JP2012053365A - 液晶表示素子 - Google Patents

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正樹 大石
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Abstract

【課題】部品点数を増加させることなく、シール剤の硬化を妨げることなく十分な遮光機能を有する液晶表示素子を提供する。
【解決手段】第二電極基板4上の遮光領域3は、シール剤5に対向するようにして枠状に形成されている。この遮光領域3は、例えば中央部に光を透過するための機構12を有して形成されている。遮光領域3は、Cr(クロム)等の金属材料をスパッタ、蒸着等の手段を用いることで容易に形成できるもので、光を透過するための機構12が備えられている。前記光を透過するための機構12はメッシュ構造を有するものとしている。この遮光領域3はCr等を蒸着等によって形成したものであるため、その一部に設けるメッシュ構造は、エッチング手法によって容易に形成できる。また、メッシュ構造も任意のパターンで多種多様な構造とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示素子に関するものである。
一般に、液晶表示素子は、表面に画素電極が形成された第一電極基板と、それに相対し表面に対向電極が形成された第二電極基板を所定の位置関係でシール剤にて貼り合せ、前記基板間に液晶を注入した液晶パネルを回路基板若しくは基台上に実装し、画素電極と対向電極間に電位差を与え、液晶の配向を制御することにより各種表示を得るものである。
また、液晶表示素子は表示領域には画素電極が形成されており、表示領域外周にはダミー領域として画素電極同様のパターニングがされている。前記ダミー領域は前記表示領域同様の画素電極パターンを有しているが、前記表示領域の画素電極とは異なり各画素電極は電気的には独立していない。即ち、ダミー領域全域がひとつの電極となっている。
また、前記ダミー領域に加え、前記第二電極基板には、液晶素子における表示領域の額縁と規定する額縁遮光領域が設けられることが一般的である。前記第一電極基板と前記第二電極基板とを貼り合せるシール剤にUV硬化樹脂を用いた場合、前記シール剤を硬化させるためには前記第二電極基板の外側から紫外線照射を妨げないようにするために、前記遮光領域は、シール剤領域と重ならないように隙間をあけて形成されることが多い。このため、前記遮光領域とシール領域との間の隙間から光が漏れることにより、遮光品質を低下させてしまう恐れがある。
図2は従来の液晶表示素子を示す図であり、断面図である。
前述の光漏れを防止するために、第二電極基板4上の第一遮光領域3と第二電極基板4上に第二遮光領域7を有した第三基板6を貼り合せている。また前記第一遮光領域3と第二遮光領域7との重なる部分のズレを考慮し、前記第一基板2下部に第三遮光領域8を設けている。また、シール剤5の外周部に関しては実装ケース9によって遮光を行う構成が開示されている。(例えば、特許文献1参照)
特願2006−157016
前記図2に示す従来の液晶表示素子の構造においては、前記シール剤5にUV照射を行うために、前記第二電極基板4上の第一遮光領域3は前記シール剤5の領域を侵さないように設計されている。即ち、シール剤5と第一遮光領域3は平面的に重ならない配置構造となっている。また、前記シール剤5の領域の遮光を行うためには、3段階の遮光領域と3枚の基板、さらには実装ケース9を必要としている。したがって、このような構造では、前記シール剤5領域の遮光を行うことは可能であるが、液晶表示素子の小型化は不可能である。また第三遮光領域8は透過型液晶表示素子にのみ有効的な手法である。
したがって、本発明は、部品点数を増加させることなく、シール剤の硬化を妨げることなく十分な遮光機能を有する液晶表示素子を提供しようとするものである。
上述の問題点に鑑み、本発明の液晶表示素子は、複数の画素電極を有する第一電極基板と該第一電極基板に相対する対向電極を有する第二電極基板とをシール剤を介して所定の間隔に貼りあわせた後に、前記所定の間隔に液晶を封止してなる液晶表示素子において、前記第二電極基板上の前記シール剤領域を覆う部分に遮光領域を有し、前記遮光領域の少なくとも一部が光を透過するための機構を具備していることを特徴とする。
また、前記シール剤は紫外線硬化型樹脂であり、前記第二電極基板上のシール剤領域を覆う部分の遮光領域の少なくとも一部に設けられた光を透過するための機構を介して前記シール剤に紫外線を照射することによって前記シール剤を硬化することを特徴とする。
本発明によれば、前記第二電極基板上の前記シール剤領域を覆う部分に遮光領域を有し、前記遮光領域の少なくとも一部が光を透過するための機構を具備する構成としたので、部品点数を増加させることなく、シール剤の硬化を妨げることなく十分な遮光機能を有する液晶表示素子を提供できる。
本発明の液晶表示素子の一実施例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示すX−X断面図。 従来技術の液晶表示素子を示す断面図。
図1は本発明の液晶表示素子の一実施例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のX−X断面図を示している。
図1(a)より、第二電極基板4上の遮光領域3は、シール剤5に対向するようにして枠状に形成されている。この遮光領域3は、例えば中央部に光を透過するための機構12(図1(a)のハッチング部)を有して形成されている。遮光領域3は、Cr(クロム)等の金属材料をスパッタ、蒸着等の手段を用いることで容易に形成できる。そして、この遮光領域3には光を透過するための機構12が備えられている。
本実施例において、前記光を透過するための機構12はメッシュ構造を有するものとしている。前述の通り、前記遮光領域3はCr等を蒸着等によって形成したものであるため、その一部設けるメッシュ構造は、エッチング手法によって容易に形成できる。また、メッシュ構造も任意のパターンで多種多様な構造を得ることができる。
本実施例は、遮光領域3の一部に設ける光を透過する機構12として、所謂網目状のメッシュ構造を例としたが、これに限定されるものではなく、千鳥格子状やスリット状のものであっても良い。
図1に示すように、前記遮光領域3の両端部は完全に遮光を行っているため、シール剤5と液晶10との反応部分における前記液晶10の配向乱れによる光漏れは完全に防止することが可能となり、遮光に充分な構成が得られる。
前記第一電極基板と第二電極基板の貼付に使用するシール剤5として紫外線硬化型樹脂が用いられるが、前記遮光領域3の一部領域に設けられた光を透過するための機構12を有していることにより、この部分を通して前記シール剤5に紫外線照射できるので、量産性に優れた形態を損なわずに生産可能である。
図1(b)に示す通り、表示領域1を有する第一電極基板2と、前記第一電極基板2に対向する位置関係にて遮光領域3を有する第二電極基板4がシール剤5を介して所定の間隔で貼りあわされた構成となる。また、前記遮光領域3は前記シール剤5領域の両端の遮光を完全に行える構成になる。
前記シール剤5は例えばプロジェクター用途等での投影時においては、一般的に黒表示となる。これは一般的に液晶表示素子は光の複屈折の使用または液晶10の異方性において白表示を行うためであり、前記シール剤5は異方性を持たず、また複屈折も行わないためである。
すなわち、液晶表示素子の光漏れ部分は前記液晶10と前記シール剤5の接触面において生じるものであり、前記遮光領域3は前述の接触部分は完全に遮光を行っているため本来の遮光目的を果たすことが可能である。また前記遮光領域3の光を透過する機構12部分では前記シール剤5が前記第二電極基板4上から透過して見えてしまうが、前述の理由により光漏れが生じることはない。
前記遮光領域3の透過率はOD(Optical Density)が3以上が好ましいがこれに限定されるものではない。
上記した実施例の構成によれば、シール剤領域の遮光が必要である液晶表示素子において、量産性に優れた紫外線硬化型のシール剤を使用しつつ、既存の設備及び既存の液晶表示素子サイズにて表示領域の額縁を規定する額縁遮光領域を設けることが可能である。
1 表示領域
2 第一電極基板
3 第一遮光領域
4 第二電極基板
5 シール剤
6 第三基板
7 第二遮光領域
8 第三遮光領域
9 実装ケース
10 液晶
12 遮光領域3の光を透過するための機構

Claims (2)

  1. 複数の画素電極を有する第一電極基板と該第一電極基板に相対する対向電極を有する第二電極基板とをシール剤を介して所定の間隔に貼りあわせた後に、前記所定の間隔に液晶を封止してなる液晶表示素子において
    前記第二電極基板上の前記シール剤領域を覆う部分に遮光領域を有し、前記遮光領域の少なくとも一部が光を透過するための機構を具備していることを特徴とした液晶表示素子。
  2. 前記シール剤は紫外線硬化型樹脂であり、前記第二電極基板上のシール剤領域を覆う部分の遮光領域の少なくとも一部に設けられた光を透過するための機構を介して前記シール剤に紫外線を照射することによって前記シール剤を硬化することを特徴とした請求項1に記載の液晶表示素子。
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