JP2012048603A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の表示ユニットごとに取付位置が異なっていても、変更すべき部品を最小限に抑えて、ほぼ全ての機器部品の共通化を図ることができる表示装置を提供する。
【解決手段】 第1の表示ユニット4を表示フレーム21に取り付ける場合と、第2の表示ユニット5を表示フレーム21に取り付ける場合とで、保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置を、取付変更部材23によって変更することができる。このため、第1、第2の表示ユニット4、5の機能が異なり、これに伴って第1、第2の各表示ユニット4、5の取付位置が異なっても、表示フレーム21、保持フレーム22、および取付変更部材23によってプラットホーム化することができ、これにより変更すべき部品を第1、第2の表示窓枠12、13のみの最小限に抑えて、ほぼ全ての機器部品の共通化を図ることができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、電子辞書、小型電子式計算機、携帯電話機、情報処理端末機などの電子機器に用いられる表示装置に関する。
例えば、電子辞書などの電子機器においては、特許文献1に記載されているように、表示ユニットを有する第1ケースと、キーボードを有する第2ケースとを、ヒンジ部によって回転可能に連結し、このヒンジを中心に第1、第2の各ケースが回転して開閉することにより、折り畳み可能に構成されたものが知られている。
特開2005−165927号公報
このような電子機器では、国語辞書や英語辞書などの辞書機能に応じて複数の機種があり、この複数の機種に応じて、キーボードの各キーに異なるキー表示を設ける必要がある。このため、このような電子機器においては、各機種に応じてキーボードの各キーに対応するキー表示が施された複数のキー表示パネルを用意し、機種に応じてキー表示パネルを交換するだけで、キー表示パネル以外の部品の共通化を図り、在庫管理、製造管理を簡素化している。
ところで、このような電子機器では、更なる多機能化に伴ってキーボード以外に表示ユニットも機種によって異なるものが開発されている。例えば、表示ユニットとして、表示パネルの表面に透明なタッチパネルを配置した機種、あるいは表示パネルを備えているが、透明なタッチパネルを備えていない機種などがあり、その機種によって機器ケースである第1ケースに対する表示パネルの取付位置が異なる場合がある。
すなわち、表示パネルの表面に透明なタッチパネルを配置した機種においては、タッチパネルを表示パネルよりも大きく形成し、このタッチパネルにおける表示パネルの表示領域外に位置する箇所にアイコン部を設けて入力操作性を向上させている。このため、このようなタッチパネルを有する機種では、タッチパネルを第1ケースの表面における中央部分に対応させて設置すると、タッチパネルがアイコン部を有していることにより、このアイコン部の部分だけ表示パネルが第1ケースの中央部分からずれた状態で配置されることになる。
また、タッチパネルを備えていない機種においては、表示パネルを第1ケースの表面における中央部分に対応させて設置する必要があるため、タッチパネルを備えている機種の場合に対して表示パネルの取付位置を変更しなければならず、このため機能が異なる表示ユニットごとに機器ケースである第1ケースを製作する必要がある。
このように、この従来の電子機器では、キーボードの機能に伴う異なる機種ごとに応じてキー表示パネルを交換することにより、キー表示パネル以外の部品の共通化を図ることができても、表示ユニットの機能に応じて表示パネルの取付位置が異なると、これに伴って表示ユニットごとに機器ケースである第1ケースの取付部品が異なってしまい、機器部品の共通化を図ることができないという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、複数の表示ユニットごとに取付位置が異なっていても、変更すべき部品を最小限に抑えて、ほぼ全ての機器部品の共通化を図ることができる表示装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、機能が異なる複数の表示ユニットのいずれかを搭載する表示フレームと、この表示フレームの外周に位置して前記表示フレームが取り付けられるほぼ枠状の保持フレームと、この保持フレームに対する前記表示フレームの取付位置を前記複数の表示ユニットのそれぞれに応じて変更可能に取り付ける取付変更部材とを備えていることを特徴とする表示装置である。
請求項2に記載の発明は、前記取付変更部材が、前記表示フレームの一側部とこれに対応する前記保持フレームの一側部との間、または前記表示フレームの前記一側部に対し反対側に位置する他側部とこれに対応する前記保持フレームの他側部との間におけるその両者間のいずれかに取り付けられることにより、前記保持フレームに対する前記表示フレームの取付位置を前記複数の表示ユニットのそれぞれに応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置である。
請求項3に記載の発明は、前記複数の表示ユニットとして、第1の表示ユニットと第2の表示ユニットとが含まれ、前記第1の表示ユニットは、前記表示フレームに組み込まれて情報を表示する表示部と、この表示部の表示面側を覆って配置され、且つ前記表示部の表示面よりも大きく形成された透明なタッチパネルとを備えた構成であり、前記第2の表示ユニットは、前記透明なタッチパネルを除いて、前記第1の表示ユニットとほぼ同じ構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置である。
請求項4に記載の発明は、前記透明なタッチパネルが、前記表示部の表示領域に対応するタッチ入力表示部と、前記表示部の表示領域外に位置するタッチ入力機能部とを備えていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置である。
請求項5に記載の発明は、前記複数の表示ユニットのそれぞれに応じて前記保持フレームに対する前記表示フレームの取付位置が変更するのに伴って、表示開口部がそれぞれ異なる複数の表示窓枠を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の表示装置である。
この発明によれば、機能が異なる複数の表示ユニットのうち、1つの表示ユニットを表示フレームに取り付ける場合と、機能が異なる他の表示ユニットを表示フレームに取り付ける場合とで、保持フレームに対する表示フレームの取付位置を、取付変更部材によって変更することができる。このため、複数の表示ユニットの機能が異なり、これに伴って各表示ユニットの取付位置が異なっても、表示フレーム、保持フレーム、および取付変更部材によってプラットホーム化することができ、これにより変更すべき部品を最小限に抑えて、ほぼ全ての機器部品の共通化を図ることができる。
この発明を電子辞書に適用した一実施形態を示した使用時における正面図である。 図1に示された電子辞書において第1の表示ユニットを搭載した場合の第1ケースを示した拡大正面図である。 図2に示された第1ケースに組み込まれている第1の表示ユニットを示した正面図である。 図2に示された第1ケースの各断面を示し、(a)は図2のA−A矢視における拡大断面図、(b)は図2のB−B矢視における拡大断面図である。 図4に示された第1ケース内の表示フレームを示した斜視図である。 図5に示された表示フレームの正面図である。 図4に示された第1ケース内の保持フレームを示した斜視図である。 図7に示された保持フレームの正面図である。 図4に示された第1の表示ユニットにおける取付変更部材を示した拡大斜視図である。 図9に示された取付変更部材の拡大平面図である。 図9に示された取付変更部材の拡大側面図である。 図1に示された電子辞書において第2の表示ユニットを搭載した場合の第1ケースを示した拡大正面図である。 図12に示された第1ケースに組み込まれている第2の表示ユニットを示した正面図である。 図12に示された第1ケースの各断面を示し、(a)は図12のC−C矢視における拡大断面図、(b)は図12のD−D矢視における拡大断面図である。
以下、図1〜図14を参照して、この発明を電子辞書に適用した一実施形態について説明する。
この電子辞書は、図1に示すように、第1ケース1と第2ケース2とをヒンジ部3によって回転可能に連結し、このヒンジ部3を中心に第1、第2の各ケース1、2を回転させて開閉させることにより、第1、第2の各ケース1、2を折り畳んで閉じたり、また展開させて開いたりするように構成されている。
この場合、第1ケース1は、図1に示すように、ほぼ四角形状に形成されており、その内部には、後述する2種類の第1、第2の表示ユニット4、5のいずれか一方(図1では第1の表示ユニット4)が設けられている。第2ケース2は、第1ケース1と同じ形状で同じ大きさに形成されており、その内部には、キーボード6、タッチ入力部7、およびスピーカ部8が設けられている。
ヒンジ部3は、図1に示すように、第1ケース1の一辺部(図1では下辺部)における両側に設けられた一対の第1ヒンジカバー部3aと、この一対の第1ヒンジカバー部3a間に対応する第2ケース2の一辺部(図1では上辺部)に設けられた第2ヒンジカバー部3bと、一対の第1ヒンジカバー部3aおよび第2ヒンジカバー部3bの両者における各内部に跨って配置されてその両者を回転可能に連結する後述するヒンジ機構部9とを備えている。
これにより、第1ケース1と第2ケース2とは、図1に示すように、ヒンジ部3のヒンジ機構部9を中心に回転して開くと、第1ケース1内に設けられた第1の表示ユニット4が上面側に露呈すると共に、第2ケース2のキーボード6、タッチ入力部7、およびスピーカ部8が上面側に露呈し、この状態で第1の表示ユニット4に表示された情報を見ながらキーボード6をキー操作して使用するように構成されている。
また、この第1ケース1と第2ケース2とは、図1においてヒンジ部3のヒンジ機構部9を中心に回転して閉じると、第1ケース内に設けられた第1の表示ユニット4が第2ケース2のキーボード6、タッチ入力部7、およびスピーカ部8に対面した状態で、第1ケース1と第2ケース2とが互いに重なり合い、この状態でコンパクトに折り畳まれて携帯できるように構成されている。
この場合、第2ケース2のキーボード6は、図1に示すように、文字キー、カーソルキー、ファンクションキーなどの辞書機能に必要な各種のキーを備え、これら各キーが、第1ケース1内の第1の表示ユニット4に対面するように、第2ケース2の上面に露出し、この露出した各キーが押圧操作されることにより、キー情報が得られるように構成されている。
このキーボード6も、先行文献と同様、国語辞書や英語辞書などの辞書機能に応じてキーボードの各キーに対応するキー表示が施された複数のキー表示パネルを用意し、辞書機能に応じてキー表示パネルを交換することにより、キー表示パネル以外の部品の共通化を図り、在庫管理、製造管理を簡素化するように構成されている。
また、この第2ケース2のタッチ入力部7は、手書きの情報を入力する手書き入力部である。すなわち、このタッチ入力部7は、図示しないが、タッチ操作によって情報を入力する透明なタッチパネルと、情報を電気光学的に表示する表示パネルとを備え、透明なタッチパネルの下面に表示パネルを配置して重ね合わせ、この状態で透明なタッチパネルを通して表示パネルに表示された情報が見えるように構成されている。
これにより、このタッチ入力部7は、透明なタッチパネルに入力ペンを接触させて移動させると、その入力ペンの接触移動に応じた手書き情報が入力されると共に、その手書き情報が表示パネルに表示されるように構成されている。また、スピーカ部8は、音声などの音を発生させるためのものであり、後述する第1ケース1内に設けられた第1の表示ユニット4に表示された情報を音声で発生することにより、漢字の読み方、英語などの外国語の単語や文章を発音するように構成されている。
ところで、第1ケース1は、図2および図4に示すように、ケース本体10と、このケース本体10の外周に沿って装着されるほぼ枠状の化粧パネル11と、この化粧パネル11に取り付けられる2種類の第1、第2の各表示窓枠12、13とを備え、これらの内部に図3および図13に示すような2種類の第1、第2の各表示ユニット4、5のいずれか一方が収納されるように構成されている。
この第1ケース1におけるケース本体10は、アルミニウムなどの金属板からなり、その外周部には、図4(a)および図4(b)に示すように、側縁部10aがほぼ垂直に折り曲げられて形成されている。化粧パネル11は、合成樹脂からなり、全体がほぼ枠状に形成されている。すなわち、この化粧パネル11は、図4(a)および図4(b)に示すように、断面がL字状に形成されている。
この場合、化粧パネル11の起立した部分には、図4(a)および図4(b)に示すように、ケース本体10の側縁部10aが装着するケース装着部16が形成されている。また、この化粧パネル11の水平な部分には、図4および図14に示すように、2種類の第1、第2の各表示窓枠12、13の各外周に位置する各縁部12a、13aのいずれかが装着する窓枠装着部17が形成されている。
2種類の第1、第2の各表示窓枠12、13は、それぞれ合成樹脂からなり、図2および図12に示すように、全体がほぼ平板状に形成され、そのほぼ中央部分に異なる大きさの表示開口部18、19がそれぞれ形成された構成になっている。この場合、第1の表示窓枠12は、図2および図4に示すように、全体が平板状に形成され、その中央部分に表示開口部18が設けられた構成になっている。この第1の表示窓枠12の表示開口部18は、第1ケース1内に収納される後述する第1の表示ユニット4に応じて、第2の表示窓枠13の表示開口部19よりも横方向(図2では左右方向)の長さが長く形成されている。
また、第2の表示窓枠13は、図12および図14に示すように、第1ケース1内に収納される第2の表示ユニット5に応じて、その外周の縁部13aから中心部に向けて第1ケース1の斜め下側(図14(a)および図14(b)では斜め上側)に傾斜する傾斜部13bが形成され、この傾斜部13bの内周側に位置する中央部分に表示開口部19が設けられた構成なっている。この第2の表示窓枠13の表示開口部9は、後述する第2の表示ユニット5に応じて、第1の表示窓枠12の表示開口部18よりも横方向(図12では左右方向)の長さが短く形成されている。
一方、2種類の第1、第2の各表示ユニット4、5のうち、第1の表示ユニット4は、図3および図4に示すように、表示部20と透明なタッチパネル24とを備えた構成になっている。また、第2の表示ユニット5は、図13および図14に示すように、透明なタッチパネル24を除いて、第1の表示ユニット4とほぼ同じ構成になっている。
この場合、表示部20は、図4および図14に示すように、表示パネル20a、バックライトパネル20b、および回路基板20cを重ね合わせた構成になっている。表示パネル20aは、液晶表示素子やEL(エレクトロルミネッセンス)表示素子などの平面型の表示素子からなり、辞書機能に必要な情報を電気光学的に表示するように構成されている。バックライトパネル20bは、図4および図14に示すように、表示パネル20aの裏面(図4(a)では上面)に配置されて、表示パネル20aをその裏面側から照明するように構成されている。
回路基板20cは、表示パネル20aを駆動するための駆動用の回路基板であり、図4および図14に示すように、バックライトパネル20bの裏面(図4(a)では上面)に配置されている。この回路基板20cには、フレキシブルな配線フィルム25によって表示パネル20aが電気的に接続されている。この場合、配線フィルム25には、表示パネル20aを駆動するためのLSI(大規模集積回路)などの駆動素子25aが搭載されている。
透明なタッチパネル24は、図3および図4に示すように、後述するアイコン部37を有し、表示部20の表示パネル20aの表示面(図4(a)では下面)を覆って配置されている。すなわち、この透明なタッチパネル24は、これを通して表示部20の表示パネル20aに表示された情報が見え、この表示された情報を見ながら、その表面(図4(a)では下面)をタッチ操作することによりタッチ情報が得られるように構成されている。
ところで、第1、第2の各表示ユニット4、5のいずれかは、図4および図14に示すように、表示部20が取り付けられる表示フレーム21と、この表示フレーム21の外周に位置して表示フレーム21が取り付けられるほぼ枠状の保持フレーム22と、この保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置を変更可能に取り付けるための取付変更部材23とによって、表示装置として構成され、第1ケース1内に組み込まれるように構成されている。
すなわち、ここで称する表示装置とは、機能が異なる第1、第2の各表示ユニット4、5のいずれか一方が取り付けられる表示フレーム21と、この表示フレーム21が取り付けられるほぼ枠状の保持フレーム22と、この保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置を変更可能に取り付けるための取付変更部材23とを備えた構成のものである。
この表示装置における表示フレーム21は、図3および図4に示すように、表示部20が組み付けられるものであり、合成樹脂に形成されている。この表示フレーム21は、図5および図6に示すように、表示部20のほぼ周囲を囲う枠状部21aと、この枠状部21a内に張り渡されて表示部20の裏面(図4(b)では回路基板20cの上面)を押える押え片21bとを備えているほか、表示部20が表示面側(図3では下面側)から抜け出して脱落するのを防ぐための押え金具21cを更に備えている。
これにより、表示フレーム21は、図4および図14に示すように、表示パネル20a、バックライトパネル20b、および回路基板20cを重ね合わせ、この状態で枠状部21a内に配置されて表示パネル20aの表示面(図4(b)では下面)の縁部が押え金具21cによって押えられることにより、回路基板20cが押え片21bに押し付けられて、表示パネル20aの表示面側が図4および図14において下側に露呈した状態で、組み込まれるように構成されている。
この場合、表示フレーム21の横方向(図6では左右方向)における両側の各側辺部のうち、一方(図6では右側)の側辺部における中間部には、図6に示すように、第1保持取付片26が設けられている。この第1保持取付片26には、図4および図6に示すように、ビス28が挿入するビス挿入孔26aが上下に貫通して設けられている。また、この表示フレーム21の他方(図6では左側)の側辺部における中間部には、第2保持取付片27が設けられている。この第2保持取付片27にも、ビス28が挿入するビス挿入孔27aが上下に貫通して設けられている。
保持フレーム22は、ステンレスなどの金属からなり、図3および図4に示すように、表示フレーム21の外周を囲うほぼ枠状に形成され、合成樹脂製の取付枠29を介してケース本体10内に組み込まれるように構成されている。すなわち、この保持フレーム22は、図7および図8に示すように、横方向(図8では左右方向)に長いほぼ長方形の枠状に形成されている。これにより、この保持フレーム22は、図4および図14に示すように、その内部に表示フレーム21が片側(図4(a)および図4(b)では左側)に片寄った状態で配置されるように構成されている。
この場合、保持フレーム22の上辺部には、図7および図8に示すように、その左右方向に沿って複数の位置決め孔30が設けられている。また、表示フレーム21の上辺部には、図5および図6に示すように、保持フレーム22の複数の位置決め孔30のいずれかに挿入する複数の位置決め突起31が左右方向に沿って所定間隔で設けられている。これにより、表示フレーム21は、その位置決め突起31が保持フレーム22の位置決め孔30に挿入すると、保持フレーム22に対する上下辺方向および左右辺方向の位置が規制されるように構成されている。
また、この保持フレーム22の横方向における両側の各側辺部のうち、一方(図8では右側)の側辺部における中間部には、図8に示すように、第1表示取付片32が設けられている。この第1表示取付片32には、図4(a)および図8に示すように、ビス28が螺着するねじ孔32aが設けられている。また、この保持フレームの他方(図8では左側)の側辺部における中間部には、第2表示取付片33が設けられている。この第2表示取付片33にも、ビス28が螺着するねじ孔33aが設けられている。
また、取付変更部材23は、保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置を変更するためのものであり、図3および図4に示すように、透明なタッチパネル24を有する第1の表示ユニット4が組み込まれる場合には、表示フレーム21の右側に位置する側辺部と保持フレーム22の右側に位置する側辺部とに跨って取り付けられ、また透明なタッチパネル24を有しない第2の表示ユニット5が組み込まれる場合には、図13および図14に示すように、表示フレーム21の左側に位置する側辺部と保持フレーム22の左側に位置する側辺部とに跨って取り付けられるように構成されている。
すなわち、この取付変更部材23は、図9〜図11に示すように、金属からなるほぼ平板状に形成されている。この場合、取付変更部材23は、その中間部に段差部23aが形成されていることにより、図3および図4に示すように、一側部(図4(a)では右側部)の第1固定部34が保持フレーム22の第1表示取付片32の下面に配置されるように一段低く形成されている。
また、この取付変更部材23は、図3および図4に示すように、その他側部(図3では左側部)の第2固定部35が表示フレーム21の第1保持取付片26の上面に配置されるように一段高く形成されている。さらに、この取付変更部材23における第1固定部34の端部(図3では右端部)には、フック部23bが設けられている。
この場合、取付変更部材23の一段低く形成された第1固定部34には、図3、図9〜図11に示すように、ビス28が挿入するビス挿入孔34aが上下に貫通して設けられている。また、この取付変更部材23の一段高く形成された第2固定部35には、ビス28が螺着するねじ孔35aが設けられている。
これにより、この取付変更部材23は、図4(a)および図4(b)に示すように、その一段低く形成された第1固定部34が保持フレーム22の第1表示取付片32の下面に配置されて、フック部23bが保持フレーム22の外端部に係止されると、一段高く形成された第2固定部35が表示フレーム21の第1保持取付片26の上面に配置されるように構成されている。
このため、この取付変更部材23は、図4(a)および図4(b)に示すように、第1固定部34のビス挿入孔34aが第1表示取付片32のねじ孔32aに対応し、この状態でビス28によって第1固定部34が保持フレーム22の第1表示取付片32に取り付けられるように構成されている。
また、この取付変更部材23は、第2固定部35のねじ孔35aが第1保持取付片26のビス挿入孔26aに対応し、この状態でビス28によって第2固定部35が表示フレーム21の第1保持取付片26に取り付けられるように構成されている。これにより、表示フレーム21は、図4(a)および図4(b)に示すように、取付変更部材23によって保持フレーム22内において片側(図4(a)および図4(b)では左側)に片寄って配置された状態で、保持フレーム22に取り付けられるように構成されている。
このときには、表示フレーム21は、その左側に位置する第2保持取付片27が保持フレーム22の左側に位置する第2表示取付片33の下側に配置されて、第2保持取付片27のビス挿入孔27aが第2表示取付片33のねじ孔33aに対応し、この状態でビス28によって第2保持取付片27が保持フレーム22の第2表示取付片33に取り付けられるように構成されている。
また、第1の表示ユニット4の透明なタッチパネル24は、第1の表示窓枠12によって表示部20の表示パネル20aに押し付けられた状態で、第1ケース1内に組み込まれるように構成されている。この場合、第1の表示窓枠12は、図4(a)および図4(b)に示すように、その外周に位置する縁部12aが第1ケース1における化粧パネル11の窓枠装着部17に取り付けられるように構成されている。
これにより、透明なタッチパネル24は、図4(a)および図4(b)に示すように、その外周の縁部が、第1の表示窓枠12における表示開口部18の内周に位置する縁部によって、第1ケース1内の表示フレーム21に押し付けられた状態で、組み込まれるように構成されている。また、この透明なタッチパネル24は、第1ケース1内の表示フレーム21に組み込まれた状態で、フレキシブルな配線フィルム36によって回路基板20cと電気的に接続されている。
この場合、透明なタッチパネル24は、図3および図4に示すように、そのタッチ領域が表示部20の表示パネル20aにおける表示領域よりも大きく形成されている。すなわち、このタッチパネル24は、図3および図4に示すように、その外形の大きさが表示部20を収納する表示フレーム21の外形よりも大きく形成され、且つ保持フレーム22の内形とほぼ同じ大きさか、それよりも少し小さく形成されている。
これにより、透明なタッチパネル24は、図3および図4に示すように、タッチ入力機能部としてのアイコン部37が表示部20の表示パネル20aの右側に位置する箇所に対応して設けられた構成になっている。すなわち、この透明なタッチパネル24のアイコン部37は、表示パネル20aから取付変更部材23が設けられた表示フレーム21の右側に位置する箇所に対応して設けられている。
このアイコン部37は、図3および図4に示すように、タッチパネル24の裏面(図4(a)では上面)に、複数のアイコン表示37aが施されたシートが貼り付けられ、このシートに表示された複数のアイコン表示37aに対する箇所の表面(図4(a)では下面)をタッチ操作することにより、アイコン表示37aに応じた機能が実行されるように構成されている。
また、この透明なタッチパネル24は、図2および図3に示すように、その外周縁部が第1ケース1の下面、つまり第1の表示窓枠12における表示開口部18の内周に位置する縁部によって押え付けられていることにより、タッチパネル24のタッチ入力領域(アイコン部37を含む)が第1の表示窓枠12の表示開口部18に対応して外部に露呈し、この状態で第1の表示窓枠12の表示開口部18を通してタッチ操作が行えるように構成されている。
一方、第2の表示ユニット5は、図12〜図14に示すように、第1の表示ユニット4における透明なタッチパネル24を除いて、第1の表示ユニット4とほぼ同じ構成であり、これに伴って保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置が第1の表示ユニット4と異なるように構成されている。
すなわち、この第2の表示ユニット5は、図13および図14に示すように、表示フレーム21が保持フレーム22内において、第1の表示ユニット4の場合と反対方向における片側(図14(a)および図14(b)では右側)に片寄った状態で配置されるように構成されている。
このため、取付変更部材23は、図14(a)に示すように、その一段低く形成された第1固定部34が保持フレーム22の左側に位置する第2表示取付片33の下面に配置されて、フック部23bが保持フレーム22の左側に位置する外端部に係止され、一段高く形成された第2固定部35が表示フレーム21の左側に位置する第2保持取付片27の上面に配置されるように構成されている。
このときにも、取付変更部材23は、図14(a)に示すように、第1固定部34のビス挿入孔34aが第2表示取付片33のねじ孔33aに対応し、この状態でビス28によって第1固定部34が保持フレーム22の第2表示取付片33に取り付けられているように構成されている。
また、この取付変更部材23は、図14(a)に示すように、第2固定部35のねじ孔35aが第2保持取付片27のビス挿入孔27aに対応し、この状態でビス28によって第2固定部35が表示フレーム21の第2保持取付片27に取り付けられているように構成されている。これにより、表示フレーム21は、図13および図14(a)に示すように、取付変更部材23によって保持フレーム22内において片側(図13では右側)に片寄って配置された状態で、保持フレーム22に取り付けられている。
このときには、表示フレーム21は、図14(b)に示すように、その右側に位置する第1保持取付片26が保持フレーム22の右側に位置する第1表示取付片32の下側に配置されて、第1保持取付片26のビス挿入孔26aが第1表示取付片32のねじ孔32aに対応し、この状態でビス28によって第1保持取付片26が保持フレーム22の第1表示取付片32に取り付けられるように構成されている。
この場合、表示フレーム21は、第2の表示窓枠13の外周に位置する縁部13aが化粧パネル11の窓枠装着部17に取り付けられて、第2の表示窓部13における表示開口部19の内周に位置する縁部が、表示部20の表示パネル20aにおける表示面の外周の縁部を押え付けることにより、第1ケース1内に組み込まれるように構成されている。
これにより、第2の表示ユニット5における表示部20の表示パネル20aは、図12および図13に示すように、第1ケース1の下面、つまり第2の表示窓枠13の中央部分に対応して配置された状態で、その表示領域が第2の表示窓枠13の表示開口部19に対応して外部に露呈し、この状態で表示パネル20aに表示された情報が第2の表示窓枠13の表示開口部19を通して外部から見えるように構成されている。
なお、保持フレーム22の横方向(図4では左右方向)の外側部には、図3および図13に示すように、ヒンジ機構部9の第1ヒンジアーム40がそれぞれ取り付けられている。この場合、ヒンジ機構部9は、第1ヒンジアーム40が取り付けられる第1ヒンジ軸41と、第2ケース2内に設けられた第2ヒンジアーム42が取り付けられる第2ヒンジ軸43と、この第1、第2の各ヒンジ軸41、43間に配置されてその両者に負荷を付与するばね部材44とを備えている。
これにより、ヒンジ機構部9は、図1、図3および図13に示すように、第1ヒンジ軸41と第2ヒンジ軸43とが、第1、第2の各ヒンジカバー部3a、3bで覆われた状態で、回転可能に連結され、この第1、第2の各ヒンジ軸41、43を中心に、第1、第2の各ケース1、2が回転して開閉するように構成されている。
次に、このような電子辞書の第1ケース1に第1、第2の各表示ユニット4、5のいずれかを組み込む場合について説明する。
まず、第1ケース1に第1の表示ユニット4を組み込む場合について説明する。このときには、図4(a)および図4(b)に示すように、表示部20を表示フレーム21に組み付ける。
すなわち、表示フレーム21内に、回路基板20c、バックライトパネル20b、および表示パネル20aをその順で下側から組み込んで重ね合わせる。このときには、表示パネル20aを配線フィルム25によって回路基板20cと電気的に接続する。この状態で、表示パネル20aの表示面(図4(a)および図4(b)では下面)の縁部を押え金具21cで押え付けて、回路基板20cを押え片21bに押し付ける。これにより、表示フレーム21内に表示部20が組み付けられる。
そして、この表示フレーム21を保持フレーム22内における左側に片寄らせて配置し、この状態で表示フレーム21の位置決め突起31を保持フレーム22に設けられた複数の位置決め孔30のいずれかに挿入して、表示フレーム21を保持フレーム22に対して位置規制する。この後、図3および図4に示すように、表示フレーム21の右側に位置する側部と保持フレーム22の右側に位置する側部とを取付変更部材23によって取り付ける。
このときには、図4(a)に示すように、取付変更部材23の一段低い第1固定部34を保持フレーム22の第1表示取付片32の下面に配置して、フック部23bを保持フレーム22の右側に位置する外端部に係止させ、取付変更部材23の一段高い第2固定部35を表示フレーム21の第1保持取付片26の上面に配置する。
この状態で、図4(a)に示すように、取付変更部材23の第1固定部34のビス挿入孔34aを第1表示取付片32のねじ孔32aに対応させて、ビス28によって第1固定部34を保持フレーム22の第1表示取付片32に取り付ける。また、第2固定部35のねじ孔35aを第1保持取付片26のビス挿入孔26aに対応させて、ビス28によって第2固定部35を表示フレーム21の第1保持取付片26に取り付ける。これにより、表示フレーム21の右側に位置する側部と保持フレーム22の右側に位置する側部とが取付変更部材23によって取り付けられる。
このときには、図4(b)に示すように、表示フレーム21の左側に位置する第2保持取付片27が、保持フレーム22の左側に位置する第2表示取付片33の下側に配置されて、第2保持取付片27のビス挿入孔27aが第2表示取付片33のねじ孔33aに対応する。この状態で、ビス28によって第2保持取付片27を保持フレーム22の第2表示取付片33に取り付ける。
これにより、表示フレーム21は、図3および図4に示すように、取付変更部材23によって保持フレーム22内における片側(図4(a)および図4(b)では左側)に片寄って配置される。これに伴って、表示部20が表示フレーム21と共に保持フレーム22の左側に片寄った状態で配置される。この状態で、図3および図4に示すように、透明なタッチパネル24を表示フレーム21の表面(図4(b)では下面)に配置して、フレキシブルな配線フィルム36によって表示部20の回路基板20cと電気的に接続する。
このときには、図2〜図4に示すように、表示フレーム21に組み込まれた表示部20の表示パネル20aの表示面を透明なタッチパネル24で覆うと共に、この透明なタッチパネル24のアイコン部37を、取付変更部材23が設けられた表示フレーム21の右側部と保持フレーム22の右側との間に対応させた状態で、図4(a)に示すように、表示フレーム21の下面に配置する。
この後、透明なタッチパネル24および表示部20を搭載した表示フレーム21を保持フレーム22と共に第1ケース1内に組み込む。このときには、4(a)および図4(b)に示すように、保持フレーム22を第1ケース1のケース本体10内に取付枠29を介して組み付ける。この状態で、化粧パネル11の窓枠装着部17に第1の表示窓枠12の外周に位置する縁部12aを取り付け、この化粧パネル11のケース装着部16にケース本体10の外周に位置する側縁部10aを取り付ける。
これにより、透明なタッチパネル24が第1の表示窓枠12によって表示フレーム21に押し付けられて取り付けられる。すなわち、第1の表示窓枠12における表示開口部18の内周に位置する縁部が、透明なタッチパネル24の外周に位置する縁部を、表示フレーム21に押し付けることにより、透明なタッチパネル24が表示部20と共に第1ケース1内に組み込まれる。
このときには、透明タッチパネル24のアイコン部37を含むタッチ領域が第1の表示窓枠12の表示開口部18に対応して外部に露呈し、この表示開口部18を通して第1ケース1の外部からタッチ操作ができる。また、このときには、透明なタッチパネル24が第1の表示窓枠12の表示開口部18に対応することにより、図2に示すように、第1の表示窓枠12の中央部分、つまり第1ケースの表面(図4(a)では下面)における中央部分に対応して配置される。
次に、第1ケース1に第2の表示ユニット5を組み込む場合について説明する。
この場合には、図14(a)および図14(b)に示すように、まず、表示部20を表示フレーム21に第1の表示ユニット4と同様に組み付ける。そして、この表示部20が組み付けられた表示フレーム21を保持ケース21内に組み付ける。このときには、第1の表示ユニット4の場合と反対方向、つまり図13および図14(a)に示すように、表示フレーム21を保持フレーム22内における右側に片寄らせて配置する。
この状態で、図13に示すように、表示フレーム21の左側に位置する側部と保持フレーム22の左側に位置する側部とを、取付変更部材23によって取り付ける。このときには、図14(a)に示すように、取付変更部材23の一段低い第1固定部34を保持フレーム22の第2表示取付片33の下面に配置して、フック部23bを保持フレーム22の左側に位置する外端部に係止させ、取付変更部材23の一段高い第2固定部35を表示フレーム21の第2保持取付片27の上面に配置する。
この状態で、図14(a)に示すように、取付変更部材23の第1固定部34のビス挿入孔34aを第2表示取付片33のねじ孔33aに対応させて、ビス28によって第1固定部34を保持フレーム22の第2表示取付片33に取り付ける。また、第2固定部35のねじ孔35aを第2保持取付片27のビス挿入孔27aに対応させて、ビス28によって第2固定部35を表示フレーム21の第2保持取付片27に取り付ける。これにより、表示フレーム21の左側に位置する側部と保持フレーム22の左側に位置する側部とが取付変更部材23によって取り付けられる。
このときには、図14(b)に示すように、表示フレーム21の右側に位置する第1保持取付片26が、保持フレーム22の右側に位置する第1表示取付片32の下側に配置されて、第2保持取付片25のビス挿入孔26aが第1表示取付片32のねじ孔32aに対応する。この状態で、ビス28によって第1保持取付片26を保持フレーム22の第1表示取付片32に取り付ける。
これにより、表示フレーム21は、図13および図14に示すように、取付変更部材23によって保持フレーム22内における片側(図13では右側)に片寄って配置される。これに伴って、表示部20が表示フレーム21と共に保持フレーム22の右側に片寄った状態で配置される。この後、表示部20を搭載した表示フレーム21を保持フレーム22と共に第1ケース1内に取付枠29を介して組み込む。
このときには、図14(a)および図14(b)に示すように、保持フレーム22を第1ケース1のケース本体10内に組み付ける。この状態で、化粧パネル11の窓枠装着部17に第2の表示窓枠13の外周に位置する縁部13aを取り付け、この化粧パネル11のケース装着部16にケース本体10の外周に位置する側縁部10aを取り付ける。
これにより、表示部20の表示パネル20aの外周部が第2の表示窓枠13によって表示フレーム21内に押し付けられて取り付けられる。すなわち、第2の表示窓枠13における表示開口部19の内周に位置する縁部が、表示パネル20aの外周に位置する縁部を表示フレーム21に押し付けることにより、図14(a)および図14(b)に示すように、表示部20が第1ケース1内に組み込まれる。
このときには、表示パネル20aの表示領域が第2の表示窓枠13の表示開口部19に対応して外部に露呈し、この表示開口部19を通して第1ケース1の外部から表示パネル20aに表示された情報が見える。また、このときには、表示パネル20aが第2の表示窓枠13の表示開口部19に対応することにより、図12に示すように、第2の表示窓枠13の中央部分、つまり第1ケースの表面(図14(a)および図14(b)では下面)における中央部分に対応して配置される。
このように、この電子辞書の第1ケース1に組み込まれる表示装置によれば、機能が異なる第1、第2の各表示ユニット4、5のいずれか一方を搭載する表示フレーム21と、この表示フレーム21の外周に位置して表示フレーム21が取り付けられるほぼ枠状の保持フレーム22と、この保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置を第1、第2の各表示ユニット4、5のそれぞれに応じて変更可能に取り付ける取付変更部材23とを備えているので、第1、第2の表示ユニット4、5ごとに取付位置が異なっていても、取付変更部材23によって変更すべき部品を最小限に抑えて、ほぼ全ての機器部品の共通化を図ることができる。
すなわち、この電子辞書の表示装置では、第1の表示ユニット4を表示フレーム21に取り付ける場合と、第2の表示ユニット5を表示フレーム21に取り付ける場合とで、保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置を、取付変更部材23によって変更することができる。このため、異なる機能に応じて第1、第2の表示ユニット4、5の取付位置が異なっていても、表示フレーム21、保持フレーム22、および取付変更部材23によって、第1ケース1内に組み込まれる表示装置の基本的な構成をプラットホーム化することができ、これにより変更すべき部品を第1、第2の表示窓枠12、13のみの最小限に抑えて、ほぼ全ての機器部品の共通化を図ることができる。
この場合、取付変更部材23は、表示フレーム21の一側部(例えば右側部)とこれに対応する保持フレーム22の一側部(例えば右側部)との間、または表示フレーム21の一側部に対し反対側に位置する他側部(例えば左側部)とこれに対応する保持フレーム22の他側部(例えば左側部)との間におけるその両者間のいずれかに取り付けられることにより、保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置を第1、第2の各表示ユニット4、5のそれぞれに応じて変更する構成であることにより、取付変更部材23によって保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置を簡単に且つ容易に変更することができる。
すなわち、第1の表示ユニット4は、表示フレーム21に組み込まれて情報を表示する表示部20と、この表示部20の表示面側を覆って配置され、且つ表示部20の表示面よりも大きく形成された透明なタッチパネル24とを備えた構成であり、第2の表示ユニット5は、透明なタッチパネル24を除いて、第1の表示ユニット4とほぼ同じ構成であることにより、第1、第2の各表示ユニット4、5の機能が異なり、これに伴って第1、第2の各表示ユニット4、5の取付位置が異なっていても、取付変更部材23によって保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置を容易に変更することができる。
このため、第1、第2の各表示ユニット4、5の機能ごとに取付位置が異なっていても、その生産途中で取付位置を簡単に変更することができるので、生産性が良いばかりか、取付変更部材23によって、第1の表示ユニット4のタッチパネル24を第1ケース1の表面における中央部分に配置することができると共に、第2の表示ユニット5の表示部20を第1ケース1の表面における中央部分に配置することができる。これにより、第1の表示ユニット4のタッチパネル24と第2の表示ユニット5における表示部20の表示パネル20aとが第1ケース1に対して片寄ることがないので、外観的にもデザイン的にも好ましいものを得ることができる。
この場合、透明なタッチパネル24は、表示部20の表示領域に対応するタッチ入力表示部と、表示部20の表示領域外に位置するタッチ入力機能部であるアイコン部37とを備えていることにより、タッチパネル24のタッチ領域を大きく形成することができると共に、タッチ入力機能を増設することができ、これによりタッチ入力操作性を向上させることができ、使い勝手の良いものを提供することができる。
また、第1、第2の各表示窓枠12、13は、第1、第2の各表示ユニット4、5のそれぞれに応じて保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置が変更するのに伴って、表示開口部18、19がそれぞれ異なる構成であることにより、第1、第2の各表示ユニット4、5の取付位置が異なっていても、取付変更部材23によって保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置を変更して、第1の表示ユニット4のタッチパネル24と第2の表示ユニット5の表示パネル20aとを第1、第2の各表示窓枠12、13における各表示開口部18、19に対応させることができる。
すなわち、第1の表示ユニット4のタッチパネル24を第1の表示窓枠12の表示開口部18に対応させて配置することができると共に、第2の表示ユニット5の表示部20を第2の表示窓枠13の表示開口部19に対応させて配置することができる。このため、第1の表示ユニット4のタッチパネル24と第2の表示ユニット5の表示パネル20aとが、第1ケース1の中央部分に位置して片寄ることがないので、機器全体の外観を損なうことがなく、より一層、外観的にもデザイン的にも好ましいものを得ることができる。
なお、上述した実施形態においては、表示フレーム21における第1保持取付片26のビス挿入孔26a、第2保持取付片27のビス挿入孔27a、および取付変更部材23における第1固定部34のビス挿入孔34aをビス28が単に挿入する程度の大きさで形成したが、これに限らず、各ビス挿入孔26a、27a、34aをビス28の外形よりも大きいバカ孔、もしくはビス28がスライドする長孔などで形成しても良い。
このように構成すれば、機能が異なる第1、第2の各表示ユニット4、5の取付位置が異なっても微妙に取付位置を変更することができるほか、第1、第2の各表示ユニット4、5を備えているものに限らず、機能が異なる3つ以上の表示ユニットを備えているものにも適用することができる。
また、上述した実施形態では、保持フレーム22に対する表示フレーム21の取付位置を左右方向にずらして変更する場合について述べたが、必ずしも左右方向に変更する構成である必要はなく、第1、第2の各表示ユニットの構造に応じて、取付位置を上下辺方向に変更する構成であっても良い。
また、上述した実施形態では、透明なタッチパネル24に、タッチ入力機能部として、アイコン部37を設けた場合について述べたが、必ずしもアイコン部37である必要はなく、例えば、ページ捲り部などのタッチ入力機能部を設けても良く、またこれに限らず、単にタッチ操作によって情報を入力するタッチ操作入力部を設けた構成であっても良い。
さらに、上述した実施形態では、電子辞書に適用した場合について述べたが、必ずしも電子辞書である必要はなく、例えば小型電子式計算機、携帯電話機、情報処理端末機などの各種の電子機器に広く適用することができる。
1 第1ケース
2 第2ケース
3 ヒンジ部
4 第1の表示ユニット
5 第2の表示ユニット
10 ケース本体
11 化粧パネル
12 第1の表示窓枠
13 第2の表示窓枠
18、19 表示開口部
20 表示部
20a 表示パネル
21 表示フレーム
22 保持フレーム
23 取付変更部材
24 透明なタッチパネル
26、27 第1、第2の保持取付片
28 ビス
32、33 第1、第2の表示取付片
34、35 第1、第2の固定部
37 アイコン部

Claims (5)

  1. 機能が異なる複数の表示ユニットのいずれかを搭載する表示フレームと、
    この表示フレームの外周に位置して前記表示フレームが取り付けられるほぼ枠状の保持フレームと、
    この保持フレームに対する前記表示フレームの取付位置を前記複数の表示ユニットのそれぞれに応じて変更可能に取り付ける取付変更部材と
    を備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記取付変更部材は、前記表示フレームの一側部とこれに対応する前記保持フレームの一側部との間、または前記表示フレームの前記一側部に対し反対側に位置する他側部とこれに対応する前記保持フレームの他側部との間におけるその両者間のいずれかに取り付けられることにより、前記保持フレームに対する前記表示フレームの取付位置を前記複数の表示ユニットのそれぞれに応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記複数の表示ユニットには、第1の表示ユニットと第2の表示ユニットとが含まれ、
    前記第1の表示ユニットは、前記表示フレームに組み込まれて情報を表示する表示部と、この表示部の表示面側を覆って配置され、且つ前記表示部の表示面よりも大きく形成された透明なタッチパネルとを備えた構成であり、
    前記第2の表示ユニットは、前記透明なタッチパネルを除いて、前記第1の表示ユニットとほぼ同じ構成であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記透明なタッチパネルは、前記表示部の表示領域に対応するタッチ入力表示部と、前記表示部の表示領域外に位置するタッチ入力機能部とを備えていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記複数の表示ユニットのそれぞれに応じて前記保持フレームに対する前記表示フレームの取付位置が変更するのに伴って、表示開口部がそれぞれ異なる複数の表示窓枠を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の表示装置。


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