JP2012037586A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像装置内部に生じる撮像素子がレンズ群よりも突出することによって形成される空間を効率良く用いてさらなる小型・薄型化した撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像素子と、前記撮像素子が固定されるとともに、レンズ群が移動可能に取り付けられるレンズ鏡筒と、前記撮像素子から出力される画像を表示する表示ユニットと、前記表示ユニットを保持するシャーシ部材を有する撮像装置であって、前記撮像素子は、前記レンズ鏡筒に取り付けられる前記レンズ群よりも前記撮像装置の背面方向に突出して前記レンズ鏡筒に固定され、前記撮像素子が前記レンズ群よりも突出することによって形成される空間に、前記シャーシ部材を配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、銀塩カメラ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどの撮像装置、特に屈曲光学系を用いた撮像装置に関するものである。
デジタルカメラなどの撮像装置は、撮影時には大きく伸びて、携帯時にはレンズ鏡筒がカメラ内部に沈み込む沈胴式と呼ばれる撮像装置が普及している。さらにカメラの小型化に伴いレンズ鏡筒を光軸方向に動かすだけでなく、光学系を屈曲させる屈曲光学系を用いた撮像装置が出てきている。このような撮像装置においては、複数のレンズ群より構成される物体側光軸(第一の光学系)および像面側光軸(第二の光学系)と、光軸を折り曲げるミラ−(折り曲げ光学系)を撮像装置内に収納している。
そして、像面側光軸のレンズ群のガイド軸をミラ−よりも背面側に配置し、物体側光軸に沿った方向に移動するカム筒と直進筒と、像面側光軸に沿った方向に移動するレンズとレンズ枠を重複した移動領域である重複領域を有している撮像装置が提案されている。(特許文献1参照)
特開2006−91371号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、像面側光軸(第二の光学系)のレンズ群のガイド軸が2本共、撮像装置の厚み方向で重なるため、撮像装置の薄型化の制約になっている。
また、物体側光軸(第一の光学系)を撮像装置の端に配置することで、第一の光学系の光軸方向において、液晶表示装置は撮像素子が重なるよう配置されていた。
しかし、影レンズ群は、非球面レンズやコ−ティング技術の向上によって小型化する一方で、撮像素子CMOSセンサが主流になることで大型化している。したがって、撮像装置内部に撮像素子がレンズ群よりも突出することによって形成される空間が生じてしまう。
本発明の目的は、撮像装置内部に生じる撮像素子がレンズ群よりも突出することによって形成される空間を効率良く用いてさらなる小型・薄型化した撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像素子と、前記撮像素子が固定されるとともに、レンズ群が移動可能に取り付けられるレンズ鏡筒と、前記撮像素子から出力される画像を表示する表示ユニットと、前記表示ユニットを保持するシャーシ部材を有する撮像装置であって、前記撮像素子は、前記レンズ鏡筒に取り付けられる前記レンズ群よりも前記撮像装置の背面方向に突出して前記レンズ鏡筒に固定され、前記撮像素子が前記レンズ群よりも突出することによって形成される空間に、前記シャーシ部材を配置することを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置内部に生じる撮像素子がレンズ群よりも突出することによって形成される空間を効率良く用いてさらなる小型・薄型化した撮像装置を提供することができる。
本発明に係る電子撮像装置の要部拡大断面図である。 (a)本発明に係る電子撮像装置の正面斜視図である。(b)本発明に係る電子撮像装置の背面斜視図である。 (a)本発明に係る電子撮像装置の要部拡大断面図である(ワイド位置)。(b)本発明に係る電子撮像装置の要部拡大断面図である(沈胴位置)。 本発明に係る電子撮像装置の背面展開図である。 本発明に係るレンズ鏡筒の背面斜視図である。 本発明に係る電子撮像装置の正面断面図である。 本発明に係る電子撮像装置の要部拡大断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、図1乃至図6を参照して第1の実施の形態を詳細に説明する。
図2(a)は本発明の撮像装置を前方向から見た斜視図で、撮像装置1には、被写体像を撮像素子に結像する沈胴式のレンズ鏡筒2が固定されている。
レンズ鏡筒2には、光学像を光電変換して画像デ−タを生成するCCDやCMOSイメ−ジセンサ等の撮像素子(不図示)が固定されている。
また撮像装置1には、撮像素子で生成した画像デ−タをデジタル情報に変換する処理回路を載せたメイン基板(不図示)や補助基板(不図示)が実装されている。
メイン基板には、撮像部や画像処理部、システム制御部、表示制御部、シリアルI/F、シリアル接続端子等が実装されている。補助基板には、カードI/F等を含むメモリーカードスロットや電源供給切換回路、DC/DCコンバータ、操作SW、ビデオI/F、ビデオ接続端子、外部電源入力端子等が実装されている。
撮像装置1の右上方には、撮影時に被写体の明るさが足りない時に発光するストロボ発光窓3が設けられている。
撮像装置1の上面にシャッターボタン4が設けられている。シャッターボタン4は2段階の押圧操作が可能となっている。シャッターボタン4を半押し操作すると、測光動作やAF動作等の撮影準備動作が開始される。シャッターボタン4を全押し操作すると、被写体を撮影し、収納室に挿着したメモリーカードに被写体像の画像デ−タを記録する。シャッターボタン4の外周には、回転操作可能なズームレバー5が取り付けられている。このズームレバー5を撮像装置1の上面から見て時計周りに回転させると、撮影レンズが望遠側にズームし、逆に反時計周りに回転させると撮影レンズが広角側にズームする。ズームレバー5の横には、モード設定レバー6および電源ボタン7が設けられている。モード設定レバー6は撮像装置1に対してスライド移動可能に取り付けられている。モード設定レバー6の近傍に、各種の撮影モードに応じたマーク(不図示)が印刷されており、モード設定レバー6の指標をマークに合わせることで、マークに応じた撮影モードの設定を行うことができる。
撮像装置1の底面には、電池蓋8およびメモリーカード蓋9があり、電源となる電池を収納する収納室および撮影された被写体像を記録するメモリーカードを収納する収納室を開閉可能としている。それぞれの蓋部材を開くことによって、収納室が開口し電池とメモリーカードが挿脱可能になる。
図2(b)は撮像装置1を後ろ方向から見た斜視図を示している。
撮像装置1の側面には電源や信号の入出力用ジャックが設けられジャック保護用のカバー部材10で覆われている。カバー部材10を開くことで入出力用ジャックへの各種ケーブル類の抜き差しが可能となる。
撮像装置1背面に表示ユニット11が設けられている。表示ユニット11は撮像する被写体像の確認や、撮像された画像の再生表示に用いられる。表示ユニット11の横には、複数の操作ボタン群12が設けられている。複数の操作ボタン群12には、中央に回転操作部材も含まれている。複数の操作ボタン群12は、例えば撮影条件の変更、表示形態の変更、再生画面への切換えを実行する。
次に、図1、図3〜6を用いて、撮像装置1の内部構成について詳細に説明する。
図3(a)は、レンズ鏡筒2が広角位置にある状態を示す断面図である。
図3(a)に示すように、本実施形態のレンズ鏡筒2は、第1レンズ群15、第2レンズ群20、プリズム25、固定筒30、カム筒31および直進ガイド筒32を備える。
固定筒30は第1レンズ群15、第2レンズ群20を囲む筒型形状と、固定筒つなぎ部30cと、固定筒つなぎ部30cから箱形状に延びた、第3レンズ群35、第4レンズ群40と撮像素子33を保持する箱部分からなる。固定筒つなぎ部30cはプリズム25の移動のため、大きく切り欠かれている。すなわち、本実施形態のレンズ鏡筒2は、前方後円古墳あるいは鍵穴形状のような形をしている。
第1レンズ群15は、1群レンズ17と1群レンズ17を保持する1群鏡筒16から構成されている。第2レンズ群20は、2群レンズ22と2群レンズ22を保持する2群鏡筒21ら構成されている。2群レンズ22から射出した光束は、プリズム25により1群レンズ17および2群レンズ22の物体側光軸Aに対して90°の角度で交差する像面側光軸Bの方向に屈曲されて、撮像素子33に導かれる。
プリズム25は保持部材27に保持され、モータ群26(図6参照)の駆動により像面側光軸Bに沿って移動する。プリズム25と撮像素子33との間には、第3レンズ群35、第4レンズ群40および光学フィルタ43が像面側光軸Bに沿って配置されている。
第3レンズ群35は、地板37と、地板37に保持された3群レンズ38と、地板37にねじ等により結合されたシャッタとを備えている。第3レンズ群35が、モータ群26に駆動され、像面側光軸Bに沿って移動することでズーム動作が行われる。
第4レンズ群40は、4群レンズホルダ41と、4群レンズホルダ41に保持された4群レンズ42とを備えている。第4レンズ群40がモータ群26に駆動され、像面側光軸Bに沿って移動することで、ズーム動作およびフォーカス動作が行われる。光学フィルタ43は、空間周波数の高い光をカットするためのハイカットフィルタ機能と赤外光をカットする機能を有する。
図3(b)は、レンズ鏡筒2が沈胴位置(収納位置)にある状態を示す断面図である。図3に示すように、レンズ鏡筒2が沈胴位置にある状態では、プリズム25、第3レンズ群35および第4レンズ群40は、像面側光軸Bに沿って互いに干渉しないように撮像素子33側に移動する。これにより、第2レンズ群20および第1レンズ群15の後方に収納空間が形成され、第2レンズ群20および第1レンズ群15が物体側光軸Aに沿って後退して、カム筒31と共に収納空間に収納される。
プリズム25は、固定筒つなぎ部30cで大きく切り欠かれている空間を通り固定筒30の円筒形状部分の外に出て、箱部分に入る。
レンズ鏡筒2は固定筒30の形状に沿った形をしていて、やはり前方後円古墳あるいは鍵穴形状のような形をしている。
レンズ鏡筒2の図中右側には電源となる電池28を収納する収納室29が配置されている。
撮像装置1の電源となる電池28は、蒲鉾形状となっており、平面部をレンズ鏡筒2に向けて配置されている。
レンズ鏡筒2の箱形状の前側には、撮像素子33で生成した画像デ−タをデジタル情報に変換する処理回路を載せたメイン基板や補助基板54が備えられている。収納室29と、レンズ鏡筒2の筒型形状と、箱形状の後側には、撮像する被写体像の確認や、撮像された画像の再生表示に用いられる表示ユニット11と、表示ユニット11を保持するシャ−シ部材55が配置されている。レンズ鏡筒2の箱形状の端にある撮像素子33の背面側には、操作ボタン群12が配置されている。シャーシ部材55は、電池28のマイナス端子と電気的に接続されており、様々な回路基板のグランドや金属部品が接続することが可能となっている。
表示ユニット11はレンズ鏡筒2の箱形状の中間部分までに収まり、箱形状から出っ張る撮像素子33との干渉が起こらなくなる。
図4は撮像装置1の背面分解図を示す。レンズ鏡筒2の固定筒30は、背面側が大きく開口され、レンズ枠が露出している。この固定筒30の開口部30aに表示ユニット11を保持するシャーシ部材55で蓋をして、固定筒30の剛性を高めている。そしてあわせえて固定筒30の内部光学部材の遮光を施している。すなわち、シャーシ部材55には、開口部30aを覆う領域が形成されている。
固定筒30の背面の壁を廃止して、表示ユニット11を保持するシャーシ部材55で覆うことにより、廃止した固定筒30の背面壁の厚み分、撮像装置1を薄型化している。
レンズ鏡筒2を固定したシャーシ55部材の上に表示ユニット11および複数の操作ボタン群12を取り付ける。そして、シャッターボタン4、ズームレバー5、モード設定レバー6および電源ボタン7などの上面操作部材とストロボが一体化した上部ユニット50をレンズ鏡筒2の上方には組み付ける。ここで、上部ユニット50に取り付けられたストロボ放電発光管を発光させる電荷を蓄積するメインコンデンサ51は像面側光軸Bの方向に沿って配置されている。
その後に、前側面カバ−52および後側面カバ−53を取り付ける。前側面カバ−31および後側面カバ−32は、撮像装置1の外装となる外装カバ−である。
図5はレンズ鏡筒2の背面斜視図である。
レンズ鏡筒2の固定筒30は、背面側が大きく開口されている。この固定筒30の開口部30aに液晶表示装置を保持するシャーシ部材55で蓋をして、固定筒30の剛性を確保および固定筒30の内部を遮光している。
物体側光軸Aから入射した光束は、プリズム25により、物体側光軸Aに対して90°の角度で交差する像面側光軸Bの方向に屈曲されて、撮像素子33に導かれる。
プリズム25は、モータ群26の駆動により像面側光軸Bに沿って移動可能に保持部材27に保持されている。プリズム25と撮像素子33との間には、第3レンズ群35、第4レンズ群40が像面側光軸Bに沿って配置されている。第3レンズ群35の保持部材および第4レンズ群40の保持部材は、上下2本のガイド軸39に吊られて、像面側光軸Bに沿って摺動自在に保持されている。第3レンズ群35および第4レンズ群40は、モータ群26の駆動により上下の2本のガイド軸に案内されて像面側光軸Bに沿って、移動することで、ズーム動作およびフォーカス動作が行われる。
この上下の2本のガイド軸39は、撮像装置1の厚み方向で重ならないように配置されるので、撮像装置1の薄型化に寄与している。
第4レンズ群40の4群レンズ42は、すり割り形状(小判形状)42aが施されている。このすり割り形状(小判形状)42aによって、像面側光軸Bのレンズ群と表示ユニット11を保持するシャーシ部材55を近接させることができ、撮像装置の更なる薄型化が可能となっている。
図6は撮像装置の正面断面図を示す。レンズ鏡筒2は、略鍵穴形状をしており、正面から右側の筒型形状2aに物体側光軸Aに沿って移動可能な第1レンズ群15、第2レンズ群20が配置されている。さらに、レンズ鏡筒2は、左側の箱形状部2bに像面側光軸Bに沿って移動可能なプリズム25、第3レンズ群35、第4レンズ群40および光学フィルタ43が配置されている。
レンズ鏡筒2の筒型形状2aは、撮像装置高さ方向の寸法で、箱形状部2bに比べて大きくなっており、上下に差分空間C、Dを生じている。上の差分空間Cには、ストロボの放電発光管を発光させる電荷を蓄積するメインコンデンサ51を配置し、下の差分空間Dには、撮影レンズ群のプリズム、第3レンズ群35、第4レンズ群を移動させるモ−タ群26が配置されている。
上下の差分空間C、Dに、メインコンデンサ51や撮影レンズ群のプリズム、第3レンズ群35、第4レンズ群を移動させるモ−タ群26を配置する。これにより、対物レンズである第1レンズ群15の口径を大きくしても撮像装置の高さ方向の寸法を抑えることができ、各レンズ群の径に制約されず、撮像装置の小型化が可能となる。
下の差分空間Dにメインコンデンサ51を、上の差分空間Cに撮影レンズ群のプリズム、第3レンズ群35、第4レンズ群を移動させるモ−タ群26を配置しても良い。
プリズム25の保持部材27と、第3レンズ群35、第4レンズ群40は上下2本のガイド軸39に吊られて、像面側光軸Bに沿って摺動自在に保持されている。プリズム25の保持部材27は、2本のガイド軸39と係合する係合部27aがそれぞれ形成されている。係合部27aにはラックギアが形成されており、このラックギアはプリズム駆動ギアとギア結合しているため、プリズム駆動ギアが回転するとプリズム25が像面側光軸Bに沿って移動する。
図1は、レンズ鏡筒が沈胴位置(収納位置)にある状態を示す要部拡大断面図である。
撮像素子33は、像面側光軸Bに沿って移動可能な第3レンズ群35、第4レンズ群40と比較して撮像装置1の厚み方向に厚くなっている。
固定筒30は、撮像素子33周りを遮光のため、壁で四方を覆っており突出部30bが形成されている。
また、固定筒30の突出部30bとそれ以外の領域との差分空間Aに表示ユニット11およびシャーシ部材55を配置している。すなわち、撮像素子33は、固定筒30に取り付けられる第3レンズ群35、第4レンズ群40よりも撮像装置1の背面方向に突出して固定筒30に固定される。そして、撮像素子33が第3レンズ群35、第4レンズ群40よりも突出することによって形成される空間(差分空間A)に、シャーシ部材55を配置している。
さらに、像面側光軸Bのレンズ群幅と撮像素子33の幅の差でできる空間Bに、撮影された被写体像を記録するメモリーカードスロット54aや電子部品が実装されたプリント配線基板54の一部を配置している。メモリーカードスロット54aでなくともプリント配線基板54に実装された電子部品であれば良い。すなわち、撮像素子33は、固定筒30に取り付けられる第3レンズ群35、第4レンズ群40よりも撮像装置1の前面方向に突出して固定筒30に固定される。そして、撮像素子33が第3レンズ群35、第4レンズ群40よりも突出することによって形成される空間(差分空間B)に、プリント配線基板54の一部を配置している。
これらによって、撮像素子33もしくは、固定筒30の突出部30aと像面側光軸Bのレンズ群幅との差分空間A、Bを効率良く用いてさらなる小型・薄型化した撮像装置を提供することができる。
また、表示ユニット11と撮像素子33の間に固定筒30の突出部30bが挟まれて形成されている。このため、熱源となる表示ユニット11と撮像素子33の熱経路を遮断することが可能となり、光学性能の熱による画質劣化防止、また、外装に熱が伝わり撮像装置操作者の不快感抑制の効果も得られる。
(第2の実施の形態)
以下、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
レンズ鏡筒2の構成および繰り出し機構は、第1の実施の形態と同様なのでその説明を省略する。
図7は、レンズ鏡筒2が沈胴位置(収納位置)にある状態を示す要部拡大断面図である。
撮像素子33は、像面側光軸Bに沿って移動可能な第3レンズ群35、第4レンズ群40と比較して撮像装置厚み方向に厚くなっている。
第1の実施の形態と同様に、固定筒30は、第3レンズ群35、第4レンズ群40の背面側だけでなく撮像素子33周りの領域が大きく開口されている。
この固定筒30の開口部30aに表示ユニット11を保持するシャーシ部材55’で蓋をして、固定筒30の剛性を確保している。
シャーシ部材55’は、撮像装置1’の主接地シャ−シであり、電池のマイナス端子と電気的に接続され、様々な回路基板のグランドや金属部品が接続することが可能となっている。
固定筒30の背面の壁を廃止して、表示ユニット11を保持するシャーシ部材55’で覆うことにより、廃止した固定筒30の背面壁の厚み分、撮像装置1’を薄型化することができる。
また、撮像素子33と、像面側光軸Bに沿って移動可能な第3レンズ群35、第4レンズ群40の領域との差分空間Aに表示ユニット11およびシャーシ部材55’を配置している。
シャーシ部材55’は、板金部材で構成されるため、撮像素子33の遮光が困難な場合が生ずる場合がある。
その場合、図中にある撮像素子33の背面側に配置された操作部材の受けているプレート部材13や遮光シート部材14を追加して遮光する。
操作部材の受けているプレート部材13は、操作者の操作力に耐えうる強度を必要とするが表示ユニット11を保持するシャーシ部材55’より板厚を薄くして、撮像装置本体を薄型化することが可能である。
遮光シート部材14は、ポリエステルフィルム等の材料が使用されており、表面はマット加工が施されたシ−トを用いた方が効果が高い。
また、固定筒30の突出部30aとそれ以外の領域との差分空間Aに表示ユニット11およびシャーシ部材55’を配置している。
さらに、撮像素子33の被写体側には、像面側光軸Bのレンズ群幅と撮像素子33の幅の差でできる空間Bに、撮影された被写体像を記録するメモリーカードスロット54aや電子部品が実装されたプリント配線基板54の一部を配置している。メモリーカードスロット54aでなくともプリント配線基板54に実装された電子部品であれば良い。
これらによって、撮像素子33と、像面側光軸Bに沿って移動可能な第3レンズ群35、第4レンズ群40の領域との差分空間A、Bを効率良く用いてさらなる小型・薄型化した撮像装置を提供することができる。
また、表示ユニット11と撮像素子33の間にシャーシ部材55’が挟まれて形成されているため、熱源となる両者の熱経路を遮断することが可能となり、光学性能の熱による画質劣化防止、また、外装に熱が伝わり撮像装置操作者の不快感抑制の効果も得られる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1 撮像装置
2 レンズ鏡筒
11 表示ユニット
13 操作ボタン受けプレ−ト
14 遮光シ−ト
25 プリズム
27 プリズム保持部材
30 固定筒
33 撮像素子
39 ガイド軸
55 シャ−シ部材

Claims (5)

  1. 撮像素子と、
    前記撮像素子が固定されるとともに、レンズ群が移動可能に取り付けられるレンズ鏡筒と、
    前記撮像素子から出力される画像を表示する表示ユニットと、
    前記表示ユニットを保持するシャーシ部材を有する撮像装置であって、
    前記撮像素子は、前記レンズ鏡筒に取り付けられる前記レンズ群よりも前記撮像装置の背面方向に突出して前記レンズ鏡筒に固定され、
    前記撮像素子が前記レンズ群よりも突出することによって形成される空間に、前記シャーシ部材を配置することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記空間に前記表示ユニットを配置することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記レンズ鏡筒には前記レンズ群が露出する開口が形成されるとともに、前記シャーシ部材には前記開口を覆う領域が形成され、前記レンズ鏡筒が前記シャーシ部材に固定されることで、前記領域が前記開口を覆うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 撮像素子と、
    前記撮像素子が固定されるとともに、レンズ群が移動可能に取り付けられるレンズ鏡筒と、
    電子部品が実装される配線基板を有する撮像装置であって、
    前記撮像素子は、前記レンズ鏡筒に取り付けられる前記レンズ群よりも前記撮像装置の前面方向に突出して前記レンズ鏡筒に固定され、
    前記撮像素子が前記レンズ群よりも突出することによって形成される空間に、前記配線基板を配置することを特徴とする撮像装置。
  5. 前記電子部品はメモリーカードスロットであることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
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