/Nb比が大きい、即ちLi量が多い場合、余剰のLiが大気と反応してLiCO層を形成する。このLiCO層は、充放電時に発生するLiデンドライトを遮断してサイクル特性を向上させる機能を有しているが、その一方で、LiCO層は電気を通さないため、高抵抗層となる。この結果、電気抵抗値とサイクル特性の両特性を共に満足させることができない。
一方、Li/Nb比が小さい、即ちLi量が少ない場合、余剰のNbが大気と反応してNb酸化物層を形成する。このNb酸化物層も、前記したLiCO層と同様に、Liデンドライトを遮断してサイクル特性を向上させる機能を有している一方、電気を通さず高抵抗層となるため、やはり、電気抵抗値とサイクル特性の両特性を共に満足させることができない。
そこで、本発明者は、適切なLi/Nb比を求めて、さらに種々の実験と検討を行い、Li/Nb比が0.8±0.2であれば、前記したLiCO層およびNb酸化物層の生成を適切に抑制することができ、電気抵抗値とサイクル特性の両特性を共に満足させた固体電解質電池を提供できることが分かった。
本発明は、上記の知見に基づくものであり、
正極層、負極層、および両極層間でリチウムイオンの伝導を行う固体電解質層を備えた固体電解質電池であって、
前記正極層と固体電解質層との間に、LiNbO膜からなる緩衝層が設けられており、
前記LiNbO膜におけるLiとNbの組成比(Li/Nb比)が、0.8±0.2である
ことを特徴とする。
このように、Li/Nb比を0.8±0.2と適切に制御することにより、前記した通り、LiCO層およびNb酸化物層の生成割合を最適に制御することができ、電気抵抗値とサイクル特性の両特性を共に満足させた固体電解質電池を提供することができる。
即ち、適切な量のLiCO層およびNb酸化物層が生成されるため、サイクル特性を向上させることができる一方で、高抵抗層の形成を抑制することができる。
本発明の固体電解質電池において、正極層としては、気相堆積法を用いて形成される薄膜タイプの正極層、粉末を加圧成形して形成される粉末成形タイプの正極層の何れを用いても良い。
前者の薄膜タイプの正極層においては、緩衝層は正極層と固体電解質層との間に中間層として設けられる。これにより、正極層と固体電解質層との接触、即ち、正極層の正極活物質と固体電解質との接触が防止されるため、抵抗層の形成を抑制することができる。
後者の粉末成形タイプの正極層の場合、一般的に、正極活物質粒子は界面抵抗が高く、正極活物質粒子のみではイオン伝導が不足するため、通常、固体電解質粉末と混合された合剤粉末を用いて正極層が形成される。このため、緩衝層は正極活物質粉末粒子の表面に設けられる。これにより、固体電解質粉末と固体電解質層との接触が防止されため、抵抗層の形成を抑制することができる。
このように、本発明は、薄膜タイプ、粉末成形タイプのいずれの場合にも適用され、いずれの場合にも、正極活物質と固体電解質との間に、Li/Nb比が0.8±0.2のLiNbO膜からなる緩衝層が設けられることにより、正極活物質と固体電解質との接触が防止され、抵抗層の形成が抑制される。
次に、前記の固体電解質電池は、
前記緩衝層が、非晶質のLiNbOからなることを特徴とする。
非晶質(アモルファス)とすることにより、Li伝導性を向上させることができるため好ましい。
次に、前記の固体電解質電池は、
前記緩衝層の厚さが、2nm〜1μmであることを特徴とする。
2nm未満の場合、緩衝層としての機能を充分に発揮させることができない。一方、1μmを超えると、電池としての厚さが厚くなるため好ましくない。
本発明によれば、正極活物質と固体電解質との間に緩衝層としてLiNbO膜が設けられた固体電解質電池であって、電気抵抗値とサイクル特性の両特性が共に満足できる固体電解質電池を提供することができる。
本発明に係る固体電解質電池の縦断面図である。 実施例および比較例の測定結果を示す図である。
以下、本発明を実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態)
1.全体構成
最初に、全体構成について説明する。図1は、本実施の形態における固体電解質電池の縦断面図である。図1に示すように、固体電解質電池1は、正極集電体層11の上に、正極層12、緩衝層13、固体電解質層14、シリコン(Si)層15、負極層16、負極集電体層17の順に積層された構成を有している。
2.各構成部材
次に、各構成部材について説明する。
(1)正極集電体層
正極集電体層11は、所定の厚さを有する金属製の薄板であり、具体的には、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、これらの合金、ステンレスなどが、例えばPVD法やCVD法などを用いて形成される。
(2)正極層
正極層12は、Liの吸蔵および放出を行う活物質を含む層である。正極活物質としては、特に、酸化物、例えばLiCoO(コバルト酸リチウム)、LiNiO(ニッケル酸リチウム)、LiMn(マンガン酸リチウム)、LiFePO(オリビン型鉄リン酸リチウム)、LiNi0.5Mn0.5、若しくはこれらの混合物が好ましく用いられる。
正極層12は、さらに、カーボンブラックや炭素繊維などの導電助剤を含んでいてもよい。
正極層12の形成方法としては、PVD法やCVD法等の気相堆積法、例えば、蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法、レーザーアブレーション法などが好ましく用いられる。また、粉末状の活物質を固めて形成する粉末法も好ましく用いられる。
(3)緩衝層
緩衝層13は、Li/Nb比が0.8±0.2であるLiNbOで形成される。このように、Li/Nb=0.8±0.2にすることにより、電気抵抗値が充分に低減されると共に、充分に高いサイクル特性が得られる。また、より充分に抵抗値を低減すると共に、より充分に高いサイクル特性を得るためには、0.77<Li/Nb<0.93にすることが好ましい。
また、空乏層の形成を抑制するためには、緩衝層13の厚さを2nm以上にすればよく、5nm以上にした場合には、より確実に空乏層の形成を抑制することができる。一方、緩衝層の厚さが厚過ぎる場合には、電池の薄型化の障害になる。このため、緩衝層13の厚さは、2nm〜1μmにすることが好ましく、5nm〜1μmにすることがより好ましい。
LiNbOとしては、Li伝導度が10−5S/cm以上という優れたLi伝導性を示す非晶質の状態のLiNbOが好ましい。なお、LiNbOが非晶質の状態であることを示す指標としては、X線回折において、2θが22〜25°の範囲で半価幅が5°以下のピークが存在しないことが挙げられる。
このような非晶質のLiNbOは、緩衝層の形成に際して成膜後に300〜450℃で熱処理することによって形成することができる。
緩衝層13の形成方法としては、レーザーアブレーション法、スパッタ法などの気相堆積法や、ゾルゲル法などの液相法が好ましく用いられる。
(4)固体電解質層
固体電解質層14としては、Li伝導度およびLi輸率が高い硫化物系の物質が広く用いられ、例えば、Li、P、S、OからなるLi−P−S−Oや、LiSとPとからなるLi−P−Sの非晶質膜あるいは多結晶膜で構成することが好ましい。なお、正極層と負極層を確実に隔離しつつ充分なLiの伝導を確保するためには、固体電解質層の厚さを5〜20μmにすることが好ましい。
このような、固体電解質層14の形成には、原料粉末を焼結して形成する固相法や蒸着法やPVD法やCVD法などの気相堆積法が好ましく用いられる。
(5)Si層
負極層16がLi金属で形成されている場合、固体電解質層14と負極層16が直接接触すると、Li金属により固体電解質層14が還元分解される恐れがある。この固体電解質層14の還元分解を防ぐため、固体電解質層14と負極層16の間に、厚さ10nm程度のSi層15を設けることが好ましい。
(6)負極層
負極層16は、Liの吸蔵及び放出を行う活物質を含む層で構成される。例えば、Li金属及びLi金属と合金を形成することができる金属(合金化材料)群から選ばれる1種、若しくはこれらの混合物又は合金が好ましく用いられる。合金化材料としては、例えば、アルミニウム(Al)、シリコン(Si)、錫(Sn)、ビスマス(Bi)、及びインジウム(In)が好ましく用いられる。
(7)負極集電体層
負極集電体層17は、負極層16の上に形成された、所定の厚さを有する金属製の薄板であり、具体的には、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、これらの合金などが、例えばPVD法やCVD法などを用いて形成される。
(実施例)
以下に実施例を挙げ、本発明を具体的に説明する。
1.固体電解質電池の作製
以下に記載の手順で、図1に示す固体電解質電池1を作製した。
(1)正極の形成
厚さ0.5mmの正極集電体層11の表面に、スパッタ法により厚さ10μmのLiCoOを活物質とする正極層12を形成させた。
(2)緩衝層の形成
前記正極層12の表面に、ターゲットとして、表1の実施例1〜7に示すLi/Nb比のLiNbOを用いて、スパッタ法により厚さ5nmのLiNbO膜を成膜した。その後、400℃で0.5時間熱処理を行って緩衝層13を形成した。
(3)固体電解質層の形成
実施例1〜7の各緩衝層13の表面に、蒸着法によりLiS−Pからなる厚さ10μmの固体電解質層14を形成した。
(4)Si層の形成
実施例1〜7の各固体電解質層14の表面に、スパッタ法により厚さ10nmのSi層15を形成させた。
(5)負極層の形成
実施例1〜7の各Si層15の表面に、蒸着法により厚さ0.7μmのLi金属からなる負極層16を形成した後、負極層16の表面に厚さ0.5mmの負極集電体層17を設け、実施例1〜7の固体電解質電池1を作製した。
(比較例)
正極層12の表面に、ターゲットとして、表1の比較例1〜4に示すLi/Nb比のLiNbOを用いて、スパッタ法により厚さ5nmのLiNbO膜を成膜した後、400℃で0.5時間熱処理を行って緩衝層13を形成した以外は、実施例と同様にして、比較例1〜4の固体電解質電池1を作製した。
2.中間層のLi/Nb比の測定方法および測定結果
ICP組成分析によって中間層のLi/Nb比を測定した。具体的には厚膜のLiNbOからなるリファレンス(Li/Nb比既知)を準備し、ICP組成分析によりリファレンスおよび実施例1〜7および比較例1〜4のICP組成分析の測定結果に基づいて、実施例1〜7および比較例1〜4のLi/Nb比を求めた。その結果を表1に示す。
3.固体電解質電池
(1)評価方法
(a)正極層と固体電解質層の界面抵抗の測定
交流インピーダンス(Z)測定により、作製した固体電解質電池の正極層と固体電解質層の界面抵抗を求めた。
(b)サイクル特性
固体電解質電池を、25℃において、カットオフ電圧3〜4.2V、電流密度0.05mA/cmの条件の下で充放電サイクル試験を行い、300サイクル(cyc)目の初期に対する容量維持率が80%以上を良品判定基準とし、良品の比率(300cyc充放電歩留り)を求めた。
(2)評価結果
実施例1〜7および比較例1〜4の評価結果を表1および図2に示す。なお、表1においては、Li/Nb比の高さ順に資料番号を付している。
Figure 2012054151
表1および図2より、緩衝層のLi/Nb比が0.6〜1.0、即ち、Li/Nb比が0.8±0.2の場合(実施例1〜7)、界面抵抗(電気抵抗値)は7〜28Ω・cmと充分に低減されていると共に、充放電歩留まりは80〜100%と充分に高く、優れたサイクル特性となっているため、電気抵抗値とサイクル特性の両特性が共に満足できる固体電解質電池が得られていることが分かる。
また、図2より、界面抵抗が10Ω・cm以下で、300cyc歩留りが85%以上と、界面抵抗が更に低減され、サイクル特性が更に優れた固体電解質電池を得るためには、Li/Nb比を0.77〜0.93とすればよいことが分かる。
これに対して、比較例1〜4の場合、界面抵抗(電気抵抗値)が100〜220Ω・cmと高く、また、充放電歩留まりも0〜25%と低く、電気抵抗値とサイクル特性の両特性を満足できていないことが分かる。
以上、本発明を実施の形態に基づき説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
1 固体電解質電池
11 正極集電体層
12 正極層
13 緩衝層
14 固体電解質層
15 Si層
16 負極層
17 負極集電体層

Claims (3)

  1. 正極層、負極層、および両極層間でリチウムイオンの伝導を行う固体電解質層を備えた固体電解質電池であって、
    前記正極層と固体電解質層との間に、LiNbO膜からなる緩衝層が設けられており、
    前記LiNbO膜におけるLiとNbの組成比(Li/Nb比)が、0.8±0.2である
    ことを特徴とする固体電解質電池。
  2. 前記緩衝層が、非晶質のLiNbO膜からなることを特徴とする請求項1に記載の固体電解質電池。
  3. 前記緩衝層の厚さが、2nm〜1μmであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固体電解質電池。
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