JP2012038644A - 電磁接触器の補助接点ユニット - Google Patents
電磁接触器の補助接点ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012038644A JP2012038644A JP2010179351A JP2010179351A JP2012038644A JP 2012038644 A JP2012038644 A JP 2012038644A JP 2010179351 A JP2010179351 A JP 2010179351A JP 2010179351 A JP2010179351 A JP 2010179351A JP 2012038644 A JP2012038644 A JP 2012038644A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auxiliary contact
- unit
- contact
- electromagnetic contactor
- unit case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
【課題】振動や衝撃の影響を受けることなく、安定した動作を得ることができる電磁接触器の補助接点ユニットを提供する。
【解決手段】ユニットケース2aと該ユニットケース2aの内部に収納された補助接点支え3と、前記補助接点支え3に一体成形され、前記ユニットケース2aから突出した連結突起3aと、前記補助接点支え3の内部に可動接点4a,4bおよび固定接点5a,5bを有した電磁接触器の補助接点ユニットにおいて、前記可動接点4a,4bを所定方向に保持する弾性体を設けた構造とする。
【選択図】図1
【解決手段】ユニットケース2aと該ユニットケース2aの内部に収納された補助接点支え3と、前記補助接点支え3に一体成形され、前記ユニットケース2aから突出した連結突起3aと、前記補助接点支え3の内部に可動接点4a,4bおよび固定接点5a,5bを有した電磁接触器の補助接点ユニットにおいて、前記可動接点4a,4bを所定方向に保持する弾性体を設けた構造とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、電磁接触器に着脱自在に取り付けられる補助接点ユニットに関する。
周知のように、電磁接触器の付属品(オプション品)として補助接点ユニットがある。この補助接点ユニットは、電磁接触器の投入,遮断動作に連動する補助接点の信号を外部の電子制御回路などに出力するもので、その形式として電磁接触器の本体頂部に外付けするヘッドオンタイプ、および電磁接触器の本体側面に外付けして使用するサイドオンタイプがある。
次に、従来における一般的なサイドオンタイプの補助接点ユニットを図5,図6に示す(例えば、特許文献1参照)。図5において、1は電磁接触器、2は補助接点ユニットであり、該補助接点ユニット2はそのユニットケース2aの背面に設けた係合爪2bを電磁接触器1のケース1aの側壁に係合して取り付け、この取り付け位置で後記のようにユニットケース2aの背面に突き出した接触子ホルダ1cの連結突起3aを電磁接触器1のケース1aに開口した係合穴1bを通して主接点の接触子ホルダ1cに連結している。
この補助接点ユニット2の内部構造は図6に示す通りであって、ユニットケース2aには、該ケース内部の中央空所に嵌入して上下スライド可能に案内支持した補助接点支え3と、該補助接点支え3に搭載した橋絡形の可動接点4a,4b、該可動接点4a,4bに対応してユニットケース2aの上段側,および下段側に分けて配置した外部接続端子と一体な固定接点5a,5bが配置されており、前記補助接点支え3に一体に設けた連結突起3aがユニットケース2aの背面側に突き出している。この構成で、上段側の固定接点5aと可動接点4aが常閉接点部(NC)を構成し、下段側の固定接点5bと可動接点4bが常開接点部(NO)を構成している。なお、3bは可動接点4aと4bの間に介装した接触バネである。
上記構成になる補助接点ユニット2の動作は特許文献1に記載されており、電磁接触器1の遮断状態では、補助接点ユニット2の補助接点支え3が上昇位置に移動して可動接点4aと固定接点5aが閉極(ON)、可動接点4bと固定接点5bが開極(OFF)して上段側の常閉接点部(NC)を介して外部回路に接点信号を出力する。一方、電磁接触器1の投入動作によりその内部の接触子ホルダ1c(図5参照)が下方に移動すると、これに連動して補助接点ユニット2の補助接点支え3が下方にスライド移動し、いままで閉極していた可動接点4aと固定接点5aは開極(OFF)し、可動接点4bと固定接点5bが閉極(ON)に切り換わり下段側の常開接点部(NO)から接点信号を出力する。
ところで、前記した従来の補助接点ユニットでは、電磁接触器1に補助接点ユニット2を接続し、補助接点ユニット2の補助接点支え3が上昇位置に保持され、電磁接触器1の主接点(図示しない)が開極状態で正常動作していた場合、電磁接触器1に外部からの衝撃や振動があると閉極していた補助接点ユニットの常閉接点(NC)が開極しやすくなり、誤った信号を制御回路へ出力してしまう問題がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、電磁接触器に接続された補助接点ユニットの補助接点支えを安定保持し、誤動作を防止する電磁接触器の補助接点ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、ユニットケースと、該ユニットケースの内部に収納された補助接点支えと、前記補助接点支えに一体成形され、前記ユニットケースから突出した連結突起と、前記補助接点支えの内部に可動接点および固定接点を有した電磁接触器の補助接点ユニットにおいて、前記可動接点を所定方向に保持する弾性体を設けた構造とする(請求項1)。また、上記の補助接点ユニットにおいて、次記のような具体的態様で構成することができる。
(1)前記弾性体は、補助接点支えの下側とユニットケースとの間に設ける(請求項2)。
(2)前記弾性体は、コイルバネとする(請求項3)。
(3)前記弾性体は、板バネとする(請求項4)。
(4)前記弾性体は、補助接点支えの上側とユニットケースとの間に設けられ、引っ張りバネとする(請求項5)。
(1)前記弾性体は、補助接点支えの下側とユニットケースとの間に設ける(請求項2)。
(2)前記弾性体は、コイルバネとする(請求項3)。
(3)前記弾性体は、板バネとする(請求項4)。
(4)前記弾性体は、補助接点支えの上側とユニットケースとの間に設けられ、引っ張りバネとする(請求項5)。
上記の構成によれば、電磁接触器の補助接点ユニットに補償バネを設けることにより、電磁接触器本体に外部からの衝撃や振動があっても、補助接点ユニットの常閉接点(NC)を閉極状態に保持することができるため、誤った信号を制御回路へ出力することなく安定した動作が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図1から図4に示す実施例に基づいて説明する。なお、図5,図6に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
図1は本発明の電磁接触器と補助接点ユニットを示した断面図、図2は本発明の実施例を示した補助接点ユニットの内部構造の断面図、図3は本発明の第2の実施例を示した補助接点ユニットの内部構造の断面図、図4は本発明の第3の実施例を示した補助接点ユニットの内部構造の断面図である。
図1は本発明の電磁接触器と補助接点ユニットを示した断面図、図2は本発明の実施例を示した補助接点ユニットの内部構造の断面図、図3は本発明の第2の実施例を示した補助接点ユニットの内部構造の断面図、図4は本発明の第3の実施例を示した補助接点ユニットの内部構造の断面図である。
図1に示す実施例において、1は電磁接触器、2は補助接点ユニットであり、該補助接点ユニット2はユニットケース2aの背面に設けた係合爪2bを電磁接触器1のケース1a側壁に係合して取り付け、この取り付け位置でユニットケース2aの背面に突き出した連結突起3aを電磁接触器1のケース1a側壁に開口した係合穴1bを通して主接点の接触子ホルダ1cに連結される。
次に補助接点ユニット2の内部構造について図1,図2に基づいて説明する。ユニットケース2aは、ケース内部の中央空所に嵌入して上下スライド可能に案内保持した補助接点支え3と、該補助接点支え3に搭載した橋絡形の可動接点4a,4b、該可動接点4a,4bに対応してユニットケース2aの上段側および下段側に分けて配置した外部接続端子と一体になった固定接点5a,5bが配置されており、前記補助接点支え3に一体に設けた連結突起3aがユニットケース2aの背面側に突き出している。この構成で、上段側の固定接点5aと可動接点4aが常閉接点部(NC)を構成し、下段側の固定接点5bと可動接点4bが常開接点部(NO)を構成している。
そして図1,図2に示すように、ユニットケース2aの内部に上下スライド可能に案内保持した補助接点支え3の下側とユニットケース2aとの間に弾性体からなる補償ばね2cを設け、補助接点支え3を固定接点5aと可動接点4aで構成される常閉接点部(NC)の方向(図1,図2を正面から見て上段側に移動する方向)に押圧保持させる。ここで補償ばね2cはコイルばねを使用する。
この構成にすることによって、電磁接触器1本体に外部からの衝撃や振動が発生しても、電磁接触器1の補助接点ユニット2の常閉接点部(NC)を閉極状態に押圧保持しているため、制御回路へ誤った信号を出力することがなくなり、安定した動作が可能となる。
本発明の第2の実施の形態を図3に基づいて説明する。ユニットケース2aの基本的な内部構造については実施例1と同じであり、ユニットケース2aの内部に上下スライド可能に案内保持した補助接点支え3の下側とユニットケース2aとの間に弾性体からなる補償ばね2cを設け、補助接点支え3を固定接点5aと可動接点4aで構成される常閉接点部(NC)の方向(図3を正面から見て上段側に移動する方向)へ押圧保持させる。ここで、弾性体からなる補償ばね2cを板バネにしても実施例1と同じ効果を得ることができる。
更に本発明の第3の実施の形態を図4に基づいて説明する。ユニットケース2aの基本的な内部構造については実施例1,実施例2と同じであるが、ユニットケース2aの内部に上下スライド可能に案内保持した補助接点支え3の上段側とユニットケース2aとの間に弾性体からなる補償ばね2cを設け、その補償ばね2cを引っ張りばねで構成し、固定接点5aと可動接点4aで構成される常閉接点部(NC)の方向へ押圧保持する。
これにより、電磁接触器1本体に外部からの衝撃や振動が発生しても、電磁接触器1の補助接点ユニット2の常閉接点部(NC)を閉極状態に保持しているため、制御回路へ誤った信号を出力することがなくなり、安定した動作が可能となる。
これにより、電磁接触器1本体に外部からの衝撃や振動が発生しても、電磁接触器1の補助接点ユニット2の常閉接点部(NC)を閉極状態に保持しているため、制御回路へ誤った信号を出力することがなくなり、安定した動作が可能となる。
1 電磁接触器
1a ケース
1b 係合穴
1c 接触子ホルダ
2 補助接点ユニット
2a ユニットケース
2b 係合爪
2c 補償ばね
3 補助接点支え
3a 連結突起
3b 接触ばね
4a,4b 可動接点
5a,5b 固定接点
1a ケース
1b 係合穴
1c 接触子ホルダ
2 補助接点ユニット
2a ユニットケース
2b 係合爪
2c 補償ばね
3 補助接点支え
3a 連結突起
3b 接触ばね
4a,4b 可動接点
5a,5b 固定接点
Claims (5)
- ユニットケースと、該ユニットケースの内部に収納された補助接点支えと、前記補助接点支えに一体成形され、前記ユニットケースから突出した連結突起と、前記補助接点支えの内部に可動接点および固定接点を有した電磁接触器の補助接点ユニットにおいて、前記可動接点を所定方向に保持する弾性体を設けたことを特徴とする電磁接触器の補助接点ユニット。
- 請求項1に記載の補助接点ユニットにおいて、弾性体(2c)は補助接点支え(3)の下側とユニットケース(2a)との間に設けたことを特徴とする電磁接触器の補助接点ユニット。
- 請求項2に記載の補助接点ユニットにおいて、弾性体(2c)はコイルバネとしたことを特徴とする電磁接触器の補助接点ユニット。
- 請求項2に記載の補助接点ユニットにおいて、弾性体(2c)は板バネとしたことを特徴とする電磁接触器の補助接点ユニット。
- 請求項1に記載の補助接点ユニットにおいて、弾性体(2c)は補助接点支え(3)の上側とユニットケース(2a)との間に設けられ、引っ張りバネとしたことを特徴とする電磁接触器の補助接点ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010179351A JP2012038644A (ja) | 2010-08-10 | 2010-08-10 | 電磁接触器の補助接点ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010179351A JP2012038644A (ja) | 2010-08-10 | 2010-08-10 | 電磁接触器の補助接点ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012038644A true JP2012038644A (ja) | 2012-02-23 |
Family
ID=45850420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010179351A Pending JP2012038644A (ja) | 2010-08-10 | 2010-08-10 | 電磁接触器の補助接点ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012038644A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102768920A (zh) * | 2012-04-05 | 2012-11-07 | 厦门宏美电子有限公司 | 一种常闭辅助触头模块及其单极交流接触器 |
JP2016539468A (ja) * | 2013-12-09 | 2016-12-15 | シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエスSchneider Electric Industries Sas | 電気スイッチング装置 |
KR20170092401A (ko) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | 엘에스산전 주식회사 | 보조접점 기구부를 구비하는 모터보호용 배선용차단기 |
DE102018130266A1 (de) | 2018-04-11 | 2019-10-17 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co., Ltd. | Klemmkonvertierungseinheit und elektrische vorrichtung, welche diese beinhaltet |
-
2010
- 2010-08-10 JP JP2010179351A patent/JP2012038644A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102768920A (zh) * | 2012-04-05 | 2012-11-07 | 厦门宏美电子有限公司 | 一种常闭辅助触头模块及其单极交流接触器 |
JP2016539468A (ja) * | 2013-12-09 | 2016-12-15 | シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエスSchneider Electric Industries Sas | 電気スイッチング装置 |
KR20170092401A (ko) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | 엘에스산전 주식회사 | 보조접점 기구부를 구비하는 모터보호용 배선용차단기 |
KR102535782B1 (ko) * | 2016-02-03 | 2023-05-22 | 엘에스일렉트릭(주) | 보조접점 기구부를 구비하는 모터보호용 배선용차단기 |
DE102018130266A1 (de) | 2018-04-11 | 2019-10-17 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co., Ltd. | Klemmkonvertierungseinheit und elektrische vorrichtung, welche diese beinhaltet |
CN110364395A (zh) * | 2018-04-11 | 2019-10-22 | 富士电机机器制御株式会社 | 端子转换单元及具备该端子转换单元的电气设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5778989B2 (ja) | 電磁接触器 | |
JP5684650B2 (ja) | 電磁接触器 | |
KR101088215B1 (ko) | 하우징 일체형 컨텍터 | |
JP5767508B2 (ja) | 電磁接触器 | |
JP2012038644A (ja) | 電磁接触器の補助接点ユニット | |
US9275814B2 (en) | Magnetic contactor | |
JP5821354B2 (ja) | 電磁接触器の補助接点ユニット | |
KR20080051378A (ko) | 슬라이드 모듈 및 이를 갖는 휴대 단말기 | |
JP5119051B2 (ja) | 押釦スイッチ | |
ZA200804233B (en) | Handle assembly having an integral slider therefor and electrical switching apparatus employing the same | |
JP4347260B2 (ja) | スライド式携帯端末装置 | |
JP2011210601A (ja) | スライドスイッチ | |
KR200484099Y1 (ko) | 전자 접촉기 | |
KR100669990B1 (ko) | 슬림형 슬라이드 모듈용 탄성스프링 | |
JPWO2005069325A1 (ja) | 緩衝手段保持部材およびそれを備えたスライドスイッチ | |
JP3181285U (ja) | 磁気式入力装置 | |
JP5848931B2 (ja) | リセット機能付きスイッチ装置 | |
JP3184136U (ja) | スライドスイッチ | |
JP5915430B2 (ja) | インバータ装置 | |
JP2017091746A (ja) | スイッチ | |
JP2007059084A (ja) | 電磁開閉器のオプションユニット | |
US20230005688A1 (en) | Electromagnetic relay | |
WO2020170897A1 (ja) | スイッチ及び操作装置 | |
JP3146407U (ja) | ノイズフィルタ | |
JP6596682B2 (ja) | スイッチ回路およびマイクロホン |