JP2012048983A - 配線器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に検電を行うことが可能な配線器具を提供する。
【解決手段】 前面にプラグ挿入孔108bが形成されると共に、後面に電線挿通孔107bが形成される器体106と、前記電線挿入孔107bを通して器体106に導入される電線30に接触する端子板25、及び前記端子板25との間で前記電線30を狭持すると共に当該電線30の抜け止めを行う鎖錠ばね26を有する端子装置40とを備え、前記器体106は、上面及び下面において前記端子装置40と対向する箇所に検電孔107cが形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線器具に関するものである。
従来、ねじで電線を締め付けるピラー端子を備えた配線器具が提供されている。
また、ピラー端子を備えた配線器具では、電線の接続作業に手間がかかることから、配線器具への電線の結線を容易にしたり、接続の均一化を行って接続信頼性を確保可能な端子装置(所謂ねじなし端子装置)が(例えば特許文献1参照)提供されている。ここで、上記ねじなし端子装置は、ねじに拠らずに結線が可能となっている。
そして、上記ねじなし端子装置は、所謂速結端子装置とも呼ばれ、配線器具が備える器体内に収納され、器体に形成される電線挿通孔を通して器体に導入される電線に接続する。ここで、ねじなし端子装置は、器体内に導入された電線に接触する端子板と、当該端子板との間で電線を狭持すると共に抜け方向への電線の移動を鎖錠する鎖錠ばねとを備えている。
特開2000−156259号公報
ところで、上記ピラー端子を備えた配線器具への電線の接続状態確認する場合、ピラー端子は外部に露出しているので検電作業を容易に行えるが、ねじなし端子を有する配線器具では、連結端子は内部に収納されているため検電作業が困難であった。
また、上記ねじなし端子装置を備えた配線器具の内、例えば、前面にプラグ挿入孔を有したコンセント装置では、プラグ挿入孔に検電ドライバ等の検査器具を挿し込むことで検電作業が可能となっていた。しかしながら、プラグ挿入孔が使用されていない時に各プラグ挿入孔をそれぞれ閉塞する開閉扉を備えたコンセント装置があり、当該コンセント装置では、開閉扉を開いて検電ドライバを挿し込まねばならず、検電作業が行い難かった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、電線の接続作業が容易に行えると共に、容易に検電を行うことが可能な配線器具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の配線器具は、表面に電線挿通孔が形成される器体と、前記電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板、及び前記端子板との間で前記電線を狭持すると共に当該電線の抜け止めを行う鎖錠ばねを有する端子装置とを備え、前記器体は、前記端子板または前記鎖錠ばねを露出させる検電孔が形成されることを特徴とする。
この配線器具において、前記端子装置は、前記鎖錠ばねを押し動かす押動部と、当該押動部から延設されて前記器体から外部に露出する操作部とを具備する操作レバーを備え、前記操作部が操作されることで、前記押動部が前記鎖錠ばねを押し動かし前記電線に対する抜け止めが解除され、前記操レバーの少なくとも一部が、前記操作部の移動に伴って検電孔内を移動することが好ましい。
この配線器具において、前記端子装置は、前記検電孔と対向する位置において当該検電孔の貫通方向に前記端子板と前記鎖錠ばねとが重ね合わされていることが好ましい。
この配線器具において、前記端子装置は、前記鎖錠ばねが前記検電孔から露出するように配置されることが好ましい。
この配線器具において、前記端子装置は、前記端子板が前記検電孔から露出するように配設されることが好ましい。
本発明では、容易に検電を行うことが可能な配線器具を提供することができるという効果がある。
本発明の実施形態1における配線器具の斜視図を示す。 同上における配線器具を施工面に設置した際の正面図を示す。 同上における配線器具の上面図を示す。 同上における配線器具の要部断面図を示す。 同上における配線器具が備える端子装置の分解斜視図を示す。 同上における配線器具が備える端子装置の断面図を示す。 同上における配線器具に電線を接続した際の要部断面図を示す。 本発明の実施形態2における配線器具の断面図を示す。 同上における配線器具を施工面に設置した際の正面図を示す。 同上における配線器具の断面図を示す。 同上における配線器具の斜視図を示す。 同上における配線器具が備える端子板の斜視図を示す。 同上における配線器具の断面図を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の配線器具について、図1〜7を用いて説明を行う。なお、以下、図1における上下左右を基準とし、上下左右方向と直交する方向を前後方向として説明を行う。
本実施形態の配線器具は、前面が開口した中空略矩形箱型のボディ107及び当該ボディ107の前面に覆設される後面が開口した中空略矩形箱型のカバー108とからなる器体106と、端子装置40とを備える。そして、本実施形態の配線器具は、図2に示すように、施工面50に形成される図示しない埋め込み孔に器体106の前面を露出させた状態で埋め込み設置される。ここで、前記埋め込み孔は、器体106の前面を露出させる貫通孔51aを有したカバー51によって閉塞される。なお、本実施形態の配線器具は、施工面50に埋め込み設置されるが、設置の形態はこれに限定されず、施工面50から一部または全部が露出して設けられていてもよい。
ボディ107は、左右側面に係合突部107aが各々形成され、当該係合突部107aに、カバー108の左右両側面に形成される係合部108aが係合することで、ボディ107に対してカバー108が固定される。
また、図4に示すように、ボディ107内には、隔壁107dが形成されて当該隔壁107dによって隔てられて上下並設する収納室104が形成されている。更に、ボディ107の後面には、収納室104に連通する貫通孔107bが形成され、加えて、図3に示すように、ボディ107の上面及び下面には、収納室104に連通する検電孔107cが左右にそれぞれ並設されている。
また、カバー108の前面には、プラグ挿入孔108bが形成され、更に、カバー108内には、内側からプラグ挿入孔108bを塞ぐ開閉扉109が設けられている。なお、開閉扉109は、プラグ挿入孔108bにコセントプラグが挿し込まれることで開き、コンセントプラグが引き抜かれることで閉じるものとなっている。つまり、カバー102の前面が機能面Sとして働く。なお、本実施形態では、配線器具の機能面(カバー108の前面)にプラグ挿入孔108bが形成されたコンセント装置を示しているが、配線器具の種類はこれに限定されず、例えば機能面にスイッチを有したスイッチ装置や人感センサ等であってもよい。
端子装置40は、端子版24、及び解除ばね25、及び解除レバー26から構成され、所謂ねじなし端子装置または速結端子装置と呼ばれる。
端子板24は、図5に示すように、導電性材料から、上下方向に並設した帯板状の一対の基片241、242と、一対の基片241、242の略中央同士を連結する連結片243とから略H字状に形成された電線接続部240と、プラグ接続部270とからなる。
基片241における上端の左右両端側からは、後方へ向けて接触片241aがそれぞれ延設され、基片241における下端の左右両端側からは、後方へ向けて囲み片241bが各々延設されている。また、基片242における下端の左右両端側からは、後方へ向けて延設片242aが延設されている。更に、連結片243の略中央には、かしめ孔243aが形成されている。
また、接触片241aの基端側には、当該接触片241aの左右側縁から下方へ向けてそれぞれ略三角形状の囲み片241cが形成されている。
プラグ接続部270は、略中央に貫通孔271aが形成されたベース板271と、ベース板271の下端から前方へ延設される平型栓刃用の刃受け部215と、ベース板271の左右両端から前方へ向けて各々延設される丸型栓刃用の刃受け部216とを備える。
そして、プラグ接続部270は、かしめ部材272が挿通孔271aを挿通した後に電線接続部240のかしめ孔243aにかしめられることで電線接続部240と一体に設けられる。
鎖錠ばね25は、弾性を有する導電性の板材(例えば、金属板)を折曲することによって略C字形状に形成されている。そして、鎖錠ばね25は、電線30が挿入される空間を挟んで接触片241aと対向する中央片251と、中央片251の後端から上方へ延設される鎖錠片252と、中央片251の前端から上方へ向けて延設される略L字状の当接片253とから構成される。
鎖錠片252は、上方へ向かうに従って前方に傾斜し、先端が接触片241aに当接する。また、当接片253は、略中央にZ曲げ(段部253c)が施されて中央よりも上側が基片241の前方側に回り込んで形成される基片253aと、基片253aの上端が後方へ向けて折曲されて接触片241aの上面に重なる折曲片253bとから構成される。なお、本実施形態では、鎖錠ばね25の折曲片253bが接触片241aの上面に重なっているが実施の形態はこれに限定されず、折曲片253bが、少なくとも検電孔107cから外部に露出して設けられていればよい。つまり、端子板24の一部と鎖錠ばね25の折曲片253bとの両方が、検電孔107cから外部に露出して設けられていてもよい。
そして、折曲片253bは、その下面が接触片241aの上面に当接し、更に、折曲片253bの上面が、ボディ107の検電孔107cを介して外部に露出する(図3参照)。
そして、中央片251と鎖錠片252との連結部分が半円弧状に湾曲しており、鎖錠片252に前向きの力が加わると当該湾曲部分が縮径することで鎖錠片252が撓む(変位する)ことになる。また当接片片253は、端子板24における連結片243の左右両隣に設けられた切欠溝24aを前方から後方へ通過して基片241の後方側へ回り込んでいる。そして、ボディ107の収納室104内に収納された状態においては、段部253cが端子板24切欠溝24aに挿通するため、当接片253の段部253caより左側の部分が端子板24の基片242によって下方から支持される。
上述のように構成される端子板24と鎖錠ばね25は、図4に示すようにボディ107の収納室104内に収納される。そして、図7に示すように、電線挿入孔107bを通して外部から収納室104内に電線30が挿入されると、電線30の先端で押された鎖錠片252が接触片241aから離れる向き(下向き)に撓み、鎖錠片252が撓むにつれて電線30が更に挿し込まれる。そして、電線30が所定の位置まで挿入されると、鎖錠片252の先端が電線30に当接して反挿入向き(後ろ向き)に抜け止めされる。更に、鎖錠ばね25の復元力(ばね力)により鎖錠片252が電線30を接触片241aの接触面(下面)に弾接させて電線30と接触片241aを接触導通させることが出来る。
ここで、本実施形態の端子装置40では、電線30の接続時において、電線30が鎖錠片252に当たると、当接片253を支点として鎖錠片252が接触片241aから離れる向き(図7における時計回り)に鎖錠ばね25が回転する。そのため、電線30の挿入時に鎖錠片252が電線30側に巻き込まれることがなく、電線30と端子板24との接触信頼性を向上することができる。
また、一対の囲み片241cが接触片241aに設けられていることにより、電線30が単線であれば左右方向における電線30の移動範囲を囲み片241cで規制することができる。さらに、電線30が撚り線であれば素線のばらける範囲を囲み片241cで規制することができるので、電線30と端子板24との接触信頼性がさらに向上するという利点がある。しかも本実施形態では、囲み片241cの先端部分が、囲み片241b側へ突出する形状に形成しているため、電線30の移動範囲やばらける範囲をより確実に規制することができる。さらに、端子板24に囲み片241bが設けられているため、接触片241aから離れる向きの電線30の移動を規制することができる。
また本実施形態の端子装置40では、端子板24の接触片241aが電線30との当接方向(上下方向)において可撓性を有している。そのため、電線挿入孔107bに対して電線30が傾いた場合においても接触片241aが電線30の動きに追従して常に安定した接触状態を確保することができる。さらに、撚り線からなる電線30が、ばらけている場合や径の小さい(細い)電線30であっても接触片241aと鎖錠片252とで電線30を弾性挟持することにより、端子板24と鎖錠ばね25との接触状態を安定させることができる。尚、接触変241aが撓む範囲はボディ107における収納室104の内壁によって規制されているので、電線30が傾いたりした場合であっても接触片241aの塑性変形が防止できるものである。
次に解除レバー26について説明する。解除レバー26は合成樹脂成型品からなり、半円板状の支持部261と、矩形平板状の操作部262と、支持部261及び操作部262連結する略三角形板状の連結部263とを有して全体が略コ字形に形成されている。
また、一対の連結部263にはそれぞれ押動部264が突設されている。押動部264は扁平な略三角柱状に形成され、後述するように鎖錠片252と対向する側の斜面で鎖錠片252に接離自在に当接するとともに、当該斜面と反対側の角部で接触片241aに接離自在に当接する。また、解除レバー26は、その操作部262が器体106における検電孔107cから外部に露出し、当該検電孔107c内に移動自在に設けられる。ここで、操作部262の可動範囲は、検電孔107c内に設定される。そして、解除レバー26は、一対の連結部263間に接触片241aと鎖錠ばね25が配置されるようにしてボディ107の収納室104内に収納される。ここで、収納室104内には半円弧状の摺動面を有した軸受け台105が設けられており(図7参照)、収納室104内に収納された解除レバー26の支持部261が軸受け台105に載置されることにより、支持部261を支点として解除レバー26が回動自在にボディ107に支持される。
而して、端子装置40に接続された電線30を取り外すには、図7に示すように、検電孔107cを通して器体106の上面側に露出している操作部262を指で押し上げるように操作すればよい。すなわち、操作部262を検電孔107c内で上方へ押し上げるように操作すれば、支持部261を支点にして解除レバー26が時計回りに回動し、初めに押動部264の上側の角部がそれぞれ接触片241aの先端部を電線30から離れる向き(上向き)に変位させる。解除レバー26が時計回りにさらに回動すると、今度は押動部264が鎖錠片252を下方へ押圧することにより、電線30に当接している鎖錠片252を電線30から離す向きに変位させて電線30の取り外しが可能となる。
上記構成からなる本実施形態の配線器具では、検電孔107cを介して、端子装置(鎖錠ばね25の折曲片253b)40の一部が、ボディ107の上面より外部に露出している。ここで、上述の通り、端子板24及び鎖錠ばね25は、共に導電性材料から形成されていることから、検電孔107cより検電ドライバを挿し込んで検電ドライバを当接部253dに接触させることで、鎖錠ばね25を介して端子板24に対する検電を行うことができる。
従って、本実施形態の配線器具では、電線の接続作業を容易に行うことができると共に、容易に検電を行うことができる。
また、検電孔107cが、解除レバー26における連結部263の一部が移動するスペースとして兼用されることから、前記スペースを別途設ける必要がなくなり、配線器具の構造を簡略化することができる。
また、鎖錠ばね25の折曲片253b及び端子板24の接触片241aが、検電孔107cの貫通方向(上下方向)に重ねて配置されていることから、速結端子部20において検電ドライバが接触する箇所の強度を高めることができる。
また、鎖錠ばね25の折曲片253bが、端子板24の接触片241aよりも検電孔107c側に配置されていることから、検電ドライバが、端子板24の接触片241aに直接触れることがなく、端子板24が傷つくことを防止することができる。
(実施形態2)
以下、図面を参照して本発明に係る配線器具の実施形態を図8〜13を用いて詳細に説明する。この配線器具は、図8に示すように、器体10と当該器体10内に収納される端子装置20とから構成さる。そして、本実施形態の配線器具は、図9に示すように、施工面50に形成される図示しない埋め込み孔に器体10の前面を露出させた状態で埋め込み設置される。ここで、前記埋め込み孔は、器体10の前面を露出させる貫通孔51aを有したカバー51によって閉塞される。なお、本実施形態の配線器具は、施工面50に埋め込み設置されるが、設置の形態はこれに限定されず、施工面50から一部または全部が露出して設けられていてもよい。以下の説明では図8における上下左右を基準とし、上下左右方向と直交する方向を前後方向として説明を行う。
器体10は、合成樹脂材料からなり、前面が開口する矩形箱状に形成されたボディ101と。合成樹脂材料によって後面が開口する矩形箱状に形成されてボディ101の前面開口を塞ぐように当該ボディ101と結合されるカバー102とから構成される。
ボディ101は、図10に示すように、前面が開口する矩形箱状に形成され、上下方向略中央には、当該ホディ101内を上下に2分する隔壁101aが形成され、当該隔壁101aを挟んで2つの収納室104が設けられる。そして、各収納室104には、端子装置20がそれぞれ収納される。
また、図11に示すように、ボディ101の後面において各収納室104に対応する箇所には、当該収納室104に連通して外部から電線30が挿入される一対の電線挿入孔101bが左右方向に並設される。すなわち、本実施形態における配線器具は、送り配線用を含めて最多で4本の電線が接続可能となっている。
また、図8、11に示すように、ボディ101の上面(上側側面)には、左右方向に一対の検電孔101dが形成されている。ここで、検電孔101dは、後述する接触部213に対向する位置に形成される。
カバー102は、前面に上下方向に沿って一対のプラグ挿入孔(機能部)102aが形成され、更に、カバー102内には、内側からプラグ挿入孔102aを塞ぐ開閉扉109が設けられている。なお、開閉扉109は、プラグ挿入孔102aにコセントプラグが挿し込まれることで開き、コンセントプラグが引き抜かれることで閉じるものとなっている。つまり、カバー102の前面が機能面Sとして働く。また、カバー102の前面略中央からは、当該カバー102内を上下に2分すると共に、先端部がボディ101の隔壁101aに当接し、当該隔壁101aと共に器体10内を上下に二分する隔壁102dが形成されている。なお、本実施形態では、機能面Sにプラグ挿入孔102aが形成されたコンセント装置を記載しているが、配線器具の種類はコンセント装置に限定されず、例えば機能面にスイッチを有したスイッチ装置や人感センサ等であってもよい。
次に、ボディ101とカバー102を結合して器体10を組み立てる構造について説明する。本実施形態においては、ボディ101とカバー102との双方に設けた嵌合部101e、102fに係合部材103を凹凸嵌合することでボディ101とカバー102とを結合して器体10を組み立てるようになっている。
端子装置20は、図8に示すように、端子板21と、電線挿入孔101bより挿入される電線30を径方向から端子板21に接触させるとともに電線30の抜け止めを行う錠ばね22と、電線30の接続状態を解除するための解除レバー23とを備えている。
端子板21は、図12に示すように、金属からなり、略矩形板状のベース板211と、ベース板211の左右両端から各々垂設される一対の対向壁212と、対向壁212の先端が左右方向外側へ折曲されてなる接触部213と、刃受け部214とから構成される。
刃受け部214は、ベース板211の前端から延設される平型栓刃用の刃受け部215と、一対の対向壁212の前端から各々延設される丸型栓刃用の刃受け部216とを備えている。
そして、端子板21は、図13に示すように、2つの収納室104にそれぞれ配設され、ベース板211を隔壁101aに当接させた状態で配置され、接触部213がボディ101の側面に当接する。ここで、上側の収納室104に配設された端子板21は、接触部213がボディ101の上側側面に当接し、下側の収納室104に配設された端子板21は、接触部213がボディ101の下側側面に当接する。
そして、上記のように収納室104に配設された端子板21の接触部213は、ボディ101の上面に形成された検電孔101dから外部に露出する。
鎖錠ばね22は、図8に示すように、弾性を有する導電性の板材(例えば、金属板)を折曲してなり、端子板21における対向壁212と接触部213とに対向して配置される。つまり、鎖錠ばね22は、1つの端子板21に対して2つ設けられる。
そして、鎖錠ばね22は、ばね性を有して一端部が端子板21の接触部213を押圧する断面略S字状の押圧部221と、押圧部221よりも後方で一端が接触部213に当接する鎖錠部222と、押圧部221の他端及び鎖錠部222の他端を連結する連結部223とからなる。
そして、鎖錠部222は、連結部223と一体に断面略V字状に形成されてばね性を有し、電線30の挿入方向へ向かうに従って接触部213側へ傾斜し、電線30を接触部213側へ押圧すると共に、電線30に食い込んで抜け止めを行う。
また、押圧部221の一端は、接触部213の下面に当接すると共に当該接触部213を介して検電孔101dに対向している。つまり、接触部213の下面に押圧部221が当接し、接触部213の上面が検電孔101dを介して外部に露出している。なお、本実施形態では、端子板21の接触片213が、検電孔101dを通じて外部に露出しているが実施の形態はこれに限定されず、鎖錠ばね22の一部も検電孔101dを通じて外部に露出していてもよい。
解除レバー23は、図13に示すように、合成樹脂材料から略直方体状に形成されて後面がボディ101の底面に当接した状態で配設される。そして、解除レバー23は、後面に突片231が突設され、当該突片231がボディ101の後面に形成される貫通孔101c内に突出する(図13参照)。また、解除レバー23の前面に左右方向に一対の押圧突片232が形成され、各押圧突片232は、鎖錠ばね22の鎖錠部222に後方から当接する。
また、速結端子部20(端子板21及び鎖錠ばね22)は、カバー102の前面から後方へ向けて突設されるリブ102b、102cにより前方への移動が規制されている。
以下、端子板2と電線Bとの接続方法について説明する。先ず、電線30の先端部の被覆を剥がして露出させた芯線30aを電線挿入孔101bを介して器体10内部に挿入する。この時、芯線30aの先端部が、鎖錠ばね22の鎖錠部222を押圧することで鎖錠部222が連結部223に向かう方向に撓み、芯線30aが挿入方向に更に挿入可能となる。芯線30aを更に挿入すると、芯線30aの先端部が押圧部221を押圧することで押圧部221が連結部223に向かう方向に撓み、芯線30aが、押圧部221と端子板21の接触部213との間で挟持される。これにより、電線30が端子板21と機械的且つ電気的に接続される。
ここで、押圧部221は、ばね性を有していることから、接触部213に向かう方向に復元力が働き、芯線30aは押圧部221の押圧力によって接触部213に所定の圧で接触する。また、芯線30aを引き抜こうとすると、鎖錠部222が芯線30aに食い込むことで芯線30aが抜け止めされるので、電線30と端子板21との接続を容易に解除できないようになっている。
また、電線30と端子板21との接続を解除する際には、器体30の貫通孔101cを介して解除レバー23の突変231を押圧する。これにより、解除レバー23が前方へ移動し、当該解除レバー23における押圧突片232が、鎖錠ばね22の鎖錠部222を接続部213側へ撓ませる。これにより、電線30に対する抜け止めが解除され、当該30を器体10内から容易に引き抜くことが可能となる。
上記構成からなる本実施形態の配線器具では、器具10に収納された速結端子20の端子板21が、器具(ボディ101)10に形成された検電孔101dから、外部に露出している。そのため、例えば検電ドライバ等の検査器具を検電孔101dに挿し込むことで、検電を容易に行うことができる。なお、本実施形態では、検電孔101dが、器体10の側面(図8における上面)に形成されているが、検電孔101dの位置はこれに限定されず、器体10におけるその他の面(例えば、前面や後面)等に形成されていてもよい。ここで、検電孔101dは、器体10において後方側に形成されることがより好ましい。
また、本実施形態では、一対の検電孔101dが、ボディ101の上面にのみ形成されているが、上面と下面との両方に形成されていてもよい。
従って、本実施形態の配線器具では、電線の接続作業を容易に行うことができると共に、容易に検電を行うことができる。
また、接触部213の下面に押圧部221が当接し、接触部213の上面が検電孔101dを介して外部に露出していることから、導電部である端子板21(接触部213)に検電ドライバが直接接触し、より正確に検電を行うことができる。
24 端子板
25 鎖錠ばね
26 解除レバー
40 端子装置
106 器体
107 ボディ
107b 電線挿入孔
107c 検電孔
108 カバー
109 開閉扉
108b プラグ挿入孔
本発明の実施形態1における配線器具の斜視図を示す。 同上における配線器具を施工面に設置した際の正面図を示す。 同上における配線器具の上面図を示す。 同上における配線器具の要部断面図を示す。 同上における配線器具が備える端子装置の分解斜視図を示す。 同上における配線器具が備える端子装置の断面図を示す。 同上における配線器具に電線を接続した際の要部断面図を示す。 本発明の実施形態2における配線器具の断面図を示す。 同上における配線器具を施工面に設置した際の正面図を示す。 同上における配線器具のボディの正面斜視図を示す。 同上における配線器具の斜視図を示す。 同上における配線器具が備える端子板の斜視図を示す。 同上における配線器具の断面図を示す。

Claims (5)

  1. 表面に電線挿通孔が形成される器体と、
    前記電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板、及び前記端子板との間で前記電線を狭持すると共に当該電線の抜け止めを行う鎖錠ばねを有する端子装置とを備え、
    前記器体は、前記端子板または前記鎖錠ばねを露出させる検電孔が形成されることを特徴とする配線器具。
  2. 前記端子装置は、前記鎖錠ばねを押し動かす押動部と、当該押動部から延設されて前記器体から外部に露出する操作部とを具備する操作レバーを備え、
    前記操作部が操作されることで、前記押動部が前記鎖錠ばねを押し動かし前記電線に対する抜け止めが解除され、
    前記操作レバーの少なくとも一部が、前記操作部の移動に伴って検電孔内を移動することを特徴とする請求項1記載の配線器具。
  3. 前記端子装置は、前記検電孔と対向する位置において当該検電孔の貫通方向に前記端子板と前記鎖錠ばねとが重ね合わされていることを特徴とする請求項1または2記載の配線器具。
  4. 前記端子装置は、前記鎖錠ばねが前記検電孔から露出するように配置されることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の配線器具。
  5. 前記端子装置は、前記端子板が前記検電孔から露出するように配設されることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の配線器具。

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