JP2012044420A - 画像読取システム、画像読取装置、それらの制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】接続された情報処理装置の機能に応じて、特定のスキャンモードを行うための環境を容易に構築するとともに、当該スキャン環境を容易に変更可能な画像読取システム、画像読取装置、それらの制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像入力先の情報制御装置で動作するシステム設定アプリケーションは、画像読取装置から送信されたハードウェア情報に基づいて対応するスキャン環境を検索し、最適な環境を判別して構築し、その結果を画像読取装置に通知する。これにより、ユーザが、画像読取置上で推奨の環境を選択するだけの操作により情報制御装置への特定のスキャンモードの動作を可能にする。
【選択図】図9
【解決手段】画像入力先の情報制御装置で動作するシステム設定アプリケーションは、画像読取装置から送信されたハードウェア情報に基づいて対応するスキャン環境を検索し、最適な環境を判別して構築し、その結果を画像読取装置に通知する。これにより、ユーザが、画像読取置上で推奨の環境を選択するだけの操作により情報制御装置への特定のスキャンモードの動作を可能にする。
【選択図】図9
Description
本発明は、画像読取システム、画像読取装置、それらの制御方法、及びプログラムに関するものである。
情報処理装置から画像読取装置であるスキャナデバイスなどの周辺機器を利用するには、その周辺機器に対応した特定のデバイスドライバ(スキャナデバイスであればスキャナドライバ)を組み込む必要がある。したがって、利用するスキャナデバイスが複数台ある場合はその台数分だけスキャナドライバを組み込む必要があり、ユーザはその度にIPアドレスを調べたり、対応するスキャナドライバを探してきたり、といった面倒なインストール作業を強いられてきた。
そこで、近年、スキャナデバイスの種類によらず共通して利用可能なスキャナドライバである「汎用スキャナドライバ」が研究・開発されている。例えば、アプリケーションからOS汎用スキャナドライバに対してスキャン指示を出した後に、入力可能なネットワークスキャナデバイスを選んでスキャンする方法が提案されている。この方法であれば、予めOS汎用スキャナドライバのみを情報処理装置に組み込んでおくだけで、OS汎用スキャナドライバが対応する全てのスキャナデバイスを利用することが可能である。また、特許文献1では、デバイスから、ネットワーク参加メッセージをユニキャストで管理サーバーが受信すると、各クライアントPCに対応するドライバをプッシュインストールすることで、使用環境を構築、管理するシステムが提案されている。
また、近年、USBインタフェース対応のスキャナデバイスで気軽に使用できる特定のスキャンモードの一つとして疑似プッシュスキャン機能をネットワーク対応スキャナドライバで行うシステムが提案されている。この疑似プッシュスキャンは、スキャナデバイスから画像データをあたかもプッシュするように情報処理装置に送信するスキャン動作の名称である。内部動作としては、ユーザの操作により、スキャナデバイスから情報処理装置にスキャン動作をスタートさせるイベント信号を送信し、当該イベント信号を受信した情報処理装置がスキャナドライバを介して、画像データを取得する。ネットワークインタフェース対応のスキャナデバイスとスキャナドライバにも同様の疑似プッシュスキャンで行われる内部動作に対応することで、ネットワーク上での疑似プッシュスキャンシステムの構築が可能である。
しかしながら、従来技術には以下に記載する問題がある。例えば、上記背景技術で述べたような汎用スキャナドライバは、対応する全スキャナデバイスが共通で処理可能な形式のコマンドを生成し送信するため、各スキャナデバイスに特化した専用スキャナドライバに比べて機能が制限されてしまう。さらに、現在では、疑似プッシュスキャンを行う場合、スキャナドライバとアプリケーションを組み合わせたスキャン環境が、汎用と、専用のものが複数混在する状況が増えてきている。これにより、ユーザは汎用スキャナドライバを優先するのか、専用スキャナドライバを優先するのかを選択する際に混乱する虞がある。さらに、設定を切り替えるためには、予め情報処理装置の設定変更が必要であるため、ユーザにとっては選択作業の効率が悪く、手間がかかる作業となっていた。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、接続された情報処理装置の機能に応じて、特定のスキャンモードを行うための環境を容易に構築するとともに、当該スキャン環境を容易に変更可能な画像読取システム、画像読取装置、それらの制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、例えば、複数の情報処理装置と、特定のスキャンモードを実行可能な画像読取装置とが接続された画像読取システムとして実現できる。画像読取装置は、原稿から読み取った画像データを送信する先の情報処理装置を選択する選択手段と、予めメモリに保存されている自装置のハードウェア情報とともに、特定のスキャンモードを行うための環境の構築を指示する第1イベントを、選択手段によって選択された情報処理装置に送信する送信手段と、送信手段によって送信した第1イベントの応答として、第1イベントに対する処理結果を示す第2イベントを情報処理装置から受信する受信手段と、受信手段によって受信した第2イベントの内容とともに、特定のスキャンモードを行うための環境に関する設定内容を変更可能な設定画面を表示部に表示する表示制御手段とを備え、各情報処理装置は、ハードウェア情報とともに、第1イベントを受信すると、画像読取装置を使用するための特定のスキャンモードを行うための環境として、画像読取装置で専用のスキャン環境又は複数の画像読取装置で汎用のスキャン環境を構築する構築手段と、構築手段による環境構築の結果を、第2イベントとして画像読取装置に通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、接続された情報処理装置の機能に応じて、特定のスキャンモードを行うための環境を容易に構築するとともに、当該スキャン環境を容易に変更可能な画像読取システム、画像読取装置、それらの制御方法及びプログラムを提供できる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
<画像読取システムの構成>
まず、図1Aを参照して、本実施形態における画像読取システムについて説明する。なお、以下で説明する構成は、一例であり本発明を限定する意図はない。また、以下で記載する、Simple Object Access ProtocolSOAP)に関しては、W3C(http://www.w3.org/)で公開されており、WS−Eventingに関しては、(http://www.w3.org/Submission/WS−Eventing/)で公開されている情報であるため、その説明を省略する。
<画像読取システムの構成>
まず、図1Aを参照して、本実施形態における画像読取システムについて説明する。なお、以下で説明する構成は、一例であり本発明を限定する意図はない。また、以下で記載する、Simple Object Access ProtocolSOAP)に関しては、W3C(http://www.w3.org/)で公開されており、WS−Eventingに関しては、(http://www.w3.org/Submission/WS−Eventing/)で公開されている情報であるため、その説明を省略する。
図1Aに示すように、画像読取システム100は、複数の情報処理装置(パーソナルコンピュータ:PC)101a、101b、及び画像読取装置である複数のスキャナデバイス102a、102bを含む。各装置は、Ethernet(登録商標)で構成されるネットワーク(LAN)104を介して接続される。なお、以下では、特に限定する必要がない場合は、情報処理装置101a、101bを単に情報処理装置101と記載し、スキャナデバイス102a、102bをスキャナデバイス102と記載する。スキャナデバイス102は、原稿を読み取って画像データを生成し、情報処理装置101に送信する。
<各装置の構成例>
次に、図1Bを参照して、情報処理装置101とスキャナデバイス102との装置構成について説明する。情報処理装置101において、CPU111は、RAM112に記憶されているプログラムに従って、システムバス114に接続される各デバイスを統括的に制御する。RAM112は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等としても機能する。ROM113は、各種プログラム及びデータを格納する。
次に、図1Bを参照して、情報処理装置101とスキャナデバイス102との装置構成について説明する。情報処理装置101において、CPU111は、RAM112に記憶されているプログラムに従って、システムバス114に接続される各デバイスを統括的に制御する。RAM112は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等としても機能する。ROM113は、各種プログラム及びデータを格納する。
キーボードコントローラI/F115は、キーボード119や不図示のポインティングデバイス(マウス)からのキー入力を制御する。ディスプレイI/F116は、ディスプレイ120への表示を制御する。外部メモリI/F117は、例えばハードディスク(HD)、Solid State Disk(SSD)等の外部メモリ121とのアクセスを制御する。外部メモリ121は、オペレーティングシステムプログラム(以下、OS)122、各種アプリケーション123、スキャン処理関連プログラム124、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するコンピュータが保存又は、読み取り可能な記憶媒体として機能する。
スキャン処理関連プログラム124は、本実施形態に係るシステム設定アプリケーション125、専用スキャナドライバ126、OS汎用スキャナドライバ127、OS汎用アプリケーション128、ハードウェア情報129及び専用アプリケーション130を含む。なお、これらスキャン処理関連プログラム124は、ユーザが新しく使用する情報処理装置101上の外部メモリ121には初めから保存されていない場合もある。本実施形態では、各スキャンシステム環境の構築を司るシステム設定アプリケーション125を各情報処理装置101に予め保存し、RAM112で起動されている状態にユーザが設定する。しかし、OS汎用スキャナドライバ127とOS汎用アプリケーション128とがスキャンデータを送信する先の情報処理装置101に予めインストールされていない場合は、外部メモリ121に存在しないものとする。
汎用スキャナドライバ127とOS汎用アプリケーション128とは、対応するデバイスモデルが共通で持つ機能を利用することができる。一方、専用スキャナドライバ126とは、単一のデバイスモデルにのみ対応したスキャナドライバである。専用スキャナドライバ126は、対応するスキャナデバイスの機能を最大限に引き出すことが可能である。専用アプリケーション130は、システム設定アプリケーション125、専用スキャナドライバ126と連携して動作することに最適化された、疑似プッシュスキャンを実行可能なアプリケーションである。また、専用スキャナドライバ126と専用アプリケーション130とは、ユーザがスキャンデータを送信する先の情報処理装置101に予めインストールしていない場合は外部メモリ121に存在しないものとする。
ハードウェア情報129は、スキャナデバイス102から送付される情報で、システム設定アプリケーション125がスキャナデバイス102から受信した内容を、外部メモリ121に一時保存する。ネットワークI/F118は、LAN104を介してスキャナデバイス102に接続され、スキャナデバイス102との間で通信制御処理を行なう。なお、本実施形態では、スキャナデバイス102から送信するイベント信号に、WS−Eventingを使用するため、ネットワークI/F118は対応するWeb Serviceプロトコルを実装している。
次に、スキャナデバイス102の構成例について説明する。CPU132は、スキャナデバイス102の動作を統括的に制御する。RAM133は、CPU132の主メモリ、ワークエリア等として機能するとともに、入力情報展開領域、環境データ格納領域としても用いられる。RAM133は、NVRAM(Non−volatile RAM:不揮発性RAM)領域も備えており、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができる。RAM133は、各種フォント、CPU132により実行される制御プログラム等、及び各種データを記憶している。
ネットワークI/F145は、情報処理装置101との間でデータの送受信を行なう。プリンタI/F138は、プリンタエンジンである印刷部139とのインタフェースを制御する。スキャナI/F140は、スキャナエンジンであるスキャン部141とのインタフェースを制御している。
外部メモリ143は、外部メモリI/F142によりアクセスが制御され、オプションとして接続されるハードディスク(HD)、Solid State Disk(SSD)等を含み、画像読取システム100のハードウェア情報144を記憶してもよい。なお、ハードディスク等の外部メモリ143が接続されていない場合には、RAM133に、情報処理装置101で利用される情報等を記憶することになる。
操作部I/F136は、スキャナデバイス102のスキャン処理を設定する操作部137とのインタフェースを制御する。操作部137には、ユーザによる操作を受け付ける操作パネルが設けられ、その操作パネルには操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配されている。また、不図示のNVRAMを有し、操作パネルからのスキャン設定情報を記憶するようにしてもよい。
CPU132は、RAM133に記憶された制御プログラム等に基づき、スキャナI/F140を介してスキャン部141から画像データを取得する。また、CPU132は、ネットワークI/F145を介して情報処理装置101との通信処理が可能となっており、情報処理装置101に画像データを送信すると共に、スキャナデバイス102内の情報等を情報処理装置101に通知する。本実施形態では、スキャナデバイス102から送信するイベント信号に、WS−Eventingを使用するため、ネットワークI/F145は対応するWeb Serviceプロトコルを実装している。
<疑似プッシュスキャン処理(比較例)>
次に、図2を参照して、情報処理装置101のOS122によるOS汎用スキャナドライバ127の疑似プッシュスキャン処理の比較例について説明する。なお、疑似プッシュスキャン処理とは、本実施例における特定のスキャンモードの一例である。ユーザが情報処理装置101上で使用したいスキャナデバイス102を選択した場合、OS汎用スキャナドライバ127が、OS122の内部メモリ、外部メモリ121、或いは他の記憶装置からインストールされる。インストールされたOS汎用スキャナドライバ127は、アプリケーション123から起動され、RAM112上で動作し、疑似プッシュスキャン処理を行うことができる。なお、以下で説明する処理は、CPU111によって統括的に制御される。また、図2では、ユーザ操作が含まれる処理を台形で示している。
次に、図2を参照して、情報処理装置101のOS122によるOS汎用スキャナドライバ127の疑似プッシュスキャン処理の比較例について説明する。なお、疑似プッシュスキャン処理とは、本実施例における特定のスキャンモードの一例である。ユーザが情報処理装置101上で使用したいスキャナデバイス102を選択した場合、OS汎用スキャナドライバ127が、OS122の内部メモリ、外部メモリ121、或いは他の記憶装置からインストールされる。インストールされたOS汎用スキャナドライバ127は、アプリケーション123から起動され、RAM112上で動作し、疑似プッシュスキャン処理を行うことができる。なお、以下で説明する処理は、CPU111によって統括的に制御される。また、図2では、ユーザ操作が含まれる処理を台形で示している。
疑似プッシュスキャン処理を開始すると、S201において、CPU111は、ユーザ操作を受け付けて、使用するスキャナデバイス102を検索し、選択する。スキャナデバイス102が選択されると、S202において、CPU111は、内部メモリ、外部メモリ121、或いは他の記憶装置からOS汎用スキャナドライバをOS122にインストールする。さらに、S202では、CPU111は、上記OS汎用スキャナドライバ127のインストール処理に続き、OS汎用アプリケーション128におけるスキャン処理の設定、及び疑似プッシュスキャン処理の設定も行う。
次に、S203において、ユーザは、スキャナデバイス102に原稿を持って移動し、操作部137でスキャンデータを送信する先の情報処理装置101を選択する。ここで、CPU111は、ユーザ操作により選択された情報を受け付けるとともに、スキャンする設定を更新する必要があれば更新してもよい。続いて、S204において、ユーザは、スキャナデバイス102のスキャン部141に原稿をセットし、疑似プッシュスキャンの開始を指示する。
スキャン処理が終了すると、S205において、ユーザは、スキャナデバイス102の原稿を取り除き、情報処理装置101に戻り、OS汎用アプリケーション128に取り込まれた画像データを使用し画像処理などの作業を行う。ここで、CPU111は、ユーザがOS汎用アプリケーション128での作業が終えると、疑似プッシュスキャン処理を終了する。
一方、図1Bの専用スキャナドライバ126の疑似プッシュスキャン動作については、図示を省略するが、基本的に図2のOS汎用スキャナドライバと同じ処理である。この場合、専用スキャナドライバ126と専用アプリケーション130のインストールプログラムが、OS122とほぼ同等の処理を行う。
以上のようにネットワークを介しての疑似プッシュスキャン動作を説明したが、OS汎用スキャナドライバと専用スキャナドライバの疑似プッシュスキャン動作が、情報処理装置101に混在する環境が想定されうる。この場合、ユーザは、何れのスキャナドライバを使用するべきか混乱してしまうという問題がある。さらに、それぞれの情報処理装置101によって、ユーザの施した疑似プッシュスキャン環境が違う場合が想定され、その場合でも、ユーザはスキャンデータを送信する先の情報処理装置101に立ち寄り、スキャン環境設定を行う必要がある。本実施形態によれば、上述のような状況であっても、疑似プッシュスキャン動作が可能な環境をスキャナデバイス102において選択することができる。
<疑似プッシュスキャン処理(本実施例)>
次に、図3を参照して、スキャナデバイス102による、本実施形態特有の疑似プッシュスキャン処理について説明する。なお、以下で説明する処理は、スキャナデバイス102のCPU132によって統括的に制御される。また、図3では、ユーザ操作が含まれる処理を台形で示している。
次に、図3を参照して、スキャナデバイス102による、本実施形態特有の疑似プッシュスキャン処理について説明する。なお、以下で説明する処理は、スキャナデバイス102のCPU132によって統括的に制御される。また、図3では、ユーザ操作が含まれる処理を台形で示している。
スキャナデバイス102による疑似プッシュスキャン処理を開始すると、S301において、CPU132は、まず操作部137を介してユーザ操作を受け付け、スキャンデータを送信する先の情報処理装置101を選択する。続いて、S302において、CPU132は、ハードウェア情報144をパラメータとして参照したWS−Eventing準拠のPush Modeイベント(第1イベント)を選択した情報処理装置へ送信する。ここで、Push Modeイベントは、情報処理装置101に対して疑似プッシュスキャン環境の構築を指示するイベントである。また、スキャナデバイス102は、当該Push Modeイベントを送信することにより、情報処理装置101が有する疑似プッシュスキャン環境の情報を取得することができる。ハードウェア情報の詳細については、図10用いて後述する。その後、S303において、CPU132は、Push Modeイベントを送信した情報処理装置101から、Push Modeイベントに対する応答として、当該Push Modeイベントに対する処理結果を示すスキャン環境構築イベント(第2イベント)を受信するまで一定期間の間待機する。スキャン環境構築イベントの詳細については図11を用いて後述する。
一定期間内にスキャン環境構築イベントを受信しない場合、或いは、エラーを情報処理装置101から受信した場合、S309に進み、CPU132は、操作部137に「情報処理装置の用意ができません。」等のエラー表示を行い、処理を終了する。一方、スキャン環境構築イベントを受信すると、S304に進み、CPU132は、当該イベントの内容から、疑似プッシュスキャン環境が1つでもあったか否かを判定する。ここで、疑似プッシュスキャン環境がなかった場合はS309に進み、CPU132は、操作部137に「情報処理装置の用意ができません。」等のエラー表示を行い処理を終了する。
一方、S304で疑似プッシュスキャン環境がある場合はS305に進み、CPU132は、表示制御手段として機能し、操作部137にスキャン環境構築イベントの内容を表示するとともに、疑似プッシュスキャン環境に関する設定内容を変更可能に表示する。S305でのユーザインタフェースの表示及び動作については、図6を用いて後述する。その後、S306において、CPU132は、操作部137を介してユーザ入力を受け付け、S307において「設定変更…」ボタンが押下されたか、スキャンボタンが押下されたかを判定する。「設定変更…」ボタンが押下された場合は、S308において、CPU132は、ハードウェア情報144を更新し、S310において操作部137に「疑似プッシュスキャンシステムの設定が変更されました。」と表示し、処理をS302に戻す。S310での操作部137におけるユーザインタフェースの表示及び動作については、図7用いて後述する。
一方、操作部137においてスキャンボタンが押下されると、S311において、CPU132は、プッシュスキャンイベントを、情報処理装置101に送信する。スキャナデバイス102が送信するプッシュスキャンイベントの種類は、本実施形態では2種類存在し、専用アプリケーション用と汎用アプリケーション用がある。スキャン環境構築イベントの優先設定の項目の値が専用であれば、スキャナデバイス102は、専用アプリケーション用のプッシュスキャンイベントを情報処理装置101に送信し、汎用であれば、汎用プッシュスキャンイベントを情報処理装置101に送信する。その後、S312において、CPU132は、情報処理装置101からスキャンコマンドが送信されて来るまで待機し、スキャンコマンドを受信するとS313に進み、スキャン部141で、スキャン動作を実行し、処理を終了する。
<情報処理装置での疑似プッシュスキャン環境情報の取得>
次に、図4を参照して、スキャンデータを送信する先の情報処理装置101のOS122上で起動するシステム設定アプリケーション125における疑似プッシュスキャン環境の情報取得処理について説明する。なお、以下で説明する処理は、情報処理装置101のCPU111によって統括的に制御される。また、以下で説明する処理は、上記S302で送信されるハードウェア情報を参照したイベントがシステム設定アプリケーション125で受信すると開始される。
次に、図4を参照して、スキャンデータを送信する先の情報処理装置101のOS122上で起動するシステム設定アプリケーション125における疑似プッシュスキャン環境の情報取得処理について説明する。なお、以下で説明する処理は、情報処理装置101のCPU111によって統括的に制御される。また、以下で説明する処理は、上記S302で送信されるハードウェア情報を参照したイベントがシステム設定アプリケーション125で受信すると開始される。
まず、S401において、システム設定アプリケーション125は、受信したハードウェア情報129をRAM112にロードする。続いて、S402〜S404において、システム設定アプリケーション125は、OS122に問い合わせ、登録されている全てのポートから、汎用スキャナドライバに関連付けられているポートのIPアドレスを取得する。
次に、S405において、システム設定アプリケーション125は、スキャナデバイス102のIPアドレスと、IPアドレスが合致するポートが存在するか否かを判定する。ここで、使用可能な(合致する)ポートが存在すればS406に進み、存在しなければS407へ進む。続いて、S406において、システム設定アプリケーション125は、RAM112に新規作成した、スキャン環境構築イベントの汎用環境項目にYesをセットし、S408に進む。スキャン環境構築イベントの詳細については図11を用いて後述する。一方、S407において、システム設定アプリケーション125は、RAM112に新規作成した、スキャン環境構築イベントの汎用環境項目にNoをセットし、S414に進む。
S408において、システム設定アプリケーション125は、インストールされているプッシュスキャンに対応するアプリケーションがどれだけインストールされているかリストアップする。続いて、S409において、システム設定アプリケーション125は、S408の結果から専用アプリケーションがインストールされているか否かを判定し、インストールされていない場合はS413に進み、インストールされている場合はS410に進む。
S410において、システム設定アプリケーション125は、専用スキャナドライバファイルや設定ファイルを検索し、設定を確認する。続いて、S411において、システム設定アプリケーション125は、ハードウェアID対応の専用スキャナドライバがインストールされているか否かを判定し、インストールされていない場合はS413に進み、インストールされている場合はS412に進む。S412において、システム設定アプリケーション125は、RAM112にロードした、スキャン環境構築イベントの専用環境の項目にYesをセットし、S414に進む。
一方、S413において、システム設定アプリケーション125は、RAM112にロードした、スキャン環境構築イベントの専用環境項目にNoをセットし、S414へ進む。S407、S412又はS413の処理が終わると、S414へ進み、システム設定アプリケーション125は、汎用・専用スキャン環境の自動設定処理を行う。汎用・専用スキャン環境の自動設定処理については図5を用いて後述する。S414で汎用と専用のスキャン環境が設定(構築)されると、S415に進み、システム設定アプリケーション125は、スキャン環境構築イベントをスキャナデバイス102に送信し、処理を終了する。このように、システム設定アプリケーション125は、S414で完成されたスキャン環境構築イベントを、情報処理装置101内の疑似プッシュスキャン環境情報としてスキャナデバイス102に通知する。これにより、スキャナデバイス102でのユーザの最適なスキャン動作が可能となる。
<汎用・専用スキャン環境の自動設定>
次に、図5を参照して、システム設定アプリケーション125による本実施形態特有の汎用・専用スキャン環境の自動設定処理について説明する。なお、以下で説明する処理は、CPU111によって統括的に制御される。また、以下で説明する処理は、図4に示すS401乃至S414で検索された疑似プッシュスキャン環境の検索結果と、ハードウェア情報とを用いて実行される上記S414の詳細な処理である。
次に、図5を参照して、システム設定アプリケーション125による本実施形態特有の汎用・専用スキャン環境の自動設定処理について説明する。なお、以下で説明する処理は、CPU111によって統括的に制御される。また、以下で説明する処理は、図4に示すS401乃至S414で検索された疑似プッシュスキャン環境の検索結果と、ハードウェア情報とを用いて実行される上記S414の詳細な処理である。
まず、S501において、システム設定アプリケーション125は、作成中のスキャン環境構築イベントをRAM112にロードする。続いて、S502において、システム設定アプリケーション125は、スキャン環境構築イベントの専用環境の項目を参照し、専用アプリケーション130と専用スキャナドライバ126とをインストールしている環境が存在するか否かを判定する。ここで、専用環境の項目がYesの値で、存在する場合はS503に進み、存在しない場合はS505へ進む。
次に、S503において、システム設定アプリケーション125は、図4のS401でRAM112にロードしたハードウェア情報の優先設定項目を参照し、専用であるか否かを判定する。ここで、専用であればS504に進み、専用でなければS505に進む。S504において、システム設定アプリケーション125は、専用スキャン環境を優先的に使用するため、OS122のプッシュイベントの設定におけるハードウェア情報のハードウェアID項目#1、#2を専用アプリケーション130を使用するように設定する。
一方、S502で専用スキャナドライバ126がインストールされている環境が存在しないと判定された場合と、S503でハードウェア情報の優先設定項目が専用でないと判定された場合は、S505に進む。S505において、システム設定アプリケーション125は、スキャン環境構築イベントの汎用環境の項目を参照し、汎用アプリケーション128と汎用スキャナドライバ127とをインストールしている環境が存在するか否かを判定する。ここで、汎用環境が存在する場合はS508に進み、汎用環境が存在しない場合は処理を終了する。
S508において、システム設定アプリケーション125は、汎用スキャン環境を優先的に使用するため、OS122のプッシュイベントの設定におけるハードウェア情報のハードウェアID項目#1、#2を汎用アプリケーション128を使用するように設定する。S504とS508の処理が終わるとS506へ進み、システム設定アプリケーション125は、ハードウェア情報のスキャン設定情報を選択されたアプリケーションに設定する。
次に、S507において、システム設定アプリケーション125は、作成中のスキャン環境構築イベントに各設定項目をセットすることで、スキャン環境構築イベントを完成させ、処理を終了する。S505で、汎用環境が存在しない場合は、本実施例の環境では特殊な例であり、情報処理装置101内の環境が異常であると判断し、S509へ進み、最終的には図3のS304で、疑似プッシュスキャン環境が1つもないというエラー状態をユーザに示す。この場合、S309で上記エラー表示を、スキャナデバイス102の操作部137に表示する。
<ユーザインタフェース>
次に、図6及び図7を参照して、スキャナデバイス102の操作部137が備えるユーザインタフェース(以下では、画面と呼ぶこともある。)の一例について説明する。スキャナデバイス102は、ユーザが操作部137でスキャンメニューを選択すると、図6に示すスキャン操作画面600を表示する。スキャン操作画面600では、スキャン宛先一覧601にスキャンデータを送信する先の情報処理装置が選択可能に表示される。ユーザがスキャン実行ボタン606を押下すると、スキャナデバイス102は、スキャン宛先一覧601で選択した情報処理装置101に対して、疑似プッシュスキャン動作を実行する。
次に、図6及び図7を参照して、スキャナデバイス102の操作部137が備えるユーザインタフェース(以下では、画面と呼ぶこともある。)の一例について説明する。スキャナデバイス102は、ユーザが操作部137でスキャンメニューを選択すると、図6に示すスキャン操作画面600を表示する。スキャン操作画面600では、スキャン宛先一覧601にスキャンデータを送信する先の情報処理装置が選択可能に表示される。ユーザがスキャン実行ボタン606を押下すると、スキャナデバイス102は、スキャン宛先一覧601で選択した情報処理装置101に対して、疑似プッシュスキャン動作を実行する。
また、スキャン操作画面600には、本実施形態特有の設定として、専用スキャン環境ボタン602と汎用スキャン環境ボタン603とが操作部137に表示される。専用スキャン環境ボタン602と汎用スキャン環境ボタン603とは、ユーザがスキャン宛先一覧601で選択した情報処理装置で使用可能なスキャン環境の状況情報及び選択状況を、ユーザに報知するためのボタンである。専用スキャン環境ボタン602と汎用スキャン環境ボタン603とは、それぞれ表示状態として3つの表示モードを有し、状態によって、ユーザが押下した場合の処理が変化する。例えば、情報処理装置101が専用スキャン環境と汎用スキャン環境との両方を有していれば、専用スキャン環境ボタン602と汎用スキャン環境ボタン603との両方が選択可能に表示される。
3つの表示モードとは、それぞれ、有効と選択済みモード、有効モード、無効モードである。これらの表示モードは図3のS301で設定したスキャンデータを送信する先の情報処理装置101に問い合わせを行うことで得られたスキャン環境構築イベントの内容から、スキャナデバイス102がスキャン操作画面600のモードに表示を反映する。それらの3つのモードについて、以下に説明する。
有効と選択済みモードでは、ユーザが押下可能かつ、現在選択されている当該環境を識別可能にする模様又は色の表示がボタン上に行われる。スキャナデバイス102の問い合わせ処理から、優先して使用するスキャン環境のボタンが、有効と選択済みモードとなる。この表示モードの場合、ユーザはボタン押下が可能であるが、既に選択済みであるため、スキャナデバイス102は改めてボタン押下による処理を実行する必要がない。また、有効モードとは、スキャン環境構築イベントの内容から、対応する環境項目(専用環境或いは汎用環境)の値がYesとなっている場合に、表示されるモードである。この表示モードの場合、ユーザはボタン押下可能であり、押下されるとスキャナデバイス102は、図3のS307のステップから、S308のステップに入り、S310へ進む。S310で、スキャナデバイス102は操作部137で、図7に示すように、「システムの設定が変更されました」画面800を表示する。以上の操作により、ユーザによるスキャン環境の変更が可能となり、スキャン操作画面600の表示も更新され、ユーザに変更内容を確認させることができる。また、無効モードは、スキャン環境構築イベントの内容から、対応する環境項目(専用環境或いは汎用環境)の値がNoとなっている場合に、表示されるモードである。この表示モードの場合、ボタン表示がグレー表示になり、ユーザはボタン押下が不可能となり、選択できない。
604は、現在設定されているスキャン設定の内容を表示するリストボックスである。リストボックス604の内容は、スキャナデバイス102が、スキャン環境構築イベントの内容から、対応する共通スキャン設定情報項目と、ユーザが専用スキャン環境を選択したときのみ専用スキャン設定の値を操作部137に表示する。図6に示すスキャン操作画面600では、専用スキャン環境ボタン602が選択済みモードであるため、リストボックス604には、「専用機能:自動回転、傾き補正」と表示される。さらに、専用スキャナドライバ126又は専用アプリケーション130で設定可能なスキャン設定の内容が表示される。また、ユーザが、設定を変更する…ボタン605を押下することにより、図7の目的先の情報処理装置の環境設定画面700が操作部137に表示される。
また、図6に示すスキャン操作画面610は、スキャン操作画面600の表示内容が、ユーザにより変更されたときの一例である。スキャン操作画面600のおすすめのスキャン設定が、専用スキャン環境に設定されているが、このときにユーザが汎用スキャン環境ボタン603を押下した場合、図7の「システムの設定が変更されました」画面800が表示される。その結果として、更新された画面の例を示したのが、スキャン操作画面610である。その場合、おすすめのスキャン設定が、汎用スキャン環境に設定変更されたため、リストボックス614には、「専用機能:設定なし」と表示され、専用スキャナドライバ126又は専用アプリケーション130で設定可能なスキャン設定の内容は無効となる。
図7に示す「目的先の情報処理装置の環境設定」画面700では、ユーザがスキャン先(スキャンデータを送信する先)の情報処理装置101に希望する疑似プッシュスキャン動作の方法を選択することができる。画面700では、専用のスキャナドライバを優先して使用するか否かを選択するチェックボックス701と、優先して使用するスキャン用のアプリケーションを選択するラジオボタン702、703とが表示される。ユーザが設定ボタン704を押下することで、図6に示す画面610に戻り、新しいスキャン先の情報処理装置101に対して、画面700の設定を反映することができる。また、戻るボタン705が押下された場合は、変更を保存せず画面600に戻る。ユーザがスキャン設定…ボタン706を押下した場合は、図示はしないが、専用スキャン設定も含め、希望のスキャン設定を行う画面が表示される。
図7は、図6の600の画面で、ユーザが、602又は603のボタンの表示モードが有効モードになっている場合に押下した場合に表示される「スキャン環境の設定が変更されました」画面800である。スキャナデバイス102で図3に示す疑似プッシュスキャン動作が開始され、S310のステップに到達したときの、操作部137の表示例である。
801には、主なスキャン環境の設定である、使用するアプリケーション名、画像タイプ、解像度、画像サイズが表示される。ユーザのOKボタン802が押下されると、スキャナデバイス102は、変更内容を反映したハードウェア情報144を作成し、再度S302の処理から行うことで、結果として、更新された内容でスキャン操作画面610を操作部137に表示する。スキャン設定を確認したユーザが画面610のスキャン実行ボタン616を押下すると、スキャナデバイス102は疑似プッシュスキャン動作を開始する。図3のS313がスキャナデバイス内部で実行される。また、ユーザが、画面800の戻るボタン803を押下した場合は、図6の600の画面に戻り、ユーザが、602又は603のボタンを押下する前の操作部137の状態に戻る。
<画面遷移>
次に、図8を参照して、スキャナデバイス102の操作部137における表示部の画面遷移について説明する。まず、操作部137は、スキャン操作画面600を表示する。設定を変更する…ボタン605の押下を受け付けると、操作部137は、画面700を表示する。「設定」ボタン704で設定が反映されて、また戻るボタン705で設定が反映されず、どちらも元の「スキャン操作」画面600に戻る。スキャン操作画面600で、ユーザが、602又は603のボタンの表示モードが有効モードになっている場合に押下した場合に「スキャン環境の設定が変更されました」画面800を表示する。
次に、図8を参照して、スキャナデバイス102の操作部137における表示部の画面遷移について説明する。まず、操作部137は、スキャン操作画面600を表示する。設定を変更する…ボタン605の押下を受け付けると、操作部137は、画面700を表示する。「設定」ボタン704で設定が反映されて、また戻るボタン705で設定が反映されず、どちらも元の「スキャン操作」画面600に戻る。スキャン操作画面600で、ユーザが、602又は603のボタンの表示モードが有効モードになっている場合に押下した場合に「スキャン環境の設定が変更されました」画面800を表示する。
また、「スキャン環境の設定が変更されました」画面800で、OKボタン802が押下されると、再度スキャン先の情報処理装置101のスキャン環境とスキャン設定の処理を実行し、その結果の内容とともに、スキャン操作画面610を表示する。また、「スキャン環境の設定が変更されました」画面800で、戻るボタン803が押下されると、設定が反映されず、どちらも元の「スキャン操作」画面600に戻る。
<スキャン動作シーケンス>
次に、図9を参照して、スキャン動作の各装置におけるシーケンスについて説明する。ここでは、一連のスキャン動作中に各関連プログラムの間でどのようなスキャンシステム環境構築処理が行われているかを詳細に説明する。また、既にシステム設定アプリケーションがスキャン先の情報処理装置101にインストールされ、RAM112で起動されている状態を前提とする。
次に、図9を参照して、スキャン動作の各装置におけるシーケンスについて説明する。ここでは、一連のスキャン動作中に各関連プログラムの間でどのようなスキャンシステム環境構築処理が行われているかを詳細に説明する。また、既にシステム設定アプリケーションがスキャン先の情報処理装置101にインストールされ、RAM112で起動されている状態を前提とする。
まず、S1000において、ユーザがスキャナデバイス102の操作部137に対して、スキャン先の情報処理装置の選択を画面600を通じて入力する。当該ユーザ操作を受け付けると、S1001において、スキャナデバイス102は、スキャン先の情報処理装置101に対して、ハードウェア情報144をパラメータとして参照したWS−Eventing準拠のPush Modeイベントを送信する。
次に、S1002において、スキャン先の情報処理装置101のRAM112で起動されているシステム設定アプリケーション125は、OS122に問い合わせ、設定されている汎用スキャナドライバのポートからスキャナデバイスのIPアドレスを取得する。S1003において、システム設定アプリケーション125は、RAM112上にスキャン環境構築イベント情報を新規作成し、S1002の取得結果を記入する。次に、S1004において、システム設定アプリケーション125は、インストールされているプッシュスキャン対応アプリケーションをリストアップし、S1005において専用アプリケーションがその中にあるか検索する。その後、S1006において、システム設定アプリケーション125は、専用アプリケーションがある場合は専用アプリケーション130を起動し、無い場合は汎用アプリケーション128を起動する。
次に、S1007において、システム設定アプリケーション125は、専用のスキャナドライバ126があるかどうかを検索するために、図4のS410〜S420の検索処理を行う。これにより、スキャン環境についての情報が整い、S1008において、システム設定アプリケーション125は、最適なスキャン環境の自動判別を行う。続いて、S1009において、システム設定アプリケーション125は、自動判別の結果に従って、使用するスキャナドライバ126又は127を起動する。次に、S1010において、システム設定アプリケーション125は、使用するアプリケーション128又は130に、ハードウェア情報129に従った、プッシュイベント、スキャン設定を必要であればOS122を介して行う。これにより、疑似プッシュスキャン環境が構築され、S1011において、システム設定アプリケーション125は、構築した環境の結果情報をスキャン環境構築イベントとして完成させる。S1012において、システム設定アプリケーション125は、完成したスキャン環境構築イベントをスキャナデバイス102に送信し、処理を終了する。
次に、S1013において、スキャン環境構築イベントを受信したスキャナデバイス102は、操作部137に画面610を表示する。画面610が表示されると、S1014において、ユーザがその表示を見て、原稿をセットし、スキャン実行ボタン616を押下する。スキャン実行ボタン616の押下を受け付けると、S1015において、スキャナデバイス102は、スキャン先の情報処理装置101に、プッシュスキャンイベントを送信する。
S1016において、情報処理装置101は、送信されたプッシュスキャンイベントを受信し、必要であればOS122経由で、スキャンイベントを使用するアプリケーション128又は130に送信する。プッシュスキャンイベントを受信すると、S1017において、当該アプリケーションが起動してスキャン動作を開始し、S1018においてスキャナドライバ126又は127を起動する。続いて、S1019において、スキャナドライバ126又は127は、アプリケーション128又は130からの指示によりスキャン動作を開始し、S1020においてスキャンコマンドをスキャナデバイス102に送信する。
S1021において、スキャナデバイス102はスキャン動作開始し、S1022において読み取った画像データをスキャナドライバ126又は127に転送する。S1023において、スキャナドライバ126又は127は、受け取った画像データをアプリケーション128又は130が指示するデータに画像処理し、S1024において当該画像データをアプリケーション128又は130に転送する。
S1025において、アプリケーション128又は130は、受信した画像を一時的に外部メモリ121に保存するか、或いは、RAM112にロードし、ユーザがスキャン先の情報処理装置に来るまで待機する。その後、S1026において、アプリケーション128又は130は、スキャン動作が完了した旨をスキャナドライバ126又は127にメッセージ送信する。S1207において、スキャナドライバ126又は127は、スキャン完了メッセージをスキャナデバイス102に送信する。完了したことを受信したスキャナデバイス102は、S1208において、操作部137に、スキャンが終了したことを伝えるメッセージを表示する。
<ハードウェア情報>
次に、図10を参照して、本実施形態のハードウェア情報の一例について説明する。ハードウェア情報は、システム設定アプリケーション125が、疑似プッシュスキャン環境を、情報処理装置101側に構築するために必要な情報をまとめたものである。スキャナデバイス102上の外部メモリに143等に静的に保存されているハードウェア情報144のデータと、ユーザが操作部137で操作した結果情報を動的に付加して生成される。生成したハードウェア情報144は、スキャナデバイス102が、スキャン先の情報処理装置101に送信するイベントに参照され送られる。
次に、図10を参照して、本実施形態のハードウェア情報の一例について説明する。ハードウェア情報は、システム設定アプリケーション125が、疑似プッシュスキャン環境を、情報処理装置101側に構築するために必要な情報をまとめたものである。スキャナデバイス102上の外部メモリに143等に静的に保存されているハードウェア情報144のデータと、ユーザが操作部137で操作した結果情報を動的に付加して生成される。生成したハードウェア情報144は、スキャナデバイス102が、スキャン先の情報処理装置101に送信するイベントに参照され送られる。
図10に示すハードウェアID#1、#2、及びMACアドレスは、スキャナデバイス102に対して固有に割り当てられた値であり、静的にROM134に保持されている。IPアドレスは、スキャナデバイス102が接続されているLAN104の環境で設定された値であり、外部メモリ143に予め保持されている。プロトコル#1、プロトコル#2は、スキャナデバイス102が動作するために使用されるスキャナプロトコルの名称であり、複数サポートされている場合は、#1のプロトコルを優先的に使用するという定義である。
当該プロトコルは、スキャン先の情報処理装置101のRAM112で動作するシステム設定アプリケーション125によって使用される。プロトコルを使用する優先順位は、ユーザの操作により変更が可能であり、例えば、図7の「専用ドライバを優先する」チェックボックス701の結果が反映され、スキャナデバイス102により、優先順位の項目の値が、専用に変更される。チェックボックス701がチェックされている場合、スキャナデバイス102は、例えばプロトコル#1の値を、Vendor Network Protocolという専用ドライバが使用するスキャナプロトコルの名称にハードウェア情報144を変更する。
優先設定は、疑似プッシュスキャンで優先的に使用するスキャン環境を指定する。当該優先設定は、例えば、ユーザの操作により変更が可能であり、図7の「優先使用アプリケーション」ラジオボタン702、703の結果が反映される。スキャン設定情報は、ユーザが希望する設定をリストで保持する。当該スキャン設定は、例えば、図7のスキャン設定…ボタン706の押下により表示されるスキャン設定の結果が反映される。
<スキャン環境構築イベント>
次に、図11を参照して、本実施形態のスキャン環境構築イベントの一例について説明する。本実施形態のスキャン環境構築イベントは、例えば、XML−SOAPで記述されているメッセージである。図11に示された値は、疑似プッシュスキャン環境を情報処理装置101側にシステム設定アプリケーション125が構築したときの結果情報をまとめたものであり、情報処理装置101上のRAM112等に動的に保存される。これらの情報は、システム設定アプリケーション125がスキャナデバイス102に送信するスキャン環境構築イベントのSOAPメッセージ部分にセットされ送られる。
次に、図11を参照して、本実施形態のスキャン環境構築イベントの一例について説明する。本実施形態のスキャン環境構築イベントは、例えば、XML−SOAPで記述されているメッセージである。図11に示された値は、疑似プッシュスキャン環境を情報処理装置101側にシステム設定アプリケーション125が構築したときの結果情報をまとめたものであり、情報処理装置101上のRAM112等に動的に保存される。これらの情報は、システム設定アプリケーション125がスキャナデバイス102に送信するスキャン環境構築イベントのSOAPメッセージ部分にセットされ送られる。
インストール結果は、システム設定アプリケーション125がセットする。スキャナドライバ名、ドライババージョン、スキャナドライバ日付は、スキャナドライバ選択結果、インストール処理の結果が反映される。登録アプリケーションは、アプリケーション、プッシュイベント設定処理の結果が反映される。スキャン設定結果は、スキャン設定処理の結果が反映される。スキャナデバイス102が、スキャン環境構築イベントを受信すると、操作部137の表示部に本疑似プッシュスキャン環境の設定結果内容が表示される。例えば、スキャン先の情報処理装置での環境設定が完了した場合に表示される画面600の、主な環境の設定である、使用するアプリケーション名、画像タイプ、解像度、画像サイズで表示602される値は、スキャン環境構築イベントの情報から参照される。
<その他の実施形態>
本発明は、上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態の図3のスキャナデバイスの疑似プッシュスキャン処理のS310のステップ以降の変形例について説明する。上記実施形態では、スキャナデバイス102は、S310において、スキャン実行ボタン616がユーザによって押下されるまで待機し、スキャン実行ボタン616が押下された場合、S302において情報処理装置101にプッシュスキャンイベントを送信する。このように、上記実施形態では、スキャナデバイス102が送信するプッシュスキャンイベントの種類は2種類存在する。しかしながら、システム設定アプリケーション125が、2種類のプッシュイベントのどちらも同じ、疑似プッシュイベント処理が始まるようにOS122へ設定してもよい。この場合、スキャナデバイス102が専用アプリケーション用と汎用のプッシュスキャンイベントとのうち、どちらを情報処理装置101へ送付した場合であっても同じ処理が開始されるように設定される。そのため、スキャン環境構築イベントの優先設定の項目の値が専用であれば、情報処理装置101は、専用アプリケーションのプッシュスキャン処理を開始し、優先設定の項目の値が汎用であれば、汎用アプリケーションのプッシュスキャン処理を開始する。
本発明は、上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態の図3のスキャナデバイスの疑似プッシュスキャン処理のS310のステップ以降の変形例について説明する。上記実施形態では、スキャナデバイス102は、S310において、スキャン実行ボタン616がユーザによって押下されるまで待機し、スキャン実行ボタン616が押下された場合、S302において情報処理装置101にプッシュスキャンイベントを送信する。このように、上記実施形態では、スキャナデバイス102が送信するプッシュスキャンイベントの種類は2種類存在する。しかしながら、システム設定アプリケーション125が、2種類のプッシュイベントのどちらも同じ、疑似プッシュイベント処理が始まるようにOS122へ設定してもよい。この場合、スキャナデバイス102が専用アプリケーション用と汎用のプッシュスキャンイベントとのうち、どちらを情報処理装置101へ送付した場合であっても同じ処理が開始されるように設定される。そのため、スキャン環境構築イベントの優先設定の項目の値が専用であれば、情報処理装置101は、専用アプリケーションのプッシュスキャン処理を開始し、優先設定の項目の値が汎用であれば、汎用アプリケーションのプッシュスキャン処理を開始する。
また、上記実施形態においては、情報処理装置101とスキャナデバイス102との間のイベント送信などの通知をWS−Eventingで定義されるプロトコルを採用している。しかしながら、本発明はこれに限定されず、例えばGENA(General Event Notification Architecture)などを利用してもよい。また、情報処理装置101上で動作するシステム設定アプリケーション125に、適切にハードウェア情報を伝える手段が別にあり、同様の結果が得られるプロトコルであればいずれのプロトコルでも適用可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (10)
- 複数の情報処理装置と、特定のスキャンモードを実行可能な画像読取装置とが接続された画像読取システムであって、
前記画像読取装置は、
原稿から読み取った画像データを送信する先の情報処理装置を選択する選択手段と、
予めメモリに保存されている自装置のハードウェア情報とともに、前記特定のスキャンモードを行うための環境の構築を指示する第1イベントを、前記選択手段によって選択された情報処理装置に送信する送信手段と、
前記送信手段によって送信した前記第1イベントの応答として、該第1イベントに対する処理結果を示す第2イベントを前記情報処理装置から受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した前記第2イベントの内容とともに、前記特定のスキャンモードを行うための環境に関する設定内容を変更可能な設定画面を表示部に表示する表示制御手段と
を備え、
各情報処理装置は、
前記ハードウェア情報とともに、前記第1イベントを受信すると、前記画像読取装置を使用するための前記特定のスキャンモードを行うための環境として、前記画像読取装置で専用のスキャン環境又は複数の画像読取装置で汎用のスキャン環境を構築する構築手段と、
前記構築手段による環境構築の結果を、前記第2イベントとして前記画像読取装置に通知する通知手段と
を備えることを特徴とする画像読取システム。 - 前記送信手段は、さらに、
前記表示制御手段によって表示された前記設定画面を介して現在の設定が変更されると、変更された内容に従って前記ハードウェア情報を更新し、更新した前記ハードウェア情報とともに、前記第1イベントを前記情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の画像読取システム。 - 前記ハードウェア情報には、前記専用のスキャン環境と前記汎用のスキャン環境とを使用する優先順位を示す情報が含まれ、
前記構築手段は、
前記情報処理装置が有する特定のスキャンモードを行うための環境を検索する検索手段を備え、
前記検索手段による検索結果と、前記優先順位とに従って特定のスキャンモードを行うための環境を構築することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取システム。 - 前記設定画面には、前記情報処理装置が前記専用のスキャン環境と前記汎用のスキャン環境との両方を有する場合には、該専用のスキャン環境と該汎用のスキャン環境とが選択可能に表示されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像読取システム。
- 前記設定画面には、前記専用のスキャン環境と前記汎用のスキャン環境とのうち、現在選択されている特定のスキャンモードを行うための環境が識別可能に表示されることを特徴とする請求項4に記載の画像読取システム。
- 複数の情報処理装置と接続され、特定のスキャンモードを実行可能な画像読取装置であって、
原稿から読み取った画像データを送信する先の情報処理装置を選択する選択手段と、
予めメモリに保存されている自装置のハードウェア情報とともに、特定のスキャンモードを行うための環境の構築を指示する第1イベントを、前記選択手段によって選択された情報処理装置に送信する送信手段と、
前記送信手段によって送信した前記第1イベントの応答として、該第1イベントに対する処理結果を示す第2イベントを前記情報処理装置から受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した前記第2イベントの内容とともに、特定のスキャンモードを行うための環境に関する設定内容を変更可能な設定画面を表示部に表示する表示制御手段と
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 複数の情報処理装置と、特定のスキャンモードを実行可能な画像読取装置とが接続された画像読取システムの制御方法であって、
前記画像読取装置は、
選択手段が、原稿から読み取った画像データを送信する先の情報処理装置を選択する選択ステップと、
送信手段が、予めメモリに保存されている自装置のハードウェア情報とともに、特定のスキャンモードを行うための環境の構築を指示する第1イベントを、前記選択ステップにおいて選択された情報処理装置に送信する送信ステップと、
受信手段が、前記送信ステップにおいて送信した前記第1イベントの応答として、該第1イベントに対する処理結果を示す第2イベントを前記情報処理装置から受信する受信ステップと、
表示制御手段が、前記受信ステップにおいて受信した前記第2イベントの内容とともに、特定のスキャンモードを行うための環境に関する設定内容を変更可能な設定画面を表示部に表示する表示制御ステップと
を実行し、
各情報処理装置は、
構築手段が、前記ハードウェア情報とともに、前記第1イベントを受信すると、前記画像読取装置を使用するための前記特定のスキャンモードを行うための環境として、前記画像読取装置で専用のスキャン環境又は複数の画像読取装置で汎用のスキャン環境を構築する構築ステップと、
通知手段が、前記構築ステップにおける環境構築の結果を、前記第2イベントとして前記画像読取装置に通知する通知ステップと
を実行することを特徴とする画像読取システムの制御方法。 - 複数の情報処理装置と接続され、特定のスキャンモードを実行可能な画像読取装置の制御方法であって、
選択手段が、原稿から読み取った画像データを送信する先の情報処理装置を選択する選択ステップと、
送信手段が、予めメモリに保存されている自装置のハードウェア情報とともに、特定のスキャンモードを行うための環境の構築を指示する第1イベントを、前記選択ステップにおいて選択された情報処理装置に送信する送信ステップと、
受信手段が、前記送信ステップにおいて送信した前記第1イベントの応答として、該第1イベントに対する処理結果を示す第2イベントを前記情報処理装置から受信する受信ステップと、
表示制御手段が、前記受信ステップにおいて受信した前記第2イベントの内容とともに、特定のスキャンモードを行うための環境に関する設定内容を変更可能な設定画面を表示部に表示する表示制御ステップと
を実行することを特徴とする画像読取装置の制御方法。 - 請求項7に記載の画像読取システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項8に記載の画像読取装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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