JP2012038402A - 半導体メモリ、半導体装置及び半導体メモリの制御方法 - Google Patents

半導体メモリ、半導体装置及び半導体メモリの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】試験時間の短縮を図る。
【解決手段】ソース線電圧制御回路31は、テストモード制御回路から供給されるテストモード信号TMに応答して、テストモードにおけるソース線SL0を、通常モードのリード動作における電位(第1の電圧)と異なる電位(第2の電圧)に制御する。ソース線SL0の電位が第1の電圧に制御されたとき、メモリセルには、消去状態又は書込状態に応じたセル電流が流れる。ソース線SL0の電位が第2の電圧に制御されたとき、メモリセルには、参照電流より少ないセル電流が流れる。センスアンプ27bは、書込状態のメモリセル、つまり「データ0」に応じた「0」のデータDoutを出力する。
【選択図】図4

Description

半導体メモリ、半導体装置及び半導体メモリの制御方法に関する。
従来、半導体メモリに対してメモリテスタ等により実施される試験は、データのリード/ライト試験を含む。この試験は、リード/ライト動作、即ちメモリセルに対するデータの書き込み、メモリセルからのデータの読み出しが正常に行われるかを検証するものである。
このような試験は、不揮発性の半導体メモリに対しても行われる。しかし、不揮発性の半導体メモリは、書き込み回数が制限されたメモリを含み、このようなメモリに対してデータの書き込みを行うことができない。また、不揮発性の半導体メモリは、試験後にデータを消去する必要がある。このため、ダミーセルを用いた試験方法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。例えば、消去状態のメモリセルの値(例えば[1])と異なる値(例えば[0])に設定されたダミーセルを形成する。そして、メモリセルに替えてダミーセルを選択して[0]データを読み出すことで、[0]データの書き込みを行うことなく試験が実施される。
近年、演算回路(例えばCPU)とメモリとが1つのチップ上に形成された半導体装置(例えば、SoC:Sysytem On Chip)に、不揮発性半導体メモリ(例えば、フラッシュメモリ)が搭載されている。このような半導体装置では、演算回路の動作試験時に、演算回路からフラッシュメモリをアクセスする。このような動作試験によりアクセスタイムが保証される。即ち、演算回路がフラッシュメモリに対して読み出しを指示してから対応するデータが出力されるまでに要する時間(アクセスタイム)を計測し、保証範囲のアクセスタイムの半導体装置を良品とする。
特開平1−67797号公報 特開昭62−283500号公報
フラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリの消去動作は、一般に、セクタ等のブロック単位で実行され、時間が掛かる。そして、動作試験後に、その試験中に不揮発性半導体メモリに書き込まれたデータを消去する必要がある。このため、演算回路の動作試験にかかる時間が増加する。
本発明の一観点によれば、複数のメモリセルと、データ読み出しのために前記複数のメモリセルから選択されたメモリセルに供給する電圧を制御する電圧制御回路と、前記電圧制御回路から第1の電圧が供給される前記選択されたメモリセルに接続されたビット線の状態に応じて、書込状態のメモリセルに対応する第1のデータ、又は消去状態のメモリセルに対応する第2のデータを出力するセンスアンプと、を有し、前記電圧制御回路は、動作モードに応じて、前記選択されたメモリセルに供給する電圧を、前記第1の電圧と異なる第2の電圧に制御する。
本発明の一観点によれば、試験時間の短縮を図ることができる。
半導体装置の概略構成図である。 メモリの概略構成図である。 メモリセルアレイの説明図である。 メモリセルアレイの一部回路図である。 (a)(b)はソース線電圧制御回路の回路図である。 ソース線電圧制御回路の動作を示す波形図である。 ソース線電圧制御回路の動作を示す波形図である。 ソース線電圧制御回路の動作を示す波形図である。 ソース線電圧とメモリセル電流の関係を示す特性図である。 メモリアクセスを説明するタイミング図である。 第二実施形態のメモリの一部ブロック回路図である。 (a)(b)はワード線電圧制御回路の回路図である。 ワード線電圧とメモリセル電流の関係を示す特性図である。 別のソース線電圧制御回路の回路図である。 メモリセルアレイの一部回路図である。 メモリアクセスを説明するタイミング図である。
(第一実施形態)
以下、第一実施形態を図1〜図10に従って説明する。
図1に示すように、半導体装置10は、例えば、CPU(主回路)11、メモリ(半導体メモリ)12,13、周辺回路14を含むシングルチップマイクロコンピュータである。CPU11、メモリ12,13、周辺回路14は、バス15を介して互いに接続されている。メモリ12は、例えばRAM(Random Access Memory)等の揮発性半導体メモリである。メモリ13は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリである。周辺回路14は、タイマ、DMAC、シリアルインタフェース回路等の回路である。メモリ12,13のアドレス空間は、CPU11によりアクセス可能なアドレス空間に割り当てられている。半導体装置に複数の周辺回路14が備えられていても良く、また周辺回路14が省略されていてもよい。
図2に示すように、メモリ13は、状態制御部21、内部電圧生成部22、メモリセル部23を含む。
状態制御部21は、図1に示すCPU11から、制御信号CEX,WEX、アドレス信号ADDを受け取る。また、状態制御部21は、クロック信号CLKを、例えば図示しないクロック生成回路から受け取る。状態制御部21は、これらの信号に基づいて、組み込まれたアルゴリズムに従って動作し、内部電圧生成部22、メモリセル部23の動作を制御するため、動作モードに応じた制御信号CNTを出力する。制御信号CNTは、1つ又は複数の信号を含む。
メモリセル部23は、例えば浮遊ゲート(フローティングゲート)を有する不揮発性のメモリセルを含み、NOR型のフラッシュメモリとして形成されている。このため、メモリ13の動作は、プログラム動作(書込動作、ライト動作)、消去動作(イレース動作)、読出動作(リード動作)を含む。従って、状態制御部21は、各動作を行う動作モードに対応する制御信号CNTを出力する。
また、状態制御部21はテストモード制御部24を含む。テストモード制御部24には、半導体装置10の動作試験が行われるときにアクティブなテスト信号TSTが供給される。テストモード制御部24は、そのテスト信号TSTに応答してテストモード信号TMを生成する。メモリ13に含まれる回路は、そのテストモード信号TMに応答してテスト動作を行う。
内部電圧生成部22は、制御信号CNTに応答して、動作モードに応じて、メモリセル部23に供給する電圧を生成する。例えば、プログラム動作において、内部電圧生成部22は、メモリセルが接続されたワード線WLに与えるプログラム電圧(メモリセルのゲート電圧)と、ビット線BLに与えるプログラム電圧(メモリセルのドレイン電圧)を生成する。そして、プログラム動作後のベリファイ動作において、内部電圧生成部22は、メモリセルに供給するベリファイ電圧を生成する。消去動作において、内部電圧生成部22は、メモリセルに供給する消去電圧を生成する。読出動作において、内部電圧生成部22は、メモリセルに供給する読み出し電圧を生成する。また、テスト動作において、内部電圧生成部22は、メモリセルに供給するテスト用の電圧を生成する。
メモリセル部23は、Xデコーダ25、Yデコーダ26、Yセレクタ27、メモリセルアレイ28、動作制御部29を含む。
Xデコーダ25とYデコーダ26にはアドレス信号ADDが供給される。Xデコーダ25は、アドレス信号ADD(上位ビット)をデコードし、そのデコード結果に応じたワード線WLの何れか1つを選択する。そして、Xデコーダ25は、選択したワード線WLに、動作モードに応じた電圧を供給する。
Yデコーダ26にはアドレス信号ADDが供給される。Yデコーダ26は、アドレス信号ADD(下位ビット)をデコードし、そのデコード結果(デコード信号)をYセレクタ27に出力する。Yセレクタ27は、Yデコーダ26から供給されるデコード信号に応じたビット線BLを選択する。
メモリセルアレイ28は、マトリックス状に配置された複数のメモリセル、複数のワード線WL、および複数のビット線を有している。尚、図2には、1つのワード線WL及びビット線BLを示す。1つのメモリセルは、1つのワード線WLと1つのビット線BLに接続されている。従って、Xデコーダ25により選択されたワード線WLと、Yセレクタ27により選択されたビット線BLとの間に接続されたメモリセルが選択される。
動作制御部29は、制御信号CNTに応答して、各動作モードにおける動作を行う。例えば、プログラム動作において、Xデコーダ25とYセレクタ27により選択されるメモリセルに、「データ0」を書き込むために動作する。また、読出動作において、メモリセルに記憶されたデータを読み出すために動作する。消去動作において、メモリセルに「データ1」を書き込むために動作する。
プログラム動作において、Yセレクタ27に供給される入力データDinに応じて選択されたワード線WL及びビット線BLの電圧が制御され、選択されたメモリセルに「データ0」が書き込まれる。また、読出動作において、選択されたメモリセルに記憶されたデータに応じたセル電流が流れる。Yセレクタ27は、そのセル電流をリファレンス電流と比較し、比較結果に応じた出力データDoutを出力する。
図3に示すように、メモリセルアレイ28は、2つのバンク0,1(BANK0,BANK1と表記)を有している。バンク0は、4つのセクタ0,2,4,6(SEC.0〜6と表記)を有している。同様に、バンク1は、4つのセクタ1,3,5,7(SEC.1〜7と表記)を有している。セクタ0〜3はデータ容量(メモリセルの数)が互いに同じ値に設定されている。同様に、セクタ4〜7はデータ容量(メモリセルの数)が互いに同じ値に設定されている。
バンク0とバンク1は、各動作に対する互いの電気的特性が同じとなるように形成されている。即ち、セクタ0に含まれるメモリセルと、セクタ1に含まれるメモリセルは、バンクの切り替えのみで同様にアクセスされる。バンクの切り替えは、例えばアドレス信号ADDの最上位ビットにより行われる。例えば、最上位のビットが「0」の場合にバンク0が選択され、「1」の場合にバンク1が選択される。そして、アドレス信号ADDのうち、最上位ビットを除くビットにより、各セクタ0〜7が選択される。
更に、各セクタ0,2,4,6のメモリセルを選択するためのアドレス信号により、各セクタ1,3,5,7のメモリセルが選択される。そして、セクタ0の所定位置に形成されたメモリセルからデータを読み出すために要する時間(アクセスタイム)は、そのメモリセルと同じアドレスによって選択されセクタ1に含まれるメモリセルにおけるアクセスタイムと同じである。
次に、セルデータの読出しにかかる構成を説明する。
なお、図3に示すバンク0において、各セクタ0,2,4,6は、同様に形成されている。また、バンク1の各セクタ1,3,5,7は、同様に形成されている。従って、バンク0,1において、セクタ0,1の構成を説明する。
図4に示すように、メモリセルアレイ28は、セクタ0,1とともに参照セル部RSECを含む。
セクタ0(SEC.0)は、複数(図において8個)のメモリセルM00〜M07を含む。各メモリセルM00〜M07は、浮遊ゲート(フローティングゲート)を有する不揮発性のメモリセルである。各メモリセルM00〜M07のソース端子はソース線SL0に接続されている。メモリセルM00,M01のゲートはワード線WL0に接続され、メモリセルM02,M03のゲートはワード線WL1に接続され、メモリセルM04,M05のゲートはワード線WL2に接続され、メモリセルM06,M07のゲートはワード線WL3に接続されている。メモリセルM00,M02,M04,M06のドレインはビット線BL01に接続され、メモリセルM01,M03,M05,M07のドレインはビット線BL02に接続されている。
ソース線SL0はソース線電圧制御回路31に接続されている。ソース線電圧制御回路31は、プログラム動作とリード動作のそれぞれにおいてソース線SL0の電位を制御するように構成されている。更に、ソース線電圧制御回路31は、図2に示すテストモード制御部24から供給されるテストモード信号TMに応答して、テストモードにおけるソース線SL0を、通常モードのリード動作における電位と異なる電位に制御するように構成されている。
セクタ1(SEC.1)は、セクタ0と同様に構成されている。即ち、セクタ1は、複数(図において8個)のメモリセルM10〜M17を含む。各メモリセルM10〜M17は、浮遊ゲート(フローティングゲート)を有する不揮発性のメモリセルである。各メモリセルM10〜M17のソース端子はソース線SL1に接続されている。メモリセルM10,M11のゲートはワード線WL0に接続され、メモリセルM12,M13のゲートはワード線WL1に接続され、メモリセルM14,M15のゲートはワード線WL2に接続され、メモリセルM16,M17のゲートはワード線WL3に接続されている。メモリセルM10,M12,M14,M16のドレインはビット線BL11に接続され、メモリセルM11,M13,M15,M17のドレインはビット線BL12に接続されている。
ソース線SL1はソース線電圧制御回路32に接続されている。ソース線電圧制御回路32は、プログラム動作とリード動作のそれぞれにおいてソース線SL1の電位を制御するように構成されている。
各ビット線BL01〜BL12は、Yセレクタ27に接続されている。Yセレクタ27は、選択部27aとセンスアンプ27bを含む。選択部27aは複数のスイッチSW01,SW02,SW11,SW12,SWB0,SWB1を含む。スイッチSW01,SW02の第1端子はビット線BL01,BL02とそれぞれ接続されている。スイッチSW01,SW02の第2端子は互いに接続されるとともに、スイッチSWB0の第1端子に接続されている。スイッチSW11,SW12の第1端子はビット線BL11,BL12とそれぞれ接続されている。スイッチSW11,SW12の第2端子は互いに接続されるとともに、スイッチSWB1の第1端子に接続されている。
スイッチSWB0の第2端子とスイッチSWB1の第2端子は互いに接続されるとともにセンスアンプ27bに接続されている。
スイッチSW01〜SW12,SWB0,SWB1は、図2に示すYデコーダ26から供給されるデコード信号に応じてオンオフ制御される。図4において、スイッチSWB0はバンク0を指定するアドレス信号に応じてオンされ、スイッチSWB1はバンク1を指定するアドレス信号に応じてオンされる。スイッチSW01,SW11は、アドレス信号に応じて同時にオンオフされる。また、スイッチSW02,SW12は、アドレス信号に応じて同時にオンオフされる。
例えば、スイッチSW01,SW11がオンされ、スイッチSW02,SW12がオフされる。そして、バンク0に対応するアドレス信号によりスイッチSWB0がオンされる。一方、スイッチSWB1はオフしている。従って、オンしたスイッチSWB0とスイッチSW01を介してビット線BL01がセンスアンプ27bと接続される。そして、図2に示すXデコーダ25によりワード線WL0〜WL3のうちの1つ、例えばワード線WL0が選択される。これにより、ワード線WL0とビット線BL01との間に接続されたメモリセルM00が選択される、つまりアクセス対象のメモリセルとなる。そして、このメモリセルM00のデータ(メモリセルM00の状態)に応じたセル電流Idが流れる。
別の例として、スイッチSW01,SW11がオンされ、スイッチSW02,SW12がオフされる。そして、バンク1に対応するアドレス信号によりスイッチSWB1がオンされる。一方、スイッチSWB0はオフしている。従って、オンしたスイッチSWB1とスイッチSW11を介してビット線BL11がセンスアンプ27bと接続される。そして、この選択されたビット線BL11と、図2に示すXデコーダ25により選択されたワード線(例えばワード線WL0)との間に接続されたメモリセルM10が選択される、つまりアクセス対象のメモリセルとなる。そして、このメモリセルM10のデータ(メモリセルM00の状態)に応じたセル電流Idが流れる。
従って、センスアンプ27bには、選択された1つのメモリセルのデータ(メモリセルの状態)に応じたセル電流Idが流れる。センスアンプ27bは、このセル電流Idと、後述する参照電流(リファレンス電流)IREFと比較し、その比較結果に応じたデータDoutを出力する。
また、セクタ0のメモリセルM00を選択するアドレス信号と、セクタ1のメモリセルM10を選択するアドレス信号は、バンクの選択にかかるアドレス信号を除き、同一である。従って、バンクの選択にかかるアドレス信号のみの変更(バンクの切り替え)により、メモリセルM00とメモリセルM10の選択が切り替えられる。
図3において説明したように、バンク0とバンク1は、各動作に対する互いの電気的特性が同じとなるように形成されている。つまり、メモリセルM00を選択してそのメモリセルM00のセル電流Idに応じたデータDoutが出力されるまでに要する時間(アクセスタイム)は、メモリセルM10に対するアクセスタイムとほぼ同じである。
また、センスアンプ27bは参照セル部RSECと接続されている。参照セル部RSECは、1つの参照セルRMを含む。参照セルRMは、メモリセルに流れるセル電流に基づいて、メモリセルに記憶されたデータを判定するために設けられている。
参照セルRMは、メモリセルと同様に、浮遊ゲートを有する不揮発性のメモリセルであり、参照ワード線RWLに接続されたゲート端子と、参照ソース線RSLに接続されたソース端子と、参照ビット線RBLに接続されたドレイン端子とを有する。
参照ワード線RWLは、メモリセルに対する読出動作のときに、参照セルRMに参照電流IREFを流すように、例えば動作制御部29により駆動される。参照ソース線RSLは、ソース線電圧制御回路33に接続され、そのソース線電圧制御回路33により電圧が制御される。参照ビット線RBLは、センスアンプ27bに接続されている。
センスアンプ27bは、選択されたメモリセルに流れるセル電流Idと、参照セルRMに流れる参照電流IREFと比較し、その比較結果に応じたデータDoutを出力する。
浮遊ゲートを有するメモリセルは、浮遊ゲートに電子を注入して閾値電圧を変えることで、データを記憶する。メモリセルの閾値電圧は、電子が浮遊ゲート中に存在すると高くなり、電子が浮遊ゲート中に存在しないと低くなる。閾値電圧が高いメモリセルに流れるセル電流は、閾値電圧が低いメモリセルに流れるセル電流と比して少ない。
閾値電圧が高く読み出し動作時にメモリセルのセル電流が少ない状態を、「データ0」が書き込まれた状態(0状態)とし、閾値電圧が低く読み出し動作時にメモリセルのセル電流が多い状態を、「データ1」が書き込まれた状態(1状態)とする。なお、状態に応じたセル電流を区別するために、0状態におけるメモリセルのセル電流をId(0)とし、1状態におけるメモリセルのセル電流をId(1)とする。
従って、参照セルRMは、「データ0」と判定するセル電流Id(0)と、「データ1」と判定するセル電流Id(1)との間の値(例えば、両セル電流の中間値)の参照電流IREFを流すように形成されている。
そして、センスアンプ27bは、参照電流IREFとセル電流Idと比較する。そして、センスアンプ27bは、セル電流Idが参照電流IREFより多いとき、「データ1」に応じたレベル(例えばHレベル:「1」)のデータDoutを出力する。一方、センスアンプ27bは、セル電流Idが参照電流IREFより少ないとき、「データ0」に応じたレベル(例えばLレベル:「0」)のデータDoutを出力する。
図5(a)に示すように、ソース線電圧制御回路31は、プログラム用の電圧制御回路41と、リード用の電圧制御回路42と、テスト用の電圧制御回路43を含む。
電圧制御回路41は、トランジスタT11と抵抗R11を含む。トランジスタT11は例えばNチャネルMOSトランジスタであり、ドレインがソース線SL0に接続され、ソースが抵抗R11を介して低電位電源Vss(この実施形態ではグランドGNDと等しいレベル(=0V))に接続されている。トランジスタT11のゲートには図2に示す動作制御部29からプログラム制御信号PGが供給されている。
トランジスタT11は、プログラム制御信号PGに応答してオンオフする。トランジスタT11がオンするとき、ソース線SL0は抵抗R11を介してグランドGNDに接続される。従って、ソース線SL0の電位は、抵抗R11の抵抗値と、この抵抗値R11に流れる電流によって決まる電位となる。
電圧制御回路42は、インバータ回路44、ノア回路45、トランジスタT12を含む。
インバータ回路44には図2に示す動作制御部29からリード制御信号RDが供給され、インバータ回路44の出力端子はノア回路45の入力端子に接続されている。ノア回路45にはテストモード信号TMが図2に示すテストモード制御部24から供給される。ノア回路45の出力端子はトランジスタT12のゲートに接続されている。トランジスタT12は、例えばNチャネルMOSトランジスタであり、ドレインがソース線SL0に接続され、ソースが低電位電源Vssに接続されている。
図2に示すテストモード制御部24は、通常モードの時にLレベルのテストモード信号TMを出力し、テストモードのときにHレベルのテストモード信号TMを出力する。テストモード信号TMがLレベルのとき、ノア回路45は、リード制御信号RDと等しいレベルの信号をトランジスタT12のゲートに供給する。従って、トランジスタT12は、リード制御信号RDに基づいてオンオフする。テストモード信号TMがHレベルのとき、ノア回路45は、Lレベルの信号を出力するため、トランジスタT12はオフする。
電圧制御回路43は、トランジスタT13と抵抗R13を含む。トランジスタT13は例えばNチャネルMOSトランジスタであり、ドレインがソース線SL0に接続され、ソースが抵抗R13を介して低電位電源Vssに接続されている。トランジスタT13のゲートにはテストモード信号TMが供給される。
トランジスタT13は、テストモード信号TMに応答してオンオフする。通常モードのとき、テストモード信号TMはLレベルであるため、トランジスタT13はオフする。テストモードのとき、テストモード信号TMはHレベルであるため、トランジスタT13はオンする。トランジスタT13がオンするとき、ソース線SL0は抵抗R13を介してグランドGNDに接続される。従って、ソース線SL0から低電位電源Vssに向って流れる電流量は、抵抗R13により制限される。すると、ソース線SL0の電位は、図2に示すビット線BL01,BL02に加えられる電圧(例えば高電位電源Vdd)に近い電位に制御される。
図5(b)に示すように、ソース線電圧制御回路32は、プログラム用の電圧制御回路46と、リード用の電圧制御回路47を含む。
電圧制御回路46は電圧制御回路41(図5(a)参照)と同様に構成されている。即ち、電圧制御回路46は、トランジスタT21と抵抗R21を含む。トランジスタT21は例えばNチャネルMOSトランジスタであり、ドレインがソース線SL1に接続され、ソースが抵抗R21を介して低電位電源Vssに接続されている。トランジスタT21のゲートにはプログラム制御信号PGが供給される。
トランジスタT21は、プログラム制御信号PGに応答してオンオフする。トランジスタT21がオンするとき、ソース線SL1は抵抗R21を介してグランドGNDに接続される。従って、ソース線SL1の電位は、抵抗R21の抵抗値と、この抵抗値R21に流れる電流によって決まる電位となる。
尚、電圧制御回路41に含まれるトランジスタT21は、電圧制御回路41に含まれるトランジスタT21と同等の電気的特性を持つように形成されている。また、抵抗R21の抵抗値は、電圧制御回路41の抵抗R11と同じ抵抗値に設定されている。従って、両抵抗R11,R21に流れる電流が同じとき、ソース線SL0,SL1の電位は互いに同じとなる。
電圧制御回路47は、トランジスタT22を含む。トランジスタT22は例えばNチャネルMOSトランジスタであり、ドレインがソース線SL1に接続され、ソースが低電位電源Vssに接続されている。トランジスタT22のゲートにはリード制御信号RDが供給される。トランジスタT22は、リード制御信号RDに応答してオンオフする。トランジスタT22がオンするとき、ソース線SL1はグランドGNDに接続される。従って、ソース線SL1の電位は、グランドGNDのレベル(=0V)となる。
次に、メモリ13の動作モードに対するソース線電圧制御回路31の動作を説明する。
尚、以下の説明において、図4に示すワード線WL0及びビット線BL01が選択されたものとする。
[プログラム動作]
図6に示すように、プログラム制御信号PGが低電位電源Vssレベルから高電位電源Vddまで上昇する。すると、図5(a)に示す電圧制御回路41のトランジスタT11がオンし、ソース線SL0の電位は、トランジスタT11に接続された抵抗R11の抵抗値に応じた電圧(VS1)(図6参照)になる。そして、ワード線WL0の電位は、図2の内部電圧生成部22により生成されたプログラム電圧HVまで上昇する。そして、ビット線BL01を介して高電圧が供給されると、ドレイン端子から浮遊ゲートに電子が注入され、「データ0」が書き込まれる。
[リード動作]
図7に示すように、リード制御信号RDが低電位電源Vssレベルから高電位電源Vddまで上昇する。この時、通常モードであるため、テストモード信号TMはLレベルである。すると、図5(a)に示す電圧制御回路42のトランジスタT11がオンし、ソース線SL0の電位は、低電位電源Vssレベル(図6参照)になる。そして、ワード線WL0の電位は、高電位電源Vddレベルまで上昇する。ビット線BL01は、所定の読出電圧に制御される。
「データ0」が書き込まれているメモリセルは、消去状態にあるメモリセルよりも閾値電圧が高い。メモリセルM00の閾値電圧が高いとき、メモリセルM00に流れるセル電流Idはゼロ、又は極めて少ない。一方、メモリセルM00の閾値電圧が低いとき、メモリセルM00にセル電流Idが流れる。
[テスト動作]
図8に示すように、テストモード信号TMが低電位電源Vssレベルから高電位電源Vddまで上昇する。すると、図5(a)に示すノア回路45は、リード制御信号RDに関わらずLレベル(低電位電源Vssレベル)の信号を出力するため、トランジスタT12はオフしている。一方、電圧制御回路43のトランジスタT13は、高電位電源Vddレベルのテストモード信号TMに応答してオンする。その結果、ソース線SL0の電位は、高電位電源Vddに近いレベル(=VS2)まで上昇する。そして、そして、ワード線WL0の電位は、高電位電源Vddレベルまで上昇する。ビット線BL01は、所定の読出電圧に制御される。
この結果、ワード線WL0の電位(=Vdd)とソース線SL0の電位(=VS2)、即ちメモリセルM00のゲート−ソース間の電位差は、通常モードのリード動作における電位差よりも小さくなる。
図9は、メモリセルにおいて、ゲート電圧を一定としたときのソース線電圧VSLの変化に対するセル電流Idを示す。「データ0」が書き込まれたメモリセルにおけるセル電流Id(0)は、ソース線電圧VSLに応じて変化が見られるものの、ソース線電圧VSLが低い場合にも0(ゼロ)に近く、参照電流IREFより少ない。一方、「データ1」が書き込まれたメモリセルにおけるセル電流Id(1)は、ソース線電圧VSLが低い(=0V)のときには参照電流IREFより多く、ソース線電圧VSLが高くなるに従って少なくなる。そして、ソース線電圧VSLが所定の電圧VS2のとき、セル電流Id(1)は、ソース線電圧VSLが0(ゼロ)のときのセル電流Id(0)と同程度となる。
従って、ソース線電圧VSLが所定の電圧VS2に制御されたメモリセルM00には、消去状態(「データ1」)であっても、「データ0」が書き込まれたメモリセルのセル電流Id(0)と同程度のセル電流Id(1)が流れる。図4に示すセンスアンプ27bは、このセンス電流Id(1)と参照電流IREFとを比較する。このときのセンス電流Id(1)は、参照電流IREFより少ないため、センスアンプ27bは、セル電流Id(0)を参照電流IREFと比較したときと同様に、「0」のデータDoutを出力する。
このように、消去状態のメモリセルM00(「データ1」が書き込まれたメモリセル)が接続されたソース線SL0の電位を、通常モード時よりも高くすることで、センスアンプ27bは「0」のデータDoutを出力する。即ち、「データ1」が書き込まれたメモリセル(消去状態のメモリセル)から、「データ0」が書き込まれたメモリセルと同じデータDoutが出力される。言い換えれば、「データ0」を書き込むことなく、「データ0」に応じた「0」のデータDoutを読み出すことができる。
このように、テストモードにおいて、メモリセルに「データ0」を書き込むことが不要となる。従って、テストモードにおける無用な書込みを行わないことで、メモリセルに対するデータの書換え回数が少なくなる。その結果、書換えに起因するメモリ13の使用可能な期間(寿命)の短縮を抑えることができる。また、「データ0」の書込みが不要となる、つまり、消去動作が不要となる。この結果、半導体装置10のテストに係る時間を短縮することができる。
メモリのテストは、チェッカーパターンのように、連続するアドレスのメモリセルに対して「0」と「1」を交互に記憶させ、連続したアドレスのメモリセルからデータを順次読み出すことで、メモリセルからデータを読み出す経路における特性を検証するものがある。このようなテストの場合、図10に示すように、バンク0(BANK0)とバンク1(BANK1)を交互に指定するようにアドレス信号ADDを例えばCPU11(図1参照)から供給する。これにより、セルアレイのロケーション(読出位置)による特性差と、「データ0」と「データ1」の読出しにかかる特性を網羅したテストを実行することが可能となる。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ソース線電圧制御回路31は、テストモード制御部24から供給されるテストモード信号TMに応答して、テストモードにおけるソース線SL0を、通常モードのリード動作における電位(第1の電圧)と異なる電位(第2の電圧)に制御する。ソース線SL0の電位が第1の電圧に制御されたとき、メモリセルには、消去状態又は書込状態に応じたセル電流Idが流れる。ソース線SL0の電位が第2の電圧に制御されたとき、メモリセルには、参照電流IREFより少ないセル電流Idが流れる。このため、センスアンプ27bは、書込状態のメモリセル、つまり「データ0」に応じた「0」のデータDoutを出力する。
従って、テストモードにおいて、メモリセルに「データ0」を書き込むことが不要となるため、消去動作を必要とせず、半導体装置10のテストに係る時間を短縮することができる。
(2)テストモードにおいて、テストモードにおける無用な書込みを行わないことで、メモリセルに対するデータの書換え回数が少なくなる。その結果、書換えに起因するメモリ13の使用可能な期間(寿命)の短縮を抑えることができる。つまり、半導体装置10を長寿命化することができる。
(3)バンク0のメモリセルM00〜M07が接続されたソース線SL0にソース線電圧制御回路31を接続し、テストモードにおいてソース線SL0の電位を制御する。そして、バンク1のメモリセルM10〜17が接続されたソース線SL1にソース線電圧制御回路32を制御し、テストモードにおいてもソース線SL1の電位を低電位電源Vssレベルに制御するようにした。
従って、バンク0(BANK0)とバンク1(BANK1)を交互に指定するようにアドレス信号ADDを例えばCPU11(図1参照)から供給する。これにより、セルアレイのロケーション(読出位置)による特性差と、「データ0」と「データ1」の読出しにかかる特性を網羅したテストを実行することが可能となる。
(4)メモリセルが接続されたソース線SL0の電位を制御し、消去状態のメモリセルにおけるセル電流Idを制限して、書込状態のメモリセルに対応する「データ0」のデータDoutをセンスアンプ27bから出力させるようにした。
従って、ソース線電圧制御回路を変更することでテストモードに対応することができる。このため、メモリセルから読み出したデータを反転させる等の付加回路による回路規模の増大を抑制することができる。
(第二実施形態)
以下、第二実施形態を図11〜図13に従って説明する。
なお、この実施形態において、第一実施形態と同様の構成部材については同じ符号を付し、説明及び図面を省略する。
この実施形態のメモリは、図11に示す内部電圧生成回路50を含む。尚、この実施形態において、メモリに含まれるセクタは、テストモード信号TMが供給されないソース線電圧制御回路、即ち図5(b)に示すソース線電圧制御回路32と同じ構成である。
内部電圧生成回路50は2つのワード線電圧制御回路51,52を含む。各電圧制御回路51,52は、リード動作においてワード線WLに供給する電圧VX0,VX1をそれぞれ生成する。両電圧VX0,VX1はXデコーダ25に供給される。Xデコーダ25は、メインデコーダ(VXDECと表記)61a,62aとサブデコーダ61b,62bを含む。
メインデコーダ61aには電圧VX0が供給される。メインデコーダ61aは、アドレス信号ADD(図示略)と設定されたアドレスとが一致する場合に、電圧VX0をサブデコーダ61bに供給する。サブデコーダ61bは、PチャネルMOSトランジスタT31aとNチャネルMOSトランジスタT31bを含む。トランジスタT31aのソースはメインデコーダ61aに接続され、トランジスタT31bのソースは低電位電源Vssに接続されている。両トランジスタT31a,T31bのドレインは互いに接続されるとともにワード線WL0と接続されている。両トランジスタT31a,T31bのゲートには制御信号(例えばデコード信号)が供給される。制御信号がHレベルのとき、トランジスタT31aがオフし、トランジスタT31bがオンする。これにより、ワード線WL0の電位は低電位電源Vssレベルとなる。制御信号がLレベルのとき、トランジスタT31aがオンし、トランジスタT31bがオフする。これにより、ワード線WL0に電圧VX0が供給される。
同様に、メインデコーダ62aには電圧VX1が供給される。メインデコーダ62aは、アドレス信号ADD(図示略)と設定されたアドレスとが一致する場合に、電圧VX0をサブデコーダ62bに供給する。サブデコーダ62bは、PチャネルMOSトランジスタT32aとNチャネルMOSトランジスタT32bを含む。トランジスタT32aのソースはメインデコーダ62aに接続され、トランジスタT32bのソースは低電位電源Vssに接続されている。両トランジスタT32a,T32bのドレインは互いに接続されるとともにワード線WL0と接続されている。両トランジスタT32a,T32bのゲートには制御信号(例えばデコード信号)が供給される。制御信号がHレベルのとき、トランジスタT32aがオフし、トランジスタT32bがオンする。これにより、ワード線WL0の電位は低電位電源Vssレベルとなる。制御信号がLレベルのとき、トランジスタT32aがオンし、トランジスタT32bがオフする。これにより、ワード線WL0に電圧VX0が供給される。
即ち、メインデコーダ61a及びサブデコーダ61bは、アドレス信号ADDに基づいて、バンク0のワード線WL0を選択するための回路であり、その選択したワード線WL0に電圧VX0を供給する。同様に、メインデコーダ62a及びサブデコーダ62bは、アドレス信号ADDに基づいて、バンク1のワード線WL0を選択するための回路であり、その選択したワード線WL0に電圧VX1を供給する。
図12(a)に示すように、ワード線電圧制御回路51は、リード用の電圧制御回路71と、テスト用の電圧制御回路72,73を含む。
電圧制御回路71は、インバータ回路74、ノア回路75、電圧生成回路76、トランジスタT41を含む。
インバータ回路74にはリード制御信号RDが例えば図2に示す動作制御部29から供給される。インバータ回路74の出力端子はノア回路75の入力端子に接続されている。ノア回路75は3入力論理回路であり、第1のテストモード信号TM1と第2のテストモード信号TM2が、例えばテストモード制御部24(図2参照)から供給される。ノア回路75の出力端子はトランジスタT41のゲートに接続されている。トランジスタT41は、例えばNチャネルMOSトランジスタであり、電圧生成回路76の出力端子と電圧VX0を図11に示すXデコーダ25に供給するための配線L0との間に接続されている。
この実施形態のテストモード制御部24は、通常モードのときにLレベルのテストモード信号TM1,TM2を出力する。また、テストモード制御部24は、第1のテストモードのときにHレベルのテストモード信号TM1を出力し、第2のテストモードのときにHレベルのテストモード信号TM2を出力する。第1のテストモードは、電圧制御回路72により供給される電圧によりワード線を駆動してメモリをテスト動作させるためのモードである。第2のテストモードは、電圧制御回路73により供給される電圧によりワード線を駆動してメモリをテスト動作させるためのモードである。
ノア回路75は、テストモード信号TM1,TM2がともにLレベルのときに、リード制御信号RDと等しいレベルの信号をトランジスタT41のゲートに供給する。従って、トランジスタT41は、リード制御信号RDに基づいてオンオフする。一方、第1のテストモード信号TM1又は第2のテストモード信号TM2がHレベルのとき、ノア回路75はLレベルの信号を出力するため、トランジスタT41はオフする。
電圧生成回路76は、通常モードにおけるリード動作に必要な電圧(例えば、高電位電源Vddレベル)を生成し、出力する。従って、リード制御信号RDに基づいてトランジスタT41がオンするとき、この電圧生成回路76により生成された電圧が電圧VX0として図11に示すXデコーダ25を介してワード線に供給される。
電圧制御回路72は、電圧生成回路77とトランジスタT42を含む。トランジスタT42は電圧生成回路77の出力端子と配線L0の間に接続され、ゲートに第1のテストモード信号TM1が供給される。従って、第1のテストモードのときにトランジスタT42がオンし、電圧生成回路77により生成された電圧が電圧VX0として図11に示すXデコーダ25を介してワード線に供給される。
電圧生成回路77は、テストモードにおいてリード動作に必要な電圧を生成する。この電圧は、第一実施形態と同様に、消去状態にあるメモリセルに流れるセル電流を、参照電流IREFより少なくするように、選択されたメモリセルを制御するように設定されている。この電圧は、例えば、低電位電源Vssレベル(=0V)から所定の電圧(=α)だけ高く設定されている。
電圧制御回路73は、電圧生成回路78とトランジスタT43を含む。トランジスタT43は、電圧生成回路78の出力端子と配線L0との間に接続され、ゲートに第2のテストモード信号TM2が供給される。従って、第2のテストモードのときにトランジスタT43がオンし、電圧生成回路78の出力電圧が電圧VX0として図11に示すXデコーダ25を介してワード線に供給される。
電圧生成回路78は、テストモードにおいてリード動作に必要な電圧を、半導体装置の外部から供給するためのものである。例えば、電圧生成回路78は、半導体装置の外部に設けられた電源装置を接続するためのパッド、そのパッドに対する保護回路、パッドとトランジスタT43とを接続するためのスイッチ、等を含む。この構成により、ワード線の電位を外部から制御することが可能となり、任意のワード線の電位によりテストを行うことができるようになる。
メモリセルにおいて、ゲート電圧とドレイン電流の関係、即ちワード線の電位とセル電流の関係は、通常のNチャネルMOSトランジスタと同様である。即ち、ワード線電位とソース端子の電位との間の電位差が閾値以下のとき、セル電流は流れない。そして、閾値以上にワード線電位を高くすると、ワード線電位の上昇に従って、セル電流が増加する。
そして、浮遊ゲートを有するメモリセルは、その浮遊ゲートにおける電子の有無に応じて閾値電圧が変化する。消去状態のメモリセルは、浮遊ゲートに電子がないため、閾値電圧が低く、セル電流Idは、図13に示す曲線L(1)のように変化する。一方、「データ0」が書き込まれたメモリセルは、浮遊ゲートに電子が注入されているため、閾値電圧が高く、セル電流Idは、図13に示す曲線L(0)のように変化する。
従って、ワード線の電位VWLを、図13に示す電圧V1とすることにより、消去状態のメモリセルにおけるセル電流Idと、「データ0」が書き込まれたメモリセルにおけるセル電流Idとが互いに相違する。この相違するセル電流Idにより、センスアンプから「0」又は「1」のデータDoutを出力することができる。
このため、消去状態にあるメモリセルについて、ワード線の電位VWLを、曲線L(1)が参照電流IREFより低くなる電圧、例えば電圧V2とする。この電圧V2は、図12に示す電圧生成回路77により生成される電圧(=0+α)である。このように、消去状態にあるメモリセル、即ち閾値電圧が低いメモリセルに対して、ワード線の電位を低くすることにより、そのメモリセルにおけるセル電流Idを、参照電流IREFより少なくする。これにより、消去状態にあるメモリセルをアクセスして得られる出力データDoutを、「データ0」を書き込んだメモリセルから読み出したデータDoutと等しくすることができる。
図12(b)に示すように、ワード線電圧制御回路52は、リード用の電圧生成回路79を含み、テスト用の電圧制御回路を含まない。電圧生成回路79の出力端子は、ゲートにリード制御信号RDが供給されるトランジスタT44を介して配線L1と接続されている。電圧生成回路79は、図12(a)に示す電圧生成回路76と同様に構成されている。従って、この電圧生成回路79により生成された電圧が、配線L1を介して電圧VX1として図11に示すXデコーダ25に供給される。そして、そのXデコーダ25により選択されたバンク1のワード線WL0に供給される。この電圧VX1は、図13に示す電圧V1である。従って、消去状態にあるメモリセルには、このワード線を介してこの電圧VX1が供給されることにより、参照電流IREFより多いセル電流Idが流れる。
テスト動作において、図11に示すバンク0のワード線WL0とバンク1のワード線WL0とを交互に選択するようにアドレス信号ADDを供給することにより、「0」のデータDoutと、「1」のデータDoutとを交互に出力するようにメモリを動作させることができる。つまり、第一実施形態と同様に、バンク0とバンク1とを交互に指定するようにアドレス信号ADDを例えばCPU11(図1参照)から供給する。これにより、セルアレイのロケーション(読出位置)による特性差と、「データ0」と「データ1」の読出しにかかる特性を網羅したテストを実行することが可能となる。
以上記述したように、本実施形態においても、第一実施形態と同じ効果を奏することができる。
尚、上記各実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記第1実施形態では、抵抗R13(図5(a)参照)によりソース線SL0に流れる電流量を制限するようにしたが、その他の構成により電流量を制限するようにしてもよい。
例えば、図14に示すように構成されたソース線電圧制御回路31aを用いる。このソース線電圧制御回路31aは、プログラム用の電圧制御回路41と、リード用の電圧制御回路42と、テスト用の電圧制御回路43aを含む。電圧制御回路43aは、トランジスタT13〜T15、定電流源48を含む。トランジスタT13〜T15はNチャネルMOSトランジスタである。トランジスタT13は、ゲートにテストモード信号TMが供給され、ソースは低電位電源Vssに接続され、ドレインはトランジスタT14,T15のソースに接続されている。トランジスタT14のドレインはソース線SL0に接続され、ゲートはトランジスタT15のゲート及びドレインに接続されている。従って、トランジスタT14とトランジスタT15はカレントミラー回路を構成する。トランジスタT15のドレインは定電流源48の出力端子に接続され、定電流源48は高電位電源Vddに接続されている。
テストモード信号TMに応じてトランジスタT13がオンすると、トランジスタT14には、トランジスタT15と等しい量の電流、つまり定電流源48によりトランジスタT15に供給される電流と等しい量の電流が流れる。従って、定電流源48は、図5(a)に示す抵抗R13と同様に、ソース線SL0から低電位電源Vssに向って流れる電流量を制限する。このように電圧制御回路43aを構成することで、ソース線の電位を制御することができる。
また、NチャネルMOSトランジスタやPチャネルMOSトランジスタを用い、そのトランジスタのゲートに供給する電圧を制御することによって、ソース線に流れる電流量を制限するようにしてもよい。
・上記第1実施形態では、バンク0のソース線SL0の電位と、バンク1のソース線SL1の電位を互いに異なる値に制御し、バンク0とバンク1とを交互に読み出すようにした。これに対し、図15に示すように、1つのバンク(例えばバンク0)において、ソース線を第1のソース線SL1と第2のソース線SL2とに分割し、2つのソース線SL1,SL2のうちの何れか一方の電位を制御するようにしてもよい。例えば、第1のソース線SL1にソース線電圧制御回路32(図4参照)を接続し、第2のソース線SL2にソース線電圧制御回路31(図4参照)を接続する。そして、ソース線SL1が接続されたメモリセルとソース線SL2が接続されたメモリセルとを交互に選択するようにアドレス信号ADDを供給する。例えば、図16に示すように、ワード線を、WL0,WL2,WL1,WL3,・・・の順番で選択するようにアドレス信号ADDを供給する。このように構成することで、同一バンク内にある消去状態のメモリセルから、「データ0」に対応するデータDoutと、「データ1」に対応するデータDoutとを読み出すことができる。つまり、1つのバンクにより構成されたメモリにおいても、上記第1実施形態と同様にテスト動作を行わせることが可能となる。
・上記実施形態では、供給されるテスト信号TSTに応答してテスト動作を行うようにしたが、その他の信号によりテスト動作を行うようにしてもよい。例えば、複数の制御信号において所定の組合せをテストモードコマンドに設定し、そのコマンドの入力時にテスト動作を行うようにしてもよい。
・不揮発性のメモリセルとして、他の方式のメモリセル、例えば電荷をトラップするトラップゲートを有するメモリセルとしてもよい。
・上記各実施形態では、電圧制御回路31,32を各セクタに含まれる構成としたが、バンク0,1にそれぞれ1つのソース線電圧制御回路が含まれる構成としてもよい。また、ソース線電圧制御回路を、他の回路、例えば動作制御部29(図2参照)に含まれる構成としてもよい。
・上記第1実施形態では、図4に示すように、セクタ0に対するソース線電圧制御回路31と、セクタ1に対するソース線電圧制御回路32の構成を互いに異なるものとしたが、同じ構成としてもよい。例えば、テストモード信号TMをアンド回路等の論理回路に入力するとともにその論理回路にテストモード信号TMの有効/無効を制御する信号(例えばイネーブル信号)を供給し、その論理回路の出力信号をトランジスタT13等に供給する構成としてもよい。
同様に、第2実施形態において、電圧制御回路51,52の構成を互いに同じものとし、テストモード信号TM1,TM2の有効/無効を制御する信号に応答してそれぞれ動作するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、テストモードにおいて、メモリセルに対する「データ0」の書き込みを不要とすることができる。このため、図2に示す状態制御部21は、テストモードにおいて、書込コマンド(ライトコマンド)を検知し、入力データDinが「0」の場合にそのデータの書込を行わないようにする(コマンドを無効化する)。また、状態制御部21は、テストモードにおいて、消去コマンド(イレースコマンド)を検知し、そのコマンドに対する動作を行わないようにする(コマンドを無効化する)。このように構成することで、テストモードにおける無用な書込みを行わないことで、メモリセルに対するデータの書換え回数が少なくなる。その結果、書換えに起因するメモリ13の使用可能な期間(寿命)の短縮を抑えることができる。また、誤ってメモリ13に対して書込コマンドやイレースコマンドが発行された場合にも、「データ0」の書込みや消去動作の実行を抑制することができる。
上記各実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
複数のメモリセルと、
データ読み出しのために前記複数のメモリセルから選択されたメモリセルに供給する電圧を制御する電圧制御回路と、
前記電圧制御回路から第1の電圧が供給される前記選択されたメモリセルに接続されたビット線の状態に応じて、書込状態のメモリセルに対応する第1のデータ、又は消去状態のメモリセルに対応する第2のデータを出力するセンスアンプと、
を有し、
前記電圧制御回路は、動作モードに応じて、前記選択されたメモリセルに供給する電圧を、前記第1の電圧と異なる第2の電圧に制御する、
ことを特徴とする半導体メモリ。
(付記2)
参照電流を流す参照セルを有し、
前記センスアンプは、前記選択されたメモリセルに流れるセル電流と前記参照電流とを比較し、その比較結果に基づいて前記第1のデータ又は前記第2のデータを出力する、
ことを特徴とする付記1記載の半導体メモリ。
(付記3)
前記センスアンプは、前記セル電流が前記参照電流よりも少ないときに前記第1のデータを出力し、前記セル電流が前記参照電流よりも多いときに前記第2のデータを出力し、
前記第2の電圧は、前記消去状態のメモリセルに流れる前記セル電流を、前記参照電流よりも少なくするように前記メモリセルを制御する電圧である、
ことを特徴とする付記2記載の半導体メモリ。
(付記4)
前記第1の電圧及び前記第2の電圧は、前記メモリセルが接続されたソース線の電圧である、
ことを特徴とする付記1〜3のうちの何れか一項に記載の半導体メモリ。
(付記5)
前記第1の電圧が供給される第1のソース線と、
前記動作モードに応じて前記電圧制御回路により制御された電圧が供給される第2のソース線と、
を有する、
ことを特徴とする付記1〜4のうちの何れか一項に記載の半導体メモリ。
(付記6)
前記第1の電圧及び前記第2の電圧は、前記メモリセルのゲートが接続されたワード線の電圧である、
ことを特徴とする付記1〜3のうちの何れか一項に記載の半導体メモリ。
(付記7)
前記複数のメモリセルを含む第1のバンクと、前記複数のメモリセルと同数のメモリセルを含む第2のバンクとを少なくとも有し、
前記第1のバンク及び前記第2のバンクは、それぞれに含まれるメモリセルにおけるアクセスタイムが同じとなるように構成され、
前記第1のバンクに含まれる前記メモリセルは前記第1の電圧が供給されるソース線に接続され、
前記第2のバンクに含まれる前記メモリセルは、前記電圧制御回路により電圧が制御されるソース線に接続される、
ことを特徴とする付記1〜6のうちの何れか一項に記載の半導体メモリ。
(付記8)
半導体メモリと、
前記半導体メモリをアクセスする主回路と、
を含み、
前記半導体メモリは、
複数のメモリセルと、
データ読み出しのために前記複数のメモリセルから選択されたメモリセルに供給する電圧を制御する電圧制御回路と、
前記電圧制御回路から第1の電圧が供給される前記選択されたメモリセルに接続されたビット線の状態に応じて、書込状態のメモリセルに対応する第1のデータ、又は消去状態のメモリセルに対応する第2のデータを出力するセンスアンプと、
を有し、
前記電圧制御回路は、動作モードに応じて、前記選択されたメモリセルに供給する電圧を、前記第1の電圧と異なる第2の電圧に制御することを特徴とする半導体装置。
(付記9)
複数のメモリセルから選択されたメモリセルに供給する電圧を制御する半導体メモリの制御方法であって、
第1の動作モードにおいて、読み出しのために前記複数のメモリセルから選択された第1のメモリセルに第1の電圧を供給し、
前記第1のメモリセルが接続されたビット線の状態に応じて、書込状態のメモリセルに対応する第1のデータ、又は消去状態のメモリセルに対応する第2のデータを出力し、
前記第1の動作モードと異なる第2の動作モードにおいて、前記消去状態のメモリセルに対応して前記第1のデータを出力するように前記第1のメモリセルに対して前記第1の電圧と異なる第2の電圧を供給する、
ことを特徴とする半導体メモリの制御方法。
27b センスアンプ
31 ソース線電圧制御回路
51 ワード線電圧制御回路
M00〜M17 メモリセル
B01〜B12 ビット線
Id セル電流
IREF 参照電流
SL0,SL1 ソース線
WL0〜WL3 ワード線

Claims (5)

  1. 複数のメモリセルと、
    データ読み出しのために前記複数のメモリセルから選択されたメモリセルに供給する電圧を制御する電圧制御回路と、
    前記電圧制御回路から第1の電圧が供給される前記選択されたメモリセルに接続されたビット線の状態に応じて、書込状態のメモリセルに対応する第1のデータ、又は消去状態のメモリセルに対応する第2のデータを出力するセンスアンプと、
    を有し、
    前記電圧制御回路は、動作モードに応じて、前記選択されたメモリセルに供給する電圧を、前記第1の電圧と異なる第2の電圧に制御する、
    ことを特徴とする半導体メモリ。
  2. 参照電流を流す参照セルを有し、
    前記センスアンプは、前記選択されたメモリセルに流れるセル電流と前記参照電流とを比較し、その比較結果に基づいて前記第1のデータ又は前記第2のデータを出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  3. 前記センスアンプは、前記セル電流が前記参照電流よりも少ないときに前記第1のデータを出力し、前記セル電流が前記参照電流よりも多いときに前記第2のデータを出力し、
    前記第2の電圧は、前記消去状態のメモリセルに流れる前記セル電流を、前記参照電流よりも少なくするように前記メモリセルを制御する電圧である、
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体メモリ。
  4. 半導体メモリと、
    前記半導体メモリをアクセスする主回路と、
    を含み、
    前記半導体メモリは、
    複数のメモリセルと、
    データ読み出しのために前記複数のメモリセルから選択されたメモリセルに供給する電圧を制御する電圧制御回路と、
    前記電圧制御回路から第1の電圧が供給される前記選択されたメモリセルに接続されたビット線の状態に応じて、書込状態のメモリセルに対応する第1のデータ、又は消去状態のメモリセルに対応する第2のデータを出力するセンスアンプと、
    を有し、
    前記電圧制御回路は、動作モードに応じて、前記選択されたメモリセルに供給する電圧を、前記第1の電圧と異なる第2の電圧に制御することを特徴とする半導体装置。
  5. 複数のメモリセルから選択されたメモリセルに供給する電圧を制御する半導体メモリの制御方法であって、
    第1の動作モードにおいて、読み出しのために前記複数のメモリセルから選択された第1のメモリセルに第1の電圧を供給し、
    前記第1のメモリセルが接続されたビット線の状態に応じて、書込状態のメモリセルに対応する第1のデータ、又は消去状態のメモリセルに対応する第2のデータを出力し、
    前記第1の動作モードと異なる第2の動作モードにおいて、前記消去状態のメモリセルに対応して前記第1のデータを出力するように前記第1のメモリセルに対して前記第1の電圧と異なる第2の電圧を供給する、
    ことを特徴とする半導体メモリの制御方法。
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