JP2012049203A - 圧粉磁心、磁心用粉末およびそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の圧粉磁心は、軟磁性粒子と、加熱硬化型のシリコーン樹脂からなり軟磁性粒子の表面を被覆する第1被覆層と、軟磁性粒子の焼鈍温度よりも低い軟化点を有する低軟化点ガラスからなり第1被覆層の表面を被覆する第2被覆層と、からなる比抵抗および強度に優れることを特徴とする。第1被覆層と第2被覆層との2層構造の被膜が、圧粉磁心を構成する軟磁性粒子の表面に形成される。それら被覆層が相乗効果を発揮することにより、従来になく高比抵抗と高強度が両立した圧粉磁心が得られたと考えられる。
【選択図】図1
Description
(1)本発明の圧粉磁心は、軟磁性粒子と、加熱硬化型のシリコーン樹脂からなり該軟磁性粒子の表面を被覆する第1被覆層と、該軟磁性粒子の焼鈍温度よりも低い軟化点を有する低軟化点ガラスからなり該第1被覆層の表面を被覆する第2被覆層とからなることを特徴とする。
なお本明細書では、樹脂層とその表面に付着したガラス微粒子を有する軟磁性粒子(つまり本発明の磁心用粉末の構成粒子)を適宜「磁心用粒子」という。
本発明は、上述した圧粉磁心としてのみならず、その製造方法としても把握し得る。つまり本発明は、上述した磁心用粉末を金型に充填する充填工程と、該金型内の磁心用粉末を加圧成形する成形工程と、該成形工程後に得られた成形体を焼鈍する焼鈍工程と備え、比抵抗および強度に優れた圧粉磁心が得られることを特徴とする圧粉磁心の製造方法であってもよい。
本発明は、さらに磁心用粉末の製造方法としても把握し得る。つまり本発明は、軟磁性粒子の表面に加熱硬化型のシリコーン樹脂からなる樹脂層を形成する樹脂層形成工程と、該樹脂層の表面に該軟磁性粒子の焼鈍温度よりも低い軟化点を有する低軟化点ガラスからなり該軟磁性粒子よりも粒径の小さいガラス微粒子を付着させるガラス付着工程と、を備えることを特徴とする磁心用粉末の製造方法であってもよい。
(2)特に断らない限り本明細書でいう「x〜y」は下限値xおよび上限値yを含む。本明細書に記載した種々の下限値または上限値は、任意に組合わされて「a〜b」のような範囲を構成し得る。さらに本明細書に記載した範囲内に含まれる任意の数値を、数値範囲を設定するための上限値または下限値とすることができる。
軟磁性粉末を構成する軟磁性粒子は、8属遷移元素(Fe、Co、Ni等)などの強磁性元素を主成分とすれば足るが、取扱性、入手性、コスト等から純鉄または鉄合金からなると好ましい。鉄合金は、Si含有鉄合金(Fe−Si合金)が好ましい。Siは軟磁性粉末の電気抵抗率を高め、圧粉磁心の比抵抗を向上させ、渦電流損失を低減させるからである。
シリコーン樹脂により、磁心用粉末を構成する軟磁性粒子の表面に樹脂層が形成される。その樹脂層がさらには圧粉磁心の第1被覆層となる。この第1被覆層は、樹脂層と実質的に同一でもよいし、その樹脂層が後の焼鈍工程による加熱によって変化したもの(例えば、架橋による硬化が進行したもの)でもよい。
低軟化点ガラスは、磁心用粉末を加圧成形した成形体を焼鈍する際の温度(焼鈍温度)よりも低い軟化点を有するガラスである。本明細書でいう「軟化点」は、加熱したガラスの粘度が1.0x107.5dPa・sとなる温度である。この条件を満たすガラスである限り、本発明で用いる低軟化点ガラスの種類は問わない。焼鈍温度に適した軟化点の調整は、ガラス組成の調整により可能である。
(1)樹脂層形成工程
樹脂層形成工程は、軟磁性粒子の表面に加熱硬化型のシリコーン樹脂からなる樹脂層を形成する工程である。樹脂層形成工程は、例えば、接触工程と乾燥工程とを有すると好適である。
接触工程は、シリコーン樹脂を含む樹脂液に軟磁性粒子を接触させる工程である。シリコーン樹脂が液状またはゾル状であれば、それをそのまま樹脂液として用いてもよい。なお、使用するシリコーン樹脂が固形または粉末状等の場合、そのままで軟磁性粒子の表面へ均一に接触させ、付着させることは難しい。そこでシリコーン樹脂を溶媒に溶解させた樹脂液と軟磁性粉末とを接触させると効率的である。この接触工程の具体的な方法は問わず、樹脂液中に軟磁性粉末を入れて撹拌してもよいし、軟磁性粉末に樹脂液を噴霧等してもよい。
乾燥工程は、接触工程後の軟磁性粉末を加熱乾燥させる工程である。この乾燥工程は、上述した変態温度以上の乾燥温度で乾燥させる工程であると好適である。もっともこの段階の乾燥工程では、ゲル化していないシリコーン樹脂が残存していてもよい。後の焼鈍工程でさらに加熱されてゲル化が進行するからである。乾燥工程後に得られた粉末が凝集または固化している場合は、適宜、解砕または粉砕を行う粉末化工程を加えるとよい。
ガラス付着工程は、軟磁性粒子の表面に形成された樹脂層上にガラス微粒子を付着させる工程である。この工程は湿式で行っても乾式で行ってもよい。例えば湿式の場合なら、ガラス付着工程は、樹脂層形成工程後の軟磁性粒子とガラス微粒子を分散媒に分散させた分散液(スラリー)とを混合した後に乾燥させる湿式付着工程であると好適である。また乾式の場合なら、ガラス付着工程は、樹脂層形成工程後の軟磁性粒子とガラス微粒子とを分散媒を介さずに混合する乾式付着工程であると好適である。湿式であればガラス微粒子を軟磁性粒子の樹脂層表面に均一に付着させ易い。乾式であっても、ガラス微粒子を軟磁性粒子の樹脂層表面に均一に付着させることが勿論でき、さらに乾燥工程を省略できるので効率的である。
本発明の圧粉磁心は、所望形状のキャビティを有する金型へ磁心用粉末を充填する充填工程と、その磁心用粉末を加圧成形して成形体とする成形工程と、その成形体を焼鈍する焼鈍工程とを経て得られる。ここでは成形工程と焼鈍工程について説明する。
成形工程で軟磁性粉末に印加される成形圧力は問わないが、高圧成形するほど高密度で高磁束密度の圧粉磁心が得られる。このような高圧成形方法として、金型潤滑温間高圧成形法がある。金型潤滑温間高圧成形法は、高級脂肪酸系潤滑剤を内面に塗布した金型へ前記磁心用粉末を充填する充填工程と、磁心用粉末と金型の内面との間に高級脂肪酸系潤滑剤とは別の金属石鹸被膜が生成される成形温度と成形圧力で加圧成形する温間高圧成形工程とからなる。ここで「温間」とは、表面被膜(または絶縁被膜)への影響や高級脂肪酸系潤滑剤の変質などを考慮して、例えば、成形温度を70℃〜200℃さらには100〜180℃とすることをいう。この金型潤滑温間高圧成形法の詳細については、日本特許公報特許3309970号公報、日本特許4024705号公報など多の公報に詳細が記載されている。この金型潤滑温間高圧成形法によれば、金型寿命を延しつつも超高圧成形が可能となり、高密度な圧粉磁心を容易に得ることが可能となる。
焼鈍工程は、成形体中の残留歪みや残留応力の除去を目的としてなされる。これにより、圧粉磁心の保磁力やヒステリシス損失の低減が図られる。この際、樹脂層中でゲル化していなかったシリコーン樹脂もゲル化し、樹脂層は硬質な第1被覆層となる。
(1)被覆層
第1被覆層および第2被覆層からなる被膜は、膜厚が0.3〜10μmさらには0.8〜5μmであると好ましい。膜厚が過小では圧粉磁心の比抵抗や強度の向上を十分に図れず、膜厚が過大であると圧粉磁心の磁気的特性の低下を招く。なお、その被膜は軟磁性粒子の一粒毎に形成されていることが理想的であるが、数個の粒子が固まった状態でその周りに絶縁被膜が形成されている部分が多少存在してもよい。
圧粉磁心の密度は、例えば、軟磁性粒子の真密度(ρ0)に対する、圧粉磁心の嵩密度(ρ)の比である密度比(ρ/ρ0)が96%以上、97%以上、98%以上さらに99%以上であると、高磁気特性が得られるので好ましい。
本発明の圧粉磁心は、その形態を問わず、各種の電磁機器、例えば、モータ、アクチュエータ、トランス、誘導加熱器(IH)、スピーカ、リアクトル等に利用され得る。具体的には、電動機または発電機の界磁または電機子を構成する鉄心に用いられると好ましい。中でも、低損失で高出力(高磁束密度)が要求される駆動用モータ用の鉄心として本発明の圧粉磁心は好適である。ちなみに駆動用モータは自動車等に用いられる。
《試料の製造》
(磁心用粉末の製造)
(1)樹脂層形成工程(下地処理)
軟磁性粉末(原料粉末)として、Siを含有する鉄合金からなるガス水アトマイズ粉を用意した。用意した軟磁性粉末の組成、粒度は表1に示した。表1に記載の粒度は、電磁式ふるい振とう器(レッチェ製)を用いて、所定のメッシュサイズの篩いにより分級して求めたものである。なお、表1中の粒度欄に「〜以下」と記載した軟磁性粉末の場合でも、5μm未満の軟磁性粒子が含まれていなかったことはSEMにより確認している。
シリコーン樹脂液中に、上述した各種の軟磁性粉末を別々に入れて、溶媒が揮発するまで超音波撹拌装置で攪拌した(接触工程)。この攪拌は65℃で行った。
以降、この粉末を「樹脂被覆粉末」、その粒子を「樹脂被覆粒子」という。
(i)ガラス微粒子の調製
上記の樹脂層の表面に付着させるガラス微粒子を次の湿式粉砕により得た。原料として、表2に示す各種の低軟化点ガラスからなる市販のガラスフリット(日本琺瑯釉薬社製)を用意した。
上記のガラス微粒子粉を10〜30倍の分散媒(エタノール)へ分散させた各種のコーティング液を調製した。このときの攪拌には超音波撹拌装置を用いた。
各コーティング液中に、上述した各種の樹脂被覆粉末を別々に入れ、分散媒が揮発するまで超音波撹拌装置で攪拌した。この攪拌は65℃で行った。
樹脂被覆粉末とガラス微粒子粉とを回転ボールミルで攪拌した。攪拌後に固化していた粉末は乳鉢で解砕した。こうして表面にガラス微粒子が付着した樹脂被覆粒子からなる磁心用粉末を得た。なお、シリコーン樹脂および低軟化点ガラス(ガラス微粒子)の添加量はそれぞれ、磁心用粉末全体を100質量%として表1に示した。
(1)充填工程および成形工程
各試料(磁心用粉末)を用いて金型潤滑温間高圧成形法により、リング状(外径:φ39mm×内径φ30mm×厚さ5mm)の成形体を製作した。この成形に際して、内部潤滑剤や樹脂バインダー等は一切使用しなかった。金型潤滑温間高圧成形法は、具体的には次のようにしてを行った。
得られた各成形体に、流量8リットル/分の窒素雰囲気中で750℃x1時間の焼鈍を施した。こうして表1に示す複数種の圧粉磁心を得た。
(比較試料の製造)
比較試料として、上述した樹脂層形成工程またはガラス付着工程の一方を施さずに得た磁心用粉末を用いた圧粉磁心も製造した。また、前述のシリコーン樹脂液とガラス微粒子粉とを混合したものを用いて、シリコーン樹脂とガラス微粒子との複合層で表面が被覆された軟磁性粒子からなる圧粉磁心も製造した。これらいずれの場合も、成形工程および焼鈍工程は上述した通りである。こうして得た圧粉磁心(試験片)についても、表1に併せて示した。
(1)比抵抗と圧環強度
上記のリング状の圧粉磁心を用いて圧環強度および比抵抗を測定した。圧環強度は、JISZ 2507に準ずる方法により測定した。比抵抗は、デジタルマルチメータ(メーカ:(株)エーディーシー、型番:R6581)を用いて4端子法により測定した。各測定結果を表1に併せて示した。また各圧粉磁心の比抵抗と圧環強度との相関を図1にプロットした。
測定した質量と採寸により求まる体積とに基づいて、各圧粉磁心の密度を求めた。
表1に示した試料No.3の圧粉磁心と試料No.C6の圧粉磁心との表層部を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察した反射電子組織像を図2および図3にそれぞれ示した。
(1)表1および図1から、試料No.1〜8の圧粉磁心は、圧環強度と比抵抗のいずれにも優れることが分る。具体的には、それら圧粉磁心はいずれも比抵抗が200μΩ・m以上あり、比抵抗が1000μΩ・m以上さらには10000μΩ・m以上のものも多かった。しかも、それらの圧環強度はいずれも、圧環強度が29〜55MPaの高強度でもあった。そしていずれの圧粉磁心も、密度は7.09g/cm3 以上で高密度であった。
従って本発明に係る圧粉磁心は、第1被覆層と第2被覆層とが相乗的に作用して高比抵抗および高強度であると共に、磁気特性にも優れることがわかった。
Claims (10)
- 軟磁性粒子と、
加熱硬化型のシリコーン樹脂からなり該軟磁性粒子の表面を被覆する第1被覆層と、
該軟磁性粒子の焼鈍温度よりも低い軟化点を有する低軟化点ガラスからなり該第1被覆層の表面を被覆する第2被覆層と、
からなる比抵抗および強度に優れることを特徴とする圧粉磁心。 - 前記低軟化点ガラスは、硼珪酸塩系ガラスを含む請求項1に記載の圧粉磁心。
- 前記軟磁性粒子は、Siを有する鉄合金からなる請求項1または2に記載の圧粉磁心。
- 全体を100質量%としたときに、
前記シリコーン樹脂は0.1〜1質量%であり、
前記低軟化点ガラスは0.05〜1.5質量%である請求項1または3に記載の圧粉磁心。 - 軟磁性粒子と、
加熱硬化型のシリコーン樹脂からなり該軟磁性粒子の表面を被覆する樹脂層と、
該樹脂層上に付着していると共に該軟磁性粒子の焼鈍温度よりも低い軟化点を有する低軟化点ガラスからなり該軟磁性粒子よりも粒径の小さいガラス微粒子と、
からなり請求項1に記載の圧粉磁心に用いられる磁心用粉末。 - 請求項5に記載の磁心用粉末を金型に充填する充填工程と、
該金型内の磁心用粉末を加圧成形する成形工程と、
該成形工程後に得られた成形体を焼鈍する焼鈍工程と備え、
比抵抗および強度に優れた圧粉磁心が得られることを特徴とする圧粉磁心の製造方法。 - 軟磁性粒子の表面に加熱硬化型のシリコーン樹脂からなる樹脂層を形成する樹脂層形成工程と、
該樹脂層の表面に該軟磁性粒子の焼鈍温度よりも低い軟化点を有する低軟化点ガラスからなり該軟磁性粒子よりも粒径の小さいガラス微粒子を付着させるガラス付着工程と、
を備えることを特徴とする磁心用粉末の製造方法。 - 前記樹脂層形成工程は、前記シリコーン樹脂を含む樹脂液に前記軟磁性粒子を接触させる接触工程と、
該接触工程後の軟磁性粒子を該樹脂液中のシリコーン樹脂がゲル化する変態温度以上の乾燥温度で乾燥させる乾燥工程とを有する請求項7に記載の磁心用粉末の製造方法。 - 前記ガラス付着工程は、前記樹脂層形成工程後の軟磁性粒子と前記ガラス微粒子を分散媒に分散させた分散液とを混合した後に乾燥させる湿式付着工程である請求項8に記載の磁心用粉末の製造方法。
- 前記ガラス付着工程は、前記樹脂層形成工程後の軟磁性粒子と前記ガラス微粒子とを分散媒を介さずに混合する乾式付着工程である請求項8に記載の磁心用粉末の製造方法。
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