JP6502715B2 - 表示装置 - Google Patents

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本開示は表示装置に関し、例えばセル外周部に水分侵入防止層を備える表示装置に適用可能である。
表示装置は、例えば、アレイ基板と対向基板との間に液晶層がシール材で封止されて構成される。対向基板は、例えば、ガラス基板の上に遮光層が形成され、その上に色層が形成され、さらにその上にオーバコート層が形成される。オーバコート層の上にフォトスペーサや配向層も形成される。
本開示に関連する先行技術文献には例えば特開2014−119705号公報がある。
特開2014−119705号公報
発明者は高温高湿駆動試験や間欠駆動試験において発生する不具合を解析した結果、表示パネル周辺からの水分侵入により発生していることが判明した。対向基板に形成される遮光層、色層およびオーバコート層の層間の界面等からの水分侵入が原因となっていた。
本開示の課題は、水分侵入を低減する技術を提供することにある。
その他の課題と新規な特徴は、本開示の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本開示のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、表示装置は、アレイ基板と、遮光層と色層とオーバコート層とを備える対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板との間にシール材で挟まれる液晶層と、を備える。前記オーバコート層で外周部を厚く形成して前記遮光層および前記色層が前記対向基板の端面に露出しないようにされる。
比較例に係る表示装置を説明するための断面図である。 比較例に係る表示装置を説明するための断面図である。 実施例1に係る表示装置を説明するための平面図である。 実施例1に係る表示装置を説明するための断面図である。 実施例1に係る表示装置を説明するための断面図である。 実施例1に係る表示装置を説明するための断面図である。 実施例2に係る表示装置を説明するための平面図である。 実施例2に係る表示装置を説明するための断面図である。 実施例2に係る表示装置を説明するための断面図である。 実施例3に係る表示装置を説明するための平面図である。 実施例3に係る表示装置を説明するための断面図である。 実施例3に係る表示装置を説明するための断面図である。
以下に、実施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
まず、本願発明者が水分侵入を検討した技術(以下、比較例という。)に係る表示装置について図1および図2を用いて説明する。図1は比較例に係る表示装置の構造を示す断面図である。図2は図1の破線Aの部分の拡大図である。
比較例に係る表示装置100はアレイ基板10と対向基板20とを備え、アレイ基板10と対向基板20との間にシール材40で液晶層30が封入される。対向基板20はガラス基板21と遮光層22と色層23とオーバコート層24とを備える。
表示装置100の高温高湿駆動試験において、表示パネルのコーナに黒ムラが発生し、原因メカニズムとして、周辺からの水分侵入でイオンが発生、駆動でコーナ部に集まりムラとなることが判明した。また、間欠駆動試験においても、表示パネル内部への水分侵入により各コーナ部のフリッカが悪化することが判明した。
表示装置100では、遮光層22およびオーバコート層24は対向基板20の端部Cまで形成され、ガラス基板21と遮光層22との間の界面、および遮光層22とオーバコート層23との間の界面が端部Cにおいても存在する。よって、端部Cの外面(端面)から水分がガラス基板21と遮光層22との間の界面、および遮光層22とオーバコート層23との間の界面から侵入する。遮光層22やオーバコート層24は有機材料で形成されるので、無機材料より各層を形成する膜自身の耐湿性が弱いが、各層の界面からの水分侵入も問題であることが判明した。特に、オーバコート層24と遮光層22との間の界面およびオーバコート層24から液晶層30への水分侵入が問題である。
そこで、実施形態に係る表示装置では、オーバコート層を対向基板の端部まで形成しないように、またはオーバコート層とこれに接する他の層との間の界面を含む水分侵入経路を長くするようにする。
実施形態の第1の実施例(実施例1)に係る表示装置について図3から図6を用いて説明する。図3は実施例1に係る表示装置の構成を示す平面図である。図4は図3のA−A’線における断面図である。図5は図3のB−B’線における断面図である。図5は実施例1に係る表示装置の表示パネル部から偏光板を取り除いた部分を示している。図6は図5の破線Aの部分の拡大図である。
図3および図4に示すように、実施例1に係る表示装置100Aは表示パネル1AとドライバIC2とバックライト3とを備える。表示パネル1Aは、アレイ基板10と、対向基板20Aと、アレイ基板10と対向基板20Aとの間に封入される液晶材料(液晶層)30と、を備える。アレイ基板10と対向基板20Aとは、表示領域DAを囲む環状のシール材40で接着されており、液晶層30は、アレイ基板10、対向基板20A、およびシール材40で囲まれた空間に密封されている。また、アレイ基板10および対向基板20Aの外側を向いた面、すなわち液晶層30と対向する面の裏面には、それぞれ、下偏光板50Aおよび上偏光板50Bが設けられている。また、表示領域DAは、例えば、マトリクス状に配置された複数個の画素の集合で構成されている。アレイ基板10は、図示しないTFT、走査線、信号線、画素電極およびTFTで形成された走査線を駆動する走査回路等を備える。ドライバIC2は、図示しない信号線を駆動する回路を備える。
実施例1に係る表示装置100Aの対向基板20Aは、ガラス基板21と遮光層22Aと色層23とオーバコート層24Aとを備える。ガラス基板21の外周部に遮光膜を形成しないように遮光層22Aを形成し、ガラス基板21の遮光層22Aが形成されない部分、遮光層22Aおよび色層23の上にオーバコート層24Aを形成する。なお、画素開口部には遮光層22Aは形成されず、赤、緑および青のいずれかの色の色層23が形成される。なお、オーバコート層24Aの上に、図示しないフォトスペーサや配向膜も形成される。
表示装置100Aでは、遮光層22Aの端部はオーバコート層24Aで覆われるので対向基板20Aの端部Cまで形成されない。ガラス基板21とオーバコート層24Aとの間に界面が存在するが、端部C付近のオーバコート層24Aの厚さが厚くなるので、ガラス基板21とオーバコート層24Aとの間の界面およびその界面と繋がっている遮光層22Aとオーバコート層24Aとの間の界面の長さが比較例における遮光層22Aとオーバコート層24Aとの間の界面の長さよりも遮光層22Aの厚さ分長くなる。よって、水分侵入経路が比較例よりも長くなるので液晶層30への水分侵入を低減することができる。
オーバコート層24Aを形成する膜の透湿性が低いものを用いるのが好ましい。
実施形態の第2の実施例(実施例2)に係る表示装置について図7から図9を用いて説明する。図7は実施例2に係る表示装置の構造を示す平面図である。図7は実施例2に係る表示装置の表示パネル部から偏光板を取り除いた部分を示しており、遮光層の周辺部分のみを示している。図8は図7のB−B’線における断面図である。図9は図8の破線Aの部分の拡大図である。
実施例2に係る表示装置100Bは対向基板の構造を除いて表示装置100Aと同様な構成である。表示装置100Bの対向基板20Bはガラス基板21と遮光層22Bと色層23とオーバコート層24Bとを備える。ガラス基板21の上に遮光膜を厚く形成し、外周部の厚い遮光膜を残すように遮光層22Bを形成する。図7に示すように、ガラス基板21の外周部に厚い遮光層22Pが形成される。遮光層22Bおよび色層23の上にオーバコート層24Bを形成する。外周部の厚い遮光層22Pの内側に外周部の遮光層22Pの高さよりも低いオーバコート層24Bを形成する。なお、画素開口部には遮光層22Bは形成されず、赤、緑および青のいずれかの色の色層23が形成される。なお、オーバコート層24Bの上に、図示しないフォトスペーサや配向膜も形成される。
表示装置100Bでは、オーバコート層24Bの端部は遮光層22B、22Pで覆われるので対向基板20の端部Cまで形成されない。遮光層22Bとオーバコート層24Bとの間の界面が端部Cにおいて存在しなくなる。よって、オーバコート層24Bと遮光層22Bとの間の界面およびオーバコート層24Bから液晶層30への水分侵入を低減することができる。
また、遮光層22Pが壁状になり、その部分にシール材40が密着することで、シールの密着強度を高めることができる。
実施形態の第3の実施例(実施例3)に係る表示装置について図10から図12を用いて説明する。図10は実施例3に係る表示装置の表示パネル部から偏光板を取り除いた部分を示しており、色層の周辺部分のみを示している。図11は図10のB−B’線における断面図である。図12は図11の破線Aの部分の拡大図である。
実施例3に係る表示装置100Cは対向基板の構造を除いて表示装置100Aと同様な構成である。表示装置100Cの対向基板20Cはガラス基板21と遮光層22と色層23Cとオーバコート層24Cとを備える。ガラス基板21の上に遮光層22を形成する。遮光層22の上および遮光層22が開口されたガラス基板21の上に赤の膜を厚く形成し、外周部の厚い赤の色膜を残すように赤の色層23P(R)を形成する。同様に、外周部の厚い緑の色膜を残すように緑の色層23P(G)を形成する。さらに、同様に、外周部の厚い青の色膜を残すように青の色層23P(B)を形成する。図10に示すように、ガラス基板21の外周部に厚い色層23Pが形成される。色層23Cの上にオーバコート層24Cを形成する。外周部の厚い色層23Pの内側に色層23Pの高さよりも低いオーバコート層24Cを形成する。なお、オーバコート層24Cの上に、図示しないフォトスペーサや配向膜も形成される。
表示装置100Cでは、オーバコート層24Cの端部は色層23Pで覆われるので対向基板20Cの端部Cまで形成されない。色層23Cとオーバコート層24Cとの間の界面が端部Cにおいて存在しなくなる。色層23P(R)と色層23P(G)との間,色層23P(G)と色層23P(B)との間に界面が存在するが、各色層が屈曲して形成されているので、これらの界面は屈曲しており、水分侵入経路が長くなる。よって、オーバコート層24Cと色層23Cとの間の界面およびオーバコート層24Cから液晶層30への水分侵入を低減することができる。
また、色層23Pが壁状になり、その部分にシール材40が密着することで、シールの密着強度を高めることができる。
1A・・・表示パネル
2・・・ドライバIC
3・・・バックライト
10・・・アレイ基板
20,20A,20B,20C・・・対向基板
21・・・ガラス基板
22,22A,22B・・・遮光層
22P・・・外周部の遮光層
23,23C・・・色層
23P・・・外周部の色層
24,24A,24B,24C・・・オーバコート層
30・・・液晶層
40・・・シール材
50A,50B・・・偏光板

Claims (2)

  1. レイ基板と、
    向基板と、
    前記アレイ基板と前記対向基板との間に挟まれる液晶層と、
    を備え、
    前記対向基板は遮光層と色層とオーバコート層とを含み、
    前記アレイ基板と前記対向基板とは周縁部分にてシール材で前記液晶層をシールするように貼りあわされ、
    前記色層の外周部前記オーバコート層の端面及び前記シール材の端面に跨りって当接し、前記色層と前記オーバコート層の界面、及び前記オーバコート層と前記シール材の界面を覆うように形成されていることを特徴とする表示装置
  2. 記外周部の色層は赤の色層と緑の色層と青の色層とを各層界面が屈曲するように積層
    して形成することを特徴とする請求項1記載の表示装置
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