JP2012035726A - 三輪車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】旋回性能を向上し、安定して旋回すると共に、簡単な機構で快適な乗り心地の三輪車両を提供する。
【解決手段】車体と、車体前方の前輪と、車体後方の2つの後輪5と、を有する三輪車両において、車体に連結される支持部材22、23、24、25と、支持部材に対して回転可能に連結される軸部33aに設けられた第1リンク部材33、第2リンク部材28a、第3リンク部材、第4リンク部材を有し、支持部材23、24、25に対して回転可能に連結されるリンク機構と、支持部材22に支持される固定部31aと、回転部31bとを有し、回転部31bが固定部31aに対して回転することによりリンク機構を作動するアクチュエータ31と、車体と支持部材22とを連結する振動吸収部材を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】車体と、車体前方の前輪と、車体後方の2つの後輪5と、を有する三輪車両において、車体に連結される支持部材22、23、24、25と、支持部材に対して回転可能に連結される軸部33aに設けられた第1リンク部材33、第2リンク部材28a、第3リンク部材、第4リンク部材を有し、支持部材23、24、25に対して回転可能に連結されるリンク機構と、支持部材22に支持される固定部31aと、回転部31bとを有し、回転部31bが固定部31aに対して回転することによりリンク機構を作動するアクチュエータ31と、車体と支持部材22とを連結する振動吸収部材を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、三輪車両に関し、特に、後二輪の三輪車両に関する。
従来、後二輪の三輪車両において、車両の旋回時に車体を傾斜させ、旋回性能を向上し、安定して旋回するものがあった。(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、構造が複雑で部品点数が多いので、広いスペースが必要な上に、重量が重く、コストが高いものであった。
本発明は、上記課題を解決するものであって、旋回性能を向上し、安定して旋回すると共に、簡単な機構で快適な乗り心地の三輪車両を提供することを目的とする。
そのために本発明は、車体と、前記車体前方の前輪と、前記車体後方の2つの後輪と、を有する三輪車両において、前記車体に連結される支持部材と、前記支持部材に対して回転可能に連結される軸部及び前記軸部と一体に設けられたリンク部を有する第1リンク部材、前記車体に対して回転可能に連結されると共に前記第1リンク部材に平行な第2リンク部材、前記第1リンク部材の前記リンク部の車体幅方向の一方の端部と第2リンク部材の車体幅方向の一方の端部を連結すると共に一方の前記後輪を支持する第3リンク部材及び前記第1リンク部材の前記リンク部の車体幅方向の他方の端部と第2リンク部材の車体幅方向の他方の端部を連結すると共に他方の前記後輪を支持する第4リンク部材を有し、前記支持部材に対して回転可能に連結されるリンク機構と、前記支持部材に支持される固定部と、前記リンク機構に連結される回転部とを有し、前記回転部が前記固定部に対して回転することにより前記リンク機構を作動するアクチュエータと、前記車体と前記支持部材とを連結する振動吸収部材と、を備えることを特徴とする。
また、前記車体と前記支持部材とを前記車体幅方向の軸に対して回転可能に連結する連結部材をさらに備えることを特徴とする。
また、前記振動吸収部材は、空気バネからなることを特徴とする。
また、前記振動吸収部材は、サスペンションからなることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、車体と、前記車体前方の前輪と、前記車体後方の2つの後輪と、を有する三輪車両において、前記車体に連結される支持部材と、前記支持部材に対して回転可能に連結される軸部及び前記軸部と一体に設けられたリンク部を有する第1リンク部材、前記車体に対して回転可能に連結されると共に前記第1リンク部材に平行な第2リンク部材、前記第1リンク部材の前記リンク部の車体幅方向の一方の端部と第2リンク部材の車体幅方向の一方の端部を連結すると共に一方の前記後輪を支持する第3リンク部材及び前記第1リンク部材の前記リンク部の車体幅方向の他方の端部と第2リンク部材の車体幅方向の他方の端部を連結すると共に他方の前記後輪を支持する第4リンク部材を有し、前記支持部材に対して回転可能に連結されるリンク機構と、前記支持部材に支持される固定部と、前記リンク機構に連結される回転部とを有し、前記回転部が前記固定部に対して回転することにより前記リンク機構を作動するアクチュエータと、前記車体と前記支持部材とを連結する振動吸収部材と、を備えるので、旋回性能が向上し、安定して旋回すると共に、簡単な機構で快適な乗り心地の三輪車両を提供することが可能となる。また、部品点数を少なくすることで、スペース及び質量を小さくすると共に、低コスト化が可能となる。さらに、部品同士を連結する部分のガタを低減することが可能となる。
また、請求項2記載の発明によれば、前記車体と前記支持部材とを前記車体幅方向の軸に対して回転可能に連結する連結部材をさらに備えるので、ピッチ方向の振動を的確に吸収することが可能となり、乗り心地がさらに向上する。
また、請求項3記載の発明によれば、前記振動吸収部材は、空気バネからなるので、簡単な機構で快適な乗り心地を提供することが可能となる。
また、請求項4記載の発明によれば、前記振動吸収部材は、サスペンションからなるので、簡単な機構で快適な乗り心地を提供することが可能となる。
以下、本発明の一例としての実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本実施形態の三輪車両1を示す外観図であり、図1は三輪車両の正面図、図2は三輪車両の側面図である。なお、図1の矢印Aの方向を幅方向、図2の矢印Bの方向を前方、その反対を後方とする。
三輪車両1は、車体2の前方にフロントフォーク3を介して前輪4を有し、後方の車体2の幅方向中心線Cを挟んで両側に二つの後輪5R,5Lを有している。車体2の前方には、前輪4を操作するハンドル6を有し、ハンドル6と前輪4を連結する図示しないハンドルポストの前方にはフロントカウル7を設け、後方にはハンドルポストカバー8を設けている。ハンドルポストカバー8の後方には、低床式フロアー9が設けられ、低床式フロアー9の後方にシートカウル10が立ち上がる。シートカウル10には、シート11が置かれる。また、シート11には、背もたれ12が設けられ、背もたれ12から後方に向けて荷台13が延びている。また、低床式フロアー9の下方からは、連結部材21を介して後輪支持部材としての後輪支持フレーム22が低床式フロアー9に連結されている。後輪支持フレーム22は、低床式フロアー9の下方から荷台13の下方に延び、後述するリンク機構Lを介して後輪5を支持している。なお、後輪支持フレーム22は、車体2の進行方向に対して中心部分にフレームを1本設けてもよいし、車体2の幅方向に対して平行にフレームを2本設けてもよい。
次に、後輪5付近の構成について説明する。図3は図1の後輪部分のD−D断面を矢印方向から見た図である。
図3に示すように、支持部材は、後輪支持フレーム22と、後輪支持フレーム22の図2に示した荷台13の前方側から下方に延びる第1支持部材としての第1支持フレーム23と、後輪支持フレーム22の下方で第1支持フレーム23と連結され前後方向に伸びる第2支持部材としての第2支持フレーム24と、後輪支持フレーム22の荷台13の後方側及び第1支持フレーム23の後方から下方に延び第2支持フレーム24と連結される第3支持部材としての第3支持フレーム25と、を有する。なお、第2支持フレーム24及び第3支持フレーム25は一体に形成されてもよい。
後輪支持フレーム22には、アクチュエータ連結部材としての後輪傾斜用のモータ連結部材30によりアクチュエータとしての後輪傾斜用のモータ31のケース等の固定部31aが連結固定されている。後輪傾斜モータ31の回転部31bは、前方で減速機32を介して第1リンク部材としてのシャフト一体リンク部材33に連結される。後輪傾斜モータ31の回転は、減速機32で減速され、シャフト一体リンク部材33に出力される。
次に、本発明にかかる第1実施形態について説明する。図4は第1実施形態の三輪車両の主要部分を示す側面図、図5は第1実施形態の三輪車両の主要部分を示す後方図である。
図4に示すように、車体2は、前方フレーム2a、中央フレーム2b及び後方フレーム2cを有する。前方フレーム2aは、前方でハンドルポスト6aを支持し後方に向かって下方に延びて、中央フレーム2bに連結する。中央フレーム2bは、前方で前方フレーム2a、後方で後方フレーム2cと連結すると共に、シート11を支持するシートフレーム2dを支持する。後方フレーム2cは、前方で中央フレーム2bと連結され、後方に向かって上方に延びて、後輪5の上方に位置し図3に示した荷台13を形成する。シートフレーム2dは、シート11を支持すると共に、バッテリー14等の部品を収納する空間を形成する。
後方フレーム2cと後輪支持フレーム22とは振動吸収部材としての空気バネ51で連結されている。空気バネ51の上端は、後方フレーム2cに連結され、空気バネ51の下端は、後輪支持フレーム22に連結されている。なお、第1実施形態の後輪支持フレーム22を、空気バネ51と図2に示した連結部材21を介して、後方フレーム2cに連結してもよい。
図6は図4の後輪部分を矢印E方向から見た図、図7は第1実施形態の後輪が傾斜した状態を示す図である。
三輪車両1は、図6に示すように、シャフト一体リンク部材33と、第2リンク部材28と、第3リンク部材及び第4リンク部材としての左右のホイールモータブラケット42とで形成されるリンク機構Lを有する。
図3に示したように、シャフト一体リンク部材33は、前方で第1支持フレーム23に第1ベアリング35を介して回転可能に支持され、後輪傾斜モータ31及び減速機32を貫通し、後方で第3支持フレーム25に第2ベアリング36を介して回転可能に支持されていると共に、後方第1リンク部材26に回転可能に連結されている軸部33aを有する。
また、図6に示すように、シャフト一体リンク部材33は、軸部33aと一体に設けられ三輪車両1が直進状態の時に車体幅方向に延びるリンク部33bと、軸部33aの軸方向に対して直交する方向に突出したフランジ部33cとを有する。
軸部33aとリンク部33bとを一体に設けることにより、部品点数を少なくすることができ、低コスト化が可能となる。また、部品点数を少なくすることで、スペース及び質量を小さくすることが可能となる。さらに、部品同士を連結する部分のガタを低減することが可能となる。
なお、軸部33aは、必ずしも図3に示したように後輪傾斜モータ31及び減速機32を貫通する必要はない。この場合、後方第1リンク部材26は、第3支持フレーム25に回転可能に支持されていればよい。
また、シャフト一体リンク部材33と図3に示した後方第1リンク部材26は、それぞれ車両幅方向の一端で第1ホイールモータ41Rを支持する第1車輪支持部材としての第1ホイールモータブラケット42Rの上方と第1連結軸27Rを介して回動可能に連結され、他端で第2ホイールモータ41Lを支持する第2車輪支持部材としての第2ホイールモータブラケット42Lの上方と第2連結軸27Lを介して回動可能に連結されている。
第2リンク部材としての前方第2リンク部材28aは、車両幅方向の中央部分で、第2支持フレーム24の前方側と回動可能に連結されている。また、後方第2リンク部材28bは、第2支持フレーム24の後方側と回動可能に連結されている。
また、前方第2リンク部材28aと後方第2リンク部材28bは、それぞれ車両幅方向の一端側で第1ホイールモータ41Rを支持する第3リンク部材としての第1ホイールモータブラケット42Rの下方と第3連結軸29Rを介して回動可能に連結され、他端側で第2ホイールモータ41Lを支持する第4リンク部材としての第2ホイールモータブラケット42Lの下方と第4連結軸29Lを介して回動可能に連結されている。
図7は、第1実施形態の後輪傾斜モータ31の動力により後輪5が傾斜した状態を示す図である。後輪傾斜モータ31が前方から見て反時計方向に回転したとすると、後輪傾斜モータ31の回転は、図3で示した減速機32で減速され、シャフト一体リンク部材33に伝達され、シャフト一体リンク部材33を反時計方向に回転させる。シャフト一体リンク部材33が反時計方向に回転すると、反作用により第1支持フレーム23がシャフト一体リンク部材33と逆方向に時計方向に回転すると共に、リンク機構Lが作動する。
図7に示すように、リンク機構Lは、シャフト一体リンク部材33及び図示しない後方第1リンク部材26と前方第2リンク部材28a及び図示しない後方第2リンク部材28bが前方から見て反時計方向に回転し、第1ホイールモータブラケット42R及び第2ホイールモータブラケット42Lが時計方向に回転する。そして、後輪5が傾斜する。
また、後輪傾斜モータ31が前方から見て時計方向に回転したとすると、第1ホイールモータブラケット42R及び第2ホイールモータブラケット42Lは、反時計方向に回転し、後輪5が傾斜する。
図8は、第1実施形態の傾斜した状態の車両を後方から見た図である。車両1は、リンク機構Lが作動して、車体2が傾斜した状態となる。リンク機構Lは、ロール方向の外乱を吸収することが可能である。また、この状態で路面の凹凸等によって車輪5にピッチ方向の衝撃が入力した場合には、空気バネ51が衝撃を吸収する。
したがって、リンク機構Lにより、ロール方向の外乱を吸収し、旋回性能が向上し、安定して旋回すると共に、搭乗者側の後方フレーム2cと後輪側の後輪支持フレーム22との間に空気バネ51を設置することで、搭乗者側の振動を低減し、乗り心地を向上することが可能となる。
なお、本実施形態では、振動吸収部材として空気バネ51を適用したが、磁石の反発力や吸引力を活用した磁気バネ式の振動吸収部材としてもよい。また、金属バネやゴム等からなる振動吸収部材でもよい。
次に、本発明にかかる第2実施形態について説明する。図9は第2実施形態の三輪車両の主要部分を示す側面図、図10は第2実施形態の三輪車両の主要部分を示す後方図、図11は図9の後輪部分を矢印F方向から見た図である。
図9に示すように、車体2は、前方フレーム2a、中央フレーム2b及び後方フレーム2cを有する。前方フレーム2aは、前方でハンドルポスト6aを支持し後方に向かって下方に延びて、中央フレーム2bに連結する。中央フレーム2bは、前方で前方フレーム2a、後方で後方フレーム2cと連結すると共に、シート11を支持するシートフレーム2dを支持する。後方フレーム2cは、前方で中央フレーム2bと連結され、後方に向かって上方に延びて、後輪5の上方に位置し図3に示した荷台13を形成する。シートフレーム2dは、シート11を支持すると共に、バッテリー14等の部品を収納する空間を形成する。
第2実施形態では、後輪支持フレーム22の前端が中央フレーム2bに車両幅方向の軸に対して回転可能に連結されている。また、シートフレーム2dと後輪支持フレーム22とは振動吸収部材としてのサスペンション52で連結されている。サスペンション52は、コイルバネと減衰器からなる一般的なものでよい。サスペンション52の上端は、シートフレーム2dに連結され、サスペンション52の下端は、後輪支持フレーム22に連結されている。なお、サスペンション52の上端は、搭乗者側の車体2であればどこに連結してもよく、中央フレーム2bや後方フレーム2cに連結してもよい。
三輪車両1は、図6に示したものと同様に、第1リンク部材としてのシャフト一体リンク部材33と、第2リンク部材28と、第3リンク部材及び第4リンク部材としての左右のホイールモータブラケット42とで形成されるリンク機構Lを有する。そして、リンク機構Lは、図7に示したように作動する。
図12は第2実施形態の後輪が傾斜した状態を示す図、図13は第2実施形態の傾斜した状態の車両を後方から見た図である。車両1は、リンク機構Lが作動して、車体2が傾斜した状態となる。リンク機構Lは、ロール方向の外乱を吸収することが可能である。また、この状態で路面の凹凸等によって車輪5にピッチ方向の衝撃が入力した場合には、サスペンション52が衝撃を吸収する。
したがって、リンク機構Lにより、ロール方向の外乱を吸収し、旋回性能が向上し、安定して旋回すると共に、搭乗者側のシートフレーム2dと後輪側の後輪支持フレーム22との間にサスペンション52を設置することで、搭乗者側の振動を低減し、乗り心地を向上することが可能となる。
このように本実施形態によれば、車体2と、車体前方の前輪4と、車体後方の2つの後輪5と、を有する三輪車両1において、車体2に連結される支持部材22と、支持部材23,24,25に対して回転可能に支持されると共に後輪5を支持するリンク機構Lと、支持部材22に支持される固定部31aと、リンク機構Lに連結される回転部31bとを有し、回転部31bが固定部31aに対して回転することによりリンク機構Lを作動するアクチュエータ31と、を備え、リンク機構Lは、支持部材23,24,25に対して回転可能に連結される軸部33a及び軸部33aと一体に設けられたリンク部33bを有する第1リンク部材33と、支持部材23,24,25に対して回転可能に連結されると共に第1リンク部材33に平行な第2リンク部材28と、第1リンク部材33のリンク部33bの車体幅方向の一方の端部と第2リンク部材28の車体幅方向の一方の端部を連結すると共に一方の後輪5Rを支持する第3リンク部材42Rと、第1リンク部材33のリンク部33bの車体幅方向の他方の端部と第2リンク部材28の車体幅方向の他方の端部を連結すると共に他方の後輪5Lを支持する第4リンク部材42Lと、を有するので、特に第1リンク部材の軸部とリンク部とを一体に設けることにより部品点数を少なくすることができ、低コスト化が可能となる。また、部品点数を少なくすることで、スペース及び質量を小さくすることが可能となる。さらに、部品同士を連結する部分のガタを低減することが可能となる。したがって、旋回性能が向上し、安定して旋回すると共に、簡単な機構で快適な乗り心地の三輪車両を提供することが可能となる。
また、車体2と支持部材22とを車体幅方向の軸に対して回転可能に連結する連結部材21をさらに備えるので、ピッチ方向の振動を的確に吸収することが可能となり、乗り心地がさらに向上する。
また、振動吸収部材51は、空気バネ51からなるので、簡単な機構で快適な乗り心地を提供することが可能となる。
また、振動吸収部材52は、サスペンション52からなるので、簡単な機構で快適な乗り心地を提供することが可能となる。
1…三輪車両、2…車体、4…前輪、5…後輪、6…ハンドル、22…後輪支持フレーム(支持部材)、23…第1支持フレーム(支持部材)、24…第2支持フレーム(支持部材)、25…第3支持フレーム(支持部材)、28a…前方第2リンク部材(第2リンク部材)、31…後輪傾斜モータ(アクチュエータ)、32…減速機、33…シャフト一体リンク部材(第1リンク部材)、41…ホイールモータ、42R…第1ホイールモータブラケット(第3リンク部材)、42L…第2ホイールモータブラケット(第4リンク部材)、L…リンク機構、51…空気バネ(振動吸収部材)、52…サスペンション(振動吸収部材)
Claims (4)
- 車体と、
前記車体前方の前輪と、
前記車体後方の2つの後輪と、
を有する三輪車両において、
前記車体に連結される支持部材と、
前記支持部材に対して回転可能に連結される軸部及び前記軸部と一体に設けられたリンク部を有する第1リンク部材、前記車体に対して回転可能に連結されると共に前記第1リンク部材に平行な第2リンク部材、前記第1リンク部材の前記リンク部の車体幅方向の一方の端部と第2リンク部材の車体幅方向の一方の端部を連結すると共に一方の前記後輪を支持する第3リンク部材及び前記第1リンク部材の前記リンク部の車体幅方向の他方の端部と第2リンク部材の車体幅方向の他方の端部を連結すると共に他方の前記後輪を支持する第4リンク部材を有し、前記支持部材に対して回転可能に連結されるリンク機構と、
前記支持部材に支持される固定部と、前記リンク機構に連結される回転部とを有し、前記回転部が前記固定部に対して回転することにより前記リンク機構を作動するアクチュエータと、
前記車体と前記支持部材とを連結する振動吸収部材と、
を備えることを特徴とする三輪車両。 - 前記車体と前記支持部材とを前記車体幅方向の軸に対して回転可能に連結する連結部材をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の三輪車両。 - 前記振動吸収部材は、空気バネからなる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の三輪車両。 - 前記振動吸収部材は、サスペンションからなる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の三輪車両。
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JP2010177087A Pending JP2012035726A (ja) | 2010-08-06 | 2010-08-06 | 三輪車両 |
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- 2010-08-06 JP JP2010177087A patent/JP2012035726A/ja active Pending
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