JP2002314381A - テレビ信号受信装置 - Google Patents

テレビ信号受信装置

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JP2002314381A
JP2002314381A JP2001119080A JP2001119080A JP2002314381A JP 2002314381 A JP2002314381 A JP 2002314381A JP 2001119080 A JP2001119080 A JP 2001119080A JP 2001119080 A JP2001119080 A JP 2001119080A JP 2002314381 A JP2002314381 A JP 2002314381A
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JP
Japan
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signal
electric field
television signal
aft
tuning
Prior art date
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Application number
JP2001119080A
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English (en)
Inventor
Shinichi Otani
真一 大谷
Shinzo Hayazaki
真三 早崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】AFT機能を有するテレビ信号受信装置におい
て、テレビ信号の弱電界時、検波された映像信号自身の
S/Nの悪化を最小限に抑える。 【解決手段】AFT動作による選局を行うようにしたテ
レビ信号受信装置において、テレビ信号の電界状態を検
出する手段を備え、テレビ信号が弱電界状態になったと
き、通常のAFT動作により得られるチューナーの選局
位置を画質がやや甘くなるように所定の設定分だけずら
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン受
信機などに用いられるテレビ信号受信装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ信号受信装置は、チューナ
ーの温度ドリフトなどにより局部発振回路の発振周波数
が変化し選局がずれないようにAFT( Automatic F
ineTuning)回路により自動制御して、常に最良の受信
状態になるようにしている。
【0003】また、受信信号が弱電界になった時、S/
Nの悪化を抑える手段として、RF−AGC電圧信号を
検出し、その検出結果に応じて、映像信号のシャープネ
ス回路を制御する方法や、テレビジョン受信機の場合、
ブラウン管の電子ビーム走査速度を制御する速度変調回
路の動作を可変させる方法などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のS/N改善手段では、映像中間周波信号よ
り検波された映像信号が元になっている為、元の映像信
号のノイズ成分が画質へ悪影響を及ぼすという問題があ
った。
【0005】この発明は、上述のような課題を解消する
ためになされたもので、テレビ信号の弱電界時、検波さ
れた映像信号自身のS/Nの悪化を最小限に抑えること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、チューナー
によりテレビ信号から選局チャンネルに応じたIF信号
を出力すると共に、上記IF信号の周波数に対応したA
FT電圧信号に基づき上記チューナーの選局位置を制御
する選局制御信号を得て、AFT動作による選局を行う
ようにしたテレビ信号受信装置において、上記テレビ信
号の電界状態を検出する手段を備え、上記テレビ信号が
弱電界状態になったとき、通常のAFT動作により得ら
れる上記チューナーの選局位置を所定の設定分だけずら
すように上記選局制御信号を調整するようにしたもので
ある。
【0007】また、上記IF信号の周波数に対応したA
FT電圧信号を出力すると共に、上記テレビ信号の電界
の強さに応じたRF−AGC電圧信号を出力するIF回
路と、上記AFT電圧信号に基づく選局制御信号を発生
すると共に、上記RF−AGC電圧信号の大きさに応じ
て弱電界状態を判定し上記選局制御信号を調整する制御
手段を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて具体的に説明する。図1において、1はテレ
ビ信号11を受信するチューナーで、テレビ信号から所
望チャンネルに応じたIF信号12を出力する。2はチ
ューナー1より出力されるIF信号12を入力して映像
・音声検波を行うIF回路で、IF信号12の周波数に
対応したAFT電圧信号14を出力すると共に、上記テ
レビ信号11の電界の強さに応じたRF−AGC電圧信
号15を出力する。3は選局や各種制御を行うマイコン
で構成される制御手段であって、上記AFT電圧信号1
4に基づく選局制御信号13を発生すると共に、上記R
F−AGC電圧信号15の大きさに応じて弱電界状態を
判定して選局制御信号13を調整する。
【0009】チューナー1に入力されるテレビ信号11
より所望チャンネルの信号を選択する様、制御手段3よ
りそのチャンネル周波数に応じた選局制御信号13がチ
ューナー1へ送られ、IF信号12が出力される。その
IF信号12の周波数と基準周波数(日本の場合58.
75MHz)を比較しその差がIF回路2で電圧信号に
変換されAFT電圧信号14として制御手段3に出力さ
れる。制御手段3はこのAFT電圧信号に基づいて選局
制御信号13を微調整し、AFT電圧信号がチューナー
1の最良の受信状態と対応する設定電圧信号(例えば、
Sカーブの中点電圧信号)と等しくなるようにAFT動
作を行う。
【0010】一方、この状態において、テレビ信号11
の電界の強さに応じたRF-AGC電圧信号15がIF
回路2より出力される。制御手段3はこのRF−AGC
電圧信号15に応じてテレビ信号が弱電界状態にあるか
どうか判定する。そして、弱電界の場合、選局制御信号
13を微調整し、AFT動作により得られたチューナー
1の選局位置を画質がやや甘くなる様(映像信号の周波
数特性において高域のゲインが下がる様)、所定の周波
数分だけずらせる。これにより弱電界時においてもIF
信号のノイズを減らし、映像信号のS/Nを約2〜3d
B改善することができる。
【0011】なお、上記の実施例では、AFT動作して
いる状態であるが、画質がやや甘くなる点でAFT動作
を中止する様にしても良い。また、選局制御信号13
は、選局制御方式が電圧制御方式の場合には選局電圧と
して出力されるが、データ制御方式の場合には選局デー
タとなる。
【0012】図2は制御手段3による制御フローチャー
トを示す。すなわち、選局動作がスタートすると、ステ
ップ21において所望チャンネルに対応した選局制御信
号13を出力する。次にステップ22において、IF回
路2からのAFT電圧信号14が設定電圧信号と等しい
かどうか比較判定し、等しくない場合にはステップ23
に示すようにその差に応じて選局制御信号13を変化さ
せ通常のAFT動作を行う。
【0013】そして、AFT電圧信号14が設定電圧信
号に等しい場合には、ステップ24においてIF回路2
からのRF−AGC電圧信号14が設定電圧信号より高
いかどうか比較判定を行い、高い場合には、ステップ2
5において弱電界状態にあると判定する。
【0014】弱電界状態と判定された場合には、ステッ
プ26に示すように選局制御信号13を所定の設定分だ
け調整し、チューナー1の選局位置を画質がやや甘くな
る様に所定の周波数分だけずらせた後、選局動作を終了
する。
【0015】なお、ステップ22,23の動作において
ステップ22がYesにならない場合(無信号時)は元
の選局制御信号を出力する。また、ステップ24におい
てRF−AGC電圧信号14が設定電圧信号より低い場
合にも選局動作を終了させる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、チュ
ーナーによりテレビ信号から所望チャンネルに応じたI
F信号を出力すると共に、上記IF信号の周波数に対応
したAFT電圧信号に基づき上記チューナーの選局位置
を制御する選局制御信号を得て、AFT動作による選局
を行うようにしたテレビ信号受信装置において、上記テ
レビ信号の電界状態を検出する手段を備え、上記テレビ
信号が弱電界状態になったとき、通常のAFT動作によ
り得られる上記チューナーの選局位置を所定の設定分だ
けずらすように上記選局制御信号を調整するようにした
もので、これにより弱電界時のS/N改善の効果を容易
に得ることができる。
【0017】また、上記IF信号の周波数に対応したA
FT電圧信号を出力すると共に、上記テレビ信号の電界
の強さに応じたRF−AGC電圧信号を出力するIF回
路と、上記AFT電圧信号に基づく選局制御信号を発生
すると共に、上記RF−AGC電圧信号の大きさに応じ
て弱電界状態を判定し上記選局制御信号を調整する制御
手段を備えた構成とすることにより、従来のテレビ信号
受信装置を大幅に変更することなく容易に適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施態様を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1の制御手段による制御フローチャートを
示す図である。
【符号の説明】
1 チューナー 2 IF回路 3 制御手段 11 テレビ信号 12 IF信号 13 選局制御信号 14 AFT電圧信号 15 RF−AGC電圧信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA23 BA16 5C026 BA05 BA12 5J103 AA16 AA23 CB05 DA01 DA06 DA22 GA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューナーによりテレビ信号から選局チ
    ャンネルに応じたIF信号を出力すると共に、上記IF
    信号の周波数に対応したAFT電圧信号に基づき上記チ
    ューナーの選局位置を制御する選局制御信号を得て、A
    FT動作による選局を行うようにしたテレビ信号受信装
    置において、上記テレビ信号の電界状態を検出する手段
    を備え、上記テレビ信号が弱電界状態になったとき、通
    常のAFT動作により得られる上記チューナーの選局位
    置を所定の設定分だけずらすように上記選局制御信号を
    調整するようにしたことを特徴とするテレビ信号受信装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記IF信号の周波
    数に対応したAFT電圧信号を出力すると共に、上記テ
    レビ信号の電界の強さに応じたRF−AGC電圧信号を
    出力するIF回路と、上記AFT電圧信号に基づく選局
    制御信号を発生すると共に、上記RF−AGC電圧信号
    の大きさに応じて弱電界状態を判定し、上記選局制御信
    号を調整する制御手段を備えたテレビ信号受信装置。
JP2001119080A 2001-04-18 2001-04-18 テレビ信号受信装置 Pending JP2002314381A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005318051A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジョン受像機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005318051A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジョン受像機
JP4501520B2 (ja) * 2004-04-27 2010-07-14 パナソニック株式会社 テレビジョン受像機

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