JP2012044313A - テレビジョン受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】DDRSDRAMの動作クロックに起因するノイズの発生を低減するテレビジョン受像機を提供する。
【解決手段】DDRSDRAMを備えるテレビジョン受像機において、選局チャンネルが含まれる帯域を特定するための基準周波数を用いて、テレビジョン放送信号から選局チャンネルに対応する信号を抽出するチャンネル抽出手段と、選局チャンネルに対応する前記基準周波数が前記DDRSDRAMの動作クロックの偏倍となる場合は、前記チャンネル抽出手段が用いる基準周波数をシフトさせる周波数変更手段と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、テレビジョン受像機に関し、特にDDRSDRAMを備えるテレビジョン受像機に関する。
近年、テレビジョン受像機は、CPU等の演算部を備えており、この演算部の統合的な制御により映像出力に係る多数の処理を実行する。上記した演算部はメモリに記録されたプログラムをRAM等のワークエリアに展開場所したり、プログラムにより処理された中間値やデーターをワークエリアに一時記に記録して処理を実行する。
上記したワークエリアを演算部に提供するために、DDRSDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random-Access Memory)を備えるテレビジョン受像機も知られている。DDRSDRAMは、動作クロックの立ち上がりと立ち下がりの両方のタイミングでデーターにアクセスすることができるため、DDRSDRAMを用いる装置においては、データーのアクセス速度を速くし、処理を迅速に行なうことが可能となる(例えば、特許文献1−4参照。)。
特開2009−200917号公報 特開2007−318446号公報 特開2007−158633号公報 特開平10−294672号公報
上記したDDRSDRAMは、動作クロックの立ち上がりと立下り両タイミングにおけるアクセスに加えて、動作クロックを高速化することで、アクセス速度を高めるものも存在する。動作クロックが高速化する場合、テレビジョン受像機が利用する他の高周波と干渉を起こす場合がある。具体的には、テレビジョン受像機は選局チャンネルを出力するために、チューナー部が基準周波数を用いて選局チャンネルが含まれる帯域を特定するが、この基準周波数と上記動作クロックとが干渉を起こすと、抽出された選局チャンネルに係る信号にノイズを発生させる場合があった。例えば、このノイズにより画面上にビード状のノイズが発生し、画質を低下させる場合もあった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、DDRSDRAMの動作クロックに起因するノイズの発生を低減するテレビジョン受像機の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、DDRSDRAMを備えるテレビジョン受像機において、選局チャンネルが含まれる帯域を特定するための基準周波数を用いて、テレビジョン放送信号から選局チャンネルに対応する信号を抽出するチャンネル抽出手段と、選局チャンネルに対応する前記基準周波数が前記DDRSDRAMの動作クロックの偏倍となる場合は、前記チャンネル抽出手段が用いる基準周波数をシフトさせる周波数変更手段と、を有する構成としてある。
上記のように構成された発明では、所望のチャンネルを選局する際、チャンネル抽出手段は、受信チャンネルが含まれる帯域を特定するための基準周波数を用いて、テレビジョン放送信号から選局チャンネルに対応する信号を抽出する。このとき、選局チャンネルに対応する前記基準周波数が前記DDRSDRAMの動作クロックの偏倍となる場合は、周波数変更手段は、基準周波数をシフトさせてチャンネル抽出手段に選局チャンネルに係る信号を抽出させる。
そのため、基準周波数が動作クロックの偏倍となるのを防止し、抽出された信号にノイズが発生するのを抑制することが可能となる。
ここで、動作クロックの偏倍とは、必ずしも動作クロックの倍数となる周波数を意味するのではなく、動作クロックの偏倍付近を含めた広い概念である。
また、基準周波数をシフトさせるとは、変更後の基準周波数によっても選局チャンネルに係る信号が含まれる帯域を特定できる範囲で周波数をずらすことを意味する。
また、周波数変更手段が選局チャンネルの基準周波数を事前に判断するための好適な一例として、前記基準周波数をチャンネル毎に記録する基準周波数記録手段を有する構成としてもよい。
さらに、テレビジョン放送信号に含まれるチャンネル等の数が多く、基準周波数により各チャンネル等の帯域が細かく指定されている場合、基準周波数のシフト量によっては、抽出した信号の状況が悪くなる場合も考えられる。そのため、前記周波数変更手段は、前記基準周波数をシフトさせて抽出した信号の状況を判断し、前記状況に応じて前記基準周波数のシフト量を変化させる構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、受信状態が悪い場合は、基準周波数のシフト量を少なくして、ノイズの発生と抽出した信号の状況とのバランスを取ることが可能となる。
そして、周波数変更手段がチャンネル信号の状況を判断する好適な一例として、前記テレビジョン放送信号は、アナログ放送であって、前記周波数変更手段は、前記信号のS/N比をもとに前記状況を判断する構成としてもよい。
さらに、周波数変更手段がチャンネル信号の状況を判断する好適な他の一例として、前記テレビジョン放送信号は、デジタル放送であって、前記周波数変更手段は、前記信号のエラーレートをもとに前記状況を判断する構成としてもよい。
そして、本発明の一実施形態として、前記基準周波数をチャンネル毎に記録する基準周波数記録手段を有し、前記テレビジョン放送信号は、デジタル放送であって、前記周波数変更手段は、前記信号のエラーレートをもとに前記状況を判断する構成としてもよい。
以上説明したように、本発明によれは、DDRSDRAMの動作クロックに起因するノイズの発生を低減することができる。
テレビジョン受像機10の構成を説明するためのブロック構成図である。 チューナー20により抽出されたチャンネル信号を説明するための図である。 テレビジョン受像機10により実行されるチャンネル受信処理を説明するフローチャートである。 第2の実施形態に係るメインコントローラー30により実行されるチャンネル受信処理を説明するフローチャートである。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
1.第1の実施形態:
1.1.テレビジョン受像機の構成:
1.2.チャンネル受信時の処理:
2.第2の実施形態:
3.その他の実施形態:
1.第1の実施形態:
1.1.テレビジョン受像機の構成:
以下、図を参照して、この発明に係るテレビジョン受像機を具体化した第1の実施の形態について説明する。図1は、テレビジョン受像機10の構成を説明するためのブロック構成図である。
テレビジョン受像機10は、図示しないアンテナと接続され、このアンテナが受信したテレビジョン放送信号から、選局したチャンネルに係る信号(チャンネル信号ともいう。)をチューナー20により抽出する。抽出されたチャンネル信号は、後段のバックエンド部70により所定の映像データーに変換され、パネル80により映像として出力される。ここで、本実施形態では、テレビジョン受像機10が受信するテレビジョン放送信号として、PAL(Phase Alternation by Line)方式のアナログ放送信号をもとに説明を行うが、テレビジョン放送信号としてはこれに限定される訳ではない。
チューナー(チャンネル抽出手段)20は、アンテナが受信したテレビジョン放送信号から所望のチャンネル信号を同調して抽出するバンドパスフィルターや、抽出されたチャンネル信号の利得を増幅するAMP、更にはチャンネル信号をデジタル信号に変換するA・D(アナログ・デジタル)変換部を備えている。また、バンドパスフィルターは、後述するメインコントローラー30から指定される基準周波数fにより、選局チャンネルが含まれる帯域の周波数付近で平坦な振幅特性となるようチャンネル信号を抽出する。
EEPROM60は、テレビジョン受像機10が受信する各チャンネルと、チャンネルを抽出するための基準周波数fと対応付けて記録したチャンネルマップCMが記録されている。そのため、メインコントローラー30は、選局チャンネルに応じてチャンネルマップCMを参照しつつチューナー20に指定する基準周波数fを選択する。また、チャンネルマップに記録される各チャンネルの基準周波数fは、オートプリセット等の周知のチャンネル設定処理により更新されるものである。以上によりEEPROM60は、本発明の基準周波数記録手段を実現する。
DDRSDRAM50は、メモリコントローラー40を介してバスに接続され、テレビジョン受像機10を構成する各部のワークエリアとして作用する。例えば、DDRSDRAM50は、チューナー20により抽出されたチャンネル信号や、バックエンド部70により変換された映像データーを一時的に記録するバッファーとしても機能する。メモリコントローラー40はバスを介してDDRSDRAMに接続されており、DDRSDRAMに対するアクセスは、所定周期の動作クロックの立ち上がり及び立ち下がりに同期して実行される。
メインコントローラー30は、CPUや、このCPUが実行するプログラムが記録されたROMを備え、テレビジョン受像機10を統合的に制御する。メインコントローラー30は、ROMに記録されたプログラムを実行することで、上記したオートプリセットの実行や、選局チャンネルに対応した基準周波数fをチューナー20に指定する処理(チャンネル受信処理ともいう)を実行する。
また、本実施形態に係るチャンネル受信処理では、選局チャンネルの基準周波数fとDDRSDRAM50の動作クロックを比較し、比較結果に応じて基準周波数fの周波数を変更することでノイズの発生を低減する。上記機能を実現するために、メインコントローラー30は、ROMに記録されたプログラムを実行することにより、周波数比較モジュールM1と、周波数変更モジュールM2と、周波数指示モジュールM3の各機能を実現する。
周波数比較モジュールM1は、選局チャンネルの基準周波数fをEEPROM60に記録されたチャンネルマップCMから参照し、この基準周波数fがDDRSDRAMに対する動作クロックの偏倍となるか否かを比較する。ここで、動作クロックの偏倍とは、必ずしも動作クロックの倍数となる周波数を意味するのではなく、動作クロックの偏倍付近を含めた広い概念である。なお、動作クロックの値は事前に比較用パラメーターとして設定しておくものとする。
周波数変更モジュール(周波数変更手段)M2は、周波数比較モジュールM1による比較結果に応じて基準周波数fの周波数をシフトする。図2は、チューナー20により抽出されたチャンネル信号を説明するための図である。図2に示すように、チャンネル信号は映像信号と音声信号を含んで構成され、例えば、映像信号と音声信号との間は5〜6MHz離れている。また、基準周波数fは、映像信号が含まれる帯域の中心部を指定する周波数であり、チューナー20はこの基準周波数fをもとに選局チャンネルが含まれる帯域を特定する。ここで、周波数変更モジュールM2が基準周波数fをシフトさせる手法としては、基準周波数fを動作クロックから離れる方向に数百kHzシフトさせることが望ましい。上記範囲であるならば、変更後の基準周波数fにおいてもチューナー20は選局チャンネルのチャンネル信号が含まれる帯域を特定することが可能である。
周波数指示モジュールM3は、チャンネルマップCMを参照して基準周波数fをチューナー20に指示する。ここで、周波数指示モジュールM3により指示される基準周波数fは、周波数変更モジュールM2により変更されたものを含む。即ち、基準周波数fをシフトしない場合はチャンネルマップCMに記録された選局チャンネルに対応する周波数が基準周波数fとなり、基準周波数fをシフトさせた場合はシフト後の周波数が選局チャンネルの基準周波数fとなる。
バックエンド部70は、チューナー20により抽出されたチャンネル信号を、パネル80の解像度に応じて画素数変換したり、画質を調整するための画像処理を実行する。本実施形態では、パネル80は、液晶パネルやプラズマディスプレイパネルであり、解像度に応じて縦横に配列した画素により画面を構成する。パネル80に入力した映像データーは、図示しないドライバーにより上記各画素を駆動するための駆動電圧にデジタル・アナログ変換される。
1.2.チャンネル受信時の処理:
以下に、本実施形態に係るテレビジョン受像機10におけるチャンネル受信処理を説明する。図3は、テレビジョン受像機10により実行されるチャンネル受信処理を説明するフローチャートである。
ユーザーが図示しないリモコン装置を操作して任意のチャンネルを選局すると、メインコントローラー30は、リモコン装置を通じて選局チャンネルの指示を受付ける(ステップS1)。
ステップS2では、周波数比較モジュールM1は、選局チャンネルに対応した基準周波数fをチャンネルマップCMから参照し、DDRSDRAM50の動作クロックと比較する。例えば、選局チャンネルが8chである場合、周波数比較モジュールM1はチャンネルマップに記録された8chに対応する基準周波数f(例えば、196.25MHz)を参照する。そして、周波数比較モジュールM1は、参照した基準周波数fがDDRSDRAM50の動作クロック(例えば200MHz)と比較し、両者が偏倍の関係にあるか否かを判断する。
ステップS2おける比較において、基準周波数fが動作クロックの偏倍付近である場合は(ステップS3:YES)、ステップS4では、周波数変更モジュールM2はチューナー20に指示する基準周波数fを数百kHzほどシフトする。周波数が変更される上記の例では、動作クロックが200MHzであるのに対して、選局チャンネルの基準周波数fが196.25MHzとなるため、基準周波数fは動作クロックのおよそ1倍に相当する。そのため、周波数変更モジュールM2は、チューナー20に指示する基準周波数fを250kHzほどシフトさせ、動作クロック(200MHz)から遠ざける(196.00MHz)。
一方、ステップS2における比較において、選局チャンネルの基準周波数fが動作クロックの偏倍付近に相当しない場合は(ステップS3:NO)、選局チャンネルの基準周波数fを変更することなくチューナー20に指示を行う。その後、ステップS5では、周波数指示モジュールM3は、チューナー20に基準周波数fを指示する。
そのため、ステップS6では、チューナー20はメインコントローラー30により指示された基準周波数fをもとに特定した帯域に含まれるチャンネル信号を抽出する。以後、チューナー20は、周波数変調後の基準周波数fにより選局チャンネルの受信を維持する。
以上説明したように、本実施形態に係るテレビジョン受像機10では、選局に用いられる基準周波数fはDDRSDRAM50の動作クロックと偏倍の関係とならないため、抽出されたチャンネル信号から生成する映像データーに対してノイズの影響を低減することが可能となる。また、DDRSDRAM50の動作クロックを変更すると、DDRSDRAM50へのアクセスに支障をきたすことも想定されるが、チャンネル信号が含まれる帯域はある程度の幅があるため、基準周波数fを数100kHz変更しても受信チャンネルに影響を与える可能性は低い。そのため、動作クロックを変更する場合に比べて安定的にノイズを低減することができる。また、基準周波数fの変更はプログラム等を用いて簡易に実行することが可能である。
2.第2の実施形態:
上記した第1の実施形態では、PAL方式等のアナログ放送を受信する場合を想定したが、デジタル放送を受信する場合にも本発明を適用することができる。
ここで、デジタル放送では、放送信号に含まれるチャンネル数が多く、基準周波数fにより各チャンネルの帯域が細かく指定されている。又、チャンネル信号が含まれる帯域幅もアナログ放送と比べて広くなる。そのため、基準周波数fのシフト量によっては、抽出した信号の状況が悪くなる場合も考えられる。ここで、信号の状態とは、例えばエラーレートにより評価される信号の状態を意味する。そのため、第2の実施形態では、基準周波数fをシフトさせて抽出した信号の状況を判断し、この状況に応じて前記基準周波数fのシフト量を変化させる構成としてもよい。
上記のように構成することで、デジタル放送においても、抽出した信号の状態が悪い場合は、基準周波数fの変更量を少なくすることで、ノイズの発生と抽出した信号の状況とのバランスを取ることが可能となる。
図4は、第2の実施形態に係るメインコントローラー30により実行されるチャンネル受信処理を説明するフローチャートである。以下、図4を参照して第2の実施形態に係るチャンネル受信処理を説明する。
ユーザーがリモコン装置等を操作して任意のチャンネルを選局すると、メインコントローラー30は、リモコン装置を介した選局を受付ける(ステップS11)。ステップS12では、周波数比較モジュールM1は、選局されたチャンネルに対応した基準周波数fをチャンネルマップCMから参照し、DDRSDRAM50の動作クロックと比較する。
基準周波数fが動作クロックの偏倍付近である場合は(ステップS13:YES)、ステップS14では、周波数変更モジュールM2はチューナー20に指示する基準周波数fを数百kHzほどシフトする。そして、ステップS15では、周波数指示モジュールM3は、変更後の基準周波数fをチューナー20に指示する。一方、選局チャンネルの基準周波数fが動作クロックの偏倍付近に相当しない場合は(ステップS13:NO)、ステップS15では、周波数指示モジュールM3は、選局チャンネルの基準周波数fを変更することなくチューナー20に指示を行う。そのため、ステップS16では、チューナー20は指定された基準周波数fをもとにチャンネル信号が含まれる帯域を特定し、チャンネル信号を抽出する。
ステップS17では、周波数変更モジュールM2は、抽出されたチャンネル信号のエラーレートを検出する。エラーレートの検出方法としては、周知の技術を用いればよく、ここでは説明を省略する。
ステップS18では、ステップS16で検出したエラーレートが閾値T以上である場合(ステップS18:NO)、周波数変更モジュールM2はチャンネル信号の状況が悪いと判断し、基準周波数fのシフト量を変更する(ステップS19)。例えば、ステップS14における基準周波数fのシフト量と比較してシフト量を少なくする。ここで、閾値Tは、チャンネル信号の状況を判断するためのパラメーターとして用いられる値であり、テレビジョン受像機の特性等に応じて個別に設定される値である。
その後、ステップS14に戻り、周波数変更モジュールM2は、ステップS19により指定されたシフト量により基準周波数fをシフトする。そして、周波数変更モジュールM2は、ステップS15、S16の処理を繰り返し、チャンネル信号のエラーレートが閾値T以下となった場合(ステップS17:YES)、このときの基準周波数fの値を最適な値として判断する。以後、チューナー20は周波数変調後の基準周波数fにより選局チャンネルの受信を維持する。そのため、映像に生じるノイズの低減と選局後の信号の状況とのバランスを取った最適な基準周波数fを選択することができる。以上、第2の実施形態を説明した。
3.その他の実施形態:
本発明は様々な実施形態が存在する。
第2の実施形態に係る処理は、デジタル放送を受信する場合に限定されない。即ち、アナログ放送を受信する場合においては、ステップS17におけるチャンネル信号の状況をS/N(Signal to Noise ratio)比をもとに判断する構成としてもよい。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…テレビジョン受像機、20…チューナー、30…メインコントローラー、40…メモリコントローラー、50…DDRSDRAM、60…EEPROM、70…バックエンド部、80…パネル、M1…周波数比較モジュール、M2…周波数変更モジュール、M3…周波数指示モジュール

Claims (6)

  1. DDRSDRAMを備えるテレビジョン受像機において、
    各チャンネルが含まれる帯域を特定するための基準周波数を用いて、テレビジョン放送信号から選局チャンネルに対応する信号を抽出するチャンネル抽出手段と、
    選局チャンネルに対応する前記基準周波数が前記DDRSDRAMの動作クロックの偏倍となる場合は、前記チャンネル抽出手段が用いる基準周波数をシフトさせる周波数変更手段と、を有することを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 前記基準周波数をチャンネル毎に記録する基準周波数記録手段を有することを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  3. 前記周波数変更手段は、前記基準周波数をシフトさせて抽出した信号の状況を判断し、前記状況に応じて前記基準周波数のシフト量を変化させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテレビジョン受像機。
  4. 前記テレビジョン放送信号は、アナログ放送であって、
    前記周波数変更手段は、前記信号のS/N比をもとに前記状況を判断することを特徴とする請求項3に記載のテレビジョン受像機。
  5. 前記テレビジョン放送信号は、デジタル放送であって、
    前記周波数変更手段は、前記信号のエラーレートをもとに前記状況を判断することを特徴とする請求項4に記載のテレビジョン受像機。
  6. 前記基準周波数をチャンネル毎に記録する基準周波数記録手段を有し、
    前記テレビジョン放送信号は、デジタル放送であって、
    前記周波数変更手段は、前記信号のエラーレートをもとに前記状況を判断することを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。
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