JP2012049474A - ウェハ加工用テープ - Google Patents

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JP2012049474A JP2010192728A JP2010192728A JP2012049474A JP 2012049474 A JP2012049474 A JP 2012049474A JP 2010192728 A JP2010192728 A JP 2010192728A JP 2010192728 A JP2010192728 A JP 2010192728A JP 2012049474 A JP2012049474 A JP 2012049474A
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Koji Suzumura
浩二 鈴村
Tomoko Murahashi
智子 村橋
Suzushi Furuya
涼士 古谷
Shinya Kato
慎也 加藤
Tatsuya Sakuta
竜弥 作田
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】転写痕の発生を抑制できるウェハ加工用テープを提供する。
【解決手段】このウェハ加工用テープ1では、離型フィルム2と粘接着フィルム5の縁部7との重なり部分に複数の貫通穴8が形成されている。このため、フィルム同士の摩擦力が増加し、巻き取り圧を弱めた状態でウェハ加工用テープ1をロール状に巻いたとしても、巻きずれの発生を抑えることができる。巻き取り圧を弱めてウェハ加工用テープ1をロール状に巻くことで、転写痕Pの発生を抑えることが可能となり、粘接着剤層4と半導体ウェハとの接着不良といった不具合の発生を抑制でき、半導体チップの製造歩留まりを向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェハ加工用テープに関する。
半導体チップの製造工程として、半導体ウェハを個々のチップに分離するダイシング工程、及び分離したチップをリードフレームやパッケージ基板等に接着するダイボンディング工程がある。スタックドパッケージでは、ダイボンディング工程において半導体チップ同士を積層・接着する場合もある。このような半導体チップの製造工程では、ダイシング工程における半導体ウェハの固定や、ダイボンディング工程における半導体チップとリードフレーム等との接着に併用できるウェハ加工用テープの導入が進められている。
ウェハ加工用テープには、ウェハへの貼り付け時や、ダイシングの際のリングフレームへの取り付け時の作業性を考慮し、プリカット加工が施されたものがある。図11は、プリカット加工された従来のウェハ加工用テープの一例を示す図である。また、図12は、その平面図であり、図13は、図12におけるXIII−XIII線断面図である。図11〜図13に示すように、ウェハ加工用テープ101は、離型フィルム102の一面側に、基材103及び粘接着剤層104からなる粘接着フィルム105を備え、通常はロール状に巻かれた状態となっている。
粘接着フィルム105は、半導体ウェハの形状に対応して円形に形成されたラベル部106と、ラベル部105から離間して離型フィルム102の幅方向の両端部にそれぞれ配置された縁部107,107とを有している。ラベル部106は、離型フィルム102の中心線に沿って所定の間隔で配列されている。
ウェハ加工用テープ101を用いて半導体ウェハをダイシングする場合、離型フィルム102から粘接着フィルム105のラベル部106のみを剥がし、図14に示すように、粘着剤層104上に半導体ウェハ111の裏面側を貼り付ける。次に、ラベル部106の周縁部にリングフレーム112を粘着固定し、図15に示すように、ブレード113によって半導体ウェハ111を切断して半導体チップ114を得る。そして、図16に示すように、ラベル部106の裏面を突き上げピン115で押圧しながら、コレット116によって半導体チップ114をピックアップする。このとき、粘接着剤層104は、ラベル部106から剥離し、ピックアップされた半導体チップ114に付着した状態となる。この粘接着剤層104は、半導体チップ114をリードフレーム等に接着する際のダイボンディングフィルムとして機能する。
特開2009−88480号公報
ところで、上述した構成を有するウェハ加工用テープ101では、離型フィルム102上に粘接着フィルム105のラベル部106及び縁部107のいずれも配置されていない空隙部分が存在している。このため、ウェハ加工用テープ101が製品としてロール状に巻かれると、図17に示すように、空隙部分に基づく痕(転写痕P)が柔軟な粘接着フィルム105の表面に転写される現象が生じてしまうことがある。
転写痕Pは、特に、粘接着剤フィルム105が柔らかい樹脂で形成される場合や厚みのある場合、或いはウェハ加工用テープ101の巻数が多い場合に顕著に発生すると考えられる。転写痕Pの発生は、例えば粘接着剤層104と半導体ウェハ111との接着不良といった不具合を招き、半導体チップ114の製造歩留まりの低下の原因となるおそれがある。
このような転写痕Pの発生を抑制するため、ウェハ加工用テープ101の巻き取り圧を弱くすることが考えられる。しかしながら、巻き取り圧を弱めると巻きずれが生じやすくなり、製品としてのウェハ加工用テープ101を使用するときに、例えばテープマウンタへのセットが困難になるといった問題が生じる場合がある。
また、例えば特許文献1では、離型フィルムの背面に支持テープを貼り付ける手法が採られている。しかしながら、この手法では、ウェハ加工用テープの全体の厚みが増して巻数が多くなるので、段取り工数が上昇するという問題がある。また、支持テープを導入することによる製造コストの増加も問題となる。
上記課題の解決のため、本発明に係るウェハ加工用テープは、半導体ウェハのダイシング及びダイシングによって得られた半導体チップのダイボンディングに用いられる長尺のウェハ加工用テープであって、テープの基部をなす離型フィルムと、離型フィルムの一面側に設けられ、当該離型フィルムの中心線に沿って所定の間隔で設けられたラベル部、及びラベル部から離間して離型フィルムの両脇に設けられた縁部からなる粘接着フィルムと、を備え、離型フィルムと粘接着フィルムの縁部との重なり部分に複数の貫通穴が形成されていることを特徴としている。
このウェハ加工用テープでは、離型フィルムと粘接着フィルムの縁部との重なり部分に複数の貫通穴が形成されている。このため、フィルム同士の摩擦力が増加し、巻き取り圧を弱めた状態でウェハ加工用テープをロール状に巻いたとしても、巻きずれの発生を抑えることができる。巻き取り圧を弱めてウェハ加工用テープをロール状に巻くことで、転写痕の発生を抑えることが可能となり、粘接着剤層と半導体ウェハとの接着不良といった不具合の発生を抑制でき、半導体チップの製造歩留まりを向上できる。
また、貫通穴1個当たりの面積が200mm以下であることが好ましい。貫通穴の面積が過剰になると、巻き取り圧によって貫通穴の周辺に皺が生じやすくなり、この皺が転写痕を発生させてしまうおそれがある。したがって、貫通穴の面積を上記のように規定することで、皺による転写痕の発生を抑制できる。
また、貫通穴1個当たりの面積が5mm以上50mm以下であることが好ましい。この範囲では、皺による転写痕の発生を一層確実に抑制できる。また、貫通穴の面積を5mm以上とすることで、フィルム同士の摩擦力を十分に確保できる。
また、貫通穴の総面積が縁部の総面積に対して0.5%以上10%以下であることが好ましい。この範囲では、皺による転写痕の発生を抑制しつつ、フィルム同士の摩擦力を十分に確保できる。
また、離型フィルムを通る貫通穴の断面形状と、粘接着フィルムの縁部を通る貫通穴の断面形状とが同一であることが好ましい。この場合、一般的な抜き打ち加工機を用いて貫通穴を形成することが可能となり、製造コストが抑えられる。
また、離型フィルムのヤング率が2Gpa以上であることが好ましい。こうすると、貫通穴の周りの皺の発生を一層確実に抑えることができる。
また、ラベル部と縁部とが同一材料によって形成されていることが好ましい。この場合、プリカット加工において、粘接着フィルムを張り合わせる工程を簡略化できる。
また、粘接着フィルムが、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、及びエポキシ基含有アクリル共重合体、及び1分子中に不飽和二重結合を少なくとも1個有するビニル化合物を必須成分として含有する粘接着剤層と、基材とによって構成されていることが好ましい。このような組成を用いると、接着性、電極の埋め込み性、ワイヤ埋め込み性などを好適に確保できる。また、ダイボンディングの際、突き上げハイト量を抑えてダイに過剰な応力をかけずにピックアップを行うことができ、かつ低温での接着や短時間での硬化が可能となる。さらに、封止剤でモールドした後の信頼性にも優れたものとなる。
本発明に係るウェハ加工用テープによれば、転写痕の発生を抑制できる。この結果、このウェハ加工用テープを用いて製造した半導体チップの歩留まりの向上が図られる。
本発明に係るウェハ加工用テープの一実施形態を示す平面図である。 図1におけるII−II線断面図である。 図1におけるIII−III線断面図である。 実施例1に係るウェハ加工用テープを示す平面図である。 実施例2に係るウェハ加工用テープを示す平面図である。 実施例3に係るウェハ加工用テープを示す平面図である。 実施例4に係るウェハ加工用テープを示す平面図である。 比較例2に係るウェハ加工用テープを示す平面図である。 比較例3に係るウェハ加工用テープを示す平面図である。 実施例及び比較例の評価試験結果を示す図である。 従来のウェハ加工用テープを示す斜視図である。 図11に示したウェハ加工用テープの平面図である。 図12におけるXIII−XIII線断面図である。 半導体ウェハへのウェハ加工用テープの取り付け状態を示す図である。 ウェハ加工用テープを用いたダイシング工程を示す図である。 ウェハ加工用テープを用いたピックアップ工程を示す図である。 ウェハ加工用テープに現れるラベル痕の様子を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るウェハ加工用テープの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るウェハ加工用テープの一実施形態を示す平面図である。また、図2は、図1におけるII−II線断面図であり、図3は、図1におけるIII−III線断面図である。図1〜図3に示すウェハ加工用テープ1は、半導体ウェハのダイシング及びダイシングによって得られた半導体チップのダイボンディングに用いられる長尺のテープであり、通常はロール状に巻かれた状態(図11参照)となっている。
[ウェハ加工用テープの構成]
図1〜図3に示すように、ウェハ加工用テープ1は、プリカット加工されており、テープの基部をなす離型フィルム2と、離型フィルム2の一面側に設けられ、基材3及び粘接着剤層4とによって構成される粘接着フィルム5とを備えている。粘接着フィルム5は、半導体ウェハの形状に対応して離型フィルム2の中心線に沿って所定の間隔で円形に設けられたラベル部6と、ラベル部6から離間して離型フィルム2の両脇にそれぞれ設けられた縁部7,7とを有している。縁部7は、ラベル部6よりも脇側(外側)に位置する第1の部分7aと、ラベル部6,6間に張り出す第2の部分7bとを有している。
ここで、図1及び図3に示すように、離型フィルム2と縁部7の第2の部分7bとの重ね合わせ部分には、テープの長手方向に沿って複数の貫通穴8が設けられている。この貫通穴8により、フィルム同士の摩擦力が増加し、巻き取り圧を弱めた状態でウェハ加工用テープ1をロール状に巻いたとしても、巻きずれの発生を抑えることができる。巻き取り圧を弱めてウェハ加工用テープ1をロール状に巻くことで、離型フィルム2上においてラベル部6及び縁部7のいずれも配置されていない空隙部分に基づく痕(転写痕P:図17参照)の発生を抑えることが可能となる。これにより、粘接着剤層4と半導体ウェハとの接着不良といった不具合の発生を抑制でき、半導体チップの製造歩留まりを向上できる。
貫通穴8は、例えば公知の打ち抜き加工機を用いて形成され、離型フィルム2を通る貫通穴8の断面形状と、縁部7を通る貫通穴8の断面形状とが同一(図1に示す実施形態では円形)となっている。貫通穴8を加工する場所は、離型フィルム2と縁部7の第2の部分7bとの重ね合わせ部分のみとなっている。貫通穴8の形成方法に特に制限はないが、抜き打ち加工によって貫通穴8を形成する場合、加工コストの低減化が図られる。
貫通穴8の1個当たりの面積は、200mm以下であることが好ましく、5mm以上50mm以下であることがより好ましい。また、貫通穴8の総面積が縁部7の総面積に対して0.5%以上10%以下であることが好ましい。貫通穴8の面積が過剰になると、巻き取り圧によって貫通穴8の周辺に皺が生じやすくなり、この皺が転写痕を発生させてしまうおそれがある。一方、貫通穴8の面積が不足すると、フィルム同士の摩擦力を増加させる効果が十分に得られなくなる。したがって、貫通穴8の面積を上記の範囲にすることで、皺による転写痕の発生を抑制しつつ、フィルム同士の摩擦力を十分に確保できる。そして、フィルム同士の摩擦力を十分に確保できることで、巻き取り圧を一層弱くした場合でもウェハ加工用テープ1の巻きずれを抑制でき、転写痕Pの発生をより確実に抑制できる。
[ウェハ加工用テープの構成素材]
離型フィルム2は、ヤング率が2Gpa以上となるように素材及び厚さが調整されている。こうすることで、ウェハ加工用テープ1を巻く際の離型フィルム2の伸びを防ぎ、貫通穴7の周りの皺の発生を一層確実に抑えることができる。離型フィルム2の素材には、公知の材料を用いることができるが、例示するのであれば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリ半芳香族エステルフィルム、全芳香族ポリエステルフィルム、液晶性芳香族ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミドフィルム、ポリアミドイミドフィルムなどが挙げられる。
粘接着剤フィルム5において、ラベル部6を構成する基材3及び粘接着剤層4と、縁部7を構成する基材3及び粘接着剤層4とは、例えば同一材料によって形成されている。こうすることで、プリカット加工において、粘接着フィルムを張り合わせる工程を簡略化できる。
基材3としては、ダイボンディング工程におけるエキスパンド時にフィルムの破断などが生じず、かつ均等に伸長する素材であり、ウェハラミネート時の熱によって収縮しない素材であれば特に制限なく用いることができる。このような素材としては、例えば結晶性ポリプロピレン、非晶性ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、低密度直鎖ポリエチレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル(ランダム、交互)共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−ヘキセン共重合体、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリアミド、全芳香族ポリアミド、ポリフェニルスルフイド、アラミド(紙)、ガラス、ガラスクロス、フッ素樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、セルロース系樹脂、シリコーン樹脂や、これらに可塑剤を混合した混合物、また、電子線照射により架橋を施した硬化物などが挙げられる。
粘接着剤層4は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、及びエポキシ基含有アクリル共重合体、及び1分子中に不飽和二重結合を少なくとも1個有するビニル化合物を必須成分として構成されている。このような組成を用いると、接着性、電極の埋め込み性、ワイヤ埋め込み性などを好適に確保できる。また、ダイボンディングの際、突き上げハイト量を抑えてダイに過剰な応力をかけずにピックアップを行うことができ、かつ低温での接着や短時間での硬化が可能となる。さらに、封止剤でモールドした後の信頼性にも優れたものとなる。
エポキシ樹脂としては、例えばビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族鎖状エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、ビフェノールのジグリシジリエーテル化物、ナフタレンジオールのジグリシジリエーテル化物、フェノール類のジグリシジリエーテル化物、アルコール類のジグリシジルエーテル化物、及びこれらのアルキル置換体、ハロゲン化物、水素添加物などの二官能エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂が挙げられる。また、多官能エポキシ樹脂や複素環含有エポキシ樹脂等、一般に知られているものを適用することもできる。これらは単独で又は二種類以上を組み合わせて使用することができる。さらに、特性を損なわない範囲でエポキシ樹脂以外の成分が不純物として含まれていてもよい。
また、フェノール樹脂としては、例えばフェノール化合物と2価の連結基であるキシリレン化合物を、無触媒又は酸触媒の存在下に反応させて得ることができるものであれば、特に制限はない。フェノール樹脂の製造に用いられるフェノール化合物としては、フェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、o−エチルフェノール、p−エチルフェノール、o−n−プロピルフェノール、m−n−プロピルフェノール、p−n−プロピルフェノール、o−イソプロピルフェノール、m−イソプロピルフェノール、p−イソプロピルフェノール、o−n−ブチルフェノール、m−n−ブチルフェノール、p−n−ブチルフェノール、o−イソブチルフェノール、m−イソブチルフェノール、p−イソブチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、2,4−キシレノール、2,6−キシレノール、3,5−キシレノール、2,4,6−トリメチルフェノール、レゾルシン、カテコール、ハイドロキノン、4−メトキシフェノール、o−フェニルフェノール、m−フェニルフェノール、p−フェニルフェノール、p−シクロヘキシルフェノール、o−アリルフェノール、p−アリルフェノール、o−ベンジルフェノール、p−ベンジルフェノール、o−クロロフェノール、p−クロロフェノール、o−ブロモフェノール、p−ブロモフェノール、o−ヨードフェノール、p−ヨードフェノール、o−フルオロフェノール、m−フルオロフェノール、p−フルオロフェノール等が例示される。これらのフェノール化合物は、単独で用いてもよく、二種類以上を混合して用いてもよい。
フェノール樹脂の製造に用いられる2価の連結基であるキシリレン化合物としては、次に示すキシリレンジハライド、キシリレンジグリコール及びその誘導体が用いることができる。すなわち、α,α′−ジクロロ−p−キシレン、α,α′−ジクロロ−m−キシレン、α,α′−ジクロロ−o−キシレン、α,α′−ジブロモ−p−キシレン、α,α′−ジブロモ−m−キシレン、α,α′−ジブロモ−o−キシレン、α,α′−ジヨード−p−キシレン、α,α′−ジヨード−m−キシレン、α,α′−ジヨード−o−キシレン、α,α′−ジヒドロキシ−p−キシレン、α,α′−ジヒドロキシ−m−キシレン、α,α′−ジヒドロキシ−o−キシレン、α,α′−ジメトキシ−p−キシレン、α,α′−ジメトキシ−m−キシレン、α,α′−ジメトキシ−o−キシレン、α,α′−ジエトキシ−p−キシレン、α,α′−ジエトキシ−m−キシレン、α,α′−ジエトキシ−o−キシレン、α,α′−ジ−n−プロポキシ−p−キシレン、α,α′−ジ−n−プロポキシ−m−キシレン、α,α′−ジ−n−プロポキシ−o−キシレン、α,α′−ジ−イソプロポキシ−p−キシレン、α,α′−ジイソプロポキシ−m−キシレン、α,α′−ジイソプロポキシ−o−キシレン、α,α′−ジ−n−ブトキシ−p−キシレン、α,α′−ジ−n−ブトキシ−m−キシレン、α,α′−ジ−n−ブトキシ−o−キシレン、α,α′−ジイソブトキシ−p−キシレン、α,α′−ジイソブトキシ−m−キシレン、α,α′−ジイソブトキシ−o−キシレン、α,α′−ジ−tert−ブトキシ−p−キシレン、α,α′−ジ−tert−ブトキシ−m−キシレン、α,α′−ジ−tert−ブトキシ−o−キシレンを挙げることができる。これらは単独で又は二種類以上を組み合わせて使用することができる。
上記したフェノール化合物とキシリレン化合物を反応させる際には、塩酸、硫酸、リン酸、ポリリン酸等の鉱酸類;ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸等の有機カルボン酸類;トリフロロメタンスルホン酸等の超強酸類;アルカンスルホン酸型イオン交換樹脂のような、強酸性イオン交換樹脂類;パーフルオロアルカンスルホン酸型イオン交換樹脂の様な、超強酸性イオン交換樹脂類(商品名:ナフィオン、Nafion、Du Pont社製);天然及び合成ゼオライト類;活性白土(酸性白土)類等の酸性触媒を用い、50〜250℃において実質的に原料であるキシリレン化合物が消失し、且つ反応組成が一定になるまで反応させて得られる。反応時間は原料や反応温度にもよるが、おおむね1時間〜15時間程度であり、実際には、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)等により反応組成を追跡しながら決定すればよい。
エポキシ基含有アクリル共重合体とは、エポキシ基含有アクリル共重合体は、エポキシ基を有するグリシジルアクリレート又はグリシジルメタクリレートを0.5〜6質量%含む。高い接着力を得るためには、0.5質量%以上が好ましく、6質量%以下であればゲル化を抑制できる。上記エポキシ基含有アクリル共重合体のガラス転移点(Tg)としては、−50℃以上60℃以下、更には−10℃以上30℃以下であることが好ましい。
官能基モノマーとして用いるグリシジルアクリレート又はグリシジルメタクリレートの量は0.5〜6質量%の共重合体比である。つまり、本実施形態において、エポキシ基含有アクリル共重合体は、原料としてグリシジルアクリレート又はグリシジルメタクリレートを、得られる共重合体に対し0.5〜6質量%となる量用いて得られた共重合体をいう。その残部はメチルアクリレート、メチルメタクリレートなどの炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキルアクリレート、アルキルメタクリレート、およびスチレンやアクリロニトリルなどの混合物を用いることができる。これらの中でもエチル(メタ)アクリレート及び/又はブチル(メタ)アクリレートが特に好ましい。混合比率は、共重合体のTgを考慮して調整することが好ましい。
Tgが−10℃未満であるとBステージ状態での接着剤層又はダイシングダイボンドシートのタック性が大きくなる傾向があり、取り扱い性が悪化することがある。重合方法は特に制限が無く、例えば、パール重合、溶液重合等が挙げられ、これらの方法により共重合体が得られる。このようなエポキシ基含有アクリル共重合体としては、例えば、HTR−860P−3(ナガセケムテックス株式会社製、商品名)が挙げられる。
エポキシ基含有アクリル共重合体の重量平均分子量は10万以上であり、この範囲であると接着性及び耐熱性が高く、30万〜300万であることが好ましく、50万〜200万であることがより好ましい。300万以下であると、フロー性が低下することにより、半導体素子を貼付ける支持部材に必要に応じて形成された配線回路への充填性が低下する可能性を減らすことができる。なお、重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(GPC)で標準ポリスチレンによる検量線を用いたポリスチレン換算値である。
また、1分子中に不飽和二重結合を少なくとも1個有するビニル化合物とは、その構造に特に制限はないが、具体的に例示するのであれば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチルヘプチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、テトラデシル(メタ)アクリレート、ペンタデシル(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)スクシネート等の脂肪族(メタ)アクリレート;シクロペンチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、シクロペンチル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)テトラヒドロフタレート、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)ヘキサヒドロフタレート等の脂環式(メタ)アクリレート;ベンジル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、o−ビフェニル(メタ)アクリレート、1−ナフチル(メタ)アクリレート、2−ナフチル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、p−クミルフェノキシエチル(メタ)アクリレート、o−フェニルフェノキシエチル(メタ)アクリレート、1−ナフトキシエチル(メタ)アクリレート、2−ナフトキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ノニルフェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−(o−フェニルフェノキシ)プロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−(1−ナフトキシ)プロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−(2−ナフトキシ)プロピル(メタ)アクリレート等の芳香族(メタ)アクリレート;2−テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、N−(メタ)アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタルイミド、2−(メタ)アクリロイロキシエチル−N−カルバゾール等の複素環式(メタ)アクリレート、これらのカプロラクトン変性体、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)スクシネート、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)フタレート、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)イソフタレート、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)テレフタレート、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)テトラヒドロフタレート、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)ヘキサヒドロフタレート、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)ヘキサヒドロイソフタレート、モノ(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)ヘキサヒドロテレフタレート、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレート、3−ビニル安息香酸、4−ビニル安息香酸、グリシジル(メタ)アクリレート、α−エチルグリシジル(メタ)アクリレート、α−プロピルグリシジル(メタ)アクリレート、α−ブチルグリシジル(メタ)アクリレート、2−メチルグリシジル(メタ)アクリレート、2−エチルグリシジル(メタ)アクリレート、2−プロピルグリシジル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシブチル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシヘプチル(メタ)アクリレート、α−エチル−6,7−エポキシヘプチル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)アクリレート、o−ビニルベンジルグリシジルエーテル、m−ビニルベンジルグリシジルエーテル、p−ビニルベンジルグリシジルエーテル等のエチレン性不飽和基とエポキシ基を有する化合物;(2−エチル−2−オキセタニル)メチル(メタ)アクリレート、(2−メチル−2−オキセタニル)メチル(メタ)アクリレート、2−(2−エチル−2−オキセタニル)エチル(メタ)アクリレート、2−(2−メチル−2−オキセタニル)エチル(メタ)アクリレート、3−(2−エチル−2−オキセタニル)プロピル(メタ)アクリレート、3−(2−メチル−2−オキセタニル)プロピル(メタ)アクリレート等のエチレン性不飽和基とオキセタニル基を有する化合物;2−(メタ)アクリロイルオキシエチルイソシアネートなどのエチレン性不飽和基とイソシアネート基を有する化合物;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のエチレン性不飽和基とヒドロキシル基を有する化合物;(メタ)アクリル酸、クロトン酸、ケイ皮酸、コハク酸(2−(メタ)アクリロイロキシエチル)、2−フタロイルエチル(メタ)アクリレート、2−テトラヒドロフタロイルエチル(メタ)アクリレート、2−ヘキサヒドロフタロイルエチル(メタ)アクリレート、ω−カルボキシ−ポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレート、3−ビニル安息香酸、4−ビニル安息香酸等のエチレン性不飽和基とカルボキシル基を有する化合物当の単官能性重合性化合物や、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、エトキシ化ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、3−メチル−1,5−ペンタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメタノール(メタ)アクリレート、エトキシ化2−メチル−1,3−プロパンジオールジ(メタ)アクリレート等の脂肪族(メタ)アクリレート;シクロヘキサンジメタノール(メタ)アクリレート、エトキシ化シクロヘキサンジメタノール(メタ)アクリレート、プロポキシ化シクロヘキサンジメタノール(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化シクロヘキサンジメタノール(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメタノール(メタ)アクリレート、エトキシ化トリシクロデカンジメタノール(メタ)アクリレート、プロポキシ化トリシクロデカンジメタノール(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化トリシクロデカンジメタノール(メタ)アクリレート、エトキシ化水添ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化水添ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化水添ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、エトキシ化水添ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化水添ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化水添ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート等の脂環式(メタ)アクリレート;エトキシ化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、エトキシ化ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、エトキシ化ビスフェノールAFジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化ビスフェノールAFジ(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化ビスフェノールAFジ(メタ)アクリレート、エトキシ化フルオレン型ジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化フルオレン型ジ(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化フルオレン型ジ(メタ)アクリレート等の芳香族(メタ)アクリレート;エトキシ化イソシアヌル酸ジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化イソシアヌル酸ジ(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化イソシアヌル酸ジ(メタ)アクリレート等の複素環式(メタ)アクリレート;これらのカプロラクトン変性体;ネオペンチルグリコール型エポキシ(メタ)アクリレートなどの脂肪族エポキシ(メタ)アクリレート;シクロヘキサンジメタノール型エポキシ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールA型エポキシ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノールF型エポキシ(メタ)アクリレートなどの脂環式エポキシ(メタ)アクリレート;レゾルシノール型エポキシ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA型エポキシ(メタ)アクリレート、ビスフェノールF型エポキシ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAF型エポキシ(メタ)アクリレート、フルオレン型エポキシ(メタ)アクリレート等の芳香族エポキシ(メタ)アクリレートなどの2官能性重合性化合物、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、エトキシ化ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、プロポキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の脂肪族(メタ)アクリレート;エトキシ化イソシアヌル酸トリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化イソシアヌル酸トリ(メタ)アクリレート、エトキシ化プロポキシ化イソシアヌル酸トリ(メタ)アクリレート等の複素環式(メタ)アクリレート;これらのカプロラクトン変性体;フェノールノボラック型エポキシ(メタ)アクリレート、クレゾールノボラック型エポキシ(メタ)アクリレート等の芳香族エポキシ(メタ)アクリレートなどの多官能性重合性化合物が挙げられる。これらは1種又は2種以上を併用することもできる。
また、粘接着層4の成分には、必要に応じて、第三級アミン、イミダゾール類、第四級アンモニウム塩類などの硬化促進剤を添加しても良い。このような硬化促進剤としては具体的には、例えば、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾリウムトリメリテート等が挙げられ、これらは1種又は2種以上を併用することもできる。
また、粘接着層4の成分には、必要に応じて、紫外線や電子線により、不飽和結合に対して連鎖反応を開始しうる活性種を発生する光開始剤を添加しても良い。このような光開始剤の例としては、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オンなどのベンゾインケタール;1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オンなどのα−ヒドロキシケトン;2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オン、1,2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オンなどのα−アミノケトン;1−[(4−フェニルチオ)フェニル]−1,2−オクタジオン−2−(ベンゾイル)オキシムなどのオキシムエステル;ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシド、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシドなどのホスフィンオキシド;2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二量体、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジ(メトキシフェニル)イミダゾール二量体、2−(o−フルオロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二量体、2−(o−メトキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二量体、2−(p−メトキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二量体などの2,4,5−トリアリールイミダゾール二量体;ベンゾフェノン、N,N’−テトラメチル−4,4’−ジアミノベンゾフェノン、N,N’−テトラエチル−4,4’−ジアミノベンゾフェノン、4−メトキシ−4’−ジメチルアミノベンゾフェノンなどのベンゾフェノン化合物;2−エチルアントラキノン、フェナントレンキノン、2−tert−ブチルアントラキノン、オクタメチルアントラキノン、1,2−ベンズアントラキノン、2,3−ベンズアントラキノン、2−フェニルアントラキノン、2,3−ジフェニルアントラキノン、1−クロロアントラキノン、2−メチルアントラキノン、1,4−ナフトキノン、9,10−フェナントラキノン、2−メチル−1,4−ナフトキノン、2,3−ジメチルアントラキノンなどのキノン化合物;ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインフェニルエーテルなどのベンゾインエーテル;ベンゾイン、メチルベンゾイン、エチルベンゾインなどのベンゾイン化合物;ベンジルジメチルケタールなどのベンジル化合物;9−フェニルアクリジン、1,7−ビス(9、9’−アクリジニルヘプタン)などのアクリジン化合物:N−フェニルグリシン、クマリンなどが挙げられる。また、前記2,4,5−トリアリールイミダゾール二量体において、2つのトリアリールイミダゾール部位のアリール基の置換基は、同一で対称な化合物を与えてもよく、相違して非対称な化合物を与えてもよい。また。ジエチルチオキサントンとジメチルアミノ安息香酸の組み合わせのように、チオキサントン化合物と3級アミンとを組み合わせてもよい。
さらに、粘接着層4の成分には、必要に応じて無機フィラーを添加することができる。具体的には、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、ほう酸アルミウイスカ、窒化ほう素、結晶質シリカ、非晶質シリカなどが挙げられ、これらは1種又は2種以上を併用することもできる。
以下、本発明の実施例について更に詳細に説明する。
[離型フィルム及び粘接着フィルムの作製]
粘接着フィルム5の作製にあたり、シクロヘキサノンに、HTR−860−P3(ナガセケムテックス(株)製商品名、グリシジル基含有アクリルゴム、重量平均分子量:80万、Tg:−7℃)70質量部、HTR−860−P3−30万(ナガセケムテックス(株)製商品名、グリシジル基含有アクリルゴム、重量平均分子量:30万、Tg:−7℃)30質量部、YDCN−703(東都化成(株)製商品名、o−クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、エポキシ当量:210)5.9質量部、YDF−8170(東都化成(株)製商品名、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、エポキシ当量:157)17.6質量部、プライオーフェンLF2882(大日本インキ化学工業(株)製商品名、ビスフェノールAノボラック樹脂)16.6質量部、FA−731A(日立化成工業(株)製商品名、トリス(2-アクリロイルオキシエチル)イソシアヌレート)44質量部、イルガキュア907(チバスペシャリティーケミカルズ社製商品名、2−メチル−1(4−(メチルチオ)フェニル−2−モルフォリノプロパン−1−オン:I−907)1.5質量部を加えて攪拌混合し、さらに真空脱気することにより粘接着剤ワニスを得た。
次に、得られた粘接着剤ワニスを、離型処理が施され、かつヤング率が4GPaである厚さ35μm、幅300mmのポリエチレンテレフタレートフィルム上に、塗工幅が290mmとなるよう塗布し、140℃で5分間加熱乾燥して、膜厚が20μmのBステージ状態の塗膜を形成した。そして、形成した塗膜上に、支持基材としての厚さ100μmの軟質ポリオレフィンフィルム(ロンシール社製、商品名:POF−120A)を積層してラミネートした。こうして、離型フィルム2、及び基材3と粘接着層4とが積層された粘接着フィルム5を作製した。
[ウェハ加工用テープの作製]
ウェハ加工用テープの作製にあたっては、粘接着フィルム5に対して、離型フィルム2への切り込み深さが10μm以下になるように調整して直径270mm及び直径277mmの2つの円形プリカット加工を行った。次に、粘接着フィルム5に切り込まれた2つの同心円に挟まれた不要部を除去し、粘着フィルム5のラベル部6及び縁部7を形成した。これにより、貫通穴8を形成する前のウェハ加工用テープを得た。
[実施例1]
実施例1では、上記のウェハ加工用テープにおいて、図4に示すように、離型フィルム2と縁部7の第2の部分7との重ね合わせ部分に、幅10mm、長さ20mmの長方形の貫通穴8Aを、接着剤層32箇所当たり計16箇所左右対称に設け、ウェハ加工用テープ1Aを得た。重量から算出した縁部7の総面積は39000mmであり、貫通穴8Aの1個当たりの面積は200mmであり、縁部6の総面積に対する貫通穴8Aの総面積の割合は8.2%であった。
[実施例2]
実施例2では、上記のウェハ加工用テープにおいて、図5に示すように、離型フィルム2と縁部7の第2の部分7bとの重ね合わせ部分に、幅5mm、長さ10mmの長方形の貫通穴8Bを、接着剤層32箇所当たり計16箇所左右対称に設け、ウェハ加工用テープ1Bを得た。重量から算出した縁部7の総面積は39000mmであり、貫通穴8Bの1個当たりの面積は50mmであり、縁部7の総面積に対する貫通穴8Bの総面積の割合は5.4%であった。
[実施例3]
実施例3では、上記のウェハ加工用テープにおいて、図6に示すように、離型フィルム2と縁部7の第2の部分7bとの重ね合わせ部分に、短軸長さ2mm、長軸長さ3mmの楕円形の貫通穴8Cを、接着剤層32箇所当たり計96箇所左右対称に設け、ウェハ加工用テープ1Cを得た。重量から算出した縁部7の総面積は39000mmであり、貫通穴8Cの1個当たりの面積は18.84mmであり、縁部7の総面積に対する貫通穴8Cの総面積の割合は4.6%であった。
[実施例4]
実施例4では、上記のウェハ加工用テープにおいて、図7に示すように、離型フィルム2と縁部7の第2の部分7bとの重ね合わせ部分に、幅2mm、長さ5mmの長方形の貫通穴8Dを、接着剤層32箇所当たり計20箇所左右対称に設け、ウェハ加工用テープ1Dを得た。重量から算出した縁部7の総面積は39000mmであり、貫通穴8Dの1個当たりの面積は10mmであり、縁部7の総面積に対する貫通穴8Dの総面積の割合は0.51%であった。
[比較例1]
比較例1では、貫通穴を設けずに上記のウェハ加工用テープをそのままウェハ加工用テープ10Aとした。
[比較例2]
比較例2では、上記のウェハ加工用テープにおいて、図8に示すように、離型フィルム2と縁部7の第2の部分7bとの重ね合わせ部分に、幅10mm、長さ30mmの長方形の貫通穴18Bを、接着剤層32箇所当たり計16箇所左右対称に設け、ウェハ加工用テープ10Bを得た。重量から算出した縁部7の総面積は39000mmであり、貫通穴18Bの1個当たりの面積は300mmであり、縁部7の総面積に対する貫通穴18Bの総面積の割合は12.3%であった。
[比較例3]
比較例3では、上記のウェハ加工用テープにおいて、図9に示すように、離型フィルム2と縁部7の第2の部分7bとの重ね合わせ部分に、直径2mmの円形の貫通穴18Cを、接着剤層32箇所当たり計16箇所左右対称に設け、ウェハ加工用テープ10Cを得た。重量から算出した縁部7の総面積は39000mmであり、貫通穴18Cの1個当たりの面積は3.14mmであり、縁部7の総面積に対する貫通穴18Cの総面積の割合は0.12%であった。
[評価試験]
上述した実施例1〜4及び比較例1〜3の各サンプルを、ラベル部6が100箇所分配置される長さで用意し、これを3インチのプラスチック製コアに巻き取り圧1kgfにて巻いて、5℃で1ヶ月間保存した。その後、各サンプルの外観(貫通穴周りの皺)、巻きずれ、及び転写痕について観察した。判定基準は以下のとおりである。
外観の判定:
◎:全体に皺がなく良好
○:縁部に僅かに皺があるが、実用上問題なし
×:部分的に皺が発生
巻きずれの判定:
◎:巻きずれが発生せず良好
○:僅かに巻きずれが発生するが、実用上問題なし
×:巻きずれが酷く、ハンドリングに難あり
転写痕の判定:
◎:転写痕は発生せず
○:僅かに転写痕が見られるが、実用上問題なし
×:全面に明らかな転写痕がみられる
図10は、評価試験の結果を示す図である。同図に示すように、実施例1〜4では、外観、巻きずれ、転写痕の全ての項目で良好な結果が得られている。これに対し、離型フィルム2と縁部7の第2の部分7bとの重ね合わせ部分に貫通穴を設けない比較例1では、巻きズレ及び転写痕が生じ、貫通穴の面積が過剰となっている比較例2では、皺の発生が顕著であった。また、貫通穴の面積が不足している比較例3では、皺の発生は見られないものの、比較例1と同様に巻きズレ及び転写痕が生じた。
1…ウェハ加工用テープ、2…離型フィルム、3…基材、4…粘接着剤層、5…粘接着フィルム、6…ラベル部、7…縁部、7a…第1の部分、7b…第2の部分、8…貫通穴。

Claims (8)

  1. 半導体ウェハのダイシング及びダイシングによって得られた半導体チップのダイボンディングに用いられる長尺のウェハ加工用テープであって、
    テープの基部をなす離型フィルムと、
    前記離型フィルムの一面側に設けられ、当該離型フィルムの中心線に沿って所定の間隔で設けられたラベル部、及び前記ラベル部から離間して前記離型フィルムの両脇に設けられた縁部からなる粘接着フィルムと、を備え、
    前記離型フィルムと前記粘接着フィルムの前記縁部との重なり部分に複数の貫通穴が形成されていることを特徴とするウェハ加工用テープ。
  2. 前記貫通穴1個当たりの面積が200mm以下であることを特徴とする請求項1記載のウェハ加工用テープ。
  3. 前記貫通穴1個当たりの面積が5mm以上50mm以下であることを特徴とする請求項1又は2記載のウェハ加工用テープ。
  4. 前記貫通穴の総面積が前記縁部の総面積に対して0.5%以上10%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のウェハ加工用テープ。
  5. 前記離型フィルムを通る前記貫通穴の断面形状と、前記粘接着フィルムの前記縁部を通る前記貫通穴の断面形状とが同一であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載のウェハ加工用テープ。
  6. 前記離型フィルムのヤング率が2Gpa以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載のウェハ加工用テープ。
  7. 前記ラベル部と前記縁部とが同一材料によって形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載のウェハ加工用テープ。
  8. 前記粘接着フィルムが、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、及びエポキシ基含有アクリル共重合体、及び1分子中に不飽和二重結合を少なくとも1個有するビニル化合物を必須成分として含有する粘接着剤層と、基材とによって構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載のウェハ加工用テープ。
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