JP6596682B2 - スイッチ回路およびマイクロホン - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施形態について図面を用いながら説明する。まず、本発明に係るマイクロホンの実施形態について、図8、図9および図10を用いて説明する。マイクロホン1は、図10に示すように、マイクロホンユニット3、スイッチ部2と、を備えている。スイッチ部2にはスイッチ回路10が備わっている。スイッチ回路10はマイクロホンユニット3の出力端子に対して並列に接続されている。図8と図9に示すように、マイクロホン1の円筒状の筺体の内部にマイクロホンユニット3(図8では不図示)と、スイッチ部2と、を備えている。スイッチ部2は、マイクロホン1の筺体の外周の一部に露出するスイッチノブ13を備えている。スイッチノブ13は、マイクロホン1の軸方向に対してスライドする操作部材である。スイッチノブ13をスライドできる範囲は、スイッチ部2の軸方向の寸法により制限される。
次に、スイッチ回路10の構成について説明する。スイッチ回路10は、マイクロホン1におけるスイッチ部2に配置されている。図8および図9を用いてすでに説明をしたとおり、スイッチ回路10は、スイッチノブ13のスライド操作によって接点を切り換える回路である。
次にスイッチ回路10の動作について、図2と図3を用いて説明する。図2は、第1リード片101と第2リード片102が重なり合う部分が開いている状態を例示している。言い換えると、図2は、リードスイッチ11の接点が開いている状態を例示している。一方、図3は、第1リード片101と第2リード片102が重なり合う部分が閉じている状態を例示している。言い換えると、図3は、リードスイッチ11の接点が閉じている状態を例示している。
スイッチ回路10の接点を変化させるために磁石12を移動させる量は、第1リード片101と第2リード片102の磁化の状態が変化する量でよい。すなわち、従来であれば磁石12の着磁方向がリードスイッチ11の長手方向であったので、接点を変化させるには、磁石12の移動量を大きくする必要があった。これに対して、スイッチ回路10のように構成すれば、磁石12の移動量が少なくても、確実に接点を動作させることができる。
次に、スイッチ回路10のさらに詳細な構造について説明する。図4に示すように、スイッチ部2からスイッチノブ13を取り外すと、マイクロホン1の筺体の内部に備わるスイッチ回路10を構成するリードスイッチ11などが露出する。図4に示すように、スイッチ回路10は、スイッチノブ13が取り付けられるスペース内に配置されている。スイッチ回路10は、リードスイッチ11と、リードスイッチ11に直交する方向において、所定の間隔を空けた位置に配線されるU字状に屈曲した第1リード111と、リードスイッチ11の延伸方向に配線される第2リード112と、を有する。
2 スイッチ部
10 スイッチ回路
11 リードスイッチ
12 磁石
13 スイッチノブ
101 第1リード片
102 第2リード片
111 第1リード
112 第2リード
Claims (3)
- 磁石とリードスイッチとを備えるスイッチ回路であって、
前記リードスイッチは、第1リードと第2リードとからなる接点を有し、
前記磁石と前記第1リードと前記第2リードにより磁気回路が構成され、
前記磁気回路は、
前記第1リードが前記第2リードの延伸方向と同じ方向に屈曲され、
前記磁石は前記接点の接点面と直交する方向に磁化され、前記第1リードと前記接点との中間に配置されるとともに、前記リードスイッチの長手方向に移動可能に保持される、
スイッチ回路。
- マイクロホンユニットと、前記マイクロホンユニットの出力端子に接続されているスイッチ回路と、を有するマイクロホンであって、
前記スイッチ回路は、磁石とリードスイッチとを有し、
前記リードスイッチは、第1リードと第2リードとからなる接点を有し、
前記磁石と前記第1リードと前記第2リードにより磁気回路が構成され、
前記磁気回路は、
前記第1リードが前記第2リードの延伸方向と同じ方向に屈曲され、
前記磁石は前記接点の接点面と直交する方向に磁化され、前記第1リードと前記接点との中間に配置されるとともに、前記リードスイッチの長手方向に移動可能に保持される、
マイクロホン。
- 前記接点は前記磁石の移動に伴って開閉し、前記接点が閉じることで前記マイクロホンユニットの前記出力端子を短絡して、オフ状態になる、
請求項2に記載のマイクロホン。
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JP2015227594A JP6596682B2 (ja) | 2015-11-20 | 2015-11-20 | スイッチ回路およびマイクロホン |
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