JP2012034981A

JP2012034981A - 衣類の天日乾燥機

Info

Publication number: JP2012034981A
Application number: JP2010180075A
Authority: JP
Inventors: Naonori Hoshino; 直則星野
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2010-08-11
Filing date: 2010-08-11
Publication date: 2012-02-23

Abstract

【課題】従来の技術での天日による衣類の乾燥は、竿、ハンガー、又は手すり等に衣類をかけたり吊り下げて行っていた。しかし、薄物が多い下着類、中でも乳幼児の衣類は小物の数が多く、竿、ハンガー又は手すり等にかけたり吊り下げたりするのに時間が掛り、干す作業が面倒であった。又、下着を
衆目に晒す事になり、特に女性にとっては精神衛生上の負担がおおきかった。本発明は上記のような欠点を解消することを課題とする。
【解決手段】衣類の投入又は取り出しをする開閉自在の蓋つきの開口部２を有する立体形状の閉塞型ネットケース１であって、ネットケース１の側壁が凹凸形状となっており、回転軸８を中心に回転可能な構成となっている衣類の天日乾燥機。
【選択図】図１

Description

本発明は、洗濯して濡れている衣類を天日により乾燥させる乾燥機に関する。

従来の天日による衣類乾燥は、竿、ハンガー又は手すり等に衣類をかけたり吊り下げて行っていた。

しかし、薄物が多い下着類、中でも乳幼児の衣類は小物の数が多く、竿、ハンガー又は手すり等にかけたり吊り下げたりするのに時間が掛かり、干す作業が面倒であった。又下着を衆目に晒す事になり、特に女性にとっては精神衛生上の負担が大きかった。

本発明は、従来の手段が有していた上記のような欠点、すなわち、衣類を吊下する時間が長い、面倒な作業である、下着を衆目に晒す事による精神衛生上の負担が多い等の欠点を解消することを課題とする。

この発明が提供する衣類の天日乾燥機は次の（１）、（２）及び（３）に記載のものである。

（１）衣類の投入又は取り出しをする開閉自在の蓋つきの開口部を有する、立体形状の閉塞型ネットケースであって、ネットケースの側壁が凹凸形状となっており、回転軸を中心に回転可能な構成となっている衣類の天日乾燥機。（以下、第1の天日乾燥機という。）

（２）（１）に記載の回転軸が偏芯軸である衣類の天日乾燥機。（以下、第2の天日乾燥機という。）

（３）（１）及び（２）のネットケースを構成する材質が、金属又は合成樹脂である衣類の天日乾燥機。（以下、第3の天日乾燥機という。）

従来の衣類の天日乾燥は、洗濯した衣類を竿、ハンガー又は手すり等に吊下することによって行っていた。しかし作業に時間が掛かり、作業が繊細で面倒であり、下着を衆目に晒す事による精神衛生上の負担が大きかった。
本発明はこれ等の欠点を解消することが出来る。

実施例1の斜視図図1のＹ部分の拡大斜視図実施例２の斜視図図３のZ部分の拡大斜視図

実施の形態を実施例１〜３によって図面を参照しながら説明する。
（実施例１）
実施例１は第1の天日乾燥機の実施例である。
図１は実施例１の斜視図である。
図２はネットケース１の部分拡大図である。
以下、図１〜２を参照しながら実施例１の構成を説明する。

１は側壁が凹凸形状となっている立体形状の閉塞型ネットケースであって、側壁は線材で形成されている。ネットケース１の大きさは縦約６０ｃｍ、巾約３５ｃｍ、奥行き約６０ｃｍの閉塞型立方体である。ネットケース１は衣類の投入又は取り出しをする開口部２を有しており、開口部２は縦約３５ｃｍ、横約３０ｃｍで横の一辺部に止め具３を、他辺部に蝶番４を有しており開閉自在としている・

図1のY部分はネットケー−ス１を構成する網状の壁面を表示している。
図２は上記壁面の線材の拡大図である。
横線材１０と縦線材１１は格子状に組まれ、交差部は溶接部１２となっている。横線材10は凸形に折り曲げられ内側に突出している。上記網状のメッシュの大きさは一辺が約４ｃｍである。

８は回転軸であり上記ネットケース１の中心部を貫通する構成となっている。
回転軸８の両端部には軸受６と軸受７が設けられており、2つの軸受は支持体９に保持されている。

回転軸８にはハンドル５が取り付けられており、ハンドル５を回すことで上記ネットケース１が回転しネットケース１内に投入された衣類を攪拌し衣類に複雑な挙動を起こし、衣類に天日を吸収させ乾燥させる。

（実施例２）
実施例２は第２の天日乾燥機の実施例である。
図３は実施例２の斜視図である。
以下、図３を参照しながら実施例２の構成を説明する。

ネットケース１４は直方立方体であり、衣類の投入取出しをする開閉自在の開口部１５を備えている。・
回転軸はネットケース１４の相対するコーナーを貫通する偏芯軸１３で構成されている。
その他の構成は図1の天日乾燥機と実質的に同じである。

（実施例３）
実施例３は第３の天日乾燥機の実施例である。
この実施例３は実施例１又は２におけるネットケースが合成樹脂製である。この実施例のネットケースの側壁は、図4に示すように、ネットケースの内面に舌片状の凸部１７が出るように配置されている。その他の構成は実施例１及び２と実質的に同じである。

尚、実施例１、２及び３に於いて、ネットケースの回転のためには電動モーターや風車を使用してもよい。又、回転軸を保持する支持体を、ベランダの手すりに取り付ける構成にしてもよい。又、ネットケースの形状を円形球状、フットボール球状、円柱状、円錐状、立方錘状等にすることもできる。

１ネットケース
２開口部
３止め具
４蝶番
５ハンドル
６軸受け
７軸受け
８回転軸
９支持台
１０横線材
１１縦線材
１２溶接部
１３偏芯軸
１４ネットケース
１５開口部
１６合成樹脂製ネット
１７舌片状の凸部
Y ネットケースの部分（線材製）
Z ネットケースの部分（合成樹脂製）

Claims

衣類の投入又は取り出しをする開閉自在の開口部を有する、立体形状の閉塞型ネットケースであって、ネットケースの側壁が凹凸形状となっており、回転軸を中心に回転可能な構成となっていることを特徴とする衣類の天日乾燥機。
前記回転軸が偏芯軸であることを特徴とする請求項１記載の衣類の天日乾燥機。
前記ネットケースが金属製又は合成樹脂製であることを特徴とする請求項１又は２記載の衣類の天日乾燥機。