JP2012049436A - パワーモジュール用基板およびヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法 - Google Patents

パワーモジュール用基板およびヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フラックスろう付法を適用してもセラミックス基板と金属板との接合部に剥離を生じさせず、接合信頼性の高いヒートシンク付パワーモジュール用基板を提供する。
【解決手段】側面13aに高酸素濃度部17を有する金属板13とセラミックス基板11とを積層状態にろう付する第1ろう付工程と、金属板13とヒートシンク14とをフラックス16を用いたろう付法により接合する第2ろう付工程とを有し、第2ろう付工程において、金属板13とヒートシンク14との間からはみ出したフラックス16と金属板13の高酸素濃度部17とを反応させるヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、パワーモジュール用基板およびヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法に関する。
従来のパワーモジュールとして、セラミックス基板の一方の面に回路層となるアルミニウム金属板が積層され、この回路層の上に半導体チップ等の電子部品がはんだ付されるとともに、セラミックス基板の他方の面に放熱層となるアルミニウム金属板が積層され、この放熱層にヒートシンクが接合された構成のものが知られている。
このようなパワーモジュールを製造する方法として、たとえば、特許文献1および特許文献2に記載された方法が知られている。この製造方法では、まずセラミックス基板の一方の面にAl−Si系等のろう材を介して回路層となる金属板を積層し、セラミックス基板の他方の面にろう材を介して放熱層となる金属板を積層して、これらを積層方向に加圧するとともに加熱し、セラミックス基板と各金属板とを接合する。次いで、放熱層の、セラミックス基板が接合されている面とは反対側の面に、ろう材を介してヒートシンクの天板部を積層し、この積層方向に加圧するとともに加熱して放熱層とヒートシンクとを接合することにより、ヒートシンク付パワーモジュール用基板が製造される。
従来、このような場合に用いられるろう付法として、フラックスを用いずに真空中で行われる真空ろう付法や、真空雰囲気を必要とせずにフラックスを用いるノコロックろう付法が知られている。ノコロックろう付法は、フッ化物系のフラックスをろう材面に塗布してろう材面の酸化物を除去し、非酸化性雰囲気中で加熱して接合するろう付法であり、高価な設備が不要で、比較的容易に安定したろう付が可能であるので、金属板とヒートシンクとの接合に適用することが検討されている。
特開2007−311527号公報 特開2002−009212号公報
パワーモジュール用基板の製造過程において、セラミックス基板と金属板とのろう付時に、接合に寄与しない余剰分のろう材が接合部から押し出され、金属板の側面に付着する場合がある。このような状態で金属板(放熱層)とヒートシンクとをノコロックろう付すると、フラックスの余剰分が放熱層の側面部を伝って、放熱層の側面部に付着したろう材と接触してしまう。ろう材と接触したフラックスは、セラミックス基板と放熱層との接合部界面に引き込まれ、セラミックス基板と放熱層との接合部に侵食してしまう。これにより接合部にクラックが生じ、セラミックス基板と放熱層との剥離が生じやすくなるおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、セラミックス基板と金属板との接合部に剥離を生じさせることなく、金属板とヒートシンクとをフラックスを用いてろう付し、接合信頼性の高いヒートシンク付パワーモジュール用基板を提供することを目的とする。
本発明は、側面に高酸素濃度部を有する金属板とセラミックス基板とを積層状態にろう付する第1ろう付工程と、前記金属板とヒートシンクとをフラックスを用いたろう付法により接合する第2ろう付工程とを有し、前記第2ろう付工程において、前記金属板と前記ヒートシンクとの間からはみ出した前記フラックスと前記金属板の前記高酸素濃度部とを反応させるヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法である。
ここで、高酸素濃度部とは、Al23、SiO2などからなり、酸化物を除去する機能を有するフラックスと反応しやすい部分である。この製造方法によれば、フラックスを用いる第2ろう付工程において、金属板とヒートシンクとの間から漏れたフラックスを高酸素濃度部で酸化物やSiと反応させることにより、金属板とセラミックス基板との間の接合部分にフラックスが到達するのを防止し、フラックスの侵食による接合部分の剥離を防止することができる。
この製造方法において、前記金属板の前記高酸素濃度部を、前記セラミックス基板から間隔を空けて設けておくことが好ましい。この場合、接合部分と高酸素濃度部とが離れているので、フラックスが接合部分に到達するのをより確実に防止することができる。
また、本発明のパワーモジュール用基板は、金属板とセラミックス基板とが積層状態でろう付されてなり、前記金属板の側面に、前記セラミックス基板から間隔を空けて設けられた高酸素濃度部が備えられている。
このパワーモジュール用基板によれば、フラックスと反応しやすい高酸素濃度部を金属板の側面に備えているので、フラックスを用いて金属板にヒートシンクをろう付する場合にも、フラックスをセラミックス基板と金属板との接合部に到達させず、フラックスの侵食による接合部における剥離を防止することができる。特に、高酸素濃度部がセラミックス基板から離間しているので、フラックスがセラミックス基板と金属板との接合部分に到達するのを確実に防止でき、フラックスの侵食による剥離を発生させずに、フラックスを用いたヒートシンクのろう付を可能にする。
このパワーモジュール用基板において、前記金属板の前記側面に、前記高酸素濃度部を備える溝部が設けられていることが好ましい。この場合、この溝部の中にたとえばAl23等からなるメッシュやワイヤ、ペースト等が埋め込まれることにより高酸素濃度部が形成されるので、セラミックス基板に対して確実に離間した位置でフラックスを反応させることができる。
あるいは、このパワーモジュール用基板において、前記金属板の前記側面に凹凸形状が形成されていることが好ましい。この場合、金属板の側面の表面積が大きいので、高酸素濃度部が大きく、より多くのフラックスを確実に反応させることができる。
本発明のヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法によれば、フラックスろう付を適用してもセラミックス基板と金属板との接合部に剥離を生じさせず、接合信頼性の高いヒートシンク付パワーモジュール用基板を提供することができる。
パワーモジュールを示す断面図である。 本発明に係るパワーモジュール用基板の要部を示す断面図である。 本発明に係るヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法において、図2に示すパワーモジュール用基板にヒートシンクをろう付する状態を示す断面図である。 本発明に係るパワーモジュール用基板において、ワイヤを用いて高酸素濃度部を設けた実施例を示す断面図である。 本発明に係るパワーモジュール用基板において、メッシュを用いて高酸素濃度部を設けた実施例を示す断面図である。 本発明に係るパワーモジュール用基板において、金属板の側面に凹凸形状が形成された実施例を示す断面図である。
以下、本発明に係るパワーモジュール用基板およびヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法について説明する。図1は、ヒートシンク付パワーモジュール用基板101から製造されたパワーモジュール100の断面図である。パワーモジュール100は、パワーモジュール用基板10にヒートシンク14が接合されてなるヒートシンク付パワーモジュール用基板101と、ヒートシンク付パワーモジュール用基板101に形成された回路層21に搭載された半導体チップ等の電子部品20とから構成される。
パワーモジュール用基板10は、図2に示すように、セラミックス基板11と、セラミックス基板11の両面に積層された金属板12,13とを備える。
セラミックス基板11は、たとえばAlN(窒化アルミニウム)、Si34(窒化珪素)等の窒化物系セラミックス、もしくはAl23(アルミナ)等の酸化物系セラミックスにより形成されている。このセラミックス基板11は、たとえば厚さ0.625mm、一辺30mmの矩形状である。
金属板12は、純度99.9wt%以上(JIS規格で1N90(純度99.9wt%以上:いわゆる3Nアルミニウム)または1N99(純度99.99wt%以上:いわゆる4Nアルミニウム))のアルミニウムにより形成されている。金属板12は、たとえば厚さ0.6mm、一辺30mmの矩形状であり、所定の形状にエッチングされて回路層21となる。
一方、放熱層となる金属板13は、金属板12と同じアルミニウム材からなり、たとえば厚さ1.6mm、一辺30mmの矩形状であり、側面13aに高酸素濃度部17を有している。この高酸素濃度部17は、金属板13の側面13aにおいて厚さ方向中央部に、全周にわたって帯状に設けられている。したがって、セラミックス基板11やヒートシンク14に金属板12が接合された状態では、この高酸素濃度部17はこれらセラミックス基板11やヒートシンク14から離間するように配置される。
なお、本実施形態のパワーモジュール用基板10における高酸素濃度部17は、図2に示すように、金属板13の側面13aに設けられた溝部13bに、Al23またはSiO2などの酸化物粉末をオクタンジオール等の溶剤に混合したペースト状のものを塗り込めることにより形成されている。このペースト状のものを塗った後に乾燥させてもよいが、溶剤は後のろう付け工程において揮発するので塗布して濡れた状態のままでもよい。
図2には、理解の便宜のため、高酸素濃度部17、側面13a、溝部13bについては、断面視の部分と正面視の部分との両方に符号を付した(以下の図4〜図6においても同様)。
このパワーモジュール用基板10にヒートシンク14が接合されてなるヒートシンク付パワーモジュール用基板101は、金属板12,13とセラミックス基板11とを積層状態にろう付する第1ろう付工程と、金属板13とヒートシンク14とをフラックスを用いたろう付法により接合する第2ろう付工程とを行うことにより製造される。ヒートシンク14は、アルミニウム合金の押し出し成形によって形成され、その長さ方向に沿って冷却水を流通させるための多数の流路14aが形成されている。
そして、この製造方法では、第2ろう付工程において、金属板13とヒートシンク14との間からはみ出したフラックスと金属板13の高酸素濃度部17とを反応させることにより、余剰分のフラックスを高酸素濃度部17で消費させている。なお、各金属板12,13とセラミックス基板11とを接合するろう材は、たとえば厚さ20μmのろう箔である。
より具体的には、まず第1ろう付工程において、Al−Si系のアルミニウム合金ろう材を用いて、セラミックス基板11と金属板12,13とをろう付する。この工程は真空、約610℃の雰囲気中で行われる。セラミックス基板11と金属板12,13との間を確実に接合するために、十分な量のろう材を供給することが好ましい。このため、接合に寄与しない余剰ろう材15が生じてセラミックス基板11と金属板12,13との間から押し出され、金属板13の側面13aやセラミックス基板11の表面に付着する場合がある。
すなわち、この第1ろう付工程において、セラミックス基板11と金属板12,13との間で、ろう材は金属板12,13中に拡散する。しかしながら、接合に寄与しない余剰分ろう材15は、金属板12,13中に拡散せずにセラミックス基板11との間からはみ出して付着する。このため、この余剰ろう材15は、ろう材に含まれるSi成分を多く含有し、Siリッチとなっている。
次いで、第2ろう付工程において、フラックスを用いて金属板13とヒートシンク14とをろう付する。より具体的には、たとえば、フッ化物系(KAlF4,K2AlF4,K3AlF6等)のフラックスをろう材面に塗布してろう材面の酸化物を除去し、非酸化性雰囲気中で加熱して接合する(ノコロックろう付法)。このとき、余剰分のフラックス16が金属板13とヒートシンク14との間から流れ出し、金属板13の側面13aの表面に付着する(図3参照)。
この第2ろう付工程において、Siリッチ相すなわち余剰ろう材15が側面13aに付着していた場合、余剰ろう材15が再溶融すると、金属板13とヒートシンク14との間からはみ出したフラックス16が余剰ろう材15中のSiや酸化物と反応して金属板13とセラミックス基板11との接合界面に引き込まれ、この接合部に剥離を生じさせるおそれがある。
しかしながら、この製造方法においては、金属板13の側面13aに高酸素濃度部17が設けられているので、金属板13とヒートシンク14との間からはみ出したフラックス16はまずこの高酸素濃度部17で酸化物等と反応して消費されてしまい、余剰ろう材15にまで到達しない。したがって、フラックスが接合界面を侵食するのを防止でき、すでにろう付されたセラミックス基板11と金属板13とを剥離させることなく、金属板13とヒートシンク14とをろう付することができる。
以上説明したように、本発明に係るヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法によれば、接合面にフラックスを引き込む原因となる余剰ろう材15にフラックス16が到達しないように、フラックス16と反応する高酸素濃度部17を設けておいてフラックスろう付を行うので、セラミックス基板11と金属板13との接合部に剥離を生じさせることなく、金属板13とヒートシンク14とを低コストで安定してろう付して、接合信頼性の高いヒートシンク付パワーモジュール用基板101を提供することができる。
なお、本発明は前記実施形態の構成のものに限定されるものではなく、細部構成においては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。たとえば、高酸素濃度部17の形状は、金属板13の側面13aに、セラミックス基板11から間隔を空けて、より好ましくはヒートシンク14からも間隔を空けるように設けられていればよい(図4〜図6参照)。すなわち、アルミニウム材からなる金属板13の側面13aは自然酸化して酸化物が形成されるが、セラミックス基板11近傍およびヒートシンク14近傍の酸化物については、レーザークリーニング等により除去されていることが好ましい。高酸素濃度部17がヒートシンク14から離間していることにより、ヒートシンク14と金属板13とが接合された隅部分(フィレット形成部)にフィレットが形成されやすくなる可能性があり、ヒートシンク14と金属板13とをより確実に接合できる。
たとえば、図4は、金属板13の側面13aに設けられた溝部13bの内部にAl23またはSiO2からなるワイヤが配置されることにより、高酸素濃度部17が形成されているパワーモジュール用基板10の例である。
図5は、金属板13の側面13aにAl23またはSiO2からなるメッシュが固着されることにより、高酸素濃度部17が形成されているパワーモジュール用基板10の例である。この場合、メッシュによって凹凸形状が形成されるので、側面13aにおける高酸素濃度部17の表面積が大きくなり、はみ出たフラックスを高酸素濃度部17で十分に反応させることができる。
図6は、金属板13の側面13aに凹凸形状が形成され、その表面が酸化されることにより高酸素濃度部17が形成されているパワーモジュール用基板10の例である。凹凸形状は、フラックス16を金属酸化物と十分に反応させるために、金属板13の側面13aにおける高酸素濃度部17の表面積を大きくする形状が好ましく、たとえば図6に示すような綾目ローレット、平目ローレット、多条溝などにより形成することができる。
また、セラミックス基板11から離間するように高酸素濃度部17を設けるには、レジストマスクを用いて酸化処理を施すなどの方法を採用することができる。酸化処理は、たとえばセラミックス基板11と金属板13とを真空ろう付した後に、450℃程度で大気開放することにより可能である。また、金属板13の側面13aに酸化処理を施した後に、ヒートシンク14との接合部近傍をエッチングして、フィレット形成部の酸化物を除去しておいてもよい。
10 パワーモジュール用基板
11 セラミックス基板
12,13 金属板
13a 側面
13b 溝部
14 ヒートシンク
15 余剰ろう材
16 フラックス
17 高酸素濃度部
18 ワイヤ
100 パワーモジュール
101 ヒートシンク付パワーモジュール用基板

Claims (5)

  1. 側面に高酸素濃度部を有する金属板とセラミックス基板とを積層状態にろう付する第1ろう付工程と、
    前記金属板とヒートシンクとをフラックスを用いたろう付法により接合する第2ろう付工程とを有し、
    前記第2ろう付工程において、前記金属板と前記ヒートシンクとの間からはみ出した前記フラックスと前記金属板の前記高酸素濃度部とを反応させることを特徴とするヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法。
  2. 前記金属板の前記高酸素濃度部を、前記セラミックス基板から間隔を空けて設けておくことを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法。
  3. 金属板とセラミックス基板とが積層状態でろう付されてなるパワーモジュール用基板であって、
    前記金属板の側面に、前記セラミックス基板から間隔を空けて設けられた高酸素濃度部が備えられていることを特徴とするパワーモジュール用基板。
  4. 前記金属板の前記側面に、前記高酸素濃度部を備える溝部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のパワーモジュール用基板。
  5. 前記金属板の前記側面に凹凸形状が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のパワーモジュール用基板。
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