JP2012048098A - 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小サイズの用紙であっても、また連続して定着処理を行っても、均熱部材が常に放熱することが可能である定着装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置5は、定着ベルト26と加圧ローラ19とが圧接するニップ部Nで加熱及び加圧して用紙9上に担持されたトナー像を用紙に定着させる。定着装置5は、加圧ローラ19に当接し、加圧ローラ19の熱を放散させる熱伝導性を有する均熱部材51を備え、この均熱部材51は円筒状に形成され、外周面51bには円筒内部51cに貫通する孔51aが通紙領域の中央部に対応して形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる定着装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式に用いる定着装置では、加熱部材と加圧部材との間のニップ部にトナー像を形成した用紙が送り込まれ、加熱部材による加熱作用によって用紙上のトナーが溶融されると同時に、溶融したトナー像に対して加圧部材から加圧作用が付与されることによって用紙に対してトナー像の定着が行われるようになっている。
これらの加熱部材及び加圧部材は、複数の用紙サイズに対応可能とするために最大幅を有する用紙のサイズに適応した軸方向幅を備えているが、加熱部材及び加圧部材の軸方向幅より小さいサイズの用紙が通紙されると、用紙の通紙領域では定着処理のために熱消費が行われる一方、非通紙領域においては熱消費がなされないため、通紙領域と非通紙領域との間で温度差が拡大することとなる。このような通紙領域と非通紙領域との間で温度差を解消するために、例えば加圧部材に対して接触回転するように均熱ローラが配置され、均熱ローラを通して加圧部材の熱を放散させている。
しかしながら、加圧部材の放熱を必要とする部分は用紙が通過されない非通紙領域のみであることから、均熱ローラを設けただけでは、均熱ローラによる加圧部材の熱放散が軸方向において均等に行われてしまい、均熱ローラの軸方向の温度分布を均一化させることができないという問題がある。
そこで、特許文献1では、均熱ローラの軸方向中央部分に、凹凸形状の表面をなす低放熱部が配置されているとともに、その低放熱部の軸方向両側部分に、平滑形状の表面をなす高放熱部がそれぞれ配置されている。この構成において、小サイズの用紙を定着処理するときに非通紙領域では温度上昇していくが、加圧部材における非通紙領域(軸方向両端部分)には、高放熱部が接触配置されているため、加熱部材の非通紙領域で発生した熱が高放熱部を介して奪われることとなり放熱が促進される。
特開2008−89897号公報(段落[0020]、第2図)
しかしながら、上述した先行技術では、用紙がニップ部に連続して通紙されると、定着処理のために温度上昇した状態が長く続き、特に小さいサイズの用紙が連続して通紙されると、非通紙領域はより一層温度上昇した状態が長く続くことになる。このような高温状態が長く続き均熱ローラの放熱能力の最大限に達するとそれ以上は放熱することができなくなり、加圧部材及び加熱部材の非通紙領域は過熱状態が続き、定着性を確保するための温度調整が難しくなるという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、小サイズの用紙であっても、また連続して定着処理を行っても、均熱部材が常に放熱することが可能である定着装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の発明は、加熱部材と加圧部材とが圧接するニップ部で加熱及び加圧して用紙上に担持されたトナー像を用紙に定着する定着装置において、前記加熱部材または前記加圧部材のいずれか一方の部材に当接し、前記いずれか一方の部材の熱を放散させる熱伝導性を有する均熱部材を備え、前記均熱部材は円筒状に形成され、該円筒の外周面には円筒内に貫通する孔が通紙領域の中央部に対応して形成されることを特徴としている。
また、第2の発明では、上記の定着装置において、前記均熱部材の円筒内の軸方向端部には複数のフィンが設けられることを特徴としている。
また、第3の発明では、上記の定着装置において、前記均熱部材は前記いずれか一方の部材の回転にて従動回転し、前記複数のフィンは前記均熱部材の従動回転にともなって前記均熱部材の軸方向端部から円筒内に向けて空気を取り込むように設けられることを特徴としている。
また、第4の発明では、上記の定着装置において、前記均熱部材の軸方向端部に対向してファンが設けられ、前記ファンは前記均熱部材の軸方向端部から円筒内に向けて空気を送り込むことを特徴としている。
また、第5の発明では、上記の定着装置において、前記均熱部材は前記いずれか一方の部材に接離可能に設けられることを特徴としている。
また、第6の発明では、上記の定着装置において、前記貫通孔は、軸方向に延びる複数の長孔からなり前記均熱部材の周方向に並べて形成されることを特徴としている。
また、第7の発明では、上記の定着装置において、前記均熱部材は前記加圧部材に当接することを特徴としている。
また、第8の発明では、上記の構成の定着装置を備えた画像形成装置である。
第1の発明によれば、加熱部材と加圧部材とが圧接するニップ部でトナー像が担持された用紙が加熱及び加圧され、トナー像が用紙に定着される。均熱部材は加熱部材または加圧部材のいずれか一方の部材に当接し、昇温したいずれか一方の部材からの熱は均熱部材に伝導される。また、連続して定着処理すると、高温状態にあるいずれか一方の部材から均熱部材に放熱され、放散した熱は均熱部材に伝導される。このように均熱部材に伝導した熱は、均熱部材の円筒内に放散され、円筒内を介して、その外周面に形成した貫通孔から外部に放散される。従って、連続して定着処理を行っても、均熱部材に過度に蓄熱されることがなく、均熱部材は常にいずれか一方の部材の熱を放散することが可能となる。
また、第2の発明によれば、円筒内部の軸方向端部における放熱面積が大きくなるため、小さいサイズの用紙を連続して定着処理しても、非通紙領域に対応する軸方向端部で発生した熱は、軸方向端部に設けた複数のフィンによって通紙領域の中央部に比べると良好に円筒内に放散され、円筒内に放散された熱は貫通孔から外部に放散される。
また、第3に記載の発明によれば、均熱部材に伝導し円筒内に放散された熱は、回転するフィンで外部から取り込んだ空気にて冷却されるとともに貫通孔に向かって送られ、貫通孔から良好に放散される。
また、第4に記載の発明によれば、ファンは均熱部材の軸方向端部から円筒内に向けて空気を送り込むので、均熱部材に伝導し円筒内に放散された熱は、外部から送り込まれた空気にて冷却されるとともに貫通孔に向かって送られ、貫通孔から良好に放散される。
また、第5に記載の発明によれば、定着処理する用紙サイズや、画像形成装置の起動から終了までの定着装置の温度状態に応じて、均熱部材をいずれか一方の部材に接離することにより、効率よく定着処理を行なうことができる。
また、第6に記載の発明によれば、貫通孔は、軸方向に延びる複数の長孔からなり均熱部材の周方向に並べて形成されるので、均熱部材に伝導される熱は複数の貫通孔から速やかに外部に放散される。
また、第7に記載の発明によれば、加圧部材の熱は均熱部材にて放散され、その熱を貫通孔から外部に放散することで、加圧部材の異常昇温による変形、損傷を防ぐことができる。
また、第8に記載の発明によれば、小サイズの用紙であっても、また連続して定着処理を行っても、均熱部材が常に放熱することが可能である定着装置を備える画像形成装置にすることができる。
本発明の第1実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図 第1実施形態に係る定着装置の概略構成を示す断面図 第1実施形態に係る均熱部材の概略構成を断面にて示す平面図 第1実施形態に係る均熱部材の概略構成を断面にて示す側面図 第2実施形態に係る均熱部材の概略構成を断面にて示す平面図 第2実施形態に係る均熱部材の概略構成を断面にて示す側面図
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。画像形成装置1は、その下部に配設された給紙部2と、この給紙部2の側方に配設された用紙搬送部3と、この用紙搬送部3の上方に配設された画像形成部4と、この画像形成部4よりも排出側に配設された定着装置5と、画像形成部4及び定着装置5の上方に配設された画像読取部6とを備えている。
給紙部2は、用紙9を収容する複数の給紙カセット7を備えており、給紙ローラ8の回転により、複数の給紙カセット7のうち選択された給紙カセット7から用紙9を1枚ずつ用紙搬送部3に送り出す。
用紙搬送部3に送られた用紙9は、用紙搬送経路10を経由して画像形成部4に向けて搬送される。画像形成部4は、電子写真プロセスによって、用紙9にトナー像を形成するものであり、図1の矢印方向に回転可能に支持された感光体11と、この感光体11の周囲にその回転方向に沿って、帯電部12、露光部13、現像器14、転写部15、クリーニング部16、及び除電部17を備えている。
帯電部12は、高電圧を印加される帯電ワイヤを備えており、この帯電ワイヤからのコロナ放電によって感光体11表面に所定電位を与えると、感光体11表面が一様に帯電させられる。そして、画像読取部6によって読み取られた原稿の画像データに基づく光が、露光部13により感光体11に照射されると、感光体11の表面電位が選択的に減衰され、感光体11表面に静電潜像が形成される。
次いで、現像器14が感光体11表面の静電潜像を現像し、感光体11表面にトナー像が形成される。このトナー像が転写部15によって感光体11と転写部15との間に供給された用紙9に転写される。
トナー像が転写された用紙9は、画像形成部4の用紙搬送方向の下流側に配置された定着装置5に向けて搬送される。定着装置5では、加熱部18及び加圧ローラ19によって、用紙9が加熱加圧され、用紙9上にトナー像が溶融定着される。次いで、トナー像が定着された用紙9は、排出ローラ対20によって排出トレイ21上に排出される。
転写部15による転写後、感光体11表面に残留しているトナーは、クリーニング部16により除去され、また感光体11表面の残留電荷は除電部17により除去される。そして、感光体11は帯電部12によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われる。
図2は、上述の画像形成装置1に用いられる定着装置5の概略の構成を示す断面図である。
定着装置5は、電磁誘導加熱方式の熱源を用いた定着方式であり、加熱部18と、加圧部材である加圧ローラ19を備える。加熱部18は、加熱部材である無端状の定着ベルト26と、この定着ベルト26に内包される定着ローラ23と、この定着ローラ23とともに定着ベルト26を張架するローラ27とを備える。また、定着装置5は、定着ベルト26の外周でローラ27に対向して配設される誘導加熱部30と、誘導加熱部30に接続される電源41と、定着ベルト26表面の温度を検知するサーミスタ25と、均熱部材51、及びサーミスタ25の検知温度に基づいて電源41の調整等を行なう制御部43とを備える。加圧ローラ19と、定着ローラ23と、ローラ27、及び均熱部材51は定着装置5の筐体(図略)の長手方向(軸方向)に回転可能に軸支され、誘導加熱部30及びサーミスタ25は筐体(図略)に固定保持されている。
定着ローラ23は、円筒型ステンレスからなる基材23aと、ニップ部Nへ弾性を付与するために基材23a上に形成されるシリコンゴムスポンジからなる弾性層23bとを備える。
ローラ27は、鉄製の基材27aと、基材27a周面に設けられるフッ素樹脂チューブからなる離型層27bとを備える。
定着ベルト26は、定着ローラ23とローラ27に張架され、定着ローラ23に接する側から順に、誘導発熱材としてのニッケル電鋳からなる誘導発熱層26aと、シリコンゴムからなる弾性層26bと、フッ素樹脂からなりニップ部Nで未定着トナー像を溶融定着する際の離型性を向上させる離型層26cとが積層されて構成される。
加圧ローラ19は、円筒型ステンレスからなる基材19aと、ニップ部Nへ弾性を付与するために基材19a上に形成されるシリコンゴムからなる弾性層19bと、ニップ部Nで未定着トナー像を溶融定着する際の離型性を向上させるために弾性層19bの表面を覆うフッ素樹脂チューブからなる離型層19cとを備える。
また、加圧ローラ19は、モータ等の駆動源(図略)によって図2の矢印方向に回転駆動させられ、さらに定着ローラ23に対してその中心方向に加圧する。これにより、加圧ローラ19が定着ベルト26を介して定着ローラ23に圧接し、定着ベルト26と定着ローラ23とが図2の矢印方向に従動回転し、定着ベルト26と加圧ローラ19との互いに逆回転しながら当接する部分にニップ部Nが形成される。
サーミスタ25は、定着ベルト26の表面において軸方向(長手方向)中央部と、小さいサイズの用紙やA4タテの用紙が通紙された時に非通紙領域となる軸方向の両端部とに対向するように配置され、夫々の領域の温度を検知する。サーミスタ25と電源41とは、CPUとRAM等の記憶素子とからなる制御部43に接続される。
誘導加熱部30は、励磁コイル37とホビン38とコア39とを備え、電磁誘導によりローラ27及び定着ベルト26を加熱するものであり、ローラ27の軸方向に延びて、定着ベルト26の外周でローラ27の半円を囲うように対向して配設される。
銅線の励磁コイル37は、ホビン38に巻回され、コア39の中央部の周りを軸方向に周回するように、ローラ27外周の半円にわたって渦巻状に配設されている。また励磁コイル37は、電源41に接続されていて、電源41から供給される高周波電流により磁束を発生させる。誘導加熱部30から発せられる磁束は、図2の紙面に平行な方向に発せられ、定着ベルト26の誘導発熱材を貫通する。誘導発熱材の磁束の周りには渦電流が生じ、渦電流が流れると、誘導発熱材内の電気抵抗によってジュール熱が発生して、誘導発熱材が発熱することになる。
定着ベルト26が誘導加熱部30によって所定の温度となるように、制御部43はサーミスタ25の検知する温度に基づいて電源41の電力を制御している。そして、定着ベルト26が加熱され所定の温度に昇温すると、ニップ部Nで挟持された用紙9が加熱されるとともに、加圧ローラ19にて加圧されることにより、用紙9上の粉体状態のトナーが溶融定着される。
本実施形態では、さらに加圧ローラ19の下方に均熱部材51が設けられる。均熱部材51は、温度上昇する加圧ローラ19の熱を放散させるものであり、加圧ローラ19に当接するように配置され、また、アルミニウムや銅等の熱伝導性の良好な材質で形成される。更に、均熱部材51は、加圧ローラ19の両端部より軸方向にさらに延びて円筒状に形成され、バネ63にて加圧ローラ19の中心に向けて付勢されている。従って、加圧ローラ19が回転すると、均熱部材51は矢印方向に従動回転する。
均熱部材51の両端部には作動板65が設けられる。作動板65は、その一端側に対して揺動可能に設けられ、また、その他端側が均熱部材51に常に当接するように設けられる。更に、作動板65はその一端側と他端側との間で偏芯カム67に当接している。偏芯カム67が回転すると、作動板65は一端側の周りに揺動する。偏芯カム67の半回転によって作動板65が図2に示す状態から下側に移動すると、均熱部材51は、バネ63の付勢力に抗して下側に押され、加圧ローラ19に当接した状態から加圧ローラ19から離間した状態に切り替わる。偏芯カム67がさらに半回転すると、均熱部材51は、バネ63の付勢力にて上側に押され、加圧ローラ19から離間した状態から加圧ローラ19に当接した状態に切り替わる。
偏芯カム67はモータ69によって回転駆動させられる。モータ69は制御部43にて駆動制御されるが、モータ69の駆動制御については後で詳しく説明する。
均熱部材51を図3、図4を用いて詳しく説明する。図3は均熱部材の概略構成を断面にて示す平面図であり、図4は均熱部材の概略構成を断面にて示す側面図である。
図3に示すように、均熱部材51の外周面51bには、円筒内部51cに貫通する孔51aが形成される。貫通孔51aは軸方向に延びる長孔からなり均熱部材51の周方向に均等に並べて複数個形成される。また、用紙9がニップ部N(図2参照)に通紙されるときに、その通紙領域の中央部(軸方向の中央部)に対応する位置に、貫通孔51aが配置される。
均熱部材51の円筒内部51cの軸方向両端部にはフィン53が設けられる。フィン53は加圧ローラ19(図2参照)の非通紙領域に対向して均熱部材51の内周壁の周方向に夫々均等に並べて複数個(4個、図4参照)形成され、また、アルミニウムや銅等の熱伝導性の良好な材質で形成される。従って、非通紙領域における加圧ローラ19の熱は、均熱部材51の外周面51bから複数のフィン53に伝導し、複数のフィン53によって均熱部材51の円筒内部51cに放散される。
また、均熱部材51が加圧ローラ19にて従動回転させられると、フィン53は、均熱部材51の回転にて均熱部材51の軸方向端部から円筒内部51cに向けて外部の空気を取り込む。外部の空気を取り込むことが可能であるように、フィン53は軸方向に対して傾斜し、更に、軸に垂直な面に対して傾斜して形成される(図4も参照)。従って、非通紙領域及び通紙領域における加圧ローラ19の熱は、均熱部材51の円筒内部51cに放散されると、複数のフィン53で外部から取り込まれる空気にて、冷却されるとともに中央部の貫通孔51aに向けて送られる。
図2に戻り、前述のように均熱部材51が加圧ローラ19に対して接離可能であるように、定着処理する用紙サイズ、またはサーミスタ25の検知温度に基づいて、制御部43はモータ69の駆動を制御する。
小さいサイズの用紙やA4タテの用紙に画像形成する場合には、均熱ローラ51は、図2に示す状態にある。つまり、均熱ローラ51が加圧ローラ19に当接した状態にあり、誘導加熱部30が発熱させられ、定着ベルト26が所定の温度になるように制御される。小さいサイズの用紙やA4タテの用紙に画像形成すると、定着ベルト26の熱が加圧ローラ19に伝導して、非通紙領域は通紙領域に比べて温度上昇するが、加圧ローラ19の非通紙領域では均熱部材51の複数のフィン53に熱伝導し、均熱部材51の円筒内部51cに放散されるために、加圧ローラ19の非通紙領域は異常昇温することがない。更に、均熱部材51が加圧ローラ19にて従動回転させられ、複数のフィン53が回転し、外部の空気が均熱部材51の軸方向端部から円筒内に向けて取り込こまれるために、均熱部材51の円筒内部51cに放散された熱は、冷却され、均熱部材51の貫通孔51aから外部に放散される。
小さいサイズの用紙やA4タテの用紙以外の用紙に画像形成する場合には、均熱ローラ51は加圧ローラ19に対して離間した状態にある。そして、画像形成、定着処理を行なっているときに、中央部(通紙領域)のサーミスタ25と両端部(非通紙領域)のサーミスタ25にて検知する温度差が閾値を越えると、非通紙領域が高温になっているので、制御部43はモータ69を回転駆動させる。このモータ69の回転にて、偏芯カム67が半回転すると、バネ63の付勢力にて、作動板65とともに均熱ローラ51が上側に移動し、均熱ローラ51が加圧ローラ19に当接した状態となる。そして、再び、中央部と両端部のサーミスタ25にて検知する温度差が閾値内に入ると、制御部43はモータ69を回転駆動させる。このモータ69の回転にて、偏芯カム67がさらに半回転し作動板65がバネ63に抗して均熱ローラ51を下側に押し下げると、均熱ローラ51が加圧ローラ19から離間した状態となる。このように、サーミスタ25の温度に応じて均熱ローラ51は加圧ローラ19に対して接離することになる。尚、小さいサイズの用紙やA4タテの用紙以外の用紙に画像形成する場合においても、サーミスタ25の温度に応じて均熱ローラ51が加圧ローラ19に対して接離するようにしもよい。
上記第1実施形態によれば、定着装置5は、定着ベルト26と加圧ローラ19とが圧接するニップ部Nで加熱及び加圧して用紙9上に担持されたトナー像を用紙に定着させる。定着装置5は、加圧ローラ19に当接し、加圧ローラ19の熱を放散させる熱伝導性を有する均熱部材51を備え、この均熱部材51は円筒状に形成され、外周面51bには円筒内部51c(円筒内)に貫通する孔51aが通紙領域の中央部に対応して形成される。
この構成によると、定着ベルト26と加圧ローラ19とが圧接するニップ部Nでトナー像が担持された用紙9が加熱及び加圧され、トナー像が用紙9に定着される。均熱部材51は加圧ローラ19に当接し、昇温した加圧ローラ19の熱は均熱部材51に伝導される。また、連続して定着処理すると、高温状態にある加圧ローラ19から均熱部材51に放熱され、放散した熱は均熱部材51に伝導される。このように均熱部材51に伝導した熱は、均熱部材51の円筒内部51cに放散され、円筒内部51cを介して、貫通孔51aから外部に放散される。従って、連続して定着処理を行っても、均熱部材51に過度に蓄熱されることがなく、均熱部材51は常に加圧ローラ19の熱を放散することが可能となる。
また、上記第1実施形態によれば、均熱部材51の円筒内部51cの軸方向端部には複数のフィン53が設けられる。これによって、円筒内部51cの軸方向端部における放熱面積が大きくなるため、小さいサイズの用紙9を連続して定着処理しても、非通紙領域に対応する軸方向端部で発生した熱は、軸方向端部に設けた複数のフィン53によって通紙領域の中央部に比べると良好に円筒内部51cに放散され、放散された熱は貫通孔51aから外部に放散される。
また、上記第1実施形態によれば、均熱部材51は加圧ローラ19にて従動回転し、複数のフィン53は均熱部材51の従動回転にともなって均熱部材51の軸方向端部から円筒内部51cに向けて空気を取り込むように設けられる。従って、均熱部材51に伝導した熱はフィン53にて円筒内部51cに放散され、また、円筒内部51cに放散された熱は、回転するフィン53で外部から取り込んだ空気にて冷却されるとともに貫通孔51aに向かって送られ、貫通孔51aから外部に良好に放散される。
また、上記第1実施形態によれば、均熱部材51は加圧ローラ19に接離可能に設けられることによって、定着処理する用紙サイズや、画像形成装置1の起動から終了までの定着装置5の温度状態に応じて均熱部材51を加圧ローラ19に接離することにより、効率よく定着処理を行なうことができる。また、加圧ローラ19の熱は均熱部材51にて放散され、その熱を貫通孔51aから外部に放散することで、加圧ローラ19の異常昇温による変形、損傷を防ぐことができる。
また、上記第1実施形態によれば、貫通孔51aは、軸方向に延びる複数の長孔からなり均熱部材51の周方向に並べて形成されることによって、均熱部材51に伝導される熱は、均熱部材51に形成した複数の貫通孔51aから速やかに外部に放散される。
(第2実施形態)
図5は第2実施形態に係る均熱部材の概略構成を断面にて示す平面図であり、図6は均熱部材の概略構成を断面にて示す側面図である。第1実施形態と異なるフィン53と、付加したファン55について主に説明し、以降、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
均熱部材51は、温度上昇する加圧ローラ19(図2参照)の熱を放散させるものであり、加圧ローラ19に当接するように配置され、また、アルミニウムや銅等の熱伝導性の良好な材質で形成される。更に、均熱部材51は、定着処理する用紙サイズ、またはサーミスタ25(図2参照)の検知温度に応じて、加圧ローラ19に当接している状態と加圧ローラ19から離間する状態とに切り替わる。この切り替えは第1実施形態と同様に制御部43(図2参照)にて行われる。
図5に示すように、均熱部材51の外周面51bには、円筒内部51cに貫通する孔51aが形成される。貫通孔51aは軸方向に延びる長孔からなり均熱部材51の周方向に均等に並べて複数個形成される。また、用紙9がニップ部N(図2参照)に通紙されるときに、その通紙領域の中央部(軸方向の中央部)に対応する位置に、貫通孔51aが配置される。
均熱部材51の円筒内部51cの軸方向両端部にはフィン53が設けられる。フィン53は加圧ローラ19の非通紙領域に対向して均熱部材51の内周壁の周方向に均等に並べて複数個(4個、図6参照)形成され、また、軸方向に沿って直線状に延びて形成される(図6も参照)。また、フィン53はアルミニウムや銅等の熱伝導性の良好な材質で形成される。従って、非通紙領域における加圧ローラ19の熱は、均熱部材51の外周面51bから複数のフィン53に伝導し、複数のフィン53によって均熱部材51の円筒内部51cに放散される。
また、均熱部材51の軸方向両端部に対向してファン55が設けられる。各ファン55の羽根は均熱部材51の軸方向端部から円筒内部51cに向けて外部の空気を送り込むように形成される。従って、非通紙領域及び通紙領域における加圧ローラ19の熱は均熱部材51の円筒内部51cに放散され、円筒内部51cに放散された熱は、各ファン55からの空気流にて冷却されるとともに中央部の貫通孔51aに向けて送られる。
上記第2実施形態によれば、定着装置5は、定着ベルト26と加圧ローラ19とが圧接するニップ部Nで加熱及び加圧して用紙9上に担持されたトナー像を用紙に定着させる。定着装置5は、加圧ローラ19に当接し、加圧ローラ19の熱を放散させる熱伝導性を有する均熱部材51と、均熱部材51の円筒内部51cの軸方向端部に設けられるフィン53と、均熱部材51の軸方向端部に対向して設けられるファン55とを備える。均熱部材51は円筒状に形成され、通紙領域の中央部に対応する外周面51bには円筒内部51cに貫通する孔51aが形成される。
この構成によると、小さいサイズの用紙9を連続して定着処理しても、非通紙領域に対応する軸方向端部で発生した熱は、軸方向端部に設けたフィン53によって通紙領域の中央部に比べると良好に円筒内部51cに放散され、円筒内部51cに放散された熱は、ファン55で外部から送り込まれた空気にて冷却されるとともに貫通孔51aに向かって送られ、貫通孔51aから外部に良好に放散される。
尚、上記実施形態では、均熱部材51が加圧ローラ19に当接する構成を示したが、本発明はこれに限らず、均熱部材51は定着ベルト26に当接する構成にしてもよい。この場合も上記実施形態と同様の効果を奏する。
また、上記実施形態では、電磁誘導加熱方式の熱源を用いた定着装置5に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、ベルト定着方式に適用してもよい。つまり、熱源を有する熱ローラにて加熱され、熱ローラと定着ローラとに張架される定着ベルトと、定着ローラに圧接して配設された加圧ローラとを備え、定着ベルトと加圧ローラとのニップ部で定着処理を行なう定着装置5であって、加圧ローラに当接するように均熱部材51を設けてもよい。または、定着ベルトに当接するように均熱部材51を設ける構成にしてもよい。更に、ローラ定着方式の加熱ローラまたは加圧ローラの何れかに均熱部材51が当接するように設けてもよい。
また、上記実施形態では、貫通孔51aを均熱部材51の軸方向中央部に形成する構成を示したが、本発明はこれに限らず、例えば通紙領域の中央部が均熱部材51の軸方向中央部に対してずれている場合は、通紙領域中央部から外れた位置に形成しても良い。また、貫通孔51aは軸方向に二つ以上並べて形成してもよい。この構成でも、均熱部材51に伝導した熱が円筒内部51cを介して貫通孔51aから外部に放散される効果を奏する。
また、上記実施形態では、均熱部材51を接離させる機構に偏芯カム67と、偏芯カム67を回転させるモータ69とを用いる構成を示したが、本発明はこれに限らず、ソレノイドを二つの位置に移動するように設けて、ソレノイドにて作動板65を揺動自在に移動させるように構成してもよい。
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる定着装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
5 定着装置
18 加熱部
19 加圧ローラ(加圧部材)
23 定着ローラ
25 サーミスタ
26 定着ベルト(加熱部材)
27 ローラ
30 誘導加熱部
41 電源
43 制御部
51 均熱部材
51a 貫通孔(孔)
51b 外周面
51c 円筒内部
53 フィン
55 ファン
65 作動板
67 偏芯カム
69 モータ

Claims (8)

  1. 加熱部材と加圧部材とが圧接するニップ部で加熱及び加圧して用紙上に担持されたトナー像を用紙に定着する定着装置において、
    前記加熱部材または前記加圧部材のいずれか一方の部材に当接し、前記いずれか一方の部材の熱を放散させる熱伝導性を有する均熱部材を備え、
    前記均熱部材は円筒状に形成され、該円筒の外周面には円筒内に貫通する孔が通紙領域の中央部に対応して形成されることを特徴とする定着装置
  2. 前記均熱部材の円筒内の軸方向端部には複数のフィンが設けられることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記均熱部材は前記いずれか一方の部材の回転にて従動回転し、前記複数のフィンは前記均熱部材の従動回転にともなって前記均熱部材の軸方向端部から円筒内に向けて空気を取り込むように設けられることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記均熱部材の軸方向端部に対向してファンが設けられ、前記ファンは前記均熱部材の軸方向端部から円筒内に向けて空気を送り込むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  5. 前記均熱部材は前記いずれか一方の部材に接離可能に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 前記貫通孔は、軸方向に延びる複数の長孔からなり前記均熱部材の周方向に並べて形成されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置。
  7. 前記均熱部材は前記加圧部材に当接することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の定着装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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