JP2009128725A - 電子機器 - Google Patents

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昌高 所
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Abstract

【課題】本発明は、第1のパネルと第2のパネルとの位置合わせを容易に行うことができ、第1および第2のパネルを積層する際の作業性を向上できる電子機器を得ることにある。
【解決手段】電子機器は、開口部(16)を有する筐体(8)と、筐体(8)内に収容された第1のパネル(20)と、第1のパネル(20)に積層されて、開口部(16)から筐体(8)の外に露出された第2のパネル(21)と、第2のパネル(21)の外周部に固定された板金製の保持部材(40)とを備えている。保持部材(40)は、第2のパネル(21)を第1のパネル(20)に積層した時に、第1のパネル(20)の外周部に係合することで、第1のパネル(20)と第2のパネル(21)との相対的な位置合わせを実行する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば液晶表示パネルの上にタッチスクリーンあるいはデジタイザのような入力パネルを積層した電子機器に係り、特に電子機器の筐体の内部に液晶表示パネルと入力パネルとを互いに積層した状態で収容するための構造に関する。
例えば手書き文字認識機能を有するポータブルコンピュータは、タッチスクリーンあるいはデジタイザのような透明な入力パネルを備えている。入力パネルは、液晶表示パネルの表示面の上に積層されているとともに、この液晶表示パネルと一緒に筐体の内部に収容されている。
入力パネルは、指先あるいはスタイラスペンで文字や図形等の情報を入力するための入力領域を有している。入力領域は、筐体の開口部を通じてポータブルコンピュータの外に露出されている。そのため、ポータブルコンピュータを操作するオペレータは、入力パネルを透過して視認される表示面を見ながら入力操作を行なうようになっている。
従来のポータブルコンピュータによると、入力パネルは、液晶表示パネルの表示面の上に接着剤あるいは接着テープを介して貼り付けられている。しかしながら、表示面の上に直接入力パネルを貼り付けてしまうと、液晶表示パネルと入力パネルとを分離させることが困難となる。そのため、液晶表示パネルあるいは入力パネルを保守する際の作業性が悪くなるのを否めない。
このことから、例えば特許文献1に開示されたポータブルコンピュータでは、液晶表示パネルと入力パネルとを、保持部材を介して互いに積層した状態に保持している。保持部材は、例えば合成樹脂のような可撓性を有する材料により形成されている。
保持部材は、液晶表示パネルの外周縁部を包み込むように保持する第1の保持部と、入力パネルの外周縁部を包み込むように保持する第2の保持部とを有している。第1および第2の保持部は、液晶表示パネルと入力パネルとの積層方向に沿って互いに重なり合うように一体化されている。
特開2004−12617号公報
特許文献1に開示された構成によると、液晶表示パネルと入力パネルとを互いに積層するに当っては、保持部材の第1の保持部を弾性的に変形させて、この第1の保持部に液晶表示パネルの外周縁部を嵌め込むとともに、第2の保持部を弾性的に変形させて、この第2の保持部に入力パネルの外周縁部を嵌め込む必要がある。
このため、保持部材に液晶表示パネルと入力パネルとを個々に組み付けなければならず、二つのパネルを積層する際の作業に手間を要する。
しかも、保持部材は、液晶表示パネルおよび入力パネルを互いに保持し得るだけの強度を必要とする。このため、保持部材を合成樹脂製とした場合に、第1および第2の保持部の肉厚が厚くなるのを避けられない。
したがって、液晶表示パネルおよび入力パネルを取り囲む保持部材のボリュームが増えてしまい、筐体の内部に保持部材を収容する広いスペースを確保する必要が生じてくる。よって、保持部材が筐体の薄型化を妨げる一つの要因となり、この点において今一歩改善の余地が残されている。
本発明の目的は、第1のパネルと第2のパネルとの位置合わせを容易に行うことができ、第1および第2のパネルを積層する際の作業性を向上できる電子機器を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、
開口部を有する筐体と、
上記筐体内に収容された第1のパネルと、
上記第1のパネルに積層され、上記開口部から上記筐体の外に露出される第2のパネルと、
上記第2のパネルの外周部に固定された板金製の保持部材と、を備えており、
上記保持部材は、上記第2のパネルを上記第1のパネルに積層した時に、上記第1のパネルの外周部に係合することで上記第1のパネルと上記第2のパネルとの相対的な位置合わせを実行することを特徴としている。
本発明によれば、保持部材が固定された第2のパネルを第1のパネルに重ねるだけの作業で、第1および第2のパネルの位置合わせを行うことができ、作業性を向上できる。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電子機器の一例であるポータブルコンピュータ1を開示している。ポータブルコンピュータ1は、本体ユニット2とディスプレイユニット3とを備えている。
本体ユニット2は、フラットな上面4aを有する箱状の第1の筐体4を含んでいる。第1の筐体4は、例えばCPUが実装された図示しないプリント回路板や光学ドライブ5を収容している。第1の筐体4の上面4aにキーボード6が配置されている。
ディスプレイユニット3は、第2の筐体8と液晶表示モジュール9とを備えている。第2の筐体8は、偏平な箱状であり、第1の筐体4と略同じ大きさを有している。第2の筐体8は、ディスプレイカバー10とディスプレイマスク11とで構成されている。
図2ないし図4に示すように、ディスプレイカバー10は、四角い支持壁12と、この支持壁12の四つの外周縁から起立する周壁13とを有している。ディスプレイマスク11は、四角い前壁14と、この前壁14の四つの外周縁から起立する周壁15とを有している。ディスプレイカバー10とディスプレイマスク11とは、周壁13,15を突き合せることで互いに連結されている。ディスプレイマスク11の前壁14は、ディスプレイカバー10の支持壁12と向かい合う開口部14を有している。
第2の筐体8は、第1の筐体4の上面に後端部にヒンジ装置17を介して連結されている。ヒンジ装置17は、水平な第1の回動軸線Xと、第1の回動軸線Xと直交する第2の回動軸線Yとを有している。第2の筐体8は、第1の回動軸線Xを中心に閉じ位置と開き位置との間で回動可能となっている。閉じ位置では、第2の筐体8は、キーボード6を上方から覆うように第1の筐体4の上に横たわる。開き位置では、第2の筐体8は、キーボード6を露出させるように第1の筐体4の後端部から起立する。
さらに、第2の筐体8は、開き位置に回動された状態において、起立した第2の回動軸線Yを中心に第1の反転位置と第2の反転位置との間で180°回動可能となっている。第1の反転位置では、第2の筐体8は、開口部14をポータブルコンピュータ1の前方に向けた姿勢で起立する。第2の反転位置では、第2の筐体8は、開口部14をポータブルコンピュータ1の背後に向けた姿勢で起立する。
そのため、第1および第2の回動軸線X,Yを有するヒンジ装置17によれば、開き位置に保持された第2の筐体8を第1の反転位置から第2の反転位置に向けて180°回動させた後、この第2の筐体8を開き位置から閉じ位置に向けて回動させることができる。この回動により、第2の筐体8は、開口部14を上向きにした姿勢で第1の筐体4の上に横たわり、手書き入力に好適する形態に移行する。
図3および図4に示すように、本実施の形態の液晶表示モジュール9は、液晶表示パネル20、感圧式のタッチスクリーン21およびデジタイザ22を備えている。
液晶表示パネル20は、第1のパネルの一例である。液晶表示パネル20は、四つの外周部23(図3および図4に一つのみを図示)を有する四角い形状であり、第2の筐体8よりも一回り小さなサイズを有している。外周部23は、液晶表示パネル20の周囲に露出するフラットな周面23aを含んでいる。周面23aは、液晶表示パネル20の厚み方向に延びている。
液晶表示パネル20は、文字や図形等の情報を表示する表示面24と、この表示面24の反対側に位置する背面25とを備えている。液晶表示パネル20は、表示面24をディスプレイマスク11の開口部16に向けるとともに、背面25をディスプレイカバー10の支持壁12に向けた姿勢で第2の筐体8の内部に収容されている。
図2および図4に示すように、液晶表示パネル20は、第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dを有している。第1および第2の支持片26a,26bは、液晶表示パネル20の右側の外周部23から液晶表示パネル20の右側方に張り出している。第3および第4の支持片26c,26dは、液晶表示パネル20の左側の外周部23から液晶表示パネル20の左側方に張り出している。第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dに夫々通孔27が形成されている。
さらに、ディスプレイカバー10の支持壁12は、四つの座部28(図4に一つのみを図示)を備えている。座部28は、液晶表示パネル20の第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dに対応している。座部28は、支持壁12の内面からディスプレイマスク11の前壁14に向けて突出している。各座部28にねじ孔29が形成されている。ねじ孔29は、座部28の先端面に開口している。
タッチスクリーン21は、第2のパネルの一例である。タッチスクリーン21は、液晶表示パネル20と略同じサイズの透明基板31を含んでいる。図5に示すように、透明基板31は、第1ないし第4の縁部32a,32b,32c,32dを有する四角い板状をなしている。
さらに、透明基板31は、第1の面33と、第1の面33の反対側に位置する第2の面34とを備えている。図2および図5に示すように、透明基板31の第1の面33の上に、例えば指先で触れることで入力操作を実行する四角形の入力領域35が規定されている。入力領域35は、第1の面33の大部分を占有しており、この入力領域35を含む第1の面33の上に多数の透明電極(図示せず)が設けられている。
タッチスクリーン21は、液晶表示パネル20の表示面24の上に積層されている。この積層により、タッチスクリーン21の第2の面34が液晶表示パネル20の表示面24と向かい合う。
図5および図6に示すように、透明基板31の第4の縁部32dの中央にフレキシブル配線板36の一端が接続されている。フレキシブル配線板36は、透明電極に電気的に接続されている。フレキシブル配線板36の他端は、液晶表示パネル20の背後に導かれるとともに、この液晶表示パネル20の背面25に固定された図示しない制御基板に接続されている。
デジタイザ22は、タッチスクリーン21の入力領域35を図示しない電磁式のスタイラスペンで触れた時に手書き入力を認識するためのものである。このデジタイザ22は、液晶表示パネル20の背面25に接着等の手段により固定されている。
したがって、本実施の形態の液晶表示モジュール9は、指先による入力操作およびスタイラスペンを用いた入力操作のいずれにも対応し得るようになっている。
図3ないし図6に示すように、タッチスクリーン21の第2の面34に板金製の保持部材40が取り付けられている。保持部材40は、本体41を備えている。本実施の形態の本体41は、第1ないし第4の辺42a,42b,42c,42dを含む四角い枠状をなしている。第1ないし第4の辺42a,42b,42c,42dは、夫々透明基板31の第1ないし第4の縁部32a,32d,32c,32dに沿って直線状に延びるフラットな帯状をなしている。
本体41の第1ないし第4の辺42a,42b,42c,42dは、両面接着テープ43を介して透明基板31の第2の面34の外周部に固定されている。このため、本体41は、透明基板31の第2の面34の方向から入力領域35を取り囲んでいる。それとともに、本体41は、タッチスクリーン21を液晶表示パネル20に積層した時に、タッチスクリーン21と液晶表示パネル20との間に介在されるようになっている。
本体41の第1ないし第4の辺42a,42b,42c,42dの外周縁に夫々係合片44が形成されている。係合片44は、第1ないし第4の辺42a,42b,42c,42dの外周縁から液晶表示パネル20に向けて直角に折り曲げられている。係合片44は、タッチスクリーン21を液晶表示パネル20の上に積層した時に、液晶表示パネル20の外周部23の周面23aに外側から被さるように係合する。
さらに、本体41の右側部を規定する第1の辺42aに一対の固定片45a,45bが形成されている。同様に、本体41の左側部を規定する第2の辺42bに一対の固定片46a,46bが形成されている。固定片45a,45b,46a,46bは、タッチスクリーン21を液晶表示パネル20の上に積層した時に、液晶表示パネル20の第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dの上に重なり合う。さらに、各固定片45a,45b,46a,46bは、貫通孔47を有している。貫通孔47は、第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dの通孔27と合致する。
図2および図4に示すように、液晶表示パネル20の第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dは、固定具としてのねじ48を介してディスプレイカバー10に固定されている。ねじ48は、固定片45a,45b,46a,46bに開けた貫通孔47および第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dに開けた通孔27を連続して貫通するとともに、座部28のねじ孔29にねじ込まれている。
このねじ込みにより、第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dおよび固定片45a,45b,46a,46bが、ねじ48の頭部48aと座部28の先端面との間で挟み込まれる。
したがって、保持部材40は、液晶表示パネル20やタッチスクリーン21と一緒にディスプレイカバー10の支持壁12に固定されている。この結果、液晶表示モジュール9が第2の筐体8の内部に保持されるとともに、タッチスクリーン21の入力領域35がディスプレイマスク11の開口部16から第2の筐体8の外に露出される。
さらに、タッチスクリーン21の第1の面33の外周部は、ディスプレイマスク11の前壁14によって覆われている。前壁14と基板31の第1の面33の外周部との間にスペーサ50が介在されている。スペーサ50は、ディスプレイマスク11の開口部16の開口縁がタッチスクリーン21の第1の面33に触れないように、ディスプレイマスク11とタッチスクリーン21の第1の面33との間の間隔を維持するためのものである。スペーサ50は、例えばスポンジのような柔軟な材料により形成されて、ディスプレイマスク11の前壁14の内面に貼り付けられている。
次に、液晶表示モジュール9を第2の筐体8に組み込む手順について説明する。
最初に、タッチスクリーン21の第2の面34の外周部に両面接着テープ43を介して保持部材40の本体41を固定する。この状態で、タッチスクリーン21の第2の面34が液晶表示パネル20の表示面24と向かい合うように、タッチスクリーン21を液晶表示パネル20の上に積層する。この積層により、保持部材40の本体41から直角に折れ曲がる係合片44が液晶表示パネル20の外周部23の四つの周面23aに被さるように係合する。
この結果、液晶表示パネル20に対するタッチスクリーン21の位置合わせが実行され、液晶表示パネル20の表示面24とタッチスクリーン21の入力領域35とが精度よく合致する。
液晶表示パネル20の上にタッチスクリーン21を積層した状態では、保持部材40の四つの固定片45a,45b,46a,46bが液晶表示パネル20の第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dの上に重なり合う。それとともに、固定片45a,45b,46a,46bの貫通孔47が第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dの通孔27と合致する。
次に、タッチスクリーン21が積層された液晶表示パネル20をディスプレイカバー10の支持壁12の上に載置して、液晶表示パネル20の第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dを座部28の先端面の上に重ね合わせる。
この状態で、ねじ48を固定片45a,45b,46a,46bの貫通孔47から第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dの通孔27を通して座部28のねじ孔29にねじ込む。このねじ込みにより、ねじ48の頭部48aと座部28の先端面との間で固定片45a,45b,46a,46bおよび第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dが挟み込まれる。
この結果、液晶表示モジュール9がディスプレイカバー10の支持壁12に固定される。最後にディスプレイカバー10にディスプレイマスク11を被せることで、第2の筐体8に対する液晶表示モジュール9の組み付け作業が完了する
このような構成によれば、保持部材40が固定されたタッチスクリーン21を液晶表示パネル20の表示面24の上に積層すると、保持部材40の係合片44が液晶表示パネル20の外周部23の四つの周面23aに係合する。この係合により、液晶表示パネル20に対するタッチスクリーン21の位置が精度よく定まる。
したがって、保持部材40が接着されたタッチスクリーン21を液晶表示パネル20の上に重ねるだけの簡単な作業で、タッチスクリーン21と液晶表示パネル20との相互の位置合わせを行うことができる。よって、液晶表示モジュール9をディスプレイカバー10の支持壁12に組み付ける際の作業性が向上する。
しかも、液晶表示パネル20の第1ないし第4の支持片26a,26b,26c,26dと、タッチスクリーン21に接着された保持部材40の固定片45a,45b,46a,46bとは、ねじ48を介してディスプレイカバー10の座部28に一緒に固定される。このため、液晶表示パネル20およびタッチスクリーン21を一度にディスプレイカバー10に組み込むことができ、この点でも液晶表示モジュール9の組み立て性の向上に寄与する。
さらに、図3に示すように、保持部材40の本体41は、タッチスクリーン21の第1ないし第4の縁部32a,32b,32c,32dを包み込んでおらず、単に入力領域35を取り囲むようにタッチスクリーン21の第2の面34に接着されているに止まっている。さらに、保持部材40の係合片44にしても、液晶表示パネル20の外周部23を包み込むものではなくて、単に液晶表示パネル20の周面23に被さるように引っ掛かるに止まっている。
加えて、本体41はフラットな枠状であるから、本体41が液晶表示パネル20とタッチスクリーン21との間に介在されるにしても、液晶表示パネル20とタッチスクリーン21との間に本体41を収める広いスペースを確保する必要はない。
そのため、保持部材40が強度を確保し易い金属製であることと合わせて、保持部材40が液晶表示パネル20とタッチスクリーン21との積層方向および液晶表示モジュール9の周囲に大きく張り出すことはない。よって、保持部材40の存在によって液晶表示モジュール9の厚み寸法が増大するのを防止でき、第2の筐体8を薄くコンパクトに形成することができる。
本発明は、上記実施の形態に特定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
保持部材は、四角い枠状に形成することに限定されるものではない。例えば、保持部材を透明基板の第1の縁部および第2の縁部に沿って直線状に延びる一対の帯状部材によって構成し、各帯状部材に係合片および固定片を形成するようにしてもよい。これら帯状部材は、個々に透明基板に接着することが望ましい。
さらに、液晶表示パネルの上に積層するパネルは、タッチスクリーンに限らず、液晶表示パネルの表示面を保護する透明な保護板あるいはプライバシーフィルターであってもよい。
加えて、本発明に係る電子機器は、開閉可能なディスプレイユニットを有するポータブルコンピュータに限定されず、例えば本体ユニットの上面にタブレットを配置したペン入力タイプの電子機器でも同様に実施可能である。
本発明の実施の形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 本発明の実施の形態において、ディスプレイカバーに液晶表示モジュールを固定した状態を示す平面図。 図2のF3-F3線に沿う断面図。 図2のF4-F4線に沿う断面図。 本発明の実施の形態において、タッチスクリーンに保持部材を固定した状態をタッチスクリーンの入力面の方向から見た斜視図。 本発明の実施の形態において、タッチスクリーンに保持部材を固定した状態をタッチスクリーンの背面の方向から見た斜視図。
符号の説明
8…筐体(第2の筐体)、12…支持壁、14…開口部、20…第1のパネル(液晶表示パネル)、21…第2のパネル(タッチスクリーン)、40…保持部材、44…係合片、45a,45b,46a,46b…固定片。

Claims (12)

  1. 開口部を有する筐体と、
    上記筐体内に収容された第1のパネルと、
    上記第1のパネルに積層され、上記開口部から上記筐体の外に露出される第2のパネルと、
    上記第2のパネルの外周部に固定され、上記第2のパネルを上記第1のパネルに積層した時に、上記第1のパネルの外周部に係合することで上記第1のパネルと上記第2のパネルとの相対的な位置合わせを実行する板金製の保持部材と、を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1の記載において、上記第1および第2のパネルは、夫々四つの縁部を含む四角い形状を有し、上記保持部材は、上記第2のパネルの少なくとも一つの縁部に沿って延びる本体と、この本体の外周縁に形成されて、上記第1のパネルの少なくとも一つの縁部に係合する係合片とを有することを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2の記載において、上記第2のパネルは、上記第1のパネルと向かい合う面を有し、上記保持部材の本体は、上記面の外周部に固定されて、上記第1のパネルと上記第2のパネルとの間に介在されていることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3の記載において、上記保持部材の本体は、両面接着テープを介して上記第2のパネルに固定されていることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4の記載において、上記保持部材の本体は、上記第1および第2のパネルの周囲に張り出す複数の固定片を有し、これら固定片が夫々固定具を介して上記筐体に固定されていることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5の記載において、上記第2のパネルは、情報を入力する感圧式のタッチスクリーンであり、このタッチスクリーンは、情報を入力するための入力領域を有し、上記保持部材の本体は、上記入力領域から外れていることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6の記載において、上記保持部材の本体は、上記第2のパネルの四つの縁部に対応する四つの片を含む四角い枠状に形成されていることを特徴とする電子機器。
  8. 開口部と、この開口部と向かい合う支持壁とを有する筐体と、
    上記筐体内に収容されて、上記筐体の支持壁に固定された第1のパネルと、
    上記第1のパネルに積層され、上記開口部から上記筐体の外に露出される第2のパネルと、
    上記第2のパネルの外周部に固定された板金製の保持部材と、を具備し、
    上記保持部材は、上記第2のパネルを上記第1のパネルに積層した時に、上記第1のパネルの外周部に係合することで上記第1のパネルと上記第2のパネルとの相対的な位置合わせを実行する係合片と、上記第1のパネルと一緒に上記筐体の保持壁に固定具を介して固定される固定片とを備えることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項8の記載において、上記第1および第2のパネルは、夫々四つの縁部を含む四角い形状を有し、上記保持部材は、上記第2のパネルの少なくとも一つの縁部に沿って延びる本体を有し、この本体に上記係合片および上記固定片が形成されているとともに、上記本体は、両面接着テープを介して上記第2のパネルに固定されていることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項9の記載において、上記保持部材の本体は、上記第1のパネルと上記第2のパネルとの間に介在されていることを特徴とする電子機器。
  11. 請求項10の記載において、上記筐体は、上記支持壁から突出する座部を有し、上記第1のパネルは、その外周部から第1のパネルの周囲に張り出すことで上記座部に重なり合う支持片を有し、上記保持部材の固定片は、上記支持壁に重なり合うことを特徴とする電子機器。
  12. 請求項11の記載において、上記固定具はねじであり、このねじは、上記固定片および上記支持片を貫通して上記筐体の座部にねじ込まれることを特徴とする電子機器。
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