JP2012050472A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】医療従事者が子機からの呼び出しと他機器からの呼び出しとを容易に区別できるようにしつつ、他機器からの呼び出しについて医療従事者が迅速に対応できるようにする。
【解決手段】子機1と患者の所定の状態を検出する他機器10とを親機40に接続し、親機40が呼出信号を入力した場合と検出信号を入力した場合とで報知部43の報知を異ならせる。子機1に対する応答操作が行われた場合、通話装置30との間で通話路を形成し、他機器10に対する応答操作が行われた場合、応答音声データを通話装置30へ出力する。これにより、子機1と他機器10との呼び出しが区別して報知される。また、他機器10の呼び出しについては、応答の操作を行うだけで応答音声が通話装置30のスピーカー32から自動的に出力されるので、医療従事者は、他機器10からの呼び出しに対して会話する必要がなくなり、患者の居る病室に迅速に向かうことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、患者が看護師などの医療従事者を呼び出し、医療従事者が呼び出しに応答するナースコールシステムに関する。
一般的に、ナースコールシステムは、呼出ボタンなどにより構成される呼出操作部を有するナースコール子機を各病室内の各病床の近傍に設置するとともに、看護師などの医療従事者が常駐するナースステーションにナースコール親機を設置している。そして、患者がナースコール子機の呼出ボタンを操作した場合に、ナースコール子機からナースコール親機へ呼出信号を出力し、呼出信号を入力したナースコール親機にて呼び出しを報知するように構成されている。ここで、ナースコールシステムは、病院だけではなく、介護施設などでも使用される。
ナースコール親機には、LED(light-emitting diode)などの表示灯と患者氏名を表示する表示欄とを備えた選局部を患者の数に応じて組み合わせたボード形のものが知られている。ボード形のナースコール親機は、ナースステーションの壁面などに取り付けられ、ナースステーション内の医療従事者がボード形親機に表示された情報を閲覧することが可能である。ここで、ナースコール子機から出力された呼出信号を入力したナースコール親機では、呼出信号に含まれ、ナースコール子機を識別するための子機識別情報により呼び出しを行ったナースコール子機を特定する。そして、特定されたナースコール子機を使用している患者に対応する選局部の表示灯を点灯または点滅させることで呼び出しを報知している。また、同時にナースコール親機に設けられたスピーカーから報知音を出力する。
ナースコール親機にて呼び出しが報知されると、これに気付いた医療従事者が応答する必要がある。そのため、ナースコール親機には、呼び出しの報知に応答するためのハンドセットが設けられている。呼び出しの報知が行われている場合に、医療従事者がハンドセットをオフフックすると、呼び出しの報知が停止し、ナースコール親機とナースコール子機(またはナースコール子機が設置された病室)との間で通話路が形成される。ここで、ナースコール子機(または病室)には、通話用のスピーカやマイクが設けられているため、患者と医療従事者との間で通話が可能となる。
ところで、患者の状態によっては、呼出ボタンの操作により呼び出しを行うナースコール子機だけではなく、患者がベッドから転落または転倒したことを検出するマットセンサーや、患者に異常が生じたことを検出するためのセンサーまたは医療機器などが必要となるケースがある。そのため、各病床の近傍の壁面には、ナースコール子機を接続する接続端子だけではなく、患者に異常が生じたことを検出するための機器(以下、他機器と記載する)を接続するための接続端子を設ける必要がある。また、壁面にナースコール子機を接続する端子が一つしか存在しない場合でも、ナースコール子機を接続する端子および他機器を接続する端子を備えた分配器にナースコール子機および他機器を接続し、この分配器を壁面の端子に接続することで、ナースコール子機および他機器を併用することが可能となる技術も知られている(例えば、特許文献1など)。
このように、ナースコール子機とともに他機器をナースコールシステムに接続した場合、ナースコール子機からの呼び出しと他機器からの呼び出しとを区別する必要がある。そこで、ナースコール親機に種別灯を設け、点灯した種別灯によって呼び出しを行った機器を特定する技術が知られている(例えば、特許文献2など)。
特許文献2に記載の技術によれば、種別灯によって呼び出しを行った機器を特定することはできるが、呼び出しに応答する場合には、ナースコール子機からの呼び出しの場合でも他機器からの呼び出しの場合でも同様に、医療従事者がナースコール親機に設けられたハンドセットをオフフックして、必要に応じて患者と会話を行い、ハンドセットをオンフックしていた。また、ナースコール子機からの呼び出しの場合には、患者と医療従事者との間の会話のパターンは無数に存在しているのに対して、他機器からの呼び出しの場合には、他機器の機能に応じて医療従事者が応答する会話の内容もある程度のパターンに限定される。例えば、他機器がマットセンサーである場合には、呼び出しに応答した医療従事者の会話の内容は、「今すぐ行きます」といったものに限定される。
しかしながら、ハンドセットをオフフックした医療従事者は、種別灯を見たり、実際に患者の声を聴いたりして、応答する会話の内容を決めなければならないので、呼び出しに対する対応が迅速に行えないケースが生じてしまうという問題があった。特に、他機器からの呼び出しの場合、患者に異常が生じたことを検出している場合が多いため、医療従事者が呼び出しに対して迅速に対応する必要があった。
特開2010−172503号公報 特開2009−21967号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、医療従事者がナースコール子機からの呼び出しと他機器からの呼び出しとを容易に区別できるようにしつつ、他機器からの呼び出しについて医療従事者が迅速に対応できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、患者によって操作されるナースコール子機と、患者の所定の状態を検出する他機器とを識別可能に接続し、ナースコール子機からの呼び出しと他機器からの呼び出しとを区別して報知する。そして、ナースコール子機からの呼び出しの報知に応答する操作が行われた場合には、病床の近傍に設置したスピーカーおよびマイクロホンにより会話ができるように通話路を形成し、他機器からの呼び出しの報知に応答する操作が行われた場合には、予め他機器の機能に応じて設定されている応答音声をスピーカーから出力するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ナースコール子機からの呼び出しと他機器からの呼び出しとが区別して報知されるので、医療従事者が両者を容易に区別することができる。また、他機器から呼び出しが行われた場合には、医療従事者が応答の操作を行うだけで、他機器の機能に応じた応答音声が病床の近傍に設置されたスピーカーから自動的に出力されるので、医療従事者は、他機器からの呼び出しに対して会話する必要がなくなり、患者の居る病室に迅速に向かうことができる。従って、医療従事者は他機器からの呼び出しについて迅速に対応することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムのナースコール親機の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示すナースコールシステムは、患者の病床近傍に設置され、患者によって使用されるナースコール子機1と、ナースコール子機1とともに設置され、患者の所定の状態を検出する他機器10と、病室内に設置され、ナースコール子機1および他機器10を接続する入力装置20と、病床に居る患者が医療従事者と会話するために使用される通話装置30と、医療従事者が常駐するナースステーションなどに設置され、医療従事者によって使用されるナースコール親機40とを備えて構成されている。
ここで、ナースコール子機1は、各病室内に病室内の病床数に応じて設置されている。また、他機器10は、マットセンサーや、患者に異常が生じたことを検出するためのセンサー、医療機器などの機器であり、患者の状態などにより必要に応じて使用される。また、入力装置20は、他機器10を使用する病床の近傍に病床毎に設置されている。ここで、入力装置20は、各病床の壁面に設けられたウォールユニットのコンセントに接続される。また、通話装置30は、ナースコール子機1に内蔵されているか、ウォールユニットに内蔵されているか、病室内の天井に埋め込まれているかの何れかの形態で病室内に設置されている。
ナースコール子機1は、子機制御部2、呼出操作部3、子機インターフェース4を備えて構成されている。また、他機器10は、他機器制御部11、検出部12、他機器インターフェース13を備えて構成されている。また、通話装置30は、マイクロホン31、スピーカー32、通話装置インターフェース33を備えて構成されている。また、ナースコール親機40は、親機制御部41、親機インターフェース42、報知部43、記憶部44、応答操作部45、通話部46を備えて構成されている。
まず、ナースコール子機1の各構成要素について説明する。子機制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。呼出操作部3は、患者が医療従事者を呼び出す際に操作するためのものであり、呼出ボタンなどにより構成されている。患者は、医療従事者を呼び出したい場合に、呼出操作部3の呼出ボタンを操作する。すると、子機制御部2は、呼出信号を生成する。ここで、呼出信号には、このナースコール子機1を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報が含まれる。また、子機識別情報としては、ベッド番号などの情報を用いる。子機インターフェース4は、入力装置20を介してナースコール子機1とナースコール親機40とを接続して通信を行うためのものである。ここで、子機インターフェース4は、子機制御部2により生成された呼出信号をナースコール親機40に出力する。
次に、他機器10の各構成要素について説明する。他機器制御部11は、他機器10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。検出部12は、患者の所定の状態を検出するためのものであり、マットセンサーや赤外線センサーなどにより構成されている。検出部12が患者の所定の状態を検出すると、他機器制御部11は、検出信号を生成する。ここで、検出信号には、この他機器10を他の病床に設置されている他機器10と識別するための他機器識別情報が含まれる。また、他機器識別情報としては、ベッド番号などの情報を用いる。他機器インターフェース13は、入力装置20を介して他機器10とナースコール親機40とを接続して通信を行うためのものである。ここで、他機器インターフェース13は、他機器制御部11により生成された検出信号をナースコール親機40に出力する。
入力装置20は、ナースコール子機1および他機器10を識別可能に接続している。すなわち、呼出信号および検出信号を識別可能にナースコール親機40に出力する。なお、本実施形態では、入力装置20は、他機器10を一台のみ接続しているが、これに限定されない。例えば、他機器10を複数台接続することができるようにしても良い。
入力装置20とナースコール親機40との間には、ナースコール子機1または他機器10からの呼び出しを表示したり、病室内の患者の氏名などを表示したりする図示しない廊下灯が接続されている。また、入力装置20とナースコール親機40との間には、ナースコール子機1およびナースコール親機20間の通話やデータの送受信に関する制御を行う図示しない制御機が接続されている。
次に、通話装置30の各構成要素について説明する。マイクロホン31は、通話装置30とナースコール親機40との間で通話路が形成されている場合に、周囲の音を入力し、音声信号に変換するものである。上述したように、マイクロホン31は、ナースコール子機1に内蔵されたり、ウォールユニットに内蔵されたり、病室内の天井などに埋め込まれているため、病室内に居る患者の声を入力することが可能である。スピーカー32は、通話装置30とナースコール親機40との間で通話路が形成されている場合に、ナースコール親機40から入力した音声信号を音声に変換して外部に出力するものである。上述したように、スピーカー32がナースコール子機1に内蔵されたり、ウォールユニットに内蔵されたり、病室内の天井などに埋め込まれているため、病室内に居る患者は、スピーカー32から出力された音声を聴くことが可能である。通話装置インターフェース33は、通話装置30とナースコール親機40とを接続して通信を行うためのものであり、マイクロホン31およびスピーカー32を接続している。通話装置インターフェース33は、マイクロホン31にて変換された音声信号をナースコール親機40に出力するとともに、ナースコール親機40から入力した音声信号をスピーカー31に出力する。
次に、ナースコール親機40の各構成要素について説明する。親機制御部41は、ナースコール親機40の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。親機インターフェース42は、ナースコール親機40と入力装置20とを接続して通信を行うためのものである。また、親機インターフェース42は、ナースコール親機40と通話装置30とを接続して通信を行うためのものである。ここで、親機インターフェース42は、ナースコール子機1から出力された呼出信号を入力したり、他機器10から出力された検出信号を入力したりする。また、親機インターフェース42は、通話装置30へ音声信号を出力したり、通話装置30から音声信号を入力したりする。
報知部43は、スピーカーや表示ディスプレイ、表示ランプなどにより構成されており、ナースコール子機1により呼び出しが行われたこと、または、他機器10により呼び出しが行われたことを報知する。ここで、ナースコール子機1により呼び出しが行われた場合には、親機インターフェース42が呼出信号を入力し、他機器10により呼び出しが行われた場合には、親機インターフェース42が検出信号を入力するため、親機制御部41は、ナースコール子機1からの呼び出しと他機器10からの呼び出しとを区別することができる。そのため、報知部43は、ナースコール子機1による呼び出しの報知と他機器10による呼び出しの報知とを異なるパターンとしている。すなわち、親機制御部41は、報知部43を構成するスピーカーから出力される報知音のパターンを異ならせたり、報知部43を構成する表示ディスプレイに表示される内容を異ならせたり、報知部43を構成する表示ランプの点灯パターンを異ならせたりする。
記憶部44は、メモリやハードディスクドライブなどの記憶装置により構成されており、ナースコール親機40に入力装置20を介して接続されているナースコール子機1の子機識別情報と患者を識別する患者識別情報(例えば、患者氏名など)とを関連付けて記憶している。また、記憶部44は、ナースコール親機40に入力装置20を介して接続されている他機器10の他機器識別情報と患者識別情報とを関連付けて記憶している。また、記憶部44は、他機器10の機能に応じて設定される応答音声データを記憶している。ここで、他機器10がマットセンサーである場合には、応答音声データの内容は、「今すぐ行きます」といったものとなる。
応答操作部45は、報知部43による報知を認識した医療従事者が呼び出しに応答する際に操作するものであり、ボタンなどにより構成される。ここで、応答操作部45は、ハンドセットをオンフックした際に操作されるフックボタンなどにより構成されている。すなわち、報知部43が報知を行っている状態で医療従事者がハンドセットをオフフックすると、フックボタンの押下が解除されて、応答操作部45がオンの状態となる。一方、ハンドセットがオフフックされている状態で医療従事者がハンドセットをオンフックすると、フックボタンが押下されて、応答操作部45がオフの状態となる。
通話部46は、マイクロホンおよびスピーカーにより構成されており、ナースコール親機40と通話装置30との間で通話路が形成されている場合に、通話部46を構成するマイクロホンにより周囲の音を入力して音声信号に変換するとともに、通話部46を構成するスピーカーにより、通話装置30から入力した音声信号を音声に変換して外部に出力する。ここで、通話部46は、ハンドセットなどにより構成されている。
このように構成されたナースコール親機40において、親機インターフェース42が呼出信号を入力した場合、親機制御部41は報知部43を動作させる。報知部43による報知を認識した医療従事者が応答操作部45を操作すると、親機制御部41は、報知部43の動作を停止させるとともに、呼出信号に含まれる子機識別情報により特定されるナースコール子機1の近傍に設置されている通話装置30とナースコール親機40との間で通話路を形成する。この状態で、通話部46を使用する医療従事者と、通話装置30を使用する患者との間で会話が可能となる。そして、患者との会話が終了して、医療従事者が再び応答操作部45を操作すると、親機制御部41は、通話路を切断する。
一方、親機インターフェース42が検出信号を入力した場合、親機制御部41は報知部43を動作させる。報知部43による報知を認識した医療従事者が応答操作部45を操作すると、親機制御部41は、報知部43の動作を停止させるとともに、記憶部44を参照して、検出信号に含まれる他機器識別情報により特定される他機器10の機能に応じて設定されている応答音声データを抽出する。そして、検出信号に含まれる他機器識別情報により特定される他機器10の近傍に設置されている通話装置30とナースコール親機40との間で通話路を形成する。親機制御部41は、記憶部44から抽出した応答音声データを通話装置30へ出力し、通話路を切断する。
通話装置30では、通話装置インターフェース30がナースコール親機40から入力した応答音声データを入力し、スピーカー32が応答音声データを音声に変換して外部に出力する。
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作を説明する。図2は、本実施形態によるナースコールシステムのナースコール親機40の動作を示すフローチャートである。まず、親機インターフェース42が呼出信号を入力したか否かを親機制御部41にて調べる(ステップS1)。親機インターフェース42が呼出信号を入力したと親機制御部41にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、親機制御部41は報知部43を動作させる(ステップS2)。そして、応答操作部45が操作されたか否かを親機制御部41にて調べる(ステップS3)。応答操作部45が操作されていないと親機制御部41にて判断した場合には(ステップS3にてNO)、ステップS3の処理を繰り返す。一方、報知部43による報知を認識した医療従事者が応答操作部45を操作して、応答操作部45が操作されたと親機制御部41にて判断した場合には(ステップS3にてYES)、親機制御部41は、報知部43の動作を停止して、呼出信号を出力したナースコール子機1の近傍に設置されている通話装置30との間で通話路を形成する(ステップS4)。
この状態で、応答操作部45が操作されたか否かを親機制御部41にて調べる(ステップS5)。応答操作部45が操作されていないと親機制御部41にて判断した場合には(ステップS5にてNO)、ステップS5の処理を繰り返す。一方、応答操作部45が操作されたと親機制御部41にて判断した場合には(ステップS5にてYES)、親機制御部41は、通話路を切断する(ステップS6)。
また、親機インターフェース42が呼出信号を入力していないと親機制御部41にて判断した場合には(ステップS1にてNO)、親機インターフェース42が検出信号を入力しているか否かを親機制御部41にて調べる(ステップS7)。親機インターフェース42が検出信号を入力していないと親機制御部41にて判断した場合には(ステップS7にてNO)、ステップS1の処理に戻る。一方、親機インターフェース42が検出信号を入力していると親機制御部41にて判断した場合には(ステップS7にてYES)、親機制御部41は報知部43を動作させる(ステップS8)。
そして、応答操作部45が操作されたか否かを親機制御部41にて調べる(ステップS9)。応答操作部45が操作されていないと親機制御部41にて判断した場合には(ステップS9にてNO)、ステップS9の処理を繰り返す。一方、報知部43による報知を認識した医療従事者が応答操作部45を操作して、応答操作部45が操作されたと親機制御部41にて判断した場合には(ステップS9にてYES)、親機制御部41は、報知部43の動作を停止し、検出信号を出力した他機器10の近傍に設置されている通話装置30との間で通話路を形成して、検出信号に含まれる他機器識別情報により特定される他機器10の機能に対応する応答音声データを記憶部44から読み取り通話装置30に出力した後に、通話路を切断する(ステップS10)。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、患者によって操作されるナースコール子機1と、患者の所定の状態を検出する他機器10とを入力装置20を介してナースコール親機40に接続する。ナースコール親機40では、親機インターフェース42がナースコール子機1から呼出信号を入力した場合と、他機器10から検出信号を入力した場合とで、報知部43の報知を異ならせる。そして、ナースコール子機1からの呼び出しの報知に応答する操作が応答操作部45により行われた場合には、親機制御部41は、病床の近傍に設置した通話装置30との間で通話路を形成し、他機器10からの呼び出しの報知に応答する操作が応答操作部45により行われた場合には、親機制御部41は、通話装置30との間で通話路を形成し、他機器10の機能に応じて設定されている応答音声データを通話装置30へ出力するようにしている。
これにより、ナースコール子機1からの呼び出しと他機器10からの呼び出しとが区別して報知されるので、医療従事者が両者を容易に区別することができる。また、他機器10から呼び出しが行われた場合には、医療従事者が応答の操作を行うだけで、他機器10の機能に応じた応答音声が病床の近傍に設置された通話装置30のスピーカー32から自動的に出力されるので、医療従事者は、他機器10からの呼び出しに対して会話する必要がなくなり、患者の居る病室に迅速に向かうことができる。従って、医療従事者は他機器10からの呼び出しについて迅速に対応することができる。
なお、前述した実施形態では、親機インターフェース42が検出信号を入力した場合に、親機制御部41が通話装置30との間で通話路を形成して、応答音声データを出力しているが、これに限定されない。例えば、通話路を形成せずに、応答音声データを出力するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、親機インターフェース42が検出信号を入力した場合に、親機制御部41が応答音声データを出力しているが、これに限定されない。例えば、ナースコール親機40にて応答音声を再生して、通話路を介して再生した音声を伝送するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、医療従事者がナースコール親機40により呼び出しに対する応答および会話を行っているが、これに限定されない。例えば、病院内の通信センターにハンディナースコール主装置、構内交換機(PBX:Private Branch Exchange)、公衆網、無線ユニットを設置し、医療従事者が携行するPHS(Personal
Handy-phone System)によって、ナースコール親機40の代わりに呼び出しに対する応答および会話を行うことができるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、他機器識別情報と患者識別情報とを関連付けて記憶部44に記憶しているが、これに限定されない。例えば、他機器識別情報と子機識別情報とを関連付けて記憶部44に記憶するようにしても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール子機
2 子機制御部
3 呼出操作部
4 子機インターフェース
10 他機器
11 他機器制御部
12 他機器インターフェース
20 入力装置
30 通話装置
31 マイクロホン
32 スピーカー
33 通話装置インターフェース
40 ナースコール親機
41 親機制御部
42 親機インターフェース
43 報知部
44 記憶部
45 応答操作部
46 通話部

Claims (1)

  1. 医療従事者を呼び出す際に操作される呼出操作部と、前記呼出操作部が操作された場合に呼出信号を生成する子機制御部とを備えたナースコール子機と、
    患者の所定の状態を検出する検出部と、前記検出部が前記患者の所定の状態を検出した場合に検出信号を生成する他機器制御部とを備えた他機器と、
    前記ナースコール子機および前記他機器の近傍に設置され、音声を出力するスピーカーおよび音声を入力するマイクロホンを備えた通話装置と、
    前記ナースコール子機および前記他機器を接続し、前記呼出信号および前記検出信号を入力する入力装置と、
    前記入力装置に接続され、前記呼出信号および前記検出信号を入力するとともに、前記通話装置に接続され、音声信号を入出力する親機インターフェースと、前記親機インターフェースが前記呼出信号を入力した場合と前記検出信号を入力した場合とで異なる報知を行う報知部と、前記報知部の報知に応答するために操作される応答操作部と、前記他機器に対応する応答音声データを予め記憶しておく記憶部と、音声を出力するスピーカーおよび音声を入力するマイクロホンを備えた通話部と、前記親機インターフェースが前記呼出信号を入力した場合に、前記呼出信号に対応する報知を前記報知部に行わせ、前記応答操作部が操作されたときに、前記親機インターフェースと前記通話装置との間で通話路を形成するとともに、前記親機インターフェースが前記検出信号を入力した場合に、前記検出信号に対応する報知を前記報知部に行わせ、前記応答操作部が操作されたときに、前記記憶部から前記応答音声データを取得して、前記親機インターフェースにより前記通話装置に出力する親機制御部とを備えたナースコール親機と、
    を有することを特徴とするナースコールシステム。
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