JP2012049777A - 音声出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声信号入力の途中で信号がなくなった場合や、音声信号入力状態と無信号状態とが繰り返された場合でも、雑音を防止してS/N比を上げることができる音声出力装置を提供する。
【解決手段】各乗算器27、35、41、49、55は、各遅延器28、34、42、48、56の入力側に設けられている。各乗算器27、35、41、49、55は、各加算器26、33、40、47、54からの各加算出力に、係数カウンタ22から供給される乗算係数をそれぞれ掛け算する。ΔΣ変調器にデジタル音声信号の入力がない場合に、カウンタ制御回路により、係数カウンタ22の出力を所定の時間間隔で段階的に0になるようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、テレビ、ラジカセ、カーオーディオ、ホームシアター、オーディオコンポ等音声を出力する機器に用いられる音声出力装置に関する。
近年のLSI技術の発展に伴い、CDプレイヤーやMDプレイヤー等に代表されるデジタルオーディオ機器においては、デジタル信号処理およびその増幅に1ビットDAC(Digital Analog Converter)が用いられている。この1ビットDACにおいては、音声信号は、ΔΣ変調器を用いてノイズシェーピングされ、パルス幅変調PWM(Pulse Width Modulation)された1ビットPWM信号として出力される。
上述したΔΣ変調器のうち、従来の1次ΔΣ変調器の一構成例を図4に示す。図4は、1次ΔΣ変調器の各要素をZ変換して得られるZ関数で記述しており、Z−1は入力を1サンプリングクロック分遅らせる遅延要素を表わしている。
この図4に示す1次ΔΣ変調器は、減算器81、加算器82と遅延器84とを備えた累積加算器90、遅延器85、乗算器86、量子化器(Q)83で構成されている。減算器81は、入力信号Xとフィードバック信号Wの減算を行う。また、累積加算器90は、減算器81の出力Sを1サンプリングクロック毎に累積加算を行うものである。
ここで、量子化器83は、累積加算器90の出力YがY≧0であれば、「+Δ」を出力し、累積加算器90の出力YがY<0であれば、「−Δ」を出力する2値量子化された出力信号Q(Z)を生成する。出力信号Q(Z)は、遅延器85により、1サンプリングクロック分遅らされ、乗算器86を介してフィードバック信号Wとなる。
1次ΔΣ変調器は、上記の要素で構成されたフィードバックシステムであり、2つの遅延器84、85へのサンプリングクロックに同期して、ダイナミックレンジ−Δ〜+Δの入力信号Xを、2値量子化信号(+Δ、−Δ)へと変換する変調器である。
テレビやオーディオ等の音声を出力する機器においては、上記のようなΔΣ変調器が用いられるが、通常は、音声の品質を良くするために、高次のΔΣ変調器を用いている。高次のΔΣ変調器は、特許文献1〜3に示されるように、複数の累積加算器と量子化器が一巡ループ内にカスケード接続された構成となっている。
特開平9−307447号公報 特開2001−237707号公報 特開2003−298425号公報
しかし、従来のΔΣ変調器にデジタルオーディオ信号を入力した後、無入力状態にすると、上記のように、ΔΣ変調器は、遅延器を用いた累積加算器を備えているため、無入力状態となっても、累積加算されたデータは残っている。この残存データが累積加算器内のフィードバック信号として回るため、小さな雑音を出し、S/N比が悪化する。また、高次のΔΣ変調器を用いている場合は、複数の累積加算器がカスケード接続されているため、雑音の影響は大きくなる。
本発明は、上述した課題を解決するために創案されたものであり、音声信号入力の途中で信号がなくなった場合や、音声信号入力状態と無信号状態とが繰り返された場合でも、雑音を防止してS/N比を上げることができる音声出力装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の音声出力装置は、信号を量子化する量子化器とデジタル音声入力信号から前記量子化器からの帰還信号を減算する減算器と、前記減算器からの出力信号を累積加算して前記量子化器側に出力する累積加算器と、前記累積加算器を構成する遅延器と、前記累積加算器を構成するとともに前記遅延器の入力側に接続された乗算器と、前記乗算器に乗算係数を供給する乗算係数制御回路とを備え、前記デジタル音声信号の入力がない場合に、前記乗算係数制御回路により前記乗算係数を所定の時間間隔で段階的に0になるようにしたΔΣ変調器を備えたことを主要な特徴とする。
本発明の音声出力装置は、遅延器と該遅延器の入力側に設けられた乗算器とを備えた累積加算器を有し、前記乗算器の乗算係数は乗算係数制御回路で制御するようにし、デジタル音声信号の入力がない場合に、前記乗算器の乗算係数を前記乗算係数制御回路により所定の時間間隔で段階的に0になるようにしたΔΣ変調器を備えている。このため、累積加算器に残っているデータを消去することができ、無入力状態になった場合に雑音の発生を防止することができる。
本発明の音声出力装置の構成を示す概略ブロック図である。 本発明の音声出力装置におけるΔΣ変調器の構成を示すブロック図である。 ΔΣ変調器における前処理入力信号と累積加算器内の乗算器に設定される係数との関係を示す図である。 従来の1次ΔΣ変調器の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図面は模式的なものであり、現実のものとは異なる。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
図1は、本発明の音声出力装置10の基本的な構成を示す。音声出力装置10は、同期サンプリングレートコンバータ1、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)2、オーバーサンプリングフィルタ3、ΔΣ変調器4、PWM変調器5等から構成されている。
同期サンプリングレートコンバータ1は、入力されたデジタルオーディオ信号であるPCM信号のサンプリング周波数のうち、8kHz、12kHz、16kHz、24kHz、32kHz、48kHz、96kHz等を、後段処理に適したサンプリング周波数48kHzに変換する。また、入力されたPCM信号のサンプリング周波数のうち、11.025kHz、22.05kHz、44.1kHz、88.2kHz等を、後段処理に適したサンプリング周波数44.1kHzに変換する。
同期サンプリングレートコンバータ1から出力された信号は、DSP2に入力され、例えば、パラメトリックイコライザ回路等により構成され、デジタルオーディオ信号の音量や周波数特性の調整等が行われる。
DSP2で信号処理が行われた後、オーバーサンプリングフィルタ3にデータが入力される。オーバーサンプリングフィルタ3は、オーバーサンプリングフィルタ3に入力される信号の入力サンプリング周波数に基づいたオーバーサンプリングを行う。入力サンプリング周波数の2倍、4倍、8倍等のオーバーサンプリングが行われる。
ΔΣ変調器4は、オーバーサンプリングフィルタ3から入力されたPCM信号を多値のPDM[Pulse Density Modulation]信号に変調する。PWM変調器5は、入力されたPDM信号をL/R各チャンネル用のPWM信号、すなわち1ビット(2値)信号に変調する。なお、ΔΣ変調器4で予めPCM信号を2値のPDM信号に変調しておく構成としてもよい。
ここまでの信号処理は純粋なデジタル信号処理であり、その動作は、図示していない水晶発振回路等で生成された基準クロック信号に基づいて制御される。
次に、例えば、PWM出力のL/R各チャンネル用の信号に対して各々スイッチング増幅し、LPF等で、増幅信号の不要高周波成分(ノイズ成分)を除去してスピーカ等に送出する。
ΔΣ変調器4は、例えば、図2に示すように、5個の累積加算器を備えた5次のΔΣ変調器で構成される。以下にΔΣ変調器4の詳細な構成を説明する。図2のΔΣ変調器において、入力Aの信号となる前処理されたデジタル音声信号と、量子化器58からの入力A側へのフィードバックによる一巡ループ内に、入力Aの入力端から量子化器58までの間に、5個の累積加算器71〜75がカスケード接続されている。また、量子化器58の出力は、各累積加算器71〜75に、各乗算器25、31、39、45、53を通してフィードバックされている。
量子化器58は、5段目の累積加算器75の出力に対して量子化処理を施して量子化データを導出するものである。
初段の累積加算器71は、加算器26からの加算出力を、乗算器27を通してから遅延器28で遅延し、フィードバックループを介して、加算器26に戻し、減算器24からの減算出力と加算する。このように、累積加算器71では、減算器24からの減算出力が1サンプリングクロック毎に累積加算されることになり、いわゆる積分処理が行われる。このような積分処理機能は、他の累積加算器72〜75も同様であるので、以下、累積加算機能の説明は省略する。
また、量子化器58からの量子化データは乗算器25に入力され、乗算器25からの乗算出力が減算器24にフィードバックされる。減算器24では、入力Aのデジタル音声信号を乗算器23で乗算し、この乗算出力から乗算器25の乗算出力を減算する。
2段目の累積加算器72は、加算器33からの加算出力をフィードバックループに戻し、フィードバックループにおいて、乗算器35を通した後、遅延器34で遅延して加算器33に戻し、加算器32からの加算出力と加算する。
また、量子化器58からフィードバックされる量子化データを乗算器31で乗算し、この乗算出力を乗算器29の乗算出力から減算する減算器30を備える。減算器30の減算出力は、第3段目の累積加算器73からの出力を乗算器36を通して乗算された出力と、第2段目の累積加算器72の入力側に設けられた加算器32により加算される。
3段目の累積加算器73は、加算器40からの加算出力を、乗算器41を通してから遅延器42で遅延し、フィードバックループを介して、加算器40に戻し、減算器38からの減算出力と加算する。
また、量子化器58からフィードバックされる量子化データを乗算器39で乗算し、この乗算出力を乗算器37の乗算出力から減算する減算器38を備える。
4段目の累積加算器74は、加算器47からの加算出力をフィードバックループに戻し、フィードバックループにおいて、乗算器49を通した後、遅延器48で遅延して加算器47に戻し、加算器46からの加算出力と加算する。
また、量子化器58からフィードバックされる量子化データを乗算器45で乗算し、この乗算出力を乗算器43の乗算出力から減算する減算器44を備える。減算器44の減算出力は、第5段目の累積加算器75からの出力を乗算器50を通して乗算された出力と、第4段目の累積加算器74の入力側に設けられた加算器46により加算される。
5段目の累積加算器75は、加算器54からの加算出力を、乗算器55を通してから遅延器56で遅延し、フィードバックループを介して、加算器54に戻し、減算器52からの減算出力と加算する。
また、量子化器58からフィードバックされる量子化データを乗算器53で乗算し、この乗算出力を乗算器51の乗算出力から減算する減算器52を備える。
以上のように、累積加算器71の出力側には乗算器29が、累積加算器72の出力側には乗算器37が、累積加算器73の出力側には乗算器43が、累積加算器74の出力側には乗算器51が、累積加算器75の出力側には乗算器57が、それぞれ設けられている。これらの乗算器29、37、43、51、57は、減衰器を構成している。高次のΔΣ変調器では、発振防止のために設けられる。乗算器29、37、43、51、57の乗算係数は1未満である。
また、各累積加算器71〜75内の各乗算器27、35、41、49、55は、各遅延器28、34、42、48、56の入力側に設けられ、各遅延器28、34、42、48、56とそれぞれ接続されている。各乗算器27、35、41、49、55は、各加算器26、33、40、47、54からの各加算出力に、係数カウンタ22から供給される乗算係数をそれぞれ掛け算する。
一方、入力レベル検出回路20が入力Aの端子に接続されている。入力レベル検出回路は、入力Aにデジタル音声信号が入力されているのか、あるいはデジタル音声信号入力が無いのかを検出する回路である。検出には、ノイズ成分とデジタル音声信号とを区別するために、所定のレベルの閾値を設け、この閾値以下の状態が一定期間続く場合に、デジタル音声信号入力が0と判断する。他方、デジタル音声信号入力が0と判断した後に、閾値を越えるデジタル信号を検出した場合は、再びデジタル音声信号が入力されたと判断する。
入力レベル検出回路20の出力は、乗算係数制御回路60に供給される。乗算係数制御回路60は、カウンタ制御回路21と係数カウンタ22とで構成されている。乗算係数制御回路60は、乗算器27、35、41、49、55の各乗算器に供給する乗算係数を制御するものであり、この乗算係数は、基本的には、0から1の間の値を取る。
カウンタ制御回路21は、係数カウンタ22を制御するものであり、カウンタで構成される係数カウンタ22にプリセット値を与えたり、計数を加算させたり、又は減算させたりする。最初の状態では、カウンタ制御回路21は係数カウンタ22のプリセット値を1に設定する。
入力レベル検出回路20からデジタル音声信号入力が0であるとの判定信号がカウンタ制御回路21に供給されると、カウンタ制御回路21は、係数カウンタ22の計数を1から0まで減少させていくように制御する。デジタル音声信号入力が0であるとの判定信号がカウンタ制御回路21に供給された後、デジタル音声信号の再入力があったとの判定信号を受けた場合には、カウンタ制御回路21は、係数カウンタ22の計数を0から1まで増加させていくように制御する。
上記、入力レベル検出回路20、乗算係数制御回路60の基本的な動作について、図3を参照しながら説明する。図3の上段は、入力Aに供給される信号を表わし、下段は係数カウンタ22からの乗算係数出力を表わす。
入力Aには、図1で示したオーバーサンプリングフィルタ3の出力となるデジタル音声信号が入力される。このデジタル音声信号は乗算器23を介して減算器24に供給される。減算器24では、乗算器23からの乗算出力から量子化器58から出力されたフィードバック信号が減算される。減算器24の出力は、初段の累積加算器71に供給される。後は、上述した構成にしたがい、信号が処理されていくわけであるが、特徴的なのは、各累積加算器は、遅延器の入力段に乗算器が設けられ、この乗算器の出力が遅延器の入力となることである。
最初の状態は、デジタル音声信号がオーバーサンプリングフィルタ3からΔΣ変調器4に途切れずに入力されている。このとき、乗算器27、35、41、49、55の各乗算器に供給される乗算係数は、1である。
次に、入力Aに供給されるデジタル音声信号が、途中、t0の時点で無信号状態(入力信号=0)となったとする。このとき、入力レベル検出回路20は、所定レベルの閾値と比較して入力信号が0の状態であると検出するとともに、この検出状態が、所定の期間、例えば、43msの間連続して続くかどうかを判定する。t0から43ms経過したt1の時点で、デジタル音声信号入力が0と判断して、その信号をカウンタ制御回路21に送信する。
カウンタ制御回路21は、入力レベル検出回路20からのデジタル音声信号入力が0との判定信号を受けて、係数カウンタ22に対してカウントダウンの制御を行う。このカウントダウンの状態が、t1〜t2に示されている。t1〜t2の係数カウンタの状態は、1から段階的に0に遷移する。t1〜t2の遷移時間は、例えば、20msである。
係数カウンタ22の値が0になると、各累積加算器71〜75内の乗算器27、35、41、49、55には、乗算係数0が供給(設定)されている状態となる。したがって、例えば、乗算器27は、加算器26の加算出力に0を掛けた値を出力する。他の乗算器35、41、49、55も同様、対応する加算器33、40、47、54の加算出力に、各々0を掛けた値を出力する。このようにして、各累積加算器71〜75内の各遅延器28、34、42、48、56の入力は0となり、雑音の原因となるデータは消滅する。
一方、t3の時点は、デジタル音声信号入力が0の状態から、再度デジタル音声信号が入力された状態になったことを示す。このとき、入力レベル検出回路20で、デジタル音声信号が存在することを検出し、この検出信号がカウンタ制御回路21に送信される。カウンタ制御回路21は、再度デジタル音声信号が入力されたという判定信号を受けて、係数カウンタ22に対してカウントアップの制御を行う。すると、t3〜t4に示されるように、係数カウンタの状態は、0から段階的に1に遷移する。t1〜t2の遷移時間は、例えば、5msである。
以上のように、デジタル音声信号入力が途切れて、無信号状態になった場合、累積加算器内の遅延器に残っていたデータが、フィードバックループにより帰還したとしても、乗算器により最終的に0とすることができるので、雑音を消去することができる。
なお、上記の例では、5次ΔΣ変調器を用いたが、例えば4次でも6次でも7次でもよく、また下げる次数は用途に合わせて2次でも1次でもよい。また、ΔΣ変調器及び入出力信号は1ビットだけでなく、複数ビットでもよい。
本発明の音声出力装置の構成は、テレビ、ラジカセ、カーオーディオ、ホームシアター、オーディオコンポ等だけでなく、音声により伝達するシステムであれば、幅広く適用することができる。
1 同期サンプリングレートコンバータ
2 DSP
3 オーバーサンプリングフィルタ
4 ΔΣ変調器
5 PWM変調器
10 音声出力装置

Claims (3)

  1. 信号を量子化する量子化器と
    入力されたデジタル音声信号から前記量子化器からの帰還信号を減算する減算器と、
    前記減算器からの出力信号を累積加算して前記量子化器側に出力する累積加算器と、
    前記累積加算器を構成する遅延器と、
    前記累積加算器を構成するとともに前記遅延器の入力側に接続された乗算器と、
    前記乗算器に乗算係数を供給する乗算係数制御回路とを備え、
    前記デジタル音声信号の入力がない場合に、前記乗算係数制御回路により前記乗算係数を所定の時間間隔で段階的に0になるようにしたΔΣ変調器を備えたことを特徴とする音声出力装置。
  2. デジタル音声信号の入力端から前記量子化器に至るまでに、複数の前記累積加算器がカスケード接続され、前記量子化器からの帰還信号が複数の前記累積加算器に各々フィードバックされるとともに、前記乗算係数制御回路からの乗算係数は前記複数の累積加算器内の各乗算器に供給されていることを特徴とする請求項1記載の音声出力装置。
  3. デジタル音声信号の再入力があった場合には、前記乗算係数制御回路により前記乗算係数を所定の時間間隔で段階的に1になるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の音声出力装置。
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